JP2022067386A - 動物用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】粒状物を挟まりにくくすることができる動物用トイレを提供する。【解決手段】上下方向を有し、尿を下方に通過させる複数の開口部(12a)が設けられた液通過部(100)と、前記液通過部(100)を通過した尿を吸収する吸収体(20a)が設置される吸収体設置部(23)と、を備え、前記液通過部(100)の上に複数の粒状物(S)が載置される動物用トイレであって、前記開口部(12a)は、長手方向と、前記長手方向に直交する幅方向を有し、前記幅方向における前記開口部(12a)の最大幅(W)が、2.5mm以下である。【選択図】図7

Description

本発明は、動物用トイレに関する。
従来、動物用トイレとして、室内で飼育される猫等の動物が使用するものが知られている。例えば、特許文献1には、動物が***した尿を通過させる複数の開口部(スリット)を有する液通過部(尿通過部)と、液通過部を通過した尿を吸収する吸収体が配置される吸収体設置部を備えた動物用トイレが開示されている。また、このような動物用トイレの使用時には、液通過部の上に、石砂などの粒状物(猫砂)が載置される。このため液通過部の開口部は、尿を通過させつつ粒状物は通過させない大きさに形成されている。
特開2016-158565号公報
しかしながら、粒状物(例えば石砂)は、欠けることがあり、欠けた粒状物が開口部に挟まる(詰まる)おそれがあった。粒状物が開口部に挟まると、簡単に取ることができず、衛生上の問題や、専用の道具を用意する手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、粒状物を挟まりにくくすることのできる動物用トイレを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、上下方向を有し、尿を下方に通過させる複数の開口部が設けられた液通過部と、前記液通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置される吸収体設置部と、を備え、前記液通過部の上に複数の粒状物が載置される動物用トイレであって、前記開口部は、長手方向と、前記長手方向に直交する幅方向を有し、前記幅方向における前記開口部の最大幅が、2.5mm以下であることを特徴とする動物用トイレである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、粒状物を挟まりにくくすることのできる動物用トイレを提供することが可能である。
本実施形態の動物用トイレ1の概略斜視図である。 動物用トイレ1の分解側面図である。 図3Aは、上容器10の上面図である。図3Bは、上容器10の右側面図である。図3Cは、上容器10の正面図である。 トレイ20の平面図である。 図5Aは、下容器30の上面図である。図5Bは、下容器30の右側面図である。図5Cは、下容器30の正面図である。 動物用トイレ1の前後方向に沿った概略断面図である。 図7Aは、尿通過部100の一部を拡大した図である。図7Bは、図7AのA-A断面図である。 図8Aは、粒状物Sの概略斜視図であり、図8Bは、欠けた粒状物Sの概略側面図である。 粒状物Sの形状と詰まり回数との関係を示す図である。 粒状物Sが孔12a(縦リブ120の間)に挟まった状態を示す図である。 特に詰まりやすい粒状物Sのうちで最も奥に詰まった状態を示す図である。 粒詰まり試験の試験方法の概略説明図である。 粒詰まり試験の試験方法の概略説明図である。 粒詰まり試験の試験方法の概略説明図である。 粒詰まり試験の試験方法の概略説明図である。 粒詰まり試験の試験結果を示す図である。 液透過試験の試験方法の概略説明図である。 液透過試験の試験方法の概略説明図である。 液透過試験の試験方法の概略説明図である。 液透過試験の試験結果を示す図である。 図16A及び図16Bは、縦リブ120の変形例の説明図である。 動物用トイレ1´の斜視図である。 動物用トイレ1´の分解図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
上下方向を有し、尿を下方に通過させる複数の開口部が設けられた液通過部と、前記液通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置される吸収体設置部と、を備え、前記液通過部の上に複数の粒状物が載置される動物用トイレであって、前記開口部は、長手方向と、前記長手方向に直交する幅方向を有し、前記幅方向における前記開口部の最大幅が、2.5mm以下であることを特徴とする動物用トイレ。
このような動物用トイレによれば、液通過部の開口部の幅を2.5mm以下とすることで、開口部に挟まる粒状物(石砂)の数が従来(2.7mm)の半分未満になる(後述の粒詰まり試験参考)。よって、開口部に粒状物を挟まりにくくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記開口部の前記最大幅が、2.3mm以下であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物をより挟まりにくくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記液通過部上に前記複数の粒状物を載置した状態での液透過率が90%以上であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、液通過部に留まる尿を低減させることができ、悪臭が発生しにくい。
かかる動物用トイレであって、前記開口部の前記最大幅が、1.7mm以上であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、液透過率を維持しつつ、粒状物を挟まりにくくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記液通過部は、前記長手方向に沿い、且つ、前記幅方向に並ぶ複数の第1リブを有し、前記開口部は、前記幅方向に隣り合う前記第1リブの間に形成されており、前記開口部の前記最大幅は、前記第1リブの前記幅方向の最大寸法よりも大きいことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物を挟まりにくくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記液通過部は、前記長手方向に沿い、且つ、前記幅方向に並ぶ複数の第1リブを有し、前記第1リブの前記幅方向の最大寸法が、2.2mm以下であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物が開口部に挟まった際に、第1リブを乗り越えさせるようにして粒状物を取り除くことができる。
