JP2024089242A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地図を表示する装置におけるユーザビリティを向上させる。【解決手段】表示装置の画面上における表示面積がそれぞれ異なる第一表示形態および第二表示形態のいずれかによって地図を表示可能な情報処理装置。ユーザが行った第一の操作に基づいて、前記第一表示形態と前記第二表示形態を切り替えることと、前記ユーザが行った第二の操作に基づいて、表示中の前記地図の縮尺を変更することと、を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更し、かつ、前記第二表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更しない。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近年、様々な情報を表示可能な車載用ナビゲーション装置が登場している。これに関連して、例えば、特許文献1には、ウィジェット形式で複数のコンテンツを表示可能な車載端末が開示されている。
特許第7044933号公報
本開示は、地図を表示する装置におけるユーザビリティを向上させることを目的とする。
本開示の実施形態の一態様は、
表示装置の画面上における表示面積がそれぞれ異なる第一表示形態および第二表示形態のいずれかによって地図を表示可能な情報処理装置であって、ユーザが行った第一の操作に基づいて、前記第一表示形態と前記第二表示形態を切り替えることと、前記ユーザが行った第二の操作に基づいて、表示中の前記地図の縮尺を変更することと、を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更し、かつ、前記第二表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更しない、情報処理装置である。
また、他の態様として、上記の情報処理装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
本開示によれば、地図を表示する装置におけるユーザビリティを向上させることができる。
第一の実施形態に係る車載装置の概要図。 第一の表示モードによって道路地図を表示した場合の例。 第二の表示モードによって道路地図を表示した場合の例。 記憶部に記憶される設定データの一例。 表示モードを切り替えた場合における画面の一例。 車載装置が実行する処理のフローチャート。
近年、様々なコンテンツを画面表示可能な車載装置(典型的には、ナビゲーション装置)が登場している。
従来のナビゲーション装置では、全画面表示が基本であり、道路地図画面、テレビ画面、オーディオ画面などを切り替えて利用する形態が主であった。
しかし、近年では、スマートフォンやパーソナルコンピュータのような、個々のアプリケーションをウインドウによって個別に表示できる車載装置が登場している。斯様な装置では、例えば、フローティングウインドウによって特定のアプリケーションを画面内に常駐させ、バックグラウンドに別のアプリケーションを表示させることができる。
しかし、道路地図をウインドウ内に表示する場合、ウインドウのサイズに応じて、道路地図の見やすさが変化してしまうという課題がある。
例えば、道路地図をフルスクリーン表示からウインドウ表示に切り替える場合を考える。この場合、地図の表示面積が減少してしまうため、画面に表示されていた地域が、切り替えの前後でカットされてしまうといったことが起こりうる。
例えば、1万分の1の縮尺で道路地図を全画面表示していた場合であって、切り替えの前後で、ウインドウのサイズが4分の1になった場合を考える。この場合、車両の乗員が視認できる地図の面積も4分の1になってしまう。換言すると、今まで表示されていた地図のうち、4分の3の領域がカットされてしまう。これにより、自車と目的地との位置関係がわからなくなってしまうといったように、利便性が低下してしまう場合がある。
この問題を解決するためには、例えば、「フルスクリーン表示の場合は1万分の1の縮尺で地図を表示する」、「ウインドウ表示の場合は2万分の1の縮尺で地図を表示する」といったように、地図の縮尺を、表示形態ごとに個別に持たせることが好ましい。
本開示に係る情報処理装置は、この問題を解決する。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、表示装置の画面上における表示面積がそれぞれ異なる第一表示形態および第二表示形態のいずれかによって地図を表示可能な情報処理装置である。
