JP2024001450A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】副燃焼室を有するエンジンの燃焼安定性を高める。【解決手段】エンジンは、主燃焼室の内部の混合気を点火する主室点火プラグ9と、副燃焼室の内部の混合気を点火する副室点火プラグ8と、を有する。コントローラ50は、吸気行程から排気行程に至るクランク角の範囲において、主室点火プラグ9のみが点火する主室点火モードと、副室点火プラグ8のみが点火する副室点火モードと、の間で点火モードを切り換える点火プラグ制御部50Bと、燃料カットにより副燃焼室の壁面温度が所定値未満になったか否かを判定する判定部50Cと、を備える。点火プラグ制御部50Bは、点火モードが副室点火モードであるときに、判定部50Cにより壁面温度が所定値未満になったと判定されると、点火モードを主室点火モードに切り換える。【選択図】図5

Description

本発明は、副燃焼室を有する内燃機関の制御装置に関する。
この種の装置として、従来、主燃焼室と副燃焼室とにそれぞれ点火プラグを設け、エンジンの運転状態に応じてこれら点火プラグの作動を制御するようにした装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。特許文献1記載の装置では、エンジンの低負荷運転時のみ、主燃焼室の点火プラグを点火する。特許文献2記載の装置では、エンジンの始動時に主燃焼室の点火プラグを点火する。
特開2019-49258号公報 特開2021-113551号公報
上記特許文献1,2記載の装置では、エンジンの低負荷運転時またはエンジンの始動時に主燃焼室の点火プラグが点火され、それ以外では主に副燃焼室の点火プラグが点火される。しかしながら、上述した条件以外であっても、副燃焼室の点火プラグを点火したのでは十分な燃焼安定性を得ることができない場合があり、この点で改善の余地がある。
本発明の一態様は、燃料を噴射する燃料噴射部と、気筒内を往復動するピストンに面した主燃焼室と、噴孔を介して主燃焼室に連通する副燃焼室と、主燃焼室の内部の混合気を点火する第1点火部と、副燃焼室の内部の混合気を点火する第2点火部と、を有するとともに、車両の走行中における燃料噴射部からの燃料噴射を遮断する燃料カット機能を有する内燃機関の制御装置であって、吸気行程から排気行程に至るクランク角の範囲において、第1点火部のみが点火するまたは第1点火部の点火後に第2点火部が点火する第1点火モードと、第2点火部のみが点火する第2点火モードと、の間で点火モードを切り換える点火モード切換部と、燃料カットにより副燃焼室の壁面温度が所定値未満になったか否かを判定する判定部と、を備える。点火モード切換部は、点火モードが第2点火モードであるときに、判定部により壁面温度が所定値未満になったと判定されると、点火モードを第1点火モードに切り換える。
本発明によれば、燃料カット後の燃焼安定性を改善することができる。
本発明の実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用される内燃機関としてのエンジンの要部構成を概略的に示す図。 図1の矢印II-II線に沿って切断した場合のエンジンの要部を示す図。 図1の要部拡大図。 点火モードごとの点火プラグの点火時期を模式的に示す図。 本発明の実施形態に係る内燃機関の制御装置の要部構成を示すブロック図。 図5のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。 図5の変形例を示す図。
以下、図1~図7を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明が適用される内燃機関の一例であるエンジン1の要部構成を概略的に示す図である。エンジン1は、車両の減速走行時等に複数の気筒への燃料供給を停止する燃料カット機能を有する火花点火式の内燃機関であり、動作周期の間に吸気、膨張、圧縮および排気の4つの行程を経る4ストロークエンジンである。吸気行程の開始から排気行程の終了までを、便宜上、エンジン1の燃焼行程の1サイクルまたは燃焼サイクルと称する。エンジン1は4気筒、6気筒、8気筒等、複数の気筒を有するが、図1には、単一の気筒の構成を示す。なお、各気筒の構成は互いに同一である。エンジン1は、ガソリンを燃料として火花点火により混合気の燃焼を行うガソリンエンジンである。燃料は、アルコールを含む燃料であってもよい。