かかる動物用トイレであって、前記第1リブの最上部と最下部との間における前記上下方向の所定位置で、前記第1リブの前記幅方向の寸法が前記最大寸法となっており、前記第1リブの前記最上部と、前記所定位置における前記第1リブの前記幅方向の端部との間が曲面で結ばれていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物が開口部に挟まった際に、第1リブの曲面に沿わせて粒状物を移動させることができる。よって、粒状物を取り除きやすくなる。
かかる動物用トイレであって、前記上下方向において、前記第1リブの前記最上部の位置と、前記所定位置との差が1.1mm以下であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物が開口部に挟まった際に、取り除きやすい。
かかる動物用トイレであって、前記幅方向に隣り合う前記第1リブの前記幅方向の中心間隔が、4.7mm以下であることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、粒状物が開口部に挟まった際に、第1リブを乗り越えさせるようにして粒状物を取り除くことができる。
かかる動物用トイレであって、前記複数の第1リブには、前記上下方向の長さが第1長さのものと、前記第1長さとは異なる第2長さのものとが含まれていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、第1リブに長さ(高さ)の異なるものが含まれていることで、粒状物が開口部に挟まった場合においても、挟まった粒状物を取り除きやすくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記液通過部は、前記幅方向に沿い、且つ、前記長手方向に並ぶ複数の第2リブを有し、前記開口部は、前記第1リブと前記第2リブによって外周が囲まれており、前記第1リブ及び前記第2リブの少なくとも1方の下端には、上方側へ向かって湾曲する湾曲部が設けられていることが望ましい。
このような動物用トイレによれば、湾曲部を伝って尿が下方に流れやすくなるので、尿の切れが良くなる。
===実施形態===
本実施形態に係る動物用トイレは、例えば室内で飼われる猫等の動物が使用するものである。本明細書中における「動物」とは、猫、犬、ウサギ、ハムスター等のいわゆるペットのみならず、トラやライオンの赤ちゃん等も含む。
≪全体構成≫
図1は、本実施形態の動物用トイレ1の概略斜視図である。図2は、動物用トイレ1の分解側面図である。また、以下の説明では、図1に示すように、互いに直行(交差)する3方向である「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」を定義する。前後方向は、動物用トイレ1の長手方向に沿った方向であり、トレイ20を下容器30から引き出す側を「前」とし、その反対側を「後」とする。左右方向は、動物用トイレ1の幅方向に沿った方向であり、前方から動物用トイレ1を見たときの右側を「右」とし、その反対側(左側)を「左」とする。上下方向は、鉛直方向に沿った方向であり、鉛直方向上側を「上」とし、鉛直方向下側を「下」とする。
動物用トイレ1は、上容器10と、下容器30と、下容器30内に収容されるトレイ20と、カバー40とを備えている。なお、上容器10、トレイ20、下容器30、及びカバー40は、それぞれ、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、及びポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂によって形成されている。ただし、各部材を形成する素材はこれに限られるものではなく、例えば、他の樹脂やステンレス鋼板やアルミニウム板等の金属板でもよい。
上容器10、トレイ20、下容器30、及びカバー40は、図2に示すように互いに分解・組み付けが自在である。具体的には、上容器10の下方に下容器30が重ねて組み付けられる。下容器30には、***された尿等を吸収する吸収体20aを設置可能なトレイ20が着脱可能に収容される。そして、上容器10の上方にはカバー40が組み付けられる。このように各部材が互いに分解可能であることから、清掃などの作業等が容易になる。
<上容器10の構成>
図3Aは、上容器10の上面図である。図3Bは、上容器10の右側面図である。図3Cは、上容器10の正面図である。上容器10は、上方が開口された略箱状の部材であり、猫等の動物は当該上容器10の上面側に***を行う。本実施形態の上容器10は、底部12と、外周部13と、側部14と、折り返し部15とを有している。
底部12は、上容器10の底面を構成する部分であり、上容器10の上下方向の最も下方に位置する。底部12には、動物によって***された尿等を上下方向の上側から下側に通過させる尿通過部100(液通過部に相当)が設けられている。尿通過部100は、上下方向に貫通して尿を下方に通過させる複数の孔12a(開口部に相当)を有しており、***された尿は当該孔12aを通過して上容器10の上方側から下方側へと移動する。
図3Aに示すように、尿通過部100は、左右方向に沿い、且つ、前後方向に並ぶ複数の横リブ110(第2リブに相当)を有している。また、尿通過部100は、前後方向に沿い、且つ、左右方向に並ぶ複数の縦リブ120(第1リブに相当)を有している。そして、尿通過部100は、複数の横リブ110と複数の縦リブ120とによって格子状に形成されており、孔12aは、横リブ110と縦リブ120によって外周が囲まれて形成されている。なお、尿通過部100(横リブ110、縦リブ120、孔12a)の具体的な構成例については後述する。
外周部13は、底部12から連続して設けられており、本実施形態では、尿通過部100の周縁から上方に向かって傾斜するように連続して設けられている。図3B及び図3Cに示すように、外周部13の裏側には、縦リブ120に沿った板部材16が、複数の縦リブ120(尿通過部100)の左右方向の両側にそれぞれ設けられている。図3Cに示すように、一対の板部材16は下方に突出しており、例えば上容器10を床の上に置く際の脚としての機能を有している。
側部14は、外周部13の周縁から上方に向かって立設した面であり、外周部13よりも傾きが大きくなっている。
