JP2023137180A - 包装箱 - Google Patents

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保夫 石塚
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Abstract

【課題】 略三角形の食品の包装に特化した包装箱を得る。【解決手段】 一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、三角形に形成された底部2の三辺それぞれ第1折線3、第2折線4、第3折線5を介して谷折りされて起立する第1側壁部6、第2側壁部7、第3側壁部8が連接され、前記第1側壁部6の先端辺には第4折線9を介して谷折りされる前記底部2と同形に形成された蓋部10が連接され、第2側壁部7の先端辺には第5折線11を介して谷折りされ蓋部10の内面側に折り込まれる第1折込片12が連接され、蓋部10の第3側壁部8に隣接する側にある第1側縁部13には、第1スリット部14が設けられ、第3側壁部8の先端部15には、谷折りした蓋部10の第1スリット部14に差し込まれる第1差込片16が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、特に略三角形を呈する食品や、略三角形にカットされた食品を包装するのに適した包装箱に関する。
菓子、パン、ピザなどの食品のテイクアウト用の包装箱として、一枚のシートを折り曲げ加工して組み立てられる包装箱が知られており、これらの包装箱の殆どが四角形となっている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2009-62061号公報 実用新案登録第3223353号公報
しかし、例えば、ピザやケーキなどにあっては、完成品だけではなく、完成品を略三角形にカットして販売しているが、このような略三角形の食品も、上記のように特許文献1,2に記載されているような四角形の包装箱で包装されている。
包装した場合、略三角形の食品と包装箱との間に大きい隙間が空き、包装された食品に対し包装箱が必要以上に大きくなり、また、持ち運びの途中で、包装箱内で食品が移動し、箱の内壁に当たって食品の形が崩れてしまう場合があるといった問題があった。
本発明の目的は、略三角形の食品の包装に特化した包装箱を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、三角形に形成された底部の三辺それぞれ第1折線、第2折線、第3折線を介して谷折りされて起立する第1側壁部、第2側壁部、第3側壁部が連接され、前記第1側壁部の先端辺には第4折線を介して谷折りされる前記底部と同形に形成された蓋部が連接され、前記第2側壁部の先端辺には第5折線を介して谷折りされ前記蓋部の内面側に折り込まれる第1折込片が連接されており、前記蓋部の前記第3側壁部に隣接する側にある第1側縁部には、第1スリット部が設けられており、前記第3側壁部の先端部には、谷折りした前記蓋部の前記第1スリット部に差し込まれる第1差込片が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、三角形に形成された前記底部の三辺に連接されている前記第1側壁部、前記第2側壁部、前記第3側壁部を前記第1折線、前記第2折線、前記第3折線から谷折りして起立させ、前記第2側壁部の先端辺に連接されている前記第1折込辺を前記第5折線から谷折りし、前記第1側壁部の先側辺に連接されている前記蓋部を前記第4折線から谷折りして前記第1折込片の上面に重ね、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片を谷折りした前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部に差し込むことにより、前記蓋部が閉じた状態で前記第3側壁部に固定される。このようにして三角形の箱体に組み立てられ、略三角形の食品を包装することができる。
そして、包装された三角形の食品は、三角形の箱体に包装され、箱体との間に形成される隙間が小さいので、持ち運びの途中で、包装箱内で食品が移動し、箱の内壁に当たって食品の形が崩れてしまうといった事態を防止することができ、また、四角形の包装箱に比べ小型化が図れ、シートの使用量が少なくなり、その分コストダウンを図ることができる。
また、組み立てられた包装箱は、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片を前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部に差し込み、また、引き出すことにより、前記蓋部の再開閉が可能となる。
