JP2023119711A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストレート搬送路に加え、原稿を傾斜姿勢にセットして搬送する原稿搬送路を形成しようとすると、装置の奥行き方向寸法が大きくなってしまう。
【解決手段】画像読取装置は、装置後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、原稿支持部から送り出される原稿の給送路と、読み取り手段に対し後方であってストレート搬送路に対し上に位置する第1搬送ローラーと、原稿支持部に載置された原稿を第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、を備え、給送ローラーの少なくとも一部は、装置奥行き方向において第1搬送ローラーの領域内にあり、給送ローラーと原稿とが接触する位置は、装置奥行き方向において第1搬送ローラーの領域内にある。
【選択図】図1
【解決手段】画像読取装置は、装置後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、原稿支持部から送り出される原稿の給送路と、読み取り手段に対し後方であってストレート搬送路に対し上に位置する第1搬送ローラーと、原稿支持部に載置された原稿を第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、を備え、給送ローラーの少なくとも一部は、装置奥行き方向において第1搬送ローラーの領域内にあり、給送ローラーと原稿とが接触する位置は、装置奥行き方向において第1搬送ローラーの領域内にある。
【選択図】図1
Description
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
スキャナーに代表される画像読取装置として、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取るシートフィードタイプのものがある。またこの様な画像読取装置では、原稿を傾斜姿勢にセットして搬送する原稿搬送路と、剛性が高く撓み難い原稿を直線状に搬送する原稿搬送路とを備えたものがある(特許文献1参照)。
剛性が高く撓み難い原稿を搬送する原稿搬送路は直線状に形成する必要があり、多くの場合、原稿搬送路において読み取り部を通過する領域が水平方向に沿う様に形成される。その為、原稿を傾斜姿勢にセットして搬送する原稿搬送路を形成しようとすると、装置の奥行き方向寸法が大きくなってしまう。
上記課題を解決する為の、本発明の画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段を通る原稿搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、前記原稿支持部から送り出される原稿を前記読み取り手段と対向する領域に案内する給送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記給送路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第1搬送ローラーと、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し上方に位置するローラーであって、前記原稿支持部に載置された原稿を前記原稿支持部から前記第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、前記給送ローラーと対向配置され、原稿を分離する分離部と、を備え、前記給送ローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあり、前記給送ローラーと原稿とが接触する位置は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあることを特徴とする。
また本発明の画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段と対向する原稿搬送路である読み取り搬送路と、前記読み取り手段及び前記読み取り搬送路を備えるユニットと、を備え、前記ユニットは装置奥行き方向及び鉛直方向と交差する方向である幅方向に沿った回転中心線を中心に回転可能に設けられ、回転することで前記読み取り搬送路が傾斜姿勢となる第1状態と、前記読み取り搬送路が前記装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能であることを特徴とする。
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段を通る原稿搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、前記原稿支持部から送り出される原稿を前記読み取り手段と対向する領域に案内する給送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記給送路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第1搬送ローラーと、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し上方に位置するローラーであって、前記原稿支持部に載置された原稿を前記原稿支持部から前記第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、前記給送ローラーと対向配置され、原稿を分離する分離部と、を備え、前記給送ローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあり、前記給送ローラーと原稿とが接触する位置は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあることを特徴とする。
第1の態様に係る画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段を通る原稿搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、前記原稿支持部から送り出される原稿を前記読み取り手段と対向する領域に案内する給送路と、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記給送路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第1搬送ローラーと、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し上方に位置するローラーであって、前記原稿支持部に載置された原稿を前記原稿支持部から前記第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、前記給送ローラーと対向配置され、原稿を分離する分離部と、を備え、前記給送ローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあり、前記給送ローラーと原稿とが接触する位置は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記給送ローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあり、前記給送ローラーと原稿とが接触する位置は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあるので、前記原稿支持部が従来構成に比べて前方寄りに位置することとなり、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
