JP4211086B2 - パチンコ遊戯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ遊戯機に係り、特に受け入れたパチンコ玉の流れに大きな変化を与え、そのパチンコ玉の入賞装置内での振る舞いに面白みのある変化を与えたパチンコ遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ遊戯装置は、通過ゲート、始動入賞口、大入賞口、一般入賞口及び入賞装置等の盤面構成部品を遊戯盤の表面に装着してなるものとして知られている。
【0003】
このようなパチンコ遊戯装置では、パチンコ球が当該入賞装置の玉受入口から入ったときに、その進入したときの各種の条件に応じて板体(クルーン)上を変動し、その変動結果によりパチンコ玉が始動入賞口に導かれたり、導かれなくなったりしている。
【0004】
したがって、パチンコ遊戯装置で遊戯する遊戯者は、この入賞装置に入ったパチンコ玉の行方が予測できないという面白さは楽しむことができる。しかしながら、パチンコ玉は入賞装置内を単に転動するのみでパチンコ玉の動きは変化の乏しいものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように上述した従来の入賞装置は、玉受入口(ワープゾーン入口)から入ったパチンコ玉を板体(クルーン)上に導き、そのパチンコ玉の各種の条件、例えば打ち出された初速や、通過してきた通路の条件、ワープゾーン入口からの進入角度や速度等に応じてクルーン上を転動し、所定の条件を満足するパチンコ玉のみが始動入賞口に導かれるようにしていたため、遊戯者は入賞装置内でのパチンコ玉の振る舞いに興味を持たず、その結果、パチンコ遊戯装置全体として面白みが欠けるものとなっていた。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みて、入賞装置内でのパチンコ玉の振る舞いを楽しむことができるパチンコ遊戯装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、始動入賞口及び入賞装置を含む盤面構成部品を遊戯盤の表面に装着してなるパチンコ遊戯装置において、前記入賞装置は、パチンコ玉が通過する通路を形成する通路形成部品と、これら通路形成部品を所定の通路形成パターン信号で駆動制御する駆動手段とを備え、前記通路形成部品は、昇降動自在に配設されたそれぞれ異なる形状を有する複数種の立体からなり、これら立体を前記通路形成パターン信号によって異なる組合せパターンで昇降動させることにより、遊技者に有利な領域への前記パチンコ玉の移動し易さが段階的に異なる3種類以上の通路を形成できることを特徴とする。
【0008】
したがって、この発明では、通路形成パターン信号により、通路形成部品が複数種の通路を形成するので、パチンコ玉が始動入賞口に導かれるが否かが明確に分かり、入賞装置内でのパチンコ玉の振る舞いに興味が湧くことになる。
【0020】
また本発明は、入賞装置を含む盤面構成部品を遊戯盤の表面に装着してなるパチンコ遊戯装置において、前記入賞装置は、所定の位置に配置された穴を有する皿状のクルーンと、前記穴に入ったパチンコ玉を検出するセンサーと、当該クルーンの下部に配置され、パチンコ玉が通過する通路を形成する通路形成部品と、これら通路形成部品を所定の通路形成パターン信号で駆動制御する駆動手段と、前記センサーからの信号を基づいて、前記穴に所定の配列でパチンコ玉が落下したときに、当該配列に応じた通路形成パターン信号を形成して前記駆動手段に与える制御手段とを備え、前記通路形成部品は、固定された固定釘列と、複数種の所定形状に組み合わせて昇降動自在に配設してなる移動釘列とを備え、これら移動釘列を所定の通路形成パターン信号によって異なるパターンで昇降動させるとともに、固定釘列と組み合わせることにより遊技者に有利な領域への前記パチンコ玉の移動し易さが段階的に異なる複数種の通路を形成し、前記穴に入ったパチンコ玉が即時に前記通路形成部品に導かれるとともに、前記通路形成部品により形成された通路に沿って流下することを特徴とする。
【0021】
したがって、この発明では、パチンコ玉受入口から入ったパチンコ玉がクルーン上を転動し当該クルーンの穴に所定の列で入れば、通路形成部品によって所定の通路を形成させて確実にパチンコ玉を始動入賞口に導き、これ以外ではパチンコ玉の転動を制限するので、面白みのあるパチンコ遊戯装置を提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】
<第1の実施の形態>
図1ないし図11は本発明の第1の実施の形態を説明するための図である。ここで、図1は、本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊戯装置の概略を示す斜視図である。図2は、同第1の実施の形態を示す斜視図である。図3は、同第1の実施の形態の通路部を拡大して示す斜視図である。
【0027】
これらの図において、パチンコ遊戯装置1は、遊戯盤2、ガラス面3及び側板4等で立方体形状に構成されており、ガラス面3の下側中央にパチンコ玉貯留皿5、この皿5の下画側に出玉受皿6、この出玉受皿6の右側に打球発射装置のノブ7を備えた構造をしている。
