JP2500848B2 - 血液凝固時間の決定方法 - Google Patents

血液凝固時間の決定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液凝固の監視の分野
に関し、さらに詳しくは、フイブリノゲンを決定する新
規な改良された方法に関し、前記方法はトロンビン、部
分的トロンボプラスチンおよびプロトロンビンの凝固試
験においても使用することができる。
【0002】
【従来の技術】血液の凝固は、フイブリノゲンおよびト
ロンビンに転化されるプロトロンビンを始とする多数の
血液成分に伴う複雑な過程である。説明されない出血お
よび異常な凝固の多くの態様は血液中のこれらの物質の
不適当なレベルにより説明することができることは、長
い間認められている。例えば、フイブリノゲン減少症ま
たはフイブリノゲン過多症の状態は、肝臓の病気、伝染
した脈管内凝固、フイブリノゲン溶解症候群または新生
物の病気から、および損傷(trauma)により手術
後に生ずる。血液内のフイブリノゲン、トロンビンおよ
びプロトロンビンを監視することにより、医師は患者の
血液凝固能力に関する意味あるデータを獲得することが
できる。例えば、活性化部分トロンボプラスチン時間
(Activated Partial Thromb
opastin Time)(APTT)試験は、固有
の経路の凝固因子を測定する。これらの因子は、因子X
II、XI、IX、VIII、X、V、IIおよびIを
包含し、これらは遺伝およびヘパリンの治療に基づいて
異常であることがある。APTT試験は外科手術前のス
クリーン(presurgical screen)と
しておよびヘパリン治療の監視に有用である。同様に、
フイブリノゲンの試験(トロンビン時間(TT)試験ま
たは定量的フイブリノゲン試験による)は、説明されな
い出血または異常な凝血が起こるとき、有用な診断デー
タを提供する。
【0003】結局、これらの凝固部分、とくにこれらの
内で精確な測定が最も困難であるフイブリノゲン、を測
定するために相当な努力がなされてきている。ほとんど
の方法論は免疫および凝固の技術に頼るが、明らかなよ
うに後者の技術が好ましい。免疫技術は、一般に血液流
内の種々の成分のレベルを精確に定めることができる
が、活性形態と不活性形態とを区別することができな
い。したがつて、免疫法は患者の実際の凝固能力に関し
て精確さに劣るように感じられる。
【0004】結局、臨床的にいつそう意味があるので、
凝固技術により得られる結果が好ましい。これらの方法
は過剰のトロンビンを添加して血漿を希釈することに頼
り、次いで得られる凝固時間の測定を血漿のフイブリノ
ゲン濃度に関係づける。これはもともと次の文献に記載
されたフイブリノゲンのアツセイである:クラウス(Cl
auss)、ゲリンヌグスフイジオロジシエ・シエリメトー
デ・ツール・ベスチムング・デス・フイブリゲンス(Ge
rinnungsphysiologishe Schelimethode Zur Bestimung
Des Fibringens)、ACTA ヘマト(Haemat)17:
237−246(1957)。
【0005】血液凝固に含まれる方法および成分および
このような凝固を監視する方法に関する他の有用な参考
文献は、次のものである:「ヘモトスタシス・アンド・
トロンボシス・ア・コンセプチユアル・アプローチ(He
mostatisis and Thrombosis,A Conceptual Approac
h)」、チヤーチル(Churchill)、リビングトン(Livi
ngton)、米国1979年。
【0006】典型的には、ほとんどの器具は光学濃度ま
たは電導度を監視(モニター)することにより凝血の形
成を検出する。後者はいわゆるフイブロメーター(fibr
ometer)型の計器を用いる伝統的なアプローチを代表す
る。効果的に、この計器は伝導度の増加を測定し、この
増加は凝血の形成に相互に関係づけることができる。同
様に、濁度は凝血の形成による光の透過の減少により光
学的に感知することができる。確かに正常のトロンボプ
ラスチンの(PT)またはAPTT試験を使用すると、
これらの方法は各試験がそれと関連して凝固の発生時点
に関する不明確さをある程度有するという事実にかかわ
らず、広く受け入れられてきている。フイブロメーター
が伝統的なアプローチを代表し、そしてほとんどの医師
および臨床医がこのアプローチに慣れているかぎり、実
際的事柄として、受け入れられるべきすべての他の計器
はフイブロメーターと高度の相互関係をもつべきであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの態様