図1に示すように、エンジン1は、シリンダブロック11に形成された略円筒形状のシリンダ2と、シリンダ2の内壁に沿って摺動可能に配置されたピストン3と、ピストン3とシリンダヘッド12との間に形成された燃焼室4と、を有する。ピストン3は、コンロッド5を介してクランクシャフト6に連結され、シリンダ2内をピストン3が往復動することにより、クランクシャフト6が回転する。なお、ピストン3の上面は例えば凹凸状に形成されるが、図1では、便宜上、平坦面として示す。
シリンダヘッド12には、吸気ポート13と排気ポート14とが設けられる。燃焼室4には、吸気ポート13を介して吸気通路15が連通する一方、排気ポート14を介して排気通路16が連通する。吸気ポート13は吸気バルブ17により開閉され、排気ポート14は排気バルブ18により開閉される。吸気バルブ17の上流側の吸気通路15には、スロットルバルブ19が設けられ、スロットルバルブ19により燃焼室4へ流れる吸気量が調整される。吸気バルブ17と排気バルブ18とは、不図示の動弁機構により、クランクシャフト6の回転に同期した所定のタイミングで開閉される。
シリンダヘッド12には、燃焼室4に臨むように燃料噴射部としてのインジェクタ7が装着される。インジェクタ7は、例えばシリンダブロック11の側方かつ吸気バルブ17の近傍に、先端の燃料噴射口を斜め下方に向けて配置される。インジェクタ7は、コントローラ(図5)からの指令により、吸気行程から圧縮行程にかけての範囲内で1回または複数回、燃焼室4内に燃料を噴射する。すなわち、インジェクタ7は、筒内噴射型の燃料噴射弁として構成される。なお、インジェクタ7の配置はこれに限らず、例えば吸気ポート13に面してインジェクタ7を配置し、ポート噴射型の燃料噴射弁として構成してもよい。
図2は、吸気バルブ17と排気バルブ18の配置を概略的に示す図であり、シリンダ2を下方から見た図(図1の矢印II-II線に沿って切断した図)である。図2には、シリンダ2の中央を通り、互いに直交する一対の基準線L1,L2と、基準線L1,L2の交点を通って、基準線L1,L2に直交する軸線CL1と、が示される。さらに基準線L1上には、シリンダ2の中心線である軸線CL1と平行に、軸線CL2が示される。図2に示すように、吸気バルブ17は、基準線L2の一方側に、基準線L1を挟んで一対設けられる。排気バルブ18は、基準線L2の他方側に、基準線L1を挟んで一対設けられる。なお、吸気ポート13と排気ポート14も、吸気バルブ17と排気バルブ18に対応してそれぞれ一対設けられる。一対の排気バルブ18間の距離は、一対の吸気バルブ17間の距離よりも長い。図1のインジェクタ7は、基準線L1上(図2の領域A1)に配置され、基準線L1に沿って吸気ポート側から排気ポート側へ燃料を噴射する。
図1,図2に示すように、シリンダヘッド12の略中央部には、吸気ポート13と排気ポート14との間において、ピストン3に向けてハウジング45が突設される。図3は、ハウジング45の周囲の構成を拡大して示す図1の要部拡大図である。図3に示すように、ハウジング45は、軸線CL2を中心とした断面略U字状、より具体的には、突出側の先端部46が略円弧状(例えば半円状ないしドーム状)に形成され、先端部46は、軸線CL2を中心とした対称形状を呈する。なお、軸線CL2は、図1のシリンダ2の中心線(軸線CL1)からインジェクタ7の反対側にずれているが(図2)、軸線CL2が軸線CL1に一致するようにハウジング45を設けてもよい。
ハウジング45の先端部46には、軸線CL2を中心として周方向等間隔に周方向複数の貫通孔、すなわち噴孔47が開口される。噴孔47は、軸線CL2からピストン3側かつ径方向外側に斜めに延在する軸線CL3に沿って放射状に開口される。なお、軸線CL2と軸線CL3とのなす角α1は、燃焼室壁に火炎ジェットが触れないような角度に設定することが好ましく、例えば30°~60°の範囲にある。
燃焼室4は、ハウジング45により、ハウジング45の外側の主燃焼室41と、ハウジング45の内側の副燃焼室42とに分けられる。図1に示すように、インジェクタ7は主燃焼室41に面して配置され、主燃焼室41に燃料が噴射される。インジェクタ7から噴射すべき目標噴射量は、実空燃比が理論空燃比となるように吸気量に応じてコントローラ(図5)により算出される。吸気ポート13と排気ポート14との間のシリンダヘッド12の中央部、より具体的には、軸線CL2上には、点火プラグ8が設けられる。点火プラグ8は、先端の点火部が副燃焼室42に面するようにその長手方向の中心線が例えば軸線CL2に沿って配置され、コントローラからの指定に応じて電気エネルギーにより点火部で火花を発生するように構成される。
