JP2506884Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2506884Y2 JP1990126803U JP12680390U JP2506884Y2 JP 2506884 Y2 JP2506884 Y2 JP 2506884Y2 JP 1990126803 U JP1990126803 U JP 1990126803U JP 12680390 U JP12680390 U JP 12680390U JP 2506884 Y2 JP2506884 Y2 JP 2506884Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メーターの目盛、文字、指針等を発光させ
るようにした発光型アナログメーターに関し、特に、車
載用のアナログメーターとして使用するのに適した車両
用表示装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の発光型アナログメーターとして、例えば第7
図に示すものがある。
このメーターは、メーター内機41と文字盤42の間に導
光板43を配設し、光源バルブ44からの光を導光板43の端
部43aから取り込んで図の矢印のように導光板43内に導
き、導光板43を文字盤42の背面で発光させることによ
り、文字盤42に形成された光透過性の目盛等を発光させ
るようにしたものである。また、指針45については、導
光板43から指針軸41aの周囲を通して指針45のボス部45a
に光を照射し、指針45内での導光と光拡散によって発光
させるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、日中、車両運転中に太陽光などの強い外光
がフロントガラスから入射した場合や、トンネルに入っ
た直後など、外光の変化で運転者が眩惑されると運転者
の虹彩が小さくなるため、メーター全体が暗く見えて表
示の視認性が低下することがある。この視認性の低下を
防止するためには、表示パターンの輝度を高めることが
考えられるが、上記のような従来の発光型アナログメー
ター形式の車両用表示装置では、導光板43を用いて間接
的に文字盤42の背面に光を照射するようにしているの
で、表示パターンの輝度が低く、光量にムラが生じ、こ
の問題を解消することが困難である。
そこで、既に本出願人は特願平1−321496号(特開平
3−183912号)において、光源に放電ランプと反射リフ
レクターを用い目盛、文字、指針等の表示パターンの光
量にムラがなく、かつ輝度の高い発光型アナログメータ
を提案しているのであるが、本考案は該発光型アナログ
メータを一歩進め指針部の光透過性部分のスリットの長
さを長くして、更に視認し易い車両用表示装置の提供を
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、背光によって光輝する指針と、該指針に隣
接して前記背光により目盛部分が光輝する文字盤と、前
記背光を発する光源の背後に指針を駆動する指針軸を有
するメータ内機とを備えた車両用表示装置において、前
記指針を、光不透過性の円盤状の指針板と、当該指針板
上に設けられ、その一端が前記指針板上における周縁部
に位置するとともに他端が前記指針板の中心を通過して
前記一端に対する反対側の位置まで延設された光透過性
のスリットとから構成し、前記文字盤に、前記指針板の
円形に整合する光透過性の円形部分を形成するとともに
その外側に配置された目盛部分を光透過性にして、該目
盛部分の内周側の前記円形部分に上記指針板を整合させ
て配置し、前記メータ内機の指針軸をクランク状に形成
して、該指針軸の回動中心と前記指針板の回転中心とを
合わせ、かつ、指針軸の一端を前記スリットを避けて前
記指針板に連結するように構成してなることを特徴とし
ている。
〔作用〕
本考案の車両用表示装置において、メータ内機に連結
された指針軸が回動すると、指針軸はクランク状になっ
ているために前記指針と連結部は弧を描いて回動する。
この場合に、指針軸の回動中心と前記円盤状の指針板と
が合わせられているので、前記円盤状の指針板は横ぶれ
をせずに恰も中心部に指針軸が連結する様に回動する。
また、指針板に形成されているスリットに関し、この
スリットは、その一端が前記指針板上における周縁部に
位置し、かつ、他端が前記指針板の中心を通過して前記
一端に対する反対側の位置まで延設されている。すなわ
ち、このスリットは、指針板の中心近傍から中心を通っ
て半径方向に形成されている。そして、上述した指針軸
の一端すなわち指針板との連結端は、この指針軸がクラ
