JP2024041576A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙の種別判別のために印刷効率が低下するのを防ぎ、メディアセンサーの設置個数を抑える。【解決手段】画像形成装置1は、画像形成部12と給紙部14との間となる搬送路15上の位置に配置され、用紙Pの物性を検出するメディアセンサー20と、印刷要求を受けていないときに、給紙部14を制御し、給紙カセット141に収容されている用紙Pをメディアセンサー20の検出位置まで搬送して停止させ、新たに受け付ける印刷要求に対して画像形成可能な状態で待機させる制御部100と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、用紙の物性を検出するメディアセンサーを備える画像形成装置に関する。
複写機や複合機等の画像形成装置においては、画像形成対象の用紙の物性(厚み、平滑性など)が画像形成出力に影響を与えることがある。特に、インクジェット方式の場合、その影響が大きくなる。
これを解消するには、例えば、上記特許文献1乃至3に記載されているように、メディアセンサーと呼ばれる用紙の物性を検出するセンサーを用いて、メディアセンサーの検出値から用紙の種別を判別し、用紙の種別に応じた画像形成を行うという方法が考えられる。
ところが、上記特許文献1,2に記載された発明は、用紙を収容する各給紙カセットそれぞれにメディアセンサーを備えているため、メディアセンサーの設置個数が増え、コストが増大するという問題がある。
また、メディアセンサーの検出値を取得し、用紙の種別を判別するまでにはそれなりの時間を要するが、上記特許文献1,2に記載された発明では、印刷処理時に用紙の種別判別を行う(すなわち、画像形成対象の用紙に種別判別を行う)ため、判別終了まで画像形成が行えず、時間的ロスが生じ、印刷のパフォーマンスが低下する。
上記特許文献3に記載された発明は、印刷を行う前に用紙の種別判別を行うが、ユーザーからの印刷要求(印刷指示)を受け付けてから、用紙の種別判別を行うので、やはり時間的ロスが生じ、印刷のパフォーマンスが低下する。また、種別判別に利用した用紙が印刷されないまま排出されるので、用紙が無駄に排出されることになる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、用紙の種別判別のために印刷効率が低下するのを防ぎ、メディアセンサーの設置個数を抑えることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は用紙に画像を形成して印刷を行う画像形成部と、用紙を収容する複数の給紙カセットを有し、各給紙カセット内に収容されている用紙を給紙する給紙部と、用紙が排出される排出口と、用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部を経由して前記排出口へと導く搬送路と、前記搬送路内で用紙を搬送する搬送部と、前記画像形成部と前記給紙部との間であって、各前記給紙カセットから給紙されるいずれの用紙も共通して搬送される前記搬送路上の位置に配置され、用紙の物性を検出するメディアセンサーと、前記メディアセンサーの検出値に基づいて、用紙の種別を判別する種別判別部と、前記種別判別部による判別結果に基づいて、前記画像形成部を制御し、用紙の種別に応じた画像形成を行う制御部と、を備え、前記制御部は、印刷要求を受けていないときに、前記給紙部及び前記搬送部により、前記給紙カセットに収容されている用紙を前記メディアセンサーの検出位置まで搬送させて停止させて、前記種別判別部によって用紙の種別を判別させ、新たに受け付ける印刷要求に従って画像形成可能な状態で待機させるものである。
本発明によれば、印刷要求を受けていないときに、給紙カセットに収容されている用紙をメディアセンサーの検出位置まで搬送して停止させて、種別判別部によって用紙の種別を判別させる。すなわち、印刷処理時ではなく、事前に用紙の種別判別を行うので、印刷効率が低下するのを防止できる。
また、メディアセンサーは、各給紙カセットから給紙されるいずれの用紙も共通して搬送される搬送路上の位置に配置されるので、同一のメディアセンサーにより、各給紙カセットから給紙されるいずれの用紙についても種別の判別が可能になり、メディアセンサーの設置個数を最小限にすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す模式的な部分正面図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、画像形成部12、給紙部14、及び搬送部19を含んで構成されている。
画像形成部12は、インクジェット方式により画像を用紙Pに形成して印刷を行う。画像形成部12は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエロー)のインク滴を吐出するそれぞれのラインヘッド(インクヘッドの一例)120を有している。各ラインヘッド120は、それぞれの色のインク滴を、給紙部14から搬送路15を通じて搬送ユニット121へと搬送されて来た用紙Pに吐出して、カラー画像を用紙Pに形成する。