は、標準の物質のフイブロメーターと高度の相関関係を
もつ光学的凝血検出技術を用いるとき、ことに有用な改
良された方法を提供することである。
【0008】フイブリノゲンのレベルの検出は、歴史的
に、フイブリノゲン減少症の試料を用いてとくに実施す
ることが最も困難な試験であつた。これは次の理由で生
じる。すなわち、凝血形成の時間を要する過程であり、
その凝血が形成した時を決定するとき実質的な誤差を生
じさせる。真の凝血の形成と異常信号のノイズとの間を
識別する必要があるとき、実質的の問題が起こる。異常
信号は、試薬の混合、および光学センサーの前の気泡ま
たは他の非関連的粒子が通過する結果として発生する。
しばしば、これらのノイズの発生体は早期の凝血として
計器により解釈され、そして誤つた早期の凝血の検出が
表示される。これは、入るデータが異常なノイズと反対
に凝血を表わすものがなんであるかを決定することに関
連して重大な困難を生ずる。この問題は、データが蓄積
されるときそれを分析する従来の前向きルツキング(fo
rward looking)アプローチの特性の従来の計器に特徴
的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
フイブリノゲンおよび定量的フイブリノゲンの検出に有
用である新規な改良された方法を提供することである。
【0010】本発明の関連する目的は、PTおよびAP
TTを包含する他の凝固監視法に使用することができ
る。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、光学的凝血
検出に有用である方法を提供することである。本発明の
これらおよび他の目的および面は、以下の詳細な説明の
研究により明らかとなるであろう。
【0012】本発明の原理および態様に従えば、凝固監
視の新規な改良された方法が提供され、これは従来のア
プローチから異なる2つの新機軸の組み合わされた使用
を伴う。第1の新機軸データが充分に蓄積された後に後
向きルツキング(backwardslooking)アプローチを利用
することにより、それらのデータの分析のみを必要とす
る。このアプローチは、1つの利点として、そうでなけ
れば試薬の混合物からの気泡の検出から生ずる誤つた凝
血検出時間および他の先行技術に特徴的な誤差を回避す
る能力を提供する。第2に、本発明の方法は、データ・
ポイント(data point)の選択された範囲にわたつて曲
線の平滑化技術(curve smoothing technique)の性能
を必要とし、これにより所望の凝固時間は誘導された平
滑化された曲線分析を利用して最大に誘導されたセンサ
ーの信号の前もつて決定した百分率を基準にして計算す
ることができる。好ましくは、曲線の平滑化は回帰分
析、最も好ましくは一次式または多項式の性質の回帰分
析を必要とする。
【0013】その後、計算された凝固時間を、必要に応
じて、標準曲線に常法により当てはめ、試料内の適用可
能な成分濃度を得ることができる。本発明の好ましい実
施態様において、生のデータの収集に引き続いてかつ計
算の開始前に正規化し、これにより用いる曲線の適合技
術を簡素化しかつその精度を増大させることができる。
【0014】本発明の方法は、従来の凝固試薬および標
準の形状の光学的凝固検出計器とともに使用することを
意図する。これらの計器は、伝統的には、凝固が開始し
たときそれを検出するために、データが蓄積されるとき
それを分析する。前述のように、このような方法は、異
常に濁つた試料、例えば、低い信号対ノイズ比を含む非
常に弱い信号をもつ高脂肪血症の試料を用いるとき、
薬の混合の際に生ずる気泡に関する不一致点や誤つた早
期の結果を生じうる人為的結果などのすべてに伴う困難
に直面する。
【0015】本発明の方法は、まず、すべての可能な試
料をそのままであるかあるいは希釈されているかどうか
にかかわらず包含するように設定された前もつて決定し
た期間にわたつて、データのすべてを蓄積することによ
つて、先行技術の方法に特徴的なこれらの制限事項を回
避する。光学的検出センサーを用いると、このデータは
一般的に連続的基準で利用でき、次いでAD(アナログ
信号をデイジタル信号へ)変換器ヘインプツトして、引
き続いてデイジタルデータを記憶させかつ走査すること
ができる。連続的データの使用は最も好ましいが、デー
タの記憶、計算力、および処理時間の目標に関するハー
ドウエアの制限は、いつそう実用上の拘束をもたらす。
したがつて、便利な妥協は、例えば、ブランク時間(試
料の濁度を収容しかつ試薬の混合を行うための計器の調
