JP2501752Y2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP2501752Y2
JP2501752Y2 JP4211590U JP4211590U JP2501752Y2 JP 2501752 Y2 JP2501752 Y2 JP 2501752Y2 JP 4211590 U JP4211590 U JP 4211590U JP 4211590 U JP4211590 U JP 4211590U JP 2501752 Y2 JP2501752 Y2 JP 2501752Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係るステアリングロック装置は、自動車の
盗難防止の為、イグニションキーを鍵孔から抜いた状態
で、ステアリングホイールをロックする(回らない状態
とする)ものである。
(従来の技術) 自動車の盗難を防止する為、自動車にはステアリング
ロック装置を設ける場合が多い。
この様なステアリングロック装置の場合、イグニショ
ンキーを鍵孔から引き抜く為、ロック位置に迄回すと、
ステアリングホイールにより回転させられるステアリン
グシャフトに固定されたキーロックカラーと、回転不能
のステアリングコラムに支持されたロックキーとが係合
し、前記ステアリングシャフトがステアリングコラムに
対し固定されてステアリングシャフトの回転が阻止され
る。
一方、運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリン
グホイールの高さを変えられる様に、チルト式ステアリ
ング装置と呼ばれるステアリングホイールの高さ調節装
置も、従来から広く使用されている。
チルト式ステアリング装置は、例えば第5図に示す様
に、上端部(後端部)にステアリングホイール1を固定
し、このステアリングホイール1の操作により捩り方向
に回転するステアリングシャフト2を挿通したステアリ
ングコラム3を、車体に固定の支持ブラケット4に対し
て支持する事で、構成されている。
前記ステアリングコラム3は、前記支持ブラケット4
を境として、上部ステアリングコラム5と下部ステアリ
ングコラム6とに二分割されており、この内の上部ステ
アリングコラム5の前端部を、前記支持ブラケット4に
対し、左右1対の横軸7により枢支している。
一方、前記ステアリングシャフト2も、上部ステアリ
ングシャフト8と下部ステアリングシャフト9とに二分
割されており、両ステアリングシャフト8、9同士を、
自在継手10(後述する第6〜7図参照)により、互いに
連結している。そして、この自在継手10の変位中心を、
前記横軸7の延長線上に位置させて、横軸7を中心とす
る上部ステアリングコラム5の変位に伴なう、上部ステ
アリングシャフト8の変位に拘らず、この上部ステアリ
ングシャフト8と前記下部ステアリングシャフト9との
間での回転力伝達が、円滑に行なわれる様にしている。
ステアリングホイール1の高さ調節を行なう場合に
は、チルトレバー11の操作によって、支持ブラケット4
に対する上部ステアリングコラム5の保持力を解除し、
前記横軸7を中心として上部ステアリングコラム5を揺
動させ、前記ステアリングホイール1の高さ位置を調節
する。その後、前記チルトレバー11を反対方向に操作し
て、前記上部ステアリングコラム5を前記支持ブラケッ
ト4に対して保持(動かない様に固定)する。
ところで、上述の様に構成され作用するチルト式ステ
アリング装置に、盗難防止の為のステアリングロック装
置を組み込む場合、基本的な構造としては、第6図に示
す様な構造と、第7図に示す様な構造とが考えられる。
この内、第6図に示した構造は、前記上部ステアリン
グシャフト8の外周面で、前記上部ステアリングコラム
5の内側部分に、円筒状のキーロックカラー12を、溶接
等により固定している。このキーロックカラー12の外周
面には、軸方向(第6図の左右方向)に長いキーロック
孔13を形成している。
一方、前記上部ステアリングコラム5の一部で、前記
キーロックカラー12の外周面と対向する部分には通孔14
を形成し、この通孔14の内側に変位自在に設けたロック
キー(図示せず)の先端部を、イグニションキー(図示
せず)の操作に基づいて、前記キーロック孔13に進入さ
せる様に構成している。上部ステアリングコラム5の前
端部には、前部を二股状に形成された揺動ブラケット15
を溶接等により固定し、下部ステアリングコラム6の後
端部は、前記支持ブラケット4に対し溶接等により固定
しており、両ブラケット15、4同士を、横軸7、7によ
り枢支している。
又、第7図に示した構造の場合、前記下部ステアリン
グシャフト9の外周面で、前記下部ステアリングコラム
6の内側部分に、キーロックカラー12を固定している。
これに合わせて、前記下部ステアリングコラム6の一部
に通孔14を形成し、この通孔14の内側に変位自在に設け
たロックキーの先端部を、イグニションキーの操作に基
づいて、前記キーロック孔13に進入させる様に構成して
