JP2023059698A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両による物品の預かりサービスの利便性を向上する情報処理装置及び情報処理方法を提供する。【解決手段】サーバ装置、ユーザ端末及び車両が、ネットワークによって相互に接続される移動ロッカーシステムにおいて、車両300の運行を管理する情報処理装置であるサーバ装置100は、格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、サービスに関するフィードバックデータを受信し、フィードバックデータを送信した第一のユーザに対してインセンティブを付与する通信部と、第一のユーザによって、車両への荷物の預け入れか、車両からの荷物の取り出しが行われた場合に、第一のユーザに関連付いた端末に、フィードバックデータの送信を依頼するためのリクエストを通信部に送信させる制御部と、を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、車両による荷物の預かりサービスに関する。
様々な用途向けに設計された自動運転車を派遣することでサービスを提供する試みがなされている。例えば、特許文献1には、コインロッカーを搭載した自動運転車を運行することで、様々な場所で荷物の預け入れおよび取り出しが可能なシステムに関する発明が開示されている。
本開示は、車両による物品の預かりサービスの利便性を向上することを目的とする。
本開示の第一の態様は、格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、前記サービスに関するフィードバックデータを受信することと、前記フィードバックデータを送信した前記第一のユーザに対してインセンティブを付与することと、を実行する制御部を有する、情報処理装置である。
また、本開示の第二の態様は、格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、前記サービスに関するフィードバックデータを受信するステップと、前記フィードバックデータを送信した前記第一のユーザに対してインセンティブを付与するステップと、を含む、情報処理方法である。
また、他の態様として、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
本発明によれば、車両による物品の預かりサービスの利便性を向上することができる。
一実施形態に係る情報処理装置は、物品の保管を行う格納装置を搭載して走行する車両を管理する装置である。車両は、例えば、複数の車輪と動力を備えた移動体である。格納装置は、複数の区画を有し、各区画に物品を格納可能なロッカー型の装置である。複数の区画のそれぞれは、独立して施錠が可能であってもよい。車両に搭載された格納装置は、移動ロッカーとも呼ばれる。格納装置を搭載した車両を運行することで、ユーザが希望する地点にロッカーを移動させ、物品の出し入れを行わせることができる。
ユーザの元に車両を派遣し、当該車両によって荷物の預かりを行うサービスにおいては、安全性や利便性の確保が課題となる。例えば、荷物の積み下ろしのための駐車や停車が法的に可能な地点であっても、歩道と車道が分離している場合、ユーザが歩道から車両にアクセスすることが困難であるといった問題が生じうる。また、交通量が多く、ユーザが車道に出てくることが好ましくない地点もある。しかし、道路地図データだけでは、荷物の積み下ろしに好適な地点であるか、そうでないかを判定することが難しいケースがある。
本開示に係る情報処理装置は、サービスの利用者から取得したフィードバックデータを利用することでこの問題を解決する。
本開示に係る情報処理装置は、サービスの利用者から取得したフィードバックデータを利用することでこの問題を解決する。
一実施形態に係る情報処理装置は、格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、前記サービスに関するフィードバックデータを受信することと、前記フィードバックデータを送信した前記第一のユーザに対してインセンティブを付与することと、を実行する制御部を有する。
フィードバックデータは、荷物の預かりサービスに対する評価を行うためのデータである。フィードバックデータは、例えば、荷物の積み下ろしを行った地点を評価するデータを含んでもよい。これにより、例えば、情報処理装置は、荷物の積み下ろしを行った地点に対する好適度(例えば、どの程度スムーズに荷物の積み下ろしが行えたか)を把握することが可能になり、サービスの品質を向上させることができる。例えば、荷物の積み下ろしに好適であると評価された地点を優先して車両の配車を行うことができるようになる。
また、情報処理装置は、フィードバックデータを取得した場合に、該当するユーザに対してインセンティブを付与する。インセンティブは、例えば、荷物の預かりサービスにおける割引等であってもよい。このため、情報処理装置は、サービスを利用したユーザに関連付いた端末に、フィードバックデータを生成させるためのリクエストを送信してもよい。これにより、サービスを利用したユーザに対して評価を促すことができる。
以下、本開示の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。各実施形態に記載されているハードウェア構成、モジュール構成、機能構成等は、特に記載がない限りは、開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る移動ロッカーシステムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る移動ロッカーシステムは、自律走行を行う一台以上の車両300と、当該車両300の制御を行うサーバ装置100と、一台以上のユーザ端末200と、
を含んで構成される。
第一の実施形態に係る移動ロッカーシステムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る移動ロッカーシステムは、自律走行を行う一台以上の車両300と、当該車両300の制御を行うサーバ装置100と、一台以上のユーザ端末200と、
を含んで構成される。
車両300は、格納装置400を搭載した自律走行車両である。
格納装置400は、複数の区画を有し、それぞれの区画に荷物を収納することができるロッカー型の装置である。図2に、格納装置400の外観を示す。図示したように、格納装置400は、複数の扉によってそれぞれの区画にアクセスできるよう構成される。システムのユーザは、格納装置400に設けられたインタフェースを介して、指定された区画の解錠操作を行うことができる。格納装置400は、車両300の車室内に搭載される。
