JP2024013336A - ペット用システムトイレ - Google Patents

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Misato Nakaya
廉紘 笹野
Yasuhiro Sasano
真也 金子
Shinya Kaneko
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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Abstract

【課題】***物によって部屋に悪臭が充満してしまうことを抑制すること。【解決手段】ペット用システムトイレ1は、トイレ砂を収容すると共に、液透過性の底面部21を有する***容器2と、***容器2の下方に配置され、底面部21を透過した液体を吸収する吸収シートを収容するトレイ5と、トレイ5を保持する下容器3と、***容器2の上方に配置され、ペットが出入りする開口部40が形成された前壁部41と、開口部40の幅方向両側において互いに対向するように設けられた前後方向に延びる一対の側壁部43,44と、前後方向において開口部40に対向する後壁部42と、を有する上容器4と、を備え、上容器4における、***容器2の底面部21よりも上方の領域には、複数の開口部421xを含む開口領域421が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、ペット用システムトイレに関する。
ペット用システムトイレとして、糞便を覆い又は固めるトイレ砂を収容する***容器と、該***容器の下方に配置されて、トイレ砂を通過した尿を吸収する吸収シートを収容するトレイと、トレイを保持する下容器と、***容器の上方に配置された上容器と、を備える構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2020-22414号公報
ここで、トイレ砂が尿で濡れた状態や、大便が湿っている状態においては、部屋に悪臭が充満してしまうことがある。便尿を乾燥させるために、トイレ内部の通気性を良くすることが考えられるが、例えば単純にトイレに穴をあける対応では、尿等の液体や粉体がトイレ外部に飛び散ってしまい、かえって部屋が臭くなってしまうおそれがある。
本発明の一態様は上記実情に鑑みてなされたものであり、***物によって部屋に悪臭が充満してしまうことを抑制することができるペット用システムトイレに関する。
本発明の一態様に係るペット用システムトイレは、トイレ砂を収容すると共に、液透過性の底面部を有する***容器と、***容器の下方に配置され、底面部を透過した液体を吸収する吸収シートを収容するトレイと、トレイを保持する下容器と、***容器の上方に配置され、ペットが出入りする出入部が形成された前壁部と、出入部の幅方向両側において互いに対向するように設けられた前後方向に延びる一対の側壁部と、前後方向において出入部に対向する後壁部と、を有する上容器と、を備え、上容器における、***容器の底面部よりも上方の領域には、一又は複数の開口部を含む開口領域が形成されている。
本発明の一態様に係るペット用システムトイレでは、上容器における、***容器の底面部よりも上方の領域に、一又は複数の開口部を含む開口領域が形成されている。このような構成によれば、便尿が保持される底面部の上方の通気性が良くなる。このことで、底面部に保持された便尿を乾燥させやすくなり、トイレ砂が尿で濡れている状態や大便が湿っている状態と比べて、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。また、開口部が、上容器における底面部よりも上方の領域に形成されているため、例えば底面部を透過して下方に流れた尿等の液体や、猫や糞の付着した猫砂のかけらや粉体(粉体等)が、開口部からトイレ外部に飛び散りにくい。このことで、トイレ外部が臭くなることを抑制することができる。以上のように、本発明の一態様に係るペット用システムトイレによれば、***物によって部屋に悪臭が充満してしまうことを抑制することができる。
開口領域には、スリット状の開口部が形成されていてもよい。このようなスリット状の開口部では、空気が通過するものの、液体や粉体等が通過しにくくなるので、尿等の液体や粉体等が開口部からトイレ外部に飛び散ることをより適切に抑制することができる。
開口部は、幅方向の長さが、上下方向の長さよりも長くてもよい。開口部の幅方向の長さが十分に長くされることにより、底面部上における幅方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、ペットが砂掻きを行うことによって、上述した液体や粉体等が高さ方向(上下方向)に飛び散ることが考えられる。この点、幅方向に比べて上下方向の長さが短くされることにより、上述したペットの砂掻きによって液体や粉体等が開口部からトイレ外部に出ることを抑制することができる。
開口部は、上下方向の長さが、幅方向の長さよりも長くてもよい。開口部の上下方向の長さが十分に長くされることにより、上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。例えば、尿臭は空気より軽く空間上部に滞留しやすく、便臭は空気より重く空間下部に滞留しやすい。この点、上下方向の広い範囲で通気性が向上することにより、上述したような様々な悪臭を効率的に***することができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口領域には、複数の開口部が上下方向に所定の間隔で形成されていてもよい。これにより、底面部上の上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口領域が形成された上容器の壁部においては、該壁部の全領域の5%以上の領域が開口部の領域とされていてもよい。これにより、開口部の領域を十分に確保して通気性を向上させると共に、開口部の領域が大きくなり過ぎてトイレ外部に液体や粉体等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
開口領域の上下方向の長さは、***容器の上下方向の長さよりも長くてもよい。このように、開口領域の上下方向の長さが十分に確保されることにより、底面部上の上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口領域に形成された1つの開口部の上下方向の長さは、***容器の上下方向の長さよりも短くてもよい。このように、***容器の深さを十分に取れて、開口部の上下方向の長さが長くなりすぎないように設定されることにより、開口部からトイレ外部に液体や粉体等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
開口部の幅方向の長さは、底面部の幅方向の長さよりも長くてもよい。これにより、底面部上における幅方向全域の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口部の幅方向の長さは、底面部の幅方向の長さよりも短くてもよい。このような構成では、液体や粉体等が開口部に至る確率、すなわち、開口部から液体や粉体等が漏れる確率を下げることができる。
底面部は、液を透過する開口部分である底面開口を複数有しており、複数の開口部の開口面積の総和は、複数の底面開口の開口面積の総和よりも大きくてもよい。このような構成では、開口部の通気抵抗が底面開口よりも低くなるため、本体から底面部へ空気が流れる流量よりも、開口部に空気が流れる流量の方が大きくなる。このことにより、トイレ内部の空気を外部へ排出させやすくなり、便尿を効果的に乾燥させることができ、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、便交換時や砂を交換する際に砂粉が舞うが、本構成では、砂粉が砂の上部に積もるのではなく、砂粉が本体より外に排出されるので、本体内部の空気が効率的に綺麗になる。