整に必要な時間)の終了後、60秒間200ミリ秒後
に、終始一貫した基準のデータの流れの試料採取を提供
する。このような試料採取速度は300のデータ・ポイ
ントを提供し、その数は精度を保証するためには十分に
大きいが、適当にプログラミングされた中央処理装置
(CPU)、すなわち、好ましくは、妥当なコストで商
業的に入手可能な適度の大きさのINTEL 8088
または同等な装置により容易に処理できるために十分に
小さい。それらの計算の間、これらのデータ・ポイント
はメモリ・ロケーシヨンに記憶され、ここからそれらを
実質的にさらに操作するために得ることができる。デー
タ・ポイントは、典型的には、光学的検出器の電圧であ
り、これらの電圧は試料の濁度または透過率、凝固の関
数、と相関関係をもつ。それらはそれらのそれぞれの収
集時間とともに記憶される。
【0016】次いで、本発明の最も好ましいモードは、
データを最小電圧の発生について走査することにより、
電圧対時間のデータを正規化することである。次いで、
この最小の電圧はゼロ電圧となり、そしてすべての他の
電圧はそれに応じて調節されて、ゼロボルトの基準線に
対して正規化された電圧対時間の曲線を生成する。
【0017】その後、最大電圧(Vmax)は好ましく
は、最後の5つのデータを平均することにより得られ
る。平均される実際の数は、好ましいように変更するこ
とができるか、あるいはVmaxと見なす最後に蓄積さ
れた値を優先して、全部を省略することができる。後者
の方法の欠点は、不注意の誤差を導入しうる試料または
読みの不均質性のために、最大の電圧を代表しないデー
タ・ポイントを使用する可能性である。直感的に明らか
であるように、収集時間の終わりにおける数個のデータ
・ポイントの平均は、このような起こりうる誤差を実質
的の減少しあるいは排除する役目をする。
【0018】先行の方法と根本的に相違する点は、これ
らの値を次いで最後に獲得された電圧から出発して後向
に(すなわち、最初に獲得されたまたは正規化された値
に向かつて)走査して2つの特定の電圧の出現(それら
の関連する時間をT1およびT2で表示する)を決定す
る。T1およびT2の電圧を最大電圧の前もつて決定し
百分率に基づいて決定する。例えば、これらの百分率
は時間T1について平均最大値の12.5%程度であ
り、そして時間T2について平均最大値の40%程度で
ある。これらの百分率の選択は、実施すべき凝固試験の
タイプおよび凝固時間を決定するためのデータについて
なされる引き続く平滑化分析のタイプに基づいて実験的
に決定される。適当な百分率を選択する方法に関して後
にさらに詳しく説明する。ここでは、T1〜T2にわた
るデータが最も精確であるということをとりあえず説明
しておく
【0019】本発明の1つの態様において、次いで直線
の回帰分析を時間T1〜T2のデータにわたつて実施し
てそのデータに最もよく適合する方程式を誘導する。こ
の手順はデータを効果的に平滑化して、意図しない誤差
および種々の源を有しうるデータの不均質性を排除す
る。次いで、特定の凝固時間を、電圧が最大電圧のある
前もつて決定した百分率に到達する時間について、直線
回帰分析から計算する。前もつて決定した百分率は、ま
た、計器の結果をフイブロメーター型の試験と比較する
ことにより実験的に決定される。典型的には、それは最
大電圧の40%程度である。
【0020】最も好ましい態様は、さらに、計算された
凝固時間、例えば、トロンビン時間など、を前もつて実
施された既知の試料から誘導された標準曲線に都合のよ
い方法で当てはめ、患者の試料のフイブリノゲン濃度ま
たは他の凝固成分の濃度を得ることを可能とする。この
ような標準曲線への当てはめ(適合)において、もちろ
ん、試料の希釈などのような事柄が考慮されるであろ
う。標準曲線との比較は、この分野において容易に理解
される方法である。
【0021】前述の方法は、好ましくは、経済的に実施
可能なソフトウエアおよび便利な処理が早い容易に入手
可能なCPUの中に組み込まれる。最も好ましい態様
は、さらに、価値あるデータの誘導を保証するソフトウ
エア内の種々の検査を包含するであろう。例えば、これ
らの検査は、回帰データ・ポイントの数が3より大きい
こと、計算された回帰線への全体の正の傾斜が存在する
こと、最大の電圧変化が一定の最小限界値を越えるこ
と、および回帰の相関関係係数および残りの平均の平方
(CV%として)が実験的に決定された許容されうる限
界の範囲内にあることの実証を包含する。
【0022】上述の他の好ましい態様は、0.975×
平均の最大電圧(時間2)および時間1について≦0.