折り返し部15は、側部14の上方端を下方に向かって折り返して形成された部位である。図2及び図3Bに示すように、折り返し部15の左右方向に対向する位置には、それぞれ、切り欠き150が形成されている。切り欠き150は、上容器10を下容器30に組み付けたり、上容器10を下容器30から取り外したりする際に飼い主等が指を掛けることができるようにしたものである。なお、図2及び図3Bでは、2つの切り欠き150のうち一方の切り欠き150のみを示している。
<トレイ20の構成>
図4は、トレイ20の平面図である。トレイ20は、上容器10の尿通過部100を通過した尿を吸収する吸収体20aが設置される底の浅い平坦な箱状容器である。トレイ20は、底部21と、側部22と、吸収体設置部23と、取っ手部24とを有する。
底部21は、トレイ20の底面を形成する部位であり、図4に示すように、平面形状が矩形状に形成されている。
側部22は、トレイ20の外周を囲むように底部21の端部に形成された壁状の部位である。
吸収体設置部23は、底部21の上において、尿等を吸収する吸収体20aが設置される領域であり、側部22に囲まれて形成されている。図4では、吸収体設置部23に吸収体20a(図の斜線部)が設置された状態を示している。吸収体20aは猫等の動物が***した尿を吸収する液吸収性のシート部材であり、パルプ繊維や高吸収性ポリマー等の液吸収性素材によって形成される。また、吸収体20aに消臭マイクロカプセルや抗菌剤を含ませて、吸収した尿の匂いを封じ込めつつ、雑菌が繁殖しないようにしてもよい。なお、図4では吸収体20aが矩形状のシート部材として表されているが、吸収体設置部23にて保持できるのであれば、吸収体20aの形状に制限は無い。
取っ手部24は、トレイ20の前後方向両端部に形成された部位である。下容器30にトレイ20を収容したり、下容器30からトレイ20を引き出したりする際には、当該取っ手部24を握って操作することで、トレイ20を前後方向にスライド移動させることができる。なお、本実施形態のトレイ20は前後方向において対称な形状であり、前後方向を入れ替えて下容器30に収容することが可能となっている。取っ手部24には、下容器30の収容空間36に対してトレイ20を出し入れ(着脱)する際に手を引っ掛けるための引っ掛け穴240が形成されている。
<下容器30の構成>
図5Aは、下容器30の上面図である。図5Bは、下容器30の右側面図である。図5Cは、下容器30の正面図である。
下容器30は、上方が開口された略箱状の部材であり、動物用トイレ1の使用時には図1及び図2で示されるように上容器10の下方に重ねて組み付けられる。そして、下容器30は、下方から上容器10を支持する。
下容器30は、底部31と、側壁部32と、前壁部33と、後壁部34と、折り返し部35と、収容空間36とを有している。
底部31は、下容器30の底面を構成部する部分である。本実施形態の底部31には、図5Aに示すように上下方向に貫通する底開口部31aが設けられている。
側壁部32は、下容器30の左右の側面を構成する部位であり、底部31の左右方向の両端から上方に向かって立設した壁状の部位である。
前壁部33は、下容器30の前側の側面を構成する部位であり、底部31の前側端から立設した壁状の部位である。前壁部33には、収容空間36にトレイ20を出し入れ(着脱)するための着脱開口部33aが設けられている。また、図1及び図5Cに示すように、前壁部33には、トレイ20を手で掴む際に手(指)が前壁部33に当たらないようにするための凹部33bが形成されている。
後壁部34は、下容器30の後側の側面を構成する部位であり、底部31の後側端から立設した壁状の部位である。
折り返し部35は、側壁部32、前壁部33、及び後壁部34の上方端を下方に向かって折り返した部位である。折り返し部35の左右方向に対向する位置には、それぞれ、凸部352aが設けられた嵌合片352が下方に向かって張り出して形成されている。なお、図2及び図5Bでは、2つの嵌合片352のうち一方の嵌合片352のみを示している。また、折り返し部35の上方端には、上方に向かって突出した2つの突起351が、左右方向に対向する位置にそれぞれ設けられている。突起351は、上容器10を下容器30に組み付けた際、上容器10の折り返し部15によって形成された空間内に介在する。これにより、下容器30に対する上容器10の左右方向の移動が規制される。
収容空間36は、下容器30の内部にトレイ20を収容するための空間である。なお、図2及び図5Bでは、収容空間36を破線で示している。
<カバー40の構成>
カバー40は、図1及び図2に示すように、カバー開口41と、側壁部42と、前壁部43と、後壁部44と、張り出し部45とを有している。
カバー開口41は、動物用トイレ1への動物の出入り口となる部位である。動物はこのカバー開口41から動物用トイレ1に出入りすることができる。
側壁部42は、カバー開口41の左右方向の両側にそれぞれ設けられた壁状の部位である。
前壁部43は、カバー開口41の前方側に設けられた壁状の部位であり、また、後壁部44は、カバー開口41の後方側に設けられた壁状の部位である。このような壁部(側壁部42、前壁部43、後壁部44)が設けられていることにより、粒状物S(図6参照)や***物が動物用トイレ1(上容器10)の外部にこぼれたり飛び散ったりすることが抑制される。また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、側壁部42の高さが前方側ほど低くなるように形成されている。これにより、後方側において粒状物Sや***物の飛び散りを抑制しつつ、前方側においては動物の視界を広く確保してトイレ内から外部の様子を確認しやすいようにしている。***中でも十分な視界が確保されることにより、動物に安心して動物用トイレ1を使用させることができる。
張り出し部45は、側壁部42、前壁部43、及び後壁部44の下方端から下方に向かって張り出した部位である。本実施形態では、側壁部42、前壁部43、後壁部44、及び張り出し部45は一体に形成されている。また、カバー40は底面を有しておらず、上下方向に貫通している。
図2に示すように、張り出し部45は、左右方向に対向する位置にそれぞれ、貫通穴450aが形成された嵌合片450が下方に向かって張り出して形成されている。なお、図2では、2つの嵌合片450のうち一方の嵌合片450のみを示している。貫通穴450aは、上容器10が組み付けられた下容器30に対してカバー40を組み付けた際に下容器3の凸部352aを嵌合させるためのものである。本実施形態では、貫通穴450aは、猫の顔の形状に形成されている。
図6は、動物用トイレ1の前後方向に沿った概略断面図である。なお、図6ではカバー40の図示を省略している。