底面部は、液を透過する開口部分である底面開口を複数有しており、複数の開口部の開口面積の総和は、複数の底面開口の開口面積の総和よりも小さくてもよい。このような構成では、トイレ外部に排出される空気の流量より、トイレ外部からトイレ下部に向けて流れる流量が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気が底面開口を通ってトイレ下層部へ動くこととなるので、トイレ内部の悪臭がトイレ外部に広がりにくい構成とすることができる。
開口領域は、後壁部に形成されていてもよい。これにより、出入部から離れており通気性が悪くなりやすいトイレ内部の奥の領域の近傍に開口領域が形成されることとなり、トイレ内部の通気性を効果的に向上させることができる。
幅方向における開口領域の中央線の位置と、幅方向における底面部の中央線の位置とが、互いに一致していなくてもよい。ペットは、出入部が目の前に無い状態のほうが、ストレスなく***することを好む場合がある。このようなペットは、トイレの幅方向における中央線からずれた位置で***する。この点、開口領域の中央線の位置がトイレ(底面部)の中央線の位置からずれていることにより、中央線からずれた位置で***するペットの***位置に合わせて開口領域を配置することができ、便尿を乾燥させやすい位置に開口領域を配置することができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
底面部は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口を複数有しており、開口部の上下方向の長さは、底面開口の短辺の長さよりも長くてもよい。このような構成では、開口部の通気抵抗が底面開口よりも低くなるため、本体から底面部へ空気が流れる流量よりも、開口部に空気が流れる流量の方が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気を外部へ排出させやすくなり、便尿を効果的に乾燥させることができ、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、便交換時や砂を交換する際に砂粉が舞うが、本構成では、砂粉が砂の上部に積もるのではなく、砂粉が本体より外に排出されるので、本体内部の空気が効率的に綺麗になる。
底面部は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口を複数有しており、開口部の上下方向の長さは、底面開口の長辺の長さよりも短くてもよい。このような構成では、トイレ外部に排出される空気の流量より、トイレ外部からトイレ下部に向けて流れる流量が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気が底面開口を通ってトイレ下層部へ動くこととなるので、トイレ内部の悪臭がトイレ外部に広がりにくい構成とすることができる。
上容器は、開口領域が形成された壁部に設けられ、該壁部から外側に延出した外側延出部を有していてもよい。外側延出部が設けられることにより、スリット状の開口部を伝って外側に垂れる尿等を受け止めることができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
外側延出部は、開口領域の下端よりも下方に設けられていてもよい。このような構成によれば、開口部から下方に垂れる尿等を外側延出部によって適切に受け止めることができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることをより適切に抑制することができる。
外側延出部は、底面部の上端よりも上方に設けられていてもよい。これにより、外側延出部が受け止めた尿等を底面部に流すことができ、尿が尿石になること、及び、尿が悪臭を放つことを適切に防ぐことができる。
上容器は、外側延出部の下端から下方に向かって延び、底面部に係合する係合部を更に有し、外側延出部の外側への延出長さは、係合部の上下方向における長さよりも短くてもよい。外側延出部の延出長さが長くなりすぎないようにされることにより、外側延出部の強度を担保すると共に、外側延出部に尿が溜まりすぎて悪臭を放つことを抑制することができる。
外側延出部は、その外端部分に向かって上方向に傾斜していてもよい。外側に向かって上方向に傾斜していることにより、外側延出部から尿等が外側にこぼれにくい構成とすることができる。
外側延出部には、延出方向に沿って一又は複数のガイド溝が形成されていてもよい。これにより、尿等をトイレ内部に適切に誘導することができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
上容器は、開口領域が形成された壁部に設けられ、該壁部から内側に延出した内側延出部を更に有していてもよい。これにより、開口領域にまで到達した尿等をトイレ内部の底面部方向に流すことができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
上記ペット用システムトイレは、開口領域に対向するように、開口領域の外側に設けられた外添部材を更に備え、外添部材における開口領域に対向する面には、複数の開口であるカバー開口が上下方向に所定の間隔で形成されていてもよい。このように、開口領域の外側に外添部材が設けられることにより、尿等が外側に飛び散ることがより効果的に抑制される。また、外添部材には複数のカバー開口が上下方向に所定の間隔で形成されているため、外添部材が設けられることによって通気性が悪くなることを回避し、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
外添部材は、上下方向においてカバー開口に連続するようにカバー開口の下方に設けられたカバー壁面と、該カバー壁面の上端から、カバー開口の一部分に蓋をするように上方に延びるカバー非通気部と、を有し、カバー非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1カバー部分と、第1カバー部分の上端に連続すると共に、第1カバー部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2カバー部分と、を有していてもよい。カバー非通気部がカバー開口の一部分に蓋をするように上方に延びていることにより、カバー開口の下部から上部に向けて空気の流れが生じやすくなり、カバー開口を介したトイレ内部・外部間の通気性を向上させることができる。また、カバー非通気部が外側に傾斜しながら上方に延びていることにより、外側に傾斜せずにカバー壁面と同一面上にカバー非通気部が延出している場合と比較して、カバー壁面との間に形成されるカバー開口の面積を大きくすることができる。これにより、通気性をより向上させることができる。また、第2カバー部分の傾斜角度(外側への傾斜角度)が小さくされて、第2カバー部分が垂直に近い角度で上方に延びていることにより、尿等が外側に飛び散ることを効果的に抑制することができる。
