JP2510461Y2 - 施肥機における施肥タンクの取付構造 - Google Patents

施肥機における施肥タンクの取付構造

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JP2510461Y2
JP2510461Y2 JP3706090U JP3706090U JP2510461Y2 JP 2510461 Y2 JP2510461 Y2 JP 2510461Y2 JP 3706090 U JP3706090 U JP 3706090U JP 3706090 U JP3706090 U JP 3706090U JP 2510461 Y2 JP2510461 Y2 JP 2510461Y2
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fertilizer
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英明 福間
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、施肥機における走行機体に設けた施肥タン
クの取付構造に係るものである。
(従来の技術) 一般に運転席を備えた走行機体に施肥タンクを設け
て、施肥タンクからの液状肥料を苗植付あるいは播種作
業等と同時に圧送施肥するようにした施肥機が知られて
いる。
(本考案が解決すようとする課題) 従来この種の施肥機においては、走行機体の組立時に
施肥タンクを取付固定しており、施肥タンクのみを簡単
に後付けすることができなかった。また肥料補給を容易
にするため、施肥タンクを運転席の側方に配置しようと
すると、施肥タンクが機体の外側方に張り出すので、機
体への取付構造が一層複雑になるという問題があった。
本考案は上記の如き実情に鑑み創案されものであっ
て、走行機体に設ける施肥タンクを簡単に後付けするこ
とができ、しかも施肥タンクを運転席の外側方に位置さ
せて円滑に施肥作業を行うことができる施肥機における
施肥タンクの取付構造を提供することを目的課題とした
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため本考案が講じた技術的手段
は、運転席を備えた走行機体に施肥タンクを設けて液状
肥料を圧送施肥するようにした施肥機において、施肥タ
ンク前端を支持する前部タンクステーの下端部を、運転
席前部下方の機体ステップに着脱自在に取付け、施肥タ
ンク後端を支持する後部タンクステーを、施肥タンクの
下方で前部タンクステーとループ状に連結すると共に、
後部タンクステーから内側上方に向けて延出した連結ス
テーを、運転席下方に装着されたシートカバー裏面の運
転席後部側方位置に着脱自在に取付けたことを特徴とす
るものである。
(考案の作用) したがって本考案によれば、運転席前部下方の機体ス
テップに取付けた前部タンクステーが、施肥タンクの前
端を支持し、内側上方に向けて延出した連結ステーをシ
ートカバー裏面の運転席後部側方位置に取付けた後部タ
ンクステーが施肥タンクの後端を支持するので、施肥タ
ンクを運転席の外側方に位置させる。しかも施肥タンク
の下方でループ状に連結された前部タンクステーと後部
タンスクテーが一体状となって施肥タンクを支持するの
で、強固に施肥タンクを固定支持することができる。
そして前部タンクステーと連結ステーとは着脱自在に
取付けられているので、施肥タンクを容易に後付けする
ことができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を添付した図面に基いて詳述す
る。1は多条植の乗用田植機であって、前車輪2および
後車輪3を備えた走行機体4に、運転席5が後車輪3の
上方位置に設けられており、機体の後方には植付杆6、
フロート7等を備えた植付装置8が、アッパーリンク
9、ロアリンク10からなる昇降リンク11を介して装着さ
れていて、機体の走行に伴って植付杆6が苗植付を行う
ようになっている。12は運転席5前部下方の機体フレー
ム13に固定された機体ステップ、14は運転席5の下方に
臨んで機体フレーム13に固定されたシートカバーであ
る。
また機体前部に搭載した浅層施肥タンク15が浅層肥料
ポンプ16、インジケータ17を経て植付苗aの各条近傍位
置に設けた浅層用ノズル18に連結され、運転席5の外側
方に設けた深層用の施肥タンク19が深層用の肥料ポンプ
20、インジケータ21を経て植付苗aの隔条近傍位置に設
けた深層用ノズル22に連結されていて、圧送された液状
肥料を3〜5cmの深さと9〜15cmの深さとに土中施肥す
る二段施肥機が構成されている。
そして上記深層用の施肥タンク19は前部タンクステー
23と後部タンクステー24とで支持されている。すなわ
ち、上下方向の前部タンクステー23は、上端部が施肥タ
ンク19の前端に固定され、下端部が運転席5前部下方の
機体ステップ12の取付装置にブラケット25を介して着脱
自在に取付けられている。26はその取付ボルトである。
一方、施肥タンク19の後端に固定した後部タンクステ
ー24は、施肥タンク19の下方で前部タンクステー23とル
ープ状に連結されている。そして後部タンクステー24か
ら機体の内側上方に向かう連結ステー27が延出されてお
り、該連結ステー27の上端を、運転席5の後部側方位置
で、シートカバー14の裏面に設けためくら孔に着脱自在
に取付けることにより、施肥タンク19が運転席5の外側
方に位置するようになっている。
前記肥料ポンプ20は二連のポンプ20aとサブタンク28
とで構成されており、機体後部に設けた左右方向のポン
プベース29を介して後車輪3の近傍に固定されていて、
肥料ポンプ20が施肥タンク19に接近した落差の小さな状