いる。17は、前記通孔14にその内端部を支持した保持筒
で、前記ロックキーは、この保持筒17の内側に、摺動自
在に設けられる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成され作用するステアリング
ロック装置に於いては、次に述べる様な問題を生じる。
即ち、第6図に示した第1例の構造の場合、イグニシ
ョンキーを差し込む為の鍵孔の位置が、ステアリングホ
イールの高さ位置を調節する事に伴って変化する為、イ
グニションキーの操作性が必ずしも良くない。
又、第7図に示した第2例の構造の場合、ステアリン
グホイールの高さ位置を調節した場合でも、鍵孔の位置
は不動である為、イグニションキーの操作性が悪化する
事はないが、代りに、次の様な不都合を生じる。
即ち、イグニションキーを引き抜く際の操作に伴っ
て、ロックキーの先端部をキーロックカラー12のキーロ
ック孔13に進入させ、ステアリングホイール1の回転を
阻止した状態で、このステアリングホイール1(第5
図)を強く回転させようとした場合、自在継手10を介し
て、下部ステアリングシャフト9に加わる捩れ応力に基
づき、この下部ステアリングシャフト9と自在継手10と
が、前記ロックキーから逃げる方向に撓み、前記ロック
キーとキーロック孔13との係合が外れたり、或は自在継
手10の軸受が抜けてしまう場合がある。
この様にしてロックキーとキーロック孔13との係合が
外れた場合には、ステアリングホイール1が回転自在と
なる為、盗難防止効果がなくなってしまう。又、自在継
手10の軸受が抜けた場合、ステアリングホイール1のト
ルク伝達が不能となってしまう。
本考案のステアリングロック装置は、上述の様な不都
合を何れも解消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本考案のステアリングロック装置は、前述した従来の
ステアリングロック装置と同様に、後端部にステアリン
グホイールを固定した上部ステアリングシャフトと、こ
の上部ステアリングシャフトを回転自在に挿通した上部
ステアリングコラムと、この上部ステアリングコラムの
前端部を揺動自在に枢支した横軸と、前記上部ステアリ
ングシャフトの前端部に設けた自在継手と、この自在継
手にその後端部を結合した断面円形の下部ステアリング
シャフトと、この下部ステアリングシャフトを回転自在
に挿通した、円筒状の下部ステアリングコラムと、前記
下部ステアリングシャフトの外周面で、前記下部ステア
リングコラムの内側部分に固定され、その外周面一部に
キーロック孔を形成したキーロックカラーと、前記下部
ステアリングコラムの一部に形成された通孔の内側に於
ける変位自在に設けられ、イグニションキーの操作に基
づいて、その先端部を前記キーロック孔に進入させるロ
ックキーとから構成されている。
更に、本考案のステアリングロック装置の内、請求項
1に記載されたステアリングロック装置に於いては、前
記下部ステアリングシャフトの外周面で、前記キーロッ
キカラーの近傍位置に、円輪状の変位防止部材を固定す
ると共に、この変位防止部材の外周縁を、前記下部ステ
アリングコラムの内周面に近接させている。
又、請求項2に記載されたステアリングロック装置に
於いては、前記円輪状の変位防止部材を、下部ステアリ
ングシャフトの外周面の代りに、下部ステアリングコラ
ムの内周面に固定すると共に、前記変位防止部材の内周
縁を、前記下部ステアリングシャフトの外周面でキーロ
ックカラーの近傍位置に近接させている。
(作用) 上述の様に構成される本考案のステアリングロック装
置の場合、下部ステアリングシャフトに、捩れ方向に亙
って大きな応力が加わる事に伴ない、前記下部ステアリ
ングシャフトが、軸と直角方向に変位しようとした場合
には、下部ステアリングコラムの内周面或は下部ステア
リングシャフトの外周面に固定された、変位防止部材の
内周縁或は外周縁が、下部ステアリングシャフトの外周
面或は下部ステアリングコラムの内周面と衝合し、前記
下部ステアリングシャフトや自在継手が大きく撓む事を
防止する。
この結果、ロックキーの先端部がキーロックカラーの
キーロック孔から抜け出る事や、自在継手の軸受が抜け
る事がなくなり、鍵孔からイグニションキーを引き抜い
ているステアリングロック施錠状態に拘らず、ステアリ
ングホイールが回転可能な状態となる事や、自在継手の
破損に伴なうステアリングシャフトの空転が防止され
る。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更に詳し
く説明する。
第1図は本考案のステアリングロック装置の実施例を
示す、第5図のA−A断面に相当する図である。
支持ブラケット4は、前記第5図に示す様に、ダッシ
ュボードの下面等に於いて、車体に対し固定している。
左右(第1図の上下)一対の横軸7、7により、前記支
持ブラケット4に対して枢支された揺動ブラケット15の
後端部に設けられた支持壁16の中央部には、上部ステア
リングコラム5が、この支持壁16を貫通した状態で設け