025×平均の電圧の変化より小さいかあるいはそれに
等しい電圧の最初の出現について正規化された電圧を走
査することを包含する。このアプローチはVmaxの2
−1/2%から97−1/2%までのT1〜T2の範囲
に及ぶ。
【0023】その後、より高い次数(order)、例
えば、第3次または第4次(12−1/2〜40%の第
1次と反対に)の多項式回帰分析を実施し、そして電圧
の関数が0.4×最大電圧に到達する時間として、誘導
された関数から凝固時間(例えば、トロンビン時間)を
計算する。トロンビン時間を計算する1つの方法(1よ
り大きい多項次数を使用する)は繰返し2分探索法[2
分アルゴリズム(bisection algorit
hm)としても知られている]により、ここで多項式関
数がVmaxの40%非常に近接した百分率(約0.
0001%)の範囲内のY値(電圧)にもどるまで、時
間変数(X)は変化される。
【0024】以上はフイブリノゲンのアツセイについて
説明したが、これらの方法はトロンボプラスチン(P
T)または活性化部分的トロンボプラスチン(APT
T)のアツセイに同等に応用することができる。これら
はそれぞれ脳トロンボプラスチンまたは活性化部分的ト
ロンボプラスチンを血漿試料に添加し、そして凝血が形
成する時間を決定することによつて実施される。これら
の目的に有用な試薬は、例えば、オルソ(Ortho)定量
的フイブリノゲンのアツセイ(Q・F・A)、オルソQ
・F・Aトロンビン(ヒト)、オルソQ・F・A緩衝
液、オルソ活性化PTT試薬、オルソ活性化トロンボフ
アクス(Thrombofax (商標))試薬、オルソ脳トロン
ボプラスチン、フイブリンデクス(Fibrindex (商
標))トロンビン、オルソ血漿凝固対照[オルソ・ダイ
アグノスチツク・システム・インコーポレーデツド(Or
th Diagnostic Systems Inc.米国ニユージヤージイ州
ラリタンから入手可能]を包含する。これらの物質は、
この工業分野において標準であり、それらの使用に関す
る手順のインストラクシヨンが添付されており、その関
連する部分は引用することによつて本明細書の内容とな
る。本発明の方法の2つの一般化された態様を、PTま
たはAPTTの凝固時間の計算に利用することができ
る。
【0025】凝血を計算検出するために有用なさらに他
の態様は、0.975および0.025×(times)最大
電圧(Vmax)に従い、正規化されたデータT2およびT
1から得ることを包含する。これは収集されたデータの
有意に大きい範囲を提供する。その後、第P次の多項式
回帰分析を、間隔T1〜T2のわたる電圧対時間のデー
タについて実施する。次数Pは、好ましくは、センサー
計器の能力および合理的な期間内にフイブロメーター型
の値を生成する能力に従い実験的に決定される。増加す
る次数Pはより精確な曲線の適合を伴うが、計算時間お
よびこのような計算の実施に必要なハードウエアは、合
理的に必要なものを大きく越えて増加する。
【0026】適合した曲線のパラメーターは各時間Tに
ついての実際のまたは観測された電圧の代わりに計算さ
れた電圧を記載/予測し、これによりノイズを実質的に
含まない平滑化された信号を生成する。この方法はS字
状(sigmoid)に近似する曲線を予測する。次い
で、平滑化された曲線は、2回微分して(differ
entiate)して、P−2次の曲線を記載するパラ
メーターを生成する。この誘導された曲線から、推定さ
れた電圧は二次導関数(second delivat
ive)の推定されたものを表わす。二次導関数がゼロ
のときの時間(T)を同定することにより、凝固成分
(例えば、APTTまたはPT)の時間を同定すること
ができる。P2が1より大きいとき、Tは繰返し2分探
索法(ここで多項式解がゼロに実質的に等しいY値に戻
るまでTは変化する)により、あるいは任意の適当な
高部を見つけるアルゴリズム(roof−findin
galgorithm)により計算することもできる。
他方において、平滑な微分曲線の回帰分析が直線(P=
1)であるとき、Tは−B0/B1として計算すること
ができ、ここでB0およびB1はそれぞれYおよ
び第1次第2次導関数(first order se
cond derivative)の傾斜である。
【0027】最適化の手順 本発明の新規な方法に伴う有意な利点は、計器の感度、
CPUおよびメモリの容量、所望の精度および要求する