第2の態様は、第1の態様において、前記給送ローラーの回転軸中心は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの回転軸中心より前方にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記給送ローラーの回転軸中心は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの回転軸中心より前方にあるので、前記原稿支持部を従来構成に比べて更に前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法をより一層抑制することができる。
本態様によれば、前記給送ローラーの回転軸中心は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの回転軸中心より前方にあるので、前記原稿支持部を従来構成に比べて更に前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法をより一層抑制することができる。
第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記原稿支持部から送り出された原稿は、前記読み取り手段と対向する位置を通った後、上向きに湾曲する排出路に入ることを特徴とする。
本態様によれば、前記原稿支持部から送り出された原稿は、前記読み取り手段と対向する位置を通った後、上向きに湾曲する排出路に入るので、前記原稿支持部から送り出された原稿を排出するスペース(装置奥行き方向のスペース)を抑制できる。
本態様によれば、前記原稿支持部から送り出された原稿は、前記読み取り手段と対向する位置を通った後、上向きに湾曲する排出路に入るので、前記原稿支持部から送り出された原稿を排出するスペース(装置奥行き方向のスペース)を抑制できる。
第4の態様は、第3の態様において、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し前方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記排出路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第2搬送ローラーと、前記排出路から原稿を排出する排出ローラー対と、を備え、少なくとも前記排出ローラー対を構成する一方のローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第2搬送ローラーの領域内にあることを特徴とする。
本態様によれば、少なくとも前記排出ローラー対を構成する一方のローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第2搬送ローラーの領域内にあるので、前記装置奥行き方向における前記排出ローラー対の位置が前記第2搬送ローラーの位置と近くなり、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
本態様によれば、少なくとも前記排出ローラー対を構成する一方のローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第2搬送ローラーの領域内にあるので、前記装置奥行き方向における前記排出ローラー対の位置が前記第2搬送ローラーの位置と近くなり、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
第5の態様は、第4の態様において、前記給送路を給送される原稿を前記第1搬送ローラーとでニップする第1従動ローラーと、前記排出路を搬送される原稿を前記第2搬送ローラーとでニップする第2従動ローラーと、前記ストレート搬送路を搬送される原稿を前記第1搬送ローラーとでニップするローラーであって前記第1従動ローラーとは別のローラーである第3従動ローラーと、前記ストレート搬送路を搬送される原稿を前記第2搬送ローラーとでニップするローラーであって前記第2従動ローラーとは別のローラーである第4従動ローラーと、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1搬送ローラーと前記第2搬送ローラーを、前記給送路と前記排出路を利用した原稿の搬送と前記ストレート搬送路を利用した原稿の搬送との双方に利用でき、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
第6の態様は、第5の態様において、前記読み取り手段は、前記ストレート搬送路に対し上に位置する第1読み取り部と、前記ストレート搬送路に対し下に位置する第2読み取り部とを備え、前記第1読み取り部と前記第2読み取り部は、上下方向に変位可能に設けられ、前記第2読み取り部が上方向の限度位置まで変位することで、前記第2読み取り部が前記ストレート搬送路を塞ぐとともに前記給送路と前記排出路を利用した原稿の搬送が可能となり、前記第1読み取り部が下方向の限度位置まで変位することで、前記第1読み取り部が前記給送路から前記排出路に向かう経路を塞ぐとともに前記ストレート搬送路を利用した原稿の搬送が可能となることを特徴とする。
本態様によれば、原稿搬送路を切り換える専用の構成が不要となり、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
本態様によれば、原稿搬送路を切り換える専用の構成が不要となり、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
第7の態様は、原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段と対向する原稿搬送路である読み取り搬送路と、前記読み取り手段及び前記読み取り搬送路を備えるユニットと、装置奥行き方向及び鉛直方向と交差する方向である幅方向から見て前記ユニットの回転中心に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、を備え、前記ユニットは前記幅方向に沿った回転中心線を中心に回転可能に設けられ、回転することで前記読み取り搬送路が傾斜姿勢となる第1状態と、前記読み取り搬送路が前記装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能であり、前記ユニットが前記第1状態をとることで前記原稿支持部から送り出された原稿が前記読み取り搬送路を経由して排出される原稿搬送路が形成され、前記ユニットが前記第2状態をとることで前記読み取り搬送路を含む搬送路であって前記装置奥行き方向に延びるストレート搬送路が形成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記読み取り手段及び前記読み取り搬送路を備えるユニットが回転可能に設けられ、回転することで前記読み取り搬送路が傾斜姿勢となる第1状態と、前記読み取り搬送路が前記装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能であるので、前記原稿支持部を従来構成に比べて前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では画像読取装置の一例として、シートフィードタイプのスキャナー1Aを図1及び図2を参照して説明する。尚、各図において示すX-Y-Z座標系は直交座標系であってX軸方向及びY軸方向が水平方向となり、Z軸方向は鉛直方向となる。X軸方向は装置幅方向であり、また原稿幅方向である。Y軸方向は装置奥行き方向であり、+Y方向が装置背面から装置前面に向かう方向であり、-Y方向が装置前面から装置背面に向かう方向である。即ち装置前面は、+Y方向の側面となる。
尚、以降においては原稿が搬送されていく方向を「下流」と称し、これと反対の方向を「上流」と称する場合がある。
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では画像読取装置の一例として、シートフィードタイプのスキャナー1Aを図1及び図2を参照して説明する。尚、各図において示すX-Y-Z座標系は直交座標系であってX軸方向及びY軸方向が水平方向となり、Z軸方向は鉛直方向となる。X軸方向は装置幅方向であり、また原稿幅方向である。Y軸方向は装置奥行き方向であり、+Y方向が装置背面から装置前面に向かう方向であり、-Y方向が装置前面から装置背面に向かう方向である。即ち装置前面は、+Y方向の側面となる。
