JP2509948B2 - 噴流式はんだ付け装置 - Google Patents

噴流式はんだ付け装置

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JP2509948B2
JP2509948B2 JP62217713A JP21771387A JP2509948B2 JP 2509948 B2 JP2509948 B2 JP 2509948B2 JP 62217713 A JP62217713 A JP 62217713A JP 21771387 A JP21771387 A JP 21771387A JP 2509948 B2 JP2509948 B2 JP 2509948B2
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solder
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博美 梅田
由広 宮野
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Tamura Corp
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Tamura Kaken Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、噴流式はんだ付け装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 実公昭60−39161号公報に示されるように、溶融はん
だ噴流用のノズルのワーク搬出側に、ノズルから噴流し
たはんだの流れをほぼ水平に案内するフィンが設けら
れ、このフィンの先端に堰板部が設けられ、この堰板部
の上端にてはんだがオーバーフローされる噴流式はんだ
付け装置がある。
この種のフィンおよび堰板部は、噴流はんだの流向お
よび流速をワークの移動方向および移動速度に近付ける
働きがあり、上昇傾斜状に搬送されるワークとしてのプ
リント配線基板に挿入された電子部品のリード間に生ず
るおそれのあるブリッジをなくすようにしている。
ワーク搬送速度をV1、前記フィン上で流れるはんだの
表面での流速をV2とした場合、 V1≦V2≦2V1 の関係式が成立するように、はんだ表面からワークが離
脱する際のワーク搬送速度およびはんだ表面流速を調整
すると、前記ブリッジの減少に役立つとされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、ワーク搬送速度V1が小さい場合は、前記関係
式の条件を実際に満たすことは容易ではない。堰板部か
らオーバーフローするはんだの流速を小さくするには限
界があり、したがって、ワークの離脱がなされるフィン
上でのはんだの表面の流速V2を小さくすることも限界が
あるからである。
本発明の目的は、ノズルのワーク搬出側に設けられた
フィンの上面を流れるはんだの表面流速を低速域におい
て制御できるようにすることにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、はんだ槽11内に設けられた溶融はんだ噴流
用のノズル13のワーク搬出側に、ノズル13から噴流した
はんだの流れをほぼ水平に案内するフィン19が設けら
れ、このフィン19の先端に堰板部36が設けられ、この堰
板部36の上端にてはんだがオーバーフローされる噴流式
はんだ付け装置において、前記フィン19の一部に、堰板
部36の上端をオーバーフローすることなく噴流はんだの
一部をはんだ槽内に戻す潜行通路42が設けられたもので
ある。
(作用) 本発明は、フィン19上のはんだ表面の流速V2とフィン
19に近いはんだ下層の流速V3とは異なり、この下層流速
V3が比較的大となるように、多量のはんだが潜行通路42
からはんだ槽内に漏出されることによって、表面流路V2
が小さくなり、低速のワーク搬送速度V1にも対応でき
る。
(実施例) 以下、本発明を図面に示される実施例を参照して詳細
に説明する。
第1図に示されるように、はんだ槽11の内部に取付板
12が設けられ、この取付板12の開口上にノズル13が設け
られている。このノズル13の内部にはZ形に配置された
整流板14が設けられている。この整流板14は、多数の小
孔を穿設してなり、図示されないポンプから前記取付部
12の下側に設けられた圧送ケーシング15および開口部16
を経てノズル13内に圧送供給されたはんだ流に抵抗を与
え、はんだの脈動を抑えて脈流を平滑化するとともに、
ノズル13内に生じやすい主として紙面に直角方向の圧の
不均一性を平滑化する働きがある。
ノズル13の上部開口端17のワーク搬入側に円弧状のフ
ィン18が連続的に設けられ、まだ前記開口端17のワーク
排出側に平面状のフィン19が連続的に設けられている。
これらのフィン18,19は、ノズル13と同様に2枚の側板2
0の間に設けられている。
前記円弧状のフィン18は、一側に形成された挿入部21
がノズル側面に設けられた嵌合部22に嵌着されている。
フィン18を円弧状としたことで、ノズル13の上部開口端
17からワーク搬入側に向って拡開状の斜面部23が形成さ
れている。また、前記平面状のフィン19にも、ノズル13
の上部開口端17からワーク搬出側に向って拡開状となる
斜面部24が形成されている。この斜面部24およびその下
側に形成された折曲部25の前記側板20に対向する両端部
から軸支板26が突設され、この軸支板26が支点軸27によ
って側板20に枢着されている。
この平面状のフィン19の反対側の下面には取付板31が
一体に設けられ、この取付板31に対し、側板20に設けら
れた円弧状の長穴32を通して挿入された固定ねじ33が螺
合されている。このねじ33を緩めると、側板20と取付板
31との間の摩擦が解除されるので、支点軸27を中心にフ
ィン19の角度を回動調整できる。このフィン19の角度調
