JP2024093594A - 車両管理方法およびサーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金がユーザに通知されることを抑制する。
【解決手段】車両が備える蓄電装置を管理する車両管理方法が、第1の方法により評価期間において評価された蓄電装置の第1劣化度に応じた第1料金を求めること(S21)と、第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により評価期間において評価された蓄電装置の第2劣化度を取得した場合に、第2劣化度に応じた第2料金を求めること(S23)と、第2料金が第1料金よりも安い場合に、リース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S31)と、評価期間およびそれ以前において評価された第2劣化度を取得しなかった場合に、リース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定すること(S33)とを含む。
【選択図】図3
【解決手段】車両が備える蓄電装置を管理する車両管理方法が、第1の方法により評価期間において評価された蓄電装置の第1劣化度に応じた第1料金を求めること(S21)と、第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により評価期間において評価された蓄電装置の第2劣化度を取得した場合に、第2劣化度に応じた第2料金を求めること(S23)と、第2料金が第1料金よりも安い場合に、リース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S31)と、評価期間およびそれ以前において評価された第2劣化度を取得しなかった場合に、リース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定すること(S33)とを含む。
【選択図】図3
Description
本開示は、車両管理方法およびサーバに関する。
特開2020-177652号公報(特許文献1)には、車両に搭載される走行用のバッテリの貸出に対してユーザが支払う貸出料金を管理するサーバが、バッテリの満充電容量を車両から収集し、収集された満充電容量が減少するほど貸出料金を低くする技術が開示されている。
特許文献1に記載された車両管理方法では、蓄電装置(バッテリ)の満充電容量が減少するほどリース料金(貸出料金)が低くなる。これにより、蓄電装置の劣化を考慮して蓄電装置のリース料金を決定することが可能になる。しかしながら、上記車両管理方法では、必ずしも、高い精度で測定された劣化度(より特定的には、劣化度に対応する満充電容量)に基づいてリース料金が算出されるとは限らない。蓄電装置の劣化度の測定精度が低い場合には、蓄電装置の実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金が決定され、ユーザに通知されるかもしれない。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金がユーザに通知されることを抑制することである。
本開示の第1の観点に係る形態に従うと、車両が備える蓄電装置について、第1の方法により測定された蓄電装置の第1劣化度を取得することと、第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により測定された蓄電装置の第2劣化度を取得することと、リース対象期間の前に設定された評価期間において評価された蓄電装置の劣化度を用いて、当該リース対象期間に対する蓄電装置のリース料金を決定することと、決定されたリース料金を車両のユーザに通知することとを含む。リース料金を決定することは、第1の方法により評価期間において評価された第1劣化度に応じた第1料金を求めることと、第2の方法により評価期間において評価された第2劣化度を取得した場合に、第2劣化度に応じた第2料金を求めることと、第2料金が第1料金よりも安い場合に、リース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定することと、評価期間およびそれ以前において評価された第2劣化度を取得しなかった場合に、リース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定することとを含む、車両管理方法が提供される。
車両に搭載された状態の蓄電装置の劣化度を常に高い精度で測定するシステムを車両に実装することは技術的にも経済的にも困難である。上記方法では、基本的には、第1の方法により評価された第1劣化度に応じた第1料金が、リース料金として決定され、車両のユーザに通知される。ただし、第2の方法により評価された第2劣化度が取得され、かつ、その第2劣化度に応じた第2料金が第1料金よりも安い場合には、第2料金が、リース料金として決定され、車両のユーザに通知される。こうした方法によれば、第2の方法による評価の有無にかかわらず、リース料金として第1料金をユーザに通知することができる。また、第2の方法によって第1劣化度よりも実際の劣化度に近い第2劣化度が評価された場合には、リース料金として第2料金をユーザに通知することができる。このため、上記方法によれば、蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金がユーザに通知されることが抑制される。なお、第2の方法により評価期間において評価された第2劣化度が取得され、かつ、その第2劣化度に応じた第2料金が第1料金よりも高い場合にも、第2料金が、リース料金として決定され、車両のユーザに通知されてもよい。