搬送路15は、用紙Pを給紙カセット141A乃至141D(以降、単に「給紙カセット141」とも称す)から画像形成部12を経由して排出口16へと導くものである。
搬送ユニット121は、駆動ローラー122と、従動ローラー123と、テンションローラー124と、搬送ベルト125と、を備えている。搬送ベルト125は、無端状のベルトであり、駆動ローラー122、従動ローラー123、及びテンションローラー124に架け渡されている。駆動ローラー122は、モーター(図示せず)により図1で反時計回りに回転駆動されるローラーであり、駆動ローラー122が回転駆動されることで、搬送ベルト125が図1で反時計回りに周回移動されると共に、従動ローラー123及びテンションローラー124が図1で反時計回りに従動回転する。
テンションローラー124は、搬送ベルト125のテンションを適切に保つためのローラーである。吸着ローラー126は、搬送ベルト125に接触しており、搬送ベルト125を帯電させることで、給紙部14から搬送されて来た用紙Pを搬送ベルト125に静電的に吸着させる。
画像形成部12により画像が形成された用紙Pは、排出口16まで搬送され、排出口16から図略の排出トレイに排出される。
搬送部19は、搬送路15に沿って、画像形成部12よりも用紙搬送方向の上流側に設けられたレジストローラー対191と、レジストローラー対191よりも用紙搬送方向の上流側に設けられたレジストセンサー192と、レジストローラー対191と給紙部14との間に設けられた中間ローラー対193と、メディアセンサー20と、を備える。
レジストローラー対191は、レジストローラー対191で形成されるニップ部で搬送されてきた用紙Pを一旦停止させると共に、当該用紙Pを画像形成部12に向けて再搬送するためのものである。
レジストセンサー192は、用紙Pの停止タイミングを調整するために設けられている。レジストセンサー192は、例えば、発光素子と、当該発光素子から射出された光の用紙Pからの反射光を検出する受光素子とを備える既知の反射型光電センサーからなり、用紙Pの先端を検出する。
中間ローラー対193は、用紙Pをレジストローラー対191に向けて搬送するためのものである。
メディアセンサー20は、画像形成部12と給紙部14との間となる搬送路15上の位置(すなわち、用紙Pが必ず通過する位置)に配置され、当該メディアセンサー20を通過する用紙Pの物性(反射性、透過性、又は厚み等)を検出する。本実施形態では、メディアセンサー20は、搬送路15上のレジストローラー191よりも用紙搬送方向上流側(レジストセンサー192の直前位置)に配置されている。
メディアセンサー20としては、用紙Pの反射性を検出する反射センサー、用紙Pの透過性を検出する透過センサー、用紙Pの厚みを検出する厚みセンサー、CCD(Charge Coupled Device)カメラなどを用いることが可能で、これらのうちの1つ又は複数の組み合わせにより、メディアセンサー20は構成される。
図2は、メディアセンサー20の構成及び搬送される用紙Pとの位置関係を説明するための図である。メディアセンサー20は、反射センサー21と、透過センサー22と、厚みセンサー23と、を備える。
給紙部14は、複数の給紙カセット141A乃至141Dを備える。給紙カセット141A乃至141Dはそれぞれ、ピックアップローラー142と、給紙ローラー対143と、搬送ローラー対144と、を備える。
給紙カセット141内には、記録媒体である複数枚の用紙Pが収容される。ピックアップローラー142は、給紙カセット141に収容されている用紙Pをピックアップするためのものである。給紙ローラー対143は、ピックアップローラー142によりピックアップされた用紙Pを挟持し、1枚ずつ分離して、搬送ローラー対144に向けて搬送するためのものである。搬送ローラー対144は、用紙Pを搬送部19に向けて搬送するためのものである。
メディアセンサー20は、画像形成部12と給紙部14との間であって、各給紙カセットから給紙されるいずれの用紙も共通して搬送される前記搬送路上の位置に配置される。
図3は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、給紙部14、操作部47、搬送部19、記憶部8、及び開閉検出センサー9A乃至9D(以降、単に「開閉検出センサー9」とも称す)を含んで構成されている。なお、図1に示した画像形成装置1と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
