JPH0910432A - 自動麻雀卓 - Google Patents

自動麻雀卓

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JPH0910432A
JPH0910432A JP18668095A JP18668095A JPH0910432A JP H0910432 A JPH0910432 A JP H0910432A JP 18668095 A JP18668095 A JP 18668095A JP 18668095 A JP18668095 A JP 18668095A JP H0910432 A JPH0910432 A JP H0910432A
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mahjong tiles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導路の開放部をなくして開放部が存在した
場合の不具合を解消し、また麻雀牌の汚れを効果的に除
去して、汚れに起因した誤動作の発生等を未然に防止す
ること。 【構成】 傾斜した状態であって回転可能に設けられ牌
落下口を介して落下した麻雀牌を洗牌するターンテーブ
ルと、上記ターンテーブルの上方に回転可能に配置され
たリング状部材からなり、下方に向けて備えた複数個の
磁石によってターンテーブル上にて洗牌された磁石を内
蔵している麻雀牌を裏面を上にして吸着し運搬する吸着
リングと、上記吸着リングによって運搬された麻雀牌を
ブリッジを介して受け入れ二段重ねの状態にする牌積重
ね・送込手段と、上記牌積重ね・送込手段に連結され麻
雀牌を二段重ねの状態で受け入れる誘導路と、上記誘導
路に設けられ誘導路内に二段重ねの状態で導入された麻
雀牌を所定数ずつ所定の場所まで搬送する牌搬送機構
と、を備え、上記誘導路を無端状に構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動麻雀卓に係り、二
段重ねの麻雀牌を所定数ずつ搬送する際の搬送路を形成
する誘導路の構成を改良することにより、麻雀牌の搬送
を円滑に行うことを可能にし、また麻雀牌の表面に付着
した汚れを効果的に除去できるよう工夫したものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動麻雀卓は、例えば、図26乃
至図32に示すような構成になっている。図26は従来
の自動麻雀卓Aを上面から見た図で、同図において20
1は四角な板状に形成したプレイテーブルを示す。該プ
レイテーブルは、四角な箱状に形成された機枠202
(図27)の上面に、その機枠202の上面側の開放口
を閉鎖する蓋板状に支架せしめてあり、四周の各辺縁か
ら幾分中央部位に寄せた位置に、前記機枠202内に装
設せる自動築牌装置Bで築牌状態に整列せしめた麻雀牌
を該プレイテーブル201の上面にせり上げるリフト2
03を出没さす窓孔210・・・が設けられ、また、中
央部位には、一局のゲームを終えた麻雀牌を該プレイテ
ーブル201の下方の前記自動築牌装置Bに向けて落下
さすための落下口211が設けられ、その落下口211
は開閉自在の蓋板212で閉蓋してある。
【0003】前記自動築牌装置Bは、前述の落下口21
1から落されてくる麻雀牌を受ける洗牌ホッパーaと、
その洗牌ホッパーa内に受入れた麻雀牌を洗牌して姿勢
を一定に整えながら送出する送出装置bと、該送出装置
bで送出される麻雀牌を各リフト203・・・の隣接位
置に搬送していく搬送装置cと、その搬送装置cで搬送
した麻雀牌を前記リフト203の上面に移し換えるよう
押出す押出装置dとからなる。
【0004】洗牌ホッパーa内に受入れた麻雀牌を送出
する送出装置bは、前記洗牌ホッパーaの底部に傾斜し
た支軸240により傾斜した回転軸線Zをもって回転す
るよう配設するターンテーブル241と、リング状に形
成して下面に磁石を保持せしめ、洗牌ホッパーaの上部
開口部の上方に、水平な面に沿い回転するよう軸支する
ことで、麻雀牌Pの内部に埋設せる鉄片あるいは磁石に
作用して該麻雀牌Pを下面側に吸着せしめる吸着リング
242と、その吸着リング242の下面側で前記ターン
テーブル241の上面から離れる側に設けて、該吸着リ
ング242で運び出される麻雀牌Pを受継いで前述の搬
送装置cに向け送出する牌送出コンベヤ243とからな
る。
【0005】搬送装置cは、図27に示しているよう
に、平面視で四辺形の囲い枠を構成するように配設して
ある前述の4個のリフト203・・・の平面視における
隣接位置である外周側に、それら4個のリフト203・
・・に沿う四角の囲い枠状で一つの隅部に開放部Wを具
備する形状に形成して機枠202に固定支架した断面チ
ャンネル状の一本の誘導路205と、その誘導路205
の開放部Wに配設された前述の牌送出コンベヤ243の
終端部243aと、その終端部243aから送出される
牌を二段重ね状態として誘導路205内に送り込む送込
装置245と、誘導路205内に該誘導路205と開放
部Wとを経て循環移動するよう装設せるピン状の牌押出
部材252とよりなる。
【0006】前記誘導路205は、図30に示している
如く、各リフト203・・・に夫々平行する直線部位2
05bと、それら直線部位205bの間をつなぐ弧状の
隅部205c・・・とが、夫々別体に形成されていて
(図30)、それら別体の直線部位205b・・・と弧
状の隅部205c・・・の夫々の幅方向の中央部に長手
方向に連続する溝250が形成してある。そして、それ
ら直線部位205bと弧状の隅部205cとは、それら
に一体に形成してあるブラケット255を機枠202に
止着することで、1本の四角な囲い枠状に連続する状態
として機枠202に固定支架せしめてある(図29)。
そして、その際に、前述の弧状の隅部205c・・・の
1個を取り除いた状態とすることで、前記図30にある
ように、平面視において1個の隅部に開放部Wを具備す
る略四角な囲い枠状に形成してあり、かつ、その開放部
Wに臨む二つの遊端部のうちの一方の端部205aを、
誘導方向(搬送方向)の受入口としてある。また、開放
部Wに配設した前述の牌送出コンベヤ243の終端部2
43aは、この一端部205aの手前に配設してある二
段整列器244に臨ませ、その終端部243aから送出
される麻雀牌が二段整列器244により二段重ねに重ね
られたところで、前述の送込装置245によりこの受入
