JP2512855Y2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2512855Y2
JP2512855Y2 JP1990079354U JP7935490U JP2512855Y2 JP 2512855 Y2 JP2512855 Y2 JP 2512855Y2 JP 1990079354 U JP1990079354 U JP 1990079354U JP 7935490 U JP7935490 U JP 7935490U JP 2512855 Y2 JP2512855 Y2 JP 2512855Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、受け入れた打球が流下する流下径路を備え
たパチンコ機の入賞装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、パチンコ機の遊技盤に設けられる入賞装置、特
に中央部分に設けられる、いわゆるセンター役物と言わ
れる入賞装置においては、受け入れた打球を即座に遊技
盤の裏側に誘導することなく、遊技者に視認できる流下
径路に沿って流下させ、受け入れた打球の行方を比較的
長い時間遊技者に追尾させて遊技の興趣を盛り上げる入
賞装置が多く市場に提供されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、一般的にパチンコ遊技を行う遊技者が常時中
央部分の入賞装置を凝視しているわけではなく、遊技者
の知らないうちに打球が所定の流下径路を通過してしま
い、ある特別の遊技状態になってしまうことがあった。
このような場合、遊技者としては、その特別な遊技状態
がどのように発生したか理解できず、後々の遊技戦略を
立てる上で不利になるという問題があった。
本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、遊技者が入賞装置を凝視してい
ない場合でも、受け入れた打球の流下径路が容易に分か
るようにしたパチンコ機の入賞装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本考案においては、 受け入れた打球が流下する流下径路を備えたパチンコ
機の入賞装置において、 前記流下径路のうち遊技者に視認可能なように透明カ
バーで覆われ且つ入賞に関係しない流下径路の途中に該
流下径路を流下する打球が衝突し得る装飾部材を配置
し、その装飾部材を弾性のある振動部材に固定したこと
を特徴とするものである。
[作用] 入賞装置に受け入れられた打球が流下径路を流下する
際に、流下径路の途中に設けられた装飾部材に衝突す
る。そして、装飾部材が弾性のある振動部材によって固
定されているので、装飾部材が打球の衝突によってしば
らくの間振動する。このため、遊技者が入賞装置を凝視
していない間に打球が流下して通過した後にも、装飾部
材が振動しているので、打球が通過したことが分かり、
これに基づいて発生した遊技状態を即座に理解すること
ができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本考案の実施例について説明
する。
まず、第3図を参照して、実施例に係る入賞装置20が
設けられるパチンコ機の遊技盤1の全体の構成について
説明する。第3図において、遊技盤1には、周知のよう
に、打球を誘導する誘導レール2がほぼ円状に植立さ
れ、その誘導レール2に囲まれた範囲が打球が落下する
遊技領域3を構成している。
遊技領域3のほぼ中央には、本実施例の要部を構成す
る入賞装置20が配置され、その入賞装置20の下方に3つ
の始動入賞口4a〜4cが水平方向に併設されている。ま
た、入賞装置20と中央の始動入賞口4aとの間には、入賞
装置20の後述する誘導溝46から落下する打球が通過する
通過口5が配置されている。また、遊技領域3には、上
記した部品以外に入賞口6a,6b、7a,7b、8a,8b、ランプ
付風車9a,9b、風車10a〜10d、大当りランプ11a,11bがそ
れぞれ垂直方向のセンターラインに対して左右対称の位
置に配置されている。また、遊技領域3の最下方には、
上記した入賞口や入賞装置に入賞しなかった打球が取入
れられるアウト口12が設けられている。
ところで、遊技領域3のほぼ中央に設けられる入賞装
置20は、第1図及び第2図に示すように、遊技盤1の表
面に取付けられる取付基板21を有し、その取付基板21の
最上部に通常の入賞口22が形成されている。この入賞口
22に入賞した打球は、遊技盤1の裏面に誘導されて通常
