JP2023532051A - プラグアセンブリを形成するための複数のプラグコネクタの連結方法、及びプラグアセンブリ - Google Patents

プラグアセンブリを形成するための複数のプラグコネクタの連結方法、及びプラグアセンブリ Download PDF

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Abstract

本発明は、プラグアセンブリ(1)を形成するための複数のプラグコネクタ(2、3)の連結方法と、そのために具体化されるプラグアセンブリ(1)に関する。第1の雌型プラグコネクタ(2)及び第2の雄型プラグコネクタ(3)と、シール要素(4)と、ロック要素(5)とが準備される。ロック要素(5)は、ロック要素(5)のベース脚(19)が2つの脚(17、18)の間の中央で第1長手方向軸線(8)から第1の半径方向距離(24)だけ離れた第1の位置に配置されるように、第1の雌型プラグコネクタ(2)の連結スロット(9、10)に配置される。第2の雄型プラグコネクタ(3)を第1の雌型プラグコネクタ(2)に挿入すると、最初に脚接続部分(22-1、22-2)が差込接続部品(13)に支持され、続いて第2の脚部分(21-1、21-2)が拡張部(14)に支持されて、ベース脚(19)は長手方向軸線(8、12)からより大きい第2の半径方向距離(25)だけ離れた第2の位置に配置される。

Description

本発明は、プラグアセンブリを形成するために複数のプラグコネクタを連結するための方法、及び液体及び/又は気体媒体用の配管を接続するために形成されたプラグアセンブリに関する。
特許文献1には、流体伝導装置による流体接続のための同様に構成されたクイックカップリング装置が記載されており、接続部品とそれに解除可能に接続できるカップリング、及び接続部品とカップリングの間に配置されたシール装置を備えている。ばね装置は、カップリングと解除可能に嵌合係合している。弓状に形成されたばね装置が、弓状リングを軸方向でカップリングに保持する。ばね装置の脚部は、雌型収容空間に接線方向で貫入している。連結位置を形成するために接続部品はカップリングの雌型収容空間に挿入されて、ばね装置の脚部とロック係合する。この場合の難点は、接続部品をカップリングに挿入する際に、ばね装置の脚部を拡張するために高い軸力を加えなければならないことである。
特許文献2には、ロック部材と、それを備えた接続装置と、そのような接続装置のロック部材が記載されている。このロック部材は、フランジを備えた雄型管状ソケットと、連結リングで囲まれて軸方向に延びた雌型管状ソケットからなる流体移送用のラッチ可能な接続装置を装備するためのものである。ロック部材は、互いに把持ヘッドによって接続された2つの弾性ロックウィングを有する。ロックウィングは、それぞれ両側に形成されたスロットに接線方向で挿入することが可能である。両ロックウィングにはそれぞれ追加のロックスリーブが直径方向に対向して配置されており、これらのロックスリーブは雄型ソケットを雌型ソケットに完全に挿入した後で、雄型管状ソケットとのロック位置を形成する。雄型ソケットを挿入すると、両ロックウィングが半径方向に拡張されて、雄型ソケットのエンドピースに案内される。完全に押し込むと、ロックウィングはロックスリーブでフランジの裏側に係合してラッチし、それによってロック位置を形成する。
特許文献3には、コネクタ、コネクタアセンブリ、及びコネクタの製造方法が記載されている。コネクタは、第1開口部から離れる方向に延びる流路を備えたコネクタハウジングを有し、第1開口部の領域にはロックハウジングとロック要素からなるロック装置が設けられている。ロックハウジングは、コネクタハウジングを流路に関して周方向に包囲して、プラグコネクタハウジングとロックハウジングとの間には、実質的に円筒上の接続部品を収容するために第1開口部を同心円状に囲む環状隙間が形成されている。ロック要素はその保持部で環状隙間にばね弾性的に係合しており、ロックハウジングはコネクタハウジングとは別個の部材である。ロック要素は、ロックハウジングを周方向で少なくとも部分的に包囲して、その保持部で半径方向外側から環状隙間に係合する弓状部材である。弓状部材は周方向に延びる溝内にあり、その中で弓状部材は確実に保持されている。ここでも弓状部材の保持部は、挿入して互いに連結する際に半径方向に拡張される。
特許文献4にも、クイックカップリングシステムの接続部品用のロッククリップが記載されている。接続部品は、周方向に沿って第1収容スロットを有する第1収容スロット群と、第2収容スロットを有する第2収容スロット群を有する。一方、ロッククリップは、第1突起群を備えた、少なくとも部分的に円周状の第1クリップ部分を有しており、第1突起群は半径方向内側に向けられた第1突起を有し、これらは接続部品の第1収容スロット群の第1収容スロットに係合するようにされている。更に、ロッククリップは、第2突起群を備えた、少なくとも部分的に円周状の第2クリップ部分を有しており、第2突起群も同様に半径方向内側に向けられた第2突起を有し、これらは接続部品の第2収容スロット群の第2収容スロットに係合するようにされている。湾曲ばね部は、第1クリップ部分と第2クリップ部分を互いに接続して共通部材にすることができ、湾曲ばね部は、第1及び第2の突起群に対して斜めに配置されている。しかし、両クリップ部分はそれぞれ固有の部材を形成することができる。ロッククリップ又はそれぞれの固有のクリップ部分の第1及び第2突起群は、接続部品をその中に導入可能な相手側接続部品と連結するためのラッチ要素を形成する。連結過程では、ここでもロッククリップの個々の突起群が挿入時に半径方向に拡張される。接続部品に相手側接続部品を導入することによりロッククリップを半径方向に拡張すると、湾曲ばね部がまげて開かれ、その際に広がる。
特許文献5には、自動車の排気管及び自動車の排気システムが記載されている。排気管の第1端部と第2端部は、互いにガス密に接続されている。第1端部は、第2端部の収容領域に挿入されている挿入領域を有する。挿入領域は、ラッチ側と回転軸に対して傾いたストップ側を備えたラッチ突起を有しており、ラッチ手段が連結位置でラッチ側に当接している。ラッチ手段は、収容領域のスロットに案内されているばねクリップとして設計されており、ばねクリップは弓状に形成され、ばねクリップの脚部はそれぞれ外側に湾曲した部分を有しており、その内半径は挿入領域の外半径に対応している。これにより、脚部のラッチ突起での接触面を比較的大きくすることが可能である。ここでも、ばねクリップの弓状に形成された脚部は、挿入して互いに連結する際に半径方向に拡張され、両脚の間にある接続ウェブが変形する。
独国特許出願公開第102008046143(A1)号明細書 欧州特許出願公開第2602531(A1)号明細書 国際公開第2018/069384(A1)号 欧州特許出願公開第3244113(A1)号明細書 欧州特許出願公開第2372209(A2)号明細書