具体的には、ユーザが行った第一の操作に基づいて、前記第一表示形態と前記第二表示形態を切り替えることと、前記ユーザが行った第二の操作に基づいて、表示中の前記地図の縮尺を変更することと、を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更し、かつ、前記第二表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更しないことを特徴とする。
第一表示形態と第二表示形態では、地図の、表示装置の画面上における表示面積がそれぞれ異なる。例えば、第一表示形態が、全画面領域を用いて地図を表示する(フルスクリーン表示)形態であった場合、第二表示形態は、画面の一部の領域を用いて地図を表示する(ウインドウ表示)形態とすることができる。
制御部は、第一表示形態と第二表示形態を、ユーザの操作(第一の操作)に基づいて、任意のタイミングで切り替えることができる。
また、制御部は、地図の縮尺を変更する操作(第二の操作)を受け付けることができる。
しかし、第一表示形態と第二表示形態とで、縮尺の設定値を連動させた場合、前述したような、見やすさが低下する問題が起こりうる。
例えば、第一表示形態が、地図を全画面表示する形態であって、第二表示形態が、画面上の一部に地図をウインドウ表示する形態であった場合を考える。
このとき、ユーザが、第一表示形態において、縮尺を1万分の1に設定した場合、第二表示形態における縮尺も1万分の1に設定すると、表示形態の変更前後で、同じ範囲を表
示させ続けることができない。
そこで、制御部は、第一表示形態で地図を表示中に、縮尺の変更操作が行われた場合に、第一表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺のみを変更する。すなわち、第一表示形態に対応する縮尺設定と、第二表示形態に対応する縮尺設定を個別に保持し、縮尺の変更操作が行われた場合に、現在の表示形態に対応する縮尺設定のみを変更する。第一表示形態から第二表示形態に切り替えられた場合は、第二表示形態に対応する縮尺設定を適用して地図を出力する。
これにより、表示形態別に独立して縮尺の変更操作を行うことが可能になる。
情報処理装置は、前記第一表示形態で前記地図を表示する際に適用される縮尺の設定値である第一の値と、前記第二表示形態で前記地図を表示する際に適用される縮尺の設定値である第二の値を記憶する記憶部を有していてもよい。
この場合、前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一の値のみを更新してもよい。
以下、本開示の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。各実施形態に記載されているハードウェア構成、モジュール構成、機能構成等は、特に記載がない限りは開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る車載装置の概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る車載装置100は、車両10に搭載され、車両10の乗員に情報を提供する装置である。車載装置100は、カーナビゲーション装置、インフォテインメント装置、ヘッドユニットとも呼ばれる。車載装置100によって、車両の乗員に対して、ナビゲーションや娯楽の提供を行うことができる。
車載装置100は、外部ネットワークと無線通信を行う機能を有していてもよい。車載装置100は、車両10の外部ネットワークと通信することで、交通情報、道路地図データ、音楽や動画像などをダウンロードする機能を有していてもよい。また、車載装置100は、スマートフォン等と連携可能な装置であってもよい。
車載装置100は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを実行することによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
車載装置100は、制御部101、記憶部102、通信部103、入出力部104、および、位置情報取得部105を有して構成される。
制御部101は、所定のプログラムを実行することで、車載装置100の各種機能を実現する演算ユニットである。制御部101は、例えば、CPU等によって実現されてもよい。
制御部101は、ナビゲーション部1011、および機能実行部1012の2つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
ナビゲーション部1011は、車両10の乗員に対してナビゲーション機能を提供する
。ナビゲーション部1011は、後述する記憶部102に記憶された道路地図データに基づいて、道路地図をレンダリングして出力することができる。また、車両10の乗員から取得した、目的地情報等に基づいて、出発地から目的地に至る車両10の経路を生成し、案内する機能を有している。ナビゲーション部1011は、道路地図の表示、および経路案内を行う機能を有したアプリケーションプログラムを実行することで、前述した機能を提供する。