インジェクタ7から主燃焼室41に燃料が噴射されると、主燃焼室41で空気と燃料との混合気が生成される。この混合気の一部は、周方向複数の噴孔47を介して副燃焼室42に流入し、点火プラグ8で点火されて燃焼する。副燃焼室42で生成された燃焼ガスは、噴孔近傍の混合気を未燃ガスジェットとして主燃焼室41に追いやった後、複数の噴孔47からトーチ状の火炎ジェット48として放射状に噴出し、主燃焼室41の混合気を燃焼させる。膨張行程では、主燃焼室41で燃焼した高温高圧の燃焼ガスによってピストン3が押し下げられ、クランクシャフト6が回転される。
エンジン1は、燃費の向上を目的として、エンジン走行時に所定の燃料カット条件が成立するとインジェクタ7からの燃料噴射を停止する燃料カット機能(フューエルカット機能)を有する。すなわち、燃料カット条件が成立すると、燃料カットモード(F/Cモードと呼ぶ)に移行して燃料噴射が停止される。燃料カット条件は、例えばアクセルペダルの操作量(アクセル開度)が所定値以下で、かつ、クランクシャフト6の回転数(エンジン回転数)が所定値以上で、かつ、車速が所定値以上の状態が検出されると、成立する。例えば減速走行時に燃料カット条件が成立する。F/Cモードでは、シリンダ2内への吸気が継続される。なお、燃料カット条件は上述したものに限らない。
図2に示すように、シリンダヘッド12には、一対の排気バルブ18の間に、より詳しくは基準線L1上に、さらに点火プラグ9が設けられる。点火プラグ9は、シリンダ2の中心線(軸線CL1)からシリンダ壁部までの中間地点(シリンダ半径の1/2の地点)ないしほぼ中間地点において、先端の点火部が主燃焼室41に面するようにその長手方向の中心線が軸線CL2と平行に配置され、コントローラからの指定に応じて電気エネルギーにより点火部で火花を発生するように構成される。なお、シリンダ半径の1/2の地点よりも中心側またはシリンダ壁部側に、点火プラグ9を配置してもよい。インジェクタ7から主燃焼室41に燃料が噴射された後、点火プラグ9が点火されると、主燃焼室41で混合気が燃焼してピストン3が押し下げられ、クランクシャフト6が回転される。
このように本実施形態では、主燃焼室41と副燃焼室42とにそれぞれ点火プラグ8,9が設けられる。以下では、主燃焼室41に設けられる点火プラグ9を主室点火プラグと呼び、副燃焼室42に設けられる点火プラグ8を副室点火プラグと呼ぶことがある。点火プラグ8,9の作動はコントローラ(図5)により制御される。点火モードには、燃焼サイクルで主室点火プラグ9のみが点火される主室点火モード、副室点火プラグ8のみが点火される副室点火モード、および主室点火プラグ9と副室点火プラグ8の双方が点火される位相差点火モードが含まれる。
位相差点火モードでは、同一の燃焼サイクルで、主室点火プラグ9が点火された後、クランク角が所定クランク角(所定位相差)だけ変化すると、副室点火プラグ8が点火される。このときの主室点火プラグ9の点火時期と副室点火プラグ8の点火時期との差は、クランクシャフト6の回転角度の差(クランク角差)によって表される。なお、クランク角差を位相差とも呼ぶ。
副室点火プラグ8による燃焼は火炎ジェットによる急速燃焼であるため、副室点火プラグ8による混合気の燃焼速度は、主室点火プラグ9による燃焼速度よりも速い。したがって、位相差が小さすぎると、主燃焼室41における主室点火プラグ9の点火による火炎の伝播を、副室点火プラグ8の点火による火炎の伝播が追い越し、主室点火プラグ9の点火による効果が得られない。一方、位相差が大きすぎると、主室点火プラグ9の点火によって混合気が十分に燃焼されるため、副室点火プラグ8の点火による火炎が主燃焼室41に到達するとき、主燃焼室41では混合気の未燃部分が残っておらず、副室点火プラグ8による急速燃焼の効果を生じさせることができない。この点を考慮し、位相差点火モードにおいて、主室点火プラグ9の点火による燃焼の効果と副室点火プラグ8の点火による燃焼の効果とを得られるように、位相差点火モードの目標位相差が設定される。
コントローラは、エンジン回転数やエンジン1に作用する負荷等のエンジン1の運転状態に応じて点火モードを決定し、点火モードに応じて、点火プラグ8,9に制御信号を出力する。これにより、運転状態に応じて、主室点火モード、副室点火モードおよび位相差点火モードの間で、点火モードが切り換えられる。より詳しくは、予めコントローラのメモリには、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じた点火時期を示す複数のマップが記憶されており、これらマップを用いて、点火モードが切り換えられる。
