JP2512387B2 - 細胞選別方法および細胞補集方法 - Google Patents

細胞選別方法および細胞補集方法

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JP2512387B2 JP7535194A JP7535194A JP2512387B2 JP 2512387 B2 JP2512387 B2 JP 2512387B2 JP 7535194 A JP7535194 A JP 7535194A JP 7535194 A JP7535194 A JP 7535194A JP 2512387 B2 JP2512387 B2 JP 2512387B2
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理之 内田
英夫 田代
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細胞選別方法および細
胞補集方法に関し、さらに詳細には、細胞の接着状態の
違いを利用した細胞選別方法および細胞補集方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、細胞を他の細胞や物質に接触
させて、当該細胞と当該細胞に接触された他の細胞や物
質との接着状態の違いを観察し、細胞の選別を行う細胞
選別方法が知られている。
【0003】これまでに、こうした細胞選別方法として
は、旋回培養器を用いる方法ならびに複数のマイクロ・
ピペットを用いる方法が提案され、検討されてきた。
【0004】上記細胞選別方法の中の旋回培養器を用い
る方法とは、培養液を満たした容器に単離した複数の細
胞を入れて旋回培養器にかけ、旋回による培養液の流れ
および振動などによって細胞同士を接触させて、一定時
間後に容器に入れた細胞の様子を観察する。この観察の
結果に基づき、細胞同士が接着状態にある細胞、あるい
は細胞同士が接着状態にない細胞の選別を行うものであ
った。
【0005】そして、このようにして選別した細胞の補
集は、補集用のマイクロ・ピペットなどを用いて吸引し
て補集していた。
【0006】また、複数のマイクロ・ピペットを用いる
方法においては、機械的な第一の微動装置に固定した第
一のマイクロ・ピペットと、第一のマイクロ・ピペット
が固定された第一の微動装置とは異なる第二の微動装置
に固定された第二のマイクロ・ピペットとを用いるもの
であって、これら第一の微動装置および第二の微動装置
により第一のマイクロ・ピペットおよび第二のマイクロ
・ピペットを微動させながら、細胞選別のための操作を
行うものであった。
【0007】即ち、培養液中の第一の細胞を選択した
ら、第一の微動装置により第一のマイクロ・ピペットを
操作し、第一のマイクロ・ピペットの先端に第一の細胞
を吸引固定する。次に、培養液中の第一の細胞とは異な
る第二の細胞を選択したら、上記と同様に、第二の微動
装置により第二のマイクロ・ピペットを操作し、第二の
マイクロ・ピペットの先端に第二の細胞を吸引固定す
る。その後さらに、第二の微動装置により第二のマイク
ロ・ピペットを操作して、第二のマイクロ・ピペットの
先端に吸引固定された第二の細胞を、第一のマイクロ・
ピペットの先端に吸引固定された第一の細胞に接触さ
せ、一定時間後に、第一の細胞と第二の細胞との接触を
維持させつつ、第二の細胞を第二のマイクロ・ピペット
から分離する。
【0008】そして、第二の細胞を第二のマイクロ・ピ
ペットから分離させた後に、重力による第二の細胞の落
下が生ずるか否かで、第一の細胞と第二の細胞とが接着
したか否かを判断して、細胞の選別を行うものであっ
た。
【0009】また、このようにして選別した細胞の補集
は、第一の微動装置により第一のマイクロ・ピペットを
操作して補集するか、あるいは第一のマイクロ・ピペッ
トから第一の細胞を分離した後に、補集用のマイクロ・
ピペットなどを用いて吸引して補集していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た細胞選別方法にあっては、接着の状態を指標とした細
胞の個別選抜が、精確には行われていない恐れがあると
いう問題点があった。
【0011】即ち、上記した従来の細胞選別方法の中で
旋回培養器を用いる方法においては、細胞同士の接触が
培養液の流れおよび振動などによって偶然に行われるも
のであった。このため、培養液中の単離細胞の密度、旋