尚、以降においては原稿が搬送されていく方向を「下流」と称し、これと反対の方向を「上流」と称する場合がある。
図1に示す様にスキャナー1Aは装置本体2の後方上部に給送前の原稿P1を傾斜姿勢に支持する給送トレイ3を備えている。給送トレイ3は原稿支持部の一例である。給送トレイ3に支持された原稿P1は、不図示のモーターにより駆動される給送ローラー5により送り出される。原稿P1は、一例として撓み易い普通紙である。符号5aは、給送ローラー5の回転軸である。
給送ローラー5と対向する位置には、原稿P1を分離する分離部の一例である分離パッド6が設けられている。尚、分離パッド6に代えて分離ローラーを用いても良い。
給送ローラー5と対向する位置には、原稿P1を分離する分離部の一例である分離パッド6が設けられている。尚、分離パッド6に代えて分離ローラーを用いても良い。
給送ローラー5の下流には、給送ローラー5により送り出された原稿P1を搬送する給送路R1が設けられている。本実施形態において給送路R1は、給送ローラー5と分離パッド6との接触位置C1から、後述する第1読み取り部25と第2読み取り部26との間に入り込む位置までとする。
給送路R1の途中には、第1搬送ローラーの一例である第1駆動ローラー10が設けられ、また第1駆動ローラー10との間で原稿P1をニップする第1従動ローラー11が設けられている。第1駆動ローラー10と第1従動ローラー11は、第1搬送ローラー対9を構成する。第1駆動ローラー10は、不図示のモーターにより駆動される。符号10aは、第1駆動ローラー10の回転軸である。第1従動ローラー11は、第1駆動ローラー10に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材(例えば、ばね)によって第1駆動ローラー10に向けて押圧されている。
第1搬送ローラー対9の下流には、読み取り手段24が設けられている。読み取り手段24は上部に位置する第1読み取り部25と、下部に位置する第2読み取り部26とを備えている。第1読み取り部25と第2読み取り部26は、本実施形態では密着型イメージセンサー(Contact Image Sensor)モジュールである。第1読み取り部25と第2読み取り部26との間は、原稿搬送路R0となる。原稿P1は原稿搬送路R0を搬送されることで、第1面とその反対の第2面が読み取られる。
第1読み取り部25と第2読み取り部26は、X軸方向に延設され、X軸方向の長さが原稿幅方向全域をカバーする様に構成されている。尚、読み取り手段24によって読み取り可能な原稿幅の最大の定型サイズは、一例として国際規格であるISO216で画定されるA4サイズ短辺となる。
第1読み取り部25と第2読み取り部26は、X軸方向に延設され、X軸方向の長さが原稿幅方向全域をカバーする様に構成されている。尚、読み取り手段24によって読み取り可能な原稿幅の最大の定型サイズは、一例として国際規格であるISO216で画定されるA4サイズ短辺となる。
読み取り搬送路R0を出ると、原稿P1は上向きに湾曲する排出路R2に入る。排出路R2において読み取り手段24の下流には、第2搬送ローラーの一例である第2駆動ローラー14が設けられ、また第2駆動ローラー14との間で原稿P1をニップする第2従動ローラー15が設けられている。第2駆動ローラー14と第2従動ローラー15は、第2搬送ローラー対13を構成する。第2駆動ローラー14は、不図示のモーターにより駆動される。符号14aは、第2駆動ローラー14の回転軸である。第2従動ローラー15は、第2駆動ローラー14に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材(例えば、ばね)によって第2駆動ローラー14に向けて押圧されている。
第2搬送ローラー対13の下流には、排出ローラー対20が設けられている。排出ローラー対20は、不図示のモーターにより駆動される排出駆動ローラー21と、排出駆動ローラー21との間で原稿P1をニップして従動回転する排出従動ローラー22とを備えて構成されている。排出従動ローラー22は、排出駆動ローラー21に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材(例えば、ばね)によって排出駆動ローラー21に向けて押圧されている。
原稿P1は、排出ローラー対20によって排出トレイ23に向けて排出される。排出トレイ23は、排出される原稿P1を傾斜姿勢に支持する。
以上により原稿P1は、給送路R1と、読み取り搬送路R0と、排出路R2とによって全体的にU字状に構成された原稿搬送路を搬送される。
原稿P1は、排出ローラー対20によって排出トレイ23に向けて排出される。排出トレイ23は、排出される原稿P1を傾斜姿勢に支持する。
以上により原稿P1は、給送路R1と、読み取り搬送路R0と、排出路R2とによって全体的にU字状に構成された原稿搬送路を搬送される。
スキャナー1Aは、この様なU字状に構成された原稿搬送路に加えて、図2に示すストレート搬送路R3を構成できる。以下、U字状の原稿搬送路とストレート搬送路R3との切り替えについて説明する。
第1読み取り部25と第2読み取り部26は、不図示のカムによって一体的に上下方向に変位する様に構成されている。図1に示すU字状に構成された原稿搬送路を利用する場合、第1読み取り部25は上下方向への変位可能領域において上方向に位置し、その状態で固定されている。第2読み取り部25は、上下方向に変位可能に設けられているとともに、不図示のばねによって第1読み取り部25に向けて押圧されている。
第1読み取り部25と第2読み取り部26は、不図示のカムによって一体的に上下方向に変位する様に構成されている。図1に示すU字状に構成された原稿搬送路を利用する場合、第1読み取り部25は上下方向への変位可能領域において上方向に位置し、その状態で固定されている。第2読み取り部25は、上下方向に変位可能に設けられているとともに、不図示のばねによって第1読み取り部25に向けて押圧されている。
次に、図2に示すストレート搬送路R3を利用する場合、第1読み取り部25と第2読み取り部26は一体的に図1の状態から下方向へ変位する。これにより第1読み取り部25は、給送路R1と排出路R2とを分断する。
この状態で第1読み取り部25と第2読み取り部26との間に原稿P2が入り込むと、原稿P2の厚みに応じ、第2読み取り部26が下方向に変位する。即ち第1読み取り部25と第2読み取り部26との間隔は、第2読み取り部26の変位によって調整可能である。原稿P2は、一例として冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿である。
尚、符号30,31は第2読み取り部26と一体に設けられたガイド部材である。ガイド部材30、31も、第2読み取り部26と一体に上下する。
この状態で第1読み取り部25と第2読み取り部26との間に原稿P2が入り込むと、原稿P2の厚みに応じ、第2読み取り部26が下方向に変位する。即ち第1読み取り部25と第2読み取り部26との間隔は、第2読み取り部26の変位によって調整可能である。原稿P2は、一例として冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿である。
尚、符号30,31は第2読み取り部26と一体に設けられたガイド部材である。ガイド部材30、31も、第2読み取り部26と一体に上下する。
第1読み取り部25と第2読み取り部26を一体的に上下させる不図示のカムは、モーターやソレノイド等のアクチュエーターから動力を得て回転する。上記カムの回転は、不図示の制御部により制御される。例えば、操作パネル(不図示)を介してユーザーが原稿種類を指定すると、これに応じて制御部は上記カムの回転を制御して図1または図2の状態とする。但し上記カムを例えばユーザーが操作レバーを操作することで回転させる様に構成しても良い。