図4は、点火モードごとの点火プラグ8,9の点火時期を模式的に示す図である。なお、図4では、クランク角θの変化に伴う副室点火プラグ8の点火を〇印で、主室点火プラグ9の点火を△印でそれぞれ示す。図4に示すように、副室点火モードでは、予め記憶されたマップに従いクランク角θ1で副室点火プラグ8が点火され、主室点火プラグ9は休止される。クランク角θ1は、例えば最大トルクが得られる最適点火時期MBTである。位相差点火モードでは、予め記憶されたマップに従いクランク角θ2で主室点火プラグ9が点火され、θ2から所定の位相差Δθ1だけずれたクランク角θ1で副室点火プラグ8が点火される。主室点火モードでは、予め記憶されたマップに従いクランク角θ2で主室点火プラグ9が点火され、副室点火プラグ8は休止される。
ところで、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて点火モードを副室点火モードに切り換えた場合に、副室点火モードでは良好な燃焼性能が得られない場合がある。例えば燃料カット(F/Cモード)が実行されて副燃焼室42の壁面温度(ハウジング45の温度)が低下すると、副燃焼室42の火炎の熱がハウジング45に吸収され、火炎の成長が阻害されて、失火のおそれがある。その結果、副燃焼室42の壁面温度が上昇するまで燃焼が安定せず、十分なエンジン性能が得られないおそれがある。そこで、燃料カット後の燃焼安定性を高めるため、本実施形態は以下のように内燃機関の制御装置を構成する。
図5は、本発明の実施形態に係る内燃機関の制御装置100の要部構成を示すブロック図である。図5に示すように、内燃機関の制御装置100は、コントローラ50を中心として構成され、コントローラ50にそれぞれ接続されたアクセル開度センサ51と、車速センサ52と、クランク角センサ53と、吸気量センサ54と、インジェクタ7と、点火プラグ8,9とを有する。なお、図示は省略するが、コントローラ50には、実空燃比を検出する空燃比センサなども接続される。
アクセル開度センサ51は、車両の図示しないアクセルペダルに設けられ、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)を検出する。アクセル開度センサ51の検出値に応じてエンジン1の目標トルクが指令される。車速センサ52は、車速を検出する。クランク角センサ53は、クランクシャフト6に設けられ、クランクシャフト6の回転に伴いパルス信号を出力するように構成される。コントローラ50は、クランク角センサ53からのパルス信号に基づいて、ピストン3の吸気行程開始時の上死点TDCの位置を基準としたクランクシャフト6の回転角度(クランク角)を特定するとともに、エンジン回転数を算出する。したがって、クランク角センサ53は、エンジン回転数センサとしても機能する。以下では、便宜上、クランク角センサ53がエンジン回転数を検出するものとして扱う。
吸気量センサ54は、シリンダ2への吸入空気量を検出するセンサであり、例えば吸気通路15(より具体的にはスロットルバルブの上流)に配置されたエアフロメータにより構成される。コントローラ50は、吸気量センサ54からの信号に基づいてインジェクタ7の目標噴射量を算出する。吸気量センサ54により検出される吸気量は、エンジン1の出力トルクと相関関係を有する。したがって、吸気量センサ54は、エンジン負荷を検出するセンサとしても機能する。なお、エンジン負荷(エンジン出力トルク)はコントローラ50で演算されるものであるが、以下では、便宜上、吸気量センサ54がエンジン負荷を検出するものとして扱う。
コントローラ50は、電子制御ユニット(ECU)により構成され、CPU等の演算部と、ROM,RAM等の記憶部と、その他の周辺回路とを有するコンピュータを含んで構成される。コントローラ50は、機能的構成として、インジェクタ制御部50Aと、点火プラグ制御部50Bと、判定部50Cとを有する。
インジェクタ制御部50Aは、空燃比センサにより検出された実空燃比が目標空燃比(例えば理論空燃比)となるようなフィードバック制御を行いながら、吸気量センサ54により検出された吸気量に応じて1サイクル当たりの目標噴射量を算出する。そして、クランク角センサ53により検出された所定のクランク角で、1サイクル当たりに目標噴射量の燃料を噴射するようにインジェクタ7を制御する。例えば、1サイクル当たり1回噴射する単発噴射の場合には、1回で目標噴射量を噴射するように、1サイクル当たり複数回噴射する分割噴射の場合には、複数回の噴射全体で目標噴射量となるようにインジェクタ7を制御する。なお、この場合の燃料噴射モードを通常モードと呼ぶ。
