JP2023515940A - 保持パネルに対する物品の並進および回転動作のための装置 - Google Patents

保持パネルに対する物品の並進および回転動作のための装置 Download PDF

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ポール ヘティヒ ゲーエムーベーハー アンド カンパニー ケージー
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Abstract

平坦な支持領域(4)を有する物品(2)の、支持領域(4)に対して面平行に設けられた保持パネル(3)の支持領域(5)に対する回転動作のための装置が開示される。支持領域の平面で見て、物品(2)の長さは、物品(2)の幅よりも大きい。支持領域(4,5)の互いに対向する支持面は、回転接触体(6)が案内される走行溝(41,51)を有する。走行溝(41,51)は、支持領域の平面内で規定される方向(A)において物品(2)に力が作用すると、物品(2)が保持パネル(3)に対して第1旋回方向(R1)に130°~180°の所定角度だけ旋回することで開始位置から終了位置まで動き得るように、かつ第1旋回方向(R1)と反対の旋回方向(R2)に旋回することで開始位置に戻り得るように形成されている。接続スタブ(9)が、一方の支持領域(4,5)から突出していて、他方の支持領域(4,5)に設けられた案内トラック(8)内を移動可能である。接続スタブ(9)は、一方の支持領域(4,5)において中心から外れて配置され、案内トラック(8)は、様々な曲率半径を有する湾曲状になっている。また、家具または家庭用具が開示される。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに係る、平坦な支持領域を有する物品の、当該支持領域に対して面平行に設けられた保持パネルの支持領域に対する並進および回転動作のための装置に関する。
装置は、さらに、家具または家庭用具に関する。
例えば、独国特許出願公開第102017106170号明細書から、一般的な装置が知られている。
独国特許出願公開第102017106170号明細書では、並進および回転動作を行うために並進回転支持部が使用される。これは、回転玉が内部を案内される走行溝が形成された2つのパネルを本質的に有する。走行溝は、一方のプレートの他方のプレートに対する所定角度による並進および回転動作を許容するように設計される。
一方のプレートに設けられた直線スロットは、他方のプレートに取り付けられた接続スタブを案内するものであって、これも並進動作を許容すると共に、両パネルの互いに対する軸方向の固定を許容する。
物品の長さと幅が大きく異なる場合の上記設計の問題は、物品が約90°の旋回位置(この位置では、物品が保持パネルの前縁を越えて最大に突出する。)にあるときに傾き力が生じることである。ここで、物品は、好ましくは棚板であってもよい。
このことは、特に保持パネルの縁部を越えて突出した棚板の一部に重たい物品が置かれている場合に、当該縁部を越えて棚板が傾く危険が存在することを意味する。
本発明の目的は、平坦な支持領域を有する物品の、当該支持領域と面平行に設けられた保持パネルの支持領域に対する並進および回転動作のための装置をさらに発展させることにある。当該装置では、互いに対向する支持領域の支持面の各々が、回転接触体を案内する走行溝を有し、保持パネルに対する物品の重なりが最小のときに生じる傾き力が良好に吸収され得る。
この目的は、請求項1の特徴を備えた、平坦な支持領域を有する物品の、当該支持領域に対して面平行に設けられた保持パネルの支持領域に対する並進および回転動作のための装置によって達成される。
本発明に係る装置では、支持面の平面で見たときに、物品の長さは、物品の幅よりも大きく、支持領域の互いに対向する支持面は、回転接触体が案内される走行溝をそれぞれ有する。
走行溝は、支持領域の平面内で規定される方向において物品に力が作用したときに、物品が、保持パネルに対して第1旋回方向に90°~180°の所定角度だけ旋回することで開始位置から終了位置まで動き得るように、かつ第1旋回方向と反対の旋回方向に旋回することで開始位置に戻り得るように形成されている。
接続スタブが、一方の支持領域から突出し、かつ他方の支持領域に設けられた案内トラック内を移動可能である。