原稿給送部6は、原稿読取部5の上面に図略のヒンジ等によって開閉可能に構成され、原稿給送部6は、図略のプラテンガラス上に載置された原稿を読み取る場合に原稿押さえカバーとして機能する。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により原稿読取部5へ供給された原稿、又は上記プラテンガラス上に載置されている原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、そして画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、図略の画像メモリー等に保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、画像メモリー等に記憶されている画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙され、搬送路15を搬送された用紙Pに画像を形成する。なお、画像形成部12による画像形成を印刷とも称す。
給紙部14は、メディアセンサー20(図1)を備え、搬送部19は、レジストセンサー192(図1)を備える。そして、メディアセンサー20及びレジストセンサー192の検出値(電圧値)は制御ユニット10に出力される。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について、操作者から、画像形成動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。また、操作部47は、表示部473が有するタッチパネルを介して、表示部473に表示されている操作画面に対するユーザーによる操作(タッチ操作)に基づく、ユーザーからの指示の入力を受け付ける。
表示部473は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる。表示部473は、タッチパネルを備えている。操作者は画面表示されるボタンやキーに触れる操作を行うと、タッチパネルにより、タッチ操作された位置に対応付けられた指示が受け付けられる。
記憶部8は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置であり、各種の制御プログラム等を記憶する。
開閉検出センサー9A乃至9Dはそれぞれ、給紙カセット141A乃至141Dのうち、対応するカセットの開閉を検出する機械式のスイッチ機構等による既知のセンサーである。開閉検出センサー9A乃至9Dにより全ての給紙カセットの開閉が検出される。開閉検出センサー9から制御ユニット10に出力される検出信号は、給紙カセット141が開状態又は閉状態を示す。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット10は、制御部100と、種別判別部102と、を備えている。
制御ユニット10は、記憶部8に記憶されている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100及び種別判別部102として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、給紙部14、操作部47、搬送部19、記憶部8、及び開閉検出センサー9と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。例えば、制御部100は、画像形成装置1による画像形成に必要な各種の処理などを実行する。
種別判別部102は、メディアセンサー20(反射センサー21、透過センサー22、及び厚みセンサー23)の検出値に基づいて、用紙Pの種別を判別し、制御ユニット10が備える不揮発性メモリーに判別結果情報(用紙種別情報)を保存する。これに基づいて、制御部100が、判別結果情報(用紙種別情報)を給紙カセット141に対応付けて記憶する。例えば、種別判別部102は、判定テーブルTL1乃至TL3(以降、単に「判定テーブルTL」とも称す)に基づいて、メディアセンサー20の検出値に基づいて用紙Pの物性レベルを判定する。判定テーブルTL1乃至TL3は、メディアセンサー20(反射センサー21、透過センサー22、及び厚みセンサー23)の検出値が分布し得る範囲が複数の範囲に分けて示され、各範囲それぞれに対応する物性レベルが予め定められたものである。
図4(A)は、反射センサー21に対する判定テーブルTL1の一例を示す図である。図4(B)は、透過センサー22に対する判定テーブルTL2の一例を示す図である。図4(C)は、厚みセンサー23に対する判定テーブルTL3の一例を示す図である。判定テーブルTLは、記憶部8に予め記憶されている。
例えば、反射センサー21の検出値が「0.26V」である場合、判定テーブルTL1(図4(A))に基づいて、種別判別部102は、反射センサー21から得られる反射性の物性レベルを「A」と判定する。透過センサー22の検出値が「2.11V」である場合、判定テーブルTL2(図4(B))に基づいて、種別判別部102は、透過センサー22から得られる透過性の物性レベルを「b」と判定する。そして、厚みセンサー23の検出値が「0.34V」である場合、判定テーブルTL3(図4(C))に基づいて、種別判別部102は、厚みセンサー23から得られる厚みの物性レベルを「1」と判定する。
