JP2509443B2 - 拡張アンカ - Google Patents

拡張アンカ

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JP2509443B2
JP2509443B2 JP5143388A JP14338893A JP2509443B2 JP 2509443 B2 JP2509443 B2 JP 2509443B2 JP 5143388 A JP5143388 A JP 5143388A JP 14338893 A JP14338893 A JP 14338893A JP 2509443 B2 JP2509443 B2 JP 2509443B2
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sleeve
expansion sleeve
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
    • F16B13/063—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander
    • F16B13/065—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander fastened by extracting the screw, nail or the like

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート部分のボ
ール孔内に固定される拡張アンカであって、−拡張アン
カがシャフトを有しており、該シャフトが、その後方端
部に対象物を固定するための手段と、前方端部に横断面
減小区分と、該横断面減小区分につづく拡張円錐部とを
有しており、−拡張アンカが横断面減小区分にわたって
被せられた拡張スリーブを有しており、該拡張スリーブ
が縦方向スリットと、拡張スリーブの外周から突出した
ロックエレメントとを有しており、−縦方向スリット
が、前方の端面エッジを起点にして拡張スリーブの長さ
の少なくとも半分以上延びており、かつ各縦方向スリッ
トがスリーブ壁の拡大された切欠き部内に開口している
形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような拡張アンカは特に硬質の建築
材料内に使用するのに適している。この場合には、構築
部分及び固定しようとする対象物から突出したねじ山付
き区分にナットをねじはめることによって、シャフトに
一体成形された拡張円錐部が、ボール孔壁に支持された
拡張スリーブ内に引き込まれる。このさいにこの拡張ス
リーブは拡張され、ボール孔内に錨止される。この拡張
スリーブは、この拡張スリーブに配置されかつボール孔
壁に引掛かってロックされるロックエレメントによって
ボール孔内に支持される。
【０００３】拡張スリーブの拡張は、通常複数の縦方向
スリットによって可能になる。これらの縦方向スリット
によって拡張脚が形成されている。これらの拡張脚は縦
方向スリットの端部で閉じられたスリーブ形部分に移行
する。それ故に、拡張脚を拡張するために、脚を形成す
る両方の縦方向スリットの端部の結合線を越えて拡張脚
を曲げ広げることが必要である。このためには著しい拡
張力が必要である。この拡張力は、一方では拡張スリー
ブの壁厚に、他方では拡張脚の幅、ひいてはこの拡張脚
のシェル形状に関連している。しかしながら、拡張アン
カによって十分な保持力を得るためには、拡張脚のある
程度の幅が必要である。
【０００４】拡張円錐部の円錐角を適宜に適合すること
によって、何とか甘受できるトルクで拡張円錐部を拡張
スリーブ内に引き込み、このさいに拡張スリーブの固定
のために拡張脚を拡開させることが可能である。しかし
ながらこれらの拡張脚の拡開抵抗が極めて大きいので、
構築部分の材料中の亀裂の発生によってボール孔が拡大
した場合に、拡張円錐部は後滑りすることができない。
後拡張能力が欠けていることによって公知の拡張アンカ
は、引張応力の発生によってコンクリート内に亀裂が生
じうるような区域における使用には適さない。亀裂の発
生によってボール孔の拡大が生じると、公知の拡張アン
カの拡張スリーブはこの拡大を補償することができない
ので、このアンカは荷重が小さい場合でもボール孔から
引き抜かれる恐れがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
クリート部分の引張力をうける区域内における確実な固
定を保証する拡張アンカを製作することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、拡張スリーブが、後方の端面エッ
ジを起点にして延びかつ縦方向スリットと整列したノッ
チ状の三角形の切れ込みを有しており、該切れ込みがウ
エブの形成のために、拡大された切欠き部に対して所定
の距離を置いて終っており、ウエプの長さが、拡張スリ
ーブの壁厚にほぼ等しいようにした。
【０００７】
【発明の効果】前方の端面エッジを起点にして拡張スリ
ーブの長さの少なくとも半分以上延びる縦方向スリット
によって、拡張脚が形成されている。これらの拡張脚
は、シャフトに一体成形された拡張円錐部を引き込むこ
