JP2501576Y2 - 織機における緯糸検出フィ―ラ用反射板の筬羽への取付構造 - Google Patents

織機における緯糸検出フィ―ラ用反射板の筬羽への取付構造

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JP2501576Y2
JP2501576Y2 JP2032390U JP2032390U JP2501576Y2 JP 2501576 Y2 JP2501576 Y2 JP 2501576Y2 JP 2032390 U JP2032390 U JP 2032390U JP 2032390 U JP2032390 U JP 2032390U JP 2501576 Y2 JP2501576 Y2 JP 2501576Y2
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録哉 稲垣
裕之 金山
文一 井上
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株式会社豊田自動織機製作所
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    • D03D51/00Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
    • D03D51/18Automatic stop motions
    • D03D51/34Weft stop motions

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は織機における緯糸検出フィーラ用反射板の
筬羽への取付構造に関する。
〔従来の技術〕
光電式緯糸検出フィーラは、織機運転中における緯入
れの状態を受光素子の光電効果を利用して監視し、その
異常を検出した時、織機を停止させる制御手段であっ
て、直接光受光型のものと、反射光受光型のものとが、
実用化されている。ところで、反射光受光型のものは、
照明光源と受光素子とを単一ユニットに一体化して設置
スペースを小さくでき、しかも光電の照準を比較的容易
に設定できるという利点がある。このようなタイプの緯
糸検出フィーラを使用する場合、緯糸の飛走すべき緯糸
飛走路を照明し、照明下にあるその飛走路の緯糸の有無
によって変化する反射光の光量の変化によって、受光素
子を動作させて、検知信号を得るが、前記筬羽は一般に
0.1mm〜1.0mm程度の厚みをもち、極めて薄片であり、筬
羽揺動運動を行うスレー上に取り付いているため、筬羽
に常に振動が発生する。この振動によって光電式緯糸検
出フィーラから照射され、筬羽によって反射される反射
光の光量に変化が生じる。ここで、電気的に緯糸からの
反射光の光量の変化と筬羽振動による反射光の光量の変
化を区別し検出することは困難であり、この筬羽振動に
よる光量変化も緯糸による光量変化として検出される。
従って、緯入れミスで緯糸が無い場合も筬羽振動による
光量変化を緯糸有りとするいわゆる見逃し現象が発生す
る。
さらに、前記した筬羽が薄いことによる振動の増幅が
大きいため、織機回転数が高いことと、相乗してその見
逃し傾向が多くなる。
上記問題を解決するため、実開昭62-129085号公報に
示す緯糸検出フィーラ用反射板の取付構造が提案され
た。これは第5図に示すように薄片状で、緯糸検出フィ
ーラ22照射光下にある面を筬羽3の緯糸飛走路4の形状
に応じて、筬羽3に密着した反射板21の左右両端部を筬
羽の背面側へ折り曲げるとともに、その折り曲げ部の先
端にフック状部21aを形成し、該フック状部21aを筬羽3
の背面に係止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前述した反射板21は、薄片状に形成された
筬羽3にフック状部21aが2箇所のみで係止されること
となり、従って、筬羽3の振動運動を行うと、反射板21
全体が振動し易く、従って、反射板の振動による反射信
号の乱れにより緯糸の有無の検出動作を確実に行うこと
ができないという問題があった。
この考案の目的は緯糸検出フィーラから照射された検
出信号を反射する反射板を筬羽に確実に取り付けて筬羽
の揺動運動時における反射板の振動を防止して、緯糸の
検出動作を確実に行うことができる織機における緯糸検
出フィーラ用反射板の筬羽への取付構造を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、多数の筬羽を互
いに平行に所定間隔をおいて連結固定するとともに、前
記筬羽に緯糸の飛走路を形成した筬を有し、前記筬羽の
前面には緯糸検出フィーラから出力された検出信号を反
射する反射板を前記緯糸飛走路の形状に沿って密着し、
緯糸飛走路の緯糸の有無によって変化する反射信号によ
り緯糸の有無を検出するようにした織機において、 前記反射板の背面に一対の脚板を連結して両脚板を筬
羽の間隙を貫通して後方へ突出させ、前記脚板には前記
筬羽に押圧される押圧板を取着し、前記脚板と押圧板と
の間には該押圧板を筬羽の背面に押圧するための押圧手