本開示の第2の観点に係る形態に従うと、プロセッサと、上述の車両管理方法をプロセッサに実行させるプログラムを記憶する記憶装置とを備えるサーバが提供される。こうしたサーバによれば、前述した車両管理方法が好適に実行される。
上記車両は、電力を動力源の全てまたは一部として利用する電動車(xEV)であってもよい。xEVの例としては、BEV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、HEV(ハイブリッド車)、FCEV(燃料電池車)などが挙げられる。
本開示によれば、蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金がユーザに通知されることを抑制することが可能になる。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、この実施の形態に係る蓄電装置の管理システムの概要について説明するための図である。この管理システムは、ディーラ100と、バッテリ交換ステーション(以下、「BSta」と表記する)200と、管理センタ500とを含む。ディーラ100はサーバ110および計測機器120を含む。BSta200はサーバ210および計測機器220を含む。この実施の形態では、蓄電装置の管理システムの管轄エリア全域をカバーするように複数のディーラ100と複数のBSta200とが設置されている。BSta200は、車両用の蓄電装置の交換を行うように構成される。この実施の形態では、蓄電装置として二次電池が採用される。ただし、蓄電装置は、電力を貯蔵できる装置であればよい。管理センタ500と各拠点のサーバ110と各拠点のサーバ210とは通信ネットワークNWを介して相互に通信可能に構成される。通信ネットワークNWは、例えばインターネットと無線基地局とによって構築される広域ネットワークである。
管理センタ500は、車両用の蓄電装置を貸し出すリースサービスを提供するサーバである。管理センタ500は、リースサービスに関する情報を管理する。管理センタ500は、例えば自動車メーカに帰属する。この実施の形態では、自動車メーカがリース事業者を兼ねる。
自動車メーカは、自らが製造した車両を、ディーラ100を通じて顧客(車両ユーザ)に提供する。例えば、部分リース方式によって図1に示す車両10A(車両A)の蓄電装置12Aがユーザに貸し出されてもよい。車両A(部分リース車両)において、車体11Aはユーザの所有物、蓄電装置12Aは自動車メーカの所有物になる。また、全部リース方式によって図1に示す車両10B(車両B)がユーザに貸し出されてもよい。車両B(全部リース車両)においては、車両全部(車体11Bおよび蓄電装置12B)が自動車メーカの所有物になる。
以下では、ディーラ100によって提供された車両を、「車両10」と称する場合がある。この実施の形態に係る車両10は、図1に示した車両A,Bのいずれかである。図2は、車両10の構成と、車両10に搭載された蓄電装置の劣化度を測定する方法とについて説明するための図である。
図2を参照して、車両10は、車体11と、車体11に搭載されたバッテリ12とを備える。車両10は、内燃機関を備えないBEVであってもよいし、内燃機関を備えるPHEVであってもよい。バッテリ12としては、公知の車両用蓄電装置(例えば、リチウムイオン二次電池またはニッケル水素二次電池)を採用できる。複数の二次電池が組電池を形成してもよい。バッテリ12は、本開示に係る「蓄電装置」の一例に相当する。
車体11は、ECU(Electronic Control Unit)111と、インレット112と、充放電回路113と、BMS(Battery Management System)114と、通信装置115と、駆動装置116とを備える。車体11は、図示しないHMI(Human Machine Interface)をさらに備えてもよい。通信装置115は、車両外部の装置(例えば、管理センタ500)と通信するための通信I/F(インターフェース)を含む。通信装置115は、無線通信により通信ネットワークNWにアクセス可能に構成される。
駆動装置116は、MG(Motor Generator)と、MGを駆動するための回路(PCU:Power Control Unit)とを含む。MGは、車両10の走行用モータとして機能する。MGは、PCUによって駆動され、車両10の駆動輪を回転させる。また、MGは、車両10の制動時(減速時)に回生発電を行ない、発電した電力をバッテリ12へ出力する。