態となっている。そして施肥タンク19とサブタンク28と
を連結するサクションホース30を、前記連結ステー27で
支承することにより、施肥タンク19からの液状肥料の流
れを良好にしている。31はサブタンク28に設けた屈曲自
在のドレンホース、32はホースフックである。
33は肥料ポンプ20の下方位置でポンプベース29に固定
した変速装置であって、該変速装置33は変速操作レバー
が下向きとなる逆さ状に配置され、さらに後車輪3に向
けて下端側が離れる方向に傾斜状に対向配設されてい
て、変速装置33のケース33aから斜め下方に突出した主
変速レバー34と副変速レバー35とがケース33aの下方に
隠れて後車輪3のラグ体3aから落下する泥が直接当らな
いようになっている。
36はPTO軸、37はPTO軸36に連動する中間軸であって、
該中間軸37が変速装置33の入力軸38に機体フレーム13の
下方で連動連結されており、上記主変速レバー34と副変
速レバー35の操作により、肥料ポンプ20を自由に変速駆
動することができる。
39は肥料ポンプ20とインジケータ21とを連結する連結
パイプ、40はインジケータ21と深層用ノズル22とを連結
する連結パイプである。また41はインジケータ21に設け
たバルブ操作レバーであって、該バルブ操作レバー41の
切換により、条合せ等の際に液状肥料を還流させること
ができる。42は戻しパイプである。
上記の如き構成において、いま走行機体4を走行させ
れば、植付杆6が苗植付を行い、同時に液状肥料を浅層
用ノズル18と深層用ノズル22から二段状に土中施肥する
ことができる。
そして前部タンクステー23と後部タンクステー24とで
支持された施肥タンク19が運転席5の外側方に位置する
ので、運転席5から容易に液状肥料の補給操作をするこ
とができる。しかも施肥タンク19の下方でループ状に連
結された前部タンクステー23と後部タンクステー24は一
体状となって施肥タンク19を強固に固定支持することが
できるうえ、ループ状の部分を機体の前後に亘る電装用
配線等の取付に利用することができる。また肥料ポンプ
20を施肥タンク19に接近した落差の小さなコンパクトな
状態としたものであっても、施肥タンク19と肥料ポンプ
20とを連結するサクションホース30を後部タンクステー
24から内側上方に向う連結ステー27が支承するので、施
肥タンク19からの液状肥料の流れが良好となって円滑に
施肥作業を行うことができる。
そして施肥タンク19を支持する前部タンクステー23と
後部タンクステー24とは、それぞれ機体ステップ12の取
付位置とシートカバー14の裏面に着脱自在に取付けられ
ているので、施肥タンク19を前部タンクステー23および
後部タンクステー24とともに容易に後付けすることがで
きる。
(考案の効果) これを要するに本考案は、運転席を備えた走行機体に
施肥タンクを設けて液状肥料を圧送施肥するようにした
施肥機において、施肥タンク前端を支持する前部タンク
ステーの下端部を、運転席前部下方の機体ステップに着
脱自在に取付け、施肥タンク後端を支持する後部タンク
ステーを、施肥タンクの下方で前部タンクステーとルー
プ状に連結すると共に、後部タンクステーから内側上方
に向けて延出した連結ステーを、運転席下方に装着され
たシートカバー裏面の運転席後部側方位置に着脱自在に
取付けたから、前部タンクステーと後部タンクステーと
で支持した施肥タンクが、運転席の外側方に位置するの
で、液状肥料の補給操作を運転席から容易に行うことが
できる。しかも施肥タンクの下方でループ状に連結され
た前部タンクステーと後部タンクステーとが一体状とな
って肥料タンクを強固に固定支持できるうえ、ループ状
の部分を電装用配線等の取付に利用することができる。
また後部タンクステーから内側上方に向けて延出した連
結ステーで施肥タンクからのサクションホース等を支承
することができるので、施肥タンクからの液状肥料の流
れが良好となって円滑に施肥作業を行うことができる。
そして施肥タンクを支持する前部タンクステーと後部タ
ンクステーとは、それぞれ機体ステップとシートカバー
の裏面に着脱自在に取付けられているので、施肥タンク
を容易に後付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る施肥機における施肥タンクの取付構
造の実施例を示すものであって、第1図は施肥機を備え
た乗用田植機の全体側面図、第2図は同上平面図、第3
図は一部の拡大側面図、第4図は第3図の一部背面図で
ある。 図中、4……走行機体、5……運転席、12……機体ステ
ップ、14……シートカバー、19……施肥タンク、23……
前部タンクステー、24……後部タンクステー、27……連
結ステーである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席を備えた走行機体に施肥タンクを設
    けて液状肥料を圧送施肥するようにした施肥機におい
    て、施肥タンク前端を支持する前部タンクステーの下端
    部を、運転席前部下方の機体ステップに着脱自在に取付
    け、施肥タンク後端を支持する後部タンクステーを、施
    肥タンクの下方で前部タンクステーとループ状に連結す
    ると共に、後部タンクステーから内側上方に向けて延出
    した連結ステーを、運転席下方に装着されたシートカバ
    ー裏面の運転席後部側方位置に着脱自在に取付けたこと
    を特徴とする施肥機における施肥タンクの取付構造。
JP3706090U 1990-04-06 1990-04-06 施肥機における施肥タンクの取付構造 Expired - Lifetime JP2510461Y2 (ja)

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