機能提供部1012は、車載装置100によって提供される、ナビゲーション以外の各種の機能を実行する。車載装置100によって提供される機能として、例えば、以下のようなものがある。
・端末リンク機能
車両の乗員が有する端末(スマートフォン等)と接続し、音楽や動画の再生、画面のミラーリング等を行う機能である。
・オーディオ機能
記憶装置に保存された楽曲を再生する機能である。
・テレビ/ラジオ機能
ラジオ放送やデジタルテレビ放送を受信する機能である。
これらの機能は、例えば、入出力部104(典型的には、タッチパネルディスプレイ)を介して提供することができる。機能提供部1012も、ナビゲーション部1011と同様に、対応するアプリケーションプログラムを実行することで、これらの機能を提供する。
ナビゲーション部1011が実行するアプリケーションプログラムは、道路地図を、複数の表示モードによって表示することができる。複数の表示モードとは、画面上における道路地図の表示面積がそれぞれ異なるモードである。
第一の表示モード(第一表示形態)は、車載装置100が有しているディスプレイの全面に道路地図を表示するモード(フルスクリーンモード)である。図2は、第一の表示モードによって道路地図を表示した場合の例である。第一の表示モードでは、車載装置100が有しているディスプレイの全面に道路地図が表示される。
第二の表示モード(第二表示形態)は、道路地図をウインドウ内に表示するモード(ウインドウモード)である。図3は、第二の表示モードによって道路地図を表示した場合の例である。第二の表示モードでは、任意のサイズにリサイズ可能であって、任意の座標に移動が可能なフローティングウインドウ内に地図が表示される。第二の表示モードでは、例えば、ウインドウの内側をドラッグすることによって、当該ウインドウを移動させることができる。また、ウインドウのボーダーをドラッグすることによって、当該ウインドウのサイズを変更することができる。
なお、ナビゲーション部1011と、機能提供部1012が、同時に複数のアプリケーションプログラムを実行することもできる。
この場合、バックグラウンド領域(例えば、符号301で示した領域)には、同時に実行されている他のアプリケーションプログラムが出力する画面が表示されていてもよい。
ナビゲーション部1011が、任意のサイズのウインドウによって道路地図を表示するためには、以下のような情報が必要となる。
・ウインドウの横幅
・ウインドウの縦幅
・ウインドウの位置情報(例えば、左上端の座標)
ナビゲーション部1011は、これらの情報(以下、ウインドウプロパティと称する)を表示モードごとに保持している。
さらに、ナビゲーション部1011は、表示モードごとに、道路地図の縮尺設定値を個別に保持している。
具体的なデータ構造については後述する。
記憶部102は、情報を記憶する手段であり、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。記憶部102には、制御部101にて実行される各種プログラム、当該プログラムが利用するデータ等が記憶される。また、記憶部102には、道路地図データ102Aと、設定データ102Bと、が記憶される。
道路地図データ102Aは、車両10が走行可能な道路の地図データである。ナビゲーション部1011が、道路地図データ102Aを利用して画像をレンダリングすることで、道路地図が描画される。
設定データ102Bは、ナビゲーション部1011によって利用される、前述したウインドウプロパティを含むデータである。図4は、設定データ102Bの一例である。
設定データ102Bは、表示モードを識別する情報、ウインドウプロパティ、および縮尺設定に関する情報を含む。ウインドウプロパティは、ウインドウの位置情報およびサイズ情報であり、前述したように、横幅、縦幅、および左上端の座標によって定義することができる。なお、表示モードがフルスクリーンである場合、ウインドウプロパティは省略することができる。
縮尺設定に関する情報は、道路地図の縮尺を表す数値である。例えば、道路地図が、複数段階の縮尺によって表示可能である場合、現在選択されている縮尺の設定値が格納される。縮尺の設定値は、例えば、5千分の1、1万分の1、2万分の1など、複数の値を取りうる。なお、縮尺設定は無段階であってもよい。
ナビゲーション部1011は、道路地図画面を新規に生成する際に、設定データ102Bを参照して、その位置やサイズを決定する。例えば、フルスクリーンモードで新規に道路地図を表示する場合、ナビゲーション部1011は、設定データ102Bから、フルスクリーンモードに対応するレコードを取得し、当該レコードに含まれるウインドウプロパティを利用して道路地図の描画を行う。また、ウインドウモードで新規に道路地図を表示する場合、ナビゲーション部1011は、設定データ102Bから、ウインドウモードに対応するレコードを取得し、当該レコードに含まれるウインドウプロパティを利用して道路地図の描画を行う。
