JP2023502557A - 内燃エンジンの不点火検出システム - Google Patents

内燃エンジンの不点火検出システム Download PDF

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Abstract

点火コイル(107)を含む点火システム(303)と、スパークプラグ(106)から発生されたイオン電流を測定するために点火コイル(107)に電気的に接続されたイオン電流測定回路(302)と、ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、イオン電流測定回路(302)によって測定されたイオン電流を処理および状態調整するための信号プロセッサ(401)とを備える不点火検出システム(300)が開示される。点火コイル(107)は一次巻線(101)と二次巻線(103)とを備え、一次巻線(101)の第1の端部(101B)は、二次巻線(103)の第1の端部(103B)に電気的に接続される。不点火検出は、ICエンジンの信頼性および耐久性を改善する。

Description

本発明は、スパーク点火エンジンに関する。より詳細には、イオン電流測定回路を用いた、スパーク点火エンジンの不点火および部分的不点火の検出を開示する。
内燃(IC:Internal Combustion)エンジンは、様々な排気ガスを環境に放出することによって、公害および地球温暖化に著しく寄与している。ICエンジンは、CO、HC、NOx、および炭化水素などの有害なガスを放出する化石燃料を燃やすことによって出力を生じさせる。ガスの排出は、これまでおよび今も環境条件を悪化させており、したがって車両製造業者は、ICエンジンの性能を改善し、排出を低減するために、技術の進歩をもたらすように努力し続けている。
ガスの排出の制御に加えて、自動車業界は、車両条件の状態についてユーザに伝えるために、車両上に「オンボード診断(OBD:On board diagnostic)」を実施しつつある。主要な管轄にわたるOBDシステムは、段階的に実施されつつあり、2つのカテゴリ、すなわちOBD IおよびOBD IIに細分される。OBD IIは、エンジン不点火検出、触媒コンバータ監視、およびラムダセンサ監視の、3つの主要な側面に焦点を当てる。
エンジン燃焼効率を改善し、排出を低減するために、内燃(IC)エンジンにおける不点火事象を検出および監視することが不可欠である。不点火は、注入された混合気が全く燃えないか、部分的に燃えるときに起きる。ICエンジンの不点火は、燃焼の品質に影響を及ぼし、触媒コンバータの性能を悪化させ、それによって望ましくない、排出の増加に繋がる。
添付の図を参照して、詳しい説明が述べられる。同様な特徴および構成要素を参照するために、図面全体にわたって同じ番号が用いられる。
ICエンジンの既存の点火システムの回路図を例示的に示す図である。 イオン電流測定回路に接続されたICエンジンの既存の点火システムの回路図を例示的に示す図である。 本発明の実施形態による、不点火検出システムの概略図を例示的に示す図である。 本発明の実施形態による、イオン電流測定回路と信号プロセッサとを備える不点火検出システムを例示的に示す図である。 不点火条件の間の点火コイルの一次巻線内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す図である。 不点火条件の間の点火コイルの一次巻線内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す図である。 不点火のない条件の間の点火コイルの一次巻線内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す図である。 不点火のない条件の間の点火コイルの一次巻線内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す図である。
ICエンジン内の不点火事象は、特定のエンジンサイクルの間に生じる燃焼の量に基づいて、部分的または完全として分類され得る。殆どの車両において、不点火の識別は、エンジンクランク軸の角加速度を監視することによって行われる。しかし、低い容積(200立方センチメートル未満)を有する単気筒エンジンは、ICエンジンの低い機械的慣性により、同じ手法を用いて不点火を識別するためには問題をもたらす。単気筒ICエンジンに対する不点火識別の問題は、エンジンが車両内で使用されるとき、パワートレイン上の様々な負荷擾乱の存在のために、より難易度の高いものとなる。
単気筒エンジンに対するエンジン不点火の検出のために、いくつかの他の技法が設計される。このような技法は、瞬時クランク軸速度の分析、シリンダ内圧の分析、瞬時クランク軸トルクの分析などを含む。不点火の検出のためのクランク軸速度の評価は、低い機械的慣性およびエンジン内の負荷擾乱により、多くの問題に直面する。エンジン内の不点火事象の検出の問題に対処するための代替の解決策は、エンジン内のスパーク事象において発生されるイオン電流を利用する。
ICエンジンシリンダ内部で混合気が点火するとき、空気粒子はイオン化される。イオン電流の量は、混合気のイオン化のレベルを反映するので、スパークプラグに適切な高電圧を印加することによって、イオン電流を測定することが可能である。したがって、イオン電流の流れは、燃焼事象に依存する。イオン電流信号は、イオン電流測定回路の助けによって捕捉され得る。イオン電流の流れを発生させるためには、スパークがトリガされた後、スパークプラグ電極の両端に電位差を発生させるために、「電圧バイアス」回路が必要である。