格納装置400は、複数の区画を有し、それぞれの区画に荷物を収納することができるロッカー型の装置である。図2に、格納装置400の外観を示す。図示したように、格納装置400は、複数の扉によってそれぞれの区画にアクセスできるよう構成される。システムのユーザは、格納装置400に設けられたインタフェースを介して、指定された区画の解錠操作を行うことができる。格納装置400は、車両300の車室内に搭載される。
車両300は、搭載された格納装置400を用いて、所定のユーザに対して、荷物を預かるサービス(以下、預かりサービス)を提供する。ユーザは、サーバ装置100を介して車両300を呼び出すことで、任意の地点において荷物の預け入れ、および、取り出しを行うことができる。
なお、車両300は、必ずしも無人車両である必要はない。例えば、保安要員などが乗車していてもよい。また、車両300は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、状況に応じて人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。
なお、車両300は、必ずしも無人車両である必要はない。例えば、保安要員などが乗車していてもよい。また、車両300は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、状況に応じて人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。
サーバ装置100は、車両300の運行を管理する装置である。
前述した通り、車両300は格納装置400を搭載して自律移動することができる。サーバ装置100は、荷物の預け入れを行うユーザが所持するユーザ端末200から、車両の派遣要請を受けた場合に、当該ユーザの元へ派遣する車両300を決定し、当該車両に対して運行を指示する。
前述した通り、車両300は格納装置400を搭載して自律移動することができる。サーバ装置100は、荷物の預け入れを行うユーザが所持するユーザ端末200から、車両の派遣要請を受けた場合に、当該ユーザの元へ派遣する車両300を決定し、当該車両に対して運行を指示する。
サーバ装置100、ユーザ端末200、および、車両300は、ネットワークによって相互に接続される。ネットワークには、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークは、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
次に、サーバ装置100の詳細について説明する。
図3は、サーバ装置100のシステム構成を示した図である。サーバ装置100は、制御部101、記憶部102、および、通信部103を含んで構成される。
図3は、サーバ装置100のシステム構成を示した図である。サーバ装置100は、制御部101、記憶部102、および、通信部103を含んで構成される。
サーバ装置100は、一般的なコンピュータにより構成される。すなわち、サーバ装置100は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータである。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。なお、サーバ装置100は、単一のコンピュータで構成されてもよいし、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。
制御部101は、サーバ装置100が行う制御を司る演算装置である。制御部101は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。
制御部101は、車両管理部1011、予約管理部1012、指令部1013、および、評価部1014の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、補助記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
制御部101は、車両管理部1011、予約管理部1012、指令部1013、および、評価部1014の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、補助記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
車両管理部1011は、車両300に関する情報を収集し、記憶部102に構築されたデータベースを更新する。具体的には、車両管理部1011は、複数の車両300と周期的に通信を行い、車両300に関する情報、および、当該車両300に搭載されている格納装置400に関する情報を収集する。収集した情報は、後述するデータベースに反映される。
予約管理部1012は、荷物の預け入れおよび取り出しを行うためのリクエスト(すなわち、車両の派遣を希望する旨のリクエスト。以下、配車リクエスト)をユーザ端末200から受信する。また、予約管理部1012は、配車リクエストを受信した場合に、荷物の預け入れおよび取り出しを行う地点(すなわち、車両300を派遣する地点。以下、派遣地点)、および、その日時(以下、派遣日時)を決定し、車両300の運行計画を生成する。
予約管理部1012は、後述するマップデータ102Dに基づいて派遣地点を決定する。
予約管理部1012は、後述するマップデータ102Dに基づいて派遣地点を決定する。
運行計画とは、車両300に対して実行すべきタスクを指示するデータである。
タスクとして、例えば、ユーザから荷物を預かるタスクや、ユーザに荷物を引き渡すタスクが例示できる。個々のタスクには、派遣地点および派遣日時が関連付いている。
予約管理部1012が、複数のタスクを組み合わせた運行計画を生成し、車両300が、当該運行計画に従ってタスクを順に完了させることで、移動ロッカーによる荷物の預かりサービスを提供することができる。
予約管理部1012は、車両300に対して、ユーザから荷物を預かるための運行と、ユーザに荷物を引き渡すための運行のいずれかに対応する運行計画を生成する。
タスクとして、例えば、ユーザから荷物を預かるタスクや、ユーザに荷物を引き渡すタスクが例示できる。個々のタスクには、派遣地点および派遣日時が関連付いている。
予約管理部1012が、複数のタスクを組み合わせた運行計画を生成し、車両300が、当該運行計画に従ってタスクを順に完了させることで、移動ロッカーによる荷物の預かりサービスを提供することができる。
予約管理部1012は、車両300に対して、ユーザから荷物を預かるための運行と、ユーザに荷物を引き渡すための運行のいずれかに対応する運行計画を生成する。
指令部1013は、生成された運行計画を対象の車両300に送信することで、当該車両300に対して運行を指令する。車両300は、サーバ装置100から送信された運行計画に従って自律走行を行い、ユーザに対するサービスの提供を行う。