また、組み立てが簡単なので、包装作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、三角形に形成された底部の三辺それぞれ第1折線、第2折線、第3折線を介して谷折りされて起立する第1側壁部、第2側壁部、第3側壁部が連接され、前記第1側壁部の先端辺には第4折線を介して谷折りされる前記底部と同形に形成された蓋部が連接され、前記第2側壁部の先端辺には第5折線を介して前記蓋部の内面或いは外面と接着する接着片が連接されており、前記蓋部の前記第3側壁部に隣接する側にある第1側縁部には、第1スリット部が設けられており、前記第3側壁部の先端部には、谷折りした前記蓋部の前記第1スリット部に差し込まれる第1差込片が設けられており、前記底部には、前記第3側壁部側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第7折線が設けられ、前記蓋部には、前記第1側縁部側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第8折線が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、三角形に形成された前記底部を前記第7折線から谷折りして重ね合わせ、前記底部の谷折りに伴うようにして前記第1側壁部に第2側壁部を重ね合わせるとともに、前記接着片を前記蓋部の内面に重ね、三角形に形成された前記蓋部を前記第8折線から谷折りして前記蓋部の内面に重ねられている前記接着片の外面に重ねるとともに、重ねられた前記蓋部と前記接着片を接着し、この折り畳んだ状態から、谷折りされ折り畳まれている前記底部と前記蓋部を前記第7折線、前記第8折線から広げるとともに、前記底部の三辺に連接されている前記第1側壁部、前記第2側壁部を前記第1折線、前記第2折線から谷折りして起立させ、前記第1側壁部の先端辺に連接している蓋部を第4折線から谷折りし、前記第2側壁部の先端辺に連接している接着片を第5折線から谷折りすることにより、前記第3側壁部が開口した箱状に形成することができる。
そして、前記第3側壁部を前記第3折線から谷折りして起立させ、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片を前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部に差し込むことにより三角形の箱体に組み立てられ、略三角形の食品を包装することができる。
そして、包装された三角形の食品は、三角形の箱体に包装され、箱体との間に形成される隙間が小さいので、持ち運びの途中で、包装箱内で食品が移動し、箱の内壁に当たって食品の形が崩れてしまうといった事態を防止することができ、また、四角形の包装箱に比べ小型化が図れ、シートの使用量が少なくなり、その分コストダウンを図ることができる。
また、組み立てが簡単なので、包装作業を容易に行うことができる。
更には、包装箱を組み立てる過程で、前記底部を前記第7折線から谷折りして重ね合わせ、前記接着片を前記蓋部の内面に重ね、前記蓋部を前記第8折線から谷折りして前記蓋部の内面に重ねられている前記接着片の外面に重ねて、前記蓋部と前記接着片を接着した状態で平たく折り畳んだ状態にして保管しておき、使用時に折り畳まれている前記底部と前記蓋部を広げることにより、前記第3側壁部が開口した箱状に形成することができ、食品の箱詰め作業を短時間の短縮化を図ることができる。
また、組み立てられた包装箱は、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片を前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部に差し込み、また、引き出すことにより、前記蓋部の再開閉が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の、前記第2側壁部の先端部には、第2スリット部が設けられており、前記蓋部の他の第2側縁部には、前記蓋部の谷折りにより前記第2側壁部の前記第2スリット部に差し込まれる第2差込片が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記第2側壁部の先端部には、前記第2スリット部が設けられており、前記蓋部の前記第2側縁部には前記第2側壁部の先端部に設けられた前記第2スリット部に差し込まれる前記第2差込片が設けられているので、前記蓋部の前記第2側縁部に設けられている前記第2差込片を前記第2側壁部の先端部に設けられている前記第2スリット部に差し込に差し込むことにより、前記蓋部が閉じた状態で前記第2側壁部に固定されるので、前記蓋部は前記第2側壁部と前記第3側壁部の2箇所で固定されることになり、その分固定強度が強くなり、不慮の衝撃を受けても前記蓋部が開いてしまうといった事態を効果的に防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記蓋部の第1側縁部の端辺には第6折線を介して、前記第3側壁部の内側に折り込まれる第2折込片が連接され、前記蓋部の第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記第6折線上に形成されており、