回培養器の旋回の速度および振幅、ならびに旋回の時間
を調整しても、個々の細胞によって接触の様子が著しく
異なることを避けることができなかった。
【0012】その結果、細胞同士の接触が単離細胞同士
の一対一、あるいは単離細胞と複数の細胞集合体との一
対多、または複数の細胞集合体同士の多対多のいずれの
場合であったかを特定することが困難であった。
【0013】ところが、一般に、細胞間の接着状態は、
接触している細胞の数によって変化するので、偶然では
なく特定の条件下において細胞の接触を行うことができ
ないと、特定の単離細胞が接触した他の細胞や物質を識
別し、特定の細胞種の細胞や物質に対してのみ接着を示
すという事実を明らかにすることができないことにな
る。このため、旋回培養器を用いる方法では、接着の状
態を指標とした細胞の個別選別を行うことが、実際上は
極めて困難なものであった。
【0014】一方、上記した従来の細胞選別方法の中で
複数のマイクロ・ピペットを用いる方法においては、偶
然ではなく特定の条件下において細胞同士の接触を行う
ことができるので、任意の細胞の接着状態を調べること
ができる点においては、旋回培養器を用いる方法と比較
すると有利である。
【0015】しかしながら、マイクロ・ピペットの先端
に細胞を吸引固定すると、その吸引圧力を微妙に調整し
ないと細胞膜に不自然な張力がかかり、吸引固定した細
胞に損傷や変形を与え、細胞選別後の細胞の利用に影響
を及ぼすこととなっていた。
【0016】即ち、細胞に吸引圧力がかかりすぎたよう
な場合には、当該細胞を破壊してしまうこととなり、再
度の細胞の選別操作を行う必要があった。
【0017】ところで、こうしたマイクロ・ピペットの
先端に細胞を吸引固定するための吸引圧力の調整は、マ
イクロ・ピペット毎に異なる毛細管現象に応じて適宜微
細に行う必要があり、その調整は一般には極めて困難で
ある。
【0018】また、上記したようなマイクロ・ピペット
毎の吸引圧力の調整を達成できたとしても、細胞間接着
状態を調べる際には、第二の細胞を第二のマイクロ・ピ
ペットから分離する必要があり、この分離操作もやはり
微妙な吸引圧力の調整が必要であった。
【0019】この分離操作における吸引圧力の調整は、
吸引固定時の吸引圧力の調整より一層困難なものである
が、この分離操作における吸引圧力の調整が不十分な場
合には、細胞あるいは周囲の培養液に不要な勢いや擾乱
を与えることになり、たとえ接着状態を示している細胞
であっても、こうした勢いや擾乱によって接着状態が解
除されてしまい、接着形成の判断が困難となる恐れがあ
った。
【0020】このように、上記したような従来の細胞選
別方法は、細胞の接着の状態を指標とした細胞の個別選
抜が精確には行われていない恐れがあるという問題点
を、内在するものであった。
【0021】本発明は、従来の技術の有するこのような
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、細胞の個別選別を、細胞の接着の状態を
指標として精確に行うことができる細胞選別方法および
細胞補集方法を提供しようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による細胞選別方法は、任意の細胞を他の対
象物に接触させた後に、上記接触による上記細胞と上記
対象物との接着状態に基づいて、上記細胞の選別を行う
細胞選別方法において、上記細胞に光を照射して捕捉
し、上記光を上記対象物に対して相対的に移動すること
により、上記光により捕捉した上記細胞を上記対象物方
向へ移動して、上記細胞と上記対象物とを接触させ、上
記細胞と上記対象物との接触の後に上記光の照射を中止
して、上記光により捕捉した上記細胞の上記光による捕
捉を解除し、上記接触による上記細胞と上記対象物との
接着状態に基づいて、上記細胞の選別を行うようにした
ものである。
【0023】また、本発明による細胞選別方法において
は、上記細胞と上記対象物との接触により上記細胞と上
記対象物とが接着した場合には、必要に応じて、上記細
胞に光を照射して捕捉し、上記光を上記対象物に対して
相対的に移動することにより、上記光により捕捉した上
記細胞に対して上記対象物から引き離す方向に力を加え
て、上記接触による上記細胞と上記対象物との接着状態
に基づいて、上記細胞の選別を行うようにした。
【0024】一方、本発明による細胞補集方法は、任意