評価部1014は、荷物の預かりサービスを利用したユーザからフィードバックデータを受信し、当該フィードバックデータに基づいて、派遣地点に対する評価値を算出する。フィードバックデータは、派遣地点、すなわち、当該ユーザが荷物の預け入れまたは取り出しを行った地点に対する評価を含む。評価は、数値で表されてもよいし、複数の所定の項目から選択されたものであってもよい。所定の項目として、例えば、「問題なく利用できた」、「周辺の交通量が多くて不安を感じた」、「車両へのアクセスが困難な地点であった」といったものが例示できる。評価部1014は、このような評価に基づいて、派遣地点に対する評価値を算出する。評価値は、荷物の預け入れまたは取り出しを行う地点として、派遣地点がどの程度適しているかを値で表したものである。
また、評価部1014は、算出した評価値に基づいて、派遣地点の好適度を表すマップを生成ないし更新する。これにより、新たなサービス利用予約があった場合に、より好適な派遣地点を決定することが可能になる。具体的な方法については後述する。
また、評価部1014は、フィードバックデータを送信したユーザに対して、預かりサービスにおいて利用できる電子クーポンを発行する。電子クーポンは、利用料金の割引を行うものであってもよいし、利用料金の免除を行うものであってもよい。電子クーポンは、ユーザ端末200に送信されてもよいし、ユーザの識別子と関連付けて記憶部102に記憶されてもよい。
記憶部102は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部101によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開
されるメモリである。補助記憶装置は、制御部101において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。
されるメモリである。補助記憶装置は、制御部101において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。
さらに、記憶部102は、車両データ102A、運行計画データ102B、格納装置データ102C、および、マップデータ102Dを記憶する。
車両データ102Aは、サーバ装置100の管理下にある車両300のステータスを記録するデータである。
図4(A)は、車両データ102Aの例である。車両データ102Aは、車両の識別子、更新日時、ステータス情報を含む。ステータス情報は、車両300の現在の状態を表すデータが格納されるフィールドである。具体的には、車両300の位置情報、車両300が現在までに完了したタスクに関する情報、車両300がこれから行うタスクに関する情報、車両300のバッテリ残量や走行可能距離、車両300の予定経路に関する情報などが格納される。車両データ102Aは、車両300から送信されるデータ(以下、ステータスデータ)によって周期的に更新される。
図4(A)は、車両データ102Aの例である。車両データ102Aは、車両の識別子、更新日時、ステータス情報を含む。ステータス情報は、車両300の現在の状態を表すデータが格納されるフィールドである。具体的には、車両300の位置情報、車両300が現在までに完了したタスクに関する情報、車両300がこれから行うタスクに関する情報、車両300のバッテリ残量や走行可能距離、車両300の予定経路に関する情報などが格納される。車両データ102Aは、車両300から送信されるデータ(以下、ステータスデータ)によって周期的に更新される。
運行計画データ102Bは、予約管理部1012が生成した運行計画を記録するデータである。
図4(B)は、運行計画データ102Bの例である。運行計画データ102Bは、車両300ごとに定義され、一連番号、タスクの種別(「預け入れ」または「取り出し」)、派遣地点、派遣日時、サービスを利用するユーザの識別子などが記録される。一連番号とは、サービスの利用を一意に識別する番号である。一連番号は、車両300の運行計画が生成されるごとにシステムによって付与される。
車両300は、サーバ装置100から送信された運行計画に含まれるタスクを順に実行していくことで、ユーザに対してサービスを提供する。
運行計画データ102Bを参照することで、車両300の過去の運行履歴を取得することができる。
図4(B)は、運行計画データ102Bの例である。運行計画データ102Bは、車両300ごとに定義され、一連番号、タスクの種別(「預け入れ」または「取り出し」)、派遣地点、派遣日時、サービスを利用するユーザの識別子などが記録される。一連番号とは、サービスの利用を一意に識別する番号である。一連番号は、車両300の運行計画が生成されるごとにシステムによって付与される。
車両300は、サーバ装置100から送信された運行計画に含まれるタスクを順に実行していくことで、ユーザに対してサービスを提供する。
運行計画データ102Bを参照することで、車両300の過去の運行履歴を取得することができる。
図示した例では、V001という識別子を持つ車両が、
(1)12時ちょうどに地点Aにおいてユーザ「U001」から荷物を預かり、
(2)13時ちょうどに地点Bにおいてユーザ「U002」から荷物を預かり、
(3)15時ちょうどに地点Cにおいてユーザ「U001」に荷物を引き渡し、
(4)18時ちょうどに地点Dにおいてユーザ「U002」に荷物を引き渡す旨が表されている。
(1)12時ちょうどに地点Aにおいてユーザ「U001」から荷物を預かり、
(2)13時ちょうどに地点Bにおいてユーザ「U002」から荷物を預かり、
(3)15時ちょうどに地点Cにおいてユーザ「U001」に荷物を引き渡し、
(4)18時ちょうどに地点Dにおいてユーザ「U002」に荷物を引き渡す旨が表されている。
格納装置データ102Cは、対象の車両300に搭載された格納装置400の状態が記録されたデータである。
図4(C)は、格納装置データ102Cの例である。格納装置データ102Cは、車両300ごとに定義され、格納装置400が有している複数の区画についての情報(区画のサイズ、占有状態(利用中であるか否か)、ユーザの識別子など)が記録される。
格納装置データ102Cは、車両300から送信されるステータスデータに基づいて更新される。
図4(C)は、格納装置データ102Cの例である。格納装置データ102Cは、車両300ごとに定義され、格納装置400が有している複数の区画についての情報(区画のサイズ、占有状態(利用中であるか否か)、ユーザの識別子など)が記録される。
格納装置データ102Cは、車両300から送信されるステータスデータに基づいて更新される。
マップデータ102Dは、車両300が走行する道路ネットワークに関するデータが記憶されるデータベースである。図5(A)は、マップデータ102Dの構造を説明する図である。マップデータ102Dには、道路マップデータと、評価マップデータの二種類のマップが含まれる。
道路マップデータは、道路地図データを含む。道路マップデータには、例えば、道路リンクに関するデータ、ノードに関するデータ、交差点に関するデータ、施設に関するデータ、地点を検索するためのデータなどが格納される。これにより、例えば、複数の道路セ