とにより拡開可能である。縦方向スリットの端部には、
スリーブ壁の拡大された切欠き部が位置している。これ
らの切欠き部は有利には円形の打ち抜き部分として形成
されている。これらの打ち抜き部分によって、拡張スリ
ーブにその拡開時に縦方向スリットに続いて亀裂が生じ
ることが回避される一方、拡張脚を曲げ広げるためのヒ
ンジの形成が助成される。切れ込みが後方の端面エッジ
を起点にして延びかつ縦方向スリットと整列しているの
で、拡張脚を外側へ旋回させて開かせるためのヒンジ
が、これらの切れ込みと打ち抜き部分との間に残ったウ
エブによって形成される。これらの切れ込みによって、
拡張スリーブの後方のスリーブ周縁部にパーフォレイシ
ョン孔が形成されるので、拡張脚を外側へ旋回させて開
かせると、拡張脚の後方のスリーブ周縁部はレバー運動
の形式で折れ曲がることができる。このことによって、
拡張脚の拡開抵抗は減じられて、シャフトにおける引張
力が極めて小さくても、このような引張力により拡張ス
リーブの拡開、ひいては拡張円錐部の後滑りが可能にな
る。コンクリート部分の引張力をうける区域内に拡張ア
ンカを固定する場合や、亀裂の発生と相俟ってボール孔
が拡大した場合には、拡張アンカにかかる使用荷重は、
拡張スリーブ内への拡張円錐部の後滑りによって拡張脚
を更に曲げ広げて拡張アンカを再びボール孔内に固定す
ることによりボール孔の拡大を補償するのに十分であ
る。従って、拡張スリーブを容易に拡張することができ
るので、本発明による拡張アンカは、引張力をうける区
域に適している。更に、ウエブの長さが、拡張スリーブ
の壁厚にほぼ等しいので、特に有利なレバーアーム比が
得られる。更に、切れ込みが前方端部に向かって尖がっ
た三角形の形を有しているので、後方のスリーブ周縁部
の折り曲げが容易になる。
【０００８】本発明の更に別の利点及び有利な構成は、
請求項２以下に記載されている。
【０００９】特にボール孔の拡大が生じた場合にも、拡
張スリーブを拡開させて確実に固着するために、拡張ス
リーブの後方端部には矢尻状のエンボス加工部を、前方
端部にはばね舌状部をロックエレメントとして設けると
有利である。引張り方向に対して逆向きに配置されたロ
ックエレメントは、ボール孔壁に引掛かってロックさ
れ、ひいては拡張スリーブのずれを阻止する。
【００１０】拡張円錐部と拡張スリーブとの間の摩擦動
作性を改良するために、拡張スリーブの前方の内側エッ
ジは面取り部を有していてよい。更に同じ目的で、拡張
スリーブの拡張脚の前方のコーナエッジが丸面取り部を
備えていてよい。摩擦を減じることによって、ボール孔
が拡大した場合の、拡張スリーブ内への拡張円錐部の後
滑りも容易になる。
【００１１】
【実施例】図１に示された拡張アンカにはシャフト１が
設けられている。このシャフトの後方端部は、対象物を
緊定するためのねじ山付き区分２を有している。シャフ
ト１の前方領域には、段付けされた横断面減小区分３が
位置している。この横断面減小区分に続いて、前方端部
に向かって拡張円錐部４が設けられている。この横断面
減小区分３の領域には拡張スリーブ５が装着されてい
る。この拡張スリーブの拡張領域は、拡張スリーブの前
方の端面エッジを起点として延びる縦方向スリット６に
よって形成されている。ボール孔内に拡張スリーブを固
着するために、拡張スリーブ５にはロックエレメントが
配置されている。拡張スリーブ５の後方端部において
は、これらのロックエレメントは矢尻状のエンボス加工
部７として形成され、前方端部においては、ばね舌状部
８として形成されている。前方端部に向かって、これら
のロックエレメントは平らにされているので、ボール孔
内への拡張アンカの打ち込み時に、これらのロックエレ
メントを内方に向かって折り曲げることができる。ロッ
クエレメントに設けられた端面エッジが引掛かってロッ
クされることによって、拡張アンカの引き出し方向にお
いてロックが生じる。
【００１２】図２には、Ａ−Ａ線に沿って断面された断
面図が示されている。縦方向スリット６，６′によって
複数の拡張脚９が生ぜしめられる。これらの拡張脚は、
拡張スリーブ５内に拡張円錐部４が引き込まれると、拡
張アンカの固定のために拡開する。拡張脚９のこのよう
な拡開は、後方の端部エッジを起点として延びかつ縦方
向スリット６と整列したノッチ状の切れ込み１０が拡張
スリーブに配置されていることにより、容易になる。三
角形に形成されたこれらの切れ込み１０（図４参照）
が、拡大された切欠き部１１に対して所定の距離を置い
て終わっているので、拡張脚９のためのヒンジとしてウ
エブ１２が残っている。摩擦を減じるために、更に拡張
スリーブ５に面取り部１３を施すと有利である。
【００１３】図３は拡張アンカを、この拡張アンカがコ
ンクリート部分１５のボール孔１４内に固定された状態
で示している。取り付けようとする対象物１６を固定し
同時に緊締することは、拡張アンカのねじ山付き区分２
にナット１７をねじはめることによって行なわれる。拡
張アンカのシャフト１の軸方向移動によって、拡張円錐
部４は、ロックエレメントによって不動にボール孔１４
に固着された拡張スリーブ５内に、この拡張スリーブを
固定するために引き込まれる。
【００１４】図４は、３つの拡張脚９を有する、薄板か
ら打ち抜かれた拡張スリーブ５の展開図である。各拡張