処理量に従いこれらの方法を変更する能力である。これ
らの方法の変更は、困難ではなくかつて次の最適化手順
に従い当業者により容易に実施することができる。
【0028】データが得られる時間の長さ、例えば、フ
イブリノゲンのアツセイについて60秒は、ほぼ完結に
到達する凝固反応に要する時間と計器のための合理的な
試験の処理量の達成との間の折衷として選択される。P
TおよびAPTTのアツセイについて、選択される時間
の長さは、好ましくは、所定の計器/試験に立脚して選
択された最大の終点である。収集されるデータ・ポイン
トの数、好ましくは前述のフイブリノゲンのアツセイ法
において300程度、はメモリーハードウエアの限界お
よび必要なCPU時間を適切に考慮して有利に選択され
て本発明の方法は実施される。データ・ポイントが少な
過ぎると、例えば、25であると、アナログ曲線は精確
に表わされず、一方データ・ポイントが多過ぎると、過
度のCPUおよびメモリの容量を用いないかぎり、処理
時間は過度の量になる。計算速度は正規化プロセスを経
る必要な計算の複雑さを減少することにより増進されう
る。正規化プロセスは最小の出現する電圧を探索し、そ
してその最小電圧をすべての他のデータ・ポイントから
減じることによつて実施される。好ましくは、60秒の
間にデータが集められるとき、最小の電圧の出現を「記
憶(remember)」するようにCPUをプログラ
ミングし、これによりこれを別の工程として排除するこ
とにより、より大きい速度を得ることができる。次い
で、得られるデータ・ポイントを最小電圧に関して正規
化し、ゼロにセツトする。
【0029】前述のように、Vmaxは好ましくは限定
された数の収集された最後のデータ・ポイントの平均と
して同定される。平均が大き過ぎると、Vmaxの値は
減少し、平均が小さ過ぎると、起こりうる誤つた値の排
除は不十分となる。
【0030】この反応において時間T1および時間T2
を同定するために使用される最大電圧の百分率、例え
ば、フイブリノゲンの実施例において、「0.4×平均
の最大電圧の変化および0.125×平均の最大電圧の
変化」は臨界的ではない。これらの値は引き続いて実施
すべき曲線の適合のタイプを基準にして選択された。フ
イブリノゲン試験反応について記載する方法において、
最大電圧の変化の12.5%〜40%の曲線の間隔は直
線に近似し、これにより直線の第1次(P1)多項回帰
分析は可能となる。同様に、より高い次数の回帰分析を
実施するとき、分析の領域は、例えば、Vmaxの2−
1/2%〜97−1/2%の間隔に拡張されうる。
【0031】誘導された関数から計算される凝固時間
は、好ましくは、凝固実験室において現存する計器測定
により報告される凝固時間と密接に合致するように選択
される。このような時間は臨床医により実質的に承認さ
れているので好ましい。したがつて、それらから実質的
に変動する凝固時間は受容を困難にするばかりでなく、
かつまたそれらの意味に関して究極的に混同を引き起こ
すであろう。例えば、最大電圧の0.4倍(例えば、4
0%)において報告される時間はBBLフイブロメータ
ー(伝統的な計器)により報告されるフイブリノゲン時
間に非常によく匹敵する。PTまたはAPTTの決定に
ついて、0.05または0.1×最大電圧は一般にいつ
そう適当でありかつ好ましい。
【0032】なお他の最適手順を設定することがで
き、この手順は線形回帰分析の前に線形変換を実施して
曲線によりよく適合させる。線形(または、直線という
場合もある)は、本明細書で使用するとき、最終の近似
関数のパラメーターが直線であること、換言すると、f
(t)がtのべき数を含む項の合計であることを意味す
る。
【0033】誘導された回帰分析の曲線が最大の光学濃
変化(例えば、電圧)の任意の百分率に到達すること
を決定するか、あるいは近似関数の二次導関数がゼロに
等しくなる時点を決定することにより、凝固時間の終点
を選ぶことができるが、前者の方法により有意にすぐれ
た反復実験の精度が得られることが理解されるであろ
う。大低の応用において、それはこうして後者より好ま
しい。
【0034】最適化により、本発明の方法は、凝固時間
のノイズの影響が相当減少するために、凝固時間の検出
に関して増大された感度を提供する。さらに、本発明の
方法は、最終の凝固時間の結果に信頼水準を設定するた
めに使用することができる統計学的に有効なデータを提
供する。この後者の点は、従来要求された二重の試料の