【0028】
このパチンコ遊戯装置1の遊戯盤2の表面には、各種の形状に配列した釘列8,8…と、一般入賞口9,9…と、入賞装置10と、始動入賞口11とが装着されている。
【0029】
前記入賞装置10は、パチンコ遊戯装置1のほぼ中央部に配置されている。この入賞装置10は、図2に示すように、複数種の通路12を形成する通路形成部品13を設けた盤面SGを備えており、これら通路形成部品13を所定の通路形パターン信号で駆動して昇降動させることにより、複数種の通路12を形成している。
【0030】
この実施の形態では、前記通路形成部品13は、第1の立体13aと、その両脇に配置された三角形状の第2の立体13b,13bと、さらにそれら両脇に配置された円弧状の第3の立体13c,13cとを備え、次のように構成されている。すなわち、第1の立体13aは図2及び図3に示すような形状をしており、昇降動自在に配置されている。前記第2の立体13b,13bは、図2及び図3に示すような略三角形状をしており、昇降動自在に配設されている。また、第3の立体13c,13cは、図2及び図3に示すような略円弧状をしており、昇降動自在に配設されている。
【0031】
また、これら立体13a,13b,13cは各々駆動手段14a,14b,14cに機械的に連結されている。これら立体13a,13b,13cは、前記各駆動手段14a,14b,14cに通路形パターン信号が供給されることにより、昇降動させられるようになっている。
【0032】
また、入賞装置10の盤面SGには、玉受入口20から進入してきたパチンコ玉PTを通路12に導く通路21が円弧状に形成されている。
【0033】
図4は、同第1の実施の形態の制御系を示すブロック図である。この図において、前記駆動手段14a,14b,14cは、制御手段15に電気的に接続されている。制御手段15には、遊戯盤2に設けた各種センサー16,16,…が電気的に接続されている。また、制御手段15には、駆動手段14a,14b,14cの動きを検出するセンサー16f,16R,17f,17r、18f,18rが電気的に接続されている。センサー16f,16rは、例えば磁気センサーで構成すればよく、この駆動手段14aの軸に永久磁石Mを固定し、永久磁石Mとセンサー16f,16rとの位置によって第1の立体13aの上昇位置、下降位置を検出するものである。なお、センサー17f,17r及び18f,18rも、駆動手段14b及び14cの永久磁石Mの位置に応じて第2及び第3の立体13b及び13cの上昇位置、下降位置を検出するものである。
【0034】
また、制御手段15は、各種演算処理を行うCPUと、作業用のメモリ領域を提供するRAMと、当該パチンコ遊戯装置を動作させるプログラムを記憶しているROMと、各種外部機器との信号のやりとりを行う入出力ポートとを備えたコンピュータ装置によって構成すればよい。
【0035】
このような入賞装置10を備えたパチンコ遊戯装置の作用を説明する。ここで、図5は、同第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。図6ないし図11は、各種通路が形成された状態を説明するための図である。
【0036】
パチンコ遊戯装置1の電源が投入されると、まず、駆動手段14a,14b,14cは初期位置、すなわち全て下降した位置に移動させられるとともに、制御手段15は初期状態になる。
【0037】
ついで、制御手段15は、一定時間毎に、図5に示すフローチャートを処理する。なお、制御手段15は、この図5のフローチャートを処理していなときとには、パチンコ遊戯装置1の他の処理プログラムを実行している。
【0038】
そして、制御手段15は、図5のフローチャートを実行すると、まず、パチンコ遊戯装置1の条件をセンサー16,…等からの検出信号を基に取り込む(S101)。そして、制御手段15は、この条件を基に所定の演算式をもって演算処理を実行する(S102)。その演算結果は、この実施の形態の場合には、6種類のパターンの何れかになるようになっている。
【0039】
ついで、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンAであると判定したときには(S103;YES)、第1の立体13aのみを上昇させて他の立体13b,13cは下降させる通路形成パターン信号Saを駆動手段14a,14b,14cに出力し(S104)、フローを抜ける。これにより、各駆動手段14a〜14cはそれぞれ駆動されることになり、第1の立体13aを上昇させ、他の立体13b,13cを下降させる。なお、第1の立体13aが上昇したか否か及び第2、第3の立体13b,13cが下降しているか否かは、制御手段15がセンサー16f及びセンサー17r,18rからの検出信号により確認することができる。これにより、図6に示すように、第1の立体13aのみが上昇し、第2、第3の立体3b,13cが下降して通路形成パターンAによる通路12aが形成されることになる。
【0040】
そして、玉受入口20から入ったパチンコ玉PTは、通路21を通って上述したように形成された通路12aを通って下の遊戯盤2の釘列8,8…に導かれる。なお、以下では、通路12の形成過程のみ説明し、パチンコ玉の動きについての説明は、始動入賞口11に導かれる場合以外は省略する。