携帯端末30は、車両10のユーザによって携帯されて操作される。この実施の形態では、携帯端末30として、タッチパネルディスプレイを具備するスマートフォンを採用する。スマートフォンは、コンピュータを内蔵し、スピーカ機能を有する。携帯端末30の識別情報(端末ID)は、対応する車両10の識別情報(車両ID)と紐付けられて管理センタ500に登録される。なお、携帯端末30は、スマートフォン以外のモバイル端末であってもよい。
管理センタ500は、プロセッサ510と記憶装置520と通信モジュール530とを備える。通信モジュール530は、例えば有線で通信ネットワークNWと接続される。記憶装置520には、プロセッサ510に実行されるプログラム(例えば、後述の図3に示す処理を実行するためのプログラム)が記憶されている。
ECU111は、プロセッサ111aと記憶装置111bとを備える。記憶装置111bには、プロセッサ111aに実行されるプログラムが記憶されている。ECU111は、プログラムに従って車載機器(駆動装置116など)を制御する。ECU111は、第1の方法により、バッテリ12の第1劣化度を測定するように構成される。この実施の形態に係る第1の方法は、車両10に搭載されたBMS114(第1計測機器)で測定されたバッテリ12のデータ(バッテリデータ)に基づいてバッテリ12の第1劣化度を測定する方法である。この実施の形態では、第1劣化度が容量維持率で表わされる。以下、第1の方法について説明する。
BMS114は、バッテリ12の状態を検出するための各種センサ(例えば、電流センサ、電圧センサ、および温度センサ)を含み、その検出結果をECU111へ逐次出力する。ECU111は、BMS114から取得したバッテリデータを記憶装置111bに保存する。これにより、車両10に搭載された状態で測定されたバッテリ12の利用履歴を示すデータ(履歴データ)がECU111に保存される。記憶装置111bには、バッテリ12の初期の容量維持率と、バッテリ12の特性に応じて定められた変換情報M1(数式、マップ、モデルなど)とが、予め記憶されている。変換情報M1は、ある期間におけるバッテリ12の利用履歴を示すデータ(履歴データ)と、当該期間開始時のバッテリ12の劣化度とが入力されると、当該期間終了時のバッテリ12の劣化度(例えば、容量維持率)を出力するように構成される。
変換情報M1は、上記履歴データを、利用によるバッテリ12の劣化進行度(例えば、容量維持率の低下量)に変換する。変換情報M1は、バッテリ12の利用開始時の劣化度に、利用による劣化進行度を加えた値を出力する。上記履歴データは、車両10の走行中および放置中におけるバッテリ12の温度データを含んでもよい。バッテリ12の温度が常用域を外れると、バッテリ12の劣化が進行する傾向がある。また、上記履歴データは、車両10の放置中におけるバッテリ12のSOCデータを含んでもよい。蓄電残量が多い状態(例えば、SOCが劣化閾値を超える状態)でバッテリ12が放置される時間が長くなるほど、バッテリ12の劣化は進行する傾向がある。上記履歴データは、車両10の走行中におけるバッテリ12の電流、電圧、およびSOCを示すデータを含んでもよい。バッテリ12の過充電(例えば、充電電力が充電耐久値を超える充電、またはSOCが推奨範囲の上限値を超える充電)の回数が増えるほど、バッテリ12の劣化は進行する傾向がある。また、バッテリ12の過放電の回数が増えるほど、バッテリ12の劣化は進行する傾向がある。なお、バッテリ12の劣化パラメータ(温度、高SOC放置時間、過充電回数、過放電回数)ごとに変換情報(例えば、マップ、数式、またはモデル)が用意されてもよい。
上記第1の方法によれば、変換情報M1を用いて、バッテリ12の履歴データからバッテリ12の現在の劣化度(第1劣化度)を取得することができる。ECU111は、管理センタ500からの要求に応じて、上記第1の方法による第1劣化度の測定を実行し、その測定結果(第1劣化度)を管理センタ500へ送信する。
さらに、第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により、バッテリ12の第2劣化度を測定する。この実施の形態に係る第2の方法は、車両10の外部の計測機器120,220(第2計測機器)で測定されたバッテリ12のデータに基づいてバッテリ12の第2劣化度を測定する方法である。計測機器120、220による測定結果は、それぞれサーバ110、210に送信され、さらに各サーバから管理センタ500へ送信される。以下、第2の方法について説明する。
ディーラ100では、バッテリ12を車両10に載せたまま、計測機器120によってバッテリ12の充放電を行い、充放電中のデータを分析する。一方、BSta200では、バッテリ12が車両10から取り外され、計測機器220によって、車両10から取り外された状態のバッテリ12(バッテリ12単体)の充放電を行い、充放電中のデータを分析する。取り外されたバッテリ12は、測定後に車両10に戻される。計測機器120,220の各々は、各種センサを含み、充電中および放電中におけるバッテリ12の状態(例えば、温度、電流、および電圧)を測定する。各計測機器は、例えば、空充電状態を示すSOC値になるまでバッテリ12を放電した後、満充電状態を示すSOC値になるまでバッテリ12を充電する。そして、各計測機器は、測定されたデータからバッテリ12の満充電容量を測定する。バッテリ12が空状態から満充電状態になるまでにバッテリ12に充電された電力量は、バッテリ12の満充電容量に相当する。各計測機器は、必要な検査データを取得するまでバッテリ12の充放電を繰り返してもよい。