ストレート搬送路R3において読み取り手段24に対し後方には、第3従動ローラー17が設けられている。第3従動ローラー17は、第1駆動ローラー10に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材(例えば、ばね)によって第1駆動ローラー10に向けて押圧されている。符号17aは、第3従動ローラー17の回転軸である。第1駆動ローラー10と第3従動ローラー17は、第3搬送ローラー対16を構成する。
またストレート搬送路R3において読み取り手段24に対し前方には、第4従動ローラー19が設けられている。第4従動ローラー19は、第2駆動ローラー14に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材(例えば、ばね)によって第2駆動ローラー14に向けて押圧されている。符号19aは、第4従動ローラー19の回転軸である。第2駆動ローラー14と第4従動ローラー19は、第4搬送ローラー対18を構成する。
第3従動ローラー17と第4従動ローラー19は、原稿P2の厚みに応じて上下する。
尚、第3従動ローラー17と第4従動ローラー19は、従動ローラーに代えて、モーターにより駆動される駆動ローラーであっても良い。
第3従動ローラー17と第4従動ローラー19は、原稿P2の厚みに応じて上下する。
尚、第3従動ローラー17と第4従動ローラー19は、従動ローラーに代えて、モーターにより駆動される駆動ローラーであっても良い。
本実施形態において第3従動ローラー17と第4従動ローラー19の外径は、第1従動ローラー11と第2従動ローラー15の外径より大きい。また本実施形態において第3従動ローラー17と第4従動ローラー19の外径は、第1駆動ローラー10と第2駆動ローラー14の外径と同じである。
冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿P2は、装置前面の前方開口2a或いは装置背面の後方開口2bからストレート搬送路R3に差し入れることができる。前方開口2aから原稿P2が差し入れられた場合、第1駆動ローラー10と第2駆動ローラー14は図2の反時計回り方向に回転して原稿P2を装置背面に向けて搬送し、その際に読み取り手段24による読み取りが行われる。原稿P2が読み取られる際、場合により原稿P2の一部は後方開口2bから後方に突出する。尚、この場合原稿P2は、第1駆動ローラー10と第2駆動ローラー14の図2の時計回り方向の回転によって前方開口2aから排出される。但しこれに限らず、そのまま後方開口2bから排出しても良い。
また、原稿P2を後方開口2bから差し入れて前方開口2aから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口2bから差し入れて後方開口2bから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路R3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
また、原稿P2を後方開口2bから差し入れて前方開口2aから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口2bから差し入れて後方開口2bから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路R3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
以上の様にスキャナー1は、原稿の画像を読み取る読み取り手段24と、読み取り手段24を通る原稿搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路R3と、Y軸方向即ち装置奥行き方向において読み取り手段24に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する給送トレイ3と、給送トレイ3から送り出される原稿を読み取り手段24と対向する領域に案内する給送路R1とを備えている。またスキャナー1は、装置奥行き方向において読み取り手段24に対し後方であってストレート搬送路R3に対し上に位置するローラーであって、給送路R1を給送される原稿P1とストレート搬送路R3を搬送される原稿P2とに送り力を付与する第1駆動ローラー10を備えている。
またスキャナー1Aは、装置奥行き方向において読み取り手段24に対し上方に位置するローラーであって、給送トレイ3に載置された原稿P1を給送トレイ3から第1駆動ローラー10に向けて送り出す給送ローラー5と、給送ローラー5と対向配置され、原稿を分離する分離パッド6とを備えている。
そして給送ローラー5の少なくとも一部は、装置奥行き方向において符号Y1で示す領域、即ち第1駆動ローラー10の領域内にあり、給送ローラー5と原稿P1とが接触する位置である接触位置C1は、領域Y1内にある。これにより給送トレイ3が従来構成に比べて前方寄りに位置することとなり、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
尚、給送ローラー5の全部が領域Y1内にある構成としても良い。
そして給送ローラー5の少なくとも一部は、装置奥行き方向において符号Y1で示す領域、即ち第1駆動ローラー10の領域内にあり、給送ローラー5と原稿P1とが接触する位置である接触位置C1は、領域Y1内にある。これにより給送トレイ3が従来構成に比べて前方寄りに位置することとなり、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
尚、給送ローラー5の全部が領域Y1内にある構成としても良い。
また給送ローラー5の回転軸中心H1は、装置奥行き方向において第1駆動ローラー10回転軸中心H2より前方にある。このことにより給送トレイ3を従来構成に比べて更に前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法をより一層抑制することができる。
尚、給送ローラー5の回転軸中心H1は、装置奥行き方向において読み取り手段24と第1駆動ローラー10回転軸中心H2との間にある。
また符号Y2で示す領域は、装置奥行き方向において給送ローラー5の後方の位置と第1駆動ローラー10の前方の位置との間の領域である。そして給送路R2において給送ローラー5と分離パッド6との接触位置C1から、第1駆動ローラー10と第1従動ローラー11との接触位置C2までの経路部分が、領域Y2内に収まっている。
また符号Y2で示す領域は、装置奥行き方向において給送ローラー5の後方の位置と第1駆動ローラー10の前方の位置との間の領域である。そして給送路R2において給送ローラー5と分離パッド6との接触位置C1から、第1駆動ローラー10と第1従動ローラー11との接触位置C2までの経路部分が、領域Y2内に収まっている。
また給送トレイ3から送り出された原稿P1は、読み取り手段24と対向する位置を通った後、上向きに湾曲する排出路R2に入る。このことにより給送トレイ3から送り出された原稿P1を排出するスペース(装置奥行き方向のスペース)を抑制できる。
またスキャナー1Aは装置奥行き方向において読み取り手段24に対し前方であってストレート搬送路R3に対し上に位置するローラーであって、排出路R2を搬送される原稿P1とストレート搬送路R3を搬送される原稿P2とに送り力を付与する第2駆動ローラー14と、排出路R2から原稿P1を排出する排出ローラー対20とを備えている。そして少なくとも排出ローラー対20を構成する一方のローラーの少なくとも一部は、装置奥行き方向において第2駆動ローラー14の領域Y3内にある。このことにより、装置奥行き方向における排出ローラー対20の位置が第2駆動ローラー14の位置と近くなり、装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
尚、本実施形態では排出駆動ローラー21の一部と排出従動ローラー22の一部とが、領域Y3内にあるが、排出駆動ローラー21及び排出従動ローラー22のうち一方の一部が領域Y3内にあっても良い。また排出駆動ローラー21の全部と排出従動ローラー22の全部が領域Y3内にあっても良く、或いは排出駆動ローラー21及び排出従動ローラー22のうち一方の全部が領域Y3内にあっても良い。