グメントの定義と、各道路セグメントの位置情報および接続関係などを記憶することができる。道路セグメントとは、車両300が走行可能な道路を所定の単位区間で区切ったものである。また、道路マップデータには、制限速度等に関する情報や、道路の属性(例えば、荷物の積み下ろしのための駐車または停車が法的に可能であるか否か)に関する情報が格納されていてもよい。また、道路マップデータは、駐車が許可されている私有地内のエリアについてのデータを含んでいてもよい。
道路マップデータは、道路地図データを含む。道路マップデータには、例えば、道路リンクに関するデータ、ノードに関するデータ、交差点に関するデータ、施設に関するデータ、地点を検索するためのデータなどが格納される。これにより、例えば、複数の道路セ
グメントの定義と、各道路セグメントの位置情報および接続関係などを記憶することができる。道路セグメントとは、車両300が走行可能な道路を所定の単位区間で区切ったものである。また、道路マップデータには、制限速度等に関する情報や、道路の属性(例えば、荷物の積み下ろしのための駐車または停車が法的に可能であるか否か)に関する情報が格納されていてもよい。また、道路マップデータは、駐車が許可されている私有地内のエリアについてのデータを含んでいてもよい。
評価マップデータは、荷物の積み下ろしを行う地点の評価に関するデータである。例えば、ある地点において、車道と歩道とを隔てる構造物がある場合、当該地点においては、歩道からの車両へのアクセスが困難であると言える。このような地点は、荷物の積み下ろしを行う地点として適切ではない。また、法的に駐車や停車が可能であっても、交通量が多く、他の交通の妨げになるような地点も、積み下ろしを行う地点として適切ではない。評価部1014は、ユーザから送信されたフィードバックデータに基づいて、派遣地点(すなわち、荷物の積み下ろしを行う地点)に対応する評価値を算出し、評価マップデータに反映する。これにより、より適切な派遣地点を決定できるようになる。評価マップデータは、例えば、車両300が到達可能な複数の地点のそれぞれについて評価値を割り当てたマップとすることができる。なお、同一の地点について複数回の評価が行われた場合、加重平均などによって、当該地点に割り当てる評価値を決定してもよい。
道路マップデータおよび評価マップデータは、車両300の派遣地点を決定する際に使用される。道路マップデータおよび評価マップデータに基づいて、派遣地点として適切な地点、または、派遣地点として適切でない地点を判別することができる。
これらのデータを記憶するデータベースは、プロセッサによって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、記憶装置に記憶されるデータを管理することで構築される。本実施形態において利用されるデータベースは、例えばリレーショナルデータベースである。
通信部103は、サーバ装置100をネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部103は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。
次に、ユーザ端末200について説明する。
ユーザ端末200は、預かりサービスを利用するユーザが所持するコンピュータである。ユーザは、ユーザ端末200を介してサーバ装置100にアクセスし、荷物の預け入れ、および、取り出しのための車両300の派遣をリクエストすることができる。ユーザ端末200は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ、個人情報端末等である。
ユーザ端末200は、預かりサービスを利用するユーザが所持するコンピュータである。ユーザは、ユーザ端末200を介してサーバ装置100にアクセスし、荷物の預け入れ、および、取り出しのための車両300の派遣をリクエストすることができる。ユーザ端末200は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ、個人情報端末等である。
図6は、ユーザ端末200のシステム構成を示した図である。
ユーザ端末200は、制御部201、記憶部202、通信部203、および入出力部204を含んで構成される。
ユーザ端末200は、制御部201、記憶部202、通信部203、および入出力部204を含んで構成される。
制御部201は、ユーザ端末200が行う制御を司る演算装置である。制御部201は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置によって実現することができ
る。
制御部201は、サーバ装置100にアクセスしてインタラクションを行う機能を実行する。当該機能は、ユーザ端末200で動作するウェブブラウザや、専用のアプリケーションソフトウェアによって実現されてもよい。
る。
制御部201は、サーバ装置100にアクセスしてインタラクションを行う機能を実行する。当該機能は、ユーザ端末200で動作するウェブブラウザや、専用のアプリケーションソフトウェアによって実現されてもよい。
記憶部202は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部201によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部201において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。補助記憶装置には、制御部201で実行されるプログラムをアプリケーションとしてパッケージ化したものを記憶してもよい。また、これらのアプリケーションを実行するためのオペレーティングシステムを記憶してもよい。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、制御部201によって実行されることで、以降に説明する処理が行われる。
主記憶装置は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含んでもよい。また、補助記憶装置は、EPROM(Erasable Programmable ROM)やハード
ディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)を含んでもよい。さらに、補助記憶装置
は、リムーバブルメディア、すなわち可搬記録媒体を含んでもよい。
記憶部202には、荷物の預け入れ/取り出し時にユーザの認証を行うための認証情報が記憶される。
ディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)を含んでもよい。さらに、補助記憶装置
は、リムーバブルメディア、すなわち可搬記録媒体を含んでもよい。
記憶部202には、荷物の預け入れ/取り出し時にユーザの認証を行うための認証情報が記憶される。
