JP2500475Y2 - 自動麻雀機の牌搬送装置 - Google Patents

自動麻雀機の牌搬送装置

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JP2500475Y2
JP2500475Y2 JP40200390U JP40200390U JP2500475Y2 JP 2500475 Y2 JP2500475 Y2 JP 2500475Y2 JP 40200390 U JP40200390 U JP 40200390U JP 40200390 U JP40200390 U JP 40200390U JP 2500475 Y2 JP2500475 Y2 JP 2500475Y2
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力 清水
建造 工藤
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Mamiya OP Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動麻雀機の牌搬送
装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の自動麻雀機は卓本体の内部にターン
テーブルと4組の搬送コンベアから成る牌搬送装置、及
び4組の牌積み上げ装置を内蔵している。そして、一回
のゲームが終了する度に、卓本体の天板に開口した牌投
入口から投入される一組分の牌を上記した牌搬送装置の
ターンテーブルの回転によりばらばらに混合しながら、
該ターンテーブルの外周部に沿わせて設置した4組の搬
送コンベアに載せて各競技コーナーに設けられる各牌積
み上げ装置に対して搬送している。
【0003】そして、上記牌搬送装置により搬送された
牌は各牌積み上げ装置でもって、1列17個2段に整列し
て積み上げられ、卓本体天板の各競技コーナーに開口す
る牌浮上口から各々浮上させて供給する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の牌搬送装置にあっては、ターンテーブルの駆動
機構と各搬送コンベアの駆動機構とを別々に設けている
ので、自動麻雀機が大型で重くなる問題があった。
【0005】本考案の課題は、自動麻雀機の牌搬送装置
において、ターンテーブルと搬送コンベアの駆動機構を
共通化することにより、自動麻雀機の小型化と軽量化を
実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本考案は、卓本体の天板に開口する牌投入口から投
入される一組分の牌をターンテーブルの回転により混合
しながら4組の搬送コンベアに載せて各競技コーナーの
牌積み上げ装置に対して各々搬送する自動麻雀機の搬送
装置において、前記ターンテーブルを水平状態にて回転
自在に支持すると共に、該ターンテーブルの下部にリン
グ状の遊動歯車を同心に配置して回転自在に支持し、該
遊動歯車の円周に設けたかさ歯部を遊動歯車の円周下に
略90度の間隔を置いて設置した4個のかさ歯車と歯合さ
せ、この各かさ歯車を4組の搬送コンベアの駆動プーリ
ーに各々連結し、上記かさ歯部と共に遊動歯車の円周に
設けた第2歯部とターンテーブル下面の円周に一体化し
て設けた受け歯車とを中間歯車を介して歯合連絡し、上
記歯車伝達系に一個の駆動機構を連結したものである。
【0007】
【作用】以上の手段によれば、ターンテーブルは水平状
態にて回転自在に支持され、該ターンテーブルの下部で
は遊動歯車が上記ターンテーブルと同芯した状態で回転
自在に支持される。
【0008】遊動歯車は、その円周にかさ歯部と第2歯
部とが設けられ、かさ歯部は遊動歯車の円周下に略90度
の間隔を置いて設置される4個のかさ歯車と歯合し、こ
の各かさ歯車が4組の搬送コンベアの駆動プーリーに連
結されて駆動の伝達が行われる。また、遊動歯車の第2
歯部は中間歯車を介してターンテーブルと一体化する受
け歯車と歯合し、駆動力の伝達が行われる。
【0009】そして、上記した歯車伝達系には一個の駆
動機構が連結され、この駆動機構の駆動力が歯車伝達系
に加わることにより、ターンテーブルが回転すると同時
に4組の搬送コンベアが駆動する。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上の様に構成したものである
から、一個の駆動機構によりターンテーブルと4組の搬
送コンベアを駆動させることができる。したがって、従
来の牌搬送装置のように、ターンテーブルと搬送コンベ
アとが駆動機構を別々に備えるものと比較すると、駆動
機構が1個になる分、装置の構造を簡素化することが出
来ると共に、自動麻雀機自体を小型軽量化することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明
する。図1は自動麻雀機の内部を示している。この自動
麻雀機は四角形状の卓本体a1の内部にターンテーブル
1と4組の牌搬送コンベアとから成る牌搬送装置a2、
及び4組の牌積み上げ装置a3が内蔵され、通常時には
上記卓本体a1の上面が天板a4により覆われている。
【0012】卓本体a1内の中央には、牌搬送装置a2
のターンテーブル1が設けられ、このターンテーブル1
の周囲四面を囲むように4組の搬送コンベア2が配置し
てある。また、各搬送コンベアの外側には各競技コーナ
ーに牌を供給する4組の牌積み上げ装置a3が配設され
ている。
【0013】牌搬送装置a2のターンテーブル1はゲー
ムが終了する度に天板a4中央の牌投入扉a5から投入
される牌を混合して外周へ向けて送り出すものであり、
該ターンテーブル1により外周に弾き出された牌は各搬
送コンベア2の始端に乗って各々の牌積み上げ装置a3
に対して搬送される。
【0014】上記搬送コンベア2により各牌積み上げ装
置a3の受け口まで搬送された牌は、該装置a3の送り
機構51により90度方向転換する形で一牌ずつ送り出さ
れ、積み上げプレート54の上に一列17個二段に積み上げ
られる。そして、次のゲームが開始される際に、押し出
し機構53によりそのままリフタープレート54上に積み換
えられ、該リフタープレート54が上昇することにより天
板a4の牌浮上口55から各競技コーナーに供給される。