尚、本実施形態では排出駆動ローラー21の一部と排出従動ローラー22の一部とが、領域Y3内にあるが、排出駆動ローラー21及び排出従動ローラー22のうち一方の一部が領域Y3内にあっても良い。また排出駆動ローラー21の全部と排出従動ローラー22の全部が領域Y3内にあっても良く、或いは排出駆動ローラー21及び排出従動ローラー22のうち一方の全部が領域Y3内にあっても良い。
またスキャナー1Aは給送路R1を給送される原稿P1を第1駆動ローラー10とでニップする第1従動ローラー11と、排出路R2を搬送される原稿P1を第2駆動ローラー14とでニップする第2従動ローラー15とを備えている。
またスキャナー1Aは、ストレート搬送路R3を搬送される原稿P2を第1駆動ローラー10とでニップするローラーであって第1従動ローラー11とは別のローラーである第3従動ローラー17と、ストレート搬送路R3を搬送される原稿P2を第2駆動ローラー14とでニップするローラーであって第2従動ローラー15とは別のローラーである第4従動ローラー19とを備える。
このことにより第1駆動ローラー10と第2駆動ローラー14を、給送路R1と排出路R2を利用した原稿P1の搬送とストレート搬送路R3を利用した原稿P2の搬送との双方に利用でき、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
またスキャナー1Aは、ストレート搬送路R3を搬送される原稿P2を第1駆動ローラー10とでニップするローラーであって第1従動ローラー11とは別のローラーである第3従動ローラー17と、ストレート搬送路R3を搬送される原稿P2を第2駆動ローラー14とでニップするローラーであって第2従動ローラー15とは別のローラーである第4従動ローラー19とを備える。
このことにより第1駆動ローラー10と第2駆動ローラー14を、給送路R1と排出路R2を利用した原稿P1の搬送とストレート搬送路R3を利用した原稿P2の搬送との双方に利用でき、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
また読み取り手段24は、ストレート搬送路R3に対し上に位置する第1読み取り部25と、ストレート搬送路R3に対し下に位置する第2読み取り部26とを備え、第1読み取り部25と第2読み取り部26は、上下方向に変位可能に設けられている。そして第2読み取り部26が上方向の限度位置まで変位することで(図1の状態)、第2読み取り部26がストレート経路R3を塞ぐとともに給送路R1と排出路R2を利用した原稿P1の搬送が可能となる。また第1読み取り部25が下方向の限度位置まで変位することで(図2の状態)、第1読み取り部25が給送路R1から排出路R2に向かう経路を塞ぐとともにストレート搬送路R3を利用した原稿P2の搬送が可能となる構成である。この様な構成により、原稿搬送路を切り換える専用の構成が不要となり、装置の大型化抑制とコストアップの抑制を図ることができる。
<第2実施形態>
続いて図3、図4を参照して第2実施形態に係るシートフィードタイプのスキャナー1Bを説明する。尚、既に説明した構成と同一の構成については同一の符号を付しており、以下ではその説明は省略する。
スキャナー1Bは、上述した分離パッド6に代えて、分離ローラー40を備えている。但し分離ローラー40に代えて分離パッドを用いても良いことは勿論である。
続いて図3、図4を参照して第2実施形態に係るシートフィードタイプのスキャナー1Bを説明する。尚、既に説明した構成と同一の構成については同一の符号を付しており、以下ではその説明は省略する。
スキャナー1Bは、上述した分離パッド6に代えて、分離ローラー40を備えている。但し分離ローラー40に代えて分離パッドを用いても良いことは勿論である。
装置本体50は幅方向から見て真円状の空間50aを有している。空間50aは幅方向に延びている。装置本体50はこの空間50a内にユニット51を有している。ユニット51は幅方向から見て真円状を成しているとともに幅方向に延びる形状を成し、即ち円柱状を成している。
ユニット51には、第1搬送ローラー対41、読み取り手段55、及び第2搬送ローラー対45が設けられている。
ユニット51には、第1搬送ローラー対41、読み取り手段55、及び第2搬送ローラー対45が設けられている。
第1搬送ローラー対41は不図示のモーターにより駆動される第1駆動ローラー42と、従動回転する第1従動ローラー43とを備える。第1従動ローラー43は第1駆動ローラー42に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第1駆動ローラー42に向けて押圧されている。
第2搬送ローラー対45は不図示のモーターにより駆動される第2駆動ローラー46と、従動回転する第2従動ローラー47とを備える。第2従動ローラー47は第2駆動ローラー46に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第2駆動ローラー46に向けて押圧されている。
第2搬送ローラー対45は不図示のモーターにより駆動される第2駆動ローラー46と、従動回転する第2従動ローラー47とを備える。第2従動ローラー47は第2駆動ローラー46に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第2駆動ローラー46に向けて押圧されている。
読み取り手段55を構成する第1読み取り部56と第2読み取り部57との間には、読み取り搬送路S0が形成される。読み取り搬送路S0は、第1搬送ローラー対41と第2搬送ローラー対45との間の原稿搬送路とする。第1読み取り部56は、第2読み取り部57に対して進退可能であるとともに、押圧部材の一例である押圧ばね53によって第2読み取り部57に向けて押圧される。
ユニット51は、図3及び図4の時計回り方向及び反時計回り方向に回転可能に設けられている。ユニット51の回転は、不図示の制御部の制御のもと、モーター等の動力により行っても良いし、或いはユーザーの手により行っても良い。
符号U1は、ユニット51の回転中心である。ユニット51は、X軸方向に平行な回転中心線を中心に回転する。
ユニット51は、回転することにより、図3に示す様に読み取り搬送路S0が傾斜姿勢となる第1状態と、図4に示す様に読み取り搬送路S0が装置奥行き方向に沿う第2状態とを切り替える。
符号U1は、ユニット51の回転中心である。ユニット51は、X軸方向に平行な回転中心線を中心に回転する。
ユニット51は、回転することにより、図3に示す様に読み取り搬送路S0が傾斜姿勢となる第1状態と、図4に示す様に読み取り搬送路S0が装置奥行き方向に沿う第2状態とを切り替える。
読み取り搬送路S0が傾斜姿勢となる第1状態では、図3に示す様に読み取り搬送路S0の上流は給送路S1に接続し、また読み取り搬送路S0の下流は排出路S2に接続する。これにより原稿P1を搬送するU字状の原稿搬送路が形成される。読み取りの行われた原稿P1は、排出路S2を通り、排出路S2に設けられた排出ローラー対49によって排出される。
読み取り搬送路S0が装置奥行き方向に沿う第2状態では、図4に示す様に読み取り搬送路S0を含むストレート搬送路S3が形成される。
冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿P2は、装置前面の前方開口50b或いは装置背面の後方開口50cからストレート搬送路S3に差し入れることができる。前方開口50bから原稿P2が差し入れられた場合、第1駆動ローラー42と第2駆動ローラー46は図4の時計回り方向に回転して原稿P2を装置背面に向けて搬送し、その際に読み取り手段55による読み取りが行われる。原稿P2が読み取られる際、原稿P2の一部は場合により後方開口50cから後方に突出する。尚、この場合原稿P2は、第1駆動ローラー42と第2駆動ローラー46の図4の反時計回り方向の回転によって前方開口50bから排出される。但しこれに限らず、そのまま後方開口50cから排出しても良い。
