JP3083170U - ペット用便器 - Google Patents

ペット用便器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットの尿を簡単に捨てることができ、ゴミ
を発生させず、下水処理にも負担をかけないペット用便
器を提供する。 【解決手段】 内部に空洞(3)部を有し、上面にはペッ
トから***された尿を受ける受皿部(2)が形成されてお
り、受皿部(2)には前記空洞部(3)に連通する収尿口(4)
が設けられており、空洞部(4)に蓄えられた尿を外部に
排出するためのポンプ(20)を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ペット用の便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネコ,犬等のペットを室内で飼うことがあるが、その場合に一番問題となるの が***物の処理である。室内の汚損を防ぐために、飼い主はペットを躾て、所定 の場所で***させるようにしている。
【0003】 ***場所としては市販のペット用便器を用いることが一般的である。ペット用 便器に***された尿の処分としては、「ネコ砂」を用いることが一般的である。
【0004】 「ネコ砂」はペットの便器に敷いて用いる粒状物であり、尿を吸収させた後に 捨てられる。ネコ砂の材質としては、パルプ屑を固めたパルプ質のものと、ゼオ ライト等の鉱物と、吸水性樹脂のいずれかが用いられている。
【0005】 パルプ屑を固めたものは、尿を吸収した後に人間の便器で流すことにより捨て るように用いられる。してたがって、ゴミ回収に出す必要がなく、利用者として は便利である。パルプ屑はトイレットペーパーと同様に下水に混ざり、下水処理 場で処理される。しかしながら、使用される量が多くなると下水処理がしにくく なり、処理設備への負担が大きくなる。更に、下水が完備されていないトイレで は、浄化槽の負担が大きくなり、使用する量によっては浄化仕切れないこともあ る。
【0006】 一方、鉱物系のネコ砂はトイレで流すと配水管が詰まるため、燃えないゴミと して捨てられる。しかしながら、重いのでゴミ回収に出すにも労力が必要である し、回収された後も燃えないため処理しにくい。もともとが鉱物であるので、そ のまま土砂として利用することも考えられるが、尿を吸収しているため周囲環境 を汚染するおそれがある。
【0007】 吸水性樹脂は水分を吸収すると数十倍〜数百倍程度に膨張してゼリー状になる 性質を有しており、赤ちゃん用の紙おむつや女性用の生理用品の材料としても用 いられている。ペットの尿処理に用いる際にはペット用便器に敷かれた吸水性樹 脂が尿を吸収してゼリー状になった後に燃えないゴミとして捨てられている。
【0008】 吸水性樹脂の原材料は石油であり、石油資源の枯渇が危惧されている昨今にお いて使い捨てとして毎日消費するのは望ましくない。又、鉱物系ネコ砂と同様に ゴミ処理の問題も有している。
【0009】 尚、「ネコ砂」を使わずにネコを躾て人間用の便器で便をさせる手段もあるが 、そこまで躾るのは難しい。特に身の軽いネコ以外の動物の場合、人間用の便座 の上に乗ることさえ困難である。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案はペットの尿を簡単に捨てることができ、ゴミを発生させず、下 水処理にも負担をかけないペット用便器を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載のペット用便器(1)は、内部に空洞部(3)を有し、上面に はペットから***された尿を受ける受皿部(2)が形成されており、該受皿部(2)に は前記空洞部(3)に連通する収尿口(4)が設けられており、底部(6)又は側部下方 には該空洞部内(3)と連通し、開閉可能な開閉扉(11)を備えた尿排出口(9)が備え られていることを特徴とする。
【0012】 これによれば、ペットが便器上面の受皿部(2)に放尿すると、尿は受皿部(2)に 設けられている収尿口(4)を通って内部の空洞部(3)に落ちる。空洞部(3)は尿を 貯めることができ、空洞部(3)に貯まった尿は底部(6)等に設けられた開閉扉(11) を開けることにより尿排出口(9)を通して外部に排出して捨てることができる。