口となる一端部205aから該誘導路205内に送込ま
れるようにしてある。
【0007】また、誘導路205内に配設したピン状の
牌押出部材252は、誘導路205の下面側に、エンド
レスに回動するチェーン251を、平面視において、前
述の誘導路205の各隅部205c・・・及び開放部W
と対応する部位に配位して機枠202に軸支せるスプロ
ケット256・・・にエンドレスにかけまわして張設
し、それらスプロケット256・・・のうちの適宜のス
プロケット256の軸に伝動スプロケット257を設け
(図29)、その伝動スプロケット257をモーター
(図示していない)により駆動することで、図27で時
計廻りの回動方向に回動するようにし、そのチェーン2
51に該牌押出部材252の基端を取付け、上端側を前
述の誘導路205の床に設けた溝250から誘導路20
5内に突出させることで、チェーン251の回動により
誘導路205内を開放部Wを経て循環移動するようにし
てある。そして前記モーターの作動は該誘導路205の
第1位の直線部位205bに送込まれる麻雀牌の数を、
その第1位の直線部位205bの前記回動方向の前端部
に臨ませたフォトセンサSが検出したときに行われる。
【0008】また、前記牌押出部材252・・・は、図
30に示している如く、チェーン251の回動方向に、
四辺形の囲い枠状の誘導路205の1個の辺縁部の長さ
に略対応する間隔をおいて3個取り付けられている。そ
してそれら3個の牌押出部材252・・・は、チェーン
251の回動方向において、第1位の牌押出部材252
−1を、第4位のリフト203−4の手前に位置された
ときに、第2位の牌押出部材252−2が第3位のリフ
ト203−3の手前に位置し、第3位の牌押出部材25
2−3が第2位のリフト203−2の手前に位置するよ
う配位してチェーン251に取付けられている。
【0009】この牌押出部材252・・・は、図示例で
は、上下方向の軸杆状に形成してあるが、前述の誘導路
205に送込まれる麻雀牌が、上下の二段重ねではな
く、牌が左右に並列した横向きの二段重ね状態となると
きには、麻雀牌を押出していく部分を誘導路205の巾
方向に広いプレート状に形成される。
【0010】206は誘導路205の直線部位205b
に整列せしめた麻雀牌をリフト203の上面に向けて押
出していく押出装置dの押出板で、該押出板206と一
体の取付板260の下面に設けた軸筒状の摺動子261
を、機枠202に一体に取付けた支持機枠220に支架
したガイド杆262に支持さすことで、前記リフト20
3に対し進退自在に機枠202に支架せしめてあり、前
述の支持機枠220に軸支したカム軸263がモーター
Mにより回転することで一回転するカムホイル264
と、そのカムホイル264の回転で図29において支軸
265を中心に左右に往復動する往復動杆266と、戻
しバネ267により、リフト203に対し進退する。
【0011】この押出装置dは、誘導路205の直線部
位205bに整列される麻雀牌が、上下の二段重ねにな
ることに対応したもので、誘導路205に送込まれる麻
雀牌が前述した二段整列器244の形態によって横倒し
の状態の二段重ねのときには、90度回転しながら牌を
押出すものとなる。
【0012】また、リフト203は、図32に示してい
る如く、それの長手方向の両端部に寄せた部位の下面側
に垂設せる昇降杆230、230を機枠202に固定し
て設けた上下方向の軸筒状ガイド部材231、231に
夫々摺動自在に嵌合させ、また、別に前記左右の昇降杆
230、230の間における下面側に横長の作動部材2
32を垂設し、その作動部材232の下縁232aに、
前記支持機枠220に軸支したシャフト233の一端部
に装着せるクランクホイル234に設けたクランクピン
235を下方から衝合させて、リフト203をこのクラ
ンクピン235により支承せしめ、前記シャフト233
を、前記支持機枠220に軸支せるカム軸263と伝動
ギヤ236、237を介して伝動させ、カム軸263が
モーターMにより一回転したときに、同調してクランク
ピン235がシャフト233を中心に一回転すること
で、リフト203に下降行程と上昇行程の1サイクルを
行なうようになっている。そして、このクランクピン2
35の作動は、図32にて実線に示している最も上昇し
た位置を基点として回動を始め、その基点位置に戻るこ
とで終了する一回転に設定してある。268及び269
は、カム軸263の回転を一回転に制御する制御円板及
びフォトセンサである。
【0013】このように構成された装置は次のように作
用する。プレイテーブル201の上面で一局のゲームを
終えて、プレイテーブル201の落下口211から落し
込まれた麻雀牌P・・・は、プレイテーブル201の下
方の自動築牌装置Bの洗牌ホッパーa内において、ター
ンテーブル241により洗牌され、吸着リング242の
作動で所定の姿勢に揃えられて、牌送出コンベヤ243
により、四角な囲い枠状に形成されている誘導路205
の一隅に形成した開放部Wに送り出される。そして、開
放部Wに配設してある二段整列器244で二段重ねに重
ねられて、送込装置245の作動で、開放部Wに臨む誘
導路205の一端部で作動される受入口205aから誘
導路205内に順次送込まれていく。
【0014】このとき、誘導路205内に開放部Wを経
て循環移動するよう設けた3個の牌押出部材252・・
・は、それらの第1位の牌押出部材252−1が、図3
0において鎖線に示しているように、開放部Wに臨む誘
導路205の受入口205aの手前に位置する状態とし
て停止している。
【0015】そして、送込装置245により誘導路20
5内に送り込まれて整列していく麻雀牌Pの整列数が、
所定の築牌状態となる数となったところで、モーターの
作動によるチェーン251の回動によって、牌押出部材
252・・・がそれらの間隔に対応する距離を動いて、
誘導路205の第1位の直線部位205bに整列した麻
雀牌P・・・を、次位の直線部位205bに押し出して
第1位の直線部位205bを空にする。
【0016】次に、この空になった第1位の直線部位2
05bに受入口205aから順次送り込まれる麻雀牌P
・・・が再び整列していき、その数が所定数に達したと
ころで、再びチェーン251の回動により牌押出部材2
52・・・が前述の間隔に対応する距離を動いて、第2
位の直線部位205bに整列していた麻雀牌P・・・を
第3位の直線部位205bに押し出すとともに第1位の