本発明の課題は、先行技術の問題点を克服し、使用者がプラグコネクタの連結及びロック要素との係合を簡単、且つ省力的に行うことができるプラグコネクタ連結方法及びプラグアセンブリを提供することである。
この課題は、特許請求の範囲に記載された方法及びプラグアセンブリによって解決される。
上記の方法は、液体及び/又は気体媒体用のラインを接続するためのコネクタアセンブリを形成するための複数のプラグコネクタを連結することを提供する。この方法では次のステップを実施する。すなわち、
第1の雌型プラグコネクタを準備するステップであって、該第1の雌型プラグコネクタは、第1長手方向軸線を有する雌型収容空間を定める管状の第1のプラグコネクタ本体を備え、該第1のプラグコネクタ本体には少なくとも第1連結スロットと第2連結スロットとが直径方向に対向して配置されている、ステップと、
第2の雄型プラグコネクタを準備するステップであって、該第2の雄型プラグコネクタは管状の第2のプラグコネクタ本体を備え、該第2のプラグコネクタ本体は、
中空円管状の差込接続部品と、
これに続く円錐状に広がる拡張部と、
これに続く少なくとも一つの連結溝を備えた連結部と、を有し、前記第2のプラグコネクタ本体は第2長手方向軸線を定める、ステップと、
少なくとも1つのシール要素を準備し、該シール要素を前記第1の雌型プラグコネクタに配置するステップと、
ロック要素を準備するステップであって、該ロック要素は、弓状であり、前記複数のプラグコネクタが連結位置にあるときに2つの前記プラグコネクタと解除可能な嵌合状態にあり、
前記ロック要素は、
第1の脚と、
第2の脚と、
2つの脚を互いに接続するベース脚と、を有し、
2つの脚の各々は、
第1の脚部分と、
第2の脚部分と、
脚接続部分と、を有し、
脚接続部分は、前記第1の脚部分と前記第2の脚部分を互いに接続し、前記第1の脚部分はそれぞれ互いに反対の側で前記ベース脚に隣接して配置され、変形していない初期位置において、少なくとも2つの第2の脚部分は互いに平行に延びるように並べられ、更に2つの脚接続部分は、前記ベース脚の方向で互いに向かって延びるように並べられている、ステップと、
前記ロック要素を前記第1のプラグコネクタ本体の2つの連結スロットに配置するステップであって、この過程において、前記ロック要素の前記ベース脚を2つの前記脚の間の中央で、前記第1長手方向軸線から第1の半径方向距離だけ離れた第1の位置に配置する、ステップと、
ここで、2つの前記プラグコネクタの前記長手方向軸線の向きは、互いに、好ましくは一直線になるように並べられ、
2つの前記プラグコネクタを互いに向かって移動させ、前記第2の雄型プラグコネクタを前記第1の雌型プラグコネクタの前記雌型収容空間に段階的に挿入するステップと、
(a)中空円管状の前記差込接続部品を挿入するステップであって、2つの前記脚接続部分は、それらの一部分がそれぞれ中空円管状の前記差込接続部品に直接に隣接するように、又は中空円管状の前記差込接続部品に第1の接触部で当接するように配置される、ステップと、
(b)軸方向の挿入過程を継続するステップであって、2つの前記第2の脚部分はそれぞれ円錐状に広がる前記拡張部に別の接触部で支持され、この過程において、前記ロック要素の前記ベース脚は2つの前記脚の間の中央で前記長手方向軸線から第2の半径方向距離だけ離れた第2の位置に配置され、前記第2の半径方向距離は前記第1の半径方向距離よりも大きい値を有する、ステップと、
(c)軸方向の挿入過程を更に継続するステップであって、前記第1の雌型プラグコネクタと前記第2の雄型プラグコネクタとが互いに連結位置にあるときに、前記ロック要素は、前記第1の脚の前記第2の脚部分で、前記第1連結スロットと前記連結溝とに係合し、前記第2の脚は前記第2の脚部分で前記第2連結スロットと前記連結溝とに係合する、ステップと、
を実施する、
ここで選択された方法ステップで有利なのは、第1の脚部分と第2の脚部分の間にある脚接続部分を設けて、支持点、支持部又は接触部が、2つの脚接続部分を起点として、ベース脚から更に離れて配置された第2の脚部分に移行することによって、脚部の自由曲げ長さの増加、ひいては加えるべき挿入力(軸方向力)の低減が達成されることである。接触箇所又は接触部をロック要素の脚部に沿って移動させ、それに伴って連結過程又は挿入過程の間にベース脚と長手方向軸線との間の横断方向又は半径方向距離を拡大することによって、脚を互いに広げるために必要な拡張力が減少し、ひいては加えるべき挿入力(軸方向力)も低減される。これは、ロック要素のそれぞれの脚で2つのレバー又はレバーアームが長くなることによる。
更に、連結位置に到達すると、ロック要素はそのベース脚が第1の位置に戻される方策が有利である。これにより、ロック要素はそのベース脚で再び長手方向軸線に向かって近づけられ、その結果、脚部の曲げ長さが減少して保持力を増加させることができる。
別の有利な方策は、第2の雄型プラグコネクタを第1の雌型プラグコネクタの雌型収容空間に軸方向に挿入する過程のステップ(a)で、2つの第2の脚部分はそれぞれ半径方向で中空円管状の差込接続部品から距離を置いて配置されることを特徴とする。このようにして、軸方向の移動動作の間、2つの脚接続部分が差込接続部品に明確に当接して支持されることを達成できる。外側に広がる拡張部に到達して初めて、ロック要素と第2のプラグコネクタ本体との間の接触部の移行が導入され開始されることができる。
また、ステップ(b)の開始後、2つの脚接続部分を円錐状に形成された拡張部から持ち上げる方法変形例も有利である。これにより、接触点又は接触部が明確に定義され決定される。更にまた、それによって発生する摩擦力を低く抑えることもできる。
他の方策は、軸方向に挿入する過程のステップ(b)の間、ベース脚の中央の半径方向距離が、第1の半径方向の距離の値から始まって第2の半径方向距離の値まで連続的に増加することを特徴とする。こうすることで、自由曲げ長さを連続的に伸ばすことを達成できる。2つの脚が互いに広がるほど、自由曲げ長さも大きくなり、挿入力を小さい限界内に抑えることができる。
更に、複数のプラグコネクタが連結位置にあるときに、ロック要素の2つの脚接続部分がそれぞれその長さの大部分にわたって連結溝内に配置又は収容される方策が有利である。このようにして、ロック要素の脚のロック位置で、更に良好な固定と高い嵌合を達成することができる。
別の有利な方策は、ロック要素のベース脚、特にその中央部分が、少なくとも連結位置で第1の雌型プラグコネクタに当接して支持されることを特徴とする。これにより、第1の雌型プラグコネクタにおけるロック要素の明確な位置決めが得られる。
ベース脚の長手方向軸線からの第2の半径方向距離の値が、2つの脚が拡張部を離れた後、2つの第2の脚部分がそれぞれ連結溝に挿入される前に最大となる方法変形例も有利である。こうすることで、2つの脚が半径方向で最大に拡張されると、各脚部の自由曲げ長さも最大に伸ばすことができる。
しかし、本発明の課題は、これとは独立して、以下に示す特徴に従うプラグアセンブリによっても解決される。
このプラグアセンブリは、液体及び/又は気体媒体用の配管を接続するために具体化されている。すなわち、