【0013】 請求項2記載のペット用便器は、内部に空洞(3)部を有し、上面にはペットか ら***された尿を受ける受皿部(2)が形成されており、該受皿部(2)には前記空洞 部(3)に連通する収尿口(4)が設けられており、前記空洞部(4)に蓄えられた尿を 外部に排出するためのポンプ(20)を備えていることを特徴とする。
【0014】 これによれば、ペットが便器上面の受皿部(2)に放尿すると、尿は受皿部(2)に 設けられている収尿口(4)を通って内部の空洞部(3)に落ちる。空洞部(3)は尿を 貯めることができ、空洞部(3)に貯まった尿はポンプ(20)を用いて外部に排出し て捨てることができる。
【0015】 請求項3記載のペット用便器は、内部に空洞部(30)を有し、2以上の部位(1a) ,(1b)に分離することにより該空洞部(30)を開放することが可能な便器本体と、 前記空洞部(30)内に着脱可能に収納された防水性の貯尿タンク(32)を備えており 、便器本体の上面にはペットから***された尿を受ける受皿部(2)が形成されて おり、該受皿部(2)には前記空洞部に連通する収尿口(4)が設けられており、前記 貯尿タンク(32)の開口部(31)は前記収尿口(4)から落下してきた尿を該貯尿タン ク(32)内に導くことができるように配されていることを特徴とする。
【0016】 これによれば、便器本体を2以上の部位(1a),(1b)に分離して、貯尿タンク(3 2)を空洞部(30)に収納することができる。ペットが便器上面の受皿部(2)に放尿 すると、尿は受皿部(2)に設けられている収尿口(4)を通って内部の空洞部(30)に 落ちる。貯尿タンク(32)の開口部(31)は収尿口(4)から落ちてきた尿を貯尿タン ク(32)内に導くように配されているので、尿は貯尿タンク(32)内に蓄えられる。 貯尿タンク(32)に尿が貯まれば、便器本体を分離して内部に収納していた貯尿タ ンク(32)を取り外すことができる。したがって、尿を捨てる際には貯尿タンク(3 2)のみを便所などに持っていけば良く、便器本体は移動させる必要がない。
【0017】 請求項4記載のペット用便器は、請求項3記載のペット用便器において、前記 貯尿タンク(32)は合成樹脂製の袋であることを特徴とする。
【0018】 貯尿タンクとしてはビニール袋、ナイロン袋、ポリ袋等の合成樹脂製の袋を使 用することができる。これによれば、貯尿タンク自体の重量を軽くすることがで き、貯まった尿を捨てる際に貯尿タンクを運ぶのが容易となる。又、貯尿タンク を新規の袋に交換することも容易で、コストも安い。
【0019】 請求項5記載のペット用便器は、請求項1から請求項4のペット用便器におい て、受皿部(2)に消臭作用を有し水分を通すマット(15)が着脱可能に配されてい ることを特徴とする。 これによれば、空洞部(3)や貯尿タンク(32)に貯まった尿や、受皿部(2)に付着し た尿に起因するアンモニア臭等をマット(15)に含まれる活性炭等の消臭剤により 消臭することができ、ペット用便器の周囲に不快な臭いが漂うのを防止すること ができる。特にマットの材料に繊維状活性炭や、廃タイヤをリサイクルした活性 炭や、茶殻を用いるとアンモニア臭等を効率よく消臭することができる。マット (15)の上にされた尿は、マット(15)を通して受皿部(2)に至り、便器内に貯めら れる。マット(15)は枠など便器に着脱可能に固定されているので、効果が弱くな れば簡単に交換することができる。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を好適な実施例を用いて説明する。
【0021】 [実施例1] 図1は本実施例のペット用便器(1)の断面図である。基本的な形状は、上面が 上縁部(5)を有する盆のような形状で、内部に空洞部(3)が形成されている。
【0022】 材質としてはペットが載っても破損しないような強度を有し、しかも錆びたり 割れたり、腐食しにくい材質が利用でき、例えばプラスチック、ポリカーボネー ト,ABS,ステンレス等が利用できる。
【0023】 ペット用便器(1)の大きさは対応するペットの大きさに合わせて適宜定めれば よい。原則としてペットがペット用便器(1)の上面(2)に載って放尿をするという 使い方になるので、ペットのサイズを考慮した大きさとする。つまり、ネコやフ ェレットなどの小型動物の場合は小さなもので良く、大型犬のような場合は大き なものとすれば良い。