また、原稿P2を後方開口50cから差し入れて前方開口50bから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口50cから差し入れて後方開口50cから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路S3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿P2は、装置前面の前方開口50b或いは装置背面の後方開口50cからストレート搬送路S3に差し入れることができる。前方開口50bから原稿P2が差し入れられた場合、第1駆動ローラー42と第2駆動ローラー46は図4の時計回り方向に回転して原稿P2を装置背面に向けて搬送し、その際に読み取り手段55による読み取りが行われる。原稿P2が読み取られる際、原稿P2の一部は場合により後方開口50cから後方に突出する。尚、この場合原稿P2は、第1駆動ローラー42と第2駆動ローラー46の図4の反時計回り方向の回転によって前方開口50bから排出される。但しこれに限らず、そのまま後方開口50cから排出しても良い。
また、原稿P2を後方開口50cから差し入れて前方開口50bから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口50cから差し入れて後方開口50cから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路S3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
以上の様にスキャナー1Bは、原稿の画像を読み取る読み取り手段55と、読み取り手段55と対向する原稿搬送路である読み取り搬送路S0と、読み取り手段55及び読み取り搬送路S0を備えるユニット51と、装置奥行き方向及び鉛直方向と交差する方向である幅方向から見てユニット51の回転中心U1に対し後方且つ上方に位置し、原稿P1を傾斜姿勢に支持する給送トレイ3とを備えている。
ユニット51は幅方向に沿った回転中心線を中心に回転可能に設けられ、回転することで読み取り搬送路S0が傾斜姿勢となる第1状態と、読み取り搬送路S0が装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能である。そしてユニット51が第1状態をとることで給送トレイ3から送り出された原稿P1が読み取り搬送路S0を経由して排出される原稿搬送路が形成され、ユニット51が第2状態をとることで読み取り搬送路S0を含む搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路S3が形成される。
この様な構成により、給送トレイ3を従来構成に比べて前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
ユニット51は幅方向に沿った回転中心線を中心に回転可能に設けられ、回転することで読み取り搬送路S0が傾斜姿勢となる第1状態と、読み取り搬送路S0が装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能である。そしてユニット51が第1状態をとることで給送トレイ3から送り出された原稿P1が読み取り搬送路S0を経由して排出される原稿搬送路が形成され、ユニット51が第2状態をとることで読み取り搬送路S0を含む搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路S3が形成される。
この様な構成により、給送トレイ3を従来構成に比べて前方寄りに配置することができ、これにより装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
<第3実施形態>
続いて図5、図6を参照して第3実施形態に係るシートフィードタイプのスキャナー1Cを説明する。尚、既に説明した構成と同一の構成については同一の符号を付しており、以下ではその説明は省略する。
スキャナー1Cは、装置本体76の前方側に給送トレイ3を備えるとともに、後方側に排出トレイ23を備える。給送トレイ3に載置された原稿P1は、給送路T1を通って第1搬送ローラー対62に達し、読み取り搬送路T0に入る。第1搬送ローラー対62は不図示のモーターにより駆動される第1駆動ローラー63と、従動回転する第1従動ローラー64とを備える。第1従動ローラー64は第1駆動ローラー63に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第1駆動ローラー63に向けて押圧されている。
続いて図5、図6を参照して第3実施形態に係るシートフィードタイプのスキャナー1Cを説明する。尚、既に説明した構成と同一の構成については同一の符号を付しており、以下ではその説明は省略する。
スキャナー1Cは、装置本体76の前方側に給送トレイ3を備えるとともに、後方側に排出トレイ23を備える。給送トレイ3に載置された原稿P1は、給送路T1を通って第1搬送ローラー対62に達し、読み取り搬送路T0に入る。第1搬送ローラー対62は不図示のモーターにより駆動される第1駆動ローラー63と、従動回転する第1従動ローラー64とを備える。第1従動ローラー64は第1駆動ローラー63に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第1駆動ローラー63に向けて押圧されている。
第1搬送ローラー対62に対し後方には読み取り手段70が設けられ、更にその後方には第2搬送ローラー対67が設けられている。
読み取り手段70を構成する第1読み取り部71と第2読み取り部72との間には、読み取り搬送路T0が形成される。読み取り搬送路T0は、第1搬送ローラー対62と第2搬送ローラー対67との間の原稿搬送路とする。第1読み取り部71は、第2読み取り部72に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材、例えばばねによって第2読み取り部72に向けて押圧される。
読み取り手段70を構成する第1読み取り部71と第2読み取り部72との間には、読み取り搬送路T0が形成される。読み取り搬送路T0は、第1搬送ローラー対62と第2搬送ローラー対67との間の原稿搬送路とする。第1読み取り部71は、第2読み取り部72に対して進退可能であるとともに、不図示の押圧部材、例えばばねによって第2読み取り部72に向けて押圧される。
第2搬送ローラー対67は不図示のモーターにより駆動される第2駆動ローラー68と、従動回転する第2従動ローラー69とを備える。第2従動ローラー69は第2駆動ローラー68に対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって第2駆動ローラー68に向けて押圧されている。
第2搬送ローラー対67に対し後方には、排出路T2が形成される。排出路T2と後述するストレート搬送路T3との切り替えは、フラップ75により行われる。フラップ75は不図示の駆動源の動力を受けて回転可能に設けられており、回転することで図5に示す排出路T2を形成する状態と、図6に示すストレート搬送路T3を形成する状態とを切り替える。排出路T2に送られた原稿P1は、排出ローラー対78によって排出トレイ23に向けて排出される。この様に給送トレイ3から給送される原稿P1は、U字状の搬送路を搬送される。
次に、図6において冊子やカード等の撓み難く且つ厚みのある原稿P2は、装置前面の前方開口76a或いは装置背面の後方開口76bからストレート搬送路T3に差し入れることができる。前方開口76aから原稿P2が差し入れられた場合、第1駆動ローラー63と第2駆動ローラー68は図6の時計回り方向に回転して原稿P2を装置背面に向けて搬送し、その際に読み取り手段70による読み取りが行われる。原稿P2が読み取られる際、原稿P2の一部は場合により後方開口76bから後方に突出する。尚、この場合原稿P2は、第1駆動ローラー63と第2駆動ローラー68の図6の反時計回り方向の回転によって前方開口76aから排出される。但しこれに限らず、そのまま後方開口76bから排出しても良い。
また、原稿P2を後方開口76bから差し入れて前方開口76aから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口76bから差し入れて後方開口76bから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路T3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