さらに、インジェクタ制御部50Aは、燃料カット条件の成否を判定する。燃料カット条件は、例えばアクセル開度センサ51により検出されたアクセルペダルの操作量(アクセル開度)が所定値以下で、かつ、クランク角センサ53により検出されたエンジン回転数が所定値以上で、かつ、車速センサ52により検出された車速が所定値以上の状態が検出されると、成立する。例えば減速走行時に燃料カット条件が成立する。インジェクタ制御部50Aは、燃料カット条件が成立と判定すると、燃料噴射モードを通常モードからF/Cモードに移行して、燃料噴射を停止するようにインジェクタ7を制御する。
インジェクタ制御部50Aは、F/Cモードで運転時に、燃料カット復帰条件の成否を判定する。燃料カット復帰条件は、例えばアクセル開度センサ51によりアクセルペダルの所定の踏み込み操作が検出されると、あるいはクランク角センサ53により検出されたエンジン回転数が所定値以下に低下すると、成立する。インジェクタ制御部50Aは、燃料カット復帰条件が成立と判定すると、燃料噴射モードをF/Cモードから通常モードに移行して、燃料噴射を再開するようにインジェクタ7を制御する。
点火プラグ制御部50Bは、予め記憶されたエンジン回転数とエンジン負荷と点火モードとの関係を示すマップを用いて、クランク角センサ53により検出されたエンジン回転数と、吸気量センサ54により検出されたエンジン負荷と、に応じた目標点火モードを決定する。すなわち、副室点火モード、位相差点火モードおよび主室点火モードの中から目標点火モードを決定する。さらに点火プラグ制御部50Bは、目標点火モードにおいて、目標点火時期で点火するように点火プラグ8,9を制御する。
例えば、副室点火モードが目標点火モードに決定されると、点火プラグ制御部50Bは、予め記憶されたマップに従いエンジン回転数とエンジン負荷とに応じた目標点火時期(目標クランク角θ1)(図4)を算出し、副室点火プラグ8のみが目標点火時期θ1で点火するように点火プラグ8,9に制御信号を出力する。主室点火モードが目標点火モードに決定されると、点火プラグ制御部50Bは、予め記憶されたマップに従いエンジン回転数とエンジン負荷とに応じた目標点火時期(目標クランク角θ2)(図4)を算出し、主室点火プラグ9のみが目標点火時期θ2で点火するように点火プラグ8,9に制御信号を出力する。位相差点火モードが目標点火モードに決定されると、点火プラグ制御部50Bは、予め記憶されたマップに従いエンジン回転数とエンジン負荷とに応じた目標点火時期θ1、θ2を算出し、主室点火プラグ9が目標点火時期θ2で点火し、かつ、副室点火プラグが目標点火時期θ1で点火するように点火プラグ8,9に制御信号を出力する。
判定部50Cは、インジェクタ制御部50Aによって燃料噴射モードがF/Cモードに切り換えられた後、副燃焼室42の壁面温度Tが所定値Ta未満になったか否かを判定する。所定値Taは、副室点火モードにおいて安定した燃焼が得られる温度であり、例えば75度である。壁面温度Tが所定値Ta未満のときは副室点火モードで失火が発生し、燃焼安定性が得られない。一方、壁面温度Tが所定値Ta以上のときは失火を回避でき、燃焼が安定する。なお、所定値Taは、予め実験や解析によって求められる。
壁面温度Tが所定値Ta未満であるか否かの判定は、F/Cモードの継続時間Δtをカウントすることで実現できる。すなわち、燃料カット時にはシリンダ2内への吸気が継続されるため、継続時間Δtが長いと、壁面温度Tが低下する。したがって、継続時間Δtと壁面温度Tとの間には相関関係があり、継続時間Δtが所定時間Δt1以上であるとき、判定部50Cは、壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定する。なお、所定時間Δt1は、予め実験や解析によって求められる。
点火プラグ制御部50Bは、点火モードが主室点火モード以外(例えば副室点火モード)であるときに、判定部50Cにより壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定されると、エンジン回転数とエンジン負荷とに拘わらず点火モードを主室点火モードに切り換える。また、点火モードが主室点火モードであるときに、判定部50Cにより壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定されると、点火プラグ制御部50Bは点火モードを主室点火モードに維持する。