脚はそれぞれ２つのロックエレメントを備えている。拡
張脚の前方端部にはばね舌状部８が、後方端部には矢尻
状のエンボス加工部７が配置されている。拡張脚９は、
縦方向スリット６，６′と、拡張された切欠き部１１と
によって形成されている。更に、この打ち抜き部分は切
れ込み１０をも有している。シャフト１の横断面減小区
分３で打ち抜き部分が曲げ広がることによって、本発明
による拡張アンカは形成される。拡張円錐部と拡張スリ
ーブとの摩擦を減じるために、拡張脚９のコーナエッジ
は丸面取り部１８を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図１】拡張スリーブが装着された本発明による拡張ア
ンカの、図２のＢ−Ｂ線による断面図。
【図２】図１に示されている拡張アンカのＡ−Ａ線によ
る断面図。
【図３】コンクリート部分のボール孔内に固定された拡
張アンカを示す図。
【図４】打ち抜き部分／折り曲げ部分として構成された
拡張スリーブの展開図。
【符号の説明】
１ シャフト ２ ねじ山付き区分 ３ 横断面減小区分 ４ 拡張円錐部 ５ 拡張スリーブ ６，６′ 縦方向スリット ７ エンボス加工部 ８ ばね舌状部 ９ 拡張脚 １０ 切れ込み １１ 切欠き部 １２ ウエブ １３ 面取り部 １４ ボール孔 １５ コンクリート部分 １６ 対象物 １７ ナット １８ 丸面取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−44657（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−4608（ＪＰ，Ａ)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 コンクリート部分（１５）のボール孔
    （１４）内に固定される拡張アンカであって、 （イ）拡張アンカがシャフトを有しており、該シャフト
    が、その後方端部に対象物を固定するための手段と、前
    方端部に横断面減小区分（３）と、該横断面減小区分に
    続く拡張円錐部（４）とを有しており、 （ロ）拡張アンカが横断面減小区分にわたって被せられ
    た拡張スリーブ（５）を有しており、該拡張スリーブが
    縦方向スリット（６）と、拡張スリーブの外周から突出
    したロックエレメントとを有しており、 （ハ）縦方向スリット（６）が、前方の端面エッジを起
    点にして拡張スリーブ（５）の長さの少なくとも半分以
    上延びており、かつ各縦方向スリット（６）がスリーブ
    壁の拡大された切欠き部（１１）内に開口している形式
    のものにおいて、 （ニ）拡張スリーブ（５）が、後方の端面エッジを起点
    にして延びかつ縦方向スリット（６）と整列したノッチ
    状の三角形の切れ込み（１０）を有しており、該切れ込
    みがウエブ（１２）の形成のために、拡大された切欠き
    部（１１）に対して所定の距離を置いて終っており、 （ホ）ウエブ（１２）の長さが、拡張スリーブ（５）の
    壁厚にほぼ等しい ことを特徴とする、コンクリート部分
    のボール孔内に固定される拡張アンカ。
  2. 【請求項２】 拡大された切欠き部（１１）が円形に打
    ち抜かれていることを特徴とする、請求項１記載の拡張
    アンカ。
  3. 【請求項３】 拡張スリーブ（５）がロックエレメント
    として後方端部には矢尻状のエンボス加工部（７）を、
    前方端部にはばね舌状部（８）を有しており、これらの
    ロックエレメントが、拡張スリーブの前方端部に向かっ
    て平らにされていることを特徴とする、請求項１記載の
    拡張アンカ。
  4. 【請求項４】 拡張スリーブ（５）の前方の内側エッジ
    が、面取り部（１３）を有していることを特徴とする、
    請求項１記載の拡張アンカ。
  5. 【請求項５】 拡張スリーブの拡張脚（９）の前方のコ
    ーナエッジが、丸面取り部（１８）を備えていることを
    特徴とする、請求項１記載の拡張アンカ。
JP5143388A 1992-06-19 1993-06-15 拡張アンカ Expired - Lifetime JP2509443B2 (ja)

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DE4219984.0 1992-06-19

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JPH0650316A JPH0650316A (ja) 1994-02-22
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US (1) US5314278A (ja)
EP (1) EP0574669B1 (ja)
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AT (1) ATE135799T1 (ja)
BR (1) BR9302406A (ja)
DE (2) DE4219984A1 (ja)
ES (1) ES2085672T3 (ja)

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