JP2507636B2 - 仮設エレベ―タの機械台支持装置 - Google Patents

仮設エレベ―タの機械台支持装置

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JP2507636B2 JP1302609A JP30260989A JP2507636B2 JP 2507636 B2 JP2507636 B2 JP 2507636B2 JP 1302609 A JP1302609 A JP 1302609A JP 30260989 A JP30260989 A JP 30260989A JP 2507636 B2 JP2507636 B2 JP 2507636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、既設エレベータを改造して新規なエレベー
タにする際に用いる仮設エレベータの機械台支持装置の
改良に関するものである。
〔従来の技術〕
既設のエレベータ装置を新設のエレベータ装置に改造
する改造工事にあっては、その工事期間中における建物
利用者の移動に不便が生じない様にする必要がある。そ
こで、特開昭61−55079号公報は、エレベータ乗場の床
と昇降路壁間に水平に架設した仮設機械台に仮設巻上機
を配置し、この仮設巻上機を駆動させてエレベータかご
を昇降路の一定範囲において昇降移動させるものを提案
している。
第3図及び第4図は従来の仮設エレベータの機械台支
持装置を示すもので、図中、(1)は建物に設けたエレ
ベータの昇降路で、この昇降路(1)の側壁中央には、
断面略T字状の一対のかご用ガイドレール(2)を垂直
に取着し、この一対のかご用ガイドレール(2),
(2)間には、昇降路(1)の上部に位置する新設エレ
ベータのかご(3)を配置しており、又昇降路(1)の
ピット床には、一対のかご用ガイドレール(2)の下方
に位置するかご用緩衝器(4)を立設している。
(5)は昇降路(1)の壁にレールブラケットを用い
て垂直に止着した断面略T字状の一対の釣り合い錘用ガ
イドレールで、この昇降路(1)の背面壁に隣接した一
対の釣り合い錘用ガイドレール(5),(5)間には、
昇降路(1)の下方に位置する釣り合い錘(6)を配置
しており、又ピット床には、当該ピット床と釣り合い錘
(6)の激突を緩和防止する釣り合い錘用緩衝器(7)
を立設している。
(8)は昇降路(1)の直上に設けた機械室で、この
機械室(8)には、新設の機械台(9)を水平に設置
し、この機械台(9)には、新設の巻上機(10)と新設
の反らせ車(11)をそれぞれ配設しており、又機械室
(8)には、新設の制御盤(12)を設置している。
(9A)はかご(3)の直下の乗場床(13)と昇降路
(1)の背面壁間に水平に架設した一対の仮設機械台
で、この仮設機械台(9A)は、第3図及び第4図に示す
如く、その一端を乗場床(13)に、その他端を逆L字状
の取付金(14)を用いて昇降路(1)の背面壁に、それ
ぞれ支持させており、該取付金(14)は、アンカーボル
ト(15)により該背面壁に重着固定している(第4図参
照)。また、仮設機械台(9A)は、仮設巻上機(10
A)、仮設の回動自在の反らせ車(11A)、及び仮設の制
御盤(12A)を支持している。
そして、(16)は仮設巻上機(10A)及び反らせ車(1
1A)に巻き掛けて昇降路(1)内に垂下した巻上ロープ
で、この巻上ロープ(16)は、その一端を既設のかご
(3A)に、その他端を釣り合い錘(6)に、それぞれ接
続している。
従って、仮設巻上機(10A)が駆動すると、巻上ロー
プ(16)が移動してかご(3A)を昇降移動させるととも
に、釣り合い錘(6)が下降若しくは上昇移動する。そ
して、該かご(3A)の昇降移動により、改造工事期間に
おいて建物利用者の移動の便宜が図られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来における仮設エレベータの機械台支持装置は以上
のように構成され、仮設機械台(9A)の他端を支持する
取付金(14)を昇降路(1)の壁に固定しなければなら
ないので、アンカーボルト(15)を十分なコンクリート
強度が有る昇降路(1)の背面壁に打ち込まなければな
らず、コンクリート強度を予め調査する必要があった。
また、アンカーボルト(15)の施工に際しては、大なる
工事音が生じること、及びアンカー施工箇所に予め煩雑
なケガキ作業を施さなければならなかった。さらに、ア
ンカーボルト(15)が釣り合い錘(6)と干渉するのを
防止するため、アンカーボルト(15)を仮設エレベータ
撤去時に必ず取り外さなくてはならなかった。
本発明は叙上の点に鑑みなされたもので、アンカー施
工を省略することのできる仮設エレベータの機械台支持
装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては上述の目的を達成するため、乗場床
とこの乗場床に対向する昇降路の壁間に仮設機械台を架
設し、この仮設機械台には、かごを昇降移動させる仮設