直線部位205bに整列した麻雀牌P・・・を第2位の
直線部位205bに送って、第1位の直線部位205b
を空にする。
【0017】次に、この第1位の直線部位205bに所
定数の麻雀牌P・・・が送り込まれたところで、再び牌
押出部材252・・・が前述の距離だけ動いて、第3位
・第2位・第1位の直線部位205bに整列している麻
雀牌P・・・を、順送りに第4位、第3位、第2位の直
線部位205bに送って、第1位の直線部位205bを
空にする。
【0018】そして、この空になった第1位の直線部位
205bに所定数の麻雀牌P・・・が送り込まれること
で、各リフト203・・・の隣接位置に麻雀牌P・・・
を築牌状態として送り込む行程は完了する。
【0019】後は、各リフト203によって、4箇所に
おいて築牌された麻雀牌Pを、各窓孔210を介して上
昇させればよく、それによって、次のゲームを開始する
ことができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、従来の自動麻雀
卓においては、誘導路205の一部が開放部Wとなって
いる。そのため、牌搬送機構の牌搬送用ピン(牌押出部
材252)がその開放部Wの部位において走行が不安定
な状態となり、誘導路205の縁部に衝突したりするよ
うなことがあった。牌押出部材252がそのような状態
になると、異常音が発生したり、牌押出部材252が損
傷してしまうようなこともあり、以降の正常な機能が損
なわれてしまうことになる。又、そのような開放部があ
ると、そこから誘導路205内に異物が侵入するような
こともあり、麻雀牌の正常な搬送が損なわれることもあ
った。又、麻雀牌の表面には湿気や遊戯者の手の脂汗な
どによる汚れが付いており非常に汚れた状態になってい
る。そのような汚れが原因して、例えば、ターンテーブ
ル241による洗牌が効率良く行われなくなってしま
う。この種の汚れは除去しないと麻雀牌を洗牌し築牌す
る過程が円滑になされず、大きな技術的課題になってい
た。
【0021】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、誘導路の開放部をなく
して開放部が存在した場合の不具合を解消することであ
る。また麻雀牌の汚れを効果的に除去して、汚れに起因
した誤動作の発生等を未然に防止できる自動麻雀卓を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による自動麻雀卓は、傾斜した状態であって回
転可能に設けられ牌落下口を介して落下した麻雀牌を洗
牌するターンテーブルと、上記ターンテーブルの上方に
回転可能に配置されたリング状部材からなり、下方に向
けて備えた複数個の磁石によってターンテーブル上にて
洗牌された磁石を内蔵している麻雀牌を裏面を上にして
吸着し運搬する吸着リングと、上記吸着リングによって
運搬された麻雀牌をブリッジを介して受け入れ二段重ね
の状態にする牌積重ね・送込手段と、上記牌積重ね・送
込手段に連結され麻雀牌を二段重ねの状態で受け入れる
誘導路と、上記誘導路に設けられ誘導路内に二段重ねの
状態で導入された麻雀牌を所定数ずつ所定の場所まで搬
送する牌搬送機構と、を備え、上記誘導路を無端状に構
成したことを特徴とする。その際、誘導路を、内側に配
置された内側レールと、外側に配置された外側レールと
から構成され、上記内側レール及び外側レールの間を麻
雀牌の搬送路とすることが考えられる。また、内側レー
ルと外側レールの間隔は、麻雀牌の長手方向の長さに対
応させて設定することが考えられる。また、内側レール
と外側レールの対向する面には清掃部材が取り付けるこ
とが考えられる。また、内側レールと外側レールの上に
はカバーが開閉自在に設けられていて、該カバーの内側
面には清掃部材が取り付けることが考えられる。
【0023】
【作用】本発明においては、誘導路を無端状に構成する
ことにより、開放部があった場合の不具合、即ち、牌搬
送機構の牌搬送用ピンの不安定な動作、異物の侵入等を
防止する。又、誘導路を無端状に構成することにより、
誘導路において麻雀牌の周回が可能となり、これによ
り、麻雀牌に付着した汚れを除去するようにしたもので
ある。
【0024】
【実施例】以下、図1乃至図25を参照して本発明の一
実施例を説明する。まず、本実施例による自動麻雀卓の
概略の構成から説明する。図1は、本実施例による自動
麻雀卓よりプレイテーブルを除去し、かつ中央部に設け
るサイコロ装置部を省略した状態の構成を示す上面図で
あり、図2はその側面図である。まず、四角形の基台1
があり、この基台1上には同じく四角形の機枠(図示せ
ず)が取り付けられ、さらに、その上には、プレイテー
ブル(図示せず)が設置されることになる。基台1の中
心部には、円形をなすターンテーブル3が傾斜した状態
で回転可能に取り付けられている。すなわち、基台1側
より軸部材5が傾斜した状態で立設されていて、上記タ
ーンテーブル3は、この軸部材5に軸受部材7、9を介
して回転可能に軸支されている。
【0025】又、基台1上であって上記軸部材5に対し
て離間した場所には、駆動モータ11が取り付けられて
いる。上記駆動モータ11の出力軸にはプーリ13が固
着されていて、一方、ターンテーブル3側にもプーリ1
5が設けられている。これらプーリ13、15にはベル
ト17が巻回されている。そして、駆動モータ11が回
転することにより、プーリ13、ベルト17、プーリ1
5を介して、ターンテーブル3が回転することになる。
尚、上記ターンテーブル3の上面には麻雀牌の汚れを除
去するためのマット19が接着・固定されている。
【0026】上記基台1上には別の軸部材21が軸部材
5の中を貫通して垂設されていて、上端にサイコロ装置
部(図15に57にて示す)が昇降可能に取り付けられ
ている。又、基台1には別の駆動モータ25が設置され
ていて、この駆動モータ25の出力軸にはプーリ27が
固着されている。上記プーリ27には別のプーリ29が
離間した状態で配置されていて、これらプーリ27、2
9にはベルト31が巻回されている。上記プーリ29に
はシャフト33を介して駆動輪35が同軸に取り付けら
れいて、この駆動輪35が吸着リング23の外周縁部2
3aを摺動可能に支持している。よって、駆動モータ2
5を回転させることにより、プーリ27、ベルト31、
プーリ29、シャフト33、駆動輪35を介して、吸着
リング23を回転させることができる。尚、上記吸着リ
ング23の外周縁部23aには、上記駆動輪35の他