の細胞を他の対象物に接触させた後に、上記接触による
上記細胞と上記対象物との接着状態に基づいて、上記細
胞の選別を行い、上記選別した細胞を任意の場所に補集
する細胞補集方法において、上記細胞に光を照射して捕
捉し、上記光を上記対象物に対して相対的に移動するこ
とにより、上記光により捕捉した上記細胞を上記対象物
方向へ移動して、上記細胞と上記対象物とを接触させ、
上記細胞と上記対象物との接触の後に上記光の照射を中
止して、上記光により捕捉した上記細胞の上記光による
捕捉を解除し、上記接触による上記細胞と上記対象物と
の接着状態に基づいて、上記細胞の選別を行い、さらに
上記選別した細胞に光を照射して捕捉し、上記光により
捕捉した上記選別した細胞を任意の場所に移動した後
に、上記光の照射を中止して、上記光により捕捉した上
記選別した細胞の上記光による捕捉を解除し、上記選別
した細胞を上記任意の場所に補集するようにしたもので
ある。
【0025】また、本発明による細胞補集方法において
は、上記細胞と上記対象物との接触により上記細胞と上
記対象物とが接着した場合には、必要に応じて、上記細
胞に光を照射して捕捉し、上記光を上記対象物に対して
相対的に移動することにより、上記光により捕捉した上
記細胞に対して上記対象物から引き離す方向に力を加え
て、上記接触による上記細胞と上記対象物との接着状態
に基づいて、上記細胞の選別を行い、さらに上記選別し
た細胞に光を照射して捕捉し、上記光により捕捉した上
記選別した細胞を任意の場所に移動した後に、上記光の
照射を中止して、上記光により捕捉した上記選別した細
胞の上記光による捕捉を解除し、上記選別した細胞を上
記任意の場所に補集するようにした。
【0026】
【作用】集光した光を物体に照射すると、光の反射およ
び屈折に伴う光圧力が物体に発生し、物体を捕捉するこ
とができるようになる。
【0027】従って、光を特定の細胞に照射することに
より当該細胞を捕捉すると、光によって捕捉された当該
細胞を任意の場所に向けて相対的に移動することができ
ることとなる。このため、特定の細胞を対象物に向けて
移動させて、特定の細胞と対象物とを接触させることが
可能となる。
【0028】また、この光による物体の捕捉力は、物体
に入射する光出力の調整で容易にかつ精密に制御できる
ので、捕捉する細胞に障害を与えない必要最小限の捕捉
力が容易に得られるばかりでなく、光の照射を中止する
ことにより、有害な振動を一切与えることなく細胞を開
放することができるので、細胞あるいは周囲の培養液に
不要な勢いや擾乱を与えることがない。
【0029】このため、細胞の接着の状態を指標とした
細胞の個別選抜ならびに補集を、精確に行うことができ
るようになる。
【0030】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明による細胞選
別方法および細胞補集方法の一実施例を詳細に説明する
こととする。
【0031】図1には、本発明による細胞選別方法およ
び細胞補集方法を実施するための細胞選別・補集装置が
示されており、この細胞選別・補集装置は、レーザー部
10と、顕微鏡照射部20および試料容器部30から構
成されている。
【0032】レーザー部10は、赤外線レーザーを発生
する連続発振YAGレーザー11と、連続発振YAGレ
ーザー11から出射されたレーザー・ビームの偏光方向
の制御を行う二分の一波長板12と、二分の一波長板1
2から出射されたレーザー・ビームを二つのビームに分
ける偏光ビーム・スプリッタ13と、照明用光源14と
を有して構成されている。
【0033】このレーザー部10においては、連続発振
YAGレーザー11から出射した直線偏光のレーザー・
ビームは、二分の一波長板12によって任意に偏光方向
が制御されて、偏光ビーム・スプリッタ13に入射され
る。そしてさらに、偏光ビーム・スプリッタ13によっ
て偏光方向が制御されて、単一のレーザー・ビームが二
つのレーザー・ビームに分けられる。そのうちの一方レ
ーザー・ビームは、照明用光源14からの光と重ね合わ
されて顕微鏡照射部20へ入射され、他方のレザー・ビ
ームは、そのまま顕微鏡照射部20へ入射される。
【0034】なお、偏光ビーム・スプリッタ13から出
射される二つのレーザー・ビームの出力比は、偏光ビー
ム・スプリッタ13の偏光方向によって決定される。
【0035】また、連続発振YAGレーザー11から出
射されるレーザー・ビームの出力は、適宜制御可能とさ
れている。