図1の説明に戻る。
通信部103は、車載装置100を車載ネットワークのバス、および、外部装置にそれぞれ接続するための通信インタフェースである。
通信部103は、車両内におけるCAN(Controller Area Network)通信を行うため
のインタフェースを含んでいてもよい。
また、通信部103は、外部との無線通信を行うためのアンテナと通信モジュールを含んでいてもよい。アンテナは、無線信号の入出力を行うアンテナ素子である。本実施形態では、アンテナは、移動体通信(例えば、3G、4G、5G等の移動体通信)に適合したものである。通信モジュールは、移動体通信を行うためのモジュールである。
入出力部104は、ユーザが行った入力操作を受け付け、ユーザに対して情報を提示する手段である。具体的には、入出力部104は、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。タッチパネルおよび液晶ディスプレイは、本実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。入出力部104は、音声の出力を行うユニット(アンプやスピーカ)、音声の入力を行うユニット(マイク)等を含んでい
てもよい。
位置情報取得部105は、車両10の位置情報を取得する。位置情報取得部105は、位置情報を測位するためのGPSアンテナと測位モジュールを含む。GPSアンテナは、測位衛星(GNSS衛星とも称する)から送信された測位信号を受信するアンテナである。測位モジュールは、GPSアンテナによって受信された信号に基づいて、位置情報を算出するモジュールである。
位置情報取得部105が取得した位置情報は、ナビゲーション部1011や機能提供部1012によって利用される。
次に、ナビゲーション部1011が利用する縮尺設定について説明する。
前述したように、本実施形態に係る車載装置100は、実行中のアプリケーションプログラムの表示モードを、任意のタイミングで、フルスクリーンモードとウインドウモードのいずれかに設定することができる。
図5は、フルスクリーンモードによって道路地図を表示している状態から、ウインドウモードに切り替えた場合における、表示の変化を説明する図である。
例えば、図中の(A)で示したように、フルスクリーンモードにおいて、道路地図を表示させているものとする。この状態で、表示モードをウインドウモードに切り替えるケースを考える。双方の表示モードにおいて、縮尺を連動させた場合、(B)のように、自車両の周辺が切り取られた状態になる。表示モードの変更前後で縮尺は同一(例えば、1万分の1)であるが、地図の表示範囲が狭くなるため、変更前において表示されていた範囲が見えなくなってしまう場合がある。これを防ぐためには、表示モードの変更前後で縮尺を連動させないことが好ましい。
ここで、表示モードごとに縮尺設定を個別に保持した場合を考える。例えば、フルスクリーンモードでは、縮尺が1万分の1に設定され、ウインドウモードでは、縮尺が2万分の1に設定されていたものとする。この場合、(C)のように、表示モードの変更前後で、ほぼ同一の範囲が表示され続ける。
このように、表示モードごとに縮尺設定を個別に持たせることで、車両の乗員が、表示モードごとに好みの縮尺を設定できるようになる。これにより、表示面積の変化に起因して、車両の乗員に違和感を与えてしまうことを抑制できる。
図6は、本実施形態において車載装置100が実行する処理のフローチャートである。図示した処理は、ユーザ(車両の乗員)が、車載装置100に対して、表示モードを変更する操作、または地図の縮尺を変更する操作を行った場合に、ナビゲーション部1011によって開始される。
まず、ステップS10で、ユーザが行った操作の内容を判定する。操作は、「道路地図の縮尺を変更する操作」、または「表示モードを変更する操作」のいずれかである。
判定された操作が、道路地図の縮尺を変更する操作であった場合、処理はステップS11へ遷移する。
ステップS11では、変更後の縮尺を特定する。例えば、複数の段階によって縮尺が変更可能である場合、操作内容(例えば、縮尺を変更するボタンの押下回数など)に基づいて、変更後の縮尺を特定することができる。また、画面上のピンチ操作等によって縮尺が変更できる場合、その操作量に基づいて、変更後の縮尺を特定することができる。
次に、ステップS12で、設定データ102Bが有するレコードのうち、現在の表示モードに対応するレコードが有する縮尺設定フィールドに、変更後の縮尺を表す値を書き込