種別判別部102は、上記判定した用紙Pについての各物性レベルの組み合わせに対応する種別を種別テーブルTL4から読み出すことで種別判別部102用紙Pの種別を判別する。
図5は、種別テーブルTL4の一例を示す図である。例えば、反射センサー21から得られる反射性の物性レベルが「A」で、透過センサー22から得られる透過性の物性レベルが「b」で、厚みセンサー23から得られる厚みの物性レベルが「1」である場合、種別テーブルTL4に基づいて、種別判別部102は、用紙Pの種別を「メディア4」と判別する。
制御部100は、種別判別部102による判別結果に基づいて、画像形成部12を制御し、用紙Pの種別に応じた画像形成を行う。例えば、制御部100は、用紙Pの種別に応じた、インクの吐出量の調節処理、色合い調整処理などを行う。これにより、用紙種別に応じた最適な画像品質を実現する。
また、制御部100は、印刷要求(操作部47に入力されるユーザーからの指示、又はネットワーク接続された他のPC等から送信されてくる指示等)を受けていないときに、搬送部19及び給紙部14を制御し、給紙カセット141に収容されている用紙Pをメディアセンサー20の検出位置まで搬送して停止させ、種別判別部102によって用紙の種別を判別させた後、新たに受け付ける印刷要求に従って画像形成可能な状態で待機させる。制御部100は、種別判別部102によって判別された用紙の種別を給紙カセット141に対応付けて記憶する。。
図6及び図7は、用紙Pがメディアセンサー20の検出位置まで搬送された状態の一例を示す図である。図6は、上から1段目の給紙カセット141Aに収容されていた用紙Pがメディアセンサー20の検出位置まで搬送された状態を示している。図7は、上から2段目乃至4段目の給紙カセット141B乃至141Dのいずれかに収容されていた用紙Pがメディアセンサー20の検出位置まで搬送された状態を示している。1段目の給紙カセット141Aの給紙ローラー対143からメディアセンサー20の検出位置までの距離は用紙Pの長さより短いものとする。また、2段目乃至4段目の給紙カセット141B乃至141Dからメディアセンサー20の検出位置までの距離は用紙Pの長さよりも長いものとする。
1段目の給紙カセット141Aの給紙ローラー対143からメディアセンサー20の検出位置までの距離は用紙Pの長さより短いため、図6に示したように、メディアセンサー20の検出位置(メディアセンサー20の配設位置と同じとする)に到達している用紙Pの一部は給紙カセット141Aの給紙ローラー対143に挟持されている。一方、2段目乃至4段目の給紙カセット141B乃至141Dからメディアセンサー20の検出位置までの距離は、メディアセンサー20の検出位置に到達している用紙Pの長さよりも長いため、図7に示したように、用紙Pは給紙ローラー対143に挟持されない。
制御部100は、メディアセンサー20の検出位置で用紙Pを待機させているときに、印刷要求を受け付けた場合、当該印刷要求に含まれる用紙種別情報が示す用紙種別と、メディアセンサー20の検出位置で停止して新たな印刷要求に従って画像形成可能な状態で待機中の用紙Pの種別とが一致する場合、待機中の用紙Pに対して画像形成部12により画像形成を行わせる。一方、制御部100は、これら用紙種別が一致しない場合は、待機中の用紙Pを搬送部19により排出口16から排出させる。ユーザーはコピー実行指示に基づく印刷要求等を行うときに用紙種別を設定する。この設定により得られる情報が上記用紙種別情報である。
ところで、メディアセンサー20及び種別判別部102による種別判定のためにメディアセンサー20の検出位置まで搬送されて、この位置で待機している用紙P(すなわち、印刷目的ではない)が給紙されているときや、給紙ローラー対143のニップ部に挟持された状態で用紙Pがメディアセンサー20の検出位置まで搬送されて待機させられているときに、当該用紙Pが収容されていた給紙カセット141が開放されると、用紙Pが傷んだり、用紙Pが詰まったり、という問題が発生するおそれがある。例えば、図6に示したような状態にあるときに、1段目の給紙カセット141Aが開放されると、用紙Pが傷んだり、用紙Pが詰まったりするおそれがある。
そのため、制御部100は、種別判定のために搬送されてメディアセンサー20の検出位置で待機している用紙Pがあるとき、又は給紙ローラー対143のニップ部に挟持された状態で用紙Pがメディアセンサー20の検出位置で待機させられているとき、その旨を示す告知をユーザーに対して行う。
例えば、制御部100は、種別判定のために搬送されてメディアセンサー20の検出位置で待機している用紙Pがあるときには、表示部473に「用紙のメディア判定中です。上から〇段目の給紙カセットを開けないでください。」というメッセージを表示させる。また、制御部100は、給紙ローラー対143のニップ部に挟持された状態で用紙Pがメディアセンサー20の検出位置で待機させられているときには、表示部473に「用紙が搬送路で待機中です。上から1段目の給紙カセットを開ける場合には、開放要求ボタンを押してください。」というメッセージを表示させると共に、「開放要求」と記されたボタンを表示させる。