【0036】次に、顕微鏡照射部20は、上方に位置す
る第一の顕微鏡21と下方に位置する第二の顕微鏡22
とを備えていて、第一の顕微鏡部21には、テレビ・カ
メラ23が配設されている。
【0037】このテレビ・カメラ23は、連続発振YA
Gレーザー11により発生される赤外線レーザーの光路
を確認するためのものであり、赤外領域において感度が
あるものとされている。
【0038】そして、上記したように偏光ビーム・スプ
リッタ13から出射される二つのレーザー・ビームの中
の一方のレーザー・ビームは、第一の顕微鏡21の落射
蛍光装置の光路へ導入され、他方のレーザー・ビーム
は、照明用光源14からの光と重ね合わされて照明用の
第二の顕微鏡22の光路へ導かれている。
【0039】ただし、第二の顕微鏡22の照明用のコン
デンサ・レンズ24は、精密な集光を行う必要があるた
めに、高精度対物レンズとされている。
【0040】さらに、試料容器部30は、単離細胞をな
どの細胞を入れるための培養液Aを収容する試料容器3
1と、マイクロ・ピペット32と、補集容器33とを備
えている。試料容器部30全体は、第一の顕微鏡21お
よび第二の顕微鏡22を設置した基台上に配設された微
動ステージ34に固定されている。従って、微動ステー
ジを移動することにより、第一の顕微鏡21および第二
の顕微鏡22から出射されるレーザー・ビームの光路上
の位置に、試料容器31内に満たされた培養液A中に入
れられた細胞を選択して位置合わせすることができるよ
うになされている。
【0041】また、マイクロ・ピペット32の基端部3
2aは真空ポンプ(図示せず)に配管してあり、この真
空ポンプを作動することによって、試料容器31内に満
たされた培養液A中に入れられた細胞を吸引固定するこ
とができる。
【0042】一方、補集容器33は、光を透過する材料
で作製されており、補集容器33周辺で多少レーザー・
ビームの反射や散乱が発生しても、実用上はレーザー・
ビームによる光出力には影響が出ないように設定されて
いる。
【0043】次に、図2(a)乃至(d)を参照しなが
ら、上記した細胞選別・補集装置を用いて、細胞を選別
して補集する操作の手順を示す。
【0044】まず、試料容器31に満たされた培養液A
中に入れられた試料細胞B1乃至B5の中の任意のひとつ
たる試料細胞B3に、連続発振YAGレーザー11によ
り発生されて、第一の顕微鏡21および第二の顕微鏡2
2を介して出射されるレーザー・ビームCを照射して、
試料細胞B3を捕捉する。その後に、微動ステージ34
を移動させて、レーザー・ビームCによって捕捉された
試料細胞B3をマイクロ・ピペット32の先端部32b
まで移動する。そして、真空ポンプを駆動して所定の吸
引力によって、マイクロ・ピペット32の先端部32b
にレーザー・ビームCに捕捉された試料細胞B3を吸引
固定する(図2(a))。
【0045】次に、第2の試料細胞として試料細胞B4
を選択し、上記と同様に、この試料細胞B4に第一の顕
微鏡21および第二の顕微鏡22から出射されるレーザ
ー・ビームCを照射して、試料細胞B4を捕捉する。そ
の後に、微動ステージ34を移動させて、レーザー・ビ
ームCに捕捉された試料細胞B4をマイクロ・ピペット
32の先端部32bに吸引固定された試料細胞B3まで
移動して、試料細胞B3と試料細胞B4とを接触させる
(図2(b))。
【0046】そして、レーザー・ビームCに捕捉された
ままの状態で、試料細胞B4を一定時間の間試料細胞B3
に接触させた後に、連続発振YAGレーザー11による
レーザーの発生を中止し、試料細胞B4のレーザー・ビ
ームCによる捕捉を解除する。こうした試料細胞B4
レーザー・ビームCによる捕捉の解除の後に、試料細胞
3と試料細胞B4との接着状態を観察する(図2
(c))。
【0047】上記した試料細胞B3と試料細胞B4との接
着状態の観察に基づいて、接着が観察されたもの(ある
いは接着が観察されなかったもの)を、図2(a)およ
び図2(b)に関して説明したと同様に、レーザー・ビ
ームCにより捕捉して補集容器33へ移動した後に、レ
ーザー・ビームCによる捕捉を解除して補集容器33内
に収容する(図2(d))。
【0048】また、試料細胞B3と試料細胞B4との接着
状態を観察する際に(図2(c))、試料細胞B3と試
料細胞B4との接着が観察された場合には、必要に応じ
て当該接着に関する接着力の測定を行うようにしてもよ
い。即ち、連続発振YAGレーザー11により発生され