の入賞玉として処理される。また、入賞口22の下方に
は、長方形状の打球入口23が開設されると共に打球入口
23の下縁に沿って誘導突片24が突設されている。このた
め、遊技領域3の左右側方から飛来した打球が誘導突片
24に受け止られて打球入口23に取込まれるようになって
いる。打球入口23に取込まれた打球は、後述するように
連絡通路37を介して入賞装置20の下方に配置される打球
出口35から再度遊技盤1の前面側に排出されるようにな
っている。
上記した誘導突片24は、下方を除いてほぼ長方形状に
突設されるものであり、誘導突片24に囲まれるようにド
ット・マトリックス・ディスプレイ25が設けられてい
る。このドット・マトリックス・ディスプレイ25には、
複数の図柄(例えば、3つ)が変動表示可能に表示され
るようになっている。すなわち、前記始動入賞口4a〜4c
のいずれかに打球が入賞すると、ドット・マトリックス
・ディスプレイ25に表示される多数の図柄がスクロール
表示(スクロール速度は、遊技者に図柄が認識できない
速度)され、一定時間(例えば、5秒)経過後にスクロ
ール表示が停止されて3つの図柄が停止表示される。停
止表示された図柄の組合せが予め定められた大当り図柄
の組合せであるときに、大当り状態となる。
大当り状態になると、取付基板21のほぼ中央左右に軸
支される開閉部材26a,26bが一定時間(例えば、25秒)
開放される。ただし、その開放中に開閉部材26a,26bに
受け入れられた入賞玉が10個となった場合には、一定時
間が経過する前であっても開閉部材26a,26bは、閉じら
れる。なお、開閉部材26a,26bは、リンク部材27a,27b
(ただし、27aは、図示しない)を介してソレノイド28
a,28b(ただし、28aは、図示しない)に連結され、ソレ
ノイド28a,28bが励磁したときに開閉部材26a,26bが開放
されるようになっている。
開閉部材26a,26bに受け入れられた打球は、取付基板2
1のほぼ中央に形成された入賞空間29を後方に向って転
動する。入賞空間29の後方は、入賞した打球が下方に向
って落下する落下口が3つ形成され、その中央がV入賞
口30とされる。V入賞口30には、Vスイッチ31が臨み、
V入賞口30に入賞した打球を検出するようになってい
る。Vスイッチ30がONすると、前記した開閉部材26a,26
bの一定時間の開放状態が繰り返されるようになってい
る。つまり、大当り状態となった場合には、開閉部材26
a,26bの一定時間の開放状態が繰り返し行われるので、
短時間に多量の入賞玉が発生することになる。ただし、
上記した繰り返し回数は、V入賞口30への打球の入賞を
条件として、最高10回に設定されている。また、開閉部
材26a,26bに受け入れられた打球の数を計数するため
に、Vスイッチ31の下方には、10カウントスイッチ32が
配置されている。この10カウントスイッチ32は、入賞空
間29に導かれた入賞玉であってV入賞口30に入賞した入
賞玉だけでなく、V入賞口30の左右に形成される落下口
(図示しない)を落下する入賞玉をも検出できる位置に
配置されるものである。そして、10カウントスイッチ32
を通過した入賞玉は、出口33から遊技盤1の裏面に沿っ
て流下して入賞玉として処理される。
また、取付基板21のほぼ中央であって前記入賞空間29
の前方下縁には、囲い枠34が突設され、その囲い枠34の
上辺によって開閉部材26a,26bで受け入れられた入賞玉
が前記入賞空間29に導かれるようになっている。囲い枠
34の下方の取付基板21は、後方に向って凹状に形成され
ると共に、凹状の後面壁のほぼ中央上部には、打球出口
35が開設されている。この打球出口35からは、前記打球
入口23に入った打球が排出されるものであるが、その構
造は、前記打球入口23の後端側方に形成された排出口36
と打球出口35の後端側方に形成された受け入れ口38とを
遊技盤1の裏面に配置される連絡通路37によって連結さ
れるものである。これにより、打球入口23に入った打球
を打球出口35から排出するようになっている。
打球出口35の下縁には、誘導突片39が前方に向かって
突設されている。この誘導突片39は、打球出口35から排
出された打球を前方に向って誘導するものである。誘導
突片39の前方には、装飾部材40が配置されている。装飾
部材40は、誘導突片39の下方にビスで固着されるバネ性
の振動部材41の先端に取付けられており、誘導突片39の
上面を流下してきた打球が装飾部材40に衝突した際に、
振動部材41の弾性力により比較的長い時間装飾部材40を
振動させるようになっている。なお、装飾部材40は、正
