JP2509908Y2 - 小型部品の方向整列移載装置 - Google Patents

小型部品の方向整列移載装置

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JP2509908Y2
JP2509908Y2 JP1988096720U JP9672088U JP2509908Y2 JP 2509908 Y2 JP2509908 Y2 JP 2509908Y2 JP 1988096720 U JP1988096720 U JP 1988096720U JP 9672088 U JP9672088 U JP 9672088U JP 2509908 Y2 JP2509908 Y2 JP 2509908Y2
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和夫 村上
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、供給部にある小型電子部品を複数個ずつ
所望の方向に整列させながら移動先へ移載することがで
きる方向整列移載装置に関する。
【従来の技術】
小型の電子部品の出荷形態の一つとして、多数の電子
部品をテープ上に等間隔に保持させる場合がある。 ところで、小型の電子部品のうち、たとえば、チップ
型半固定抵抗器やミニ・パワー・トランジスタなどのよ
うに、方向性をもつ電子部品の場合には、ユーザの要請
にしたがい、一定の方向に整列させつつこれをテープ上
に保持させる必要がある。 従来は、第3図に示すように、一定の方向に揃えられ
た部品aが導入される供給部bと、間欠送りされるテー
プcとの間を往復する搬送コレットdを設け、この搬送
コレットdによって供給部bから受け取った2個ないし
4個の電子部品aをテープc上に移載することにより、
上記の電子部品aのテープへの保持を行っていた。 すなわち、上記コレットdは、供給部bにある2個な
いし4個の電子部品をまとめてチャッキングすることが
でき、かつ、180°の回転を行えるようになっている。
供給部にある電子部品の方向をそのまま変えないでテー
プc上に移載する場合には、コレットdの回転は行われ
ず、供給部にある電子部品の方向を180°変更してテー
プ上に移載する場合には、コレットdは、供給部bから
部品aをチャッキングしてテープ上に至る途中で180°
の方向転換を行う。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように搬送コレットdが供給部
bからテープcに至る途中で方向転換する機構では、複
数の電子部品をチャッキングする場合、第4図(a)に
示すように、テープ上に配列すべき部品aの方向が供給
部bにある部品の方向と一致する場合(0°方向)と、
第4図(b)に示すように、テープ上に配列すべき部品
aの方向が供給部bにある部品の方向に対して180°転
換している場合(180°方向)にしか対応できない問題
があった。 ユーザによっては、第4図(c)に示すように、上記
供給部bでの部品aの方向に対して90°方向を転換した
状態での部品のテーピングが必要となる場合がある。こ
の場合には、単一の部品をチャッキングするコレットを
用い、供給部からテープに至る途中でこのコレットの方
向を90°変更することにより対応するしかなく、テーピ
ングの効率が低下するとともに、コレットおよびテープ
の送りピッチを変更するなど、テーピング装置の各部の
モード変更が必要となり、能率的でなかったのである。 この考案は、上述の事情のもとで考え出されたもので
あって、供給部にある小型部品を複数個ずつ所望角度の
方向転換を伴ないながら移動先へ移載することができる
方向整列移載装置を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、次の技術
的手段を講じている。 すなわち、本願考案の小型部品の方向整列移載装置
は、それぞれが垂直方向の回転軸心を中心として定位置
で回転可能であるとともに、頂面における回転軸心位置
に小型部品の平面視形状と対応した部品収容凹部が形成
され、かつ列状に配置された複数のコレットと、これら
複数のコレットを一括して所望方向に所望角度同期回転
させる駆動手段とを備える方向整列機構、供給部にある
複数個の小型部品を上記各コレットの部品収容凹部内に
一括搬送する第一搬送手段、および、上記各コレットの
部品収容凹部内に収容された部品を移動先まで一括搬送
する第二搬送手段、を備えることを特徴とする。
【考案の作用および効果】
第一搬送手段は、上記方向整列機構におけるコレット
の個数と同数の小型部品を供給部から各コレット状の部