図1は、ICエンジンの既存の点火システム100の回路図を例示的に示す。点火システム100は、一次巻線101および二次巻線103を有する点火コイル107と、スパークプラグ106と、制御回路105、例えば、エンジンシリンダ内にスパークを発生させるために必要な高電圧スパイクを生成させるための電気的スイッチングデバイス104を有する電子制御ユニット(ECU)とからなる。一次巻線101は、電池102と、電気的スイッチングデバイス104との間に接続される。電気的スイッチングデバイス104が閉じられた状態にあるとき、点火コイル107の一次巻線101はエネルギーを蓄積する。制御回路105が電気的スイッチングデバイス104を開いた状態に変化させるとすぐに、誘導回路内の電流の流れの突然の中断により、点火コイル107の一次巻線101内に、例えば400Vの電圧が発生される。約20~25kV(一次および二次コイルの巻数比に応じた)の二次高電圧が、二次巻線103内に発生される。二次電圧はスパークプラグ106に印加され、結果としてスパークプラグ106のギャップの両端に電圧破壊を生じ、スパーク電流がスパークプラグ106の接地接続を通して、スパークプラグ106に流れ始める。その後、スパーク電流は、図2で述べられるように、スパークプラグ106の両端にイオン電流の流れを発生させる。
図2は、イオン電流測定回路201に接続されたICエンジンの既存の点火システム100の回路図200を例示的に示す。例示的に示されるように、イオン電流測定回路201は、点火コイル107の二次巻線103に接続されて、スパークプラグ106にバイアス電圧をもたらし、これはひいてはスパーク事象の後にイオン電流の流れを発生させる。また、既存のイオン電流測定回路201は、スパークのトリガの間に充電されるコンデンサからなる。スパークがトリガされた後、コンデンサによって保持された電荷は、スパークプラグ106のスパーク電極の両端に電位差を発生させ、その結果としてイオン電流の流れを生じる。
図1~2に例示的に示された既存の点火システム100の点火コイル107の設計は、点火コイル107の一次巻線101および二次巻線103のそれぞれに対して、別個の接地接続を有する。図1に示されるように、点火コイル107の一次側101の端子101Bと、二次側103の端子103Bとは、電気的に分離される。図2に示されるように、イオン電流測定回路201は、端子103Bに接続されてイオン電流を測定し、続いて、ICエンジン内の不点火を検出する。
しかし、スパーク点火エンジンの点火コイルは、点火コイル生産のプロセスを簡略化するように、および点火システムの製造コストを低減するように設計される。このような点火コイルでは、端子101Bおよび103Bは、共通の巻線接続を通じて接続され、イオン電流測定回路201を二次巻線103に別個に接続するように対応されていない。一次巻線101および二次巻線103の端子101Bおよび103Bの共通の電気的接続により、既存のイオン電流測定回路201は、巻線101および103の両方に接続される。一次巻線101の電気抵抗は、二次巻線103の電気抵抗と比べてずっと低いので、既存のイオン電流測定回路201のコンデンサは、二次巻線103の代わりに一次巻線101から放電するようになり、したがってスパークプラグ106にイオン電流は流れない。
車両など、燃焼エンジンの用途において、以下のことが不点火条件の欠点である。燃焼事象における不点火の発生により、燃料が燃えるためのスパークがないので、燃料が浪費されることになる。これは走行可能距離の低下により、車両の性能を悪化させる。不点火は、燃焼事象の損失があるので、車両の出力/加速に直接影響する。ユーザは、不点火により、運転の際に突然のジャークを感じ得る。これらは、運転者に不快感を引き起こし得る。また、不点火により、排気ガス中の未燃焼の燃料は、コンバータ内の触媒の寿命に影響を及ぼし、排出に直接の影響を与える。不点火の検出および低減は、車両の耐久性に影響を与えるようになる。したがって、既知の技術は、効果的に不点火を検出できないことの影響を受け、点火システムの不十分な信頼性、および最終的に高い排出、乗る人の不快感、および走行可能距離の低下に繋がる。したがって、当技術分野における上記および他の既知の問題を克服する、円滑な体験、耐久性、およびエンジンによる排出基準の順守のために、エンジンにおいて効果的に、不点火、完全不点火、および部分的不点火を検出するためのイオン電流測定回路を備えた、不点火検出システムの設計の必要性がある。
上記の目的の観点から、本発明は、スパーク点火エンジンでの完全不点火および部分的不点火を正確に検出するためのイオン電流測定回路を備え、点火コイルの一次巻線および二次巻線は内部的に接続される、不点火検出システムを開示する。
本発明の目的は、低抵抗一次巻線を通るイオン電流の流れを制限することである。本発明の他の目的は、スパークプラグにおけるスパークのトリガの間、イオン電流測定回路内のコンデンサを適切な値に充電する、イオン電流測定回路内にバイアス電圧回路をもたらし、スパークがトリガされた後、この蓄積された電荷をスパークプラグに印加して、スパークプラグ電極の両端に電位差を発生させることである。これは結果として、イオン電流測定回路を通るイオン電流の流れを生じ、イオン電流の測定は、不点火または部分的不点火の発生の検出に役立つようになる。本発明は、既知の技術の欠点を克服することを可能にし、不点火が正確に検出されることを確実にし、それによって特に小容積のエンジンに対する、排出の信頼性のある制御および低減を可能にする。
実施形態において、ICエンジンの不点火検出システムが開示される。不点火検出システムは、点火システムと、イオン電流測定回路と、信号プロセッサとを備える。点火システムは、一次巻線と二次巻線とを備えた点火コイルを備え、一次巻線の第1の端部は、二次巻線の第1の端部に電気的に接続され、スパークプラグは、点火コイルの二次巻線の第2の端部に直列に電気的に接続される。スパークプラグの第1の端子は、二次巻線の第2の端部に接続され、スパークプラグの第2の端子は接地される。イオン電流測定回路は、スパーク事象の後、スパークプラグから発生されたイオン電流を測定するために、一次巻線の第1の端部と二次巻線の第1の端部とに電気的に接続される。信号プロセッサは、ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、イオン電流測定によって測定されたイオン電流を処理および状態調整する。