第1の雌型プラグコネクタであって、該第1の雌型プラグコネクタは、管状に形成された第1のプラグコネクタ本体を備え、該第1のプラグコネクタ本体は第1長手方向軸線を有する雌型収容空間を定め、前記第1のプラグコネクタ本体には少なくとも第1連結スロットと第2連結スロットとが直径方向に対向して配置されている、第1の雌型プラグコネクタと、
第2の雄型プラグコネクタであって、該第2の雄型プラグコネクタは管状に形成された第2のプラグコネクタ本体を備え、該第2のプラグコネクタ本体は、
中空円管状の差込接続部品と、
これに続く円錐状に広がる拡張部と、
これに続く少なくとも一つの連結溝を有する連結部と、を備え、
前記第2のプラグコネクタ本体は第2長手方向軸線を定める、第2の雄型プラグコネクタと、
ここで、2つの前記プラグコネクタは軸方向で解除可能な連結位置で連結されており、
前記第1の雌型プラグコネクタに配置されている少なくとも1つのシール要素と、
弓状に形成され、前記連結位置で2つの前記プラグコネクタと解除可能な嵌合状態にあるロック要素であって、
該ロック要素は、
第1の脚と、
第2の脚と、
2つの脚を互いに接続するベース脚と、を有し、
2つの前記脚の各々は、
第1の脚部分と、
第2の脚部分と、
脚接続部分と、を有し、
該脚接続部分は、前記第1の脚部分と前記第2の脚部分とを互いに接続し、前記第1の脚部分はそれぞれ互いに反対の側でベース脚に隣接して配置され、変形していない初期位置では少なくとも2つの前記第2の脚部分は互いに平行に延びるように並べられ、更に、2つの前記脚接続部分は前記ベース脚の方向で互いに向かって延びるように並べられ、
前記ロック要素は、前記第1の雌型プラグコネクタと前記第2の雄型プラグコネクタとが連結位置にあるときに、前記第1の脚で前記第1連結スロットと前記連結溝に係合し、前記第2の脚は前記第2連結スロットと前記連結溝に係合し、
前記ロック要素の前記ベース脚は、少なくとも連結位置において、2つの前記脚の間の中央で、前記長手方向軸線から第1の半径方向距離だけ離れた第1の位置に配置されており、
更に、プラグアセンブリにおいて、
前記第2の雄型プラグコネクタを前記第1の雌型プラグコネクタの前記雌型収容空間に軸方向に挿入し始めるときに、2つの前記プラグコネクタはそれぞれそれらの一部分が中空円管状の前記差込接続部品に直接隣接するように、又は中空円管状の差込接続部品に第1の接触部で当接するように配置され、
軸方向に更に挿入すると、2つの前記第2の脚部分はそれぞれ円錐状に広がる前記拡張部に別の接触部で当接して支持され、
少なくとも前記第2の脚部分が円錐状に広がる前記拡張部に当接する位置で、前記ロック要素の前記ベース脚は2つの前記脚の間の中央で前記長手方向軸線から第2の半径方向距離だけ離れた第2の位置に配置され、
前記第2の半径方向距離は、前記第1の半径方向距離よりも大きい値を有する。
このようにして得られる利点は、第1の脚部分と第2の脚部分の間にある脚接続部分を設けて、支持点、支持部又は接触部が、2つの脚接続部分を起点として、ベース脚から更に離れて配置された第2の脚部分に移行することにより、脚部の自由曲げ長さの増加、ひいては加えるべき挿入力(軸方向力)の低減が達成されることである。接触箇所又は接触部をロック要素の脚部に沿って移動させ、それに伴って連結過程又は挿入過程の間にベース脚と長手方向軸線との間の横断方向又は半径方向距離を拡大することによって、脚部を互いに広げるために必要な拡張力が減少し、ひいては加えるべき挿入力(軸方向力)も低減される。これは、ロック要素のそれぞれの脚で2つのレバー又はレバーアームを伸ばすことによるものでる。
更に、ロック要素が連結位置にあるときに、ベース脚はその第1の位置に戻されている方策が有利である。これにより、ロック要素はそのベース脚で再び長手方向軸線に向かって近づけられ、その結果、脚部の曲げ長が減少して保持力を増加させることができる。
他の実施形態は、第2の雄型プラグコネクタを第1の雌型プラグコネクタ雌型収容空間に軸方向に挿入し始めるときに、2つの第2の脚部分はそれぞれ中空円管状の差込接続部品から半径方向に離れて配置されていることを特徴とする。このようにして、軸方向の移動動作の間、2つの脚接続部分が差込接続部品に明確に当接して支持されることを達成できる。外側に広がる拡張部に到達して初めて、ロック要素と第2のプラグコネクタ本体との間の接触部の移行が導入され開始されることができる。
別の可能な実施形態は、2つの第2の脚部分が円錐状に拡がって形成された拡張部に支持されているときに、2つの脚接続部分は円錐状に拡がって形成された拡張部から離れて配置されているという特徴を有する。これにより、接触点又は接触部が明確に定義され決定される。更にまた、それによって発生する摩擦力を低く抑えることもできる。
別の構成は、ロック要素の2つの脚接続部分は、プラグコネクタが連結位置にあるときに、それぞれそれらの長さの大部分が連結溝内に配置又は収容されているようにしている。このようにして、ロック要素の脚部のロック位置で、更に良好な固定と高い嵌合を達成することができる。
他の実施形態は、ロック要素のベース脚、特にその中央部分は、少なくとも連結位置で第1の雌型プラグコネクタに当接して支持されていることを特徴とする。これにより、第1の雌型プラグコネクタにおけるロック要素の明確な位置決めが得られる。
別の好適な実施形態は、ベース脚の第2の半径方向距離の値は、2つの第2の脚部分をそれぞれ連結溝に導入する前に最大となることを特徴とする。こうすることで、2つの脚が半径方向で最大に拡張されると、各脚の自由曲げ長さも最大に伸ばすことができるようになる。
更に、ベース脚が、その2つの脚の間の中央を起点として2つの脚に向かって屋根状の角度を付けて長手方向に延びていると有利である。このようにすることで、第1の雌型プラグコネクタの外形への適合をより良好にすることができる。
他の代替的な実施形態は、2つの第1の脚部分は、ロック要素の変形していない初期位置で、互いに平行に延びるように並べられていることを特徴とする。このようにして、ベース脚が第1の位置にあるときに、ロック要素のより良好な位置決めを達成できる。更にまた、軸方向の挿入動作又は差込動作の間のロック要素の十分良好な横断方向案内と、それに伴うロック要素全体の横断方向の移動を可能にすることができる。
別の可能な、場合によっては代替的な実施形態は、ベース脚、各第1の脚部分、各脚接続部分、及び各第2の脚部分は、共通平面内に延びるように配置されているという特徴を有する。これにより、連結スロットと連結溝を狭く形成することが可能になる。更にまた、少なくとも連結スロットにおいてロック要素の良好な案内を達成することもできる。
別の構成は、第2の脚部分のベース脚とは反対側の各端部に、それぞれ1つの支持脚が配置されており、支持脚はそれぞれ共通平面に対して垂直方向に並べられた長手方向を有するようにしている。これにより、脚の2つの端部はそれらが相対的に移行する間、第1の雌型プラグコネクタの外面上でより良好に案内されることができる。