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記第3側壁部の先端辺から突出するように形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記蓋部の前記第1側縁部には前記第6折線を介して、前記第3側壁部の内側に折り込まれる第2折込片が連接され、前記蓋部の第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記第6折線上に形成されており、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記第3側壁部の先端辺から突出するように形成されているので、前記蓋部の前記第1側縁部に前記第1スリット部を容易に設けることができ、また、前記第3側壁部の先端部に前記第1差込片を容易に設けることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記第3側壁部の先端部の先端辺に第7折線を介して、前記蓋部の上面に折り重ねられる折り重ね片が連接され、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記折り重ね片の面に切り込みにより形成されており、前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記蓋部の面に前記第1側縁部の端辺に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記第3側壁部の先端部の先端辺に第7折線を介して、前記蓋部の上面に折り重ねられる折り重ね片が連接され、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記折り重ね片の面に切り込みにより形成され、前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記蓋部の面に前記第1側縁部の端辺に沿って形成されるので、前記蓋部の前記第1側縁部に前記第1スリット部を容易に設けることができ、また、前記第3側壁部の先端部に前記第1差込片を容易に設けることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の、前記第2側壁部の先端部に設けられている前記第2スリット部は、前記第2側壁部の先端部と前記第1折込片との間の前記第5折線上に設けられており、前記蓋部の前記第2側縁部に設けられている前記第2差込片は、前記蓋部の前記第2側縁部に、前記第2側縁部の辺から突出するように形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記第2側壁部の先端部に設けられている前記第2スリット部は、前記第2側壁部の先端部と前記第1折込片との間の前記第5折線上に設けられており、前記蓋部の前記第2側縁部に設けられている前記第2差込片は、前記蓋部の前記第2側縁部に、前記第2側縁部の辺から突出するように形成されているので、前記第2側壁部の先端部に第2スリット部を容易に設けることができ、また、前記蓋部の前記第2側縁部に前記第2差込片を容易に設けることができる。
以上のように、本発明に係る包装箱によれば、組み立てが簡単で略三角形の食品を容易に包装することができ、略三角形の食品の包装に適した包装箱を得ることができる。
本発明に係る包装箱の実施の形態の第1例を示す斜視図である。 図1に示す包装箱の展開図である。 図1に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図1に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図1に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 本発明に係る包装箱の実施の形態の第2例を示す斜視図である。 図6に示す包装箱の展開図である。 図6に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図6に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図6に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 本発明に係る包装箱の実施の形態の第3例を示す斜視図である。 図11に示す包装箱の展開図である。 図11に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図11に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図11に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。 図11に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。
