JP2507313Y2 - 回路基板用電気コネクタ - Google Patents

回路基板用電気コネクタ

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JP2507313Y2
JP2507313Y2 JP10766890U JP10766890U JP2507313Y2 JP 2507313 Y2 JP2507313 Y2 JP 2507313Y2 JP 10766890 U JP10766890 U JP 10766890U JP 10766890 U JP10766890 U JP 10766890U JP 2507313 Y2 JP2507313 Y2 JP 2507313Y2
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雅 中村
耕三 上木戸
恒和 鵜飼
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Hirose Electric Co Ltd
NEC Corp
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Hirose Electric Co Ltd
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回路基板用電気コネクタに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
回路基板の回路部と外部の回路とを接続するための電
気コネクタとして、回路基板の縁部の接続用回路部に装
着される形式のものがある。
かかる電気コネクタの一例として、第3図に示すごと
く、絶縁ハウジング51から上下二列をなして片持ち状に
延出する接触子52を有し、上記絶縁ハウジング51の両端
における張出部53に基板受入溝54を形成し、該基板受入
溝54の一部にキー部55を有するものがある。そして、上
記二列の接触子52は中間部にて、基板Pの厚みよりも狭
くなるように互いに近接方向に弯曲した部分が形成され
ている。
一方、回路基板Pはその縁部に接続用の回路部P1が並
列に形成され、その両側に上記キー部55に案内される案
内溝P2が設けられている。
コネクタの接続の際には、回路基板Pの回路部P1の範
囲Sにクリーム半田を十分に塗布した後に、コネクタの
キー部55に案内溝P2を嵌め込むようにして、回路基板P
を二列の接触子52間に挿入する。これにより、上下の各
接触子52は対応する回路と互いに接触するようになる。
しかる後、上記回路部P1を加熱して各接触子を回路に
半田結線する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のごとくの従来の回路基板用電気
コネクタにあっては、次のような問題があった。
接触子52は回路基板の縁部との当接開始時から正規
の位置への装着完了時まで、回路部P1と摺接状態にあ
り、それがために、最も肝要な接触子51の回路部P1との
接触部分で、クリーム半田が除去されてしまうこととな
る。
上記摺接状態にあって接触子52の回路部P1との当接
圧が高い場合には、回路部P1の表面が削られてしまうこ
ともある。
コネクタの回路基板Pへの装着工程において、両者
間に作用する圧力は一定であるために、いつ正規の装着
位置にもたらされたかが判らない。また、その間、コネ
クタの幅方向にて傾いていることもあり、装着が確実に
なされる保証はない。
コネクタと回路基板は、キー部55と案内溝P2とによ
りなされており、確実な位置決めを行うためには両者を
精度よく加工しなければならない。
本考案は上記のごとくの問題を解決し、簡単な構成
で、クリーム半田が確実に保持され、回路部表面を傷め
ることのない回路基板用電気コネクタを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、上記目的は、 回路基板の縁部に装着され、回路基板の縁部に設けら
れた回路部に弾圧接触する接触子を有し、該接触子と上
記回路部とが上記接触状態で半田結線される電気コネク
タにおいて、 接触子は絶縁ハウジングに片持ち状態で植設されかつ
中間部には上記装着の方向に延びる水平部を有し、 絶縁ハウジングには、該絶縁ハウジングに対して上記
装着方向で移動可能に絶縁材料の駒部材が案内保持さ
れ、 駒部材は、絶縁ハウジングへの組込時に上記接触子の
水平部に係止して接触子を回路基板の回路面から離間す
る方向に弾性変形せしめる係止部と、回路基板の縁部の