点火コイルの一次巻線の第2の端部は、第1のダイオードを通して電源に動作可能に結合される。点火コイルの一次巻線の第1の端部は、点火コイルの一次巻線内に一次電圧、および二次巻線内に二次電圧を発生させるように、電気的スイッチングデバイスに動作可能に結合され、電気的スイッチングデバイスは、制御ユニットによって制御される。第1のダイオードは、一次電圧を発生させるように一次巻線内の一次電流の流れを可能にし、二次巻線の第1の端部を通る、一次巻線内のイオン電流の流れを防止する。
イオン電流測定回路は、イオン電流を発生させるためにスパークプラグにバイアス電圧を供給する。イオン電流測定回路は、スパークプラグに対するバイアス電圧を発生させるために、二次巻線の第1の端部に接続された、バイアス抵抗とバイアスコンデンサとを備える。バイアス抵抗の第1の端子は、二次巻線の第1の端部に直列に接続され、バイアスコンデンサは、バイアス抵抗の第2の端子に直列に接続される。バイアスコンデンサは、スパークプラグにおけるスパーク事象の間、スパーク電流を用いて充電し、バイアスコンデンサは、スパークプラグに対するバイアス電圧をもたらすために、スパーク事象の後、放電する。バイアスコンデンサおよびバイアス抵抗は、イオン電流測定回路の時定数と、バイアスコンデンサの充電および放電速度とを定義する。
イオン電流測定回路は、充電の間、バイアスコンデンサの両端のバイアス電圧を制限するために、バイアスコンデンサに並列に接続された電圧制御要素をさらに備える。実施形態において、電圧制御要素はツェナーダイオードである。イオン電流測定回路は、イオン電流を測定するために、バイアスコンデンサと接地との間に直列に接続された検知抵抗を備えた、分圧抵抗回路網をさらに備える。イオン電流測定回路は、スパーク電流に対する低インピーダンス経路をもたらし、イオン電流の流れを妨げるために、検知抵抗に並列に接続された第2のダイオードをさらに備える。
他の実施形態において、ICエンジンのスパークプラグから発生されたイオン電流を測定するためのイオン電流測定回路が開示される。この実施形態において、イオン電流測定回路は、スパークプラグに対するバイアス電圧を発生させるために、点火コイルの一次巻線の第1の端部と二次巻線の第1の端部とに直列に接続されたバイアス抵抗と、バイアス抵抗の第2の端子に直列に接続されたバイアスコンデンサとを備える。バイアス抵抗の第1の端子は、二次巻線の第1の端部に直列に接続される。電圧制御要素は、スパーク電流を用いて、スパーク事象の間、バイアスコンデンサの両端のバイアス電圧を制限するために、バイアスコンデンサに並列に動作可能に接続される。検知抵抗を備えた、分圧抵抗回路網は、イオン電流を測定するために、バイアスコンデンサと接地との間に直列に接続される。第2のダイオードは、スパーク電流に対する低インピーダンス経路をもたらし、イオン電流の流れを妨げるために、検知抵抗に並列に接続される。
バイアスコンデンサは、スパークプラグにおけるスパーク事象の間、スパーク電流を用いて充電し、バイアス電圧をもたらすためにスパーク事象の後、放電する。この実施形態において、スパークプラグは、点火コイルの二次巻線の第2の端部に直列に電気的に接続され、スパークプラグの第1の端子は、二次巻線の第2の端部に接続され、スパークプラグの第2の端子は接地される。点火コイルの一次巻線の第2の端部は、第1のダイオードを通して電源に動作可能に結合され、点火コイルの一次巻線の第1の端部は、点火コイルの二次巻線内に二次電圧を発生させるために、電気的スイッチングデバイスに動作可能に結合される。第1のダイオードは、一次巻線内の一次電流の流れを可能にし、二次巻線の第1の端部を通る、一次巻線内のイオン電流の流れを防止する。測定されたイオン電流は、ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、信号プロセッサによって処理および状態調整される。
実施形態において、内燃エンジンの点火システムが開示される。点火システムは、一次巻線と二次巻線とを備えた点火コイルと、点火コイルの二次巻線の第2の端部に直列に電気的に接続されスパークプラグと、電源と一次巻線の第2の端部との間に電気的に接続された第1のダイオードとを備える。一次巻線の第1の端部は、二次巻線の第1の端部に電気的に接続される。スパークプラグの第1の端子は、二次巻線の第2の端部に接続され、スパークプラグの第2の端子は接地される。第1のダイオードは、一次巻線内の一次電流の流れを可能にし、二次巻線の第1の端部を通る、一次巻線内のイオン電流の流れを防止する。点火システムは、点火コイルの二次巻線内に二次電圧を発生させるために、一次巻線の第1の端部に直列に電気的に接続された、電気的スイッチングデバイスをさらに備え、電気的スイッチングデバイスは、制御ユニットによって制御される。
この実施形態において、一次巻線の第1の端部および二次巻線の第1の端部は、スパーク事象の後、スパークプラグから発生されたイオン電流を測定するために、イオン電流測定回路に電気的に接続される。イオン電流測定回路は、イオン電流を発生させるために、スパークプラグにバイアス電圧を供給する。測定されたイオン電流は、ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、信号プロセッサによって処理および状態調整される。
本発明はしたがって、点火コイルの一次側および二次側が共通の電気的接続を有するときに動作することが意図される、点火コイルと特定のイオン電流測定回路との相互作用を開示する。上記で示された概要は、本発明の基本的特徴を説明するものであり、本発明の範囲を限定するものではない。本発明の本質および他の特徴は、添付の図面を参照してなされる以下の説明から明らかにされるであろう。