他の実施形態は、2つの支持脚がそれぞれベース脚の第1の位置とベース脚の第2の位置の間、及びその逆の位置の間で、第1のプラグコネクタ本体に当接して支持されていることを特徴とする。それぞれの当接面の位置合わせと構成に応じて、ロック要素をベース脚の第2の位置から、その第1のより近い位置に強制的に戻すことができるようになる。
本発明による方法は、プラグコネクタが相手側プラグコネクタに正しく挿入されているかどうか、及びロック要素が正しくロックされているかどうかを明確に認識することができるという利点を有している。
図は、それぞれ簡略化された模式的表現で示されている
図1は、2つのプラグコネクタとロック要素を有するプラグアセンブリを、個々の構成要素がまだ互いに分離した位置で示す立体図である。 図2は、図1によるロック要素の拡大図である。 図3は、第2の雄型プラグコネクタの挿入方向と反対方向に見て、挿入過程の開始時に脚接続部分が第2の雄型プラグコネクタの差込接続部品に直接隣接して配置されているか又は当接して支持されている、図1及び図2によるプラグアセンブリの断面図である。 図4は、第2の雄型プラグコネクタの挿入方向と反対方向に見て、第2の脚部分が第2の雄型プラグコネクタの広くなっていく拡張部に当接して支持されているプラグアセンブリの別の断面図である。 図5は、ロック要素が第2の雄型プラグコネクタの連結溝内のロック位置にあるプラグアセンブリの別の断面図である。 図6は、軸方向に見て、第1の雌型プラグコネクタの外側又は外面における脚の端部の支持の詳細を示す拡大図である。
最初に確認しておくと、記載された異なる実施形態において同じ部材には同じ参照符号又は同じ部品名称を付す。この場合、説明全体に含まれている開示内容は同じ参照符号又は同じ部品名称を有する同じ部材に準用できる。説明の中で選択された位置を表す言葉、例えば上、下、横なども直接説明されている表示された図を基準としており、これらの位置を表す言葉は位置が変化した場合には新しい位置に準用される。
以下、「特に」という用語は、対象物又は方法ステップの可能なより具体的な構成又はより詳細な説明を表わすことはあるが、必ずしもそれらの強制的に選好される実施形態又は強制的なやり方を表わすものではないと理解されたい。
本明細書で使用される場合、「包括する」、「有する」、「有した」、「包含する」、「包含した」、「含む」、「含んだ」などの用語、及びそれらのすべてのバリエーションは、非排他的な包含関係を意味する。
図1~図6に、プラグアセンブリ1を形成するための部材及び部材構成要素が示され説明されており、プラグアセンブリ1は液体及び/又は気体媒体用の配管を接続するように設計されている。以下に個々の部材と部材構成要素を示し、相互連結の方法を説明する。
プラグアセンブリ1は、第1の雌型プラグコネクタ2、第2の雄型プラグコネクタ3、シール要素4、及び少なくとも1つのロック要素5を含んでいる。プラグコネクタ2,3の両側の接続配管の図示及び詳細な説明は、見やすさのために省略した。
第1の雌型プラグコネクタ2は、管状に形成されて第1長手方向軸線8を有する雌型収容空間を定めている、第1のプラグコネクタ本体6を有する。既知のように、第1のプラグコネクタ本体6には、第1連結スロット9と第2連結スロット10が直径方向に対向して配置されている。2つの連結スロット9、10は、ロック要素5を案内して収容し保持するために形成され又は用いられる。
一方、第2の雄型プラグコネクタ3は、同様に管状に形成されて第2長手方向軸線12を定めている第2のプラグコネクタ本体11を有する。第2のプラグコネクタ本体11は、中空円管状に形成された差込接続部品13、それに続く円錐台状又は円錐状に広がる拡張部14、及びそれに続く連結部15を含む。上記の構成要素は挿入方向と反対に見て相前後して配置されている。連結部15は通常中空円管状に形成されて、少なくとも1つの連結溝16を有する。連結部15の配置及び形成によっては、連結溝16を全周に連続して形成することができる。しかしまた、2つの連結スロット9、10と同様に、直径方向に対向してそれぞれ1つの連結溝16を設けることも可能であろう。この場合には、第1連結溝は参照符号16-1で、第2連結溝は参照符号16-2であらわされる。少なくとも1つの連結溝16はやはり既知のように、プラグコネクタ2、3が組み合わされた連結位置で、ロック要素5と解除可能な嵌合状態に置かれるか又は嵌合状態にあるように働く。この実施形態例に示すように、協働する第1及び第2の固定要素と協働する追加の回動防止装置が設けられていると、連結溝16は非連続的に形成することができる。
差込接続部品13は、プラグコネクタ2、3が連結位置にあるとき、第1の雌型プラグコネクタ2に収容されたシール要素と協働するためのシール面を少なくとも部分的に形成する。
ロック要素5は、通常又は好ましくは、ばね特性を有する金属材料で作られている。これには成形された丸線が選好される。ロック要素5の基本形状は弓状が選ばれ、ロック要素5は第1の脚17、第2の脚18、及び2つの脚17、18を互いに接続するベース脚19を有する。ロック要素5は中心面(M)に対して鏡面対象に形成されており、ロック要素5の組立位置で中心面(M)は第1の雌型プラグコネクタ2で第1長手方向軸線8上に延びるように配置されている。2つの脚17、18は、中心面(M)から横方向に間隔をあけて配置されている。ベース脚19はその2つの脚17、18の間の中央又は中心面(M)を起点として2つの脚17、18に向かって屋根状の角度を付けて延びている。
各脚17、18は基本的に同じ構成要素であり、したがってそれらに対して中心面(M)の両側で同じ参照符号が使われるが、「-1」又は「-2」が付加されている。脚17、18の各々は第1の脚部分20-1、20-2、第2の脚部分21-1、21-2、及びそれぞれの脚部分20-1、21-1及び20-2、21-2をそれぞれ互いに接続している脚接続部分22-1、22-2を含む。
第1の脚部分20-1、20-2は、それぞれ互いに反対の側又は端部で端にベース脚19に続いて配置されている。ロック要素5の変形していない初期位置では、少なくとも2つの第2の脚部分21-1、21-2は、互いにほぼ平行又はある程度平行に配置されている。2つの脚接続部分22-1、22-2は、ベース脚19の方向で互いに向かって延びるように並べられている。2つの第2の脚部分21-1、21-2は、中心面(M)に対して垂直方向で第1の脚部分20-1、20-2よりも互いに大きく離れて配置されている。見て取れるように、2つの第1の脚部分20-1、20-2は、ロック要素の変形していない初期位置で互いに平行に延びるように位置合わせすることも可能である。
ベース脚19、各第1の脚部分20-1、20-2、各脚接続部分22-1、22-2、及び各第2の脚部分21-1、21-2は、共通平面(E)内に延びるように配置されることができる。更に、離れている脚部分20-1、20-2は、ロック要素5の構成要素としての第2の脚部分のそれぞれに配置されてもよい。支持脚23-1、23-2は、第2の脚部分20-1、20-2のベース脚19とは反対側の各端部に配置されており、支持脚23-1、23-2はそれぞれ共通平面(E)に対して垂直方向に並べられた長手方向を有する。図2から見て取れるように、平面(E)は長手方向軸線8、12に対して垂直面を形成しており、中央面(M)はこれらの長手方向軸線8、12上に延びるように配置されていて、それにより平面(E)に対して垂直面を形成する。