品収容凹部内に一括搬送する。部品を受け取った各コレ
ットは、駆動手段によって一括して所望角度同期回転さ
せられる。こうして方向が所望方向に設定された各小型
部品は、第二搬送手段によって移動先まで一括搬送され
る。上記部品収容凹部は、小型部品の平面形状と対応し
ているので、この部品収容凹部にはまりこむようにして
収容された部品は、この収容凹部に対して相対回転でき
ない。しかも、この部品収容凹部は、各コレットの頂面
においてその回転軸心位置に形成されているので、各コ
レットを回転させたとき、部品収容凹部に収容されてい
る小型部品もまた、その中心が回転中心となって回転す
る。したがって、各コレットを高速回転させても、遠心
力等の作用によって小型部品が部品収容凹部から飛び出
すといった不具合がなく、きわめて高速で小型部品を所
望の方向に揃えることができる。 本願考案の方向整列機構は、複数のコレットが同期し
て所望の角度回転させられるように構成されており、し
かも、各コレットをきわめて高速回転させることが可能
であるから、供給部にある部品を、複数個ずつ、所望角
度方向変換しながら、きわめて効率よく移動先へ一括移
載することができる。すなわち、移動先に並ぶ部品に要
求されるどのような方向姿勢にも対応して、効率よく、
部品を移載することができる。また、各コレットは、定
位置で回転するに過ぎないので、これらを一括して同期
回転させるための機構も簡単である。さらに、供給部か
ら方向整列機構まで部品を一括搬送する手段(第一搬送
手段)と、方向整列機構から移動先まで部品を搬送する
手段(第二搬送手段)とを別に設けているので、供給部
から移動先までの部品移動経路の途中に方向整列機構を
設けたことによる部品移載能率の低下は全くない。 しかも、各コレットの頂部に形成された部品収容凹部
に部品を収容するので、このコレットにはたとえば吸着
手段等の特別な機構を必要とせず、また、上に開放した
凹部に第一搬送手段から部品を一括搬入し、また、第二
搬送手段によって部品を一括搬出するので、これら第一
および第二搬送手段は、電子部品製造における搬送装置
において多用されている吸着コレット装置を用いること
ができる。したがって、本願考案の小型部品の方向整列
移載装置は、簡単な構成であり、実施にあたってはそれ
ほどコスト上昇を招かず、故障も少ない。
【実施例の説明】
以下、本願考案の実施例を、図面を参照しつつ具体的
に説明する。 なお、以下においては、実施例を、リード・フレーム
上に担持されたまま、方向性が定められつつ供給部1に
順次送られてくる小型電子部品2…を、リード・フレー
ムから切取り、かつ、間欠送りされるテープ3上に移載
する装置として説明する。 本例の装置は、第1図および第2図に示すように、供
給部1に送られる電子部品2…を、第一搬送手段4によ
って複数個まとめて方向整列機構5の各上向きコレット
7…上にいったん移載し、そして、方向整列機構5で方
向を所望の方向に設定された電子部品2…は、第二搬送
手段6によって移動先としてのテープ3上に移載され
る。第一搬送手段4および第二搬送手段6は、部品を真
空チャックしうる下向きコレットを所定の軌跡で移動さ
せうる公知のものを使用することができる。なお、本例
は、リード・フレーム上に担持されつつ供給部に送られ
てくる部品2…を第一搬送手段4によって搬送するので
あるから、供給部1には、第一搬送手段4によるチャッ
キング時に各部品2をリード・フレームから切り取る切
断手段が付属する。 第1図に本願考案の主要構成である方向整列機構5の
全体構成が表れている。 固定状のベースB(第2図)には、それぞれの頂面に
部品支持部としての部品収容凹部7aが形成され、等間隔
一列に配置された3個の上向きコレット7…の各下部垂
直軸7b…が回転可能に支持されている。各コレット7
は、垂直方向の回転軸線をもつ略円柱形をしており、上
記部品収容凹部7aは、その中心が上記回転軸線と一致す
るように形成されている。そして、各コレット7…は、
駆動手段8によって、所望方向に所望角度同期回転させ
られるのであるが、本例ではこの駆動手段8を次のよう
にして構成している。 すなわち、各コレット7…の適部外周に同一ピッチ円
直径をもつピニオン9…を形成するとともに、これらの
ピニオン9…の一側に同時噛合しつつ直線方向に往復移
動可能に支持されたラック10を設け、かつ、このラック
10に、パルスモータなどの回転制御可能なモータ11の出
力軸に固定した駆動ピニオン12を噛合させて構成してい
る。したがって、モータ11の駆動ピニオン12を回転させ
ると、ラック10が直線方向に移動し、これに伴なって各
コレット7…は、同一方向に同一角度回転させられる。 次に、本例の装置の動作について説明する。 部品供給部1に順次供給される部品2…の先頭の3個