上容器は、上下方向において開口部に連続するように開口部の下方に設けられた上容器壁面と、該上容器壁面の上端から、開口部の一部分に蓋をするように上方に延びる上容器非通気部と、を有し、上容器非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1部分と、第1部分の上端に連続すると共に、第1部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2部分と、を有していてもよい。上容器非通気部が開口部の一部分に蓋をするように上方に延びていることにより、開口部の下部から上部に向けて空気の流れが生じやすくなり、開口部を介したトイレ内部・外部間の通気性を向上させることができる。また、上容器非通気部が外側に傾斜しながら上方に延びていることにより、外側に傾斜せずに上容器壁面と同一面上に上容器非通気部が延出している場合と比較して、上容器壁面との間に形成される開口部の面積を大きくすることができる。これにより、通気性をより向上させることができる。また、第2部分の傾斜角度(外側への傾斜角度)が小さくされて、第2部分が垂直に近い角度で上方に延びていることにより、尿等が外側に飛び散ることを効果的に抑制することができる。
上容器は、上下方向において開口部に連続するように開口部の下方に設けられた上容器壁面と、該上容器壁面の上端から、開口部の一部分に蓋をするように上方に延びる上容器非通気部と、を有していてもよい。上容器非通気部が開口部の一部分に蓋をするように上方に延びていることにより、開口部の下部から上部に向けて空気の流れが生じやすくなり、開口部を介したトイレ内部・外部間の通気性を向上させることができる。
上容器非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1部分を有していてもよい。上容器非通気部が外側に傾斜しながら上方に延びていることにより、外側に傾斜せずに上容器壁面と同一面上に上容器非通気部が延出している場合と比較して、上容器壁面との間に形成される開口部の面積を大きくすることができる。これにより、通気性をより向上させることができる。
上容器非通気部は、第1部分の上端に連続すると共に、第1部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2部分を更に有していてもよい。第2部分の傾斜角度(外側への傾斜角度)が小さくされて、第2部分が垂直に近い角度で上方に延びていることにより、尿等が外側に飛び散ることを効果的に抑制することができる。
開口領域が形成された壁部は、内側に傾斜しながら上方に延びていてもよい。このような構成によれば、開口領域を有する壁部にペットが排尿した際に、角度を有する壁部によって尿がトイレ下部に伝い流れやすい。これにより、開口領域に尿が残ることが抑制され、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
上下方向において互いに隣り合う2つの開口部は、上側の開口部が下側の開口部よりも内側に位置していてもよい。このような構成によれば、開口領域を有する壁部にペットが排尿した際に、角度を有する壁部によって尿がトイレ下部に伝い流れやすい。これにより、開口領域に尿が残ることが抑制され、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
本発明の一態様によれば、***物によって部屋に悪臭が充満してしまうことを抑制することができる。
図1は、本実施形態に係るペット用システムトイレの斜視図である。 図2は、図1に示される上容器の平面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。 図3は、外添部材が取り付けられた上容器の平面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。 図4は、外添部材が取り付けられた上容器の断面図(a)、断面図の一部拡大図(b)、及び、断面図の一部拡大図(c)である。 図5は、変形例に係る外添部材が取り付けられた上容器の断面図(a)、及び断面図の一部拡大図(b)である。 図6は、変形例に係る上容器の断面図である。 図7は、変形例に係る上容器の断面図である。 図8は、変形例に係る上容器の断面図である。 図9は、変形例に係る上容器の平面図である。 図10は、変形例に係る上容器の断面図である。 図11は、変形例に係る上容器の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るペット用システムトイレについて、図面を参照して詳細に説明する。各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。なお、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等については現実のものとは異なっている場合がある。
図1は、本実施形態に係るペット用システムトイレ1の斜視図である。本実施形態に係るペット用システムトイレ1は、例えばペットである猫の***用のシステムトイレである。本実施形態に係るペット用システムトイレ1は、猫以外のペットの***用のシステムトイレであってもよい。
図1に示されるように、ペット用システムトイレ1は、***容器2と、下容器3と、上容器4と、トレイ5と、を備えている。ペット用システムトイレ1では、上容器4の上方が開放されたいわゆるハーフタイプの上容器4が採用されている。
以下では、ペット用システムトイレ1の上下方向を「上下方向」、長手方向である奥行き方向を「前後方向」、上下方向及び前後方向に直交する方向を「幅方向」として説明する場合がある。「上下方向」において、下容器3から見た上容器4側の方向が「上」、上容器4から見た下容器3側の方向が「下」として説明する。また、「前後方向」において、上容器4の後壁部42から見た開口部40側の方向が「前」、開口部40から見た後壁部42側の方向が「後」として説明する。
***容器2は、トイレ砂(不図示)を収容する容器である。***容器2は、液透過性の底面部21と、壁面22とを有する。トイレ砂は、尿等の液体を吸収又は透過することができる粒状物である。トイレ砂は、例えば糞便を覆い液体を吸収できるベントナイトや撥水コートを行った木や紙、又は脱臭力を備えたゼオライト、シリカゲル、鉱物等を直径が数mm~数cm程度の略球状に成形したものであり、公知のものが使用されてもよい。なお、トイレ砂として固まる砂を用いた場合には、液透過性の底面部21が詰まるおそれがあるため、本ペット用システムトイレ1では固まる砂は採用されないことが好ましい。トイレ砂は、底面部21に配置される。
底面部21は、スノコ状に桟が形成され、桟と桟との間に規則的な複数の底面開口21aを備える板状部材である。底面開口21aは、液を透過する矩形の開口部分である。底面部21は、平面視略長方形状に形成されている。壁面22は、底面部21の周縁から、上方に立ち上がるように形成された部分である。すなわち、壁面22は、底面部21における前後方向両端部と、幅方向両端部とから上方に立ち上がるように形成されている。なお、底面部21は、トイレ砂を収容することができれば、平面視における形状が長方形以外の形状であってもよい。ペットが***した***物は、トイレ砂を透過し、スノコ状の桟によって形成される底面部21の隙間を透過して、***容器2の下方に配置される下容器3(詳細には下容器3に保持されたトレイ5)に落ちる。***容器2は、例えばプラスチック等の樹脂によって形成されているが、これに限定されない。
トレイ5は、***容器2の下方に配置され、底面部21を透過した液体(***物)を吸収する吸収シート(不図示)を収容する。トレイ5には、前方側に使用者が手をかけて前方側へ引き出すことができるトレイ取手部51が形成されている。トレイ取手部51は、トレイ5の前方側だけでなく後方側にも形成されていてもよい。この場合、トレイ5は前後対称の形状とされる。このように、トレイ5が前後対称の形状とされて前方側にも後方側にもトレイ取手部51が形成されていることにより、例えばトレイ5の前後を入れ替えてもトレイ取手部51を介したトレイ5の引出しが可能になる。吸収シートにおける液体を吸収する領域はある程度決まってくるところ、トレイ5の前後を入れ替えることによって、吸収シートの向きを変更して、既に液体を吸収した領域とは異なる領域において液体を吸収させることが可能になる。このように、トレイ5の前後を入れ替えることによって、1つの吸収シートを最大限有効活用することができる。トレイ5は、下容器3の内側に収容され揺動可能となるように、下容器3よりも一回り小さい寸法に形成されている。トレイ5は、本実施形態においては水平方向に引き出されるが、これに限定されず、例えば斜め上に引き出されてもよい。