押入のための押入凹部と、回路基板の押入時に該回路基
板の縁部に形成された係止凹部に係止する突部とを有
し、 上記回路基板の駒部材への押入により該回路基板が駒
部材との係止後、駒部材が回路基板の正規の装着完了位
置まで回路基板と共に絶縁ハウジングの内方に向けて移
動されて該駒部材の係止部が接触子の水平部から外れる
ことにより、接触子が回路基板の回路部に弾圧接触す
る、 ことにより達成される。
〔作用〕
かかる構成になる本考案にあっては、回路基板と電気
コネクタとは次の要領で接続される。
先ず、駒部材を絶縁ハウジングに組込む。これによ
り、該駒部材の係止部上に接触子の水平部が係止して、
接触子は回路基板の装着時の面から離間する。なお、こ
の駒部材は当初より絶縁ハウジングの一部材として組込
まれていてもよい。
次に、回路基板の縁部を駒部材の押入凹部に押入す
る。すると、回路基板の係止凹部に駒部材の突部が係止
し、その結果、回路基板は幅方向で正規位置にもたらせ
ると共に上記駒部材と一体移動するようになる。
回路基板をさらに押入れすると、一体移動する駒部
材が絶縁ハウジングの内方に向けて移動し回路基板の正
規の装着完了位置にて停止する。それと共に、上記駒部
材の係止部はその移動により上記接触子の水平部の範囲
から外れるために、接触子は回路基板の回路部に対しそ
の面に直角方向で弾圧接触するようになる。
最後に、接触子と回路部とを加熱し、回路部にすで
に塗布されていたクリーム半田によって両者を半田結線
する。
〔実施例〕
以下、添付図面にもとづき、本考案の一実施例を説明
する。
第1図において、1は回路基板Pに装着される本実施
例の回路基板用電気コネクタである。
回路基板Pはその縁部に接続用の回路部P1が形成され
ている。そして、該回路部P1の範囲の両側に係止凹部と
しての係止孔部P2が穿設されている。
電気コネクタ1は、絶縁ハウジング2に上下二列に配
列された複数の接触子3を片持ち状に保持している。該
二列に接触子3は、その中間部が互いに近接する方向に
弯曲されており、両者の最狭部3Aにおける間隔は回路基
板Pの板厚よりも若干小さいものとなっている。そし
て、上記接触子3にはその中間部にて上記最狭部3Aより
も基部寄りの位置に水平部3Bが形成されている。
なお、接触子3は絶縁ハウジング2の後部2Aに形成さ
れたコネクタ受入凹部(図示せず)に臨んでおり、該コ
ネクタ受入凹部に挿入される相手方コネクタC(第2図
(A)参照)の対応する接触子と接触するようになって
いる。
上記絶縁ハウジング2には駒部材4が組込まれるよう
になっている。該駒部材4は、両側端にて接触子3の長
手方向に延びる上下対の弾性腕体4Aと、両側端の二対の
弾性腕体4Aをそれらの基部で連結する連結部4Bとを有し
ている。上記上下の弾性腕体4Aには、両者間に回路基板
Pを挿入した際に回路基板Pの係止孔部P2と係止して幅
方向(回路基板の縁に沿った方向)の位置を定めかつ駒
部材4と回路基板Pとを一体的に係止せしめるため突部
4Cが先端における互の対向面に設けられている。また、
弾性腕体4Aの基部には、ブロック状の被案内部4Dが形成
されていて、絶縁ハウジング2の張出案内部2Aにて案内
保持されるようになっている。
また、上記駒部材4の連結部4Bには、接触子3の水平
部3Bを収容する係止部としての案内溝4Eが上下面に設け
られている。該案内溝4Eは上下における案内溝の底面同
士の距離が回路基板Pの回路部P1における厚みよりも若
干大きくなるように設定されている。
かかる本実施例の回路基板用の電気コネクタの回路基
板への装着は次の要領で行われる。
先ず、コネクタの装着に先立ち、回路基板Pの回路
部P1の範囲S(第1図参照)にクリーム半田Wを塗布す
る(第2図(A)参照)。
次に、駒部材4を絶縁ハウジング2内に取付け、案
内可能に保持する。この状態で駒部材4の係止部たる案
内溝4Eに各接触子3の水平部3Bがスライド可能に係止さ
れ、接触子3は回路基板Pの回路面より離間する方向に
弾性変形する(第2図(A)参照)。
しかる後、かかる回路基板Pの回路部P1が設けられ
ている縁部から該回路基板Pを駒部材4に押入する。す
ると、、回路基板Pの縁部に、駒部材4の上下の弾性腕
体4Aに設けられた突部4Cが当接し、該上下の弾性腕体4A
は弾性変形して拡げられ、さらなる押入により、突部4C
は回路基板の係止孔部P2にスナップ状に係止する(第2
図(B)参照)。かくして、回路基板Pと駒部材4とは
一体的に結合される。その際、上記係止によって回路基