接続スタブは、一方の支持領域において中心から外れて配置される。案内トラックは、様々な曲率半径を有する湾曲状になっている。
このように設計された装置によると、特に接続スタブの偏心配置が、中心配置の接続スタブと比較して、生じる傾き力を吸収するための大きなレバーアームの形成を可能とする。
これにより、特に、より大きなアスペクト比を有する物品の使用が可能となる。アスペクト比は、支持領域の平面における物品の幅に対する長さの比率として定義される。
合計で180°の回転により、幅よりも大きい長さを有する物品を、家具もしくは家庭用具またはその他の物品の内部に、両層において適合して挿入することができる。
よって、長さと幅が異なる物品を伴うそのような装置で生じる傾き力は、90°の回転時に最も大きくなる。
接続スタブの偏心配置によって、生じる傾き力を吸収するためのレバーアームの構成が、中心配置の接続スタブと比較して、90°回転時に最大となる。
したがって、物品の並進および回転動作のための装置は、例えば、90°だけ旋回可能であってもよく、その場合も本発明に係る増大された支持効果が傾きに対して作用する。よって、代替的な装置は、180°よりも小さな、例えば90°の合計回転角度を有してもよい。
また、走行溝を案内される回転接触体を介した物品の支持により、製造コストが低減すると共に、装置の少ない動作に伴う堅牢性や操作容易性が向上する。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
有利な実施形態によると、接続スタブの、物品の互いに対向する長手縁に対する距離は、等しい。換言すると、接続スタブは、物品の長さ範囲の方向において中心から外れて配置されると共に、物品の幅範囲の方向において物品の支持領域の中心に配置される。
好ましい別の態様によると、接続スタブは、柱状のネック領域を有し、ネック領域の自由端からはカラーが延びており、カラーのネック領域に対向する面は、案内トラックに形成された支え面の裏に係合する。
よって、支持領域の平面に対して垂直な方向において物品の保持パネルとの間で実現される確実な接続により、傾き力の吸収がさらに改善され得る。
特に好ましくは、端部を互いに接続する案内トラックの湾曲パスの側縁には、支え面が形成されている。
有利な別の態様によると、案内トラックの端部の内縁上に、支持面の平面に対して垂直に延びかつそれぞれ支え面を有する複数の離間した支えウェブが一体形成されている。
別の好ましい実施形態によると、少なくとも1つのばね舌状部が、案内トラックの端部の内縁にそれぞれ一体形成され、ばね舌状部は、案内トラックの通路幅を狭めるラッチ位置から作用する力によって、案内トラックの縁部に向かって押され得、ばね舌状部は、支持面の平面に対して垂直に見て、接続スタブのネック領域の高さ位置に一体形成されている。
これにより、物品がその最終位置に到達したことに対するシンプルな触覚的なフィードバックがユーザに提供される。
別の好ましい実施形態によると、案内トラックの湾曲パスは、一方向のみに湾曲している。
特に好ましくは、案内トラックの端部は、湾曲パスとの移行部において、湾曲パスの湾曲と逆方向に湾曲している。
本発明の別の有利な実施形態によると、回転接触体は、複数の回転接触体収容部を有する回転接触体ケージに収容される。
特に好ましくは、回転接触体ケージは、環状の閉じた枠領域および支え領域を有する。枠領域は、物品の開始位置から終了位置までの全ての位置において、保持パネルの縁部を越えて延びず、それにより回転接触体ケージの当該部分に乗った回転接触体は、物品の部分的荷重を保持パネルに対して常に伝達する。支え領域は、所定の旋回角度範囲において、保持パネルの縁部を越えて延び、よって保持パネルの縁部を越えた傾きに対して物品を追加的に支え得る。
結果として、回転接触体ケージも、生じ得る傾き力に対して、さらなる安定性に貢献する。
好ましい実施形態によると、物品は、載置面を有する棚板として設計される。
本発明に係る家具または家庭用具、特に冷蔵庫または冷凍庫は、上述の物品が少なくとも1つ配置される本体を備える。