支持脚23-1、23-2は、それぞれベース脚19の第1の位置とベース脚19の第2の位置の間、及びその逆の位置の間で、管状に形成された第1のプラグコネクタ本体6に当接して支持されているように働き又は形成することができる。これら2つの位置について、以下に詳しく説明する。
2つのプラグコネクタ2、3が連結位置にあるとき、ロック要素5はその第1の脚17で第1連結スロット9と連結溝16に係合する。しかし同時に、第2の脚18も第2連結スロット10と共に連結溝16にも係合する。
ロック要素5は、2つのプラグコネクタ2、3が組み合わされ互いに押し入れられる前に、その2つの脚17、18で、それぞれそのために設けられた第1のプラグコネクタ本体6の連結スロット9、10に挿入され、その中で位置決め保持されている。このときロック要素5のベース脚19は、図1と図3から最も良く見て取れるように、2つの脚17、18の間の中央で長手方向軸線8から第1の半径方向距離24だけ離れた第1の位置に配置されている。この連結スロット9、10を有する第1の雌型プラグコネクタ2におけるロック要素5の変形していない組立前の初期位置で、第2の脚部分21-1、21-2、及びまた脚接続部分22-1、22-2の少なくとも部分が2つの連結スロット9、10を起点にして雌型収容空間7内に係合している。
次に、2つのプラグコネクタ2、3を互いにそれらの連結位置にもたらすために、好適には2つのプラグコネクタの2、3の2つの長手方向軸線8、12を互いに、好ましくは一直線になるように位置合わせする。続いて2つのプラグコネクタ2、3を互いに向かって移動させて、第2の雄型プラグコネクタ3を第1の雌型プラグコネクタ2の雌型収容空間7内に段階的に挿入する。この段階的な挿入は、以下に説明する手順で行うことができる。
第1のステップ(a)では、中空円管状の差込接続部品13を雌型収容空間7に挿入する。このとき2つの脚接続部分22-1、22-2のうち少なくとも1つ又は2つの脚接続部分22-1、22-2の一部分が、それぞれ中空円管状の差込接続部品13に当接するように配置されることができる。これについては図3を参照のこと。第1の雌型プラグコネクタ2におけるロック要素5の実際の配置に応じて、第1ステップ(a)で、2つの脚接続部分22-1、22-2は、それぞれ中空円管状の差込接続部品13に直接隣接しながらこれに触れないように配置することが可能である。当接点又は第1の接触部は、両側で○印で示されている。これらを示すのは、脚接続部分22-1、22-2も2つの連結スロット9、10を起点に雌型収容空間7に係合するからである。2つの脚接続部分22-1、22-は、2つの第2の脚部分21-1、21-2よりもベース脚19に近くに配置されている。
次のステップ(b)では、軸方向への挿入過程が継続される。ここでは、2つの第2の脚部分21-1、21-2がそれぞれ第2のプラグコネクタ本体11の円錐状に広がる拡張部14に当接して支持される。これについては図4を参照。当接点、第2の又は別の接触部は、ここでも両側に○印で示している。この2つの第2の脚部分21-1、21-2が円錐状に広がる拡張部14に支持されているときに、2つの脚接続部分22-1、22-2は、円錐状に広がる拡張部14から間隔又は距離を置いて配置されることができる。
支持作用の場所が2つの脚接続部分22-1、22-2から第2の脚部分21-1、21-2へと移動して拡張部14で支持されることによって、ロック要素5のベース脚19はその2つの脚17、18の間の中央で、長手方向軸線8、12から第2の半径方向距離25だけ離れた第2の位置に配置される。第2の半径方向距離25は、第1の半径方向距離24よりも大きい値を有する。上述した第1の半径方向距離24はベース脚の破線で示している。
ロック要素5の横断方向移動の実施は、軸方向の挿入又は差込動作と、外側に広がる拡張部14と2つの脚17、18の異なる部分との協働によって行われる。このためにロック要素5を別途手動で動かす動作は必要ない。軸方向の挿入動作と組み合わせて脚接続部分22-1、22-2が第2の脚部分21-1、21-2に対して角度を付けて延びていることと、接触点又は接触部が移行することにより、軸方向力はそれに対して横断方向に向けられた移動力にある程度転換される。この移動力によりロック要素5の横断方向又は半径方向への相対的移行を引き起こす。
これにより、ベース脚19を長手方向軸線8、12からより大きく離すことが達成される。このようにロック要素5全体を横断方向に持ち上げ又は押し上げることによって、2つの脚17、18の各々のレバー又はレバーアームも、第2のプラグコネクタ本体11におけるそれぞれの支持点、支持部又は接触部から、それぞれの脚17、18のベース脚19への移行領域へと伸びる。脚接続部分22-1、22-2におけるそれぞれの第1の接触部が、ベース脚の端部又はベース脚への移行部から更に離れた、第2の脚部分21-1、21-2における第2の又は別の接触部に移行することによって、2つのレバー又はレバーアームが長くなり、そのため必要な挿入力(軸方向力)が減少する。
以上に続く軸方向の挿入過程の別のステップ(c)において、2つのプラグコネクタ2、3は、それらの所定の相互の連結位置にもたらされる。このとき、両側で拡張したロック要素5とその2つの脚17、18は、連結溝16と重なる位置に来ている。この位置に到達すると、第1の脚17の第2の脚部分21-2は第1連結スロット9にも連結溝16にも係合する。これについては図5を参照のこと。同じことは第2の脚18にも該当する。その第2の脚部分21-2は、第2連結スロット10にも連結溝16にも係合する。これによって挿入及び連結過程が実施されて完了する。2つの脚17、18のそれまで拡張していた位置は、連結溝16にはめ込むことによって再び解除されている。2つの脚17、18の長手方向軸線8、12の方向での一定の残留張力は維持されたままである。
ロック要素5と、第1の雌型プラグコネクタ2に挿入された第2の雄型プラグコネクタ3との間のロック位置に到達すると、2つのプラグコネクタ2、3もそれらの連結位置にある。このときロック要素5はそのベース脚19で、ベース脚19が長手方向軸線8、12にその第2の位置よりも近い第1の位置に戻される。
第2の雄型プラグコネクタ3を第1の雌型プラグコネクタ2の雌型収容空間7に軸方向に挿入する過程の上記ステップ(a)において、2つの第2の脚部分21-1、21-は中空円管状の差込接続部品13からそれぞれ半径方向に間隔をあけて配置されているか又は配置することができる。更に、ステップ(b)の開始後に、2つの脚接続部分を円錐状に広がる拡張部から持ち上げることが可能である。これを行うことができるのは、その結果、支持点又は支持部が脚接続部分22-1、22-2から第2の脚部分21-1、21-2に移行するためである。