下容器3は、トレイ5を保持する容器である。下容器3は、下容器3の内部において、揺動可能に引き出すことができるようにトレイ5を収容している。下容器3は、底面部31と、壁面32,33,34,35と、を含んで構成されている。底面部31は、ペット用システムトイレ1を設置する設置面と対向する部分である。底面部31は、平面視長方形状に形成されている。底面部31の中央部分は、開口とされていてもよい。
壁面32は、底面部31における前端部から上方に立ち上がるように形成された部分である。壁面32には、トレイ5を引き出すための開口が形成されている。壁面33は、底面部31における後端部から上方に立ち上がるように形成された部分である。壁面34,35は、底面部31における幅方向両端部から上方に立ち上がるように形成された部分である。壁面32,33,34,35は、連続して形成されており、壁面32,33,34,35によって底面部31の全周が囲われている。壁面32,33,34,35の上端部に、***容器2の壁面22が嵌合される。また、壁面32,33,34,35の上端部を覆うように、上容器4が取り付けられる。壁面34,35の前後方向中央部且つ上端部には、上容器4のフック47に連結される連結部300が設けられている。
上容器4は、***容器2の上方に配置され、ペットが出入りする開口部40が形成された容器である。上容器4は、上述したようにその上方が開放された いわゆるハーフタイプの上容器である。なお、いわゆるハーフタイプの上容器ではなく、壁面32,33,34,35の上端部を覆う(壁面32,33,34,35の上方が開放されていない)いわゆるフルカバータイプの上容器が採用されていてもよい。この場合の上容器は、例えば、壁面32,33,34,35の上端部を覆う固定フードと、固定フードに対して回動(又はスライド)可能な可動フードとを有していてもよい。以下では、図2~図4も参照しながら、ハーフタイプの上容器4の詳細な構成について説明する。図2は、図1に示される上容器4の平面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。図3は、外添部材80が取り付けられた上容器4の平面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。図4は、外添部材80が取り付けられた上容器4の断面図(a)、断面図の一部拡大図(b)、及び、断面図の一部拡大図(c)である。
図1及び図2(a)に示されるように、上容器4は、前壁部41と、後壁部42と、一対の側壁部43,44と、を含んで構成されている。本実施形態では、前壁部41と、後壁部42と、一対の側壁部43,44とが、一体に形成されている。また、上容器4は底面部を有しておらず、上下方向に貫通している。
前壁部41は、ペットが出入りする開口部40(出入部)の前方且つ下方に設けられた部分である。前壁部41は、下容器3の壁面32の上端部に取り付けられ、壁面32に沿って上下方向に延びると共に幅方向に延びる。
一対の側壁部43,44は、開口部40の幅方向両側において互いに対向するように設けられ、前後方向に延びる部分である。側壁部43,44は、その前端部が前壁部41の幅方向両端部に連続している。側壁部43,44は、上端部から下方に向かって幅方向の外側に張り出す曲面で形成されている。側壁部43,44は、下容器3の壁面34,35の上端部に取り付けられる。図1に示されるように、側壁部43,44の下端部分の前後方向略中央部には、下方に延びるフック47が設けられている。すなわち、上容器4は、側壁部43,44の下端部に設けられ下容器3の連結部300に連結されるフック47を更に有している。フック47が連結部300に連結されることにより、上容器4が下容器3に取り付け固定される。
後壁部42は、図1に示されるように前後方向において開口部40に対向する部分であり、上容器4の後端部において幅方向に延びる部分である。後壁部42は、その幅方向両端部が側壁部43,44の後端部に連続している。後壁部42は、上端部から下方に向かって後方に張り出す曲面で形成されている。後壁部42は、下容器3の壁面33の上端部に取り付けられる。
図1に示されるように、上容器4における***容器2の底面部21よりも上方の領域には、複数の開口部421xを含む開口領域421が形成されている。開口領域421が形成された壁部である後壁部42は、内側に傾斜しながら上方に延びていてもよい。本実施形態では、開口領域421は、後壁部42に形成されている。後壁部42に形成された開口領域421について、図2(c)を参照して説明する。
図2(c)に示されるように、開口領域421には、後壁部42の幅方向に延びるスリット状の開口部421xが複数形成されている。開口部421xは、幅方向の長さ(横幅)が、上下方向の長さ(高さ)よりも長い。開口領域421には、複数の開口部421xが上下方向に所定の間隔で形成されている。すなわち、開口領域421においては、上下方向において、開口部421xと、開口が形成されていない上容器壁面421yとが交互に繰り返し形成されている。上下方向において互いに隣り合う2つの開口部421xは、上側の開口部421xが下側の開口部421xよりもトイレの内側に位置している。後壁部42においては、後壁部432の全領域の20~60%程度、例えば40~45%程度が開口領域421(開口部421xを含む領域)とされてもよい。開口領域421の上下方向の長さは、***容器2の上下方向の長さよりも長くてもよい。また、後壁部42においては、後壁部432の全領域の3~20%程度、例えば7~15%程度(一例として5%以上)が複数の開口部421xの領域とされてもよい。
1つの開口部421xの上下方向の長さは、***容器2の上下方向の長さよりも短い。また、開口部421xの幅方向の長さは、***容器2の底面部21(図1参照)の幅方向の長さよりも長くてもよい。或いは、開口部421xの幅方向の長さは、***容器2の底面部21(図1参照)の幅方向の長さよりも短くてもよい。また、開口部421xの上下方向の長さは、底面部21の底面開口21aの短辺の長さよりも長くてもよい。或いは、開口部421xの上下方向の長さは、底面開口21aの長辺の長さよりも短くてもよい。また、複数の開口部421xの開口面積の総和は、複数の底面開口21aの開口面積の総和よりも大きくてもよい。或いは、複数の開口部421xの開口面積の総和は、複数の底面開口21aの開口面積の総和よりも小さくてもよい。
図2(c)に示されるように、開口領域421の略四隅には、後述する外添部材80を取り付けるための取付凹部421a,421a,421b,421bが形成されている。取付凹部421a,421aは、開口領域421の上端部且つ幅方向両端部に形成されている。取付凹部421b,421bは、開口領域421の下端部且つ幅方向両端部に形成されている。
図2(a)及び図2(b)に示されるように、上容器4は、開口領域421が形成された壁部である後壁部42に設けられ、該後壁部42から外側に延出した外側延出部422を更に有する。外側延出部422は、開口部421xを伝ってトイレ外部に垂れる尿等を受け止め、トイレ内部に戻すための構成である。外側延出部422は、開口領域421の下端よりも下方に設けられている。また、外側延出部422は、底面部21(図1参照)の上端よりも上方に設けられていてもよい。