【0015】卓本体a1内部の中央に配置される牌搬送
装置a2のターンテーブル1は、図2乃至図4にて示す
ように上面に多角錐形に形成した皿状の円盤であり上面
の各辺部に沿って段差を設けてある。また、ターンテー
ブル1下面の軸芯部には支柱部1aを形成し、その支柱部
の下端を卓本体a1底面に固定されるスラストベアリン
グ11により下から支持することにより、ターンテーブル
1が水平状態を保って回転自在に支持される。
【0016】また、ターンテーブル1の支柱1aの外周に
はベアリング12を介して遊動歯車3が回転自在に設けて
ある。この遊動歯車3は図4にて示すように円周の下面
に形成されるかさ歯部3aと、円周の外周に形成される第
2歯部3bとが設けてあり、かさ歯部3aは該遊動歯車3の
円周下に90度の間隔を置いて配設される4個のかさ歯車
4と歯合する。
【0017】各かさ歯車4はターンテーブル1の中心か
ら外周へ向けて延びる線上に沿って回転自在に支持され
るシャフト13の一端に各々取り付け固定し、該シャフト
13の他端側に固定される搬送コンベア2の駆動プーリー
2aと一体的に連結してある。
【0018】各搬送コンベア2は上記した駆動プーリー
2aとコンベアガイド板2bに取り付け支持される折り返し
プーリー2aとの間にコンベアベルト2cを架設し、そのコ
ンベアベルト2cをガイドローラー2eによりコンベアガイ
ド板2bに沿わせてガイドすることにより構成してある。
そして、上記コンベアベルト2cによって構成される搬送
路は終端となる牌積み上げ装置a3の受け口となる送り
機構51へ向けて上昇するように傾斜している。
【0019】一方、遊動歯車3の第2歯部3bは卓本体a
1底面に設置される中間歯車列5を介してターンテーブ
ル1の下面に設けられる受け歯車6と歯合している。受
け歯車6はリング形部材の内周面に歯部を設けて構成
し、ターンテーブル1と同芯させた状態で取り付け固定
してある。
【0020】これにより、上記したターンテーブル1を
駆動させる受け歯車6と、各搬送コンベア2の駆動プー
リー2aと連結するかさ歯車4とは遊動歯車3を介して連
動するようになる。尚、上記したように各搬送コンベア
2を駆動させる4個のかさ歯車4とターンテーブル1を
駆動させる中間歯車列5が各々リング状の遊動歯車3を
介して連結することにより一部の歯合部だけに大きな負
荷がかかるような不具合を防止することができる。
【0021】また、上記したかさ歯車4を支持するシャ
フトの中の一本であるシャフト13′は搬送コンベア2の
駆動プーリー2aよりも外側へ向けて延長されており、そ
の延長端にはかさ歯車7b,7cを介して駆動モータ7aが接
続してある。上記した駆動モータ7aはターンテーブル1
の外側に配置しているが、これはターンテーブル1と駆
動モータ7が重なりあって搬送装置a2の厚さ寸法が増
大してしまう不合理を解消するためである。
【0022】従って、上記の如く構成した牌搬送装置a
2は必要時にスイッチパネルa6のスイッチを入れる
と、駆動モータ7aが作動してシャフト13′に支持される
かさ歯車4が遊動歯車3を回転させる。そして遊動歯車
3が駆動回転すると、これと中間歯車列5を介して歯合
する受け歯車6が回転してターンテーブル1が作動し、
同時に、4個のかさ歯車4と駆動プーリー2aが同期回転
して、各駆動コンベア2を同時に作動させる。
【0023】上記した牌搬送装置a2によれば、一個の
駆動モータ7aによりターンテーブル1と4組の搬送コン
ベア2を駆動させることができる。したがって、従来の
ものと比較して駆動機構が1個省略できる分、装置の構
造を簡素化することが出来ると共に、自動麻雀機自体を
小型軽量化することができる。
【0024】また、上記した駆動モータ7aはシャフト1
3′を介してかさ歯車4と連結させたが、駆動機構は上
記歯車駆動系のどの部分に連結するも任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した牌搬送装置を具備する自動麻
雀機を示す斜視図である。
【図2】図3におけるX−X線断面図である。
【図3】牌搬送装置の一部切欠平面図である。
【図4】同牌搬送装置を一部切して示す斜視図である。
【図5】図3におけるY−Y線断面図である。
【符号の説明】
a1 卓本体 a2 牌搬送装置 a3 牌積み上げ装置 1 ターンテーブル 2 搬送コンベア 3 遊動歯車 3a かさ歯部 3b 第2歯部 4 かさ歯車 5 中間歯車列 6 受け歯車 7a 駆動モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卓本体の天板に開口する牌投入口から投
    入される一組分の牌をターンテーブルの回転により混合
    しながら4組の搬送コンベアに載せて各競技コーナーの
    牌積み上げ装置に対して各々搬送する自動麻雀機の搬送
    装置において、前記ターンテーブルを水平状態にて回転
    自在に支持すると共に、該ターンテーブルの下部にリン
    グ状の遊動歯車を同心に配置して回転自在に支持し、該
    遊動歯車の円周に設けたかさ歯部を遊動歯車の円周下に
    略90度の間隔を置いて設置した4個のかさ歯車と歯合さ
    せ、この各かさ歯車を4組の搬送コンベアの駆動プーリ
    ーに各々連結し、上記かさ歯部と共に遊動歯車の円周に
    設けた第2歯部とターンテーブル下面の円周に一体化し
    て設けた受け歯車とを中間歯車を介して歯合連絡し、上
    記歯車伝達系に一個の駆動機構を連結した構造。
JP40200390U 1990-12-26 1990-12-26 自動麻雀機の牌搬送装置 Expired - Lifetime JP2500475Y2 (ja)

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JPH0492295U JPH0492295U (ja) 1992-08-11
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CN108543305A (zh) * 2018-07-18 2018-09-18 宋早虎 新型麻将机推牌机构
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