試験と反対に、単一の試料の試験を可能とするというこ
とにおいて、ことに重要な利点である。要求される試料
の数が半分に減少すると、ことに財政的に拘束される臨
床的環境において、付随する試薬および職員の必要性が
減少し、ならびに処理能力が増大する。
【0035】最後に、多項式回帰分析に代わりに、係数
の表を作成するために小さい区画にわたる反復する曲線
の適合を意味することが普通に理解されている3次式の
スプラインの適合(cubic spline fit)を使用し、これ
によりXまたはYを解くとき、係数間の引き続く外挿を
行うことができる。凝固時間を計算する目的で、3次式
のスプラインの適合は多項式回帰分析と同等であると見
なすことができる。3次式のスプラインは、有効な統計
学的データを容易に得ることができないので、好ましさ
に劣る。
【0036】本発明のこれらおよび他の原理を次の実施
例により明らかにする。なお、実施例1〜3は、本発明
を実施するための参考例である。
【0037】
【実施例】実施例1 フイブリノゲンのアツセイをコアグラブ(Koagulab)4
0A(商標)(オルソ・ダイアグノスチツク・システム
ズ・インコーポレーテツド、米国ニユージヤージイ州ラ
リタンから入手可能)について実施し、そしてデータを
アツプル(Apple)IIコンピユータで分析した。30
0のデータ・ポイントを収集し、そして反応の曲線(光
学的センサーの電圧対時間)を本発明の後向きルツキン
グ(backward-looking)アプローチにより評価した。最
大の電圧の変化(最後の5つの電圧値の平均)の25%
〜50%の間隔を探し、そして第1次多項式に適合させ
た。傾斜のパラメーターを、Vmaxの25%が出現す
る時間に沿つてフイブリノゲン濃度と相関関係づけた。
【0038】3つのバイアルのオルソ血漿凝固対照(O
PCC)(252mg/dl、オルソ・ダイアグノスチ
ツク・システムズ・インコーポレーテツド、米国ニユー
ジヤージイ州ラリタンから入手可能)をプールした。6
つのバイアルのトロンビンQFT 04をプールした。
次のOPCC希釈物を調製した: 0.2mlの1/5希釈物をピペツトで両者のチヤンネ
ルについてキユベツト(cuvette)の位置1−3
の中に入れた。コアグラブの実験を手動フイブリノゲン
のアツセイにおいて実施した。データをアツプルIIコ
ンピユータにより60分間にわたり0.2秒毎に集め、
磁気デイスクに記憶させた。第2の実験を同一方法で1
/15希釈物について実施し、そして第3の実験を1/
40希釈物について実施した。アナログ出力をチヤート
記録器にチヤンネル2に記録した。実験4−6を実験1
−3と同じ方法で実施したが、ただしチヤート記録器は
チヤンネル1であつた。次の結果が得られた: 実施例2 前述の実施例1を反復するが、ただしトロンビン時間の
終点は12.5%〜40%のデルタ範囲にわたる回帰分
析後に計算した。凝固の終点はX=[(0.4Vma
x)−交点(intercept)]/傾斜として特別
に計算した。次の結果が得られた: 実施例3 凍結された試料を3種の病院の所在地から入手して、フ
イブロメーター参照計器と比較して本発明の方法を利用
して、コアグラブ40A計器を試験した。標準OPCC
希釈曲線を各日に両者の計器について実験した。患者の
試料を発表されたオルソQFAプロトコールに従い予備
希釈した。一般に、これは、報告されたフイブリノゲン
が55mg/dl未満の標本の1−5希釈を包含する
が、一方約550mg/dlのより大きい標本を1−2
0または1−30でQFA緩衝液中に希釈した。患者の
試料における標準を不規則の順序でコアグラブ40Aお
よびフイブロメーターで同時に試験した。試料のフイブ
リノゲンの結果を、試料のトロンビン時間を標準曲線と
参照することにより決定した。結果から、平均のコアグ
ラブ40Aの反復実験の精度(または誤差)は4.7%
(34df)であることが決定された。平均のフイブロ
メーターの精度は3.0%であつた。各計器の精度は
C.V. の合計をnで割った値の平方根として推定
し、ここでC.V.は反復実験の標本の精度であり、そ
してnはそれぞれコアグラブ40Aおよびフイブロメー
ターについて34および29であつた。患者の標本全体
を通しての計器間の平均デルタは13.2mg/dlで
あつた。この差の半分は2つの患者により説明され、そ
してこれらが排除される場合、平均デルタの平均は6.