【0024】 上面は受皿部(2)となっており、犬や猫などのペットにはこの上に載って尿を するように躾る。受皿部(2)の周囲には、ペットが受皿部(2)に落とした尿が周囲 に零れるのを防止するための上縁部(5)が設けられている。
【0025】 受皿部(2)には中央部が少しへこんだように弱い傾斜が設けられている。そし て受皿部(2)の一番低い位置となる箇所には収尿口(4)が設けられている。この収 尿口(4)は、内部の空洞部(3)に連通する小さな貫通孔である。収尿口(4)の経は 、受皿部(2)上にされた尿が空洞部(3)に落ちる程度の大きさであれば良い。図示 したものは1カ所の収尿口(4)を設けているが、複数の収尿口を設けるようにし ても良い。
【0026】 受皿部(2)に放出された尿は、受皿部(2)上で傾斜に沿って低い方に流れ、最終 的に収尿口(4)を通って空洞部(3)に落ちる。空洞部(3)に落ちた尿は空洞部(3)に 貯められる。
【0027】 底面(6)には空洞部(3)に連通する尿排出口(9)が設けられている。この尿排出 口(9)は空洞部(3)に貯まった尿を捨てる際に用いる流路であり、通常時には空洞 部(3)からの尿の流出を防ぐために開閉扉(10)により閉塞されている。尿排出口( 9)の下端部は底面(6)から僅かに突出している。これにより、尿排出口(9)から排 出された尿が底面(6)に回り込んで付着するのを防止することができる。
【0028】 開閉扉(10)は底面に設けられたレール部(8)に形成された溝(8a)に係止されて おり、溝(8a)に沿ってスライド移動させることができ、任意のスライド位置に移 動させることにより尿排出口(9)を開閉させることができる。尿排出口(9)の下端 部にはパッキング部材(11)が配されており、開閉扉(10)との間の液密状態を保つ ことができるようになっている。これにより、使用時に空洞部(3)に貯まった尿 が尿排出口(9)から漏れるのを防止することができる。
【0029】 開閉扉(10)をスライド式としたのは、キャップ式であればキャップを開けた際 に流れ出してくる尿により手を汚してしまうからであり、本実施例のようにスラ イド式にして開閉扉(10)の尿排出口(9)から離れた箇所を持ってスライドさせれ ば、尿排出口(9)から排出される尿が手にかかることを防止することができる。
【0030】 空洞部(3)に尿が貯まれば、飼い主はペット用便器(1)を便所に持っていき、人 間用の便器の上で開閉扉(10)をスライドさせて尿排出口(9)から空洞部(3)に貯ま った尿を排出する。排出された尿は人間用の便器に落ちるので、あとは通常どお り流せば良い。
【0031】 尚、底部(6)の周囲には下縁部(7)が設けられており、ペット用便器(1)を床に おいた際にレール部(8)や開閉扉(10)が床と干渉しないようになっている。下縁 部(7)の代わりに、底面に脚部を設けて底面と床との間の空間を確保するように しても良い。
【0032】 又、尿排出口(9)は底面(6)に設けたが、空洞部(3)に貯まった尿を効率的に排 出できるのであれば他の位置、例えば側面下部等に設けても良い。側面下部に設 けた場合は、尿を排出する際に尿排出口が設けられた側に尿が集まるように、ペ ット用便器(1)を少し傾けると良い。
【0033】 このように本実施例を用いれば従来のようなネコ砂は不要となり、貯まった尿 をそのまま便所から捨てることができる。よって、資源節約やゴミ問題の解消に 寄与することができると共に、下水処理の負担の軽減を図ることもできる。
【0034】 [実施例2] 本実施例は、基本的な構造は実施例1と同様であるが、上面の受皿部に消臭作 用を有し、しかも水分を通すマットを配している点が異なる。図2は本実施例の 断面図である。
【0035】 マット(15)は受皿部(2)に配される。図中の(16)はマット(15)を受皿部(2)に取 り付けるためのマット押さえ枠であり、上縁部(5)に被せることにより、上縁部( 5)との間でマット(15)を挟み込んで保持することができる。マット(15)は図に示 したように受皿部(2)に接するように敷いても良いし、マット押さえ枠(16)によ り少し引っ張られて受皿部(2)から少し浮いた状態で取り付けても良い。尚、マ ット押さえ枠(16)は受皿部(2)側に突出すると、その部分に尿が付着して貯まる おそれがあるので、図示したように上縁部(5)より内側に突出しない構造として おくことが望ましい。