に、複数個の支持輪37が設置されていて、回転する吸
着リング23を支持するようになっている。
【0027】上記吸着リング23の外周位置には、誘導
路39が敷設されている。この誘導路39は、夫々対向
する辺が平行に敷設された4個の直線部誘導路41と、
夫々の角部に設けられた4個の角部誘導路42とから構
成され、これらが無端状に連結されている。上記直線部
誘導路41は、一対のレール(内側レールと外側レー
ル)41a、41bから構成されていて、それら一対の
レール41a、41bによって二段重ね状態の麻雀牌4
7の搬送路40を構成している。角部誘導路42は、所
定の曲率の円弧状をなす一対のレール(内側レールと外
側レール)42a、42bとから構成されていて、これ
ら一対のレール42a、42bによって二段重ねの麻雀
牌47の搬送路40を構成している。又、図1中右下の
角部誘導路42とその左側に位置している直線部誘導路
41との間には、図7、図8に示すように、レール継ぎ
板44が介挿されている。又、上記誘導路39の各レー
ル41a、41b、42a、42bの対向する面には、
既に、ターンテーブル3の箇所で説明した麻雀牌の汚れ
を除去するためのマット46、46が取換え可能に貼付
けられている。その様子を図5、図6に示す。これらマ
ット46、46によって、搬送される麻雀牌47の表面
に付着した汚れを除去するものである。又、図5、図6
に示すように、誘導路39の上方には開閉自在なカバー
52が設置されていて、このカバー52の内側面にはブ
ラシ54が取換え可能に取り付けられている。このブラ
シ54によっても、搬送される麻雀牌47の表面に付着
した汚れを除去するものである。
【0028】基台1の四辺の夫々の位置には、リフト4
5が設置されている。これらリフト45によって、築牌
された所定数の麻雀牌47をプレイテーブル48(図5
に示す)と同位置まで昇降する昇降台50を介してプレ
イテーブル48まで押し上げるとともに、プレイテーブ
ル48上に押し出されることになる。これにより、ゲー
ムの開始が可能な状態になる。又、既に説明したターン
テーブル3の下面側には、揺動手段49が取り付けられ
ている。又、ターンテーブル3の上面側には、牌ガイド
体51が取り付けられている。図1中右上の角部誘導路
42付近の誘導路39には、麻雀牌47を搬送するため
の牌搬送機構53が設けられている。また右下の角部誘
導路42とその左側の直線部誘導路41との境界部には
後述する牌積重ね・送込手段80が設置されていて、そ
こには麻雀牌47を二段に積み重ねる二段重ね器82及
び二段に積み重なった麻雀牌47を搬送路40に押し出
すレバー(図示せず)が設置されている。
【0029】以上が本実施例による自動プレイテーブル
の概略構成である。プレイテーブルより落下口から落と
し込まれた麻雀牌47は、ターンテーブル3によって洗
牌され、吸着リング23の作動によって、所定の姿勢に
矯正された状態で吸着・保持される。次いで、ブリッジ
43を介して牌送り部55内に導入され、この牌送り部
55によって誘導路39との交点に設けられた二段重ね
器82のところまで押し込まれる。そして、牌積重ね・
送込手段80によって、二段重ねに重ねられた状態で誘
導路39に送り出され、上記牌搬送機構53によって、
適宜誘導路39内を搬送され、誘導路39の夫々の直線
誘導路39aの位置に所定数の麻雀牌47を築牌してい
く。後は、各リフト45によって、4箇所において築牌
された麻雀牌47を、プレイテーブルの各窓孔を介して
上昇させるとともに、プレイテーブル48上に押し出す
ことにより、次のゲームを開始することができる。
【0030】以下、各部の構成を順次詳細に説明してい
く。まず、吸着リング23について、図9乃至図11を
参照して説明する。吸着リング23は、図示するように
リング状をなしていて、そこには、複数個(この実施例
の場合には40個)の永久磁石61(図13)が取り付
けられている。又、上記各永久磁石61は、金属製の保
持部材63を介して、表面が樹脂コーティングされた金
属製の内・外周縁部23a、23bに取り付けられてい
る。上記複数個の永久磁石61の極性であるが、夫々相
対する側をN極、S極としており、殆どの永久磁石61
は、S極が下面側(ターンテーブル3が配置されている
側)を指向するように取り付けられており、全周360
°を略三等分する120°の位置に位置する3個の永久
磁石61については、N極が下面側を指向するように取
り付けられている。これら永久磁石61がターンテーブ
ル3上で洗牌された麻雀牌47を吸着・保持することに
なる。
【0031】上記各永久磁石61の大きさであるが、こ
れは、図12に示す麻雀牌47の大きさに対応する大き
さになっている。又、各麻雀牌47にも永久磁石が内蔵
されていて、例えば、麻雀牌47の裏面(盲面)47a
がN極となっていて、表面(各種字や模様が刻印されて
いる面)47bがS極となっている。上記構成をなす吸
着リング23を回転させることにより、ターンテーブル
3上にて洗牌された麻雀牌47は上記永久磁石61によ
って1個ずつ吸着されていく。すなわち、麻雀牌47は
ターンテーブル3上にて洗牌されることにより、裏面が
上に向いた状態になり、よって、吸着リング23の下が
S極となっている永久磁石61によって吸着されてい
く。吸着された麻雀牌47はブリッジ43を介して牌送
り部55内に導入される。
【0032】又、各永久磁石61は、その長手方向を吸
着リング23の円周方向に沿わせた状態で取り付けられ
ていて、それによって、麻雀牌47を長手方向に指向さ
せた状態で吸着するようになっている。又、図11に示
すように、吸着リング23の内・外周縁部23a、23
bは、金属製の保持部材63を介して取り付けられるた
め、その極性は永久磁石61の反ターンテーブル3側の
極性と同じ(図11ではN極)である。したがって、仮
に、麻雀牌47の長手方向が永久磁石61の長手方向に
沿わない状態で吸着されたとすると、麻雀牌47の極性
が吸着リングの周縁部23a、23bの極性と相反する
ことになる。したがって、磁極の反発作用により、麻雀
牌47が吸着されたままの状態で回動することになり、
結局、永久磁石63の長手方向に沿った状態で吸着され
ることになる。
【0033】次に、上記ブリッジ43の構成を説明す
る。ブリッジ43は、図1、図3、図4に示すような構
成になっている。即ち、一対のブリッジ板71、73が
円弧状に対向して設置され、その間の下面には、底板7