図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図であって、開始位置を示す。 図2は、図1に示す装置の斜視分解図である。 図3は、図1に示す装置の平面図である。 図4は、図1に対応する装置を示す図であって、物品が90°旋回している。 図5は、図3に対応する図であって、物品が90°旋回している。 図6は、底面図であって、物品が90°旋回している。 図7は、図4に示す配置にある装置の側面断面図である。 図8は、別の実施形態の回転接触体ケージの平面図である。 図9は、案内トラックの一端の細部図であって、この領域に形成されたばね舌状部と支え面が示されている。 図10は、図9に示す案内トラックの端部を下から見た図であって、当該端部に収まった接続スタブが示されている。 図11は、図10に対応する案内トラックの端部の斜視図であって、収まった接続スタブが示されていない。 図12は、装置が備えられた家具または家庭用具の斜視図である。 図13は、装置が備えられた家具または家庭用具の斜視図である。
以下、好ましい例示的な実施形態について、添付の図面を参照して詳しく説明する。
以下の図面を参照した説明において、頂部、底部、左、右、前、後などの語は、もっぱら、各図で選択的に示す物品、保持パネル、回転接触体、回転接触体ケージ、案内トラック、接続スタブなどの例示的な表示や位置に言及するものである。これらの語は限定的に解釈されるべきではない。すなわち、別の動作位置や鏡面対称設計などにより、これらの参照は変わり得る。
図1において、参照符号2は、好ましくは棚板として設計され、かつ接続スタブ9回りにおいて並進的かつ回転的に同時に動き得るように保持パネル3に取り付けられる物品を示す。接続スタブ9は、旋回軸として機能し、かつ弓状に設計された案内トラック8に沿って移動可能である。
ここで、並進的および回転的な同時動作は、接続スタブ回りにおける物品の回転動作と、案内トラックに沿った接続スタブに伴う物品の並進動作との重ね合わせとして理解される。
棚板として設計された物品2の下面と、保持パネル3の上面とは、支持領域4,5として設計される。これらの互いに対向する支持領域4,5の支持面は、好ましくは球状の回転接触体7が案内される走行溝41,51をそれぞれ有する。
物品2および保持パネル3の支持領域4,5に組み込まれた走行溝41,51は、次のような態様で支持領域4,5にわたって分布するように設計される。当該態様において、複数の回転接触体7は、支持領域の平面内で規定される方向Aにおいて物品2に力が作用すると、当該物品2を、確実に案内される並進および回転動作によって、図3に例示する開始位置から図5に例示する90°旋回した中間位置へ、さらには、さらに90°旋回した終了位置へと移動させる。終了位置において、物品2は、保持パネル3に対して第1旋回方向R1に合計で180°旋回する。
走行溝41,51の設計は、物品2が、開始位置から第1旋回方向R1における180°未満の旋回を伴う終了位置まで動かされ得るようになされてもよい。ここで、終了位置は、物品2の開始位置から少なくとも90°、好ましくは130°~180°の旋回によって到達される。
また、走行溝41,51は、物品2が、その旋回動作中に、保持パネル3の前縁(図3)のみを越えるように設計される。これにより、当該装置を、例えば、図12および図13に例示するように、家具11または家庭用具12の三側面が閉じた保管室に設置することが可能となる。
また、物品2は、当該終了位置から、第1旋回方向R1とは逆向きの旋回方向R2に旋回して開始位置に戻り得る。
図1~図3からさらにわかるように、支持面の平面で見たときに、物品2の長さLは、物品2の幅Bよりもかなり大きい。
さらに図2に示すように、接続スタブ9は、物品2の支持領域4から突出している。
物品2が組み立てられた状態では、接続スタブ9は、保持パネル3の支持領域5に設けられた案内トラック8において保持パネル3上を移動可能である。
案内トラック8の収容幅は、案内トラック8内に突出する接続スタブ9の一部の直径よりも大きくてもよい。これにより、構造的な公差を許容するための案内トラック内における接続スタブ9の遊びが実現され得る。
また、図2から明らかなように、接続スタブ9は、物品2の支持領域4の中心から外れて配置される。したがって、物品2の回転部分は、本明細書において旋回動作として説明される。
この例示的な実施形態では、接続スタブ9は、物品2の長さ範囲Lの方向において物品2の支持領域4の中心から外れる一方、物品2の幅範囲Bの方向において当該中心に位置して突出するように配置される。したがって、物品2の対向する長手縁22,23に対する接続スタブ9からの距離は等しい。
湾曲した案内トラック8は、様々な曲率半径を伴って設計される。案内トラック8は、湾曲パス81から本質的に構成される。湾曲パス81は、好ましくは一方向のみに湾曲していて、それから各端部82,83が延びている。各端部82,83は、湾曲パス81との移行部において、湾曲パス81の湾曲と逆方向に湾曲している。