外側延出部422は、その外端部分に向かって上方向に傾斜している。これにより、外側延出部422が受けた尿等がトイレ内部方向に流れやすく(戻されやすく)なっている。上容器4は、外側延出部422の下端から下方に向かって延びる係合部425(図2(b)参照)を有している。例えば、外側延出部422の外側への延出長さは、係合部425の上下方向における長さよりも短い。
図3(a)~(c)に示されるように、本実施形態に係る上容器4には、外添部材80が取り付けられている。外添部材80は、開口領域421に対向するように、開口領域421の外側に設けられている。外添部材80は、開口領域421の四隅の取付凹部421a,421a,421b,421b(図2(c)参照)にその一部が挿入されることにより、開口領域421の外側に取り付けられている。外添部材80における開口領域421に対向する面には、複数の開口であるカバー開口802が上下方向に所定の間隔で形成されている。開口領域421と外添部材80との位置関係等について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、外添部材80が取り付けられた上容器4の断面図である。図4(b)は、図4(a)の一部拡大図(開口領域421及び外添部材80の一部拡大図)である。図4(b)に示されるように、開口領域421においては、上下方向において、開口部421xと、開口が形成されていない上容器壁面421yとが交互に繰り返し形成されている。また、図4(b)に示されるように、外添部材80においては、上下方向において、カバー開口802と、開口が形成されていないカバー壁面801とが交互に繰り返し形成されている。カバー壁面801は、上下方向においてカバー開口802に連続するようにカバー開口802の下方に設けられた壁面である。
外添部材80は、カバー壁面801の上端からカバー開口802の一部分に蓋をするように上方に延びるカバー非通気部803を更に有している。カバー非通気部803は、第1カバー部分803aと、第2カバー部分803bと、を有している。第1カバー部分803aは、外側(トイレ外方)に傾斜しながら上方に延びる部分である。第2カバー部分803bは、第1カバー部分803aよりも外側への傾斜角度が小さくなるように(例えば垂直に)上方に延びる部分である。本実施形態に係る構成では、第2カバー部分803bは、上容器壁面421yと略平行に上方に延びている。カバー開口802は、上下方向におけるほとんどの領域が第2カバー部分803b等に覆われており、第2カバー部分803bの上端から該第2カバー部分803bの上方のカバー壁面801の下端までの領域に対応するわずかな部分のみ、第2カバー部分803b等に覆われていない。第1カバー部分803aの延出長さは、例えばカバー壁面801の延出長さと同程度とされてもよい。第2カバー部分803bの延出長さは、例えばカバー壁面801及び第1カバー部分803aの延出長さよりも十分に長くされてもよい。上容器4の開口部421xの延長線上(前後方向の延長線上)には、例えばカバー壁面801及び第1カバー部分803aが存在している。
なお、外添部材80における、カバー壁面801、カバー開口802,及びカバー非通気部803の位置関係や長さは、上記に限定されない。例えば、図4(c)に示されるように、カバー壁面801の長さが図4(b)に示される構成よりも長くされて、第2カバー部分803bの長さが図4(b)に示される構成よりも短くされてもよい。すなわち、カバー壁面801と第1カバー部分803aとの連結箇所(折れる部分)が、図4(b)に示される構成よりも上方に設けられていてもよい。図4(b)の構成と図4(c)の構成とが比較されて場合、カバー壁面801と第1カバー部分803aとの連結箇所(折れる部分)が比較的下方に設けられた図4(b)の構成のほうが、尿が駆け上がりトイレ外部に飛び出すことを効果的に抑制することができる。
次に、本実施形態に係るペット用システムトイレ1の作用効果について説明する。
本実施形態に係るペット用システムトイレ1は、トイレ砂を収容すると共に、液透過性の底面部21を有する***容器2と、***容器2の下方に配置され、底面部21を透過した液体を吸収する吸収シートを収容するトレイ5と、トレイ5を保持する下容器3と、***容器2の上方に配置され、ペットが出入りする開口部40が形成された前壁部41と、開口部40の幅方向両側において互いに対向するように設けられた前後方向に延びる一対の側壁部43,44と、前後方向において開口部40に対向する後壁部42と、を有する上容器4と、を備え、上容器4における、***容器2の底面部21よりも上方の領域には、複数の開口部421xを含む開口領域421が形成されている。
本実施形態に係るペット用システムトイレ1では、上容器4における、***容器2の底面部21よりも上方の領域に、複数の開口部421xを含む開口領域421が形成されている。このような構成によれば、便尿が保持される底面部21の上方の通気性が良くなる。このことで、底面部21に保持された便尿を乾燥させやすくなり、トイレ砂が尿で濡れている状態や大便が湿っている状態と比べて、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。また、開口部421xが、上容器4における底面部21よりも上方の領域に形成されているため、例えば底面部21を透過して下方に流れた尿等の液体や、猫や糞の付着した猫砂のかけらや粉体(粉体等)が、開口部421xからトイレ外部に飛び散りにくい。このことで、トイレ外部が臭くなることを抑制することができる。以上のように、本実施形態に係るペット用システムトイレ1によれば、***物によって部屋に悪臭が充満してしまうことを抑制することができる。
また、開口領域421が形成されていることにより、トイレ内部に光が入りやすくなり(トイレ内部が明るくなり)、トイレ内部の汚れに気づきやすくすることができると共に、ペットが安心して***を行うことができる。
開口領域421には、スリット状の開口部421xが形成されていてもよい。このようなスリット状の開口部421xでは、空気が通過するものの、液体や粉体等が通過しにくくなるので、尿等の液体や粉体等が開口部421xからトイレ外部に飛び散ることをより適切に抑制することができる。
開口部421xは、幅方向の長さが、上下方向の長さよりも長くてもよい。開口部421xの幅方向の長さが十分に長くされることにより、底面部21上における幅方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、ペットが砂掻きを行うことによって、上述した液体や粉体等が高さ方向(上下方向)に飛び散ることが考えられる。この点、幅方向に比べて上下方向の長さが短くされることにより、上述したペットの砂掻きによって液体や粉体等が開口部からトイレ外部に出ることを抑制することができる。
開口領域421には、複数の開口部421xが上下方向に所定の間隔で形成されていてもよい。これにより、底面部21上の上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口領域421が形成された上容器4の壁部においては、該壁部の全領域の5%以上の領域が開口部421xの領域とされていてもよい。これにより、開口部421xの領域を十分に確保して通気性を向上させると共に、開口部421xの領域が大きくなり過ぎてトイレ外部に液体や粉体等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
開口領域421の上下方向の長さは、***容器2の上下方向の長さよりも長くてもよい。このように、開口領域421の上下方向の長さが十分に確保されることにより、底面部21上の上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口領域421に形成された1つの開口部421xの上下方向の長さは、***容器2の上下方向の長さよりも短くてもよい。このように、***容器2の深さを十分に取れて、開口部421xの上下方向の長さが長くなりすぎないように設定されることにより、開口部421xからトイレ外部に液体や粉体等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