5が設置されている。上記ブリッジ43は、吸着リング
23の円周に接するように開口され、吸着リング23に
よって運ばれてくる麻雀牌47をそのまま導入できるよ
うになっている。また、ブリッジ板71、73の間隔は
麻雀牌47の短手方向の長さに対応するものとなってい
る。したがって、吸着リング23が回転してブリッジ4
3を通過するとき、吸着リング23の永久磁石61に吸
着された麻雀牌47はブリッジ板71に衝突することに
なるので、これにより、麻雀牌47は吸着リング23よ
り切り離されコンベア79上乃至ブリッジ43の底板7
5上に落下する。この際、例えば、永久磁石61の長手
方向に麻雀牌47の長手方向が沿わない状態で吸着さ
れ、それが矯正されないままの状態でブリッジ43に送
り込まれた場合、上記麻雀牌47はブリッジ板71、7
3に当たってターンテーブル3に落下することになる。
そして、再度、ターンテーブル3を介して吸着リング2
3に吸着されることになる。
【0034】ここで、吸着リング23に異極(図示例で
はN極)の永久磁石61を3個設けた理由を説明する。
吸着リング23よりブリッジ43に導入される際、麻雀
牌47が底板75に溜り、円滑に牌送り部55に押し込
まれない場合がある。即ち、次々に送り込まれてくる麻
雀牌47は後続の麻雀牌47に押されて牌送り部55内
に押し込まれていくのであるが、後続の麻雀牌47によ
って押し込まれることがない最後の麻雀牌47の場合、
このようなことが起こり得るのである。従来はかかる場
合に備え、吸着リング23の下面に小突起が設けられて
おり、この小突起により溜った麻雀牌47が押され、こ
れにより、牌送り部55内へ押し込まれていた。しか
し、本願発明においては、吸着リング23の下面にはか
かる小突起は設けられてはおらず、これに代わるものと
して、異極の永久磁石61を存在せしめたのである。即
ち、底板75に溜っている麻雀牌47は、異極の永久磁
石61がくると、磁力の反撥作用により、ブリッジ43
よりコンベア79上に押し込まれ、これにより、牌送り
部55内へ押し込まれるのである。
【0035】ブリッジ43に導入された麻雀牌47は、
そのままブリッジ43に連接された牌送り部55に押し
込まれていく。上記牌送り部55は、麻雀牌47を案内
するガイド部材77と、このガイド部材77内に設置さ
れたコンベア79、並びにセンサー78から構成されて
いる。上記牌送り部55によって送り込まれた麻雀牌4
7は、既に説明した誘導路39の内、図1中右下の示す
角部誘導路42とその左側の直線部誘導路41との境界
部、即ち、牌送り部55と誘導路39とが交差する部位
に移送され、そこに別途設置されている牌積重ね・送込
手段80を構成する二段重ね器82に送り込まれる。こ
こで麻雀牌47を二段重ねの状態にして、上記直線部誘
導路41内に送り込むことになる。即ち、二段重ね器8
2は、支持板を上下動可能に備えていて、1個の麻雀牌
47が導入されると所定量だけ下降し、その状態で次の
1個の麻雀牌47を受け入れる。それによって、2個の
麻雀牌47が二段重ねの状態となる。後は、レバーの如
き送込部材を突出させることにより、二段重ねの2個の
麻雀牌47を誘導路39の直線部誘導路41内に送り込
むことになる。
【0036】次に、揺動手段49の構成を、図14乃至
図18を参照して説明する。揺動手段49は、ターンテ
ーブル3の下面側に設置されていて、揺動板81と、こ
の揺動板81上の適所に取付・固定された複数個(この
実施例の場合には5個)の永久磁石83とから構成され
ている。永久磁石83のうち一部はターンテーブル3の
径方向に沿って配設され、他の永久磁石83はターンテ
ーブル3の周方向に沿って外周部の下方であってターン
テーブル3の最下点Lの直前及び直後に配設される。上
記揺動板81は揺動支点85によって支持されている。
又、ターンテーブル3を回転させる駆動モータ11の出
力軸に固着されたプーリ13の偏心した位置にはベアリ
ング87が取り付けられていて、一方、揺動板81側に
は長溝89が形成されている。上記ベアリング87はこ
の長溝89に移動可能に係合してある。そして、駆動モ
ータ11が回転することにより、ベアリング87が長溝
89内を移動するため、揺動板81が揺動支点85を中
心にして揺動する。図中揺動する状態を仮想線で示す。
又、上記各永久磁石83は、ターンテーブル3側の極性
を麻雀牌47の裏面の極性(図示例ではN極)と同じと
している。84はベアリング取付用孔である。
【0037】ここで、ターンテーブル3と揺動手段49
の作用を説明すると、ターンテーブル3は、図示するよ
うに、傾斜した状態で設置されており、よって、ターン
テーブル3上に落とされた麻雀牌47は、ターンテーブ
ル3の回転によって、上方から下方に移動し再度上方に
移動する動作を繰り返すことになる。これにより、麻雀
牌47は攪拌され洗牌されることになる。ターンテーブ
ル3の回転の際、遠心力によって、麻雀牌47はターン
テーブル3の外周部に移動せられることになるが、それ
でも、全ての麻雀牌47がそのように動作するとは限ら
ない。そこで、上記揺動手段49を設置することによ
り、そこに設置された複数個の永久磁石83を移動させ
ることによって、永久磁石83と麻雀牌47との出会う
確率を高め、また麻雀牌47に対する永久磁石83の作
用を均一にし、これにより、麻雀牌47をターンテーブ
ル3の外周側に強制的に付勢するようにしている。それ
と同時に、永久磁石83の極性によって、麻雀牌47を
その裏面が上を向くように矯正する。これらの作用によ
って、麻雀牌47は、その裏面を上側に指向させた状態
で、即ち、反転した状態でターンテーブル3の外周部に
移動させられることになる。このような状態で、ターン
テーブル3の外周部に移動せられた麻雀牌47は、既に
説明した吸着リング23の永久磁石61によって1個ず
つ吸着されていくことになる。
【0038】図18は麻雀牌47の反転率を高めるため
永久磁石83の配置を工夫した改良例である。即ち、一
部の永久磁石83は長方形に形成されてターンテーブル
3の底面下方に放射状に配置され、また他の永久磁石8
3は正方形に形成されてターンテーブル3の最下点Lの
回転方向直前に配置される。さらにまた、他の永久磁石
83は、長方形に形成されてターンテーブル3の外周部
3aに沿って、ターンテーブル3の最下点Lの回転方向
直後に配置される。このように、長方形の永久磁石83
を放射状に配置すれば、ターンテーブル3の回転方向と