ディーラ100、BSta200を訪れた車両10に関して、計測機器120、220によってバッテリ12の満充電容量を測定する。そして、その測定結果(満充電容量)は、車両IDとともにサーバ110、210から管理センタ500へ送信される。管理センタ500は、サーバ110または210から受信したバッテリ12の満充電容量(現在の容量)を初期の容量で除算することによって、バッテリ12の容量維持率(第2劣化度)を算出する。バッテリ12の初期の容量は車両IDと紐付けられて記憶装置520に記憶されている。このように、上記第2の方法によっても、バッテリ12の容量維持率が求められる。
記憶装置520は、バッテリ12の劣化度からバッテリ12のリース料金を求めるための変換情報M2(数式、マップ、モデルなど)をさらに記憶している。この実施の形態では、バッテリ12のリース料金がバッテリ12の劣化度に応じて変化する。変換情報M2は、バッテリ12の劣化度が大きいほどバッテリ12のリース料金が安くなる関係を規定する。管理センタ500は、変換情報M2が規定する関係に従って、バッテリ12の劣化度(第1または第2劣化度)に応じたバッテリ12のリース料金を取得する。なお、蓄電装置の劣化度を示すパラメータは、容量維持率(=現在の容量/初期の容量)に限られない。容量維持率の代わりに内部抵抗が採用されてもよい。蓄電装置の劣化度が大きくなるほど、蓄電装置の満充電容量が小さくなり、蓄電装置の内部抵抗が高くなる。蓄電装置の劣化度が大きくなるほど蓄電装置の容量維持率が低くなる。また、第2計測機器は、車両外部のEVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)に内蔵されてもよい。
上述した第1の方法では、車両10に搭載された第1計測機器を用いて蓄電装置の第1劣化度を取得するため、高い頻度で(例えば、常時)蓄電装置の第1劣化度を取得しやすくなる。一方、上述した第2の方法では、車両10の外部の第2計測機器を用いて蓄電装置の第2劣化度を取得するため、高い精度で蓄電装置の第2劣化度を取得しやすくなる。第2計測機器は、車両10に搭載するための制約(例えば、寸法、重さ、消費電力などの制約)を受けないため、低コストで高性能にしやすい。ただし、第2計測機器は、車両10に搭載されているわけではないため、測定頻度の点で制約を受ける。そこで、管理センタ500は、以下に説明するような車両管理方法を実行することにより、第1の方法と第2の方法とを状況に応じて使い分ける。
図3は、この実施の形態に係る車両管理方法について説明するための図である。図3を参照して、リース事業者(自動車メーカ)とリース契約を結んだ車両ユーザは、最初の単位期間(図3中の第1対象期間)においてリースサービス(例えば、部分リースまたは全部リース)を受けることができる。その後、リース事業者から、次の単位期間(図3中の第2対象期間)に対するリース料金が車両ユーザに通知され、所定の解約期間(第1解約期間)において車両ユーザが解約しなければ、リース契約が更新される。解約期間は、例えば次のリース対象期間の直前の期間(例えば、次のリース対象期間が開始する数日前から当日までの期間)であってもよい。車両ユーザは、通知されたリース料金を支払うことによって、次のリース対象期間(第2対象期間)においてリースサービスを受けることができる。これ以降のリース対象期間(第3対象期間、第4対象期間、第5対象期間、・・・)についても同様に、リース契約を更新するか否かを決定するタイミングでリース料金が車両ユーザに通知され、リース契約の更新または解約が行われる。この実施の形態では、リース対象期間の長さ(単位期間)を1か月とする。ただし、この期間の長さは適宜変更可能である。
管理センタ500は、次のリース対象期間の前に設定された評価期間において、以下に説明するS11~S14の一連の処理を実行する。フローチャート中の「S」は、ステップを意味する。図3において、第1評価期間、第2評価期間は、それぞれ第2対象期間、第3対象期間に対して設定された評価期間に相当する。第1解約期間、第2解約期間は、それぞれ第2対象期間、第3対象期間についてリース契約を締結するか否かを決定するための期間に相当する。この実施の形態では、直前の評価期間の終了時から次のリース対象期間のための解約期間の開始時までの期間を、評価期間とする。ただし、最初の評価期間(第1評価期間)は、最初のリース対象期間(第1対象期間)の開始時から第1解約期間の開始時までの期間とされる。
図1,図2とともに図3を参照して、S11では、第2の方法による測定が実行されたか否かを、管理センタ500が判断する。詳しくは、車両10の外部の第2計測機器(図2に示した計測機器120または220)によってバッテリ12の満充電容量が測定された場合には、その測定結果(満充電容量)が車両10の識別情報(車両ID)とともに管理センタ500へ送信される。管理センタ500は、ディーラ100またはBSta200からバッテリ12の満充電容量を受信したか否かに基づいて、第2の方法による測定が実行されたか否かを判断する。