2mg/dlとなる。次のデータにより示されるよう
に、コアグラブ40Aの結果はフイブロメーター参照と
強い相関関係をもつ。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】実施例4 実施例3からのデータを外部のコンピユータで、第4次
の多項式回帰分析を利用して最大電圧の2.5〜97.5
%の範囲にわたり再分析した。これらの結果を、実施例
3において実施した第1次のものから得られたもとのフ
イブリノゲンのデータと比較する。次のデータが得られ
た:
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】表2のデータに基づく第4次の多項式回帰
分析では、平均C.V.百分率は、二乗したC.V.百
分率の合計(725.25に等しい)をN(35に等し
い)で割った値の平方根(1/2乗)に等しい4.55
%である。同様に第1次の回帰分析ついての平均C.
V.百分率は4.65%であり、これによりわずかにす
ぐれた結果がより高い次数の多項式回帰分析から得られ
ることが示される。
【0045】容易に理解されるように、以上の実施例は
フイブリノゲンのアツセイについて与えられた。なぜな
ら、フイブリノゲンのアツセイは実施が最も困難であり
かつ最も臨界的であるからである。明らかなように、本
発明の方法はそれに限定されず、PTおよびAPTTの
決定に同等に適用されかつ、事実、より容易に用いられ
る。こうして、これら実施例は限定的に解釈されるべき
ではない。
【0046】さらに、当業者は理解するように、上に関
して多数の別方法および代替の方法、例えば、異る次数
の多項回帰分析、二次のスプライン適合の代替の適合は
本発明の原理の精神および範囲を逸脱しない。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の試料と凝固試薬との混合物の光学
    密度を、連続的信号を供給できるセンサーで監視するこ
    とにより、フイブリノゲン、トロンボプラスチン、活性
    化部分トロンボプラスチンまたはその他の血液凝固因子
    の凝固時間を決定する方法であつて、 a) 凝固時間を決定すべき前もつて決定した時間間隔
    の間、前記混合物の光学的性質に比例する信号値を複数
    の時間において測定しかつ記憶させ、 b) 最低値をゼロに設定しかつすべての他の測定値を
    同じように減少させることにより、測定値を正規化し、 c) 信号の最終値を前もつて決定した間隔の終りにお
    いて決定し、 d) 信号の値を最後に獲得された信号から出発して走
    査して、信号値が決定した最終値のX倍に等しいかある
    いはそれより大きい最初の信号の時間T1を決定し、か
    つ信号値が決定した最終値のY倍より小さいかあるいは
    それに等しい最初の信号の時間T2を決定し、ここで1
    >Y>X>0であり、 e) 時間T1およびT2により特定される期間にわた
    り信号の測定値の第P次の多項式回帰分析を実施し、こ
    こでPは2より大きいかあるいはそれに等しく、そして f) 工程e)において誘導された関数から、信号値が
    決定した最終値のZ倍に等しい時間を決定し、ここで1
    >Z>0であり、それによりフイブリノゲン、部分的ト
    ロンボプラスチンまたはプロトロンビンの凝固時間を決
    定する、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 凝固時間を決定すべき前もって決定した
    時間間隔の最終時点から一定の遡った時点の間に存在
    し、最終時点における値とその値に連続する4つの値か
    らなる5つの値を平均することによって、前もって決定
    した間隔の信号の最終値を決定する特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
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