整は、ワークとしてのプリント配線基板のはんだ面から
の離脱位置を調整するために行う。
前記フィン19の先端部には傾斜板部34が折曲形成さ
れ、この傾斜板部34の裏面にナット35が溶接付け等によ
って一体に設けられている。そして、前記傾斜板部34の
表面側に堰板部36が取付けられている。この堰板部36に
は、第2図に示されるように両側部に長穴37が設けられ
ており、この長穴37に挿入された固定ねじ38が前記ナッ
ト35に螺合されるとともに、第2図に示されるように前
記堰板部36の両側部に螺入されたねじ41の先端が前記傾
斜板部34に当接され、これによって、傾斜板部34と堰板
部36との間に潜行通路42が形成されている。この潜行通
路42の間隙寸法を調整する場合は、前記ねじ41を回動し
て、このねじ41が堰板部36の裏面に突出する長さを調整
した後に、前記ねじ38を締めるとよい。また、堰板部36
の上端に形成されたエッジ43の突出長さを調整する場合
は、前記固定ねじ38を緩め、長穴37の範囲内で堰板部36
を斜め上下方向に移動調整すればよい。
次に、この実施例の作用を説明すると、ノズル13の上
部開口端17がフィン18,19の最上部よりも下側に位置
し、前記開口端17からフィン18,19の最上部に向って斜
面部23,24が拡開状に設けられているから、はんだを上
部開口端17まで押上げた圧は、この斜面部23,24に沿っ
てワーク搬入方向およびワーク搬出方向に拡散され、ノ
ズル13の真上に噴流はんだが山形に盛上がる現象が生じ
ない。このため、第1図に2点鎖線で示されるように、
搬入側のフィン18上から搬出側のフィン19上にわたって
フラットな波面51が形成される。
このフラットな波面51に対し、コンベヤ52によって上
昇傾斜状に搬送されるプリント配線基板の下面が接触さ
れ、その基板に挿入されている電子部品のリード等が基
板下面にはんだ付けされる。そして、そのプリント配線
基板のはんだ面からの離脱は、搬出側のフィン19上のフ
ラットな波面51にてゆっくりなされる。すなわち、ワー
ク搬送方向とフラットな波面51とがなす角度は小さいこ
とから、プリント配線基板がはんだ面から徐々に離脱さ
れ、リード間にブリッジが発生しにくいとともに、はん
だの表面張力で必要な部分に十分なはんだが盛り付けら
れる。
さらに、フィン19上のはんだ表面の流速V2とフィン19
に近いはんだ下層の流速V3とは異なり、この下層流速V3
が比較的大となるように、多量のはんだが下側の潜行通
路42からはんだ槽内のはんだ面53に戻されるので、その
分だけ堰板部36のエッジ43をオーバーフローするはんだ
量が減り、フィン19上のはんだ表面での流速V2が小さく
なり、基板搬送流速V1が低速であっても、その基板搬送
速度V1と前記表面流速V2との間の相対速度差が少なくな
り、 V1≦V2≦2V1 の関係式が成立する。これによってリード間に生ずるブ
リッジが減少される。
なお、以上の実施例では堰板部36の下側に潜行通路42
を設けたが、本発明はこの場所に限定されるものではな
く、例えば、ワーク搬出側のフィン19の水平部分に、は
んだ落し穴を設け、この穴を潜行通路としてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ノズルのワーク搬出側に設けられた
フィンの一部に、堰板部の上端をオーバーフローすこる
となく噴流はんだの一部をはんだ槽内に戻す潜行通路が
設けられたから、ワークの離脱がなされる前記フィン上
でのはんだの表面の流速を小さくすることができ、ワー
ク搬送速度が小さい場合でも、ワーク離脱点におけるは
んだの表面流速をワーク搬送速度に近付けて、リード間
のブリッジの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の噴流式はんだ付け装置の一実施例を示
す断面図、第2図はその堰板部の正面図である。 11……はんだ槽、13……ノズル、19……フィン、36……
堰板部、42……潜行通路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】はんだ槽内に設けられた溶融はんだ噴流用
    のノズルのワーク搬出側に、ノズルから噴流したはんだ
    の流れをほぼ水平に案内するフィンが設けられ、このフ
    ィンの先端に堰板部が設けられ、この堰板部の上端にて
    はんだがオーバーフローされる噴流式はんだ付け装置に
    おいて、前記フィンの一部に、堰板部の上端をオーバー
    フローすることなく噴流はんだの一部をはんだ槽内に戻
    す潜行通路が設けられたことを特徴とする噴流式はんだ
    付け装置。
JP62217713A 1987-08-31 1987-08-31 噴流式はんだ付け装置 Expired - Lifetime JP2509948B2 (ja)

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JPS6462269A JPS6462269A (en) 1989-03-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5876375U (ja) * 1981-11-18 1983-05-23 株式会社タムラ製作所 噴流式はんだ付け装置
JPS61185560U (ja) * 1985-05-10 1986-11-19
JPS61185561U (ja) * 1985-05-10 1986-11-19
JPS6261774A (ja) * 1985-09-12 1987-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半田付け装置
JPS62107858A (ja) * 1985-11-06 1987-05-19 Hitachi Ltd 間欠噴流はんだ付け装置

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