む。例えば、現在の表示モードがフルスクリーンモードであった場合、図4の符号401で示したフィールドに、変更後の縮尺を表す値が書き込まれる。また、現在の表示モードがウインドウモードであった場合、図4の符号402で示したフィールドに、変更後の縮尺を表す値が書き込まれる。
次に、ステップS13で、変更後の縮尺を適用した道路地図をレンダリングして出力する。
ステップS10で判定された操作が、表示モードを変更する操作であった場合、処理はステップS21へ遷移する。
ステップS21では、変更後の表示モードを特定する。表示モードは、フルスクリーンモード、またはウインドウモードのいずれかである。
ステップS22では、変更後の表示モードに対応する縮尺を取得する。具体的には、設定データ102Bから、変更後の表示モードに対応するレコードを取得し、縮尺設定フィールドに格納されている値を取得する。また、取得した値を道路地図の縮尺に設定する。
次に、ステップS23で、ウインドウの表示モードを指定されたモードに変更する。本ステップでは、ステップS22で取得したレコードから、ウインドウ設定を取得し、当該設定に従ってウインドウの位置およびサイズを設定する。
以上説明したように、本実施形態に係る車載装置は、フルスクリーン表示とウインドウ表示の二つの表示モードによって道路地図の表示が可能な装置であって、表示モードごとに縮尺設定値を個別に保持しているという特徴を持っている。異なる表示モード間において縮尺設定が連動していると、表示面積の変化に起因して、地図の見やすさが変わってしまう場合があるが、本実施形態では、表示モードごとに個別に縮尺が保持されるため、ユーザに与える違和感を抑制することができる。
(第一の実施形態の変形例)
第一の実施形態では、道路地図の表示モードとして、第一表示形態として、フルスクリーンによって表示を行う形態を例示し、第二表示形態として、フローティングウインドウによって表示を行う形態を例示したが、表示形態(表示モード)は、例示したものに限られない。例えば、第一表示形態を、フルスクリーンによって表示を行う形態とし、第二表示形態を、フローティングウインドウによって表示を行う形態としてもよい。
また、例えば、画面を上下左右に分割し、固定された領域に道路地図を表示するモード、道路地図をウィジェット表示するモードなど、複数の表示モードを車載装置100が備えていてもよい。また、表示モードは三種類以上であってもよい。この場合、表示モードごとに、図4で示した設定を保持し、選択されたモードに応じて設定を読み出して適用するようにしてもよい。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピ
ュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
100・・車載装置
101・・・制御部
102・・・記憶部
103・・・通信部
104・・・入出力部
105・・・位置情報取得部

Claims (5)

  1. 表示装置の画面上における表示面積がそれぞれ異なる第一表示形態および第二表示形態のいずれかによって地図を表示可能な情報処理装置であって、
    ユーザが行った第一の操作に基づいて、前記第一表示形態と前記第二表示形態を切り替えることと、
    前記ユーザが行った第二の操作に基づいて、表示中の前記地図の縮尺を変更することと、
    を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更し、かつ、前記第二表示形態で前記地図を表示する場合における縮尺を変更しない、
    情報処理装置。
  2. 前記第一表示形態および前記第二表示形態のそれぞれは、前記地図を全画面表示する形態、または、前記画面上の一部に前記地図をウインドウ表示する形態のいずれかである、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第一表示形態で前記地図を表示する際に適用される縮尺の設定値である第一の値と、前記第二表示形態で前記地図を表示する際に適用される縮尺の設定値である第二の値を記憶する記憶部をさらに有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第一表示形態で前記地図を表示中に、前記第二の操作が行われた場合に、前記第一の値を変更し、かつ、前記第二の値を変更しない、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記地図の表示形態を前記第一表示形態から前記第二表示形態に切り替える前記第一の操作が行われた場合に、縮尺の設定値として、前記第二の値を適用する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
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