開口部421xの幅方向の長さは、底面部21の幅方向の長さよりも長くてもよい。これにより、底面部21上における幅方向全域の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
開口部421xの幅方向の長さは、底面部21の幅方向の長さよりも短くてもよい。このような構成では、液体や粉体等が開口部に至る確率、すなわち、開口部421xから液体や粉体等が漏れる確率を下げることができる。
底面部21は、液を透過する開口部分である底面開口21aを複数有しており、複数の開口部421xの開口面積の総和は、複数の底面開口21aの開口面積の総和よりも大きくてもよい。このような構成では、開口部421xの通気抵抗が底面開口21aよりも低くなるため、本体から底面部21へ空気が流れる流量よりも、開口部421xに空気が流れる流量の方が大きくなる。このことにより、トイレ内部の空気を外部へ排出させやすくなり、便尿を効果的に乾燥させることができ、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、便交換時や砂を交換する際に砂粉が舞うが、本構成では、砂粉が砂の上部に積もるのではなく、砂粉が本体より外に排出されるので、本体内部の空気が効率的に綺麗になる。
底面部21は、液を透過する開口部分である底面開口21aを複数有しており、複数の開口部421xの開口面積の総和は、複数の底面開口21aの開口面積の総和よりも小さくてもよい。このような構成では、トイレ外部に排出される空気の流量より、トイレ外部からトイレ下部に向けて流れる流量が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気が底面開口21aを通ってトイレ下層部へ動くこととなるので、トイレ内部の悪臭がトイレ外部に広がりにくい構成とすることができる。
開口領域421は、後壁部42に形成されていてもよい。これにより、ペットの出入部から離れており通気性が悪くなりやすいトイレ内部の奥の領域の近傍に開口領域421が形成されることとなり、トイレ内部の通気性を効果的に向上させることができる。
底面部21は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口21aを複数有しており、開口部421xの上下方向の長さは、底面開口21aの短辺の長さよりも長くてもよい。このような構成では、開口部421xの通気抵抗が底面開口21aよりも低くなるため、本体から底面部21へ空気が流れる流量よりも、開口部421xに空気が流れる流量の方が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気を外部へ排出させやすくなり、便尿を効果的に乾燥させることができ、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。また、便交換時や砂を交換する際に砂粉が舞うが、本構成では、砂粉が砂の上部に積もるのではなく、砂粉が本体より外に排出されるので、本体内部の空気が効率的に綺麗になる。
底面部21は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口21aを複数有しており、開口部421xの上下方向の長さは、底面開口21aの長辺の長さよりも短くてもよい。このような構成では、トイレ外部に排出される空気の流量より、トイレ外部からトイレ下部に向けて流れる流量が大きくなる。これにより、トイレ内部の空気が底面開口を通ってトイレ下層部へ動くこととなるので、トイレ内部の悪臭がトイレ外部に広がりにくい構成とすることができる。
上容器4は、開口領域421が形成された壁部に設けられ、該壁部から外側に延出した外側延出部422を有していてもよい。外側延出部422が設けられることにより、スリット状の開口部421xを伝って外側に垂れる尿等を受け止めることができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
外側延出部422は、開口領域421の下端よりも下方に設けられていてもよい。このような構成によれば、開口部421xから下方に垂れる尿等を外側延出部422によって適切に受け止めることができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることをより適切に抑制することができる。
外側延出部422は、底面部21の上端よりも上方に設けられていてもよい。これにより、外側延出部422が受け止めた尿等を底面部21に流すことができ、尿が尿石になること、及び、尿が悪臭を放つことを適切に防ぐことができる。
上容器4は、外側延出部422の下端から下方に向かって延び、底面部21に係合する係合部425を更に有し、外側延出部422の外側への延出長さは、係合部425の上下方向における長さよりも短くてもよい。外側延出部422の延出長さが長くなりすぎないようにされることにより、外側延出部422の強度を担保すると共に、外側延出部422に尿が溜まりすぎて悪臭を放つことを抑制することができる。
外側延出部422は、その外端部分に向かって上方向に傾斜していてもよい。外側に向かって上方向に傾斜していることにより、外側延出部422から尿等が外側にこぼれにくい構成とすることができる。
上記ペット用システムトイレ1は、開口領域421に対向するように、開口領域421の外側に設けられた外添部材80を更に備え、外添部材80における開口領域421に対向する面には、複数の開口であるカバー開口802が上下方向に所定の間隔で形成されていてもよい。このように、開口領域421の外側に外添部材80が設けられることにより、尿等が外側に飛び散ることがより効果的に抑制される。また、外添部材80には複数のカバー開口802が上下方向に所定の間隔で形成されているため、外添部材80が設けられることによって通気性が悪くなることを回避し、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
外添部材80は、上下方向においてカバー開口802に連続するようにカバー開口802の下方に設けられたカバー壁面801と、該カバー壁面801の上端から、カバー開口802の一部分に蓋をするように上方に延びるカバー非通気部803と、を有し、カバー非通気部803は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1カバー部分803aと、第1カバー部分803aの上端に連続すると共に、第1カバー部分803aよりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2カバー部分803bと、を有していてもよい。カバー非通気部803がカバー開口802の一部分に蓋をするように上方に延びていることにより、カバー開口802の下部から上部に向けて空気の流れが生じやすくなり、カバー開口802を介したトイレ内部・外部間の通気性を向上させることができる。また、カバー非通気部803が外側に傾斜しながら上方に延びていることにより、外側に傾斜せずにカバー壁面801と同一面上にカバー非通気部803が延出している場合と比較して、カバー壁面801との間に形成されるカバー開口802の面積を大きくすることができる。これにより、通気性をより向上させることができる。また、第2カバー部分803bの傾斜角度(外側への傾斜角度)が小さくされて、第2カバー部分803bが垂直に近い角度で上方に延びていることにより、尿等が外側に飛び散ることを効果的に抑制することができる。