制御部100は、操作部47又はタッチパネルを介して上記ボタンの操作に基づくユーザーからの指示を受け付けると、待機中の用紙Pを搬送部19及び給紙部14により排出口16から排出させる。
また、制御部100は、給紙ローラー対143のニップ部に挟持されていない状態で用紙Pがメディアセンサー20の検出位置で待機させられているときに、給紙カセット141が開放され、開放検出センサーからの出力信号が開放を示すときは、待機中の用紙Pを搬送部19及び給紙部14により排出口16から排出させる。
これは、給紙カセット141が開放されると、当該給紙カセット141に収容される用紙Pが入れ替えられ、収容されている用紙Pの種別が変更される可能性があるので、待機中の用紙Pを排出口16から排出し、種別判別のやり直しを可能にするためである。
次に、画像形成装置1の制御ユニット10で行われる用紙Pの種別判別処理の一例を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、画像形成装置1の電源がオン状態になると行われる。
制御部100は、上記不揮発性メモリーに保存されている、各給紙カセット141のそれぞれに収容されている用紙種別情報をリセットする(S1)。すなわち、制御部100は、給紙カセット141に収容されている用紙Pの種別を不明状態にする。
続いて、制御部100は、種別判定のために搬送されてメディアセンサー20の検出位置で待機している用紙P(以下、待機中の用紙Pという)が存在するか否かを判断し(S2)、待機中の用紙Pが存在しないと判断した場合は(S2でNO)、収容されている用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在するか否かを判断する(S3)。画像形成装置1の電源オン直後については、用紙Pの種別が判明している給紙カセット141は存在しないが、後述するS5乃至S9の処理を繰り返すことで、用紙Pの種別は徐々に判明する。
また、給紙カセット141に収容されている用紙Pの種別が一旦判明しても、給紙カセット141が開放されると、用紙Pが入れ替えられ、用紙Pの種別が変更になる可能性があるので、種別は不明扱いにされる。この場合の処理は、図9のフローチャートを用いて後で説明する。
制御部100は、用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在すると判断した場合(S3でYES)、用紙Pの種別が不明な給紙カセット141の中で給紙優先度の最も高い給紙カセット141を特定する(S4)。例えば、制御部100は、使用頻度の最も高いものを給紙優先度の最も高い給紙カセット141として特定する。
続いて、制御部100は、給紙部14及び搬送部19を制御して、ピックアップローラー142、給紙ローラー対143、搬送ローラー対144、及び中間ローラー対193を回転させることによって、上記特定した給紙カセット141に収容されている用紙Pを給紙して搬送させ(S5)、メディアセンサー20の検出位置まで(例えば、レジストセンサー192で用紙Pの先端が検出されるまで)用紙Pを搬送すると、ピックアップローラー142、給紙ローラー対143、搬送ローラー対144、及び中間ローラー対193の回転を停止させることによって、用紙Pを停止させる(S6)。そして、制御部100は、メディアセンサー20に検出を行わせ、メディアセンサー20の検出値を取得する(S7)。
種別判別部102は、制御部100が取得したメディアセンサー20の検出値に基づいて、用紙Pの物性レベルを判定し(S8)、種別判別部102は、種別判別部102による判定結果に基づいて、用紙Pの種別を判別する(S9)。すなわち、制御部100は、種別判別部102によって用紙の種別を判別させる。この後、処理はS2に戻る。
これにより、用紙Pの種別が不明な給紙カセット141であった用紙Pの種別が判別される。また、種別判別に利用するためにメディアセンサー20の検出位置まで搬送した用紙Pはそのまま待機させられる。
S2において、制御部100は、待機中の用紙Pが存在すると判断した場合(S2でYES)、待機中の用紙Pが給紙ローラー対143のニップ部に挟持されているか否かを判断する(S10)。待機中の用紙Pが給紙ローラー対143のニップ部に挟持されているか否かを判断する方法としては、給紙ローラー対143の周辺に用紙検出センサーを設け、当該用紙検出センサーからの出力信号によって判断する方法、或いは、単純に給紙カセット141からメディアセンサー20の検出位置までの距離によって判断する方法等がある。
例えば、制御部100は、上から1段目の給紙カセット141Aから給紙された用紙Pは給紙ローラー対143のニップ部に挟持されていると判断し、上から2段目乃至4段目の給紙カセット141B乃至141Dから給紙された用紙Pは給紙ローラー対143のニップ部に挟持されていないと判断する。