第2の方法による測定が実行されたと判断されると(S11にてYES)、管理センタ500は、続くS12において、受信した測定結果(満充電容量)からバッテリ12の容量維持率(第2劣化度)を算出し、得られた容量維持率を測定時刻(現在時刻)および車両IDと紐付けて記憶装置520に保存する。その後、処理はS13に進む。S12の処理により記憶装置520に保存された容量維持率は、第2の方法により当該評価期間において評価された第2劣化度に相当する。
他方、第2の方法による測定が実行されていないと判断された場合には(S11にてNO)、S12はスキップされて、処理がS13に進む。S13では、当該評価期間が満了したか否かを、管理センタ500が判断する。この実施の形態に係る管理センタ500は、次のリース対象期間のための解約期間が到来したか否かに基づいて、当該評価期間が満了したか否かを判断する。当該評価期間が第1評価期間である場合には、次のリース対象期間が第2対象期間であり、解約のための期間が第1解約期間である。この場合、第1解約期間の開始時刻になると、S13においてYESと判断される。
当該評価期間が満了していないと判断された場合には(S13にてNO)、処理が最初のステップ(S11)に戻る。このため、当該評価期間が満了しない間はS11~S13の一連の処理が繰り返される。他方、当該評価期間が満了すると(S13にてYES)、管理センタ500が、S14において、第1の方法による測定結果を車両10に要求し、第1の方法による測定結果として得たバッテリ12の容量維持率を保存する。車両10は、管理センタ500から上記要求を受けると、例えば、当該評価期間の開始時におけるバッテリ12の容量維持率と、当該評価期間においてBMS114(第1計測機器)によって測定されたバッテリ12の履歴データとを、変換情報M1に入力することにより、当該評価期間の終了時におけるバッテリ12の容量維持率を取得して、これを車両10の識別情報(車両ID)とともに管理センタ500へ送信する。こうして取得される当該評価期間の終了時におけるバッテリ12の容量維持率は、第1の方法により当該評価期間において評価された第1劣化度に相当する。管理センタ500は、受信したバッテリ12の容量維持率を測定時刻(現在時刻)および車両IDと紐付けて記憶装置520に保存する。S14の処理が実行されると、S11~S14の一連の処理は終了し、S21およびこれに続く一連の処理が開始される。すなわち、以下に説明する一連の処理は、上記評価期間の終了時刻(解約期間の開始時刻)に開始される。
S21では、管理センタ500が、第1の方法により上記評価期間において評価された第1劣化度(S14)に応じたバッテリ12のリース料金(第1料金)を求める。具体的には、管理センタ500は、例えば図2に示した変換情報M2を用いて、第1劣化度から第1料金を求める。
S22では、上記評価期間における第2の方法による測定結果(S12)が取得されたか否かを、管理センタ500が判断する。上記評価期間における第2の方法による測定結果が記憶装置520に保存されている場合には(S22にてYES)、管理センタ500が、S23において、第2の方法により上記評価期間において評価された第2劣化度(S12)に応じたバッテリ12のリース料金(第2料金)を求める。具体的には、管理センタ500は、例えば図2に示した変換情報M2を用いて、第2劣化度から第2料金を求める。
続けて、管理センタ500は、S24において、第2料金が第1料金よりも高いか否かを判断する。第2料金が第1料金以下である場合には(S24にてNO)、管理センタ500が、S31において、次のリース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定し、続くS40において、決定されたリース料金(第2料金)を車両10のユーザ端末(例えば、車載HMIまたは携帯端末30)に通知する。このように、第2料金が第1料金よりも安い場合には、第2料金が、リース料金として決定され、ユーザに通知される。
第2料金が第1料金よりも高い場合には(S24にてYES)、管理センタ500が、S25において、第1料金よりも高くて第2料金よりも安い第3料金を求める。第3料金は、第1料金と第2料金との差額に1未満の係数を乗算した値(例えば、第1料金と第2料金との差額を0.5倍した値)を第1料金に加えた額であってもよい。続けて、管理センタ500は、S32において、S25で取得した第3料金を、次のリース対象期間に対するリース料金として決定し、続くS40において、決定されたリース料金(第3料金)を車両10のユーザ端末に通知する。このように、第2料金が第1料金よりも高い場合には、第3料金が、リース料金として決定され、ユーザに通知される。
上記評価期間における第2の方法による測定結果が記憶装置520に保存されていない場合には(S22にてNO)、管理センタ500が、S26において、前回リース契約更新(直近のリース契約更新)に関するリース料金が第3料金であったか否かを判断する。そして、前回リース契約更新に関するリース料金が第3料金ではなかった場合には(S26にてNO)、管理センタ500が、S33において、次のリース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定し、続くS40において、決定されたリース料金(第1料金)を車両10のユーザ端末に通知する。他方、前回リース契約更新に関するリース料金が第3料金であった場合には(S26にてYES)、管理センタ500が、S34において、次のリース対象期間に対するリース料金として前回の第2料金(前回リース契約更新時に取得された第2料金)を決定し、続くS40において、決定されたリース料金(前回の第2料金)を車両10のユーザ端末に通知する。