また、原稿P2を後方開口76bから差し入れて前方開口76aから排出しても良いし、或いは原稿P2を後方開口76bから差し入れて後方開口76bから排出しても良い。
尚、ストレート搬送路T3は必ずしも水平方向に平行である必要はなく、水平方向に対してある程度の角度を成していても良い。
またスキャナー1Cは、装置奥行き方向において読み取り手段70に対し上方に位置するローラーであって、給送トレイ3に載置された原稿P1を給送トレイ3から第1駆動ローラー63に向けて送り出す給送ローラー5と、給送ローラー5と対向配置され、原稿を分離する分離ローラー40とを備えている。
そして給送ローラー5の少なくとも一部は、装置奥行き方向において符号Y1で示す領域、即ち第1駆動ローラー63の領域内にあり、給送ローラー5と原稿P1とが接触する位置である接触位置C1は、領域Y1内にある。これにより給送トレイ3が装置奥行き方向において読み取り手段70に近づき、装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
尚、給送ローラー5の全部が領域Y1内にある構成でも良い。
そして給送ローラー5の少なくとも一部は、装置奥行き方向において符号Y1で示す領域、即ち第1駆動ローラー63の領域内にあり、給送ローラー5と原稿P1とが接触する位置である接触位置C1は、領域Y1内にある。これにより給送トレイ3が装置奥行き方向において読み取り手段70に近づき、装置の奥行き方向寸法を抑制することができる。
尚、給送ローラー5の全部が領域Y1内にある構成でも良い。
またスキャナー1Cにおいて、前方開口76aと後方開口76bを設けることに代えて、即ちストレート搬送路T3を設けることに代えて、装置幅方向(X軸方向)の側面に冊子読み取り用の搬送路を部分的に設けても良い。以下、図7~図9を参照してこれを説明する。冊子の一例としては、例えばパスポートが挙げられる。
図7は装置を正面から見たものであり、装置本体76Aの下側を示している。図7の左方向(+X方向)がユーザーから見て装置左側であり、図7の右方向(-X方向)がユーザーから見て装置右側である。装置本体76Aの左側面に、側方開口76cが形成されている。側方開口76cの幅Xaは、冊子P3を開いた状態で片側のページを読み取れる大きさである。尚、側方開口76cは装置本体76Aの左側面に代えて右側面に形成しても良い。
図7は装置を正面から見たものであり、装置本体76Aの下側を示している。図7の左方向(+X方向)がユーザーから見て装置左側であり、図7の右方向(-X方向)がユーザーから見て装置右側である。装置本体76Aの左側面に、側方開口76cが形成されている。側方開口76cの幅Xaは、冊子P3を開いた状態で片側のページを読み取れる大きさである。尚、側方開口76cは装置本体76Aの左側面に代えて右側面に形成しても良い。
冊子P3は、図8に示す様に装置本体76Aの後方から前方に向かって、矢印Kで示す様に側方開口76cの内側を通過させ、その途中で読み取ることができる。このとき、冊子P3は下側が読み取り面となる為、第2読み取り部72によって読み取りが行われる。尚、冊子P3を装置本体76Aの前方から後方に向かって移動させつつ読み取っても良い。また読み取り面を上にして、第1読み取り部71によって読み取りを行っても良い。
冊子P3が通過する領域には、図9に示す様に第1駆動ローラー81、第1従動ローラー82、第2駆動ローラー85、及び第2従動ローラー86が設けられている。第1駆動ローラー81と第2駆動ローラー85は、不図示のモーターにより駆動され、第1従動ローラー82と第2従動ローラー86は、対向する駆動ローラーに対して進退可能であるとともに不図示の押圧部材によって対向する駆動ローラーに向けて押圧されている。
尚、原稿P1(図5参照)は、第1搬送ローラー対62と第2搬送ローラー対67に加え、第1駆動ローラー81と第1従動ローラー82とによってニップされ、また第2駆動ローラー85と第2従動ローラー86とによってニップされる。
尚、原稿P1(図5参照)は、第1搬送ローラー対62と第2搬送ローラー対67に加え、第1駆動ローラー81と第1従動ローラー82とによってニップされ、また第2駆動ローラー85と第2従動ローラー86とによってニップされる。
本実施形態において各従動ローラーは、各駆動ローラーよりも外径が大きく、冊子P3の最大厚の2倍以上である。また各駆動ローラーは、例えばゴムローラーで構成でき、各従動ローラーは各駆動ローラーより弾性率の低い材料、例えばウレタン等で構成できる。この様に各従動ローラーを柔らかい材料で形成することで、冊子P3が段差を有していてもこれを吸収できる。
以上の構成によれば、冊子P3を読み取る際に装置本体76Aの前後に必要なスペースをユーザー自身が管理することができ、ユーザビリティが向上する。
以上の構成によれば、冊子P3を読み取る際に装置本体76Aの前後に必要なスペースをユーザー自身が管理することができ、ユーザビリティが向上する。
本発明は上記において説明した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1A、1B、1C…スキャナー、2…装置本体、2a…前方開口、2b…後方開口、3…給送トレイ、5…給送ローラー、6…分離パッド、9…第1搬送ローラー対、10…第1駆動ローラー、11…第1従動ローラー、13…第2搬送ローラー対、14…第2駆動ローラー、15…第2従動ローラー、16…第3搬送ローラー対、17…第3従動ローラー、18…第4搬送ローラー対、19…第4従動ローラー、20…排出ローラー対、21…排出駆動ローラー、22…排出従動ローラー、23…排出トレイ、24…読み取り手段、25…第1読み取り部、26…第2読み取り部、30、31…ガイド部材、
40…分離ローラー、41…第1搬送ローラー対、42…第1駆動ローラー、43…第1従動ローラー、45…第2搬送ローラー対、46…第2駆動ローラー、47…第2従動ローラー、49…排出ローラー対、50…装置本体、50a…空間、51…ユニット、53…押圧ばね、55…読み取り手段、56…第1読み取り部、57…第2読み取り部、
60…装置本体、62…第1搬送ローラー対、63…第1駆動ローラー、64…第1従動ローラー、67…第2搬送ローラー対、68…第2駆動ローラー、69…第2従動ローラー、70…読み取り手段、71…第1読み取り部、72…第2読み取り部、75…フラップ、76、76A…装置本体、76a…前方開口、76b…後方開口、76c…側方開口、78…排出ローラー対、81…第1駆動ローラー、82…第1従動ローラー、85…第2駆動ローラー、86…第2従動ローラー、
R0…読み取り搬送路、R1…給送路、R2…排出路、R3…ストレート搬送路、
S0…読み取り搬送路、S1…給送路、S2…排出路、S3…ストレート搬送路、
T0…読み取り搬送路、T1…給送路、T2…排出路、T3…ストレート搬送路
40…分離ローラー、41…第1搬送ローラー対、42…第1駆動ローラー、43…第1従動ローラー、45…第2搬送ローラー対、46…第2駆動ローラー、47…第2従動ローラー、49…排出ローラー対、50…装置本体、50a…空間、51…ユニット、53…押圧ばね、55…読み取り手段、56…第1読み取り部、57…第2読み取り部、
60…装置本体、62…第1搬送ローラー対、63…第1駆動ローラー、64…第1従動ローラー、67…第2搬送ローラー対、68…第2駆動ローラー、69…第2従動ローラー、70…読み取り手段、71…第1読み取り部、72…第2読み取り部、75…フラップ、76、76A…装置本体、76a…前方開口、76b…後方開口、76c…側方開口、78…排出ローラー対、81…第1駆動ローラー、82…第1従動ローラー、85…第2駆動ローラー、86…第2従動ローラー、
R0…読み取り搬送路、R1…給送路、R2…排出路、R3…ストレート搬送路、
S0…読み取り搬送路、S1…給送路、S2…排出路、S3…ストレート搬送路、
T0…読み取り搬送路、T1…給送路、T2…排出路、T3…ストレート搬送路