は、たとえば3個の下向き真空コレットからなる第一搬
送手段4によって上記方向整列機構5における各上向き
コレット7…の頂部の収容凹部7a…内に一括移載され
る。つづいて、駆動手段8が各上向きコレット7…を一
斉に、所望角度回転させる。たとえば、電子部品を第4
図(c)に示すように供給部整列方向に対して90°回転
した方向でテープ3上に移載する場合には、各コレット
7…は、90°回転させられる。そして次に、たとえば3
個の下向き真空コレットからなる第二搬送手段6によっ
て、上記のように方向が90°転換された各コレット7…
上の電子部品2…を、移動先であるテープ3上に一括移
載する。なお、第二搬送手段6に部品2…を渡した各コ
レット7…は、もとの回転位置に復帰させられており、
第一搬送手段4は、供給部1に送られてくる次の3個の
部品2…の方向整列機構5への搬送を開始している。ま
た、テープ3は、第二搬送手段6から3個の部品を受け
取ると、3ピッチ分送られ、次の3個の部品の受け取り
を待つ。テープ3には、所定ピッチごとに部品を収容す
るエンボスが形成されたものや、粘着材が塗布された平
面的なものなど、種々のものがあるが、これは本願考案
の要旨とはとくに関係がなく、限定されない。 以上説明したように、本願考案の部品の整列移載装置
によれば、一定の方向とされながら供給部に送られてく
る部品を、効率的に、所望の方向転換を行いながら、移
動先に移載することができる。方向整列機構の各コレッ
トは、駆動手段によって所望の方向に同期回転させられ
るので、移動先での部品の方向の要求がどのようなもの
であれ、駆動手段による各コレットの回転角度を設定す
ることにより、容易に対応することができる。 もちろん、この考案の範囲は上述の実施例に限定され
るものではない。部品供給部としては、部品製造の最終
工程装置から部品を一定の方向性をもたせて順次送り出
す排出部なども含まれる。また、本例は、部品をテーピ
ングする場合を前提としたが、本願考案装置の移動先と
しては、テーピングのためのテープに限定されず、たと
えば、検査すべき部品の方向性が決められた検査工程装
置の部品受け取り部などの場合も考えられる。 さらに、方向整列機構において、1個のモータで複数
のコレットを同期回転させるための機構として、モータ
で往復移動させられるラックを、各コレットに形成した
ピニオンに噛合させる構成を例示したが、この機構はほ
かにも種々考えられる。たとえば、上記と同様に各コレ
ットに形成したピニオンに、モータによって駆動される
無端チエーンを掛け回すなどしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の一実施例の概略構成を示す斜視図、
第2図は断面図、第3図および第4図は従来例の説明図
である。 1……供給部、2……部品、4……第一搬送手段、5…
…方向整列機構、6……第二搬送手段、7……コレッ
ト、7a……収容凹部、8……駆動手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが垂直方向の回転軸心を中心とし
    て定位置で回転可能であるとともに、頂面における回転
    軸心位置に小型部品の平面視形状と対応した部品収容凹
    部が形成され、かつ列状に配置された複数のコレット
    と、これら複数のコレットを一括して所望方向に所望角
    度同期回転させる駆動手段とを備える方向整列機構、供
    給部にある複数個の小型部品を上記各コレットの部品収
    容凹部内に一括搬送する第一搬送手段、および、上記各
    コレットの部品収容凹部内に収容された部品を移動先ま
    で一括搬送する第二搬送手段、を備えることを特徴とす
    る、小型部品の方向系列移載装置。
JP1988096720U 1988-07-21 1988-07-21 小型部品の方向整列移載装置 Expired - Lifetime JP2509908Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS581009A (ja) * 1981-06-23 1983-01-06 Nippon Steel Corp 高炉内温度分布管理方法
JPS5919599U (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 東洋食品機械株式会社 液体充填バルブにおける容器保持装置
JPS61109634U (ja) * 1984-12-20 1986-07-11

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