例えば、満了した上記評価期間が第2評価期間であり、当該解約期間が第2解約期間である場合、今回リース契約更新では、第3対象期間に対するリース料金が決定される。このため、第2対象期間に対するリース料金が、前回リース契約更新に関するリース料金に相当する。そして、第1解約期間のS32において第2対象期間に対するリース料金として第3料金が決定された場合に、第2解約期間のS26においてYESと判断され、第2解約期間のS34において、第3対象期間に対するリース料金として前回の第2料金(第1解約期間のS23において取得された第2料金)が決定される。他方、第1解約期間において第2対象期間に対するリース料金として第3料金が決定されなかった場合には、第2解約期間のS26においてNOと判断され、第2解約期間のS33において、第3対象期間に対するリース料金として今回の第1料金(第2解約期間のS21において取得された第1料金)が決定される。
また、管理センタ500が第1および第2評価期間(満了した第2評価期間およびそれ以前)において評価された第2劣化度を取得しなかった場合には、第1解約期間のS22,S26の両方でNOと判断されるため、第1解約期間のS33において第2対象期間に対するリース料金として第1料金が決定される。さらに、第2解約期間のS22,S26の両方でNOと判断され、第2解約期間のS33において第3対象期間に対するリース料金として第1料金が決定される。
S40では、管理センタ500が、決定されたリース料金(S31~S34)を車両10のユーザ端末に通知するとともに、リース契約を解約するか否かの返信を車両ユーザに要求する。車両B(全部リース車両)に関しては、バッテリ12のリース料金を含む車両10全部のリース料金が車両ユーザに通知されてもよい。管理センタ500は、車両ユーザからの返信を待ち、当該解約期間内に解約の返信を受けると、リース契約解約のための手続きを実行する。そして、解約の手続きが完了したら、管理センタ500は、リース契約が解約された旨を車両10のユーザ端末に通知する。この場合、自動車メーカが貸し出したバッテリ12は、車両ユーザからディーラ100またはBSta200に返却されてもよい。他方、当該解約期間内に契約継続の返信を受けた場合、または当該解約期間を経過しても返信がない場合には、管理センタ500は、リース契約継続のための契約更新手続きを実行する。そして、手続きが完了したら、管理センタ500は、リース契約が継続された旨を車両10のユーザ端末に通知する。
以上説明したように、この実施の形態に係る車両管理方法は、図3に示した各処理を含む。これらの処理は、管理センタ500によって実行される。この実施の形態では、管理センタ500が、本開示に係る「サーバ」の一例に相当する。1つ以上のプロセッサが1つ以上の記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、各処理が実行される。ただし、これらの処理は、ソフトウェアではなく、専用のハードウェア(電子回路)によって実行されてもよい。
この実施の形態に係る車両管理方法は、車両10が備える蓄電装置(バッテリ12)について、第1の方法により測定された蓄電装置の第1劣化度を取得すること(S14)と、第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により測定された蓄電装置の第2劣化度を取得すること(S12)と、リース対象期間の前に設定された評価期間において評価された蓄電装置の劣化度を用いて、当該リース対象期間に対する蓄電装置のリース料金を決定することと、決定されたリース料金を車両10のユーザに通知すること(S40)とを含む。リース料金を決定することは、第1の方法により評価期間において評価された第1劣化度に応じた第1料金を求めること(S21)と、第2の方法により評価期間において評価された第2劣化度を取得した場合に、第2劣化度に応じた第2料金を求めること(S23)と、第2料金が第1料金よりも安い場合に、リース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S31)と、評価期間およびそれ以前において評価された第2劣化度を取得しなかった場合に、リース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定すること(S33)とを含む。こうした方法によれば、蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、実際の劣化度に応じたリース料金よりも高いリース料金がユーザに通知されることが抑制される。