段を設けるという手段をとっている。
〔作用〕 この考案は上記手段をとったことにより、反射板と押
圧板により両板の間に存在する筬羽全体が前後から挟着
把持されるため、筬羽に対し反射板が確実に締め付け固
定される。このため筬羽の揺動運動において反射板が振
動するのが防止され、従って、緯糸検出フィーラから照
射された検出信号が適正に反射され、緯糸の検出が確実
に行われる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を第1図〜第4
図に基づいて説明する。
第3,4図に示すように織布Wの織製動作と同期して前
後に往復揺動運動するスレー1上には筬2が装着され、
該筬2には多数の筬羽3が装着され、各筬羽3の織布W
側には緯糸飛走路4がそれぞれ形成されている。そし
て、図示しない緯入れ装置から飛走された緯糸Yが緯糸
飛走路4内に供給された後、筬2がスレー1とともに織
布W側に揺動運動されると、緯糸Yが織布Wに筬羽3に
より織り込まれるようになっている。
前記スレー1上には織布Wから若干側方へ変位した位
置に緯糸検出フィーラ5が取り付けられ、該緯糸検出フ
ィーラ5の発光部6から後述する反射板8に向かって光
が照射されて、該反射板8から反射された光を受光部7
に入力し、その反射光の光量の変化により緯糸の有無を
検出するようにしている。
前記筬羽3には前記緯糸検出フィーラ5と対応するよ
うに、かつ緯糸飛走路4の形状に沿うように反射板8が
密着され、該反射板8の背面側には、前記筬羽3の間隙
から後方へ突出する一対の脚板9がその基端部において
溶接されている。そして、両脚板9には上下に長い取付
孔9a,9bが形成され、両孔には取付板10及び押圧板11が
貫通支持されている。又、前記取付板10には押圧ボルト
12が螺合され、該ボルト12の先端部は前記押圧板11の背
面に押圧されている。そして、押圧ボルト12により前記
押圧板11を筬羽3の背面に押圧することにより、反射板
8を各筬羽3の背面に締付け固定している。
なお、前記反射板8の左右両端部には斜面8aが形成さ
れて、緯糸飛走路4内に飛走された緯糸Yが反射板8の
端面に接触した時の抵抗を少なくするようにしている。
前記のように構成された反射板8の取付構造は、前記
反射板8と押圧板11が両者間に位置する筬羽3〜3全体
を前後から挟着するので、反射板8が筬羽3全体に対し
安定して取付固定され、この結果、筬2が揺動する際、
反射板8の振動を防止して、緯糸検出フィーラ5の発光
部6から照射された光を確実に受光部7へ反射させて、
緯糸の有無の検出動作を確実かつ安定して行うことがで
きる。
なお、前記実施例では脚板9を反射板8の中間部に固
定したが、この場合には前述したように斜面8aを形成す
ることができる。
又、この考案は次のように具体化することもできる。
前記実施例では押圧板11をボルト12により各筬羽3に
押圧するようにしたが、このボルトに換えて例えばカム
押圧方式を採用すること。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は筬羽に対し緯糸検出
フィーラから照射された検出信号を反射する反射板を所
定位置に確実に取付固定することができ、このため筬の
揺動運動時における反射板の振動を防止して、緯糸飛走
路内における緯糸の有無の検出動作を確実に行うことが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した反射板の取付構造を示す
要部の平断面図、第2図は要部の斜視図、第3図は反射
板の取付構造を示す部分側断面図、第4図は反射板の取
付構造を示す正面図、第5図は従来の反射板の取付構造
を示す部分平断面図である。 筬羽3、緯糸飛走路4、緯糸検出フィーラ5、反射板
8、斜面8a、脚板9、取付孔9a,9b、取付板10、押圧板1
1、押圧ボルト12、押圧手段13。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の筬羽を互いに平行に所定間隔をおい
    て連結固定するとともに、前記筬羽に緯糸の飛走路を形
    成した筬を有し、前記筬羽の前面には緯糸検出フィーラ
    から出力された検出信号を反射する反射板を前記緯糸飛
    走路の形状に沿って密着し、緯糸飛走路の緯糸の有無に
    よって変化する反射信号により緯糸の有無を検出するよ
    うにした織機において、 前記反射板の背面に一対の脚板を連結して両脚板を筬羽
    の間隙を貫通して後方へ突出させ、前記脚板には前記筬
    羽に押圧される押圧板を取着し、前記脚板と押圧板との
    間には該押圧板を筬羽の背面に押圧するための押圧手段
    を設けた緯糸検出フィーラ用反射板の筬羽への取付構
    造。
JP2032390U 1990-02-27 1990-02-27 織機における緯糸検出フィ―ラ用反射板の筬羽への取付構造 Expired - Lifetime JP2501576Y2 (ja)

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