【0041】
次に、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンBであると判定したときには(S105;YES)、第2の立体13b,13bのみを上昇させ他の立体13a,13cは下降させる通路形成パターン信号Sbを駆動手段14a〜14cに出力し(S106)、フローを抜ける。これにより、駆動手段14bは、第2の立体13b,13bを上昇させ、また、駆動手段14a,14cは他の第1の立体13a、第3の立体13c,13cを下降させる。なお、第2の立体13bが上昇したか否か及び第1、第3の立体13a,13cが下降しているか否かは、制御手段15がセンサー17f及びセンサー16r、18rからの検出信号により確認することができる。これにより、図7に示すように、第2の立体13bのみが上昇し、第1、第2の立体3a,13cが下降した通路形成パターンBによる通路12bが形成されることになる。
【0042】
さらに、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンCであると判定したときには(S107;YES)、第3の立体13c,13cのみを上昇させ他の立体13a,13bを下降させる通路形成パターン信号Scを駆動手段14a〜14cに出力し(S108)、フローを抜ける。これにより、駆動手段14cは、第3の立体13c,13cを上昇させ、他の立体13a,13cは下降させる。なお、立体13cが上昇したか否か及び他の立体13a,13bが下降しているか否かは、制御手段15がセンサー18f及びセンサー16r、17rからの検出信号により確認することができる。これにより、図8に示すように、第3の立体13cのみが上昇し、第1、第2の立体3a,13bが下降した通路形成パターンCによる通路12cが形成されることになる。
【0043】
また、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンDであると判定したときには(S109;YES)、第1の立体13aと第2の立体13b,13bとを上昇させ第3の立体13cを下降させる通路形成パターン信号Sdを駆動手段14a〜14cに出力し(S110)、フローを抜ける。これにより、駆動手段14a,14bは、第1の立体13a及び第2の立体13b,13bを上昇させる。なお、第1の立体13a,第2の立体13bが上昇したか否か及び他の第3の立体13cが下降しているか否かは、制御手段15がセンサー16f,17f及びセンサー18rからの検出信号により確認することができる。これにより、図9に示すように、第1の立体13a及び第2の立体13b,13bが上昇し、第3の立体13cが下降した通路形成パターンDによる通路12dが形成されることになる。
【0044】
さらにまた、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンEであると判定したときには(S111;YES)、第2の立体13b,13b及び第3の立体13c,13cを上昇させ第1の立体13aを下降させる通路形成パターン信号Seを駆動手段14a〜14cに出力し(S112)、フローを抜ける。これにより、駆動手段14b,14cは、第2の立体13b,13b及び第3の立体13c,13cを上昇させ、かつ、第1の立体13aを下降させる。なお、第2の立体13b及び第3の立体13cが上昇したか否か及び他の第1の立体13aが下降しているか否かは、制御手段15がセンサー17f,18f及びセンサー16rからの検出信号により確認することができる。これにより、図10に示すように、第2の立体13b,13b及び第3の立体13c,13cが上昇し、第1の立体13aが下降した通路形成パターンEによる通路12eが形成されることになる。
【0045】
この場合には、玉受入口20から入ったパチンコ玉は、通路21を通った後に、通路12eを通って始動入賞口11に確実に導かれる。
【0046】
なお、制御手段15は、その演算結果が通路形成パターンFであると判定したときには(S111;NO)、全ての立体13a,13b,13cを下降させる通路形成パターン信号Sfを駆動手段14a〜14cに出力し(S113)、フローを抜ける。これにより、駆動手段14a,14b,14cは、第1の立体13a,第2の立体13b,第3の立体13cの全てを下降させる。なお、全ての立体13a,13b,13cが下降したか否かは、制御手段15がセンサー16r、17r、18rからの検出信号により確認することができる。これにより、立体13a,13b,13cは、図11に示すように、全て下降した状態になり、扇状に広がる通路12fが形成されることになる。
【0047】
以上説明したように第1の実施の形態では、通路形成パターン信号Sa〜Sfにより、通路形成部品13が複数種の通路12a〜12fを形成するので、パチンコ玉が始動入賞口11に導かれるが否かが明確に分かり、入賞装置10内でのパチンコ玉の振る舞いに興味がわくことになる。
【0048】