また、上記リース料金を決定することは、第2料金が第1料金よりも高い場合に、リース対象期間に対するリース料金として、第1料金よりも高くて第2料金よりも安い第3料金を決定し(S25,S32)、かつ、当該リース対象期間よりも後のリース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S26,S34)を含む。
第1料金よりも第2料金のほうが、実際の劣化度に応じた料金に近く、より公正な料金といえる。このため、リース料金としては第2料金が採用されることが望ましい。しかしながら、上記実施の形態では、第2劣化度の測定頻度が低いため、基本的には第1料金が採用される。第2劣化度が測定されたときに、すぐに第2料金が採用されると、急激な料金変更(値上げ)になる可能性がある。そこで、上記方法では、第2料金が第1料金よりも高い場合には、第1料金よりも高くて第2料金よりも安い第3料金が、当該リース対象期間に対するリース料金として決定され、ユーザに通知される。そして、当該リース対象期間よりも後のリース対象期間に対するリース料金として、第2料金が決定され、ユーザに通知される。このように、第1料金と第2料金との間に第3料金を挟むことによって、第1の方法の測定精度と第2の方法の測定精度との差が大きい場合にも緩やかな値上げになり、ユーザが第2料金を受け入れやすくなる。
さらに、上記リース料金を決定することは、当該リース対象期間に対する評価期間において第2劣化度が評価されなかった場合に、当該リース対象期間の直前のリース対象期間に対するリース料金が第3料金であったか否かを判断すること(S26)と、直前のリース対象期間に対するリース料金が第3料金であった場合に、直前のリース対象期間に対する評価期間において評価された第2劣化度に応じた第2料金を、当該リース対象期間に対するリース料金として決定すること(S34)と、直前のリース対象期間に対するリース料金が第3料金ではなかった場合に、当該リース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定すること(S33)とを含む。こうした方法によれば、第1料金と第2料金と第3料金とを適切に使い分けることが可能になる。
図3に示した処理フローは適宜変更可能である。例えば、目的に応じて、処理の順序が変更されてもよいし、不要なステップが省かれてもよい。また、いずれかの処理の内容が変更されてもよい。
図4は、図3に示した処理の第1変形例を示すフローチャートである。管理センタ500は、図3に示した処理に代えて以下に説明する図4に示す処理を実行してもよい。図4に示す処理では、図3に示した処理にS22A,S24A,S24Bが追加されている。
図4を参照して、この変形例では、S22において第2の方法による測定結果が取得されたと判断された場合に、管理センタ500が、続くS22Aにおいて、第2劣化度(第2の方法による測定結果)を用いて、第1の方法のための学習処理を実行する。具体的には、管理センタ500は、第2劣化度を車両10に送信して、ECU111に対して第1の方法のための情報(例えば、変換情報M1)の更新を要求する。ECU111は、例えば第2劣化度を教師データとして変換情報M1の教師あり機械学習を行ってもよい。
第2料金が第1料金よりも高い場合には(S24にてYES)、管理センタ500は、続くS24Aにおいて、第1料金と第2料金との差額が所定値(以下、「Th」と表記する)よりも小さいか否かを判断する。差額がThよりも小さい場合には(S24AにてYES)、管理センタ500が、続くS31において、次のリース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定する。他方、差額がTh以上である場合には(S24AにてNO)、管理センタ500が、続くS24Bにおいて、第1および第2劣化度を示す情報(例えば、第1および第2の方法の各々で評価された容量維持率)と、第2の方法で評価された劣化度(容量維持率)に基づいて値上げすることとを、車両10のユーザ端末(例えば、車載HMIまたは携帯端末30)に通知する。その後、処理はS25に進む。
上記変形例に係る車両管理方法(図4)は、第2料金が第1料金よりも高く、かつ、第1料金と第2料金との差額が所定値(Th)よりも小さい場合に、リース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S24,S24A,S31)と、第2料金が第1料金よりも高く、かつ、第1料金と第2料金との差額が所定値(Th)よりも大きい場合に、リース対象期間よりも後のリース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定すること(S24,S24A,S26,S34)とを含む。こうした方法では、第2料金が第1料金よりも高く、かつ、第1料金と第2料金との差額が所定値よりも小さい場合に、当該リース対象期間に対するリース料金として、より公正な第2料金を採用することができる。他方、第2料金が第1料金よりも高く、かつ、第1料金と第2料金との差額が所定値よりも大きい場合には、すぐには第2料金を採用せず、第2料金の採用を先延ばしにする。これにより、ユーザが第2料金を受け入れやすくなる。さらに、上記方法では、第2料金の採用を先延ばしにする際に、リース料金の値上げを車両ユーザに予告する(S24B)。こうした予告によっても、ユーザが第2料金を受け入れやすくなる。