軸方向の挿入過程のステップ(b)の間に、ベース脚19の中央の半径方向距離が、第1の半径方向距離24の値を起点として24を第2の半径方向距離の第2の値へと連続的に増加することも可能である。第2の雄型プラグコネクタ3が第1の雌型プラグコネクタに大きく挿入されるほど、2つの脚17、18、特にそれらの第2の脚部分21-1、21-2は拡大する拡張部の当接面に沿って大きく滑動する。2つの脚17、18の拡張過程によりベース脚19は長手方向軸線8、12から更に大きく離れる。
2つのプラグコネクタ2、3が連結位置にあり、ロック要素5もその2つの脚17、18で連結溝16とロック係合していると、ロック要素5の2つの脚接続部分22-1、22-2もそれぞれそれらの長さの大部分が連結溝16内に配置又は収容される。更に、ロック要素5のベース脚19、特にその中央部分は、少なくとも連結位置で外側が第1の雌型プラグコネクタ2に当接して支持されれば又は支持されていれば有利であり得る。
2つの脚17、18、特にそれらの第2の脚部分21-1、21-2が拡張部14を通過した後、これらがまだ後続の連結部15で連結溝16に係合してラッチ又はスナップする前に、ベース脚19の長手方向軸線8、12からの第2の半径方向距離25の値は最大又は最大値となる。
先に説明し、また図6から最もよく見て取れるように、2つの支持脚23は長手方向軸線8、12に対してほぼ平行に並べられて、第1の雌型プラグコネクタ2の第1のプラグコネクタ本体6に絶えず当接して支持されていることができる。ガイド面26をそれぞれベース脚19とは反対の側で互いに向かうように傾けて位置合わせすることにより、ロック要素5がベース脚19の第2の位置から、第1の雌型プラグコネクタ2に近い第1の位置に戻る動作を容易でき、更には助長できる。それによってまた、少なくとも1つのストップ部材27を設けると、相対的な移動動作を、ひいてはロック要素5が長手方向軸線8、12に近い位置から第2の位置へ移動する経路を制限できる。上述したロック要素5のベース脚19の第1の位置は、支持脚23-1又は支持脚23-2についてローマ数字の「I」で表し、第2の位置はローマ数字の「II」で表している。
2つの脚17、18をそれらの部分で連結溝16とのラッチ係合から外せるようにするには、ロック要素5のベース脚19を手動で長手方向軸線8、12から移動させる。この移動動作により、支持脚23-1、23-2を保持凹部28内に移動させることができる。このとき2つの脚17、18は、第2の雄型プラグコネクタを第1の雌型プラグコネクタから挿入方向とは反対の方向に、2つの脚17、18と衝突することなく引き抜くことが可能である程度に互いに間隔をあけて広げられる。
最後に指摘しておくと、個々の方法ステップと、それらの時間的手順は、必ずしも記載された順序で実施する必要はなく、これとは異なる時間的手順も可能である。
以上の実施例は可能な実施形態を示すものであり、ここで注記すると、本発明は特に図示された本発明の実施形態に制限されるものではなく、むしろ個々の実施形態を互いに種々組み合わせることも可能であり、この変形可能性は本発明による技術的行為に関する教示に基づき当該技術分野に従事する当業者の能力の範囲内にある。
保護の範囲は請求項によって規定されている。しかしながら請求項を解釈するために詳細な説明と図面が援用される。図示及び説明された種々の実施例に基づく個々の特徴又は特徴の組み合せは、それ自体で独自の発明的解決策をなすことができる。これらの独自の発明的解決策の基礎にある課題は、詳細な説明から読み取ることができる。
本発明の説明において値の範囲に関するすべての指示は、当該範囲内のすべての任意の部分範囲を含むものと理解すべきである。例えば1~10という指示には、下限1を起点として上限10に至るまでのすべての部分範囲が含まれていると理解すべきである。即ち、すべての部分範囲は、例えば1~1.7又は3.2~8.1又は5.5~10のように、下限の1又はそれ以上から始まって上限の10又はそれ以下で終わる。
最後に形式的に指摘しておくと、構造を理解しやすくするために、要素は一部縮尺通りではなく及び/又は拡大して及び/又は縮小して表現されている。
1 プラグアセンブリ
2 第1の雌型プラグコネクタ
3 第2の雄型プラグコネクタ
4 シール要素
5 ロック要素
6 第1のプラグコネクタ本体
7 収容空間
8 第1長手方向軸線
9 第1連結スロット
10 第2連結スロット
11 第2のプラグコネクタ本体
12 第2長手方向軸線
13 差込接続部品
14 拡張部
15 連結部
16 連結溝
17 第1の脚
18 第2の脚
19 ベース脚
20 第1の脚部分
21 第2の脚部分
22 脚接続部分
23 支持脚
24 第1の半径方向距離
25 第2の半径方向距離
26 ガイド面
27 ストップ部材
28 保持凹部
(E) 平面
(M) 中心面

Claims (20)

  1. プラグアセンブリ(1)を形成するための複数のプラグコネクタ(2、3)を連結する方法であって、
    プラグアセンブリ(1)は液体及び/又は気体媒体用の配管を接続するために形成され、
    前記方法は以下のステップを実施する、すなわち、
    第1の雌型プラグコネクタ(2)を準備するステップであって、該第1の雌型プラグコネクタ(2)は、第1長手方向軸線(8)を有する雌型収容空間(7)を定める管状の第1のプラグコネクタ本体(6)を備え、該第1のプラグコネクタ本体(6)には少なくとも第1連結スロット(9)及び第2連結スロット(10)が直径方向に対向して配置されている、ステップと、
    第2の雄型プラグコネクタ(3)を準備するステップであって、該第2の雄型プラグコネクタ(3)は管状の第2のプラグコネクタ本体(11)を備え、
    該第2のプラグコネクタ本体(11)は、
    中空円管状の差込接続部品(13)と、
    これに続く円錐状に広がる拡張部(14)と、
    これに続く連結溝(16)を備えた連結部(15)と、を有し、
    前記第2のプラグコネクタ本体(11)は第2長手方向軸線(12)を定める、ステップと、
    少なくとも1つのシール要素(4)を準備し、該シール要素(4)を前記第1の雌型プラグコネクタ(2)に配置するステップと、
    ロック要素(5)を準備するステップであって、該ロック要素(5)は、弓状であり、前記複数のプラグコネクタ(2、3)が連結位置にあるときに2つの前記プラグコネクタ(2、3)と解除可能な嵌合状態にあり、
    前記ロック要素(5)は、
    第1の脚(17)と、
    第2の脚(18)と、
    2つの脚(17、18)を互いに接続するベース脚(19)と、を有し、
    2つの脚(17、18)の各々は、
    第1の脚部分(20-1、20-2)と、
    第2の脚部分(21-1、21-2)と、
    脚接続部分(22-1、22-2)と、を有し、