ンク状とされているので、指針板における周縁側に偏倚
した位置に取り付けられる。これにより、光源からの背
光が指針軸により遮られることがなくなり、スリットを
指針板の回動中心の反対側まで延設しても、前記背光を
スリット全域に導くことができる。
従って、この構成によれば、指針板に形成するスリッ
トを長くすることが可能となり、このスリット部分から
の背光の透過量が多く運転者にとり視認し易い車両用表
示装置となる。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の車両用表示装置の一部断面
図、第2図はその一部正面図、第3図はその分解斜視図
である。
図において、11は図示しない回路から入力される電気
信号に応じて指針軸11aを回動させるメーター内機であ
り、その内部の構造は従来公知のアナログメーターのも
のと同様である。12はメーター内機11の指針軸11a側前
面に配設されたケース体、13はケース体12内に収容され
て円柱状凹面の反射面13aをケース体12の開口側に向け
たリフレクター、14はリフレクター13の焦点fに沿って
配された冷陰極管(放電ランプ)であり、この冷陰極管
14は、ソケット15とケース体12から引き出された図示し
ないリード線を介して外部の電源に接続され、高出力の
光源を構成している。なお、リフレクター13が円柱状凹
面の反射面13aによって凹面鏡を形成しているので、焦
点fは第3図に示したように直線状になる。
また、第6図に示すように、従来用いられている指針
軸61aは、内機11から直線状に延びているのが一般的で
あるので、指針板18にスリット62は指針板18の中心部ま
で設けることができない。本考案に係る車両用表示装置
の指針軸11aは、第4図に詳図するように、クランク状
に曲げられているので、指針板18における周縁側に偏倚
した位置すなわちスリットを避けた位置に取り付けられ
る。これにより、指針板18に形成するスリット18bを延
ばすことができる。
また、16はケース体12の開口を覆うように配された光
拡散板、17は光拡散板16の前面に配設された文字盤、18
は文字盤17の前面に配された円盤状の指針板であり、第
4図に示すように、この指針板18の中心より前記指針軸
11aのクランクされた距離だけ離れた位置に前記指針軸1
1aの先端が固定されている。
第2図に示すように、文字盤17には透明樹脂板に黒色
の印刷処理等によってブラックフェイス面17a(斜線の
部分)が形成され、目盛と数字の部分17bは抜き文字に
され、この目盛と数字の部分および指針板18と重なる円
形の部分は光透過性にされている。また、指針板18は、
円盤状の透明樹脂板に黒色の印刷処理によってブラック
フェイス面18a(斜線の部分)が形成され、その中心近
傍から中心を通り半径方向に一部印刷しないことにより
光透過性のスリット18bが形成されている。
より詳細には、同図並びに第4図に示すように、この
指針板18上に形成された光透過性のスリット18bは、そ
の一端が前記指針板18における周縁部に位置するととも
に他端がこの指針板18の回動中心(内機11と指針軸11a
の取付位置に相当)を通過して前記一端に対する反対側
の位置である指針軸11aと指針板18との取付位置近傍位
置まで延設されている。
このような構成においては、光源すなわち冷陰極管14
からの背光がこの指針板18の背面に照射されることによ
り、上述した光透過性のスリット18bの部分が指針とし
て機能する。
この場合、冷陰極管14からの背光は、指針軸11により
遮られることがなくなり、スリット18bを指針板18の回
動中心の反対側まで延設しても、前記背光をスリット18
bの全域に導くことができ、スリット18bを延ばすことが
できる。
なお、上記のような目盛と数字の部分17bおよびスリ
ット18bは、光不透過性部材を用いて抜き彫りによって
形成することもできる。
ところで、一般に車載用のアナログメーターでは、目
盛が全周には形成されず、時計の文字盤でいう時計回り
に8時から4時の範囲に略形成されるものが多い。
この実施例の文字盤17の目盛も、第2図に示すように
全周には形成しないで、指針板18の中心は、目盛部分の
高さHの中心よりも下に一定距離dだけずれた位置に設
定されている。また、第1図に示すように、リフレクタ
ー13の反射面13aの高さは目盛部分の高さHを含むよう
に設定されており、さらに、その中心および冷陰極管14
の位置は、目盛部分の高さHの略中心Pに一致されてい
る。
そして、指針板18の中心に対応させて、文字盤17、光
拡散板16、リフレクター13およびケース体12には、指針
軸11aが回動する時に該指針軸11aのクランク状の部分が
