JP2508784Y2 - 自動車用車輪のホイ―ルキャップ取付構造 - Google Patents

自動車用車輪のホイ―ルキャップ取付構造

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JP2508784Y2
JP2508784Y2 JP1987164824U JP16482487U JP2508784Y2 JP 2508784 Y2 JP2508784 Y2 JP 2508784Y2 JP 1987164824 U JP1987164824 U JP 1987164824U JP 16482487 U JP16482487 U JP 16482487U JP 2508784 Y2 JP2508784 Y2 JP 2508784Y2
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wheel cap
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勝 佐野
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金井 宏之
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用車輪に取付けられるフルキャップの
取付構造の改良に関するものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来の自動車用車輪におけるフルキャップの取付方法
は、第3図に示すようにリム(1)のハンプ部(2)
に、ホイールキャップ(16)に設けたバネ部材(17)を
係止させ、バネ部材(17)の弾性力によってホイールキ
ャップ(16)を固定するという構造のものであった。
しかし、上記のホイールキャップ取付構造ではリム
(1)のハンプ部(2)を利用するためホイールキャッ
プ(16)からバネ部材(17)までの距離が長くなり、ホ
イールキャップ固定のための強度を持たせるには複雑な
構造をとらざるを得ないという問題点があった。
また、フランジ部(6)からハンプ部(2)までの距
離が異なると同一のホイールキャップが使用できないと
いう問題点や、リム(1)の板厚が異なるとハンプ部
(2)の内径が変わるため、上記と同様に同一のホイー
ルキャップが取り付けられないという問題点があった。
さらに、ハンプ部(2)の内径の大小によってホイー
ルキャップの把持力が変わるため、ハンプ部(2)の内
径の大きいものでは走行中の振動や衝撃によってホイー
ルキャップが脱落する危険性があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解消するものであり、自動車用
車輪とホイールキャップの組合せであって、自動車用車
輪には、一端に開口巾をリムフランジ部の板厚よりも狭
くした足部のリムフランジ係止部を設け、かつ他端にキ
ャップ係止部を設けた取付部材を、リムのフランジ部に
複数個配置し、ホイールキャップには、基部からL字状
に屈折し、さらにU字状に折り返した係合部と、係合部
の両端に中央を係合部の係合面より高くした足部の回り
止め爪を設けた補助部材を、補助部材の基部をホイール
キャップの裏面に突設した上記取付部材に対応する位置
に当接して固着して、補助部材の係合部を上記取付部材
のキャップ係止部に係合して取付ける自動車用車輪のホ
イールキャップ取付構造を提供するものである。
実施例 第1図及び第2図(イ)に示すように、リム(1)の
フランジ部(6)の内面に略密着する胴部(8)と胴部
(8)に連続してフランジ部(6)を挾持するように折
り返したリムフランジ係止部(9)を一端に設け、胴部
(8)からリム(1)の直径方向内においてフランジ部
(6)の側面(7)とで空間を形成するよう略L字状に
屈折させたキャップ係止部(10)を他端に設けてなる鋼
板製の取付部材(4)を複数個、フランジ部(6)に配
置する。
リムフランジ係止部(9)は開口巾をリム(1)のフ
ランジ部(6)の板厚よりも狭くし、スプリング効果に
よってフランジ部(6)に固定可能に形成する。
第1図及び第2図(ロ)に示すように、ホイールキャ
ップ(3)には裏面に突出する足部(15)を形成し、基
部(11)からL字状に屈折し、さらにU字状に折り返し
た係合部(2)と、係合部(12)の両端に中央を係合部
(12)の係合面(13)より高く、かつ先端を係合面より
低くした回り止め爪(14)を設けた補助部材(5)の基
部(11)を上記足部(15)に固着する。
上記のように構成されたホイールキャップにおいて補
助部材(5)の回り止め爪(14)を取付部材(4)のキ
ャップ係止部(10)の横に合わせ、ホイールキャップ
(3)を回転させると回り止め爪(14)に案内されて係
合部(12)がキャップ係止部(10)に嵌入される。
補助部材(5)の係合部(12)の厚さを取付部材
(4)のキャップ係止部(10)よりやや厚くしておくこ
とにより、圧縮嵌入された係合部(12)のスプリング効
果で強固に固定することができるものである。
〔考案の効果〕
本考案のオイールキャップの取付構造は上記構成より
なるため、ホイールキャップに設けた補助部材の回り止
め爪を取付部材のキャップ係止部に合わせてホイールキ
ャップを回転させるだけで極めて簡単に装着することが
でき、しかも取付部材を用いて固定するため、車輪の寸
法に多少のバラツキがあってもホイールキャップの固定
力には影響がなく、走行中にホイールキャップが脱落す
る危険がない。
また、リムフランジ部に固定する構造としたため、同
一径の車輪であれば同一のホイールキャップが装着可能
となり、汎用性がある。
さらにリムフランジ部に固定する構造としたため、ホ
イールキャップから固定部までの距離が短かくなり、強
度上非常に有利である等の優れた実用的効果を有する考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の1実施例を示し、第1図は
本考案のホイールキャップの取付状態を示す切断端面
図、第2図(イ)は取付部材の斜視図、第2図(ロ)は
補助部材の斜視図、第3図は従来のホイールキャップの
取付状態を示す切断端面図である。 (1)…リム、(2)…ハンプ部、(3)(16)…ホイ
ールキャップ、(4)…取付部材、(5)…補助部材、
(6)…フランジ部、(7)…フランジ側面、(8)…
胴部、(9)…リム側開口部、(10)…キャップ係止
部、(11)…基部、(12)…係合部、(13)…係合面、
(14)…回り止め爪、(15)…足部、(17)…バネ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用車輪とホイールキャップの組合せ
    であって、自動車用車輪には、一端に開口巾をリムフラ
    ンジ部の板厚よりも狭くしたリムフランジ係止部を設
    け、かつ他端にキャップ係止部を設けた取付部材を、リ
    ムのフランジ部に複数個配置し、ホイールキャップに
    は、基部からL字状に屈折し、さらにU字状に折り返し
    た係合部と、係合部の両端に中央を係合部の係合面より
    高くした回り止め爪を設けた補助部材を、補助部材の基
    部をホイールキャップの裏面に突設した足部の上記取付
    部材に対応する位置に当接して固着して、補助部材の係
    合部を上記取付部材のキャップ係止部に係合して取付け
    る自動車用車輪のホイールキャップ取付構造。
JP1987164824U 1987-10-28 1987-10-28 自動車用車輪のホイ―ルキャップ取付構造 Expired - Lifetime JP2508784Y2 (ja)

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