動物用トイレ1の使用時には、図6に示すように、尿通過部100の上に猫砂等の粒状物Sが載置され、猫等の動物は当該粒状物Sの上に***を行う。粒状物Sは、動物によって***された尿等と接触することにより、アンモニア成分を吸収して消臭する効果や、湿気を除去する効果を有する。また、尿通過部100に粒状物Sが設置されていることにより、動物は当該部分(尿通過部100)が***を行うべき場所であると認識しやすくなる。なお、本実施形態では、粒状物Sとして、ゼオライトで形成された石砂を載置している。粒状物S(石砂)の詳細については後述する。
猫等の動物が***を行う際には、カバー開口41から動物用トイレ1内に進入し、上容器10の上面において粒状物Sが載置された尿通過部100の部分に尿等を***する。***された尿は、粒状物Sと接触しながら尿通過部100の複数の孔12aを通過して下方に落下する。そして、尿通過部100の下方に配置されている吸収体20aによって吸収され、トレイ20内に貯留される。
<尿通過部100の構成例>
前述したように、尿通過部100は、複数の横リブ110と、複数の縦リブ120を有している。横リブ110は、左右方向に沿って設けられており、左右方向に並ぶ複数の縦リブ120の間をつないでいる。また、縦リブ120は、前後方向に沿って設けられており、前後方向に並ぶ複数の横リブ110の間をつないでいる。
図7Aは、尿通過部100の一部を拡大した図であり、図7Bは、図7AのA-A断面図である。なお、図7Bでは、都合上、縦リブ120の下端に湾曲部が設けられていない場合の断面を示している。
以下の説明において、互いに隣り合う2つの横リブ110のうち、前方に位置する横リブ110を「前側横リブ110a」とし、後方に位置する横リブ110を「後側横リブ110b」とする。また、互いに隣り合う2つの縦リブ120のうち、左方に位置する縦リブ120を「左側縦リブ120a」とし、右方に位置する縦リブ120を「右側縦リブ120b」とする。また、本実施形態では、横リブ110と縦リブ120とが一体に成形されているが、必ずしもその必要はなく、横リブ110と縦リブ120とが別体に成形された上で繋ぎ合わされていてもよい。
図7Aに示すように、本実施形態では、互いに隣り合う2つの横リブ110(前側横リブ110a及び後側横リブ110b)間の距離Lは、互いに隣り合う2つの縦リブ120間の距離(孔12aの開口幅W)よりも長い(L>W)。したがって、横リブ110a,110b及び縦リブ120a,120bによって外周を囲まれた孔12aは、前後方向に細長いスリット形状となっている。すなわち、本実施形態において、前後方向は、孔12aの長手方向に相当し、左右方向は、孔12aの幅方向に相当する。
また、図7Aに示すように、横リブ110における縦リブ120に接続する部分には、縦リブ120に向かって湾曲する前側曲面113a、113b及び後側曲面114a、114bが設けられている。
本実施形態では、図7Aに示すように、左側縦リブ120aに向かって湾曲する前側曲面113aと右側縦リブ120bに向かって湾曲する前側曲面113bとが連続して形成されているため、横リブ110の前側では、左側縦リブ120aから右側縦リブ120bに亘って円弧面が形成されている。横リブ110の後側についても同様に、左側縦リブ120aに向かって湾曲する後側曲面114aと右側縦リブ120bに向かって湾曲する後側曲面114bとによって円弧面が形成されている。
したがって、前側横リブ110a、後側横リブ110b、左側縦リブ120a、及び右側縦リブ120bによって外周を囲まれた孔12aは、前側曲面113a,113bと後側曲面114a,114bとによって丸みを帯びた形状となっている。これにより、横リブ110と縦リブ120とを直角に接続する場合(孔12aが長方形の場合)と比べて、横リブ110と縦リブ120との接続部分が滑らかな曲面となるため、当該接続部分に尿等の汚れが溜まりにくくなる。具体的には、孔12aが長方形だと(横リブ110と縦リブ120とが直角に接続されていると)、孔12aの端部(1辺)に尿が留まる場合、角の2点に溜まりやすい。これに対し、本実施形態のように端部が円弧状だと、尿が1点に溜まりやすい。よって、長方形の場合と比べて溜まる尿が少なくなるので、より衛生的である。
前述した開口幅Wは、孔12のうち丸みを帯びていない部位(左右方向の長さが最大の部位)の幅であり、左右方向(幅方向)における孔12aの最大幅に相当する。
なお、前側曲面113a、113b及び後側曲面114a、114bは、設けられていなくてもよい(孔12aが長方形状に形成されていてもよい)。
横リブ110には、図7Bに示すように、縦リブ120に接続する部分の下側に縦リブ120から斜め上方に傾斜する下側傾斜面112aが設けられている。これにより、横リブ110と縦リブ120との境界部分に尿等の汚れが溜まりにくくなると共に、ブラシ等があてやすく掃除がしやすくなる。
また、横リブ110の下端には、上方に向かって円弧状に湾曲する湾曲部112が、互いに隣り合う2つの縦リブ120の間に亘って設けられており、当該湾曲部112の一部が下側傾斜面112aとなっている。湾曲部112が設けられていることにより、横リブ110を伝って上方から流れ落ちてきた尿等が横リブ110の下部に溜まらずに、湾曲部112を伝って下方に流れやすくなり、下容器30側に流れ落ちやすくなる(尿の切れが良くなる)。
図7Bにおいて、横リブ110の最下部110Lは、下側傾斜面112aのうち縦リブ120との境界に相当しており、本実施形態では、当該最下部110Lの上下方向の位置は、縦リブ120の最下部120Lの上下方向の位置と同じになっている。ここで、縦リブ120の最下部120Lは、縦リブ120のうち下方に向かって最も突出した部分である。
なお、前述したように、図7Bでは、縦リブ120の下端に湾曲部が設けられていない場合の断面を示しているが、縦リブ120の下端にも上方に向かって湾曲する湾曲部を、互いに隣り合う2つの横リブ110の間に亘って設けてもよい。この場合においても、尿等が縦リブ120の湾曲部を伝って下方に流れやすくなり、下容器30側に流れ落ちやすくなる。このように、横リブ110及び縦リブ120の少なくとも一方に湾曲部を設けることにより、湾曲部を設けていない場合と比べて、尿の切れを良くすることができる。
縦リブ120は、最上部120Hと最下部120Lとの間における上下方向の所定位置(例えば底部12の下面)で、幅方向(左右方向)の寸法Dが、最大寸法Daとなっている。以下の説明において、縦リブ120が最大寸法Daとなる部位の位置(上下方向の位置)を位置Tともいう。