【0036】 マット(15)と繊維状活性炭からなる不織布が特に効果的であり、高い吸着能力 を有し、粒状の活性炭より表面積が大きい。もちろんアンモニア臭の脱臭にも効 果が大きい。又、近年研究されている廃タイヤをリサイクルした活性炭はアンモ ニア臭の吸着効果が大きく、価格も安いので、これを不織布に挟み込んで用いる のも好ましい。
【0037】 マット(15)は水分を通すので、マット(15)の上にされた尿はマット(15)を通っ て受皿部(2)に至り、実施例1と同様に収尿口(4)に通って空洞部(3)に貯められ る。貯まった尿の排出等は実施例1と同じである。
【0038】 マット(15)は材料に活性炭等の消臭剤を用いているため、空洞部(3)に貯まっ た尿や、受皿部(2)に付着した尿によるアンモニア臭等はマット(15)に効率よく 吸着され、不快な臭いが周囲へ漂うのを防止することができる。
【0039】 使用によりマット(15)の脱臭力が低下した場合や、糞等の汚れが激しくなった 場合などはマット押さえ枠(16)を外してマット(15)を交換することができる。取 り外したマット(15)はもともと活性炭であるので、燃えるゴミとして捨てること ができ、ゴミ処理場では焼却処分することができる。その他は実施例1と同様で ある。
【0040】 尚、本実施例ではマット(15)として繊維状活性炭の不織布を用いたが、バリエ ーションとして活性炭以外の消臭剤を不織布に挟み込んで使用したり、芳香剤, 除菌剤等を不織布間に担持させるようにしても良い。又、茶殻も消臭や抗菌作用 のあることが知られており、これも不織布に挟み込む等して利用することができ る。
【0041】 [実施例3] 実施例1では底部(6)に設けられた尿排出口(9)を通して空洞部(3)に貯まった 尿を外部に排出していたが、本実施例では底部(6)の尿排出口(9)は有しておらず 、排出にはポンプを用いている。
【0042】 図3は本実施例の断面図である。(20)は小型のポンプであり、ペット用便器(1 )に取り付けられている。そして、空洞部(3)の下部にはポンプの吸引側に至る流 路(22)が形成されており、ここを通って空洞部(3)内の尿をポンプ(20)内に導く ことができる。
【0043】 ポンプ(20)を作動させると、ポンプに接続されたホース(21)を通って、尿が排 出される。排出された尿は実施例1と同様に人間用の便器に流せば良い。
【0044】 尚、底部に尿排出口(9)の開閉扉(11)等を有さないので、底部に尿排出口を設 けた実施例1に比較して下縁部(7)を少なくしたり、無くすこともできる。又、 本実施例の場合も実施例2と同様に上面の受け皿部(2)にマット(15)を配するよ うにしても良い。
【0045】 [実施例4] 実施例1から実施例3では、空洞部に貯まった尿を排出するために便器自体を 人間用の便所まで移動させる必要がある。ネコや小型犬のための便器であれば大 きくなく、重量も軽量であるので移動させるのに支障はないが、大型犬用の便器 の場合、便器自体が大きくなり重量も大きくなりやすい。
【0046】 そこで本実施例はペット用便器自体を移動させずに、貯まった尿を排出できる ようにした。図4は本実施例の断面図である。便器本体は一体ではなく、上下に 分割できるようにした。図中において、(1a)は便器本体上部、(1b)は便器本体下 部であり、両者は嵌め合わせ部(1c)で着脱可能に嵌め合わされている。
【0047】 便器本体の内部には実施例1と同様に空洞部が設けられているが、本実施例で は空洞部に直接尿を貯めるのではなく、空洞部(30)内に収納した貯尿タンク(32) に尿を貯めるようにした。貯尿タンク(32)はポリタンクのような一定形状を有し たある程度硬質のものでも良いし、ビニール袋,ポリ袋のような柔軟な袋を用い ても良い。
【0048】 貯尿タンク(32)は内部に尿を導くための開口部(32a)を有している。収尿口(4) は下方に延出され筒状部(31)を形成している。そして、筒状部(31)の下端部は貯 尿タンク(32)の開口部(32a)と接続されるか、開口部(32a)の内側に入り込むよう に配される。これは収尿口(4)から落下してきた尿が開口部(32a)を通って貯尿タ ンク(32)内に落ちるようにするためである。