板は幅方向に自動的に位置出しされるようになる。
上記回路基板Pをさらに押入すると、これと結合し
ている駒部材4は絶縁ハウジング2の内方に向けストッ
パ(図示せず)に当接するまで所定距離だけ移動する。
この移動中は、上記駒部材4はその案内溝4Eが接触子3
の水平部3Bと接触しており、接触子は依然として回路部
の面とは被接触状態にある。そして、上記所定距離だけ
移動完了すると、その時点で上記水平部3Bは係止部たる
案内溝4Eから外れて、接触子は回路部P1に対して直角方
向から弾圧接触するようになる(第2図(C)参照)。
最後に、回路部P1に接触するようになった接触子3
の回路部P1との接触部のクリーム半田を加熱して半田結
線がなされる。
なお、本考案では接触子及びこれを支持する駒部材の
弾性腕体そして係止部を回路基板に対して上下に対をな
すように設けたが、いづれか一方であってもよいことは
勿論である。
また、実施例では駒部材の係止部を好ましい例として
案内溝で形成し、案内の位置を正確化を図ったが、単に
接触子の水平部を弾性変形させる平面であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案の以上のごとく、コネクタと回路基板が正規の
装着位置になるまで、接触子を回路部に接触しないよう
にし、上記位置に到達したときに接触を回路面に対して
直角方向から行うこととしたので、コネクタ装着の際に
回路部のクリーム半田は除去されることなく当初のまま
保持されて半田が確実なものとなる。さらに、接触子は
回路部と摺接しないので、回路部の表面が傷められてし
まうこともなく結線の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気コネクタ及びその装着
対象の回路基板を示す斜視図、第2図(A)〜(C)は
第1図の電気コネクタと回路基板との装着を順を追って
示す断面図、第3図は従来の電気コネクタ及びその装着
対象の回路基板を示す斜視図である。 1……電気コネクタ 2……絶縁ハウジング 3……接触子 3A……水平部 4……駒部材 4C……突部 4E……係止部(案内溝部) P……回路基板 P1……回路部 P2……係止凹部(孔部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鵜飼 恒和 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−72870(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板の縁部に装着され、回路基板の縁
    部に設けられた回路部に弾圧接触する接触子を有し、該
    接触子と上記回路部とが上記接触状態で半田結線される
    電気コネクタにおいて、 接触子は絶縁ハウジングに片持ち状態で植設されかつ中
    間部には上記装着の方向に延びる水平部を有し、 絶縁ハウジングには、該絶縁ハウジングに対し上記装着
    方向で移動可能に絶縁材料の駒部材が案内保持され、 駒部材は、絶縁ハウジングへの組込時に上記接触子の水
    平部に係止して接触子を回路基板の回路面から離間する
    方向に弾性変形せしめる係止部と、回路基板の縁部の押
    入のための押入凹部と、回路基板の押入時に該回路基板
    の縁部に形成された係止凹部に係止する突部とを有し、 上記回路基板の駒部材への押入により該回路基板が駒部
    材との係止後、駒部材が回路基板の正規の装着完了位置
    まで回路基板と共に絶縁ハウジングの内方に向けて移動
    されて該駒部材の係止部が接触子の水平部から外れるこ
    とにより、接触子が回路基板の回路部に弾圧接触する、 ことを特徴とする回路基板用電気コネクタ。
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JPH0466077U JPH0466077U (ja) 1992-06-10
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JP2797849B2 (ja) * 1992-08-12 1998-09-17 日本電気株式会社 サーフェイスマウント用コネクタ
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JPH0466077U (ja) 1992-06-10

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