図3は、本発明の実施形態による、不点火検出システム300の概略図を例示的に示す。例示的に示されるように、不点火検出システム300は、点火システム303と、イオン電流測定回路302とを備える。イオン電流測定回路302を有する点火システム303の提案される設計は、点火コイル107の一次巻線101と二次巻線103との共通の電気的接続の制約に対応する。点火システム303は、点火コイル107と、スパークプラグ106と、第1のダイオード301と、電気的スイッチングデバイスとを備える。点火コイル107は、一次巻線101と二次巻線103とを備える。点火コイル107は、一次巻線101内の電気エネルギーを二次巻線103に転送するように、またはその逆も同様に構成された変圧器である。一次巻線101内の電圧は一次電圧であり、二次巻線103内の電圧は二次電圧である。二次電圧は、一次電圧より大幅に大きく、これは一次巻線101と二次巻線103との巻数比によって達成される。一次巻線101および二次巻線103のそれぞれは、第1の端部101Bおよび103B、ならびに第2の端部101Aおよび103Aをそれぞれ備える。一次巻線101の第1の端部101Bは、二次巻線103の第1の端部103Bに接続される。スパークプラグ106は、二次巻線103の第2の端部103Aに直列に電気的に接続される。スパークプラグ106の第1の端子106A、すなわち1つのスパーク電極の端子は、二次巻線103の第2の端部103Aに接続され、スパークプラグ106の第2の端子106B、別のスパーク電極の端子は接地される。したがって、スパークプラグ106は接地されたスパークプラグである。
第1のダイオード301は、電源102と、一次巻線101の第2の端部101Aとの間に電気的に接続される。第1のダイオード301は、一次巻線101内の一次電流の流れを可能にし、二次巻線103の第1の端部103Bを通る、一次巻線101内のイオン電流の流れを防止する。電気的スイッチングデバイスは、点火コイル107の二次巻線103内に二次電圧を発生させるために、一次巻線101の第1の端部101Bに直列に電気的に接続される。電気的スイッチングデバイス104は、制御ユニット105によって制御される。電気的スイッチングデバイス104は、トランジスタ、スイッチ、リレー、またはそれらの組み合わせとすることができる。制御ユニット105は、エンジンのシリンダ内の混合気の燃焼のために、スパークプラグ106のスパークギャップにおいてスパークの発生をトリガするためのスパーク作動信号を発生させる、エンジン制御ユニットとすることができる。
スパーク作動信号に基づいて、制御ユニット105は、電気的スイッチングデバイス104の開路と閉路を制御する。スパーク作動信号がハイであるとき、電気的スイッチングデバイス104は閉じられ、一次巻線101の端子101Bを接地に接続する。これは結果として第1のダイオード301の順バイアスを生じ、電源102から一次巻線101を通る一次電流の流れを生じる。一次電流は、電源102、電池から、第1のダイオード301および一次巻線101を通り、接地に向かって流れる。一次巻線101は、滞留時間、すなわち、一次巻線101内の一次電流の流れの持続時間の間、エネルギーを蓄積する。制御ユニット105は、次に低いスパーク作動を送信することができ、電気的スイッチングデバイス104は開かれる。電気的スイッチングデバイス104が制御回路105によって開かれるとすぐに、一次巻線101の誘導回路の一次電流の流れの突然の中断により、一次巻線101の端子101Bに過渡的な一次電圧が現れる。これは、滞留時間の終了において、二次巻線103において二次電圧が発生されることに繋がる。二次電圧は、スパークプラグ106に印加され、スパークプラグ106のギャップに電圧破壊が生じ、したがってスパークが発生される。スパーク事象の間、スパークプラグ106内のギャップに発生されたスパークは、混合気を点火し、スパーク電流がスパークプラグ106内のギャップを通り、二次巻線103を通って流れる。端子101Bでの電圧は、端子102での電池電圧よりずっと高いので、第1のダイオード301は逆バイアスされる。
一次巻線101の第1の端部101B、および二次巻線103の第1の端部103Bは、イオン電流測定回路302に電気的に接続される。イオン電流測定回路302は、二次巻線103内にイオン電流を発生させるために、スパークプラグ106にバイアス電圧を供給する。イオン電流測定回路302はまた、スパーク事象の後、スパークプラグ106から発生されたイオン電流を測定する。点火コイル107の一次巻線101に接続された第1のダイオード301は、逆バイアスされるので、電池から電気的スイッチングデバイス104までの回路は完結しない。したがって、イオン電流は一次巻線101を通じて流れない。
また、一次巻線101に接続された回路の抵抗は二次巻線103より低いが、スパーク事象の間発生されるスパーク電流は、二次巻線103から、一次巻線101を通じて、端子102で電池、および接地接続に流れない。図3に示されるように、二次巻線103には、イオン電流測定回路302を通して接地接続がもたらされる。スパーク電流は、接地から、スパークプラグ106のギャップ、二次巻線103、イオン電流測定回路302、および接地を通して流れる。スパーク電流は、イオン電流測定回路302内にバイアス電圧を発生させる。イオン電流測定回路302は、スパークプラグ106にバイアス電圧を供給し、図4の詳しい説明で開示されるように、イオン電流測定回路302を通して、二次巻線103内にイオン電流の流れを開始する。