以下、本発明に係る包装箱の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1~図5は本発明に係る包装箱の実施の形態の第1例を示すものであり、図1は包装箱の斜視図、図2は図1に示す包装箱の展開図、図3~図5は図1に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。
第1例の包装箱1は、一枚のシートから組み立てられる。使用されるシートとしてはシート状の材料であれば特に限定されないが、例えば、紙製シート、プラスチック製シート等が使用される。紙製シートとしては厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等があり、またプラスチック製シートとしては、プラスチック板状シート、プラスチック段ボールシート等がある。
特に、本発明に用いるシートは、内面が食品に接することから、食品添加物として認可を受けている、またはFDA認証取得済み等、食品安全性に適合したシート材料、あるいは、塗工層やフィルム層等といった保護層をシートの内面側に塗工、圧着、もしくは蒸着等により設けたシート材料を使用することがより好ましい。第1例では紙製の厚紙シートが使用されている。
このような厚紙シートで組み立てられる包装箱1は、図2の展開図で示すように、例えば、包装する略三角形の食品に合わせた三角形に形成された底部2の三辺それぞれ第1折線3、第2折線4、第3折線5を介して谷折りされて起立する第1側壁部6、第2側壁部7、第3側壁部8が連接されている。
第1側壁部6の先端辺には第4折線9を介して谷折りされる底部2と同形に形成された蓋部10が連接され、第2側壁部7の先端辺には第5折線11を介して谷折りされ蓋部10の内面側に折り込まれる第1折込片12が連接されている。
蓋部10の第3側壁部8に隣接する側にある第1側縁部13には、第1スリット部14が設けられており、第3側壁部8の先端部15には、谷折りした蓋部10の第1スリット部14に差し込まれる第1差込片16が設けられている。
第1例では、蓋部10の第1側縁部13の端辺に第6折線17を介して、第3側壁部8の内側に折り込まれる第2折込片18が連接され、蓋部10の第1側縁部13に設けられている第1スリット部14は、第6折線17上に形成されており、第3側壁部8の先端部15に設けられている第1差込片16は、第3側壁部8の先端辺から突出するように形成されている。
このような展開構造を有する第1例の包装箱1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、底部2の上面を包装箱1の内面側とし、第2側壁部7を底部2の内面側に向かって第2折線4から谷折りし、第1折込片12を第5折線11から谷折りする(図3参照。)。
次に、第1側壁部6を第1折線3から谷折りし、蓋部10を第4折線9から谷折りして第1折込片12の上面に重ねる(図4参照。)。
次に、蓋部10の第1側縁部13の端辺に第6折線17を介して連接されている第2折込片18を第6折線17から谷折りし、第3側壁部8を第3折線5から谷折りして(図5参照)、第2折込片18の外面に重ね、第3側壁部8の先端部15に設けられている第1差込片16を蓋部10の第1側縁部13に設けられている第1スリット部14に差し込むことにより、図1に示す包装箱1が組み立てられる。
このようにして組み立てられる第1例の包装箱1による略三角形の食品の包装は、底部2の上面に食品を載せ、前記の工程で包装箱1を組み立てることにより、包装箱1の組み立てが完成すると同時に食品の包装が完了する。
なお、食品を載せるタイミングは本例に限定されず、あらかじめ途中まで組み立てた上で、食品を収納後、残りの工程を組み立ててもよい。具体的には、底部2の上面を包装箱1の内面側とし、第2側壁部7を底部2の内面側に向かって第2折線4から谷折りし、第1側壁部6を第1折線3から谷折りした状態にて食品を載せ、残りの組立工程を行ってもよい。
図6~図10は本発明に係る包装箱の実施の形態の第2例を示すものであり、図6は包装箱の斜視図、図7は図6に示す包装箱の展開図、図8~図10は図6に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。
第2例の包装箱1について、第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1例と異なる構成について説明する。
第2例では、蓋部10の第1側縁部13に設けられている第1スリット部14は、蓋部10の面に第1側縁部13の端辺に沿って形成されている。
また、第3側壁部8の先端部15の先端辺に第7折線19を介して、蓋部10の上面に折り重ねられる折り重ね片20が連接され、第3側壁部8の先端部15に設けられている第1差込片16は、折り重ね片20の面に切り込みにより形成されている。
また、第2例では、第2側壁部7の先端部21に第2スリット部22が設けられており、蓋部10の第2側縁部23には、蓋部10の谷折りにより第2側壁部7の先端部21に設けられた第2スリット部22に差し込まれる第2差込片24が設けられている。