巻上機を配置したものにおいて、昇降路内の釣り合い錘
用ガイドレールの背面のレール目板上に当接し、レール
クリップにより釣り合い錘用ガイドレールに締結された
支え板と、この支え板上に架設され、昇降路内に突出し
た仮設機械台の突出部を支持する取付台とを備えたこと
を特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、昇降路内の釣合い錘用ガイドレール
に、該昇降路内に水平に突出した仮設機械台の端部を支
持する支持板を重着するので、アンカーボルトの省略を
図ることができる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に示す一実施例に基づき本発
明を詳述する。尚、第1図は第3図におけるA部の拡大
詳細図、第2図は第1図のII−II線矢視図である。
図中、(5)は垂直に多数連設して構成した一対の釣
り合い錘用ガイドレールで、この釣合い錘用ガイドレー
ル(5)の昇降路(1)の側壁に対向する平坦な背面に
は、第2図に示す如く、当該釣り合い錘用ガイドレール
(5),(5)を連結するレール目板(17)を多数のボ
ルト(18)を用いて強固に重着するとともに、このレー
ル目板(17)の上部に当接する支え板(19)を多数のレ
ールクリップ(20)を介して重着し、且つ支え板(19)
の上部に当接する倒L字状の取付金(14)をレールクリ
ップ(20)を用いて止着している。(21)は一対の釣合
い錘用ガイドレール(5),(5)間に水平に架設した
コ字状の複数の取付台で、この取付台(21)の両端下部
は取付金(14)の水平上部にそれぞれ螺着されている。
そして、この複数の取付台(21)の上部には、上記一体
の仮設機械台(9A)の他端下部を螺着している。
従って、仮設機械台(9A)に作用する荷重は、取付台
(21)・取付金(14)・支え板(19)を経由して釣合い
錘用ガイドレール(5)と一体のレール目板(17)に支
持されることとなり、このレール目板(17)の支持作用
により、仮設機械台(9A)は十分な強度をもって支持さ
れる。尚、乗場床(13)とレール目板(17)の垂直方向
における位置調整は、支え板(19)の長さを変更するこ
とにより、極めて容易に対処することができる。
以上のように本発明によれば、釣い合い錘用ガイドレ
ール(5)の背面に重着した接続機能を営むレール目板
(17)に、仮設機械台(9A)の他端を支え板(19)・取
付金(14)・取付台(21)を介して支持させているの
で、アンカーボルト(15)及びその施工作業の省略が可
能となり、仮設巻上機(10A)の設置・撤去等の著しい
容易化が期待できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、昇降路内の釣合い錘用
ガイドレールに、該昇降路内に水平に突出した仮設機械
台の端部を支持する支持板を重着するので、アンカーボ
ルト及びその施工作業の省略、並びに仮設巻上機の設置
・撤去の著しい容易化を図ることのできる仮設エレベー
タの機械台支持装置を提供することができる。また、支
え板は、潤滑油が塗布されていないレール背面のレール
目板上にレールクリップで取り付けられるので、レール
刃面の損傷が防止されるとともに、取付に際して潤滑油
の除去の手間が省け、また既設のレール目板で荷重を安
定して分担支持できるなどの効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る仮設エレベータの機械台支持装置
の一実施例を示す拡大説明図、第2図は第1図のII−II
線矢視図、第3図は従来の仮設エレベータの機械台支持
装置を示す縦断面図、第4図は従来の仮設エレベータの
機械台支持装置を示す第1図相当図である。 図中、(1)は昇降路、(3)・(3A)はかご、(5)
は一対の釣り合い錘用ガイドレール、(9A)は仮設機械
台、(10A)は仮設巻上機、(17)はレール目板であ
る。 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場床とこの乗場床に対向する昇降路の壁
    間に仮設機械台を架設し、この仮設機械台には、かごを
    昇降移動させる仮設巻上機を配置した仮設エレベータの
    機械台支持装置において、 上記昇降路内の釣り合い錘用ガイドレールの背面のレー
    ル目板上に当接し、レールクリップにより上記釣り合い
    錘用ガイドレールに締結された支え板と、 この支え板上に架設され、該昇降路内に突出した仮設機
    械台の突出部を支持する取付台と を備えたことを特徴とする仮設エレベータの機械台支持
    装置。
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CN1191984C (zh) * 2001-03-29 2005-03-09 三菱电机株式会社 卷扬机的安装方法
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