図4は、本発明の実施形態による、イオン電流測定回路302と、信号プロセッサ401とを備えた、不点火検出システム300を例示的に示す。例示的に示されるように、イオン電流測定回路302は、電圧制御要素302A、ダイオード302D、抵抗302Eおよび302Fの分圧抵抗回路網、バイアス抵抗302B、ならびにバイアスコンデンサ302Cの回路網を備える。バイアス抵抗302Bは、点火コイル107の一次巻線101の第1の端部101Bと、二次巻線103の第1の端部103Bとに直列に接続される。バイアス抵抗302Bの第1の端子302B1は、二次巻線103の第1の端部103Bに直列に接続される。バイアス抵抗302Cは、スパークプラグ106に対するバイアス電圧発生させるために、バイアス抵抗302Bの第2の端子302B2に直列に接続される。バイアス抵抗302Cは、スパークプラグ106のスパーク事象の間、スパーク電流を用いて充電し、スパークプラグ106にバイアス電圧をもたらすために、スパーク事象の後、放電する。バイアス抵抗302Cおよびバイアス抵抗302Bは、イオン電流測定回路302の時定数と、バイアス抵抗302Cの充電および放電速度とを定義する。
イオン電流測定回路302の時定数は、バイアス抵抗302Bおよびバイアスコンデンサ302Cの値に基づく。バイアス抵抗302Bおよびバイアスコンデンサ302Cの値は、スパーク事象の間、スパーク電流を用いてバイアスコンデンサ302Cが完全に充電されないものである。バイアス抵抗302Bおよびバイアス抵抗302Cの抵抗および静電容量の値に基づいて、イオン電流測定回路302の時定数が低い(≒10ms)場合、スパーク電流は電圧制御要素302Aを通って流れ、スパークエネルギーの損失が存在し得る。
電圧制御要素302Aは、スパーク事象の間、バイアス抵抗302Cの両端の電圧を制限するために、バイアス抵抗302Cに並列に動作可能に接続される。電圧制御要素302Aは、様々な構成要素、ツェナーダイオード、トランジスタ、シャントレギュレータ、またはそれらの任意の組み合わせとすることができるがそれらに限定されない。ツェナーダイオード302Aは、イオン電流を生成するために必要な適切なバイアス電圧を維持するように、コンデンサ302Cに並列に接続される。
検知抵抗302Fを備えた、分圧抵抗回路網302Eおよび302Fは、イオン電流を測定するためにバイアス抵抗302Cと接地との間に直列に接続される。第2のダイオード302Dは、スパーク電流に対して低インピーダンス経路をもたらすため、およびイオン電流の流れを妨げるために、検知抵抗302Fに並列に接続される。分圧抵抗回路網内の抵抗302Eおよび302Fは、スパーク電流に対する高い抵抗を提供する。第2のダイオード302Dは、スパーク電流が接地に流れることを可能にするように順バイアスされる。発生されたスパーク電流は、接地から、スパークプラグ106のギャップ、二次巻線103、バイアス抵抗302B、バイアス抵抗302C、第2のダイオード302D、および接地を通って流れる。
イオン電流測定回路302のバイアス抵抗302Cは、空気粒子をイオン化するため、およびしたがってイオン電流を生成するために、二次巻線103を通じてスパークプラグ106のギャップの両端にバイアス電圧をもたらすように構成される。イオン電流は、接地から、分圧抵抗回路網302Eおよび302F、バイアス抵抗302C、バイアス抵抗302B、二次巻線103、ならびにスパークプラグ106のギャップを通って、接地に流れる。抵抗302Eおよび302Fを有する分圧抵抗回路網は、イオン電流に対する検知回路を形成する。検知抵抗302Fの両端で測定された電圧は、イオン電流を示すものである。イオン電流の流れは、検知抵抗302Fの両端に負の電圧を生成する。この電圧は、イオン電流の流れの尺度であり、イオン電流信号として検知される。信号プロセッサ401は、エンジンにおける不点火の発生を検出するために、測定されたイオン電流信号を処理および状態調整する。このイオン電流信号は、所望の情報を抽出するために、信号プロセッサ401のフィルタ回路を通してさらに処理される。検知抵抗302Fの抵抗値は、イオン電流信号を検知および処理するために、信号プロセッサ401に対して適切な電圧の大きさをもたらすように選択される。すなわち、検知抵抗302Fは、ノイズに対する感受性または検出誤差を避けるように、十分に大きな電圧がイオン電流の流れによって誘起されることを確実にするように選択され得る。検知抵抗302Fは、イオン電流信号を検知および処理する間に、信号プロセッサ401によって経験される電気的ノイズの電圧レベルを低減するために使用される。検知抵抗302Fの両端の電圧は、抵抗302Eおよび302Fの両端に分圧器を適用することよって取得される。したがって、イオン電流信号の電圧は、両方の抵抗302Eおよび302Fの抵抗値によって影響される。
バイアス抵抗302Bは、イオン電流測定回路302の時定数を定義するように、点火コイル107とバイアスコンデンサ302Cとの間に接続される。バイアスコンデンサ302Cの両端の電圧は、ツェナーダイオード302Aの最大定格電圧に制限される。バイアス抵抗302Cの両端のバイアス電圧はまた、一次巻線101内の一次電圧の最大値を制限する。バイアス抵抗302Bの値は、スパーク事象が発生するように、一次電圧値をその所望の条件に維持するために極めて重要である。
バイアス抵抗302Bおよびバイアスコンデンサ302Cの値は、回路の時定数(T)が、1.5ms(≒RC)に等しくなるように構成される。バイアスコンデンサ302Cは、スパーク電流を用いて完全に充電するために、おおよそ5T持続時間(≒7.5ms)を必要とする。スパークのトリガのための最大時間は、時定数(t)より大きく、バイアス抵抗302Cの充電時間(5T)未満である。したがって、バイアスコンデンサ302Cは完全に充電されることはなく、開路状態に到達するようになるので、スパーク電流は常にバイアスコンデンサ302Cを通って流れるようになる。充電されたバイアスコンデンサ302Cは、スパークのトリガの後、スパークプラグ106のギャップにバイアス電圧を印加し、これは検知抵抗302Fを通るイオン電流の流れを引き起こす。イオン電流は、検知抵抗302Fの両端で測定され、エンジン内の不点火または部分的不点火の発生に対する所望の情報を得るために、信号プロセッサ401を通してさらに処理される。信号プロセッサ401は、不点火条件および不点火のない条件の間のイオン電流信号の傾向に基づいて、不点火の発生を検出する。不点火条件および不点火のない条件の間のイオン電流信号の傾向は、図5~8に例示的に示される。