また、複数種の所定の形状をした立体13a,13b,13cを昇降動自在に配設し、これら立体13a,13b,13cの昇降動を所定の通路形成パターン信号Sa〜Sfで昇降動させることにより複数種の通路12a〜12fを形成できるようにし、第1の立体13a,第2の立体13b,及び第3の立体13cが上昇したり下降したりして複数種類の形状をした通路12a〜12fを形成するため、パチンコ玉の振る舞いが明確となる。
【0049】
<第2の実施の形態>
図12ないし図17は本発明の第2の実施の形態を説明するための図である。ここに、図12は、同第2の実施の形態における入賞装置の一構成例を示す斜視図である。これらの図に示す第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0050】
この第2の実施の形態では、入賞装置10Aは、通路形成部品23、ステージ24、表示器25、その他の構成部品を備え、次のように構成されている。すなわち、ステージ24は、玉受入口20から受け入れたパチンコ玉PTを図示横方向に転動させるとともに、図示手前側に転動させるようになっている。このステージ24の図示手前には、通路形成部品23を設けた領域26が設けられている。この通路形成部品23は、複数種の所定の形状に組み合わせた釘列23a,23b,23cを昇降動自在に配設し、これら釘列の昇降動を所定の通路形成パターン信号で昇降動させることにより複数種の通路パターン22を形成できるようにしたものである。
【0051】
図13は、同第2の実施の形態における制御部の構成を示す図である。この図において、第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるところは、第1の立体13a,第2の立体13b,第3の立体13cに代えて、所定の形状に組み合わせた釘列23a,23b,23cを駆動手段14a,14b,14cによって昇降動させるようにした点にあり、他の構成には相違がない。したがって、第2の実施の形態を構成する部品と、第1の実施の形態の部品が同一の場合には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0052】
このような第2の実施の形態によれば、玉受入口20から入賞装置10の内部に入ったパチンコ玉PTは、盤面24上に転動して所定の通路形状パターンにされた釘列23a,23b,23cを設けた領域26を通過して始動入賞口11や他の釘列8,8…に導かれることになる。
【0053】
なお、第2の実施の形態では、釘列23a,23b,23cの上昇・下降させる通路形成パターンは4種類あり、その通路形成パターン信号により通路22a〜22dまで形成されることになる。
【0054】
すなわち、図14では、釘列23a,23b,23cが全て上昇し、通路パターン22aが形成されており、パチンコ玉(図示せず)は各釘列23a,23b,23cにぶつかりパチンコ玉の滞留時間が長くなり、かつ、パチンコ玉は矢印の方向に転動して始動入賞口11に入る確率が低くなる。
【0055】
また、図15では、釘列23aのみが上昇し、他の釘列23b,23cが下降することにより、通路パターン22bが形成されることになり、パチンコ玉は矢印の方向に転動して始動入賞口11に入る確率が低くなる。
【0056】
さらに、図16では、釘列23bのみが上昇し、他の釘列23a,23cが下降し、通路パターン22cが形成されており、パチンコ玉は矢印の方向に転動し中央部付近から出てゆくため始動入賞口11に導かれる確率が高くなる。
【0057】
加えて、図17では、全ての釘列23a,23b,23cが下降しており、通路パターン22dが形成されており、パチンコ玉は矢印の方向に転動して始動入賞口11に入るパチンコ玉も多くなるが、入らないパチンコ玉も多くなる。
【0058】
このような第2の実施の形態によれば、複数種の所定の形状に組み合わせた釘列23a,23b,23cを昇降動自在に配設し、これら釘列23a,23b,23cの昇降動を所定の通路形成パターン信号で昇降動させることにより複数種の通路パターン22a〜22dを形成できるようにしたので、パチンコ玉の行方がある程度明確となり、しかも、予測できないパチンコ玉の動きも提供することができる。
【0059】
<第3の実施の形態>
図18ないし図21は本発明の第3の実施の形態を説明するための図である。ここに、図18は、同第3の実施の形態における入賞装置の要部の構成例を示す斜視図である。図19は、同第3の実施の形態における入賞装置の構成例を示す斜視図である。図20は、同第3の実施の形態におけるスロープの構成例を示す斜視図である。図21は、同第3の実施の形態におけるゲートの構成例を示す図である。この第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0060】
この第3の実施の形態における入賞装置10Bは、受入れたパチンコ玉を抽選して当選したパチンコ玉のみを下流に導く第1の抽選手段28と、第1の抽選手段28で当選したパチンコ玉をさらに抽選して当選したパチンコ玉を始動入賞口11に導く第2の抽選手段29とから構成されている。
【0061】
ここで、前記第1の抽選手段28は、玉受入口20からつづら折り状に形成したスロープ30と、前記スロープ30の折り曲がり部分の一方に設けたゲート31と、前記スロープ30の折り曲がり部分の他方に設けた壁面32とを配置してなり、前記ゲート31で跳ね返ったパチンコ玉PTを当選玉として、さらに下降させるようにな構成となっている。また、ゲート31で跳ね返らないパチンコ玉は、遊戯盤2の裏面側に構成された通路33を通って外れ領域34に導かれるようになっている。