直交することになるから、麻雀牌47と出会う率は高ま
る。またターンテーブル3の最下点Lでは、麻雀牌47
が溜って反転し難いので、回転方向直前に正方形の永久
磁石83を配置し、これにより、そこの付近での麻雀牌
47と永久磁石83との出会う確率を高め、この際最下
点Lに向けて付勢をつけることにより、反転率の増大を
図るのである。さらに回転方向直後に長方形の永久磁石
83をターンテーブル3の外周部3aに沿って配置する
ことにより、反転し損ねて外周部3aまできた麻雀牌4
7との出会時間を延長させ、反転機会の増大を図るので
ある。この最下点L直後には、牌ガイド体51のガイド
部材91の長辺91bが隣接されるから、この永久磁石
83は牌ガイド体51によりガイドされてきた麻雀牌4
7の向きを変えるのにも役立つのである。
【0039】上記ターンテーブル3と揺動手段49によ
る洗牌作用を助けるものとして牌ガイド体51があり、
その構成を図19乃至図21を参照して説明する。牌ガ
イド体51は、ガイド部材91と、このガイド部材91
をターンテーブル3の直上に垂設するコイルスプリング
からなる軸部材93と、該軸部材93を取り付ける取付
片95と、から構成されている。上記ガイド部材91
は、図19乃至図21に示すように、短片91aと長片
91bとから構成されており、ガイド部材91の中心9
2とターンテーブル3の最下点Lを結んだ線の延長がタ
ーンテーブル3の中心方向を指向し、長片91bがター
ンテーブル3の外周部3a手前まで延長されるよう
「へ」の字状に拡開される。短片91aと長片91bと
の間の角度θは、本例では、約145°に形成されてい
る。そして、上方より突出配置される取付部95に軸部
材93が遊動自在の状態で取り付けられ、これによりガ
イド部材91が全方向に移動自在となっている。ガイド
部材91は、ターンテーブル3の回転により移動してい
く複数個の麻雀牌47をあるいは案内し、あるいは強制
移動させることにより、ターンテーブル3の外周部に強
制的に移動させるものである。そして、既に説明した揺
動手段49の作用とあいまって、複数個の麻雀牌47を
確実にターンテーブル3の外周部3aに移動させるもの
である。
【0040】牌ガイド体51の作用をさらに説明する
と、ガイド部材91の短片91a、長片91bに沿って
麻雀牌47をガイドする際、麻雀牌47は例えばその長
手方向を短片91a、長片91bに沿わせた状態でガイ
ドされることになる。そして、図19に示すように麻雀
牌47が長片91bの先端より離間する際、ターンテー
ブル3の回転作用と相まって、麻雀牌47が90°回動
するようになり、それによって麻雀牌47の向きが変わ
り、ターンテーブル3の外周部に麻雀牌47がその長手
方向をターンテーブル3の円周方向に沿わせた状態で位
置することになる。つまり、吸着リング23による吸着
が正常に行われるような状態に矯正されることになる。
【0041】このとき、つまり麻雀牌47を長片91b
の先端が押すとき、ガイド部材91はターンテーブル3
の回転方向に回動することになるから(図19矢印方
向)、短片91aも矢印方向に回動する。この短片91
aの回動力は、短片91aが長片91bに比しその長さ
が短いため、トルクが大となる。このため、ターンテー
ブル3の中心部に麻雀牌47があると(この麻雀牌47
には遠心力の作用が弱いので静置状態となっているので
あるが)、この麻雀牌47は短片91aにより押され、
ターンテーブル3の外周部まで落下することになる。こ
うして麻雀牌47は円滑に吸着リング23に吸着されて
いくのである。
【0042】次に、牌搬送機構53の構成を、図1、図
2、図22、図23を参照して説明する。この牌搬送機
構53は、図22に示すように、誘導路39内に無端状
に配設されたチェーン101を備えていて、このチェー
ン101は、4箇所の角部に設置された3個のローラ1
03及びローラの代わりに設置されたテンショナー10
2に掛け渡されている。そして、何れかのローラ103
には駆動モータ104(図1に示す)より回転が伝達さ
れ、それによって、チェーン101がループ状に回転す
るものである。又、チェーン101を四等分した場所に
は、図23に示すように、牌搬送用ピン105が上方に
突出した状態で取り付けられている。この4本の牌搬送
用ピン105は、チェーン101のリンク板のホール内
に直接差し込まれた状態で取り付けられている。
【0043】上記牌搬送用ピン105の取付構造につい
て、従来の構成との対比で説明する。従来の構成は、図
24、図25に示すようになっていて、チェーン10
1’の四辺の長さをみてみると、a’の部分の長さがそ
の他のb’、c’、d’の部分に対して若干長くなるよ
うに設定されている。又、4個のローラ103’の他
に、テンションローラ103”が設けられた構成になっ
ている。そして、4本の牌搬送用ピン105’の内3本
の牌搬送用ピン105’はチェーン101のリンク板の
ホールに差し込まれているが、残りの1本については、
図25に示すように、チェーン101’の長さを調整す
る都合上、リンク板のホールに差し込むことができず、
適所に溶接・固定された構成になっている。そのため、
その溶接した牌搬送用ピン105’の破損が問題になっ
ていたが、本実施例の場合には全ての牌搬送用ピン10
5を差込みによって取付・固定しているので、そのよう
な懸念はないものである。
【0044】上記したターンテーブル3の底面は、図2
に示すように、断面が屈曲して形成され、一部に水平部
4が形成される。これは、水平部4があると麻雀牌47
をここにのせることができるので、ターンテーブル3が
回転する際、下方より上方に運び易くなるからである。
しかし、ターンテーブル3の底面の形状は任意であり、
図示例のように断面屈曲して形成されなくてもよい。例
えば、水平状にあるいは断面擂鉢状、断面逆擂鉢状など
が考えられる。またターンテーブル3がその一部を構成
する洗牌ホッパの壁面には、図1に示す如く、板状の方
向制御板107が設けられており、吸着リング23によ
って吸着保持されていく麻雀牌47の向きが所定の方向
になるよう矯正する。
【0045】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、プレイテーブルの上面で一局のゲームを終えて、プ
レイテーブルの落下口から麻雀牌47が落とし込まれ
る。落とし込まれた麻雀牌47は、ターンテーブル3、
揺動手段49、牌ガイド体51によって洗牌され、吸着