通信部203は、ユーザ端末200をネットワークに接続するための無線通信インタフェースである。通信部203は、例えば、無線LANや3G、LTE、5G等の移動体通信サービスを介して、サーバ装置100と通信可能に構成される。
入出力部204は、ユーザが行った入力操作を受け付け、ユーザに対して情報を提示するユニットである。本実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。すなわち、液晶ディスプレイとその制御手段、タッチパネルとその制御手段から構成される。
また、入出力部204は、格納装置400との間で認証情報を交換するためのさらなる手段を有していてもよい。例えば、二次元バーコードを読み取るためのカメラ、無線伝送を行うための近距離通信手段などを有していてもよい。
また、入出力部204は、格納装置400との間で認証情報を交換するためのさらなる手段を有していてもよい。例えば、二次元バーコードを読み取るためのカメラ、無線伝送を行うための近距離通信手段などを有していてもよい。
次に、車両300、および、車両300に搭載された格納装置400について説明する。
車両300は、サーバ装置100の制御下において自律走行する車両プラットフォームである。具体的には、サーバ装置100から送信された運行計画に基づいて走行経路を決定し、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で道路上を走行する。また、移動先において、預かりサービスに関する所定のタスク(荷物の預かり、および、引き渡し)を実行する。
車両300は、サーバ装置100の制御下において自律走行する車両プラットフォームである。具体的には、サーバ装置100から送信された運行計画に基づいて走行経路を決定し、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で道路上を走行する。また、移動先において、預かりサービスに関する所定のタスク(荷物の預かり、および、引き渡し)を実行する。
図7は、車両300および格納装置400のシステム構成を示した図である。
車両300は、制御装置301、センサ302、通信部303、駆動部304、位置情報取得部305、および、格納装置400を含んで構成される。車両300および格納装置400は、バッテリから供給される電力で動作する。
車両300は、制御装置301、センサ302、通信部303、駆動部304、位置情報取得部305、および、格納装置400を含んで構成される。車両300および格納装置400は、バッテリから供給される電力で動作する。
制御装置301は、後述するセンサ302から取得した情報に基づいて、車両300の制御を行うコンピュータである。制御装置301は、例えば、CPUおよび記憶装置を有するコンピュータによって構成される。
制御装置301は、機能モジュールとして、経路生成部3011、走行制御部3012、および、タスク制御部3013を有している。各機能モジュールは、ROM(Read Only Memory)等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)
によって実行することで実現してもよい。
によって実行することで実現してもよい。
経路生成部3011は、サーバ装置100から送信された運行計画に基づいて、自車両
の走行経路を生成する。経路生成部3011は、運行計画で指定された派遣地点を、指定されたスケジュールで巡回できるよう、走行経路を生成する。経路の生成は、予め記憶された地図データを参照することで行ってもよいし、外部のサービスを利用して行ってもよい。
の走行経路を生成する。経路生成部3011は、運行計画で指定された派遣地点を、指定されたスケジュールで巡回できるよう、走行経路を生成する。経路の生成は、予め記憶された地図データを参照することで行ってもよいし、外部のサービスを利用して行ってもよい。
走行制御部3012は、車両周辺をセンシングし、得られたデータに基づいて、自車両の走行を制御する。
走行制御部3012は、センサ302が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出し、環境データを生成する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、自車両の周辺に存在する車両の数や位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。
走行制御部は、生成した環境データと、後述する位置情報取得部305が取得した自車両の位置情報を用いて、車両の自律走行を制御する。例えば、所定の経路に沿って走行し、かつ、自車両を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。
走行制御部3012は、センサ302が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出し、環境データを生成する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、自車両の周辺に存在する車両の数や位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。
走行制御部は、生成した環境データと、後述する位置情報取得部305が取得した自車両の位置情報を用いて、車両の自律走行を制御する。例えば、所定の経路に沿って走行し、かつ、自車両を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。
タスク制御部3013は、車両300が実行するタスクを制御する。タスクとは、格納装置400を用いてユーザに預かりサービスを提供するためのタスクであり、典型的には、「ユーザから荷物を預かるタスク」、および、「ユーザに荷物を引き渡すタスク」である。なお、タスク制御部3013は、これらに付随するタスクを実行してもよい。タスク制御部3013は、例えば、ユーザを呼び出すタスク、ユーザを認証するタスクなどを実行してもよい。
さらに、タスク制御部3013は、サーバ装置100に対して周期的に自己のステータスを表すデータ(以下、ステータスデータ)を送信する。
ステータスデータには、例えば、以下のような情報が含まれる。
・車両300の識別子
・車両300の位置情報
・現在までに完了したタスクに関する情報
・残りのタスクに関する情報
・現在のバッテリ残量(SOC)または走行可能距離
・運行経路に関する情報(運行中である場合)
・格納装置400に格納されている荷物に関する情報
サーバ装置100(車両管理部1011)は、受信したステータスデータに基づいて、車両データ102Aおよび格納装置データ102Cを更新する。
ステータスデータには、例えば、以下のような情報が含まれる。
・車両300の識別子
・車両300の位置情報
・現在までに完了したタスクに関する情報
・残りのタスクに関する情報
・現在のバッテリ残量(SOC)または走行可能距離
・運行経路に関する情報(運行中である場合)