制御部100は、待機中の用紙Pが給紙ローラー対143のニップ部に挟持されていると判断した場合(S10でYES)、表示部473に「用紙が搬送路で待機中です。上から〇段目の給紙カセット141を開ける場合には、開放要求ボタンを押してください。」というメッセージを表示する注意告知を行うと共に、「開放要求」と記されたボタンを表示する(S11)。
制御部100は、操作部47又はタッチパネルを介して上記ボタンの操作に基づくユーザーからの指示を受け付けた否か(待機中の用紙Pが収容されていた給紙カセット141に対するユーザーからの開放要求を受け付けた否か)を判断し(S12)、開放要求を受け付けたと判断した場合(S12でYES)、搬送部19及び給紙部14を制御して、待機中の用紙Pを排出口16から排出させる(S13)。この後、処理はS2に戻る。
また、制御部100は、待機中の用紙Pが給紙ローラー対143のニップ部に挟持されていないと判断した場合(S10でNO)、開閉検出センサー9からの出力信号に基づいて、給紙カセット141が開けられたか否かを判断し(S14)、給紙カセット141が開けられたと判断した場合(S14でYES)、搬送部19及び給紙部14を制御して、待機中の用紙Pを排出口16から排出させる(S13)。この後、処理はS2に戻る。
また、S3において、制御部100が、用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在しないと判断した場合と(S3でNO)、S14において、給紙カセット141が開けられていないと判断した場合(S14でNO)、処理はS2に戻る。
次に、画像形成装置1の制御ユニット10で行われる用紙種別情報のリセット処理の一例を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、給紙カセット141A乃至141Dそれぞれに対して行われる。
制御部100は、開閉検出センサー9からの出力信号に基づいて、給紙カセット141が開けられているか否かを判断し(S21)、給紙カセット141が開けられていると判断した場合(S21でYES)、上記不揮発性メモリーに保存されている、当該給紙カセット141に収容されている用紙Pの種別を示す用紙種別情報をリセットする(S22)。すなわち、制御部100は、当該給紙カセット141に収容されている用紙Pの種別を不明状態にする。これは、上記したように、給紙カセット141が開放されると、用紙Pが入れ替えられ、用紙Pの種別が変更になった可能性があるからである。
続いて、制御部100は、開閉検出センサー9からの出力信号に基づいて、給紙カセット141が閉じられているか否かを判断し(S23)、給紙カセット141が閉じられていると判断した場合(S23でYES)、S21の処理に戻る。
次に、画像形成装置1の制御ユニット10で行われる画像形成処理の一例を、図10に示すフローチャートを参照して説明する。以下に示す処理は、ユーザーからの印刷要求(例えば、操作部47を介したコピー実行指示に基づく印刷要求等)を受け付けたときに開始される。
制御部100は、ユーザーからの印刷要求を受け付けたときに、待機中の用紙Pが存在するか否かを判断し(S31)、待機中の用紙Pが存在すると判断した場合(S31でYES)、印刷要求に含まれる用紙種別情報が示す用紙種別(すなわち、ユーザーが要求する用紙種別)と、待機中の用紙Pの種別とが一致するか否かを判断する(S32)。なお、制御部100は、印刷要求を受け付けておらず、待機中の用紙Pが存在する場合は、用紙Pをこの状態のまま待機させておき、印刷要求を受け付けたときに、S32以降の処理を行うことになる。
S31において、制御部100が、ユーザーからの印刷要求を受け付けたときに、待機中の用紙Pが存在しないと判断した場合は(S31でNO)、処理はS37に移る。
制御部100は、上記の各用紙種別が一致すると判断した場合(S32でYES)、給紙部14等を制御して、ピックアップローラー142、給紙ローラー対143、搬送ローラー対144、中間ローラー対193、及びレジストローラー対191を回転させることによって、待機中の用紙Pを搬送し(S33)、画像形成部12等を制御し、用紙Pの種別に応じた画像形成を行い(S34)、画像が形成された用紙Pを排出口16から排出させる(S35)。この後、処理は終了する。
また、S32において、制御部100は、ユーザーが要求する用紙種別と、待機中の用紙Pの種別とが一致しないと判断した場合は(S32でNO)、待機中の用紙Pを排出口16から排出させ(S36)、その後、ユーザーが要求する用紙種別の用紙Pが収容された給紙カセット141が存在するか否かを判断する(S37)。
制御部100は、ユーザーが要求する用紙種別の用紙Pが収容された給紙カセット141が存在すると判断した場合(S37でYES)、給紙部14等を制御して、当該給紙カセット141に収容されている用紙Pを給紙し搬送し(S38)、画像形成部12等を制御し、用紙Pの種別に応じた画像形成を行い(S39)、画像が形成された用紙Pを排出口16から排出させる(S40)。この後、処理は終了する。