これにより、壁面温度Tが低いとき、主室点火プラグ9が点火されるため、火炎の伝播速度は遅いものの、安定した燃焼が得られる。その結果、燃料カット復帰条件が成立してF/Cモードから通常モードに切り換えられた後、壁面温度Tを速やかに上昇させることができる。このとき判定部50Cは、壁面温度Tが所定値Ta以上になったか否かを判定する。例えば、主室点火モードにおける混合気の燃焼の継続時間Δtが所定時間Δt2以上であるとき、壁面温度Tが所定値Ta以上になったと判定する。なお、所定時間Δt2は、予め実験や解析によって求められる。判定部50Cにより壁面温度Tが所定値Ta以上になったと判定されると、インジェクタ制御部50Aは、点火モードを、エンジン回転数とエンジン負荷とによって定まる元の点火モード(例えば副室点火モード)に戻す。
図6は、予め定められたプログラムに従いコントローラで実行される処理の一例、特に点火モードの切換に係る処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、イグニッションスイッチのオンによるエンジン1の始動後、所定周期で繰り返される。なお、F/Cモードと通常モードとの切換等、インジェクタ7の燃料噴射に係る処理は、図6の処理とは別に行われる。
図6に示すように、まず、ステップS1で、各種センサ51~54からの信号を読み込む。次いで、ステップS2で、燃料カット条件の成立により燃料噴射モードがF/Cモードに切り換わっており、かつ、F/Cモードに切り換わってから所定時間Δt1以上が経過しているか否かを判定する。ステップS2で肯定されるとステップS3に進み、点火モードを主室点火モードに設定して、主室点火プラグ9を目標点火時期θ2で点火させる。次いで、ステップS4で、主室点火モード以外への切換を禁止することを示す、フラグ=1をセットする。
次いで、ステップS5で、燃料カット復帰条件の成立により燃料噴射モードがF/Cモードから通常モードに切り換わっており、かつ、通常モードに切り換わってから所定時間Δt2が経過したか否かを判定する。すなわち、主室点火モードで混合気を点火してから所定時間Δt2が経過したか否かを判定する。ステップS5で肯定されるとステップS7に進み、否定されると処理を終了する。
一方、ステップS2で否定されるとステップS6に進み、フラグが1であるか否かを判定する。ステップS6で肯定されるとステップS5に進み、否定されるとステップS7に進む。ステップS7では、主室点火モード以外への点火モードの切換を許可する。これにより、予め定められたマップに従い、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて点火モードが切り換わる。次いで、ステップS8で、フラグを0にリセットし、処理を終了する。
本実施形態に係る内燃機関の制御装置の動作をまとめると以下のようになる。燃料カット条件が非成立の通常モードで走行中は、予め定められたマップに従い、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて目標点火モードが決定され、点火モードが目標点火モードとなるように点火プラグ8,9が制御される(ステップS2→ステップS6→ステップS7)。このとき点火モードは、例えば熱効率の高い副室点火モードとなり、副室点火プラグ8が所定の点火時期(クランク角θ1)で点火される。
燃料カット条件が成立して燃料噴射モードがF/Cモードに切り換わると、副燃焼室42の壁面温度Tが低下する。この状態が所定時間Δt1以上継続すると、壁面温度Tが所定値Ta未満になる。このとき、点火モードは、エンジン回転数とエンジン負荷とに拘わらず、主室点火モードに切り換わる(ステップS3)。したがって、燃料カット復帰条件が成立してF/Cモードから通常モードに復帰した後、副室点火プラグ8の点火によって副燃焼室42の低温の壁面に火炎が当たることを防止することができ、燃焼が不安定となることを回避できる。