・格納装置400に格納されている荷物に関する情報
サーバ装置100(車両管理部1011)は、受信したステータスデータに基づいて、車両データ102Aおよび格納装置データ102Cを更新する。
センサ302は、車両周辺のセンシングを行う手段であり、典型的にはカメラ、レーザスキャナ、LIDAR、レーダなどを含んで構成される。センサ302が取得した情報は、制御装置301に送信される。センサ302は、自律走行を行うためのセンサを含んで構成される。センサ302は、車両300に設けられたカメラを含んでもよい。例えば、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-oxide-semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等のイメージセンサを用いた撮影
装置を含むことができる。
装置を含むことができる。
通信部303は、車両300をネットワークに接続するための通信手段である。本実施形態では、3G、LTE、5G等の移動体通信サービスを利用して、ネットワーク経由で他の装置(例えばサーバ装置100)と通信を行うことができる。なお、通信部303は、他の車両と車々間通信を行うための通信手段をさらに有していてもよい。
駆動部304は、走行制御部3012が生成した指令に基づいて、車両300を走行させる手段である。駆動部304は、例えば、車輪を駆動するためのモータやインバータ、ブレーキ、ステアリング機構、二次電池等を含んで構成される。
位置情報取得部305は、車両300の位置情報を取得する手段であり、典型的にはGPSアンテナ、GPSモジュールなどを含んで構成される。位置情報取得部305が取得した情報は、制御装置301に送信される。
格納装置400は、複数の区画を有し、それぞれの区画に荷物を収納することができるロッカー型の装置である。図2を参照して説明したように、格納装置400は、複数の扉によってそれぞれ独立した区画にアクセスできるよう構成される。格納装置400は、制御装置301と接続されており、その動作(ユーザの認証や施解錠など)は、制御装置301(タスク制御部3013)によって制御される。
格納装置400は、入出力部を有しており、当該入出力部を用いてユーザとインタラクションを行うことができる。入出力部は、典型的には、タッチパネル、液晶ディスプレイ、キーボード等を含んで構成される。
格納装置400は、入出力部を有しており、当該入出力部を用いてユーザとインタラクションを行うことができる。入出力部は、典型的には、タッチパネル、液晶ディスプレイ、キーボード等を含んで構成される。
次に、本実施形態に係る移動ロッカーシステムが預かりサービスを提供する方法について説明する。
図8は、システムに含まれる構成要素がそれぞれ実行する処理のシーケンス図である。
図8は、システムに含まれる構成要素がそれぞれ実行する処理のシーケンス図である。
車両300は、運行中において、周期的にステータスデータを生成し、サーバ装置100に送信する。ステータスデータには、車両300の状態のほか、現在までに完了したタスクに関する情報や、格納装置400に格納されている荷物に関する情報などが含まれる。
ステータスデータを受信したサーバ装置100(車両管理部1011)は、受信したステータスデータに基づいて車両データ102Aおよび格納装置データ102Cを更新する(ステップS10)。
ステータスデータを受信したサーバ装置100(車両管理部1011)は、受信したステータスデータに基づいて車両データ102Aおよび格納装置データ102Cを更新する(ステップS10)。
荷物の預け入れ/取り出しを希望するユーザが、ユーザ端末200を介して配車リクエストを生成すると(ステップS11)、当該配車リクエストがサーバ装置100に送信される。配車リクエストには、リクエストの種別(「預け入れ」または「取り出し」)、車両300の配車を希望するエリア、車両300の配車を希望する時間帯、荷物のサイズに関する情報などが含まれる。図9Aは、配車リクエストの生成時にユーザ端末200によって出力される画面の例であり、図9Bは、生成される配車リクエストの一例である。配車を希望するエリアは、例えば、所定の地点を中心とした円によって指定することができる。なお、配車を希望するエリアの代わりに、配車を希望する地点を入力してもよい。
ステップS12では、予約管理部1012が、配車リクエストに基づいて、ユーザの元へ派遣する車両300を決定する。なお、リクエストの種別が「取り出し」である場合、当該ユーザの荷物を預かっている車両300が派遣対象として決定される。それ以外の場合、ユーザの元へ派遣される車両300は、配車リクエストの内容、車両データ102A、および、格納装置データ102Cを参照することで決定される。具体的には、指定されたエリア(または、指定された地点)に、指定された時間帯に派遣可能、かつ、荷物を格納できる格納装置400を搭載している車両300が、派遣対象として決定される。
なお、過去に受信した配車リクエストは、所定の期間が経過するまで、記憶部202に記憶されてもよい。
なお、過去に受信した配車リクエストは、所定の期間が経過するまで、記憶部202に記憶されてもよい。
ステップS13では、予約管理部1012が、ステップS12で決定した車両300に
関連付いた運行計画データを参照し、車両300の派遣地点および派遣日時を決定する。
図10は、ステップS13で予約管理部1012が実行する処理を詳細に示したフローチャートである。
関連付いた運行計画データを参照し、車両300の派遣地点および派遣日時を決定する。
図10は、ステップS13で予約管理部1012が実行する処理を詳細に示したフローチャートである。
まず、ステップS131で、道路マップデータを参照し、ユーザによって指定されたエリア内(または、指定された地点の近傍)で、荷物の積み下ろしのための駐車または停車が法的に可能な道路セグメントを抽出する。道路セグメントは、道路を単位区間で区切ったものとすることができる。
次に、ステップS132で、評価マップデータを参照し、ユーザによって指定されたエリア内(または、指定された地点の近傍)で、評価値が基準を満たす(例えば、所定値以上の評価値を持つ)地点を抽出する。抽出される地点は複数であってもよい。
次に、ステップS132で、評価マップデータを参照し、ユーザによって指定されたエリア内(または、指定された地点の近傍)で、評価値が基準を満たす(例えば、所定値以上の評価値を持つ)地点を抽出する。抽出される地点は複数であってもよい。
ステップS133では、ステップS131で抽出された道路セグメントに含まれ、かつ、ステップS132で抽出された地点を特定し、候補地点とする。候補地点が一つ以上存在する場合、処理はステップS134へ遷移する。候補地点が存在しない場合、処理は終了する。