また、縦リブ120は、最上部120Hと、位置Tにおける幅方向の両端部との間が、上側曲面121(曲面に相当)で結ばれている。上側曲面121は、上方に向かって湾曲する曲面であり、本実施形態では、縦リブ120の位置Tよりも上方側が半円形状になっている。これにより、尿等が縦リブ120の上部に溜まりにくく、下方に流れ落ちやすくなる。また、後述するように、粒状物Sが孔12aに挟まった際に、粒状物Sを取り除きやすくなる。
また、図7Bに示すように、縦リブ120は、位置Tよりも下側に下方に向かって湾曲する下側曲面122が設けられており、当該下側曲面122と横リブ110の下側傾斜面112aとが連続している。したがって、本実施形態では、横リブ110の湾曲部112と縦リブ120の下側曲面122とが滑らかに連続している。
縦リブ120の下側においても下側曲面122が設けられていることにより、縦リブ120を伝って上方から流れ落ちてきた尿等が縦リブ120の下部に溜まらずにそのまま下容器30側に流れ落ちやすくなる。そして、縦リブ120の下側曲面122と横リブ110の湾曲部112とが滑らかに連続しているため、横リブ110と縦リブ120との境界部分に尿等の汚れが溜まってしまうことを抑制することができる。
また、縦リブ120の位置Tよりも下方側では、寸法Dが、下端に向かうにつれて小さくなっている。これにより、縦リブ120を伝って上方から流れ落ちてきた尿等や、横リブ110の湾曲部112などを伝ってきた尿等が最下部120Lに集まって大きな液滴となり自重で下方に落ちやすくなり、尿の切れがよくなる。なお、必ずしも当該寸法Dが縦リブ120の下端に向かうにつれて小さくなっている必要はない。また、位置Tよりも上側の曲面(上側曲面121)が必ずしも存在していなくてもよい。例えば、縦リブ120の断面が矩形状であってもよい。
≪粒状物Sと尿通過部100の関係について≫
図8Aは粒状物Sの概略斜視図である。図8Bは、欠けた粒状物Sの概略側面図である。
本実施形態の粒状物Sは、ゼオライトで形成された石砂であり、図8Aに示すように円柱形状に形成されている。図8Aの状態(欠けていない状態)において、粒状物Sの粒径dは5.5mm、粒長lは10.0mmである。
しかし、このような粒状物S(石砂)は、例えば、製品の流通時や、動物(猫など)にかき回されたり、踏まれたりすることによって、欠けることがある。図8Bには、図8Aの破線部分で欠けた場合の一部が示されている。図8Bにおいて、粒状物Sの粒長方向の最大長さを長さm(m<l)とし、最小長さを長さn(n<m)としている。
前述したように、尿通過部100の孔12aは、粒状物Sを通過させない大きさに形成されている。具体的には、孔12aの開口幅Wは2.7mmに設けられており、図8Aの粒状物S(粒径d:5.5mm、粒長l:10.0mm)は孔12aに挟まらない。しかし、粒状物Sが図8Bのように欠けた場合、欠けた粒状物Sが孔12a(幅方向に隣り合う縦リブ120の間)に挟まってしまうおそれがある。また、孔12aに粒状物Sが挟まると簡単に取ることができず、衛生上の問題や、専用の道具を用意する手間がかかるという問題がある。そこで、粒状物Sが欠けた場合においても、欠けた粒状物Sが挟まりにくいように液通過部100の孔12aの条件の検討を行った。なお、ここでは、粒状物Sとして、長さmが粒径dよりも小さいもの(具体的には5.5mm未満のもの)を選定した(すなわち、d>m>n)。
図9は、粒状物Sの形状と詰まり回数との関係を示す図である。
ここでは、後述する粒詰まり試験と同様の試験を数回行い、詰まった粒状物S(粒)について、詰まり回数と、その粒の長さmと長さnの値を評価した。なお、孔12aの開口幅Wは2.5mmで試験を行った。
図9において、詰まり回数が5回の粒は、特に詰まりやすい粒である。この特に詰まりやすい粒(詰まり回数が5回の粒)について、長さnの平均値は1.98mm、長さmの平均値は3.06mmであった。また、m+nの平均値は5.04mm、m-nの平均値は1.08mmであった。
図10は、粒状物Sが孔12a(縦リブ120の間)に挟まった状態の一例を示す図である。図のように、粒状物Sの長さnが、孔12aの開口幅W(隣り合う縦リブ120の間隔)より小さければ、粒状物Sが孔12に入り込むおそれがある。しかし、図10に示すように、開口幅Wが(m+n)/2よりも小さければ、孔12aに入り込む量は小さく、挟まりにくいといえる。
上述したように、特に詰まりやすい粒のm+nの平均値は5.04mmであるので、開口幅Wは、5.04/2=2.52(mm)未満であることが望ましいことになる。後述する粒詰まり試験においても、開口幅Wを2.5mm以下とすることで、従来(2.7mm)と比べて詰まりを低減できることが確認された。
ただし、開口幅Wを小さくしすぎると、液透過率(尿通過部100上に複数の粒状物Sを載置した状態での液透過率)が低下して、尿が尿通過部100に滞留するおそれがある。このため開口幅Wは、液通過率90%以上を維持できる範囲であることが望ましい。具体的には、開口幅Wは1.7mm以上が望ましい(後述の液透過試験参照)。これにより、尿通過部100に留まる尿を低減させることができ、悪臭が発生しにくくなる。なお、液透過率の算出方法等については後述する。
なお、上述の寸法を満たす範囲において、開口幅Wは、縦リブ120の最大寸法Daよりも大きいことが望ましい。例えば、縦リブ120の最大寸法Daが2.2mmの場合、2.2<W≦2.5であることが望ましい。この場合においても、開口幅Wが2.5mm以下なので、粒状物Sを挟まりにくくすることができる。ただし、これには限られず、開口幅Wが縦リブ120の最大寸法Da以下であってもよい。例えば、縦リブ120の最大寸法Daが2.2mmの場合、2.2≧W≧1.7であってもよい。
また、本実施形態では、縦リブ120の最上部120Hと、位置Tにおける幅方向(左右方向)の端部との間が上側曲面121で結ばれている。これにより、粒状物Sが孔12aに挟まった際に、縦リブ120の上側曲面121に沿わせて粒状物Sを移動させることができる。よって、粒状物Sを取り除きやすくなる。
図11は、特に詰まりやすい粒状物Sのうちで最も奥に詰まった状態を示す図である。なお、特に詰まりやすい粒(詰まり回数5回の粒)のうち、最も孔12aの奥に詰まる粒は、長さmと長さnとの差(m-n)が最も小さい粒である(図9において、長さnが2.12mm、長さmが2.62mmの粒)。図11では、その粒(粒状物S)が孔12aに詰まった状態を示している。
図11に示す粒(粒状物S)は、縦リブ120の間の奥深くまで入り込んでいる。この状態において、縦リブ120の位置Tよりも上側に出ている粒状物Sの上下方向の長さは、粒状物Sの粒径d(5.5mm)を5等分したうちの約一つ分(1.1mm)であった。仮に、縦リブ120における長さX(最上部120Hと位置Tとの差)が1.1mmよりも大きければ、図のように挟まった際に取り除くことができなくなる。よって、縦リブ120の長さXは、1.1mm以下であることが望ましい。