面から見た場合に、子供怪獣の顔のキャラクターが描か
れており、子供怪獣の体の部分は、下部装飾部材42とし
て取付基板21の下部前面の凹部に接着されている。
ところで、装飾部材40の前方は、内部を透視できる透
明な材質で形成された透明カバー43で覆われている。こ
の透明カバー43は、前記誘導突片39を流下してきた打球
が装飾部材40に衝突した後に、下方に落下させるように
するものであり、その裏面下部両サイドに打球を次に説
明する落下口45方向に導く誘導突起44a,44bが形成され
ている。また、透明カバー43の下部後端寄りには、落下
口45が形成されており、装飾部材40を振動させた打球を
下方に向けて排出するようになっている。落下口45から
落下した打球は、凹状に形成された取付基板21の底面に
到達して前方に向って再度遊技領域3に放出されるが、
取付基板21の底面の中央には、断面V字状の誘導溝46が
前方に向って開放形成されているため、誘導溝46に落下
した打球は、前記通過口5に誘導される可能性が高くな
るようになっている。
入賞装置20には、上記した構成以外に、大当り状態時
又はドット・マトリックス・ディスプレイ25の変動表示
時に前記始動入賞口4a〜4cに入賞した打球を記憶した旨
を報知する始動記憶ランプ47(ドット・マトリックス・
ディスプレイ25の下方に位置する)と、入賞装置20に設
けられるランプやスイッチ31、32やソレノイド28a,28b
等の電気的部品から延びる配線を中継する端子基板48
(入賞装置20の後方部に配置される)を有している。
以上のように構成される入賞装置20においては、入賞
装置20の打球入口23に受け入れられた打球が連絡通路37
を介して打球出口35から排出されて再度遊技者に視認で
きる流下径路を流下する際に、流下径路の途中に設けら
れた装飾部材40に衝突する。そして、装飾部材40が弾性
のある振動部材41によって固定されているので、装飾部
材40が打球の衝突によってしばらくの間振動する。この
ため、遊技者が入賞装置20を凝視していない間に打球が
流下して通過した後にも装飾部材40が振動しているの
で、打球が通過したことが分かり、これに基づいて発生
した遊技状態、例えば、本実施例においては、誘導溝46
から通過口5を通過して始動入賞口4aに入賞したことに
基づいてドット・マトリックス・ディスプレイ25が変動
表示する原因となった遊技状態を即座に理解することが
できる。つまり、遊技者にとっては、少なくとも中央の
始動入賞口4aに入賞したことに基づいてドット・マトリ
ックス・ディスプレイ25が変動表示されていることが容
易に理解できる。
上記した実施例においては、装飾部材40を振動させた
後の打球が再度遊技領域3に放出されるものを示した
が、そのまま遊技盤1の裏面に誘導されて入賞玉として
処理されるものでも良い。また、装飾部材40を振動させ
る振動部材41も弾性のある材料で形成されていれば、ど
のようなもので構成されていてもよい。更に、入賞装置
20も実施例のものに限定されるものではなく、少なくと
も受け入れた打球が流下する流下径路であって遊技者に
視認可能な流下径路を備えた入賞装置であればどのよう
な種類の入賞装置であってもよい。
[考案の効果] 以上、説明したところから明らかなように、本考案に
係る入賞装置は、入賞装置に受け入れられた打球が流下
径路の途中に弾性のある振動部材によって固定されてい
る装飾部材を設けたので、装飾部材が打球の衝突によっ
てしばらくの間振動するため、遊技者が入賞装置を凝視
していない間に打球が流下して通過した後にも、打球が
通過したことが分かり、これに基づいて発生した遊技状
態を即座に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る入賞装置の正面図、第2図は、
同入賞装置の遊技盤に取付けた状態での垂直方向切断断
面図、第3図は、同入賞装置を取付けた状態でのパチン
コ機の遊技盤の正面図である。 20……入賞装置、40……装飾部材 41……振動部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け入れた打球が流下する流下径路を備え
    たパチンコ機の入賞装置において、 前記流下径路のうち遊技者に視認可能なように透明カバ
    ーで覆われ且つ入賞に関係しない流下径路の途中に該流
    下径路を流下する打球が衝突し得る装飾部材を配置し、
    その装飾部材を弾性のある振動部材に固定したことを特
    徴とするパチンコ機の入賞装置。
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