るレーザー・ビームCによって試料細胞B4を捕捉し、
その後に、微動ステージ34を移動させて試料細胞B4
を試料細胞B3から引き離すように操作する。この際、
連続発振YAGレーザー11の出力を調整して、試料細
胞B4を試料細胞B3から引き離すのに必要な最小光出力
を調べ、上記試料細胞の接着力を調べる(図3)。
【0049】このように、試料細胞の接着力を調べるこ
とによる試料細胞B3と試料細胞B4との接着状態のより
詳細な観察に基づいて、上記において図2(d)に関し
て説明したように、所望の試料細胞をレーザー・ビーム
Cにより捕捉して補集容器33へ移動した後に、レーザ
ー・ビームCによる捕捉を解除して補集容器33内に収
容する。
【0050】そして、補集容器33内に補集した試料細
胞を試料容器31外で用いる場合には、補集容器33全
体を取り出すか、あるいは別途用意したマイクロ・ピペ
ットで補集容器33内の試料細胞を吸引して取り出せば
よい。
【0051】即ち、集光した光を物体に照射すると、光
の反射および屈折に伴う光圧力が物体に発生することに
なる。一般に、この光圧力は極めて微弱であるが、レー
ザーを光源とし、回折限界近くまで集光した光を用いる
と、培養液中の細胞を操作するのに十分な力が得られる
ばかりでなく、集光点付近に物体を捕捉することができ
るようになる。さらに、そのレーザー・ビームの位置を
変化させることで、前記物体を3次元的に操作すること
も可能となる。
【0052】特に、上記した第一の顕微鏡21および第
二の顕微鏡22から出射されるレーザー・ビームCのよ
うに、互いに向かい合った2本のレーザー・ビームを用
いて物体の捕捉を行うと、比較的操作が難しい鉛直方向
の移動も比較的容易に、しかも1mm以上の長い距離に
わたって行うことができる。
【0053】さらに、このレーザー・ビームによる細胞
の捕捉力は、細胞に入射する光出力の調整で容易にかつ
精密に制御できるので、試料細胞に、障害を与えない必
要最小限の捕捉力を容易に得ることができる。
【0054】また、接着状態を調べる際にはレーザー・
ビームの照射を中止することにより、細胞の接着状態に
悪影響を与える有害な振動を一切発生することなく細胞
を開放することができる。
【0055】さらにまた、接着を示した試料細胞に対し
て、それを引き離すのに必要なレーザー・ビームの最低
光出力を調べることで、上記試料細胞の接着力を調べる
ことができる。これによって、試料細胞の接着状態をよ
り詳細に調べることができるので、細胞種の特定がより
精確になる。
【0056】さらに、集光したレーザー光の照射領域
は、直径1μm程度の非常に狭い領域に限定できるの
で、通常の生物試料の場合においては、目的とする任意
の1個の細胞だけを選択的に捕捉することができる。ま
た、接触させる細胞の組み合わせに応じて、複数の細胞
集合体の捕捉を行うこともまた可能であるので、試料細
胞の組み合わせを単離細胞同志の一対一、単離細胞と複
数の細胞集合体の一対多、ならびに複数の細胞集合体同
志の多対多と任意に設定することができる。
【0057】図4には、上記した細胞選別・補集装置を
用いて、ヒドラの内胚葉性および外胚葉性の上皮細胞の
接着特性を測定した結果が示されている。試料細胞とし
ては、単離細胞を用いた。図4中「○」により細胞の接
着が観測された組み合わせを示し、「×」により細胞の
接着が観測されなかった組み合わせを示している。
【0058】図4から理解されるように、明らかに同種
の細胞間のみで選択的に接着が起きていることがわか
る。従って、図4に基づいて、任意のヒドラ上皮細胞の
由来を決定し、選別・補集することができるようにな
る。
【0059】また、上記したヒドラの内胚葉性および外
胚葉性の上皮細胞の接着特性の測定において、接着が観
察された組み合わせについて、図3に示すように、一旦
接着を示した試料細胞に再度レーザー・ビームを照射し
て、接着部分を引き離す操作を行った。この結果、外胚
葉性のヒドラ上皮細胞は、容易に接着部分の引き離しが
できたが、内胚葉性のヒドラ上皮細胞は、レーザー・ビ
ームの光出力をいくら高めても接着部分を引き離すこと
ができなかった。
【0060】即ち、接着が観察された試料細胞でも、細
胞種によってその接着力には明かな違いがあることがわ
かる。従って、試料細胞の接着力を調べることで、さら
に任意のヒドラ上皮細胞の由来をより精確に決定し、選
別・補集することができるようになる。