【0062】
ここで、スロープ30は、図20に示すように、その中央部に溝35が形成されており、この溝35内をパチンコ玉PTが通るようになっている。
【0063】
また、ゲート31は、図21(a)に示すように図示上端部で回動可能にされた扉36で構成するか、あるいは、図21(b)に示すようにモーターで上下動する扉37で構成してもよい。
【0064】
なお、上記第1の抽選手段28は、図示左右両方に配置されている。
【0065】
また、第2の抽選手段29は、複数の穴38を設けた円形状のクルーン39からなり、前記第1の抽選手段28から導かれたパチンコ玉をクルーン39上に受入れて前記複数の穴38のうちの所定の穴38に落下したパチンコ玉のみを当選パチンコ玉として始動入賞口11に導く通路40を設けたものである。また、他の穴38に落下したパチンコ玉は、抽選に落選したパチンコ玉として外れ領域34に落ちるようになっている。
【0066】
このような第3の実施の形態の作用を説明すると、パチンコ玉が玉受入口20を通って入賞装置10B内に入る。
【0067】
すると、このパチンコ玉は、つづら折りのスロープ30を下ってゆき、壁32に衝突後、再びスロープ30を下ってゆき、上側のゲート31に衝突する。このとき、パチンコ玉PTの勢いが小さくて、上側のゲート31ではパチンコ玉PTを反発させる。そして、さらに、パチンコ玉PTがスロープ30を下ってゆき、下側のゲート31に衝突する。このとき、パチンコ玉PTの勢いが大きければ、このゲート31を押して通路33に入り、抽選に落選したことになる。
【0068】
一方、このゲート31においてもパチンコ玉PTが反発されると、パチンコ玉PTは抽選に当選したことになり、第2の抽選手段29のクルーン39の上に転動することになる。
【0069】
ここで、クルーン39の所定の穴38の所定の穴38にパチンコ玉PTが落下すれば、抽選に当選したことになり、パチンコ玉は通路40を通って始動入賞口11に導かれる。
【0070】
また、クルーン39の他の穴38にパチンコ玉PTが落下した場合には、当該パチンコ玉PTは外れ領域34に導かれ、抽選に落選したことになる。
【0071】
このような第3の実施の形態によれば、パチンコ玉PTがスロープ30上を移動し、このパチンコ玉PTがゲート31で反発されるか通過するかしてパチンコ玉PTが抽選され、このゲート31において反発(当選)したパチンコ玉PTのみがクルーン39上に移動でき、さらにクルーン39上で複数の穴38のうち所定の穴38から落下するか否かでパチンコ玉PTの抽選を行うようにしてあるので、複数の抽選機会が与えられて全体に面白みのあるパチンコ遊戯装置を得ることができる。
【0072】
<第4の実施の形態>
図22及び図23は同第4の実施の形態を説明するための図である。図22は同第4の実施の形態を説明するための図である。この図22に示す第4の実施の形態においても、第1の実施の形態と同一構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
【0073】
この図22において、前記入賞装置10Cは、所定の位置に配置された玉受入口20aから落下したパチンコ玉を所定の方向に反発させる反発手段41と、前記反発手段41から所定の高さ位置に配置された受体42と、前記反発手段41の周囲に配置された邪魔体43とを備え、前記受体42に入った反発されたパチンコ玉を始動入賞口11に導くとともに、前記受体42に入らなかった反発パチンコ玉を邪魔体43間を通して遊戯盤2に導くように構成している。
【0074】
ここで、前記受体42はバスケットゲームのバスケット42aに疑似させてなり、かつ、邪魔体43はバスケットゲームの選手43aに疑似させてなる。
【0075】
このような第4の実施の形態の作用を図22及び図23を参照して説明する。図23は、第4の実施の形態の作用を説明するための図である。
【0076】
パチンコ玉は、玉受入口20aから垂直に落下する(S51)。この落下したパチンコ玉は、反発手段41で奥側に向かって反発される(S52)。そして、この反発されたパチンコ玉がパスケット41aに入れば(S53)、このパチンコ玉は所定の通路を介して出口44に導かれた後に、始動入賞口11に導かれることになる(S54)。
【0077】
一方、この反発されたパチンコ玉がバスケット42aに入らないときには、パスケットの選手43aに邪魔されながら遊戯盤2に落下してゆく(S55)。
【0078】
このような第4の実施によれば、玉受入口20aから落下したパチンコ玉が受体42に入れば始動入賞口11に導かれ、これ以外のパチンコ玉は邪魔体43のある板面を転動するので、面白みのあるパチンコ遊戯装置を得ることができる。
【0079】
<第5の実施の形態>
図24ないし図28は同第5の実施の形態を説明するための図である。ここで、図24は同第5の実施の形態を説明するための図である。図25は同第5の実施の形態を示す右側面図である。図26は、第5の実施の形態の上層側の構造を示す図である。図27は、第5の実施の形態の下層の構造を示す図である。これらの図に示す第5の実施の形態においても、第1の実施の形態と同一構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