    脚接続部分(22-1、22-2)は、前記第1の脚部分(20-1、20-2)と前記第2の脚部分(21-1、21-2)とを互いに接続し、前記第1の脚部分(20-1、20-2)はそれぞれ互いに反対の側で前記ベース脚(19)に隣接して配置され、変形していない初期位置おいて、少なくとも2つの第2の脚部分(21-1、21-2)は互いに平行に延びるように並べられ、更に2つの脚接続部分(22-1、22-2)は、前記ベース脚(19)の方向で互いに向かって延びるように並べられている、ステップと、
    前記ロック要素(5)を前記第1のプラグコネクタ本体(6)の2つの連結スロット(9、10)に配置するステップであって、この過程において、前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)を2つの前記脚(17、18)の間の中央で、前記第1長手方向軸線(8)から第1の半径方向距離(24)だけ離れた第1の位置に配置する、ステップと、
    ここで、2つの前記プラグコネクタ(2、3)の前記第1及び第2長手方向軸線(8、12)の向きは、互いに、好ましくは一直線になるように並べられ、
    2つの前記プラグコネクタ(2、3)を互いに向かって移動させ、前記第2の雄型プラグコネクタ(3)を前記第1の雌型プラグコネクタ(2)の前記雌型収容空間(7)に段階的に挿入するステップと、
    (a)中空円管状の前記差込接続部品(13)を挿入するステップであって、2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は、それらの一部分がそれぞれ中空円管状の前記差込接続部品(13)に直接に隣接するように、又は中空円管状の前記差込接続部品(13)に第1の接触部で当接するように配置される、ステップと、
    (b)軸方向の挿入過程を継続するステップであって、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)はそれぞれ円錐状に広がる前記拡張部(14)に別の接触部で支持され、この過程において、前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)は2つの前記脚(17、18)の間の中央で前記第1及び第2長手方向軸線(8、12)から第2の半径方向距離(25)だけ離れた第2の位置に配置され、前記第2の半径方向距離(25)は前記第1の半径方向距離(24)よりも大きい値を有する、ステップと、
    (c)軸方向の挿入過程を更に継続するステップであって、前記第1の雌型プラグコネクタ(2)と前記第2の雄型プラグコネクタ(3)とが互いに連結位置にあるときに、前記ロック要素(5)は、前記第1の脚(17)の前記第2の脚部分(21-1)で、前記第1連結スロット(9)と前記連結溝(16)とに係合し、前記第2の脚(18)は前記第2の脚部分(21-2)で前記第2連結スロット(10)と前記連結溝(16)とに係合する、ステップと、
    を実施する、方法。
  2. 前記連結位置に到達すると、前記ロック要素(5)は前記ベース脚(19)が前記第1の位置に戻されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の雄型プラグコネクタ(3)を前記第1の雌型プラグコネクタ(2)の前記雌型収容空間(7)に軸方向に挿入する過程のステップ(a)において、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)は、それぞれ中空円管状の前記差込接続部品(13)から半径方向に間隔をあけて配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ステップ(b)の開始後に、2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は、円錐状に拡がって形成された前記拡張部(14)から持ち上げられることを特徴とする、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
  5. 軸方向に挿入する過程のステップ(b)において、前記ベース脚(19)の中央の半径方向距離は、前記第1の半径方向距離(24)の値から前記第2の半径方向距離の値(25)に連続的に増加することを特徴とする、請求項1~4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記ロック要素(5)の2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は、前記プラグコネクタ(2、3)が連結位置にあるときに、それぞれそれらの長さの大部分が前記連結溝(16)内に配置又は収容されることを特徴とする、請求項1~5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)、特にその中央部分は、少なくとも前記連結位置で前記第1の雌型プラグコネクタ(2)に当接して支持されることを特徴とする、請求項1~6の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記ベース脚(19)の前記第1及び第2長手方向軸線(8、12)からの前記第2の半径方向距離(25)の値は、2つの前記脚(17、18)が前記拡張部(14)を離れた後、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)がそれぞれ前記連結溝(16)に挿入される前に最大となることを特徴とする、請求項1~7の何れか一項に記載の方法。
  9. 液体及び/又は気体媒体用の配管を接続するためのプラグアセンブリ(1)であって、
    第1の雌型プラグコネクタ(2)であって、該第1の雌型プラグコネクタ(2)は、管状に形成された第1のプラグコネクタ本体(6)を備え、該第1のプラグコネクタ本体(6)は第1長手方向軸線(8)を有する雌型収容空間(7)を定め、前記第1のプラグコネクタ本体(6)には少なくとも第1連結スロット(9)と第2連結スロット(10)とが直径方向に対向して配置されている、第1の雌型プラグコネクタ(2)と、
    第2の雄型プラグコネクタ(3)であって、該第2の雄型プラグコネクタ(3)は管状に形成された第2のプラグコネクタ本体(11)を備え、
    該第2のプラグコネクタ本体(11)は、
    中空円管状の差込接続部品(13)と、
    これに続く円錐状に広がる拡張部(14)と、
    これに続く少なくとも一つの連結溝(16)を有する連結部(15)と、を備え、
    前記第2のプラグコネクタ本体(11)は第2長手方向軸線(12)を定める、第2の雄型プラグコネクタ(3)と、
    ここで、2つの前記プラグコネクタ(2、3)は軸方向で解除可能な連結位置で連結されており、
    前記第1の雌型プラグコネクタ(2)に配置されている少なくとも1つのシール要素(4)と、
    弓状に形成され、前記連結位置で2つの前記プラグコネクタ(2、3)と解除可能な嵌合状態にあるロック要素(5)であって、
    該ロック要素(5)は、
    第1の脚(17)と、
    第2の脚(18)と、