また、縦リブ120の最大寸法Daの半分(Da/2)は、1.1mm以下であることが望ましい(換言すると、最大寸法Daは2.2mm以下であることが望ましい)。仮に、Da/2が、1.1mmよりも大きい場合、図11のように粒状物Sが挟まった際に、縦リブ120を乗り越えるようにして粒状物Sを取り除くことができなくなる。Da/2を、1.1mm以下(最大寸法Daを2.2mm以下)とすることで、縦リブ120を乗り越えるようにして粒状物Sを取り除くことが可能になる。
また、幅方向(左右方向)に隣り合う縦リブ120の幅方向の中心間距離P(最上部120H間の距離)は、開口幅W+(2×Da/2)となるので、2.5+2.2=4.7(mm)以下であることが望ましい。これにより、縦リブ120を乗り越えるようにして粒状物Sを取り除くことが可能になる。また、W+Daが4.7(mm)以下だと、単位面積当たりの縦リブ120が多くなるため、底部12が撓みにくく目開きが起こらないため、粒状物Sが挟まりにくい。なお、長手方向(前後方向)に隣り合う横リブ110の長手方向の中心間距離は、5~50mmが望ましい。50mm以上では、動物の荷重がかかることにより底部12(尿通過部100)が撓むおそれがあり、撓んだ状態から元の状態に戻る際に粒状物Sが挟まりやすくなるおそれがある。
また、中心間距離P(ここではW+Da)と縦リブ120の長さX(ここではDa/2)との比P/Xは、4.3以下(より好ましくは、4.1以下)が望ましい。この場合、最上部120Hから位置Hまでの高さが低いので、粒状物Sが孔12aに入っても出やすくなる。このため、粒状物Sが挟まりにくく、尿が溜まったり、尿の透過を妨げたりすることがなく悪臭が発生しにくい。
また、開口幅Wと縦リブ120の長さXとの比W/Xは、2.3以下(より好ましくは、2.1以下)が望ましい。これにより、粒状物Sが挟まりにくいため、尿が溜まったり、尿の透過を妨げたりすることがなく悪臭が発生しにくい。
また、開口幅Wと縦リブ120の最大寸法Daとの比W/Daは、1.2以下(より好ましくは、1.1以下)であることが望ましい。この場合、縦リブ120の間隔が狭いので、粒状物Sの詰まりを抑制できる。粒状物Sが詰まらないため、尿が溜まったり、尿の透過を妨げたりすることがなく悪臭が発生しにくい。
≪開口幅Wの評価試験≫
試験用スノコを用いて、試験(粒詰まり試験及び透過率試験)を行ない、開口幅Wの好適な範囲を評価した。
<粒詰まり試験>
(使用部材)
・試験用スノコ :尿通過部100と同パターン(3Dプリンターにて作製)
開口幅W(mm):2.7、2.5、2.45、2.4、2.35、2.3、2.0、1.9、1.8
・円筒部材 :内径100mm、高さ30mm
・粒状物 :ゼオライトの試験用石砂(粒長5mm以下の細かい粒)
(試験装置)
ふるい振とう機 型式:AS-200 Retsch社製
振とう速度:3600回/min (60Hz)
振とう幅:1.80mm
振とう時間:1min
(試験方法)
図12A~図12Dは、粒詰まり試験の試験方法の概略説明図である。
まず、図12Aに示すように、試験用スノコ50に、円筒部材52を設置(固定)し、円筒部材52の中に粒状物S(ここでは粒長5mm以下の石砂)を投入する。
次に、図12Bに示すように、ふるい振とう機60に、図12Aで用意した試験用スノコ50等を載せ、蓋(不図示)をして、60Hzで1分(1min)振とうさせる。
振とう終了後、ふるい振とう機60から試験用スノコ50を取り出し、図12Cに示すように、約90度傾ける。
そして、図12Dに示すように、試験用スノコ50に詰まった粒状物S(石砂)の数をカウントする。
上記の試験を一つの試験用スノコ50(開口幅W)につきそれぞれ10回行ない、詰まった粒の数(平均値)を比較した。
(試験結果)
図13は、粒詰まり試験の試験結果を示す図である。開口幅W2.7mm(従来幅)の平均が7.0粒であるのに対し、開口幅Wが2.5mmの平均は2.3粒であり、半分以下になっている。すなわち、開口幅Wを2.5mmとすることで、開口幅Wが2.7mmの場合と比べて、粒状物Sを詰まりにくく(挟まりにくく)できることが確認された。
さらに、開口幅Wが2.3mm以下では平均が0.1粒以下であり、ほとんど詰まりが発生しないことが確認された。
<製品状態での粒詰まり試験>
システムトイレに用いる、主成分ゼオライトの石砂として市販されている2社(ユニ・チャーム株式会社、アイリスオーヤマ株式会社)の製品を用いて、製品状態(粒長で選定していない状態)での粒詰まり試験を行った。
(使用部材)
・試験用スノコ :粒詰まり試験と同じ
開口幅W(mm):2.7、2.5、2.3
・円筒部材 :内径84mm、高さ30mm
・粒状物 :ユニ・チャーム株式会社製及びアイリスオーヤマ株式会社製の石砂
(試験方法)
各社の製品のパッケージから粒状物(石砂)を50ml取り出し、試験用スノコに設置した円筒部材の中に入れ、20回手でふるい、試験用スノコを垂直(約90度)に傾けた後、試験用スノコに詰まった粒の数をカウントする。
上記の試験を、一つの試験用スノコ(開口幅W)につき、製品(粒)毎にそれぞれ5回行い、詰まった粒の平均値を算出した。さらに、詰まり粒数(平均値)を40倍した数値を2L換算値とし、2L換算値で評価を行った。
(試験結果)
試験結果を表1に示す。
Figure 2022067386000002
表1に示すように、開口幅Wが2.5mmでは、2.7mmの場合と比べて詰まり粒数が半分以下になった。特に、ユニ・チャーム社製の石砂の場合、開口幅Wが2.5mmで詰まりが発生しなかった。また、開口幅Wが2.3mmでは、どちらの製品においても詰まりが発生しなかった。
このように、市販されているゼオライトの石砂の製品を用いた試験においても、開口幅Wを2.5mm以下とすることで、粒状物(石砂)を詰まりにくく(挟まりにくく)できることが確認された。よって、開口幅Wは2.5mm以下(より好ましくは2.3mm以下)が良いといえる。
<液透過試験>
(使用部材)
・試験用スノコ :尿通過部100と同パターン(3Dプリンターにて作製)
開口幅W(mm):2.7、2.5、2.45、2.4、2.35、2.3、2.0、1.9、1.8、1.7、1.6、1.5
・円筒部材 :内径84mm、高さ30mm
・粒状物 :ゼオライトの石砂
・人工尿 :生理食塩水
(試験方法)
図14A~図14Dは、液透過試験の試験方法の概略説明図である。
まず、図14Aに示すように、試験用スノコ50に円筒部材52を設置し、円筒部材52の中に粒状物S(石砂)をすり切り一杯入れ、上部が開放した受け容器70の上に配置する。