第2側壁部7の先端部21に設けられている第2スリット部22にあっては、第2側壁部7の先端部21と第1折込片12との間の第5折線11上に設けられており、また、蓋部10の第2側縁部23に設けられている第2差込片24にあっては、蓋部10の第2側縁部23に、第2側縁部23から突出するように形成されている。
このような展開構造を有する第2例の包装箱1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、第1例と同様に、底部2の上面を包装箱1の内面側とし、第2側壁部7を底部2の内面側に向かって第2折線4から谷折りし、第1折込片12を第5折線11から谷折りする(図8参照。)。
次に、第1側壁部6を第1折線3から谷折りし、蓋部10を第4折線9から谷折りして第1折込片12の上面に重ね、蓋部10の第2側縁部23に設けられている第2差込片24を第2側壁部7の先端部21に設けられている第2スリット部22に差し込む(図9参照。)。
次に、第3側壁部8を第3折線5から谷折りし(図10参照。)、第3側壁部8の先端部15の先端辺に連接されている折り重ね片20を第7折線19から谷折りして蓋部10の上面に折り重ね、そして、第3側壁部8の先端部15に折り重ね片20の面に切り込みにより形成して設けられた第1差込片16を、蓋部10の第1側縁部13に、蓋部10の面に第1側縁部13の端辺に沿って形成して設けられた第1スリット部14に差し込むことにより、図6に示す包装箱1が組み立てられる。
このようにして組み立てられる第2例の包装箱1による略三角形の食品の包装は、第1例と同様、底部2の上面に食品を載せ、前記の工程で包装箱1を組み立てることにより、包装箱1の組み立てが完成すると同時に食品の包装が完了する。
なお、食品を載せるタイミングは本例に限定されず、あらかじめ途中まで組み立てたうえで、食品を収納後、残りの工程を組み立ててもよい。具体的には、底部2の上面を包装箱1の内面側とし、第2側壁部7を底部2の内面側に向かって第2折線4から谷折りし、第1側壁部6を第1折線3から谷折りした状態にて食品を載せた後、残りの組立工程を行ってもよい。
図11~図16は本発明に係る包装箱の実施の形態の第3例を示すものであり、図11は包装箱の斜視図、図12は図11に示す包装箱の展開図、図13~図16は図11に示す包装箱を組み立てる過程を示す説明図である。
第3例の包装箱1は、第1例と基本構成は変わらず、第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1例と異なる構成について説明する。
第3例では、底部2に連接されている第2側壁部7の先端辺に第5折線11を介して蓋部10の内面或いは外面と接着する接着片27が連接されている。第3例では、接着片27は蓋部10の内面と接着するようになっている。
また、底部2には、第3側壁部8側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第7折線25が設けられている。第3例では、第7折線25は
第3側壁部8および第3側壁部8の先端部15に設けられている第1差込片16にまで及んで設けられている。
また、蓋部10には、第1側縁部13側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第8折線26が設けられている。第3例では、第8折線26は蓋部10の第1側縁部13の端辺に連接されている第2折込片18にまで及んで設けられている。
このような展開構造を有する第3例の包装箱1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、底部2を第7折線25から谷折りして重ね合わせ、底部2の谷折りに伴うようにして第1側壁部6に第2側壁部7を重ね合わせるとともに、接着片27を蓋部10の内面に重ねる(図13参照)。
次に、蓋部10を第8折線26から谷折りして蓋部10の内面に重ねられている接着片27の外面に重ねるとともに、重ねられた蓋部10と接着片27を接着し、折り畳んだ状態とする(図14参照)。蓋部10と接着片27との接着にあっては、接着片27の外面に接着剤等の公知の接着手段(図示せず)を塗布し接着するが、接着片27の外面に接着剤の塗布は予め塗布しておいてもよく、また、組立時に塗布してもよい。
また、先に蓋部10を第1折線26から谷折りして重ね合わせたのち、底部2を折線25から谷折りして重ね合わせ、底部2の谷折りに伴うようにして第1側壁部6に第2側壁部7を重ね合わせるとともに、接着片27を蓋部10の外面に重ねて公知の接着手段を用いて接着し、折り畳んだ状態としてもよい。
次に、この折り畳んだ状態から、谷折りされ折り畳まれている底部2と蓋部10を第7折線26、第8折線27から押し広げ広げるとともに、底部2の三辺に連接されている第1側壁部6、第2側壁部7を第1折線3、第2折線4から谷折りして起立させ、また、第1側壁部6の先端辺に連接している蓋部10を第4折線9から谷折りし、第2側壁部7の先端辺に連接している接着片27を第5折線11から谷折りし(図15参照。)、谷折りされていた底部2と蓋部10を扁平状にして、第3側壁部8が開口した箱状に形成する(図16参照。)。