図5~6は、不点火条件の間の、点火コイル107の一次巻線101内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す。図6は、図5に示されるタイミング図の拡大図である。不点火条件は、部分的不点火条件または完全不点火条件とすることができる。部分的不点火の間は、不完全燃焼により、ある量のイオン電流が流れる。スパークがないことによる完全不点火条件の間は、イオン電流の流れはない。図から分かるように、滞留時間の後にスパーク事象が終了する時点で、イオン電流はイオン電流測定回路内を流れ始める。しかし、図5~6に示されるように、回路内に不点火があるとき、イオン電流信号におけるスパイクはなく、または抑圧される。
図7~8は、不点火のない条件の間の、点火コイル107の一次巻線101内の一次電圧、およびイオン電流に対するタイミング図を例示的に示す。図8は、図7に示されるタイミング図の拡大図である。図から分かるように、滞留時間の後にスパーク事象が終了する時点で、イオン電流はイオン電流測定回路内を流れ始める。正常な燃焼サイクルの間、点火システム303内に不点火がないとき、スパークのトリガの終わりで、イオン電流信号に何らかの振動が観察される。これらの振動は、イオン化プロセスにより生じる。したがって燃焼事象は、イオン電流信号における振動の存在によって識別される。燃焼サイクルにおける不点火は、イオン電流回路における振動がないことによって発見される。図5~6では振動がないが、ある量のイオン電流は、イオン電流測定回路302を通って流れる。信号プロセッサ401は、ロバスト性のある不点火検出方策を実施するために、抽出され、管理されることになるイオン電流信号の特徴を理解するために波形の分析を行う。信号プロセッサ401は、ICエンジン内の不点火、部分的不点火、および不点火なしの発生を決定するために、波形内の振動の有無、および振動の周波数を検出し得る。
本明細書で開示される不点火検出システムの実施形態は、以下の形で、ICエンジン性能の分野における技術的進歩をもたらす。点火コイルの一次巻線および二次巻線の間の共通接続を有する点火システムと、イオン電流測定回路と、信号プロセッサとの相互作用は、低減されたエネルギー損失で、ICエンジン内の不点火の発生を検出する。バイアスコンデンサは、完全に充電された場合、開路として挙動し、バイアスコンデンサを通るスパーク電流の流れのための経路はないようになり、スパークエネルギーの損失があるようになる。これを避けるために、バイアス抵抗およびバイアスコンデンサの値は、バイアスコンデンサを完全に充電することがないように選択される。第2のダイオードは、スパーク電流のための経路をもたらし、過電圧条件からバイアス抵抗、バイアスコンデンサ、および信号プロセッサを保護するために、分圧抵抗回路網の両端の電圧を制限する。
また、バイアスコンデンサの静電容量は、スパークギャップに印加されるバイアス電圧が、エンジンサイクルの間に比較的一定のままであることを確実にするように選ばれる。すなわち、バイアスコンデンサの放電の速度は、イオン電流が検知抵抗によって測定されているときに、急激に低下しないことが確実にされる。一次電圧が所定の値未満である場合、二次側にスパークを発生させることができなくなる。バイアス抵抗の値は、一次電圧値を、スパーク事象が生じるためのそれの所望の条件に維持するように選択される。バイアスコンデンサの静電容量は、適切なバイアス電圧がスパークプラグに印加されることを確実にする。正常な動作条件の間(滞留時間)、第1のダイオードは順バイアスされ、点火コイル動作における影響はない。スパーク発生およびイオン電流の流れの間、二次巻線の第1の端部の電圧が電池電圧よりずっと高いので、第1のダイオードは逆バイアスされる。これは一次巻線からのバイアスコンデンサの放電を防止し、二次巻線を通るイオン電流の流れを可能にする。
さらに、イオン電流測定回路のすべての構成要素は、それらの間を延びる長い配線による電圧降下を避けるように、点火システムおよび信号プロセッサに近接して配置される。分圧抵抗回路網は、スパーク電流の損失を制限し、イオン電流信号の電圧レベルを測定するために、適切なイオン電流が検知抵抗を通って流れることを確実にする。イオン電流信号の大きさおよび形状は、不点火事象についての情報をもたらす。したがって、イオン電流測定は、燃焼事象ならびに燃焼の品質を示すものである。
不点火検出システムを用いた不点火検出は、ICエンジン、またはICエンジンを使用する車両のユーザに、スパーク点火エンジンにおける不点火事象について伝えるようになり、および不点火の原因を調査および修正することによって車両の性能は改善され、それによって車両の信頼性、耐久性、走行可能距離、および車両のユーザに提供される快適さを改善する。不点火検出は、車両における不点火事象について運転者に伝えるようになり、および不点火の原因を調査し、修正することによって、ユーザは車両の性能を改善することができる。また、エンジン内の不点火の適時な検出、および障害の修正は、車両における触媒およびラムダ性能低下を低減する。不点火の発生を検出することに加えて、本発明の不点火検出システムは、イオン電流測定回路を用いて、ノッキング検出を行うこと、スパークプラグタイミングを決定し、スパーク持続時間測定を行うこと、エンジン内の燃焼の品質の分析を行うこと、およびエンジンのスパークプラグ保守において補助することができる。
本発明の範囲から逸脱せずに、改良および変更が本明細書に組み込まれ得る。
100 既存の点火システム
101 一次巻線
101A 一次巻線の第2の端部
101B 一次巻線の第1の端部
102 電源
103 二次巻線
103A 二次巻線の第2の端部
103B 二次巻線の第1の端部
104 電気的スイッチングデバイス
105 制御ユニット
106 スパークプラグ
106A 第1の端子