次に、図14Bに示すように、シリンジ等を用いて、円筒部材52の上20mmの高さから人工尿20gを約10秒かけて滴下する。
滴下後15秒放置(静置)し、その後、図14Cに示すように、重量計80で重量を測定する。なお、重量計80は、予め、受け容器70のみを載せた状態でゼロとなるように設定している。よって、図14Cの場合、試験用スノコ50を通過した人工尿の重量は18.77gであることになる。
そして、滴下量(ここでは20g)と、測定重量から以下の式(1)により液透過率を算出する。
液透過率(%)=測定重量/滴下量×100・・・・(1)
例えば、測定重量が18.77g(図14C)の場合の液透過率は、式(1)より、93.85%となる。算出した液透過率が90%以上を合格(OK)とし、90%未満を不合格(NG)とした。
(試験結果)
図15は、液透過試験の試験結果を示す図である。図15の横軸は開口幅W(mm)であり、縦軸は、液透過率(%)である。なお、各開口幅W(試験用スノコ50)についてそれぞれ液透過率の試験を複数回行なっており、図15では、その結果を箱ひげ図(最大値、最小値、四分位数)にて示している。
図15より、開口幅Wが1.7mmまでは90%以上の液透過率を維持している。しかし開口幅Wが、1.6mm以下では90%以上を維持できていない(液透過率NG)。よって、開口幅Wは1.7mm以上であることが望ましい。
以上の結果(粒詰まり試験及び液透過試験の結果)より、孔12aの開口幅Wは、1.7mm以上、2.5mm以下(より好ましくは2.3mm以下)であることが望ましい。これにより、液透過率を90%以上に維持しつつ、粒状物Sを挟まりにくくすることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
前述の実施形態では、全ての縦リブ120(左側縦リブ120a及び右側縦リブ120b)が、同一形状に形成されていたが、これには限られず、例えば、上下方向の長さの異なるもの(リブ)が混在していてもよい。
図16A及び図16Bは、縦リブ120の変形例の説明図である。この変形例では、縦リブ120と縦リブ120´が交互に配置されている。なお、図16Aでは、縦リブ120と縦リブ120´の最上部の位置を揃えており、図16Bでは、縦リブ120と縦リブ120´の最下部の位置を揃えている。
縦リブ120は、前述の実施形態と同形状であり、上下方向の長さ(高さ)はhである。
縦リブ120´は、上下方向の長さがh(<h)であり、縦リブ120よりも上下方向の長さが短い。より具体的には、縦リブ120´は、縦リブ120と比べて、最大寸法Daの部位よりも下側の長さが短く、断面が円形に近い形状に形成されている。
このように上下方向の長さの異なる縦リブ120を配置することで、粒状物Sが間に挟まった場合においても、挟まった粒状物Sを取り除きやすくすることができる。なお、この例では縦リブ120の形状(上下方向の長さの異なる形状)は2種類であったが、これには限られず3種類以上にしてもよい。
また、前述の実施形態では、尿通過部100の孔12aは、前後方向に長い略長方形状(スリット形状)に形成されていたが、これには限られない。例えば、楕円形状であってもよい。なお、楕円の場合、長軸方向が長手方向に相当し、短軸方向が幅方向に相当する。この場合も、短軸方向(幅方向)の最大幅が、2.5mm以下(好ましくは2.3mm以下)になるようにすればよい。これにより、粒状物Sを挟まりにくくすることができる。
また、前述の実施形態では、粒状物Sとして、ゼオライトの石砂を用いていたが、これには限られない、例えば、ベントナイトの石砂でもよい。また、シリカゲル、植物性由来砂、紙砂などでもよい。例えば、シリカゲルとしては、「デオトイレ消臭サンド」(ユニ・チャーム株式会社製)、植物性由来砂としては、「ニャンとも清潔トイレ脱臭・抗菌チップ」(花王株式会社製)や、「デオトイレ消臭・抗菌チップ」(ユニ・チャーム株式会社製)、紙砂としては、「デオトイレ飛び散らない緑茶成分入り消臭サンド」(ユニ・チャーム株式会社製)が挙げられる。これらを、開口幅2.5mmのスノコで粒詰まり試験した結果、1粒も詰まらなかった。
また、動物用トイレの構成や形状は前述した実施形態には限られない。例えば、前述の実施形態の動物用トイレ1は、上容器10、トレイ20、下容器30、及びカバー40の4つの部材を備えていたが、必ずしもこれら4つの部材から構成されていなくてもよい。例えば、以下に示すような形態でもよい。
図17は、動物用トイレ1´の斜視図であり、図18は、動物用トイレ1´の分解図である。図に示すように、動物用トイレ1´は、上容器10´と、下容器30´とを備えている。
上容器10´は、上部が開放された容器であり、底部12´と、外周部13´と、側部14´とを備えている。
底部12´は、上容器10´の底面を構成する部位である。底部12´には尿通過部100´が設けられている。また尿通過部100´には、尿を下方に通過させるための複数の孔12a´が形成されている。尿通過部100´の構成は、前述の動物用トイレ1の尿通過部100の構成と同様である。ただし、この例では孔12a´(縦リブ、横リブ)の向きが前述の実施形態とは異なっており、孔12a´は、左右方向に細長い形状を有している。すなわち、この例において、左右方向は孔12a´の長手方向に相当し、前後方向は、孔12´の幅方向に相当する。
外周部13´は、底部12´の外側を囲む部位であり、底部12´から外側に向かって上り傾斜(傾斜面)となっている。
側部14´は、外周部13´の周縁から起立すると共に、上容器10´の外壁を構成する壁面である。側部14´は、上部壁部14Aと、延出壁部14Bとを有する。
上部壁部14Aは、その下端が外周部13´の上端から連続している。そして、上部壁部14Aは、上容器10´の上端部まで延び、上端部で外側に向かって反っている。
延出壁部14Bは、図17、図18に示すように、上部壁部14Aの外面側において、上部壁部14Aから下方へ延びる部位である。また、延出壁部14Bは、下容器30´よりも外側に位置している。上容器10´の四隅において、延出壁部14Bは、下方に延び、脚部14Cを構成している。また、図17、図18に示すように、延出壁部14Bは、脚部14Cと脚部14Cとの間に、上方へ向かって弧を描くように切り欠かれた切り欠き部14Dを有している。
下容器30´は、図18に示すように、上部が開放された容器であり、底部31´と、側壁部32´と、取っ手部37とを備えている。
底部31´は、上容器10´の液通過部100´の複数の孔12a´を通過した尿を受ける部位であり、底部31´の上には、吸収体20aが配置されている。すなわち、この例の底部31´は、吸収体設置部に相当する。