【0061】なお、上記実施例においては、レーザー発
生源として単一の連続発振YAGレーザーを用い、単一
のレーザー・ビームを分割して二つのレーザー・ビーム
を得たが、これに限られることなしに、二つのレーザー
発生源を備えるようにして、それぞれのレーザー発生源
からレーザー・ビームを得るようにしてもよい。
【0062】このように二つのレーザー発生源を備える
ようにすると、二つのレーザー・ビームの集光状態なら
びに光出力を各々独立して制御する場合には、図1に示
す構成よりも容易に行うことができるようになるので有
利である。
【0063】また、レーザー・ビームは、連続発振YA
Gレーザーなどによる赤外線レーザー・ビームに限られ
ることなしに、捕捉する細胞に応じて、適宜なものを用
いて良い。
【0064】さらに、補集容器は、図1に示すような単
体の容器でなくても、光透過材料によって、容器の一部
を仕切ることでも選択的な補集は可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】光の照射によって特定の細胞を捕捉して、
この捕捉した細胞を対象物に接触させるとともに、光の
照射を中止することにより有害な振動を一切与えること
なく細胞を開放するようにしたため、特定の細胞を選択
して対象物との接触を行うことができるとともに、細胞
を開放する際に、細胞あるいは周囲の培養液に不要な勢
いや擾乱を与えることがない。
【0067】また、接着を示した試料細胞に対して、そ
れを引き離すのに必要なレーザー・ビームの最低光出力
を調べることで、上記試料細胞の接着力を調べることが
できる。これによって、試料細胞の接着状態を、より詳
細に調べることができるようになる。
【0068】このため、細胞の接着状態を指標として、
細胞の個別選別を精確に行うことができるようになる。
【0069】しかも、個別選別の対象を単離した個々の
細胞間の一対一、単離した個々の細胞と複数の細胞集合
体との一対多、あるいは複数の細胞集合体間の多対多と
いうように、適宜選択することができるので、接着特性
に応じた細胞選別を容易に行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による細胞選別方法および細胞補集方法
を実施するための細胞選別・補集装置の構成説明図であ
る。
【図2】図2(a)乃至図2(d)は、本発明による細
胞選別方法および細胞補集方法の操作手順を示す説明図
である。
【図3】試料細胞の接着力を調べる操作手順を示す説明
図である。
【図4】本発明による細胞選別方法によって得られた単
離細胞の選択的な接着状態の一例を示す図表である。
【符号の説明】
10 レーザー部 11 連続発振YAGレーザー 12 二分の一波長板 13 偏光ビーム・スプリッタ 14 照明用光源 20 顕微鏡照射部 21 第一の顕微鏡 22 第二の顕微鏡 23 テレビ・カメラ 24 コンデンサ・レンズ 30 試料容器部 31 試料容器 32 マイクロ・ピペット 33 補集容器 34 微動ステージ A 培養液 B1 試料細胞 B2 試料細胞 B3 試料細胞 B4 試料細胞 B5 試料細胞 C レーザー・ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 1/04 G01N 1/04 H 1/28 15/14 C 15/14 G02B 21/32 G02B 21/32 G01N 1/28 J

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の細胞を他の対象物に接触させた後
    に、前記接触による前記細胞と前記対象物との接着状態
    に基づいて、前記細胞の選別を行う細胞選別方法におい
    て、 前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対象物に
    対して相対的に移動することにより、前記光により捕捉
    した前記細胞を前記対象物方向へ移動して、前記細胞と
    前記対象物とを接触させ、前記細胞と前記対象物との接
    触の後に前記光の照射を中止して、前記光により捕捉し
    た前記細胞の前記光による捕捉を解除し、前記接触によ
    る前記細胞と前記対象物との接着状態に基づいて、前記
    細胞の選別を行うことを特徴とする細胞選別方法。
  2. 【請求項2】 任意の細胞を他の対象物に接触させた後
    に、前記接触による前記細胞と前記対象物との接着状態