    2つの脚(17、18)を互いに接続するベース脚(19)と、を有し、
    2つの前記脚(17、18)の各々は、
    第1の脚部分(20-1、20-2)と、
    第2の脚部分(21-1、21-2)と、
    脚接続部分(22-1、22-2)と、を有し、
    該脚接続部分(22-1、22-2)は、前記第1の脚部分(20-1、20-2)と前記第2の脚部分(21-1、21-2)とを互いに接続し、前記第1の脚部分(20-1、20-2)はそれぞれ互いに反対の側でベース脚(19)に隣接して配置され、変形していない初期位置において、少なくとも2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)は互いに平行に延びるように並べられ、更に、2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は前記ベース脚(19)の方向で互いに向かって延びるように並べられ、
    前記ロック要素は、前記第1の雌型プラグコネクタ(2)と前記第2の雄型プラグコネクタ(3)とが連結位置にあるときに、前記第1の脚(17)で前記第1連結スロット(9)と前記連結溝(16)に係合し、前記第2の脚(18)は前記第2連結スロット(10)と前記連結溝(16)に係合し、
    特に請求項1~8の何れか一項に記載の方法を実施するために、前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)は、少なくとも連結位置において、2つの前記脚(17、18)の間の中央で、前記第1及び第2長手方向軸線(8、12)から第1の半径方向距離(24)だけ離れた第1の位置に配置されている、プラグアセンブリ(1)において、
    前記第2の雄型プラグコネクタ(3)を前記第1の雌型プラグコネクタ(2)の前記雌型収容空間(7)に軸方向に挿入し始めるときに、2つの前記プラグコネクタ(2、3)はそれぞれそれらの一部分が中空円管状の前記差込接続部品(13)に直接隣接するように、又は中空円管状の差込接続部品(13)に第1の接触部で当接するように配置され、
    軸方向に更に挿入すると、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)はそれぞれ円錐状に広がる前記拡張部(14)に別の接触部で当接して支持され、
    少なくとも前記第2の脚部分(21-1、21-2)が円錐状に広がる前記拡張部(14)に当接する位置で、前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)は2つの前記脚(17、18)の間の中央で前記第1及び第2長手方向軸線(8、12)から第2の半径方向距離(25)だけ離れた第2の位置に配置され、
    前記第2の半径方向距離(25)は、前記第1の半径方向距離(24)よりも大きい値を有することを特徴とする、プラグアセンブリ(1)。
  10. 前記ロック要素(5)が連結位置にあるときに、前記ベース脚(19)は前記第1の位置に戻されることを特徴とする、請求項9に記載のプラグアセンブリ(1)。
  11. 前記第2の雄型プラグコネクタ(3)を前記第1の雌型プラグコネクタ(2)の前記雌型収容空間(7)に軸方向に挿入し始めるときに、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)はそれぞれ中空円管状の前記差込接続部品(13)から半径方向に間隔をあけて配置されていることを特徴とする、請求項9又は10に記載のプラグアセンブリ(1)。
  12. 2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)が円錐状に拡がって形成された前記拡張部(14)に支持されているときに、2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は円錐状に拡がって形成された前記拡張部(14)から離れて配置されていることを特徴とする、請求項9~11の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  13. 前記ロック要素(5)の2つの前記脚接続部分(22-1、22-2)は、前記プラグコネクタ(2、3)が連結位置にあるときに、それぞれそれらの長さの大部分が前記連結溝(16)内に配置又は収容されていることを特徴とする、請求項9~12の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  14. 前記ロック要素(5)の前記ベース脚(19)、特にその中央部分は、少なくとも連結位置で前記第1の雌型プラグコネクタ(2)に当接して支持されていることを特徴とする、請求項9~13の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  15. 前記ベース脚(19)の前記第2の半径方向距離(25)の値は、2つの前記第2の脚部分(21-1、21-2)をそれぞれ前記連結溝(16)に導入する前に最大となることを特徴とする、請求項9~14の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  16. 前記ベース脚(19)は、2つの前記脚(17、18)の間の中央を起点として2つの前記脚(17、18)に向かって屋根状の角度を付けて長手方向に延びていることを特徴とする、請求項9~15の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  17. 2つの前記第1の脚部分(20-1、20-2)は、前記ロック要素(5)の変形していない初期位置で、互いに平行に延びるように並べられていることを特徴とする、請求項9~16の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  18. 前記ベース脚(19)、個々の前記第1の脚部分(20-1、20-2)、個々の前記脚接続部分(22-1、22-2)、及び個々の前記第2の脚部分(21-1、21-2)は、共通平面(E)内に延びるように配置されていることを特徴とする、請求項9~17の何れか一項に記載のプラグアセンブリ(1)。
  19. 前記第2の脚部分(20-1、20-2)の前記ベース脚(19)とは反対側の各端部に、それぞれ1つの支持脚(23-1、23-2)が配置されており、該支持脚(23-1、23-2)はそれぞれ共通平面(E)に対して垂直方向に並べられた長手方向を有することを特徴とする、請求項18に記載のプラグアセンブリ(1)。
  20. 2つの前記支持脚(23-1、23-2)はそれぞれ前記ベース脚(19)の前記第1の位置と前記ベース脚(19)の前記第2の位置の間、及びその逆の位置の間で、前記第1のプラグコネクタ本体(6)に当接して支持されていることを特徴とする、請求項19に記載のプラグアセンブリ(1)。
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