リング23の作動によって、所定の姿勢に矯正された状
態で吸着・保持される。
【0046】次いで、ブリッジ43内に導入され、牌送
り部55によって、二段重ね器82の位置まで押し込ま
れ、上記牌積重ね・送込手段80によって誘導路39の
第1位の直線部誘導路41内に二段重ねの状態で順次送
り込まれる。そして、誘導路39の直線部誘導路41内
に送り込まれて整列されていく麻雀牌47の整列数が所
定の築牌状態になる数に達したところで、駆動モータ1
04の作動によるチェーン101の回動によって、牌搬
送用ピン105がそれらの間隔に対応する距離だけ移動
し、誘導路39の第1位の直線部誘導路41(図1の下
方に示す直線部誘導路I)に整列された所定数の麻雀牌
47を、角部誘導路42を介して、次の第2位の直線部
誘導路41(図1の左方に示す直線部誘導路II)内に
押し出す。それによって、上記第1位の直線部誘導路4
1は空となる。
【0047】次に、上記空となった第1位の直線部誘導
路41に新たな麻雀牌47が二段重ねの状態で順次送り
込まれる。そして、送り込まれて整列されていく麻雀牌
47の整列数が所定の築牌状態になる数に達したところ
で、駆動モータ104の作動によるチェーン101の回
動によって、牌搬送用ピン105がそれらの間隔に対応
する距離だけ移動し、誘導路39の第2位の直線部誘導
路41内に整列された麻雀牌47を、次の第3位の直線
部誘導路41(図1の上方に示す直線部誘導路III)
内に押し出すと共に、誘導路39の第1位の直線部誘導
路41に整列された麻雀牌47を、次の第2位の直線部
誘導路41内に押し出し、これにより、第1位の直線部
誘導路41を空の状態とする。
【0048】次に、上記空となった第1位の直線部誘導
路41内に、新たな麻雀牌47が二段重ねの状態で順次
送り込まれる。そして、送り込まれて整列されていく麻
雀牌47の整列数が所定の築牌状態になる数に達したと
ころで、駆動モータ104の作動によるチェーン101
の回動によって、牌搬送用ピン105がそれらの間隔に
対応する距離だけ移動し、誘導路39の第3位の直線部
誘導路41内に整列された麻雀牌47を、次の第4位の
直線部誘導路41(図1の右方に示す直線部誘導路I
V)内に押し出すと共に、誘導路39の第2位の直線部
誘導路41内に整列された麻雀牌47を、次の第3位の
直線部誘導路41内に押し出し、誘導路39の第1位の
直線部誘導路41内に整列された麻雀牌47を、次の第
2位の直線部誘導路41内に押し出し、これにより、第
1位の直線部誘導路41内を空の状態とする。
【0049】そして、最後に、上記空となった第1位の
直線部誘導路41内に、新たな麻雀牌47が二段重ねの
状態で順次送り込まれる。そして、送り込まれて整列さ
れていく麻雀牌47の整列数が所定の築牌状態になる数
に達したところで、各リフト45に隣接した位置に麻雀
牌47を築牌する動作が完了することになる。後は、各
リフト45によって、4箇所において築牌された麻雀牌
47を、まず昇降台50上に押し出し、この状態で各窓
孔を介してこの昇降台50を上昇させるとともに、麻雀
牌47をプレイテーブル48上に押し出せばよく、それ
によって、次のゲームを開始することができる。
【0050】このように上記実施例によれば、誘導路3
9が無端状に連結されているため、搬送路40が全線に
わたって形成される。したがって、搬送路40を走行す
る各牌搬送用ピン105は安定的な走行が可能となり、
トラブルが生ずるおそれがなくなるのである。
【0051】また、誘導路39を無端状に構成すること
により、麻雀牌の周回が可能となり、麻雀牌の周回と麻
雀牌の築牌搬送とを分離することができる。即ち、モー
ドの切換えにより牌積重ね・送込手段80の作動を停止
せしめた状態で、ほかのセットの麻雀牌を数回周回せし
める。すると、誘導路39を構成する内外のレールに設
けられたマット46及びカバー52に設けられたブラシ
54により、麻雀牌47の上面及び側面が擦られるた
め、そこに付着している汚れが除去される。なお、麻雀
牌47の上下面とくに下面(表側)は、ターンテーブル
3での洗牌中にそこに貼付されているマット19に何回
も擦られるため、そこでも汚れが除去される。かかる麻
雀牌の洗浄中に、プレイテーブル48上で麻雀ゲームを
することは何ら差し支えない。このように誘導路39を
無端状に構成することにより、麻雀牌の周回が可能とな
った結果、ゲーム中に麻雀牌の洗浄をすることが可能と
なるのである。したがって、従来長時間を要していた麻
雀牌の別機械での洗浄を解放し、いつも清潔な麻雀牌を
供し得るので、麻雀荘など営業用には最適なのである。
なお、他のセットの麻雀牌を周回させずプレイテーブル
48下において4個の直線部誘導路41に築牌搬送し、
築牌状態でここで待機させ、一方プレイテーブル上では
ゲームをすることができるのは言うまでもない。
【0052】本願発明は上記実施例に限定されない。例
えば、誘導路39は直線部誘導路41と角部誘導路42
が一体に形成されたものであってもよい。また磁石の種
類も問わない。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による自動麻
雀卓によると、誘導路を無端状に構成することにより、
開放部があった場合の不具合、即ち、牌搬送機構のピン
の不安定な動作、異物の侵入等を防止することができ
る。又、誘導路において、麻雀牌に付着した汚れを除去
するための構成、例えば、マット、ブラシを設けること
により、麻雀牌に付着した汚れを効果的に除去すること
ができ、それによって、麻雀牌に付着した汚れに起因す
る各種の不具合を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓の内部
構成を示す平面図である。
【図2】一部を省略した図1の正面図である。
【図3】一部を省略した図1の右側面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓のブリ
ッジの構成を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓のリフ
トの構成を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓のリフ
トの構成を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓の誘導