    に基づいて、前記細胞の選別を行う細胞選別方法におい
    て、 前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対象物に
    対して相対的に移動することにより、前記光により捕捉
    した前記細胞を前記対象物方向へ移動して、前記細胞と
    前記対象物とを接触させ、前記細胞と前記対象物との接
    触の後に前記光の照射を中止して、前記光により捕捉し
    た前記細胞の前記光による捕捉を解除したとき、前記接
    触により前記細胞と前記対象物とが接着した場合に選択
    的に、前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対
    象物に対して相対的に移動することにより、前記光によ
    り捕捉した前記細胞に対して前記対象物から引き離す方
    向に力を加え、前記接触による前記細胞と前記対象物と
    の接着状態に基づいて、前記細胞の選別を行うことを特
    徴とする細胞選別方法。
  3. 【請求項3】 前記細胞が単離細胞あるいは複数の細胞
    集合体であり、前記対象物が他の単離細胞あるいは他の
    複数の細胞集合体である請求項1または2のいずれか1
    項に記載の細胞選別方法。
  4. 【請求項4】 任意の細胞を他の対象物に接触させた後
    に、前記接触による前記細胞と前記対象物との接着状態
    に基づいて、前記細胞の選別を行い、前記選別した細胞
    を任意の場所に補集する細胞補集方法において、 前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対象物に
    対して相対的に移動することにより、前記光により捕捉
    した前記細胞を前記対象物方向へ移動して、前記細胞と
    前記対象物とを接触させ、前記細胞と前記対象物との接
    触の後に前記光の照射を中止して、前記光により捕捉し
    た前記細胞の前記光による捕捉を解除し、前記接触によ
    る前記細胞と前記対象物との接着状態に基づいて、前記
    細胞の選別を行い、さらに前記選別した細胞に光を照射
    して捕捉し、前記光により捕捉した前記選別した細胞を
    任意の場所に移動した後に、前記光の照射を中止して、
    前記光により捕捉した前記選別した細胞の前記光による
    捕捉を解除し、前記選別した細胞を前記任意の場所に補
    集することを特徴とする細胞補集方法。
  5. 【請求項5】 任意の細胞を他の対象物に接触させた後
    に、前記接触による前記細胞と前記対象物との接着状態
    に基づいて、前記細胞の選別を行い、前記選別した細胞
    を任意の場所に補集する細胞補集方法において、 前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対象物に
    対して相対的に移動することにより、前記光により捕捉
    した前記細胞を前記対象物方向へ移動して、前記細胞と
    前記対象物とを接触させ、前記細胞と前記対象物との接
    触の後に前記光の照射を中止して、前記光により捕捉し
    た前記細胞の前記光による捕捉を解除したとき、前記接
    触により前記細胞と前記対象物とが接着した場合に選択
    的に、前記細胞に光を照射して捕捉し、前記光を前記対
    象物に対して相対的に移動することにより、前記光によ
    り捕捉した前記細胞に対して前記対象物から引き離す方
    向に力を加え、前記接触による前記細胞と前記対象物と
    の接着状態に基づいて、前記細胞の選別を行い、さらに
    前記選別した細胞に光を照射して捕捉し、前記光により
    捕捉した前記選別した細胞を任意の場所に移動した後
    に、前記光の照射を中止して、前記光により捕捉した前
    記選別した細胞の前記光による捕捉を解除し、前記選別
    した細胞を前記任意の場所に補集することを特徴とする
    細胞補集方法。
  6. 【請求項6】 前記細胞が単離細胞あるいは複数の細胞
    集合体であり、前記対象物が他の単離細胞あるいは他の
    複数の細胞集合体である請求項4または5のいずれか1
    項に記載の細胞補集方法。
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