【0080】
これら図において、入賞装置10Dは、所定の位置に配置した穴45を設けた板体46を傾斜させて配置し、前記板体46の下部に前記板体46の穴45から落下したパチンコ玉を始動入賞口に導く構造体47を上記板体46と同様に傾斜させて配置してなり、前記玉受入口20から受け入れたパチンコ玉を前記板体46上に導くように構成されている。
【0081】
この入賞装置10Dには、中央奥に表示器48が配置されている。この表示器48の両側に、玉受入口20がそれぞれ設けられている。
【0082】
板体46は、図25に示すように、傾斜されて配置されている。また、板体46には、図26に示すように所定の位置に穴45がそれぞれ形成されている。また、構造体47には、パチンコ玉を中央に向かって導くガイド49,49が設けられており、これらガイド49,49の中央に始動入賞口11に導く通路50が構成されている。これらガイド49,49の前には、ステージ51,51が設けられており、これらステージ51,51の前には、土手52,52が設けられている。この土手52,52は、通路50より大きく切り開かれている。また、通路50は、前記ステージ51,51より数ミリメートル高くしてある。
【0083】
この入賞装置10Dは、前記板体の穴に落下しなかったパチンコ玉もパチンコ玉の速度条件によって始動入賞口に導くステージ(経路)51,51が設けられている。
【0084】
このような構造の第5の実施の形態の作用を図28を参照して説明する。図28は、第5の実施の形態の作用を説明するための図である。
【0085】
玉受入口20から入ってきたパチンコ玉は板体46の上に導かれて、傾斜した板体46の上を転動する。このときに、パチンコ玉が穴45に落下すると、構造体47内のガイド49,49に導かれて通路50を通って始動入賞口11に導かれる(経路k)。
【0086】
一方、玉受入口20から入ってきたパチンコ玉は板体46の上に導かれて、傾斜した板体46の上を穴45に落下することなく転動してゆき、ステージ51,51に落下する。土手52,52があるので、パチンコ玉は、経路hを通って土手52,52のない部分から落下する。
【0087】
また、前記板体46の穴45に落下しなかったパチンコ玉も、パチンコ玉の速度条件によっては通路50に導かれることがある(経路j)。
【0088】
このように第5の実施の形態によれば、玉受入口20から入ったパチンコ玉が板体46上を転動し当該板体46の穴45に入れば始動入賞口11に導かれ、これ以外ではパチンコ玉が板体46上を転動するので、面白みのあるパチンコ遊戯装置を得ることができる。
【0089】
また、第5の実施の形態では、前記板体46の穴45に落下しなかったパチンコ玉もその速度条件によって始動入賞口11に導けるような通路50を設けたので、場合によっては、始動入賞口11に入るパチンコ玉があるという期待を持たせることができる。
【0090】
<第6の実施の形態>
図29ないし図37は同第6の実施の形態を説明するための図である。ここで、図29は同第6の実施の形態を説明するための斜視図である。図30は、同第6の実施の形態を示す平面図である。図31は、同第6の実施の形態を示す側面図である。図32は、同第6の実施の形態の内部構造を示す図である。図33は、同第6の実施の形態の通路形成部品の構成を示す平面図である。図34(a)〜図34(d)は通路形成部品の移動状態を示す説明図である。この図29乃至図34に示す第6の実施の形態においても、第1の実施の形態と同一構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
【0091】
これらの図において、入賞装置10Eは、所定の位置に配置された穴55を有するクルーン56と、前記穴55に入ったパチンコ玉を検出するセンサー57と、当該クルーン56の下部に配置された複数種の通路62a,62bを形成できる通路形成部品58と、これら通路形成部品58を所定の通路形パターン信号で駆動制御する駆動手段59と、前記センサー57からの信号を基に前記穴55に所定の配列でパチンコ玉が落下したときに所定の通路形パターン信号を形成して前記駆動手段59に与える制御手段60とから構成されている。
【0092】
また、前記通路形成部品58は、図33及び図34に示すように、所定の形状に組み合わせられて移動しない第1の釘列61aと、昇降動できる所定の形状に組み合わせた第2の釘列61bと、昇降動できる所定の形状に組み合わせた第3の釘列61cとからなる。第2の釘列61bと第3の釘列61cは、駆動装置59bと駆動手段59cによって昇降動されるようになっている。
【0093】
また、通路形成パターン信号によって駆動手段59bが下降駆動され、駆動手段59cが上昇駆動されることにより、図34(a),(b)に示すように、第3の釘列61cが上昇し、第2の釘列61bが下がっている状態になっている。
【0094】
また、通路形成パターン信号により通路形成パターン信号によって駆動手段59cが下降駆動され、駆動手段59bが上昇駆動されることにより、図34(c),(d)に示すように、第2の釘列61bが上昇し、第3の釘列61cが下がっている状態になっている。