ステップS134では、一つ以上の候補地点から、派遣地点を決定する。本ステップでは、一つ以上の候補地点に関連付けた評価値に基づいて派遣地点を決定してもよい。例えば、抽出された複数の地点のうち、最も評価値が高い(換言すると、他のユーザによって最も高い評価がなされた)地点を派遣地点としてもよい。これにより、荷物の預け入れまたは取り出しを行う地点としてより適切な地点を派遣地点として決定することができる。
ステップS134では、一つ以上の候補地点から、派遣地点を決定する。本ステップでは、一つ以上の候補地点に関連付けた評価値に基づいて派遣地点を決定してもよい。例えば、抽出された複数の地点のうち、最も評価値が高い(換言すると、他のユーザによって最も高い評価がなされた)地点を派遣地点としてもよい。これにより、荷物の預け入れまたは取り出しを行う地点としてより適切な地点を派遣地点として決定することができる。
ステップS135では、派遣日時を決定する。派遣日時は、例えば、ユーザによって指定された時間帯の中から選択することができる。
図8に戻り、説明を続ける。
決定された派遣地点および派遣日時は、ユーザ端末200に通知され、ユーザに提示される。なお、派遣地点および派遣日時について、ユーザの希望を満たすことができない場合、サーバ装置100とユーザ端末200がインタラクションを行うことで、派遣地点および派遣日時の少なくともいずれかを修正するようにしてもよい。
決定された派遣地点および派遣日時は、ユーザ端末200に通知され、ユーザに提示される。なお、派遣地点および派遣日時について、ユーザの希望を満たすことができない場合、サーバ装置100とユーザ端末200がインタラクションを行うことで、派遣地点および派遣日時の少なくともいずれかを修正するようにしてもよい。
次に、ステップS14で、予約管理部1012が、車両300に対応する運行計画を生成ないし更新する。ここで、対象の車両300が待機中である場合、予約管理部1012は、当該車両300に対応する新たな運行計画を生成する。対象の車両300が運行中である場合、すなわち、当該車両300の運行計画が既に生成されている場合、ステップS13において決定した新たなタスクを運行計画に追加する。車両300に対応する運行計画は、車両300に送信される。
生成した運行計画は、運行計画データ102Bに反映される。
生成した運行計画は、運行計画データ102Bに反映される。
ステップS15では、車両300(制御装置301)が運行計画を受信する。制御装置301は、受信した運行計画に従って、移動およびタスクを実行する。
図11は、運行計画を受信した車両300が行う処理のフローチャートである。当該処理は、車両300がサーバ装置100から運行計画を受信した場合に開始される。
まず、ステップS21で、車両300(経路生成部3011)が、受信した運行計画に基づいて、未処理のタスクを実行するための走行経路を生成する。
まず、ステップS21で、車両300(経路生成部3011)が、受信した運行計画に基づいて、未処理のタスクを実行するための走行経路を生成する。
ステップS22では、走行制御部3012が、生成した経路に従って、目標地点(すなわち、サーバ装置100によって指定された派遣地点)への走行を開始させる。
車両300が目標地点に接近すると(ステップS23)、走行制御部3012が、車両を停車させ、タスクを実行する(ステップS24)。タスクとは、ユーザから荷物を預かるタスク、または、ユーザに荷物を引き渡すタスクのいずれかである。
タスクが完了すると、走行制御部3012が、運行計画に従って、次の目標地点の有無を判定し(ステップS25)、次の目標地点がある場合、運行を継続する。次の目標地点が無い場合(運行計画に含まれるタスクを全て完了した場合)、拠点へ帰還する。
次に、ステップS24にて車両300が実行する処理の詳細について説明する。
図12は、ユーザが荷物の預け入れおよび取り出しを行う際に車両300が実行する処理のシーケンス図である。図示した処理は、荷物の預け入れ/取り出しを行うユーザを乗車させるために車両300が停車したタイミングで、タスク制御部3013によって開始される。
図12は、ユーザが荷物の預け入れおよび取り出しを行う際に車両300が実行する処理のシーケンス図である。図示した処理は、荷物の預け入れ/取り出しを行うユーザを乗車させるために車両300が停車したタイミングで、タスク制御部3013によって開始される。
まず、ステップS31において、ユーザの認証を行う。
所定の地点に駐車された車両300の元へユーザが到着すると、格納装置400が、入出力部を介して第一の認証情報を取得し、予め記憶された第二の認証情報との照合を行う。第一の認証情報は、キーボードやタッチパネルを介して文字データとして取得してもよいし、カメラやスキャナを介して画像データとして取得してもよい。また、無線通信を介してユーザ端末200から取得してもよい。照合に成功した場合、処理はステップS32へ遷移する。照合に失敗した場合、処理は終了する。
なお、ここでは、車両300に乗車したユーザが予め登録されたユーザであることを確認したが、電子マネー等によってその場で利用料金の支払いが可能な場合など、ユーザ登録が不要なシステムにおいては、ユーザの認証は必須ではない。
所定の地点に駐車された車両300の元へユーザが到着すると、格納装置400が、入出力部を介して第一の認証情報を取得し、予め記憶された第二の認証情報との照合を行う。第一の認証情報は、キーボードやタッチパネルを介して文字データとして取得してもよいし、カメラやスキャナを介して画像データとして取得してもよい。また、無線通信を介してユーザ端末200から取得してもよい。照合に成功した場合、処理はステップS32へ遷移する。照合に失敗した場合、処理は終了する。
なお、ここでは、車両300に乗車したユーザが予め登録されたユーザであることを確認したが、電子マネー等によってその場で利用料金の支払いが可能な場合など、ユーザ登録が不要なシステムにおいては、ユーザの認証は必須ではない。
ユーザの認証が完了すると、ステップS32で、荷物の格納または取り出しを実行する。
荷物を新規に格納する場合、本ステップで、荷物を格納する区画を決定してもよい。荷物の格納を行う区画は、当該荷物のサイズに基づいて決定してもよい。例えば、荷物のサイズが事前に分かっている場合、適合するサイズの区画を割り当てるようにしてもよい。また、荷物の格納を行う区画は、ユーザが指定してもよい。なお、荷物を収納する区画が事前に割り当てられている場合、区画を決定する処理は省略してもよい。
荷物の格納が完了すると、荷物が預け入れられた区画が施錠される。
荷物を新規に格納する場合、本ステップで、荷物を格納する区画を決定してもよい。荷物の格納を行う区画は、当該荷物のサイズに基づいて決定してもよい。例えば、荷物のサイズが事前に分かっている場合、適合するサイズの区画を割り当てるようにしてもよい。また、荷物の格納を行う区画は、ユーザが指定してもよい。なお、荷物を収納する区画が事前に割り当てられている場合、区画を決定する処理は省略してもよい。
荷物の格納が完了すると、荷物が預け入れられた区画が施錠される。
また、荷物の取り出しを行う場合、本ステップでは、認証結果に基づいて、荷物が預け入れられた区画を解錠し、荷物の取り出しを行わせる。
