JP2502425Y2 - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2502425Y2
JP2502425Y2 JP1990084021U JP8402190U JP2502425Y2 JP 2502425 Y2 JP2502425 Y2 JP 2502425Y2 JP 1990084021 U JP1990084021 U JP 1990084021U JP 8402190 U JP8402190 U JP 8402190U JP 2502425 Y2 JP2502425 Y2 JP 2502425Y2
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JP
Japan
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electric wire
wire support
tube
bulging
grommet
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正行 佐藤
典裕 米山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車ワイヤハーネス等の電線群をパネル孔
等の挿通孔部分において保護するためのグロメットに関
するものである。
〔従来の技術〕 第3図において、グロメットaは比較的軟質の合成樹
脂材より成り、中間に膨出取付部bが形成されると共に
膨出取付部bの両側に小径の電線支持筒c,dが連設さ
れ、電線支持筒c,d間に拡大された中空室eが形成され
ている。
膨出取付部bにはパネルfの挿通孔f1に対する環状取
付溝b1が形成され、該環状取付溝b1の一側にパネルeに
対する衝合鍔部b2、他側に変形鍔部b3が設けられてい
る。
そして、かかる構造のグロメットaは第4図に示され
る如くに、電線支持筒成形部g1,g2間に膨出された中空
室成形部g3を有する内金型gを用いて製造されており、
この場合に内金型gの上記中空室成形部g3の径l1を大き
くすると内金型gの取り外しが困難になると共に取り外
しの際に電線支持筒cが裂けてしまい、歩留まりが悪く
なる欠点があるので、電線支持筒成形部g1の径l2に対す
る中空室成形部g3の径l1を一定限度に押さえる必要があ
り、その結果中空室eの内腔が小さくなるに従って変形
鍔部b3の肉厚が大となり、第3図における矢符Q方向か
らグロメットaをパネルfの挿通孔f1に嵌合する際にお
いて該肉厚が変形鍔部b3の変形を阻害し、装着作業が困
難になる欠点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記した点に着目して為されたものであり、
膨出取付部における変形鍔部を薄手に構成してパネル孔
等に対する取り付けを容易にしたグロメットを提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案においては、筒状
の膨出取付部1の一側にテーパー状の連結筒2を介して
電線支持筒3を設け、連結筒2の中間部よりテーパー状
の連結筒4を介して電線支持筒3と逆方向へ延長する電
線支持筒5を連設して両電線支持筒3,5間に膨出された
中空室6を形成し、膨出取付部1における変形鍔部1cの
内側からテーパー状の連結筒4の外側に沿って一側に開
口した環状の肉抜部7を形成する構成を採用した。
〔実施例〕
第1図において、軟質のゴム材により形成されたグロ
メットAには、筒状の膨出取付部1の一側にテーパー状
連結筒2を介して小径の電線支持筒3が連設されてい
る。
テーパー状連結筒2の内側の中間部には更にテーパー
状連結筒4を介して前記電線支持筒3と同一軸線上にお
いて逆方向へ延長する電線支持筒5が連設されていて、
電線支持筒5から電線支持筒3にかけて比較的に小さく
膨出された中空室6を介在させた遮音構造を構成する。
そして、膨出取付部1には環状取付溝1aの両側に衝合鍔
部1bと変形鍔部1cが形成されている。
上記構造のグロメットAは、内金型B1に加えて膨出取
付部1とテーパー状連結部4乃至電線支持筒5間に一側
に開口した肉抜部7を形成する割り金型B2,B2を用いて
形成される。
使用時において、矢符Q方向からグロメットAをパネ
ルPの挿通孔P1に嵌合するに際しては変形鍔部1cは該変
形鍔部1cの内側からテーパー状連結筒2の外側に沿って
一側に開口した環状の肉抜部7によって容易に変位す
る。
〔考案の効果〕
本考案は上記した如くに、筒状の膨出取付部1の一側
にテーパー状の連結筒2を介して電線支持筒3を設け、
連結筒2の中間部よりテーパー状の連結筒4を介して電
線支持筒3と逆方向へ延長する電線支持筒5を連設して
両電線支持筒3,5間に膨出された中空室6を形成し、膨
出取付部1における変形鍔部1cの内側からテーパー状の
連結筒4の外側に沿って一側に開口した環状の肉抜部7
を形成して成るものであるから、肉抜部により変形鍔部
の変位が容易であってパネル孔等に対する装着作業が迅
速化され、また中空室を内金型の引き抜き側に位置する
電線支持筒に対して比較的に小さく形成できるので、内
金型の引き抜きによる破損をきたすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、 第2図は同上の製造時における金型を示す断面図、 第3図は従来例の断面図、 第4図は同上の製造時の金型を示す断面図である。 A……グロメット、1……膨出取付部、2……連結筒、
3,5……電線支持筒、6……中空室、7……肉抜部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の膨出取付部1の一側にテーパー状の
    連結筒2を介して電線支持筒3を設け、連結筒2の中間
    部よりテーパー状の連結筒4を介して電線支持筒3と逆
    方向へ延長する電線支持筒5を連設して両電線支持筒3,
    5間に膨出された中空室6を形成し、膨出取付部1にお
    ける変形鍔部1cの内側からテーパー状の連結筒4の外側
    に沿って一側に開口した環状の肉抜部7を形成して成る
    ことを特徴とするグロメット。
JP1990084021U 1990-08-10 1990-08-10 グロメット Expired - Fee Related JP2502425Y2 (ja)

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