【0095】
また、図29に示すようにクルーン56の周囲には、溝70が形成されており、パチンコ玉PTはこの溝70から図31に示すようにスロープ71を通って通路72に遊戯盤2に導かれるようになっている。
【0096】
また、クルーン56の穴55から落下したパチンコ玉PTは、内部において通路形成部品58で形成された通路62aまたは62bを通って通路72または通路73に導かれるようになっている。
【0097】
また、通路72及び73の図示奥側には,回転扉74,74,…が設けられており、パチンコ玉PTの通過により回転するようになっている。
【0098】
この第6の実施の形態の作用を図35ないし図37を参照して説明する。なお、図35及び図36は、所定の通路を通った状態を示す説明図である。図37は、同作用を説明するための図である。
【0099】
まず、玉受入口20からクルーン56上にパチンコ玉を導く。そして、パチンコ玉PTが穴55に入れば、これがセンサー57で検出される。
【0100】
そして、このセンサー57からの検出信号により、制御手段60が所定の列で並んだと判定したときに、通路形成パターン信号を形成し、図36、図34(c),(d)に示すように、第2の釘列61bが上昇し、第3の釘列61cが下がっている状態にする。
【0101】
すると、釘列61c、61aによって通路62bが形成されて、パチンコ玉は、通路62a内を図36に示す矢印のように転動し、通路73に導かれて始動入賞口11に導かれるようになっている。
【0102】
一方、このセンサー57からの検出信号により、制御手段60が全く関係なく落下したと判定したときに、別な通路形成パターン信号を形成し、図35、図34(a),(b)に示すように、第3の釘列61cが上昇し、第2の釘列61bが下がっている状態になっている。
【0103】
すると、釘列61c、61bによって通路62bが形成されて、パチンコ玉PTは通路62b内を図35に示す矢印のように転動し、ほとんどのパチンコ玉が通路72に導かれて始動入賞口11には導かれないようになる。
【0104】
このような第6の実施の形態によれば、移動しない釘列61aと、昇降動自在の所定の形状に組み合わせた釘列61b,61cとを備えたので、パチンコ玉が穴を落下して所定の穴列になると、所定時間前記釘列が始動入賞口にパチンコ玉を導く形状にされる。
【0105】
なお、制御手段60は、前記センサー57からの信号を基に前記穴55に所定の配列でかつ所定の時間内にパチンコ玉が落下したと判定したときに、パチンコ玉を始動入賞口11に導くような通路形成パターン信号を作成し、この信号を前記駆動手段59に与えるようにしている。
【0106】
したがって、所定の列に並んだことが制御手段60により判定されると、制御手段60は確実に始動入賞口11に導くような通路形成パターン信号を形成できる。
【0107】
また、第6の実施の形態は、パチンコ玉受入口20から入ったパチンコ玉PTがクルーン56上を転動し、当該クルーン56の穴55に所定の列で入れば、通路形成部品58によって所定の通路62a,62bを形成させて確実にパチンコ玉を始動入賞口11に導き、これ以外ではパチンコ玉の転動を制限するので、面白みのあるパチンコ遊戯装置を得ることができる。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、入賞装置によってパチンコ玉が各種の振る舞いをするように構成されているので、入賞装置内でのパチンコ玉の移動状態を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊戯装置の概略を示す斜視図である。
【図2】同第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】同第1の実施の形態の通路部を拡大して示す斜視図である。
【図4】同第1の実施の形態の制御系を示すブロック図である。
【図5】同第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図7】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図8】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図9】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図10】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図11】同第1の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図12】同第2の実施の形態における入賞装置の一構成例を示す斜視図である。
【図13】同第2の実施の形態における制御部の構成を示す図である。
【図14】同第2の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図15】同第2の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図16】同第2の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図17】同第2の実施の形態のおける通路が形成された状態を説明するための図である。