このとき、点火モードを主室点火モードとしたことにより、副燃焼室42の壁面温度Tが速やかに上昇する。主室点火モードでの運転は、主室点火モードにおける運転が所定時間Δt2継続されるまで維持される(ステップS6→ステップS5)。これにより継続した燃焼安定性が得られる。主室点火モードにおける運転が所定時間Δt2継続すると、壁面温度Tが所定値Ta以上となる。これにより、主室点火モードから他の点火モードへの切換が許可される(ステップS7)。その結果、点火モードは例えば副室燃焼モードとなる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)内燃機関としてのエンジン1は、燃料を噴射するインジェクタ7と、シリンダ2(気筒)内を往復動するピストン3に面した主燃焼室41と、噴孔47を介して主燃焼室41に連通する副燃焼室42と、主燃焼室41の内部の混合気を点火する主室点火プラグ9と、副燃焼室42の内部の混合気を点火する副室点火プラグ8と、を有するとともに、車両の走行中におけるインジェクタ7からの燃料噴射を遮断する燃料カット機能を有する(図1~図3)。この内燃機関の制御装置100は、吸気行程から排気行程に至るクランク角の範囲において、主室点火プラグ9のみが点火する主室点火モードと、副室点火プラグ8のみが点火する副室点火モードと、主室点火プラグ9の点火後に副室点火プラグ8が点火する位相差点火モードと、の間で点火モードを切り換える点火プラグ制御部50B(点火プラグ切換部)と、燃料カットにより副燃焼室42の壁面温度Tが所定値Ta未満になったか否かを判定する判定部50Cと、を備える(図5)。点火プラグ制御部50Bは、点火モードが主室点火モード以外(例えば副室点火モード)であるときに、判定部50Cにより壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定されると、点火モードを主室点火モードに切り換える(図6)。
このようにF/Cモードへの切換後は副燃焼室42の壁面温度Tが低下する点を考慮し、壁面温度Tが所定値Ta未満になったときに、点火モードを主室点火モードに切り換えるので、燃焼室4における燃焼が安定する。これにより、壁面温度Tを早期に所定値Ta以上に上昇させることができ、燃焼安定性を悪化させずに、熱効率の高い副室点火モードへの点火モードの切換を早期に実現可能となる。
(2)判定部50Cは、燃料カットの継続時間Δtが所定時間Δt1以上であるとき、壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定する。これにより、壁面温度Tが所定値Ta未満であるか否かを、温度センサを用いずに容易に判定することができる。
(3)点火プラグ制御部50Bは、判定部50Cにより副燃焼室42の壁面温度Tが所定値Ta未満になったと判定されて点火モードを主室点火モードに切り換えた後、判定部50Cにより壁面温度Tが所定値Ta以上になったと判定されると、主室点火モードから他の点火モード(副室点火モード、位相差点火モード)への切換を許可する(図6)。これにより、壁面温度Tが所定値Ta以上となるまで主室点火モードから他の点火モードへの切換が禁止されるので、燃焼安定性を維持できる。
上記実施形態は種々の形態に変形することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、燃料カットの継続時間が所定時間Δt1以上であるか否かにより、副燃焼室42の壁面温度Tが所定値Ta未満になったか否かを判定するようにしたが、判定部の構成はこれに限らない。図7は、図5の変形例を示す図である。図7に示すように、コントローラ50には、図5の構成に加え、さらに副燃焼室42の壁面温度Tを検出する温度センサ55が接続される。温度センサ55は、例えば副燃焼室42に面したハウジング45に埋め込まれる。
図7の構成では、判定部50Cが、温度センサ55の検出値に基づいて壁面温度Tが所定値Ta未満になったか否かを判定する。これにより、T<Taであるか否かの判定を精度よく行うことができ、最適なタイミングで点火モードを主室点火モードに切り換えることができる。判定部50Cは、温度センサ55の検出値に基づいて壁面温度Tが所定値Ta以上になったか否かも精度よく判定することができ、これにより最適なタイミングで点火モードを主室点火モードから他の点火モードへ切り換えることができる。なお、温度検出部としての温度センサ55は、ハウジング45ではなく、ハウジング45の近傍の他の位置に設けてもよい。
上記実施形態では、判定部50CによりT<Taと判定されると、点火モード切換部としての点火プラグ制御部50Bが、点火モードを主室点火モードに切り換えるようにしたが、主室点火モードではなく位相差点火モードに切り換えるようにしてもよい。すなわち、燃焼サイクルにおいて、第2点火部としての副室点火プラグ8のみが点火する副室点火モード(第2点火モード)ではなく、第1点火部としての主室点火プラグ9が副室点火プラグ8よりも先行する主室先行点火モード(第1点火モード)に切り換えるのであれば、点火モード切換部の構成はいかなるものでもよい。ここで、主室先行点火モードとは、主室点火モードと位相差点火モードの双方をいう。主室先行点火モードに切り換えるとは、副室点火モードから主室先行点火モードに切り換える場合と、主室先行点火モードを維持する場合の双方を含む。