開口領域421が形成された壁部である後壁部42は、内側に傾斜しながら上方に延びていてもよい。このような構成によれば、開口領域421を有する後壁部42にペットが排尿した際に、角度を有する後壁部42によって尿がトイレ下部に伝い流れやすい。これにより、開口領域421に尿が残ることが抑制され、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
上下方向において互いに隣り合う2つの開口部421xは、上側の開口部421xが下側の開口部421xよりもトイレ内部の内側に位置していてもよい。このような構成によれば、開口領域421を有する後壁部42にペットが排尿した際に、角度を有する後壁部42によって尿がトイレ下部に伝い流れやすい。これにより、開口領域421に尿が残ることが抑制され、トイレ内部における悪臭の発生を抑制することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
図5は、変形例に係る外添部材が取り付けられた上容器4Aの断面図(a)、及び断面図の一部拡大図(b)である。図5に示される上容器4Aは、実施形態にて説明した上容器4と概ね同様の構成であるが、開口領域における構成、及び、外添部材における構成が一部異なっている。
図5(b)に示されるように、上容器4Aは、上下方向において開口部402に連続するように開口部402の下方に設けられた上容器壁面401と、上容器壁面401の上端から開口部402の一部分に蓋をするように上方に延びる上容器非通気部403と、を有する。そして、上容器非通気部403は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1部分403aと、第1部分403aの上端に連続すると共に、第1部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2部分403bと、を有している。そして、開口領域の外側に設けられた外添部材では、上下方向において、開口部821xと、開口が形成されていない外添部材壁面821yとが交互に繰り返し形成されている。このように、上容器4Aでは、開口領域及び外添部材における構成が、上容器4と反対になっている。このような、上容器非通気部403が開口部402の一部分に蓋をするように上方に延びている構成においては、開口部402の下部から上部に向けて空気の流れが生じやすくなり、開口部402を介したトイレ内部・外部間の通気性を向上させることができる。また、上容器非通気部403が外側に傾斜しながら上方に延びていることにより、外側に傾斜せずに上容器壁面401と同一面上に上容器非通気部403が延出している場合と比較して、上容器壁面401との間に形成される開口部402の面積を大きくすることができる。これにより、通気性をより向上させることができる。また、第2部分403bの傾斜角度(外側への傾斜角度)が小さくされて、第2部分403bが垂直に近い角度で上方に延びていることにより、尿等が外側に飛び散ることを効果的に抑制することができる。
なお、外添部材については必須の構成要素ではなく、上述した上容器4Aの構成において外添部材が取り付けられていなくてもよい。
図6~図11は、それぞれ変形例に係る上容器の断面図である。
図6に示されるように、上容器は、開口領域が形成された壁部(ここでは後壁部)に設けられ、該壁部から内側に延出した内側延出部450を更に有していてもよい。内側延出部450は、外側延出部422に連続すると共に内側に延びる第1延出部分451と、該第1延出部分451の先端から下方に延びる第2延出部分452と、を有していてもよい。このような構成によれば、開口領域にまで到達した尿等をトイレ内部の底面部方向に流すことができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
また、図7に示されるように、上容器は、外側延出部422の外端よりも外側に、凹状の排水溝460を更に有していてもよい。このような構成によれば、外側延出部422を超えて更に外側まで飛び散った尿等を排水溝460で受け止めることができ、トイレの外部に尿等が飛び散ることをより適切に抑制することができる。
また、図8に示されるように、上容器は、外側延出部422以外にも、尿流しとして機能する複数の第2延出部471を有していてもよい。この場合、各第2延出部471は、外側延出部422と同様に、壁部から外側に延出した構成とされ、互いに異なる高さに設けられてもよい。
また、図9に示されるように、外側延出部422には、延出方向に沿って複数のガイド溝481が形成されていてもよい。これにより、尿等をトイレ内部に適切に誘導することができ、トイレ外部に尿等が飛び散ることを適切に抑制することができる。
また、図10に示されるように、上容器は、外側延出部422に代えて外側延出部522を有していてもよい。外側延出部522は、概ね外側延出部422と同様の構成であるが、その外端部分に、上方に向けて延びる後端部522aを有している。このような後端部522aが設けられていることにより、外側延出部522では、尿等がトイレ外部に飛び散ることをより効果的に抑制することができる。
また、図11に示されるように、上容器は、開口領域の幅方向両端部にも設けられた横壁622を有していてもよい。このような横壁622が設けられていることにより、尿等がトイレ外部に飛び散ることをより効果的に抑制することができる。
また、開口領域の開口部は、上下方向の長さが、幅方向の長さよりも長くてもよい。開口部の上下方向の長さが十分に長くされることにより、上下方向の広い範囲で通気性を向上させ、空気を効率良く動かすことができる。例えば、尿臭は空気より軽く空間上部に滞留しやすく、便臭は空気より重く空間下部に滞留しやすい。この点、上下方向の広い範囲で通気性が向上することにより、上述したような様々な悪臭を効率的に***することができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
また、幅方向における開口領域の中央線の位置と、幅方向における底面部21の中央線の位置とが、互いに一致していなくてもよい。すなわち、開口領域が、後壁部42における中央からずれた位置に形成されていてもよいし、後壁部42以外の壁部に形成されていてもよい。ペットは、出入部が目の前に無い状態のほうが、ストレスなく***することを好む場合がある。このようなペットは、トイレの幅方向における中央線からずれた位置で***する。この点、開口領域の中央線の位置がトイレ(底面部)の中央線の位置からずれていることにより、中央線からずれた位置で***するペットの***位置に合わせて開口領域を配置することができ、便尿を乾燥させやすい位置に開口領域を配置することができる。このことで、トイレ内部における悪臭の発生をより抑制することができる。
1…ペット用システムトイレ、2…***容器、3…下容器、4,4A…上容器、5…トレイ、21…底面部、21a…底面開口、40…開口部(出入部)、41…前壁部、42…後壁部、43,44…側壁部、80…外添部材、401…上容器壁面、403…上容器非通気部、403a…第1部分、403b…第2部分、421…開口領域、421x…開口部、421y…上容器壁面、422…外側延出部、425…係合部、450…内側延出部、481…ガイド溝、801…カバー壁面、803…カバー非通気部、803a…第1カバー部分、803b…第2カバー部分。

Claims (31)

  1. トイレ砂を収容すると共に、液透過性の底面部を有する***容器と、
    前記***容器の下方に配置され、前記底面部を透過した液体を吸収する吸収シートを収容するトレイと、
    前記トレイを保持する下容器と、
    前記***容器の上方に配置され、ペットが出入りする出入部が形成された前壁部と、前記出入部の幅方向両側において互いに対向するように設けられた前後方向に延びる一対の側壁部と、前記前後方向において前記出入部に対向する後壁部と、を有する上容器と、を備え、