物品2に対して保持パネル3を確実に接続するために、接続スタブ9は、柱状のネック領域91を有しており、ネック領域91の自由端からはカラー92が延びており、カラー92のネック領域91に対向する面93は、案内トラック8に形成された支え面86,87の裏に係合する。支え面86,87は、図10に例示されている。
案内トラック8の端部82,83の一方を詳しく示す図9~図11からさらにわかるように、端部82,83を互いに接続する案内トラック8の湾曲パス81の側縁には、支え面86が形成されている。支え面86に対しては、終了位置において、傾き力が作用する場合に遊びが生じないようにカラー92の面93が当接する。
図10および図11に簡単に示すように、別の支え面86が、案内トラック8の端部82,83の内縁上に互いに離間して形成されており、支えウェブ85は、支持面の平面に対して垂直に向いている。
また、少なくとも1つのばね舌状部84が、案内トラック8の端部82,83の各内縁上に形成されている。ばね舌状部84は、案内トラック8の通路幅を狭めるラッチ位置の接続スタブ9から作用する力によって、案内トラックの縁部に向かって押され得る。
ばね舌状部84は、接続スタブ9のネック領域91の高さ位置において、支持面の平面に対して垂直に形成されている。
ここで示す好ましい実施形態では、2つのそのようなばね舌状部84が設けられる。2つのばね舌状部84は、端部82,83の一方に接続スタブ9が進入するときに互いに引き離され、接続スタブ9が終了位置に完全に収まった後で当該終了位置に接続スタブ9を保持する。したがって、接続スタブ9がこの終了位置からスライドして出るためには、ばね舌状部84を引き離すのに十分な所定の力を印加する必要がある。
特に図2および図8に示すように、回転接触体7は、複数の回転接触体収容部63を有する回転接触体ケージ6に収容され、その中に保持される。
やや異なる設計の2つの実施形態に係る回転接触体ケージ6は、環状の閉じた枠領域61および支え領域62から本質的に構成される。
ここで、枠領域61は、例えば図1、図3、図4、および図5に示すように、いかなる旋回位置においても保持パネル3の縁部を越えて突出しないように支持領域4,5の間に適合および配置される。
一方、回転接触体ケージ6の支え領域62は、保持パネル3に対して物品2が所定の旋回角度範囲にあるときに傾き力を追加的に吸収するように、保持パネル3の縁部を越えて延びている。
例えば図4および図7に示すように、当該図では棚板として設計された物品2が保持パネル3と最小限に重なっており、あるいは保持パネル3の前縁を最大限に越えて突出しているのであるが、物品2の当該旋回位置において、支え領域62は、傾き力を追加的に吸収し得るように物品2の下に位置する。
図12および図13は、冷蔵庫または冷凍庫として設計された家具11(図12)または家庭用具12における上述の装置の好ましい適用例を示す。その中で、保持パネル3を伴う物品2は、家具または家庭用具の本体13,14内に配置される。
ここで、家具11または家庭用具12の本体13,14内には、固定ベース15が設けられることが好ましい。固定ベース15上には、装置の保持パネル3が固定される。なお、保持パネルを本体13,14に直接的に固定することも考えられる。
本発明に係る物品および本発明に係る保持パネルは、例えばトレーラーなどの自動車の内部において、または車の操縦室やトランクにおいて使用されてもよい。
2:物品
21:載置面
22:長手縁
23:長手縁
3:保持パネル
4:支持領域
41:走行溝
42:支持プレート
5:支持領域
51:走行溝
6:回転接触体ケージ
61:枠領域
62:支え領域
63:回転接触体収容部
7:回転接触体
8:案内トラック
81:湾曲パス
82:端部
83:端部
84:ばね舌状部
85:支えウェブ
86:支え面
87:支え面
9:接続スタブ
91:ネック
92:カラー
93:面
11:家具
12:家庭用具
13:本体
14:本体
15:ベース
A:方向
1:旋回方向
2:旋回方向
L:長さ
B:幅
X:方向
Y:方向
Z:方向

Claims (12)

  1. 平坦な支持領域(4)を有する物品(2)の、前記支持領域(4)に対して面平行に設けられた保持パネル(3)の支持領域(5)に対する並進および回転動作のための装置であって、