路の角部誘導路の構成を示す平面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図で自動麻雀卓の誘導
路の角部誘導路の構成を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図で吸着リングの下面
図である。
【図10】本発明の一実施例を示す図で吸着リングの断
面図である。
【図11】本発明の一実施例を示す図で吸着リングの構
成を示す拡大端面図である。
【図12】本発明の一実施例を示す図で麻雀牌の斜視図
である。
【図13】本発明の一実施例を示す図で麻雀牌に内蔵さ
れる永久磁石の構成を示す斜視図である。
【図14】本発明の一実施例を示す図でターンテーブル
と揺動機構の構成を示す平面図である。
【図15】図14の左側面図である。
【図16】図14の右側面図である。
【図17】本発明の一実施例を示す図で揺動機構の構成
を示す平面図である。
【図18】本発明の一実施例を示す図で揺動機構の構成
を示す平面図である。
【図19】本発明の一実施例を示す図で牌ガイド体の取
付状態を示す平面図である。
【図20】牌ガイド体のガイド部材の平面図である。
【図21】牌ガイド体の正面図である。
【図22】本発明の一実施例を示す図で牌搬送機構の構
成を示す平面図である。
【図23】本発明の一実施例を示す図で牌搬送機構の牌
搬送用ピンの取付構造を示す側面図である。
【図24】従来の牌搬送機構の構成を示す平面図であ
る。
【図25】従来の牌搬送機構の牌搬送用ピンの取付構造
を示す側面図である。
【図26】従来例を示す図で自動麻雀卓の構成を示す平
面図である。
【図27】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す平面図である。
【図28】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す縦断面概要側面図である。
【図29】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す要部側面図である。
【図30】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す要部平面図である。
【図31】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す要部概略正面図である。
【図32】従来例を示す図で自動麻雀卓の内部の構成を
示す要部縦断正面図である。
【符号の説明】
1 基台 3 ターンテーブル 3a 外周部 4 水平部 5 軸部材 7 軸受部材 9 軸受部材 11 駆動モータ 13 プーリ 15 プーリ 17 ベルト 19 マット 21 軸部材 23 吸着リング 23a 外周縁部 23b 内周縁部 25 駆動モータ 27 プーリ 29 プーリ 31 ベルト 33 シャフト 35 駆動輪 37 支持輪 39 誘導路 40 搬送路 41 直線部誘導路 41a 内側レール 41b 外側レール 42 角部誘導路 42a 内側レール 42b 外側レール 43 ブリッジ 44 レール継ぎ板 45 リフト 46 マット 47 麻雀牌 47a 麻雀牌裏面 47b 麻雀牌表面 48 プレイテーブル 49 揺動手段 50 昇降台 51 牌ガイド体 52 カバー 53 牌搬送機構 54 ブラシ 55 牌送り部 57 サイコロ装置部 58 プレイテーブル 61 永久磁石 63 保持部材 66 永久磁石 71 ブリッジ板 73 ブリッジ板 75 底板 77 ガイド部材 78 センサー 79 コンベヤ 80 牌積重ね・送込手段 81 揺動板 82 二段重ね器 83 永久磁石 84 ベアリング取付用孔 85 揺動支点 87 ベアリング 89 長溝 91 ガイド部材 91a 短片 91b 長片 92 中心 93 軸部材 95 取付片 101 チェーン 102 テンショナー 103 ローラ 103’ テンションローラ 104 駆動モータ 105 牌搬送用ピン 107 方向制御板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した状態であって回転可能に設けら
    れ牌落下口を介して落下した麻雀牌を洗牌するターンテ
    ーブルと、 上記ターンテーブルの上方に回転可能に配置されたリン
    グ状部材からなり、下方に向けて備えた複数個の磁石に
    よってターンテーブル上にて洗牌された磁石を内蔵して
    いる麻雀牌を裏面を上にして吸着し運搬する吸着リング
    と、 上記吸着リングによって運搬された麻雀牌をブリッジを
    介して受け入れ二段重ねの状態にする牌積重ね・送込手
    段と、 上記牌積重ね・送込手段に連結され麻雀牌を二段重ねの
    状態で受け入れる誘導路と、 上記誘導路に設けられ誘導路内に二段重ねの状態で導入
    された麻雀牌を所定数ずつ所定の場所まで搬送する牌搬
    送機構と、を備え、 上記誘導路を無端状に構成したことを特徴とする自動麻
    雀卓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動麻雀卓において、誘
    導路は、内側に配置された内側レールと、外側に配置さ
    れた外側レールとから構成され、上記内側レール及び外
    側レールの間を麻雀牌の搬送路とするものであることを
    特徴とする自動麻雀卓。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動麻雀卓において、内
    側レールと外側レールの間隔は、麻雀牌の長手方向の長
    さに対応させて設定されていることを特徴とする自動麻
    雀卓。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動麻雀卓において、内
    側レールと外側レールの対向する面には清掃部材が取り
    付けられていることを特徴とする自動麻雀卓。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動麻雀卓において、内
    側レールと外側レールの上にはカバーが開閉自在に設け
    られていて、該カバーの内側面には清掃部材が取り付け
    られていることを特徴とする自動麻雀卓。
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