106B 第2の端子
107 点火コイル
201 既存のイオン電流測定回路
300 不点火検出システム
301 第1のダイオード
302 イオン電流測定回路(本発明)
302A 電圧制御要素
302B バイアス抵抗
302B1 第1の端子
302B2 第2の端子
302C バイアスコンデンサ
302D 第2のダイオード
302F 検知抵抗
303 点火システム(本発明)
401 信号プロセッサ

Claims (23)

  1. 内燃エンジンの不点火検出システム(300)であって、
    点火システム(303)であって、
    一次巻線(101)と二次巻線(103)とを備えた点火コイル(107)であって、
    前記一次巻線(101)の第1の端部(101B)は、前記二次巻線(103)の第1の端部(103B)に電気的に接続される、点火コイル(107)と、
    前記点火コイル(107)の前記二次巻線(103)の第2の端部(103A)に直列に電気的に接続されたスパークプラグ(106)であって、前記スパークプラグ(106)の第1の端子(106A)は、前記二次巻線(103)の前記第2の端部(103A)に接続され、前記スパークプラグ(106)の第2の端子(106B)は接地される、スパークプラグ(106)と
    を備える点火システム(303)と、
    スパーク事象の後、前記スパークプラグ(106)から発生されたイオン電流を測定するために、前記一次巻線(101)の前記第1の端部(101B)と前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)とに電気的に接続されたイオン電流測定回路(302)と、
    前記ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、前記イオン電流測定回路(302)によって測定された前記イオン電流を処理および状態調整するように構成された信号プロセッサ(401)と
    を備える不点火検出システム(300)。
  2. 前記点火コイル(107)の前記一次巻線(101)の第2の端部(101A)は、第1のダイオード(301)を通して電源(102)に動作可能に結合され、
    前記点火コイル(107)の前記一次巻線(101)の前記第1の端部(101B)は、前記点火コイル(107)の前記一次巻線(101)内に一次電圧を、および前記二次巻線(103)内に二次電圧を発生させるように、電気的スイッチングデバイス(104)に動作可能に結合され、
    前記電気的スイッチングデバイス(104)は、制御ユニット(105)によって制御される、
    請求項1に記載の不点火検出システム(300)。
  3. 前記第1のダイオード(301)は、前記一次電圧を発生させるための、前記一次巻線(101)内の一次電流の流れを可能にし、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)を通る、前記一次巻線(101)への前記イオン電流の流れを防止する、請求項2に記載の不点火検出システム(300)。
  4. 前記イオン電流測定回路(302)は、前記スパークプラグ(106)に対するバイアス電圧を発生させるために、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)に接続された、バイアス抵抗(302B)とバイアスコンデンサ(302C)とを備える、請求項1に記載の不点火検出システム(300)。
  5. 前記バイアス抵抗(302B)の第1の端子(302B1)は、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)に直列に接続され、
    前記バイアスコンデンサ(302C)は、前記バイアス抵抗(302B)の第2の端子(302B2)に直列に接続される、
    請求項4に記載の不点火検出システム(300)。
  6. 前記バイアスコンデンサ(302C)は、前記スパークプラグ(106)における前記スパーク事象の間、スパーク電流を用いて充電し、
    前記バイアスコンデンサ(302C)は、前記スパーク事象の後、前記スパークプラグ(106)に対して前記バイアス電圧をもたらすように放電する、
    請求項4に記載の不点火検出システム(300)。
  7. 前記バイアスコンデンサ(302C)および前記バイアス抵抗(302B)は、前記イオン電流測定回路(302)の時定数と、前記バイアスコンデンサ(302C)の充電および放電速度とを定義する、請求項4に記載の不点火検出システム(300)。
  8. 前記イオン電流測定回路(302)は、充電の間、前記バイアスコンデンサ(302C)の両端の前記バイアス電圧を制限するために、前記バイアスコンデンサ(302C)に並列に接続された電圧制御要素(302A)をさらに備える、請求項4に記載の不点火検出システム(300)。
  9. 前記電圧制御要素(302A)は、ツェナーダイオードである、請求項8に記載の不点火検出システム(300)。
  10. 前記イオン電流測定回路(302)は、前記イオン電流を測定するために、前記バイアスコンデンサ(302C)と接地との間に直列に接続された、検知抵抗(302F)を備えた、分圧抵抗回路網(302Eおよび302F)をさらに備える、請求項8に記載の不点火検出システム(300)。
  11. 前記イオン電流測定回路(302)は、スパーク電流に対する低インピーダンス経路をもたらし、前記イオン電流の流れを妨げるために、前記検知抵抗(302F)に並列に接続された第2のダイオード(302D)をさらに備える、請求項10に記載の不点火検出システム(300)。
  12. 前記信号プロセッサ(401)は、前記測定されたイオン電流における振動に基づいて、前記不点火の前記発生を決定する、請求項1に記載の不点火検出システム(300)。
  13. ICエンジンのスパークプラグ(106)から発生されたイオン電流を測定するためのイオン電流測定回路(302)であって、