    前記上容器における、前記***容器の前記底面部よりも上方の領域には、一又は複数の開口部を含む開口領域が形成されている、ペット用システムトイレ。
  2. 前記開口領域には、スリット状の前記開口部が形成されている、請求項1記載のペット用システムトイレ。
  3. 前記開口部は、前記幅方向の長さが、上下方向の長さよりも長い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  4. 前記開口部は、上下方向の長さが、前記幅方向の長さよりも長い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  5. 前記開口領域には、複数の前記開口部が上下方向に所定の間隔で形成されている、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  6. 前記開口領域が形成された前記上容器の壁部においては、該壁部の全領域の5%以上の領域が前記開口部の領域とされている、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  7. 前記開口領域の上下方向の長さは、前記***容器の上下方向の長さよりも長い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  8. 前記開口領域に形成された1つの前記開口部の上下方向の長さは、前記***容器の上下方向の長さよりも短い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  9. 前記開口部の前記幅方向の長さは、前記底面部の前記幅方向の長さよりも長い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  10. 前記開口部の前記幅方向の長さは、前記底面部の前記幅方向の長さよりも短い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  11. 前記底面部は、液を透過する開口部分である底面開口を複数有しており、
    複数の前記開口部の開口面積の総和は、複数の前記底面開口の開口面積の総和よりも大きい、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  12. 前記底面部は、液を透過する開口部分である底面開口を複数有しており、
    複数の前記開口部の開口面積の総和は、複数の前記底面開口の開口面積の総和よりも小さい、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  13. 前記開口領域は、前記後壁部に形成されている、請求項1記載のペット用システムトイレ。
  14. 前記幅方向における前記開口領域の中央線の位置と、前記幅方向における前記底面部の中央線の位置とが、互いに一致していない、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  15. 前記底面部は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口を複数有しており、
    前記開口部の上下方向の長さは、前記底面開口の短辺の長さよりも長い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  16. 前記底面部は、液を透過する矩形の開口部分である底面開口を複数有しており、
    前記開口部の上下方向の長さは、前記底面開口の長辺の長さよりも短い、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  17. 前記上容器は、前記開口領域が形成された壁部に設けられ、該壁部から外側に延出した外側延出部を有する、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  18. 前記外側延出部は、前記開口領域の下端よりも下方に設けられている、請求項17記載のペット用システムトイレ。
  19. 前記外側延出部は、前記底面部の上端よりも上方に設けられている、請求項18記載のペット用システムトイレ。
  20. 前記上容器は、前記外側延出部の下端から下方に向かって延び、前記底面部に係合する係合部を更に有し、
    前記外側延出部の外側への延出長さは、前記係合部の上下方向における長さよりも短い、請求項17記載のペット用システムトイレ。
  21. 前記外側延出部は、その外端部分に向かって上方向に傾斜している、請求項17記載のペット用システムトイレ。
  22. 前記外側延出部には、延出方向に沿って一又は複数のガイド溝が形成されている、請求項17記載のペット用システムトイレ。
  23. 前記上容器は、前記開口領域が形成された壁部に設けられ、該壁部から内側に延出した内側延出部を更に有する、請求項17記載のペット用システムトイレ。
  24. 前記開口領域に対向するように、前記開口領域の外側に設けられた外添部材を更に備え、
    前記外添部材における前記開口領域に対向する面には、複数の開口であるカバー開口が上下方向に所定の間隔で形成されている、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  25. 前記外添部材は、上下方向において前記カバー開口に連続するように前記カバー開口の下方に設けられたカバー壁面と、該カバー壁面の上端から、前記カバー開口の一部分に蓋をするように上方に延びるカバー非通気部と、を有し、
    前記カバー非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1カバー部分と、前記第1カバー部分の上端に連続すると共に、前記第1カバー部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2カバー部分と、を有している、請求項24記載のペット用システムトイレ。
  26. 前記上容器は、上下方向において前記開口部に連続するように前記開口部の下方に設けられた上容器壁面と、該上容器壁面の上端から、前記開口部の一部分に蓋をするように上方に延びる上容器非通気部と、を有し、
    前記上容器非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1部分と、前記第1部分の上端に連続すると共に、前記第1部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2部分と、を有している、請求項24記載のペット用システムトイレ。
  27. 前記上容器は、上下方向において前記開口部に連続するように前記開口部の下方に設けられた上容器壁面と、該上容器壁面の上端から、前記開口部の一部分に蓋をするように上方に延びる上容器非通気部と、を有する、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  28. 前記上容器非通気部は、外側に傾斜しながら上方に延びる第1部分を有する、請求項27記載のペット用システムトイレ。
  29. 前記上容器非通気部は、前記第1部分の上端に連続すると共に、前記第1部分よりも外側への傾斜角度が小さくなるように上方に延びる第2部分を更に有する、請求項28記載のペット用システムトイレ。
  30. 前記開口領域が形成された壁部は、内側に傾斜しながら上方に延びている、請求項2記載のペット用システムトイレ。
  31. 上下方向において互いに隣り合う2つの前記開口部は、上側の前記開口部が下側の前記開口部よりも内側に位置している、請求項5記載のペット用システムトイレ。
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