られ、溶接等により、前記支持壁16に対し固定されてい
る。そして、前記上部ステアリングコラム5の内側に
は、前後1対の転がり軸受18,18を介して、上部ステア
リングシャフト8が、回転自在に支持されている。
一方、前記支持ブラケット4の前壁19の中央部には、
下部ステアリングコラム6が、この前壁19を貫通した状
態で設けられ、溶接等により、前記前壁19に対し固定さ
れている。そして、前記下部ステアリングコラム6の内
側には、下部ステアリングシャフト9が、回転自在に挿
通されている。
そして、前記上部ステアリングシャフト8の前端部
と、前記下部ステアリングシャフト9の後端部とを、自
在継手10により互いに結合している。この自在継手10の
変位中心は、前記1対の横軸7、7の延長線上に位置さ
せて、この横軸7、7を中心とする、前記上部ステアリ
ングシャフト8の変位に拘らず、両ステアリングシャフ
ト8、9間での回転力の伝達を自在としている。
又、前記下部ステアリングシャフト9の外周面で、前
記下部ステアリングコラム6の内側部分には、軸方向に
長いキーロック孔13を有する、キーロックカラー12を固
定している。又、前記下部ステアリングコラム6の一部
で、このキーロックカラー12に対向し得る部分に、通孔
14を形成している。
そして、この通孔14の内側に保持筒17の内端部を支持
し、この保持筒17の外端部を、前記支持ブラケット4の
側壁20を貫通して、この側壁20から突出させている。前
記保持筒17の内側にはロックキーを変位自在に設け、こ
のロックキーの先端部を、イグニションキー操作に基づ
いて、前記キーロックカラー12の外周面に弾性的に押圧
し、ロックキーとキーロック孔13とが整合した状態に於
いて、前記ロックキーの先端部を、前記キーロック孔13
に進入させる様に構成している。
更に、前記下部ステアリングコラム6の後端開口部内
周面で、前記キーロックカラー12の近傍位置部分には、
円輪状の変位防止部材21を固定している。
何れにしても、この変位防止部材21の外周縁は、通常
状態(下部ステアリングシャフト9に大きな捩り応力が
加わらない状態)に於いては、前記下部ステアリングシ
ャフト9の外周面に接触せず、近接した状態としてい
る。
上述の様に構成される本考案のステアリングロック装
置に於いては、ステアリングホイールがロックされてい
る状態にも拘らず、ステアリングホイールを回転させよ
うとする事により、下部ステアリングシャフト9に、捩
り方向に亙って大きな応力が加わった場合には、この下
部ステアリングシャフト9が軸と直角方向に撓もうとす
る結果、下部ステアリングコラム6の内周面に固定され
た変位防止部材21の内周縁が、下部ステアリングシャフ
ト9の外周面と衝合し、前記下部ステアリングシャフト
9が大きく撓む事を防止する。
通常状態に於ける、前記変位防止部材21の内周縁と下
部ステアリングシャフト9の外周面との間の隙寸法は、
ステアリングロック状態に於ける、前記ロックキーの先
端部とキーロック孔13との係合深さ寸法よりも十分に小
さくしている為、ロックキーの先端部がキーロックカラ
ー12のキーロック孔13から抜け出る事がなくなり、鍵孔
からイグニシヨンキーを引き抜いているステアリングロ
ック施錠状態に拘らず、ステアリングホイールが回転可
能な状態となる事が防止される。又、下部ステアリング
シャフト9の撓みにより自在継手10の軸受が抜け、ステ
アリングホイール1のトルク伝達が不能となる事も、防
止される。
次に、第2図は本考案の第二実施例を示している。
本実施例の場合、下部ステアリングコラム6の後端開
口部の変位防止部材21を省略し、代りに、前記下部ステ
アリングシャフト9の外周面で、前記キーロックカラー
12の近傍位置に、円輪状の変位防止部材22を固定してい
る。
これと共に、この変位防止部材22の外周縁を、前記下
部ステアリングコラム6の内周面に近接させている。
本実施例の場合、ステアリングホイールがロックされ
ている状態にも拘らず、ステアリングホイールを回転さ
せようとする事により、下部ステアリングシャフト9
に、捩れ方向に亙って大きな応力が加わった場合には、
前記下部ステアリングシャフト9の外周面に固定された
変位防止部材22の外周縁が、下部ステアリングコラム6
の内周面と衝合し、前記下部ステアリングシャフト9が
大きく撓む事を防止する。
その他の構成及び作用は、前述の第一実施例と同様で
ある為、同等部分には同一符号を付して、重複するせつ
めいを省略する。
次に、第3〜4図は本考案の第三実施例を示してい
る。
本実施例の場合、下部ステアリングシャフト9の外周
面に固定したキーロックカラー12の端部外周面に外向き
フランジ部23を一体形成し、この外向きフランジ部23の
外周縁を下部ステアリングコラム6の内周面に近接させ
る事で、前記外向きフランジ部23を変位防止部材として
機能させる。
尚、第4図はキーロックカラー12に、キーロック状態
で負荷を掛けた後の、キーロック孔13の変形状態を示し
ている。即ち、キーロック状態でステアリングホイール