    点火コイル(107)の一次巻線(101)の第1の端部(101B)と二次巻線(103)の第1の端部(103B)とに直列に接続されたバイアス抵抗(302B)と、
    前記スパークプラグ(106)に対するバイアス電圧を発生させるために、前記バイアス抵抗(302B)の第2の端子(302B2)に直列に接続されたバイアスコンデンサ(302C)であって、前記バイアス抵抗(302B)の第1の端子(302B1)は、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)に直列に接続される、バイアスコンデンサ(302C)と、
    スパーク事象の間、前記バイアスコンデンサ(302C)の両端の電圧を制限するために、前記バイアスコンデンサ(302C)に並列に動作可能に接続された電圧制御要素(302A)と、
    前記イオン電流を測定するために、前記バイアスコンデンサ(302C)と接地との間に直列に接続された、検知抵抗(302F)を備えた、分圧抵抗回路網(302Eおよび302F)と、
    スパーク電流に対する低インピーダンス経路をもたらし、前記イオン電流の流れを妨げるために、前記検知抵抗(302F)に並列に接続された第2のダイオード(302D)と
    を備えるイオン電流測定回路(302)。
  14. 前記バイアスコンデンサ(302C)は、前記スパークプラグ(106)における前記スパーク事象の間、前記スパーク電流を用いて充電し、前記スパーク事象の後、前記スパークプラグ(106)に対して前記バイアス電圧をもたらすように放電する、請求項13に記載のイオン電流測定回路(302)。
  15. 前記スパークプラグ(106)は、前記点火コイル(107)の前記二次巻線(103)の第2の端部(103A)に直列に電気的に接続され、前記スパークプラグ(106)の第1の端子(106A)は、前記二次巻線(103)の前記第2の端部(103A)に接続され、前記スパークプラグ(106)の第2の端子(106B)は接地される、請求項13に記載のイオン電流測定回路(302)。
  16. 前記点火コイル(107)の前記一次巻線(101)の第2の端部(103A)は、第1のダイオード(301)を通して電源(102)に動作可能に結合され、
    前記点火コイル(107)の前記一次巻線(101)の前記第1の端部(101B)は、前記点火コイル(107)の前記二次巻線(103)内に二次電圧を発生させるように、電気的スイッチングデバイス(104)に動作可能に結合される、
    請求項13に記載のイオン電流測定回路(302)。
  17. 前記第1のダイオード(301)は、前記一次巻線(101)内の前記一次電流の流れを可能にし、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)を通る、前記一次巻線(101)内の前記イオン電流の流れを防止する、請求項16に記載のイオン電流測定回路(302)。
  18. 前記測定されたイオン電流は、前記測定されたイオン電流における振動に基づいて、前記ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、信号プロセッサ(401)によって処理および状態調整される、請求項13に記載のイオン電流測定回路(302)。
  19. 内燃エンジンの点火システム(303)であって、
    一次巻線(101)と二次巻線(103)とを備えた点火コイル(107)であって、
    前記一次巻線(101)の第1の端部(101B)は、前記二次巻線(103)の第1の端部(103B)に電気的に接続される、点火コイル(107)と、
    前記点火コイル(107)の前記二次巻線(103)の第2の端部(103A)に直列に電気的に接続されたスパークプラグ(106)であって、前記スパークプラグ(106)の第1の端子(106A)は、前記二次巻線(103)の前記第2の端部(103A)に接続され、前記スパークプラグ(106)の第2の端子(106B)は接地される、スパークプラグ(106)と、
    電源(102)と前記一次巻線(101)の第2の端部(101A)との間に電気的に接続された第1のダイオード(301)であって、前記一次巻線(101)内の一次電流の流れを可能にし、前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)を通る、前記一次巻線(101)内のイオン電流の流れを防止する、第1のダイオード(301)と
    を備える点火システム(303)。
  20. 前記点火コイル(107)の前記二次巻線(103)内に二次電圧を発生させるために、前記一次巻線(101)の前記第1の端部(101B)に直列に電気的に接続された、電気的スイッチングデバイス(104)をさらに備え、前記電気的スイッチングデバイス(104)は、制御ユニット(105)によって制御される、請求項19に記載の点火システム(303)。
  21. 前記一次巻線(101)の前記第1の端部(101B)および前記二次巻線(103)の前記第1の端部(103B)のそれぞれは、スパーク事象の後、前記スパークプラグ(106)から発生された前記イオン電流を測定するために、イオン電流測定回路(302)に電気的に接続される、請求項20に記載の点火システム(303)。
  22. 前記イオン電流測定回路(302)は、前記イオン電流を発生させるために、前記スパークプラグ(106)にバイアス電圧を供給する、請求項21に記載の点火システム(303)。
  23. 前記測定されたイオン電流は、前記測定されたイオン電流における振動に基づいて、前記ICエンジン内の不点火の発生を決定するために、信号プロセッサ(401)によって処理および状態調整される、請求項22に記載の点火システム(303)。
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