JP2502091B2 - 自動車用ウインドモ−ル - Google Patents

自動車用ウインドモ−ル

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JP2502091B2
JP2502091B2 JP62117871A JP11787187A JP2502091B2 JP 2502091 B2 JP2502091 B2 JP 2502091B2 JP 62117871 A JP62117871 A JP 62117871A JP 11787187 A JP11787187 A JP 11787187A JP 2502091 B2 JP2502091 B2 JP 2502091B2
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JP
Japan
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molding
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雄二 長橋
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車用ウインドモールの改良に関す
る。
従来の技術 従来の自動車用ウインドモールとしては例えば第3図
及び第4図に示すようなものが知られている。
概略を説明すれば、このウインドモール1は、車体2
の開口縁2aとフロントウインドガラス3の周縁3aとの隙
間Sを覆う断面円弧状の帯状モール本体4と、このモー
ル本体4の裏面4a長手方向に沿って垂設された脚部5が
オレフィン系の熱可塑性樹脂材で一体形成されている。
また、モール本体4の表面部6は、PETフィルム7上に
金属イオンを含有した樹脂、つまり上記オレフィン系熱
可塑性樹脂よりも線膨張係数の小さいアイオノマー樹脂
材で形成されている。一方、脚部5の両側には、上記車
体開口縁2aとガラス周縁3aに弾接して隙間Sからの抜け
出しを防止する支持リップ8,9が設けられている。そし
て、この脚部5を、上記隙間S内に充填されたシーラン
ト材(ウレタン系樹脂接着剤)10内に埋め込み固定しつ
つモール本体4を隙間S上に***して装飾性を得るよう
になっている。尚、図中11はシーラント材10の流出を防
止するダムラバーである(例えば実開昭59−30714号公
報等参照)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のウインドモール1にあって
は、モール本体1の表面部6と脚部5が線膨張係数の異
なるアイオノマー樹脂材とオレフィン樹脂材で形成され
ているため、ウインドモール1をウインドガラス周縁2a
に沿って取り付ける際に、ウインドガラス3のコーナー
部Cの曲率に対応して曲げ変形させた脚部5を隙間Sか
ら半流動状態にあるシーラント材10に埋め込むと、経時
的つまりシーラント材10が硬化するまでの間に脚部5が
温度差等の影響によって徐々に伸長して第4図の一点鎖
線で示すように例えば上側の支持リップ8が車体開口縁
2aから浮き上がってしまう。この結果、隙間Sなどが露
出して外観上の見栄えを損うばかりかこの隙間S内に塵
や水などが侵入して錆の発生を誘因する。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記従来の自動車用ウインドモールの問
題点に鑑み案出されたもので、脚部の端部長手方向に、
モール本体の表面部と略同一の線膨張係数の樹脂材から
なる保形部材を設けたことを特徴としている。
作用 したがって、この発明によればウインドモールを取り
付ける際、ウインドガラスのコーナー部に沿って折曲し
つつ脚部を硬化前のシーラント材等の接着剤に埋設して
も、脚部のみが経時的に伸長して浮き出すことがなくモ
ール本体と同じ折曲変形状態を保持することになる。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図はこの発明に係る自動車用ウインドモールの第
1実施例を示し、このウインドモール21は、基本的には
車体開口縁22aと例えばフロントウインドガラス周縁23a
との隙間Sの覆う断面略半円状の帯状モール本体24と、
該モール本体24の裏面24a長手方向に垂設された脚部25
とをオレフィン系樹脂材で一体成形してなる。上記モー
ル本体24は、上面にPETフィルム27と該PETフィルム27を
被覆する断面円弧状の表面部26とを有しており、この表
面部26はアイオノマー樹脂材で形成されている。一方、
脚部25は、外側面上下位置に該脚部25の隙間Sからの抜
け出しを防止する上下支持リップ28,29が略水平方向に
沿って一体に設けられていると共に、下端部にはモール
本体24と共働してウインドガラス23の周縁23aを挾持す
る断面略小半円形状の保持爪30が一体に設けられてい
る。そして、この保持爪30の断面円弧状の外面と下側支
持リップ29の外面には、アイオノマー樹脂材からなる保
形部材31が長手方向に沿って連続して設けられている。
したがって、この実施例に係るウインドモール21をフ
ロントウインドガラス23の周縁23aに沿って取り付ける
際に、このウインドモール21をウインドガラス23のコー
ナー部に対応して折曲し、脚部25の保持爪30及び下側支
持リップ29を硬化前のシーラント材32に埋め込んでその
ままの状態にしても、表面部26と保形部材31の線膨張係
数が同一になっているため、従来のようにシーラント材
32の硬化までの間に脚部のみが膨張により伸長して隙間
Sから浮き出すことがなく、モール本体24と同じ折曲変
形状態を保持することができる。このため、モール本体
24により隙間Sを確実に隠蔽することができ見栄えの向
上が図れる。
尚、図中33は、シーラント材32の流出を防止するダム
ラバーである。
第2図はこの発明の第2実施例を示し、この実施例で
は保持爪30及び下側支持リップ29の各外面に設けられる
アイオノマー樹脂材の保形部材31の内面に、保持爪30内
に埋め込まれる3つの支持片34…を一体に形成し、これ
によって保持爪30に対する保形部材31の強固な固着性が
得られる。
尚、保形部材は、保持爪や下側支持リップの一部に長
手方向に沿って形成することも可能であり、また保持爪
及び下側支持リップ全体をアイオノマー樹脂材で形成し
て保形部材と兼用することも可能である。
また、各実施例は、モール本体24と保持爪30とが共働
してウインドガラス23の端部を挾持するようになってい
るため、ウインドモール21をウインドガラス23に対して
確実に取り付けることができる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車
用ウインドモールは、モール本体の裏面に垂設された脚
部の端部長手方向に、モール本体の表面部と略同一の線
膨張係数を有する樹脂材からなる保形部材を設ける構成
であるから、ウインドモールを取り付ける際に、ウイン
ドガラスのコーナー部に沿って折曲された部位付近の脚
部がモール本体と同じ折曲変形状態に保持される。した
がって、従来のように接着材の硬化前における脚部の浮
き上がりが防止され、モール本体が隙間全体を確実に隠
蔽する。この結果、車体開口縁とウインドガラス周縁間
の見栄えが良好になると共に、塵や水などの侵入が防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動車用ウインドモールの第1
実施例を示す断面図、第2図はこの発明の第2実施例を
示す断面図、第3図はウインドモールが配設された自動
車の斜視図、第4図は従来のウインドモールを示す第3
図IV−IV線断面図である。 21……ウインドモール、22a……車体開口縁、23a……フ
ロントウインドガラス周縁、24……モール本体、25……
脚部、26……表面部、30……保持爪(端部)、31……保
形部材、S……隙間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口縁とウインドガラス周縁との隙間
    を覆う帯状モール本体の表面部を所定の樹脂材で形成す
    ると共に、該モール本体の裏面長手方向に沿って垂設さ
    れた脚部を上記表面部よりも大きな線膨張係数の樹脂材
    で形成してなるウインドモールにおいて、上記脚部の端
    部長手方向に、上記表面部と略同一の線膨張係数の樹脂
    材からなる保形部材を設けたことを特徴とする自動車用
    ウインドモール。
JP62117871A 1987-05-14 1987-05-14 自動車用ウインドモ−ル Expired - Fee Related JP2502091B2 (ja)

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