【0049】 貯尿タンク(32)としてビニール袋等の合成樹脂製袋を利用する場合には、袋内 の尿が零れないように袋の開口部を前記の筒状部(31)にしっかりと取り付けるか 便器本体下部(1b)に袋の口部が開口状態となるようにしっかりと保持させておく 必要がある。貯尿タンク(32)として合成樹脂製袋を利用すれば、貯尿タンク自体 の重量を軽くすることができ、貯まった尿を捨てる際に貯尿タンクを運ぶのが容 易となる。又、新規の袋に交換することも容易であり、そのコストも安い。
【0050】 ペット用便器本体は分割可能であるため、便器本体上部(1a)を便器本体下部(1 b)から分離させると、便器内部の空洞部(30)を開放させることができる。したが って、貯尿タンク(32)内に貯まった尿を捨てる場合には便器本体上部(1a)を外し 、空洞部内に収納されている貯尿タンク(32)のみを取り出して、便所に持ってい き捨てることができる。つまり貯尿タンク(32)のみ移動で良いため、ペット用便 器の本体は移動させる必要はなく、尿を捨てる作業が容易となる。このことは大 きくて重い大型犬用の便器の場合に効果が大きい。
【0051】 尚、本実施例の場合も実施例2と同様に上面の受け皿部(2)に消臭用のマット を配するようにしても良い。
【0052】
【考案の効果】
以上述べたように本考案により、ペットの尿を簡単に捨てることができ、ゴミ を発生させず、下水処理にも負担をかけないペット用便器を提供することができ た。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示した断面図。
【図2】実施例2を示した断面図。
【図3】実施例3を示した断面図。
【図4】実施例4を示した断面図。
【符号の説明】
(1) ペット用便器 (2) 上面(受皿部) (3) 空洞部 (4) 収尿口 (5) 上縁部 (6) 底部 (7) 下縁部 (8) レール部 (8a) 溝 (9) 尿排出口 (10) (スライド式)開閉扉 (11) パッキング部材 (15) (活性炭)マット (16) マット押さえ枠 (20) ポンプ (21) ホース (22) ポンプ吸引口 (32) 貯尿タンク (32a) 貯尿タンクの開口部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空洞部を有するペット用便器であ
    って、 上面にはペットから***された尿を受ける受皿部が形成
    されており、該受皿部には前記空洞部に連通する収尿口
    が設けられており、 底部又は側部下方には該空洞部内と連通し、開閉可能な
    開閉扉を備えた尿排出口が備えられていることを特徴と
    するペット用便器。
  2. 【請求項2】 内部に空洞部を有するペット用便器であ
    って、 上面にはペットから***された尿を受ける受皿部が形成
    されており、該受皿部には前記空洞部に連通する収尿口
    が設けられており、 前記空洞部に蓄えられた尿を外部に排出するためのポン
    プを備えていることを特徴とするペット用便器。
  3. 【請求項3】 内部に空洞部を有し、2以上の部位に分
    離することにより該空洞部を開放することが可能な便器
    本体と、 前記空洞部内に着脱可能に収納された防水性の貯尿タン
    クを備えたペット用便器であって、 便器本体の上面にはペットから***された尿を受ける受
    皿部が形成されており、該受皿部には前記空洞部に連通
    する収尿口が設けられており、 前記貯尿タンクの開口部は前記収尿口から落下してきた
    尿を該貯尿タンク内に導くことができるように配されて
    いることを特徴とするペット用便器。
  4. 【請求項4】 前記貯尿タンクは合成樹脂製の袋である
    ことを特徴とする請求項3記載のペット用便器。
  5. 【請求項5】 受皿部に消臭作用を有し水分を通すマッ
    トが着脱可能に配されていることを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかの請求項に記載のペット用便
    器。
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