制御部100は、用紙種別が判明している給紙カセット141の中に、ユーザーが要求する用紙種別の用紙Pが収容された給紙カセット141が存在しないと判断した場合(S37でNO)、収容されている用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在するか否かを判断する(S41)。ここで、制御部100は、収容されている用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在すると判断した場合(S41でYES)、給紙部14等を制御して、ピックアップローラー142、給紙ローラー対143、搬送ローラー対144、及び中間ローラー対193を回転させることによって、用紙種別が不明な給紙カセット141に収容されている用紙Pを給紙して搬送し(S42)、メディアセンサー20の検出位置まで用紙Pを搬送すると、ピックアップローラー142、給紙ローラー対143、搬送ローラー対144、及び中間ローラー対193の回転を停止させることによって、用紙Pを一旦停止させ(S43)、メディアセンサー20に検出を行わせて、メディアセンサー20の検出値を取得する(S44)。
種別判別部102は、制御部100が取得したメディアセンサー20の検出値に基づいて、用紙Pの物性レベルを判定し(S45)、種別判別部102は、種別判別部102による判定結果に基づいて、用紙Pの種別を判別する(S46)。 制御部100は、種別判別部102により判別された用紙Pの種別と、ユーザーが要求する用紙種別とが一致するか否かを判断し(S47)、両者が一致すると判断した場合(S47でYES)、給紙部14等を制御して、用紙Pの搬送を再開し(S48)、種別判別部102による判別結果に基づいて、画像形成部12等を制御し、用紙Pの種別に応じた画像形成を行い(S49)、画像が形成された用紙Pを排出口16から排出する(S50)。この後、処理は終了する。
一方、制御部100は、これら用紙種別が一致しないと判断した場合(S47でNO)、用紙種別の判別に利用した用紙Pを排出口16から排出させる(S51)。この後、処理はS41に戻る。
S41において、制御部100は、収容されている用紙Pの種別が不明な給紙カセット141が存在しないと判断した場合(S41でNO)、ユーザーが要求する用紙種別の用紙Pは給紙カセット141に収容されていないことになるので、表示部473に「希望する種別の用紙は給紙カセットに収容されていません。用紙の入れ替えを行ってください。」というメッセージを表示部473に表示する(S52)。これにより、用紙の入れ替えをユーザーに促す。
その後、制御部100は、開閉検出センサー9からの出力信号に基づいて、給紙カセット141の開閉を確認すると、給紙部14等を制御して、用紙Pの入れ替えが行われた給紙カセット141(開閉された給紙カセット141)に収容されている用紙Pを給紙して搬送し(S53)、メディアセンサー20の検出位置まで用紙Pを搬送すると、用紙Pを一旦停止させて待機させ(S54)、メディアセンサー20に検出を行わせ、メディアセンサー20の検出値を取得する(S55)。
種別判別部102は、制御部100が取得したメディアセンサー20の検出値に基づいて、用紙Pの物性レベルを判定し(S56)、種別判別部102は、種別判別部102による判定結果に基づいて、用紙Pの種別を判別する(S57)。制御部100は、判別された種別を記憶する。
制御部100は、給紙部14等を制御して、当該待機させている用紙Pの画像形成部12への搬送を再開し(S58)、種別判別部102による判別結果に基づいて、画像形成部12等を制御し、用紙Pの種別に応じた画像形成を行い(S59)、画像が形成された用紙Pを排出口16から排出させる(S60)。この後、処理は終了する。この場合、ユーザーによる用紙入替により、希望する種別の用紙Pにより画像形成が行われる可能性が高い。
上記実施形態によれば、印刷要求を受けていないときに、給紙カセット141に収容されている用紙Pをメディアセンサー20の検出位置まで搬送して停止させて、種別判別部102が当該用紙Pの種別を判別する。すなわち、印刷処理時ではなく、事前に用紙Pの種別判別を行うことが可能になるので、印刷効率が低下することが防止される。
また、種別判別に利用した用紙Pについては、新たに受け付ける印刷要求に対して画像形成可能な状態で待機させるので、この用紙をそのまま後の印刷に用いることができ、無駄に用紙Pが排出されることが防止される。メディアセンサー20は、各給紙カセット141から給紙されるいずれの用紙Pも共通して搬送される搬送路15上の位置に配置されるので、同一のメディアセンサー20により、各給紙カセット141から給紙されるいずれの用紙Pについても種別の判別が可能になり、メディアセンサー20の設置個数を最小限にすることができる。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
9 開閉検出センサー
12 画像形成部