弧を描くため、弧状の溝孔17c,16a,13b,12aがそれぞれ
形成されている。これらの溝孔17c,16a,13b,12aの溝幅
は指針軸11aの直径よりも若干大きく、その半径は前記
指針軸11aのクランクされている距離と略同じである。
また、その溝孔17c,16a,13b,12aの弧の中心は前記指針
軸11aの回動中心と一致しており、その広がり角度は前
記文字盤17の目盛部分の広がり角度と略同じで目盛部分
と前後対称に配置されている。
そして、指針軸11aは各溝孔12a,13b,16a,17cを貫通す
るとともに冷陰極管14の下を通って前述したように指針
板18の中心部分から指針軸11aのクランクされた距離だ
け離れた位置に固定されている。なお、該指針軸11aが
回動して最上部に来ても指針軸11aが冷陰極管14には当
接しないように指針軸11aのクランクされた距離は前述
した一定距離dよりも短く設定されている。
以上の構成によって、冷陰極管14からの光は光拡散板
16によって拡散されるとともにリフレクター13に向かう
光は反射面13aによって略平行光に反射され、光拡散板1
6によって拡散される。そして、光拡散板16を介して文
字盤17および指針板18の背後に均一で明るい光が照射さ
れ、目盛と数字およびスリット18bの部分だけが光輝し
て見え、メーター内機11によって指針板18が回動させら
れると、光輝する指針(スリット18b)が回動して光輝
する目盛を指示するようになり、アナログ表示が行われ
る。この場合に、スリット18b部分が指針板18の中心近
傍から中心を通り外周へ向けて形成されているのでスリ
ット18b部分が長く、すなわち光輝する指針部分が長い
ため運転者にとって視認し易い車両用表示装置となる。
なお、冷陰極管等の形状によっては、第5図に示すよ
うに、指針軸51aを直線状にして、その先端にL字状の
ブラケット51bを取りつけて、該ブラケット51bに指針板
18を固定するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、指針軸をクラン
ク状に形成して、該指針軸の回動中心と指針板の中心と
を合わせて指針軸の一端を指針板に連結したので、指針
板上の光透過性のスリットを外指針板の中心近傍から中
心を通り外周に向けて形成することができ、指針として
光輝するスリット部分が長くとれるため、運転者にとっ
て視認し易い車両用表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における車両用表示装置の一部断面図、 第2図は同車両用表示装置の一部正面図、 第3図は同車両用表示装置の分解斜視図、 第4図は指針軸のクランク状態を示す図、 第5図は他の指針軸の状態を示す図、 第6図は従来の指針軸の状態を示す図、 第7図は従来の車両用表示装置を示す一例である。 11…メーター内機、11a…指針軸、13…リフレクター、1
4…冷陰極管、17…文字盤、18…指針板、18b…スリッ
ト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背光によって光輝する指針と、該指針に隣
    接して前記背光により目盛部分が光輝する文字盤と、前
    記背光を発する光源の背後に指針を駆動する指針軸を有
    するメータ内機とを備えた車両用表示装置において、 前記指針を、光不透過性の円盤状の指針板と、当該指針
    板上に設けられ、その一端が前記指針板上における周縁
    部に位置するとともに他端が前記指針板の中心を通過し
    て前記一端に対する反対側の位置まで延設された光透過
    性のスリットとから構成し、 前記文字盤に、前記指針板の円形に整合する光透過性の
    円形部分を形成するとともにその外側に配置された目盛
    部分を光透過性にして、該目盛部分の内周側の前記円形
    部分に上記指針板を整合させて配置し、 前記メータ内機の指針軸をクランク状に形成して、該指
    針軸の回動中心と前記指針板の回転中心とを合わせ、か
    つ、指針軸の一端を前記スリットを避けて前記指針板に
    連結するように構成してなることを特徴とする車両用表
    示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS585215Y2 (ja) * 1978-03-24 1983-01-28 トヨタ自動車株式会社 光指示式メ−タ
JPH0281418U (ja) * 1988-12-09 1990-06-22

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