側壁部32´は、底部31´の周縁から起立する壁状の部位である。
取っ手部37は、側壁部32´の外面に配置されている。取っ手部37は、下容器30´の短手方向の辺に1箇所ずつ(計2箇所)設けられている。取っ手部37は、下容器30´の外側に突出するように設けられている。
なお、図では示していないが、上容器10´の尿通過部100´の上には、前述の実施形態と同様に粒状物Sが載置される。この動物用トイレ1´においても、尿通過部100´(孔12a´等)を、前述の実施形態と同様に形成することで、粒状物Sを挟まりにくくすることができる。
1,1´ 動物用トイレ、
10,10´ 上容器、12,12´ 底部、
12a,12a´ 孔(開口部)、
13,13´ 外周部、14,14´ 側部、
14A 上部壁部、14B 延出壁部、14C 脚部、
14D 切り欠き部、15 折り返し部、
20 トレイ、20a 吸収体、21 底部、22 側部、
23 吸収体設置部、24 取っ手部、
30,30´ 下容器、31 底部、31´ 底部(吸収体設置部)
31a 底開口部、
32,32´ 側壁部、33 前壁部、
33b 凹部、34 後壁部、
35 折り返し部、
36 収容空間、37 取っ手部、
40 カバー、41 カバー開口、42側壁部、
43 前壁部、44 後壁部、45 張り出し部、
50 試験用スノコ、52 円筒部材、
60 ふるい振とう機、70 受け容器
80 重量計
100 尿通過部(液通過部)、
110 横リブ(第2リブ)、
110a 前側横リブ、110b 後側横リブ、
112 湾曲部、112a 下側傾斜面、
113a,113b 前側曲面、
114a,114b 後側曲面、
120 縦リブ(第1リブ)、
120a 左側縦リブ、120b 右側縦リブ、
120H 最上部、120L 最下部、
121 上側曲面(曲面)、122 下側曲面、
240 引っ掛け穴、
351 突起、352 嵌合片、352a 凸部、
S 粒状物
W 開口幅(最大幅)
D 寸法、Da 最大寸法

Claims (11)

  1. 上下方向を有し、
    尿を下方に通過させる複数の開口部が設けられた液通過部と、
    前記液通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置される吸収体設置部と、
    を備え、前記液通過部の上に複数の粒状物が載置される動物用トイレであって、
    前記開口部は、長手方向と、前記長手方向に直交する幅方向を有し、
    前記幅方向における前記開口部の最大幅が、2.5mm以下である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  2. 請求項1に記載の動物用トイレであって、
    前記開口部の前記最大幅が、2.3mm以下である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  3. 請求項1又は2に記載の動物用トイレであって、
    前記液通過部上に前記複数の粒状物を載置した状態での液透過率が90%以上である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  4. 請求項1~3の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記開口部の前記最大幅が、1.7mm以上である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  5. 請求項1~4の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記液通過部は、前記長手方向に沿い、且つ、前記幅方向に並ぶ複数の第1リブを有し、
    前記開口部は、前記幅方向に隣り合う前記第1リブの間に形成されており、
    前記開口部の前記最大幅は、前記第1リブの前記幅方向の最大寸法よりも大きい、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  6. 請求項1~4の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記液通過部は、前記長手方向に沿い、且つ、前記幅方向に並ぶ複数の第1リブを有し、
    前記第1リブの前記幅方向の最大寸法が、2.2mm以下である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  7. 請求項5又は6に記載の動物用トイレであって、
    前記第1リブの最上部と最下部との間における前記上下方向の所定位置で、前記第1リブの前記幅方向の寸法が前記最大寸法となっており、
    前記第1リブの前記最上部と、前記所定位置における前記第1リブの前記幅方向の端部との間が曲面で結ばれている、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  8. 請求項7に記載の動物用トイレであって、
    前記上下方向において、前記第1リブの前記最上部の位置と、前記所定位置との差が1.1mm以下である、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  9. 請求項5~8の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記幅方向に隣り合う前記第1リブの前記幅方向の中心間隔が、4.7mm以下である
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  10. 請求項5~9の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記複数の第1リブには、前記上下方向の長さが第1長さのものと、前記第1長さとは異なる第2長さのものとが含まれている、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
  11. 請求項5~10の何れかに記載の動物用トイレであって、
    前記液通過部は、前記幅方向に沿い、且つ、前記長手方向に並ぶ複数の第2リブを有し、
    前記開口部は、前記第1リブと前記第2リブによって外周が囲まれており、
    前記第1リブ及び前記第2リブの少なくとも1方の下端には、上方側へ向かって湾曲する湾曲部が設けられている、
    ことを特徴とする動物用トイレ。
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