14 給紙部
15 搬送路
16 排出口
20 メディアセンサー
21 反射センサー
22 透過センサー
23 厚みセンサー
100 制御部
102 種別判別部
141 給紙カセット
142 ピックアップローラー
143 給紙ローラー対
9 開閉検出センサー
12 画像形成部
14 給紙部
15 搬送路
16 排出口
20 メディアセンサー
21 反射センサー
22 透過センサー
23 厚みセンサー
100 制御部
102 種別判別部
141 給紙カセット
142 ピックアップローラー
143 給紙ローラー対
Claims (5)
- 用紙に画像を形成して印刷を行う画像形成部と、
用紙を収容する複数の給紙カセットを有し、各給紙カセット内に収容されている用紙を給紙する給紙部と、
用紙が排出される排出口と、
用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部を経由して前記排出口へと導く搬送路と、
前記搬送路内で用紙を搬送する搬送部と、
前記画像形成部と前記給紙部との間であって、各前記給紙カセットから給紙されるいずれの用紙も共通して搬送される前記搬送路上の位置に配置され、用紙の物性を検出するメディアセンサーと、
前記メディアセンサーの検出値に基づいて、用紙の種別を判別する種別判別部と、
前記種別判別部による判別結果に基づいて、前記画像形成部を制御し、用紙の種別に応じた画像形成を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、印刷要求を受けていないときに、前記給紙部及び前記搬送部により、前記給紙カセットに収容されている用紙を前記メディアセンサーの検出位置まで搬送させて停止させて、前記種別判別部によって用紙の種別を判別させ、新たに受け付ける印刷要求に従って画像形成可能な状態で待機させる画像形成装置。 - 前記制御部は、前記搬送部により、前記メディアセンサーの検出位置で用紙を待機させているときに印刷要求を受け付けた場合、
当該印刷要求に含まれる用紙種別情報が示す用紙種別と、待機中の用紙の種別とが一致する場合、当該待機中の用紙に対して前記画像形成部により画像形成を行わせ、これら用紙種別が一致しない場合は、待機中の用紙を前記搬送部により前記排出口から排出させる請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記給紙部は、前記給紙カセットに収容された用紙をピックアップするピックアップローラーと、ピックアップされた用紙を前記画像形成部に向けて搬送する給紙ローラー対と、を有し、
前記制御部は、前記メディアセンサーの検出位置に用紙が搬送されて停止しているとき、又は前記給紙ローラー対のニップ部に挟持された状態で用紙が前記検出位置で待機させられているとき、その旨を示す告知をユーザーに対して行う請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記メディアセンサーの検出位置に搬送されて停止している用紙が収容されていた前記給紙カセットに対するユーザーからの開放要求を受け付ける、又は前記給紙ローラー対のニップ部に挟持された状態で待機させられている用紙が収容されていた前記給紙カセットに対するユーザーからの開放要求を受け付けると、これら用紙を前記排出口から排出する請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記給紙ローラー対のニップ部に挟持されていない状態で用紙が前記検出位置で待機させられているときに、前記給紙カセットが開放されると、待機中の用紙を前記排出口から排出する請求項3に記載の画像形成装置。
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JP2022146458A JP2024041576A (ja) | 2022-09-14 | 2022-09-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2024041576A true JP2024041576A (ja) | 2024-03-27 |
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ID=90416925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022146458A Pending JP2024041576A (ja) | 2022-09-14 | 2022-09-14 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2024041576A (ja) |
-
2022
- 2022-09-14 JP JP2022146458A patent/JP2024041576A/ja active Pending
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