1を操作する事により、ロックキーの先端で前記キーロ
ック孔13に過大な負荷を掛けると、キーロック孔13の側
縁で、ロックキーとの接触部は、この接触部にキーが倒
れる事になり、面取り状に潰れ、キーロックカラー12の
外径外側に突起Hが形成される。この為、仮に、キーロ
ックカラー12の全長に亙り、外径を大きくして、ステア
リングシャフトの変形に基づくキーロック孔13からのロ
ックキーの抜け止めや、自在継手の破損防止を行なった
場合、この突起Hが、コラム(又はハウジング)のキー
ロック孔13と干渉し、ステアリングホイール1の回転が
不能となったり、或いは接触音が発生する等の不具合の
原因となる。
これに対し本考案では、キーロックカラー12の外径側
に外向きフランジ部23を設け、キーロック状態での負荷
時の過変形防止部材としている為、仮に突起Hが形成さ
れても、この突起Hがキーロック孔13内に進入し、この
キーロック孔13と干渉する事がなく、上述の様な不具合
が発生するのを防止出来る。
その他の構成及び作用は、前述の第二実施例の場合と
同様である為、同等部分には同一符号を付して、重複す
る説明を省略する。
(考案の効果) 本考案のステアリングロック装置は、以上に述べた通
り構成され作用する為、イグニションキーの鍵孔位置を
固定した状態のまま、ステアリングホイールの回り止め
を確実に図れる。
又、自在継手の損傷による、ステアリングホイールの
空転を防止出来る。
この為、イグニションキーの操作性向上と、ステアリ
ングロック装置の信頼性向上とを同時に図る事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を、第2図は同第二実施例
を、第3図は同第三実施例を、それぞれ示す第5図のA
−A断面に相当する図、第4図は第三実施例に使用する
キーロックカラーの斜視図、第5図は本考案のステアリ
ングロック装置を組み込むチルト式ステアリング装置の
1例を示す側面図、第6図は従来構造の第1例を、第7
図は同第2例を、それぞれ示す第5図のA−A断面に相
当する図である。 1:ステアリングホイール、2:ステアリングシャフト、3:
ステアリングコラム、4:支持ブラケット、5:上部ステア
リングコラム、6:下部ステアリングコラム、7:横軸、8:
上部ステアリングシャフト、9:下部ステアリングシャフ
ト、10:自在継手、11:チルトレバー、12:キーロックカ
ラー、13:キーロック孔、14:通孔、15:揺動ブラケッ
ト、16:支持壁、17:保持筒、18:転がり軸受、19:前壁、
20:側壁、21、22:変位防止部材、23:外向きフランジ
部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端部にステアリングホイールを固定した
    上部ステアリングシャフトと、この上部ステアリングシ
    ャフトを回転自在に挿通した上部ステアリングコラム
    と、この上部ステアリングコラムの前端部を揺動自在に
    枢支した横軸と、前記上部ステアリングシャフトの前端
    部に設けた自在継手と、この自在継手にその後端部を結
    合した断面円形の下部ステアリングシャフトと、この下
    部ステアリングシャフトを回転自在に挿通した、円筒状
    の下部ステアリングコラムと、前記下部ステアリングシ
    ャフトの外周面で、前記下部ステアリングコラムの内側
    部分に固定され、その外周面一部にキーロック孔を形成
    したキーロックカラーと、前記下部ステアリングコラム
    の一部に形成された通孔の内側に於ける変位自在に設け
    られ、イグニションキーの操作に基づいて、その先端部
    を前記キーロック孔に進入させるロックキーとから成る
    ステアリングロック装置に於いて、前記下部ステアリン
    グシャフトの外周面で、前記キーロックカラーの近傍位
    置に、円輪状の変位防止部材を固定すると共に、この変
    位防止部材の外周縁を、前記下部ステアリングコラムの
    内周面に近接させた事を特徴とするステアリングロック
    装置。
  2. 【請求項2】円輪状の変位防止部材を、下部ステアリン
    グシャフトの外周面の代りに、下部ステアリングコラム
    の内周面に固定すると共に、前記変位防止部材の内周縁
    を、前記下部ステアリングシャフトの外周面でキーロッ
    クカラーの近傍位置に近接させた、請求項1に記載され
    たステアリングロック装置。
  3. 【請求項3】変位防止部材が軸受部材により構成され
    る、請求項1又は請求項2に記載されたステアリングロ
    ック装置。
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JP2006264424A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nsk Ltd ステアリング装置

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