上記実施形態では、副室点火モードと主室点火モードと位相差点火モードの中から目標点火モードを決定し、点火モードを目標点火モードに切り換えるようにしたが、副室点火モードと主室点火モードの中から目標点火モードを決定し、点火モードを目標点火モードに切り換えるようにしてもよい。この場合、副室点火モードから主室点火モードへの切換時に、位相差点火モードを経由して主室点火モードへ切り換えるようにしてもよく、主室点火モードから副室点火モードへの切換時に、位相差点火モードを経由して副室点火モードへ切り換えるようにしてもよい。
上記実施形態では、内燃機関の制御装置を、エンジン1を有する車両に適用したが、エンジンと走行モータとを有するハイブリッド車両に適用してもよい。ハイブリッド車両は、エンジンを停止して走行モータで走行するEVモードに切り換え可能であり、この場合も、F/Cモードに切り換えられときと同様、壁面温度Tが所定値Ta未満になることを条件として、点火モードを主室点火モードに切り換えるようにしてもよい。
上記実施形態では、インジェクタ7と副室点火プラグ8(第2点火部)と主室点火プラグ9(第1点火部)とを同一直線(基準線L1)上に配置したが、第1点火部と第2点火部の配置は上述したものに限らない。上記実施形態では、副室点火プラグ8をシリンダ2の中心線(軸線CL1)からずらして配置したが、シリンダ2の中心線上に配置してもよい。すなわち、シリンダ2の略中央部に配置されるのであれば、第2点火部の位置は上述したものに限らない。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 エンジン、2 シリンダ、3 ピストン、4 燃焼室、7 インジェクタ、8 副室点火プラグ、9 主室点火プラグ、41 主燃焼室、42 副燃焼室、47 噴孔、50 コントローラ、50B 点火プラグ制御部、50C 判定部、55 温度センサ、100 制御装置

Claims (4)

  1. 燃料を噴射する燃料噴射部と、気筒内を往復動するピストンに面した主燃焼室と、噴孔を介して前記主燃焼室に連通する副燃焼室と、前記主燃焼室の内部の混合気を点火する第1点火部と、前記副燃焼室の内部の混合気を点火する第2点火部と、を有するとともに、車両の走行中における前記燃料噴射部からの燃料噴射を遮断する燃料カット機能を有する内燃機関の制御装置であって、
    吸気行程から排気行程に至るクランク角の範囲において、前記第1点火部のみが点火するまたは前記第1点火部の点火後に前記第2点火部が点火する第1点火モードと、前記第2点火部のみが点火する第2点火モードと、の間で点火モードを切り換える点火モード切換部と、
    燃料カットにより前記副燃焼室の壁面温度が所定値未満になったか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記点火モード切換部は、点火モードが前記第2点火モードであるときに、前記判定部により前記壁面温度が前記所定値未満になったと判定されると、点火モードを前記第1点火モードに切り換えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、
    前記判定部は、燃料カットの継続時間が所定時間以上であるとき、前記壁面温度が前記所定値未満になったと判定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、
    前記副燃焼室の壁面温度を検出する温度検出部をさらに備え、
    前記判定部は、前記温度検出部の検出値に基づいて、前記壁面温度が前記所定値未満になったか否かを判定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、
    前記点火モード切換部は、前記判定部により前記副燃焼室の壁面温度が前記所定値未満になったと判定されて点火モードを前記第1点火モードに切り換えた後、前記判定部により前記壁面温度が前記所定値以上になったと判定されると、前記第1点火モードから前記第2点火モードへの切換を許可することを特徴とする内燃機関の制御装置。
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