    前記支持面の平面で見たときに、前記物品(2)の長さは、前記物品(2)の幅よりも大きく、
    前記支持領域(4,5)の互いに対向する前記支持面は、回転接触体(6)が案内される走行溝(41,51)をそれぞれ有し、
    前記走行溝(41,51)は、前記支持領域の平面内で規定される方向(A)において前記物品(2)に力が作用したときに、前記物品(2)が、前記保持パネル(3)に対して第1旋回方向(R1)に90°~180°の所定角度だけ旋回することで開始位置から終了位置まで動き得るように、かつ前記第1旋回方向(R1)と反対の旋回方向(R2)に旋回することで前記開始位置に戻り得るように形成されており、
    接続スタブ(9)が、一方の前記支持領域(4,5)から突出し、かつ他方の前記支持領域(4,5)に設けられた案内トラック(8)内を移動可能であり、
    前記接続スタブ(9)は、前記一方の支持領域(4,5)において中心から外れて配置され、
    前記案内トラック(8)は、様々な曲率半径を有する湾曲状になっている、装置。
  2. 前記物品(2)の前記支持領域(4)から突出する前記接続スタブ(9)の、前記物品(2)の互いに対向する長手縁(22,23)に対する距離は、等しい、請求項1に記載の装置。
  3. 前記接続スタブ(9)は、柱状のネック領域(91)を有し、
    前記ネック領域(91)の自由端からはカラー(92)が延びており、
    前記カラー(92)の前記ネック領域(91)に対向する面(93)は、前記案内トラック(8)に形成された支え面(86,87)の裏に係合する、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記端部(82,83)を互いに接続する前記案内トラック(8)の湾曲パス(81)の側縁には、支え面(86)が形成されている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記案内トラック(8)の前記端部(82,83)の内縁上に、前記支持面の平面に対して垂直に延びかつそれぞれ支え面(86)を有する複数の離間した支えウェブ(85)が一体形成されている、請求項3または4に記載の装置。
  6. 少なくとも1つのばね舌状部(84)が、前記案内トラック(8)の前記端部(82,83)の内縁にそれぞれ一体形成され、
    前記ばね舌状部(84)は、前記案内トラック(8)の通路幅を狭めるラッチ位置から作用する力によって、前記案内トラックの縁部に向かって押され得、
    前記ばね舌状部(84)は、前記支持面の平面に対して垂直に見て、前記接続スタブ(9)の前記ネック領域(91)の高さ位置に一体形成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記案内トラック(8)の前記湾曲パス(81)は、一方向のみに湾曲している、請求項1~6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記案内トラック(8)の前記端部(82,83)は、前記湾曲パス(81)との移行部において、前記湾曲パス(81)の湾曲と逆方向に湾曲している、請求項7に記載の装置。
  9. 前記回転接触体(7)は、複数の回転接触体収容部(63)を有する回転接触体ケージ(6)に収容される、請求項1~8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記回転接触体ケージ(6)は、環状の閉じた枠領域(61)および支え領域(62)を有し、
    前記枠領域(61)は、前記物品(2)の前記開始位置から前記終了位置までの全ての位置において、前記保持パネル(3)の縁部を越えて延びず、
    前記支え領域(62)は、所定の旋回角度範囲において、前記保持パネル(3)の縁部を越えて延びる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記物品(2)は、載置面(21)を有する棚板として設計される、請求項1~10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の物品(2)が少なくとも1つ配置される本体(13)を備える、家具または家庭用具(12)、特に冷蔵庫または冷凍庫。
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