図5は、図3に示した処理の第2変形例を示すフローチャートである。管理センタ500は、図3に示した処理に代えて以下に説明する図5に示す処理を実行してもよい。図5に示す処理では、図3に示した処理からS24~S26およびS32,S34が省かれている。図5を参照して、この変形例では、当該評価期間において第2の方法によりバッテリ12の劣化度が評価されなかった場合には(S22にてNO)、管理センタ500が、次のリース対象期間に対するリース料金として第1料金を決定する(S33)。他方、当該評価期間において第2の方法によりバッテリ12の劣化度が評価された場合には(S22にてYES)、管理センタ500が、第2料金の額にかかわらず、次のリース対象期間に対するリース料金として第2料金を決定する(S31)。こうした方法によれば、蓄電装置の劣化度を用いてリース料金を決定する料金体系において、高い精度で測定された劣化度(実際の劣化度に近い劣化度)に応じたリース料金をユーザに通知しやすくなる。
管理センタ500が、第1の方法により、車両10に搭載された状態の蓄電装置の第1劣化度を測定するように構成されてもよい。例えば、変換情報M1が管理センタ500に実装されて、第1劣化度を測定するためのバッテリデータ(蓄電装置の劣化に関する履歴データ)が車両10から管理センタ500へ送信されてもよい。上記実施の形態において管理センタ500に実装された機能は、サーバ110(ディーラ端末)に実装されてもよい。この実施の形態では、管理センタ500、サーバ110、およびサーバ210が、いずれもオンプレミスサーバである。しかしこれに限られず、各サーバの機能がクラウドコンピューティングによってクラウド上に実装されてもよい。
車両はHEVまたはFCEVであってもよい。車両は、4輪の乗用車に限られず、バスまたはトラックであってもよいし、3輪または5輪以上のxEVであってもよい。車両は、自動運転可能に構成されてもよいし、飛行機能を備えてもよい。車両は、無人で走行可能な車両(例えば、ロボタクシー、無人搬送車、または農業機械)であってもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両、11 車体、12 バッテリ、30 携帯端末、100 ディーラ、110 サーバ、111 ECU、120 計測機器、200 バッテリ交換ステーション、210 サーバ、220 計測機器、500 管理センタ。
Claims (5)
- 車両が備える蓄電装置について、第1の方法により測定された前記蓄電装置の第1劣化度を取得することと、
前記第1の方法よりも測定精度の高い第2の方法により測定された前記蓄電装置の第2劣化度を取得することと、
リース対象期間の前に設定された評価期間において評価された前記蓄電装置の劣化度を用いて、当該リース対象期間に対する前記蓄電装置のリース料金を決定することと、
決定された前記リース料金を前記車両のユーザに通知することと、
を含み、
前記リース料金を決定することは、
前記第1の方法により前記評価期間において評価された前記第1劣化度に応じた第1料金を求めることと、
前記第2の方法により前記評価期間において評価された前記第2劣化度を取得した場合に、前記第2劣化度に応じた第2料金を求めることと、
前記第2料金が前記第1料金よりも安い場合に、前記リース対象期間に対するリース料金として前記第2料金を決定することと、
前記評価期間およびそれ以前において評価された前記第2劣化度を取得しなかった場合に、前記リース対象期間に対するリース料金として前記第1料金を決定することと、
を含む、車両管理方法。 - 前記リース料金を決定することは、
前記第2料金が前記第1料金よりも高い場合に、前記リース対象期間に対するリース料金として、前記第1料金よりも高くて前記第2料金よりも安い第3料金を決定し、かつ、前記リース対象期間よりも後のリース対象期間に対するリース料金として前記第2料金を決定すること、
を含む、請求項1に記載の車両管理方法。 - 前記リース料金を決定することは、
前記第2料金が前記第1料金よりも高く、かつ、前記第1料金と前記第2料金との差額が所定値よりも小さい場合に、前記リース対象期間に対するリース料金として前記第2料金を決定することと、
前記第2料金が前記第1料金よりも高く、かつ、前記第1料金と前記第2料金との差額が前記所定値よりも大きい場合に、前記リース対象期間よりも後のリース対象期間に対するリース料金として前記第2料金を決定することと、
を含む、請求項1に記載の車両管理方法。 - 前記第1の方法は、前記車両に搭載された第1計測機器で測定された前記蓄電装置のデータに基づいて前記蓄電装置の前記第1劣化度を測定する方法であり、
前記第2の方法は、前記車両の外部の第2計測機器で測定された前記蓄電装置のデータに基づいて前記蓄電装置の前記第2劣化度を測定する方法である、請求項1に記載の車両管理方法。 - プロセッサと、請求項1~4のいずれか一項に記載の車両管理方法を前記プロセッサに実行させるプログラムを記憶する記憶装置とを備える、サーバ。
Priority Applications (3)
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