【図18】同第3の実施の形態における入賞装置の要部の構成例を示す斜視図である。
【図19】同第3の実施の形態における入賞装置の一構成例を示す斜視図である。
【図20】同第3の実施の形態におけるスロープの構成例を示す斜視図である。
【図21】同第3の実施の形態におけるゲートの構成例を示す図である。
【図22】同第4の実施の形態を説明するための図である。
【図23】同第4の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図24】同第5の実施の形態を説明するための図である。
【図25】同第5の実施の形態を示す右側面図である。
【図26】同第5の実施の形態の上層側の構造を示す図である。
【図27】同第5の実施の形態の下層の構造を示す図である。
【図28】同第5の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図29】同第6の実施の形態に外観を示す斜視図である。
【図30】同第6の実施の形態を示す平面図である。
【図31】同第6の実施の形態を示す側面図である。
【図32】同第6の実施の形態の内部構造を示す図である。
【図33】同第6の実施の形態の通路形成部品の構成を示す平面図である。
【図34】同第6の実施の形態における通路形成部品の移動状態を示す説明図であって、図(a)、(b)は第3の釘列が上がり、第2の釘列が下がった状態の平面図、側面図であり、図(c)、(d)は第2の釘列が上がり、第3の釘列が下がった状態の平面図、側面図である。
【図35】同第6の実施の形態における通常の釘列の状態を示す図である。
【図36】同第6の実施の形態におけるタイムチャンス時の釘列の状態を示す図である。
【図37】同第6の実施の形態におけるパチンコ玉の転動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊戯装置
2 遊戯盤
3 ガラス面
4 側板
5 パチンコ玉貯留皿
6 出玉受皿
7 打球発射装置
10,10A,10B,10C,10D,10E 入賞装置
13 通路形成部品
13a,13b,13c 立体
14a,14b,14c,59 駆動手段
15,60 制御手段
16,17f ,17r 、18f ,18r 、19f ,19r センサー
20 玉受入口
28 第1の抽選手段
29 第2の抽選手段
30 スロープ
31 ゲート
38,45,55 穴
39,56 クルーン
46 板体
Claims (4)
- 入賞装置を含む盤面構成部品を遊戯盤の表面に装着してなるパチンコ遊戯装置において、
前記入賞装置は、
パチンコ玉が通過する通路を形成する通路形成部品と、
これら通路形成部品を所定の通路形成パターン信号で駆動制御する駆動手段と
を備え、
前記通路形成部品は、昇降動自在に配設されたそれぞれ異なる形状を有する複数種の立体からなり、
これら立体を前記通路形成パターン信号によって異なる組合せパターンで昇降動させることにより、遊技者に有利な領域への前記パチンコ玉の移動し易さが段階的に異なる3種類以上の通路を形成できる
ことを特徴とするパチンコ遊戯装置。 - 前記立体の組合せパターンは、所定の条件の下に行われる演算処理に基づいて決定される
ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊戯装置。 - 入賞装置を含む盤面構成部品を遊戯盤の表面に装着してなるパチンコ遊戯装置において、
前記入賞装置は、
所定の位置に配置された穴を有する皿状のクルーンと、
前記穴に入ったパチンコ玉を検出するセンサーと、
当該クルーンの下部に配置され、パチンコ玉が通過する通路を形成する通路形成部品と、
これら通路形成部品を所定の通路形成パターン信号で駆動制御する駆動手段と、
前記センサーからの信号に基づいて、前記穴に所定の配列でパチンコ玉が落下したときに、当該配列に応じた通路形成パターン信号を形成して前記駆動手段に与える制御手段と
を備え、
前記通路形成部品は、固定された固定釘列と、複数種の所定形状に組み合わせて昇降動自在に配設してなる移動釘列とを備え、これら移動釘列を所定の通路形成パターン信号によって異なるパターンで昇降動させるとともに、固定釘列と組み合わせることにより遊技者に有利な領域への前記パチンコ玉の移動し易さが段階的に異なる複数種の通路を形成し、前記穴に入ったパチンコ玉が即時に前記通路形成部品に導かれるとともに、前記通路形成部品により形成された通路に沿って流下する
ことを特徴とするパチンコ遊戯装置。 - 前記制御手段は、前記センサーからの信号を基に前記穴に所定の配列でかつ所定の時間内にパチンコ玉が落下したと判定したときに、パチンコ玉を前記遊技者に有利な領域に導くような通路形成パターン信号を生成し、この通路形成パターン信号を前記駆動手段に与えるようにした
ことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊戯装置。
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