そして、第3側壁部8を第3折線5から谷折りして起立させ、第3側壁部8の先端部15に設けられている第1差込片16を蓋部10の第1側縁部13に設けられている第1スリット部14に差し込むことにより図11に示す包装箱1が組み立てられる。
このようにして組み立てられる第3例の包装箱1による略三角形の食品の包装は、図16に示す第3側壁部8が開口した箱状に形成した状態で、食品を開口部から入れ、そして、第3側壁部8を起立させ、第1差込片16を蓋部10の第1側縁部13に設けられている第1スリット部14に差し込むことにより包装箱1の組み立てが完成すると同時に食品の包装が完了する。
1 包装箱
2 底部
3 第1折線
4 第2折線
5 第3折線
6 第1側壁部
7 第2側壁部
8 第3側壁部
9 第4折線
10 蓋部
11 第5折線
12 第1折込片
13 第1側縁部
14 第1スリット部
15 先端部
16 第1差込片
17 第6折線
18 第2折込片
19 第7折線
20 折り重ね片
21 先端部
22 第2スリット部
23 第2側縁部
24 第2差込片
25 第7折線
26 第8折線
27 接着片

Claims (6)

  1. 一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、三角形に形成された底部の三辺それぞれ第1折線、第2折線、第3折線を介して谷折りされて起立する第1側壁部、第2側壁部、第3側壁部が連接され、前記第1側壁部の先端辺には第4折線を介して谷折りされる前記底部と同形に形成された蓋部が連接され、前記第2側壁部の先端辺には第5折線を介して谷折りされ前記蓋部の内面側に折り込まれる第1折込片が連接されており、前記蓋部の前記第3側壁部に隣接する側にある第1側縁部には、第1スリット部が設けられており、前記第3側壁部の先端部には、谷折りした前記蓋部の前記第1スリット部に差し込まれる第1差込片が設けられていることを特徴とする包装箱。
  2. 一枚のシートから組み立てられる包装箱であって、三角形に形成された底部の三辺それぞれ第1折線、第2折線、第3折線を介して谷折りされて起立する第1側壁部、第2側壁部、第3側壁部が連接され、前記第1側壁部の先端辺には第4折線を介して谷折りされる前記底部と同形に形成された蓋部が連接され、前記第2側壁部の先端辺には第5折線を介して前記蓋部の内面或いは外面と接着する接着片が連接されており、前記蓋部の前記第3側壁部に隣接する側にある第1側縁部には、第1スリット部が設けられており、前記第3側壁部の先端部には、谷折りした前記蓋部の前記第1スリット部に差し込まれる第1差込片が設けられており、前記底部には、前記第3側壁部側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第7折線が設けられ、前記蓋部には、前記第1側縁部側を三角形の底辺としたとき、底辺の中央と頂点を結ぶ第8折線が設けられていることを特徴とする包装箱。
  3. 前記第2側壁部の先端部には、第2スリット部が設けられており、前記蓋部の他の第2側縁部には、前記蓋部の谷折りにより前記第2側壁部の前記第2スリット部に差し込まれる第2差込片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  4. 前記蓋部の第1側縁部の端辺には第6折線を介して、前記第3側壁部の内側に折り込まれる第2折込片が連接され、前記蓋部の第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記第6折線上に形成されており、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記第3側壁部の先端辺から突出するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  5. 前記第3側壁部の先端部の先端辺に第7折線を介して、前記蓋部の上面に折り重ねられる折り重ね片が連接され、前記第3側壁部の先端部に設けられている前記第1差込片は、前記折り重ね片の面に切り込みにより形成されており、前記蓋部の前記第1側縁部に設けられている前記第1スリット部は、前記蓋部の面に前記第1側縁部の端辺に沿って形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  6. 前記第2側壁部の先端部に設けられている前記第2スリット部は、前記第2側壁部の先端部と前記第1折込片との間の前記第5折線上に設けられており、前記蓋部の前記第2側縁部に設けられている前記第2差込片は、前記蓋部の前記第2側縁部に、前記第2側縁部の辺から突出するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
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