Claims (7)
- 原稿の画像を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段を通る原稿搬送路であって装置奥行き方向に延びるストレート搬送路と、
前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、
前記原稿支持部から送り出される原稿を前記読み取り手段と対向する領域に案内する給送路と、
前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し後方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記給送路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第1搬送ローラーと、
前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し上方に位置するローラーであって、前記原稿支持部に載置された原稿を前記原稿支持部から前記第1搬送ローラーに向けて送り出す給送ローラーと、
前記給送ローラーと対向配置され、原稿を分離する分離部と、を備え、
前記給送ローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にあり、
前記給送ローラーと原稿とが接触する位置は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの領域内にある、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1に記載の画像読取装置において、前記給送ローラーの回転軸中心は、前記装置奥行き方向において前記第1搬送ローラーの回転軸中心より前方にある、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像読取装置において、前記原稿支持部から送り出された原稿は、前記読み取り手段と対向する位置を通った後、上向きに湾曲する排出路に入る、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項3に記載の画像読取装置において、前記装置奥行き方向において前記読み取り手段に対し前方であって前記ストレート搬送路に対し上に位置するローラーであって、前記排出路を給送される原稿と前記ストレート搬送路を搬送される原稿とに送り力を付与する第2搬送ローラーと、
前記排出路から原稿を排出する排出ローラー対と、を備え、
少なくとも前記排出ローラー対を構成する一方のローラーの少なくとも一部は、前記装置奥行き方向において前記第2搬送ローラーの領域内にある、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項4に記載の画像読取装置において、前記給送路を給送される原稿を前記第1搬送ローラーとでニップする第1従動ローラーと、
前記排出路を搬送される原稿を前記第2搬送ローラーとでニップする第2従動ローラーと、
前記ストレート搬送路を搬送される原稿を前記第1搬送ローラーとでニップするローラーであって前記第1従動ローラーとは別のローラーである第3従動ローラーと、
前記ストレート搬送路を搬送される原稿を前記第2搬送ローラーとでニップするローラーであって前記第2従動ローラーとは別のローラーである第4従動ローラーと、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項5に記載の画像読取装置において、前記読み取り手段は、前記ストレート搬送路に対し上に位置する第1読み取り部と、前記ストレート搬送路に対し下に位置する第2読み取り部とを備え、
前記第1読み取り部と前記第2読み取り部は、上下方向に変位可能に設けられ、
前記第2読み取り部が上方向の限度位置まで変位することで、前記第2読み取り部が前記ストレート搬送路を塞ぐとともに前記給送路と前記排出路を利用した原稿の搬送が可能となり、
前記第1読み取り部が下方向の限度位置まで変位することで、前記第1読み取り部が前記給送路から前記排出路に向かう経路を塞ぐとともに前記ストレート搬送路を利用した原稿の搬送が可能となる、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 原稿の画像を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段と対向する原稿搬送路である読み取り搬送路と、
前記読み取り手段及び前記読み取り搬送路を備えるユニットと、
装置奥行き方向及び鉛直方向と交差する方向である幅方向から見て前記ユニットの回転中心に対し後方且つ上方に位置し、原稿を傾斜姿勢に支持する原稿支持部と、を備え、
前記ユニットは前記幅方向に沿った回転中心線を中心に回転可能に設けられ、回転することで前記読み取り搬送路が傾斜姿勢となる第1状態と、前記読み取り搬送路が前記装置奥行き方向に沿う第2状態とに切り替え可能であり、
前記ユニットが前記第1状態をとることで前記原稿支持部から送り出された原稿が前記読み取り搬送路を経由して排出される原稿搬送路が形成され、
前記ユニットが前記第2状態をとることで前記読み取り搬送路を含む搬送路であって前記装置奥行き方向に延びるストレート搬送路が形成される、
ことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022022707A JP2023119711A (ja) | 2022-02-17 | 2022-02-17 | 画像読取装置 |
US18/169,898 US20230262179A1 (en) | 2022-02-17 | 2023-02-16 | Image reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022022707A JP2023119711A (ja) | 2022-02-17 | 2022-02-17 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023119711A true JP2023119711A (ja) | 2023-08-29 |
Family
ID=87558224
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022022707A Pending JP2023119711A (ja) | 2022-02-17 | 2022-02-17 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US20230262179A1 (ja) |
JP (1) | JP2023119711A (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP2022091385A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
JP2024008357A (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-19 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置及び画像読取装置 |
-
2022
- 2022-02-17 JP JP2022022707A patent/JP2023119711A/ja active Pending
-
2023
- 2023-02-16 US US18/169,898 patent/US20230262179A1/en active Pending
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Publication number | Publication date |
---|---|
US20230262179A1 (en) | 2023-08-17 |
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