ステップS33では、ステータスデータを生成し、サーバ装置100へ送信する。ステータスデータは、格納装置400に格納されている荷物に関する情報、例えば、複数の区画の占有状態、荷物の重量、利用中のユーザの識別子等を含む。ステータスデータを受信したサーバ装置100は、当該データを格納装置データ102Cに反映させる(ステップS34)。
ステップS33において荷物の取り出しが行われた場合、ステップS35で、サーバ装置100が利用料金の決済を行う。利用料金は、荷物のサイズ、預け入れの期間などに基づいて決定することができる。料金の請求先は、ステップS31において認証されたユーザである。本ステップでは、料金の決済を行う外部装置と通信を行うことで利用料金の請求を行ってもよい。利用料金の決済が完了すると、ユーザ端末200に、完了通知が送信される。なお、ユーザに対して事前に電子クーポンが付与されている場合、当該電子クーポンの内容に基づいて利用料金の減免を行ってもよい。
本実施形態では、完了通知には、フィードバックデータの送信を依頼するデータが含まれる。これに応答して、ユーザ端末200は、図13に例示したような画面を出力し、ユーザに対して評価の入力を求める。評価は、数値(例えば、星の数など)によって行ってもよい。また、評価に対する理由を、事前に設定された複数の項目から選択してもよい。
図14は、ユーザによって行われた入力に基づいて生成されたフィードバックデータの例である。図示した例では、フィードバックデータは、ユーザの識別子、一連番号、「派遣地点に対する評価(およびその理由)」、「車両の到着時刻に対する評価(およびその理由)」を含む。
なお、本実施形態では、「派遣地点に対する評価」を評価部1014が処理するが、図示したように、フィードバックデータには、派遣地点以外に対する評価(例えば、車両がスケジュール通りに到着したか否か等)が含まれていてもよい。
ユーザ端末200は、入力された評価に基づいてフィードバックデータを生成し(ステップS36)、サーバ装置100に送信する。
図14は、ユーザによって行われた入力に基づいて生成されたフィードバックデータの例である。図示した例では、フィードバックデータは、ユーザの識別子、一連番号、「派遣地点に対する評価(およびその理由)」、「車両の到着時刻に対する評価(およびその理由)」を含む。
なお、本実施形態では、「派遣地点に対する評価」を評価部1014が処理するが、図示したように、フィードバックデータには、派遣地点以外に対する評価(例えば、車両がスケジュール通りに到着したか否か等)が含まれていてもよい。
ユーザ端末200は、入力された評価に基づいてフィードバックデータを生成し(ステップS36)、サーバ装置100に送信する。
ステップS37では、評価部1014が、フィードバックデータを処理する。図15は、ステップS37において実行される処理の詳細を説明するフローチャートである。
まず、ステップS371で、評価の対象である派遣地点を取得する。評価の対象である派遣地点は、例えば、フィードバックデータに含まれる一連番号をキーとして、運行計画データを検索することで特定することができる。
次に、ステップS372で、派遣地点に対応する評価値を算出する。本ステップでは、例えば、フィードバックデータに含まれる「派遣地点に対する評価」を数値化する。例えば、評価が星の数などで表されている場合、これを数値に置き換えてもよい。また、評価項目が複数に分かれている場合や、評価理由によって重み付けをする場合、これらに基づいて評価内容を数値化してもよい。
まず、ステップS371で、評価の対象である派遣地点を取得する。評価の対象である派遣地点は、例えば、フィードバックデータに含まれる一連番号をキーとして、運行計画データを検索することで特定することができる。
次に、ステップS372で、派遣地点に対応する評価値を算出する。本ステップでは、例えば、フィードバックデータに含まれる「派遣地点に対する評価」を数値化する。例えば、評価が星の数などで表されている場合、これを数値に置き換えてもよい。また、評価項目が複数に分かれている場合や、評価理由によって重み付けをする場合、これらに基づいて評価内容を数値化してもよい。
次に、ステップS373で、算出した評価値に基づいて、評価マップデータを更新する。具体的には、対象の派遣地点について、算出した評価値を用いて、マップに記録された値を修正する。評価マップデータに記録される値は、複数のユーザから寄せられた評価の加重平均などであってもよい。加重平均を取る際の重みは、ユーザのアクティブ度に基づいて決定してもよい。例えば、評価をより多く行っているユーザであるほど、大きい重みを与えてもよい。また、重みは、サービスの利用日に基づいて決定してもよい。例えば、最後に評価を行ってからの経過日数が小さいほど、大きい重みを与えてもよい。反対に、評価時期が古いほど重みを小さくするようにしてもよい。
最後に、評価部1014は、フィードバックデータを送信したユーザに対してインセンティブの付与を行う。インセンティブは、電子クーポンであってもよい。電子クーポンは、利用料金の割引を行うものであってもよいし、利用料金の免除を行うものであってもよい。電子クーポンは、ユーザ端末200に送信されてもよいし、ユーザの識別子と関連付けて記憶部102に記憶されてもよい。
以上説明したように、第一の実施形態によると、実際に荷物の預け入れを行ったユーザが行った評価に基づいて、派遣地点を評価することができる。また、評価の結果に基づいて、評価マップデータを更新する。これにより、荷物の出し入れを行う地点としてより好適な地点をサーバ装置100に把握させることが可能になり、より好適な地点に車両300を派遣させることが可能になる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態では、派遣地点に対する評価を、荷物の属性に関係なく行った。しかし、派遣地点の好適度は、荷物の属性によって異なる場合がある。
例えば、歩道と車道を隔てるガードレールの高さが腰高であった場合、車両の側面から小型の荷物を預け入れられる場合がある。一方で、大きなサイズの荷物や重い荷物をガードレール越しに預け入れることには困難を伴う場合がある。すなわち、派遣地点の評価は、荷物の属性ごとに変わりうる。
第二の実施形態では、これに対応するため、預け入れられた荷物の属性にさらに基づいて、派遣地点の評価を実施する。
第一の実施形態では、派遣地点に対する評価を、荷物の属性に関係なく行った。しかし、派遣地点の好適度は、荷物の属性によって異なる場合がある。
例えば、歩道と車道を隔てるガードレールの高さが腰高であった場合、車両の側面から小型の荷物を預け入れられる場合がある。一方で、大きなサイズの荷物や重い荷物をガードレール越しに預け入れることには困難を伴う場合がある。すなわち、派遣地点の評価は、荷物の属性ごとに変わりうる。
第二の実施形態では、これに対応するため、預け入れられた荷物の属性にさらに基づいて、派遣地点の評価を実施する。
本実施形態では、荷物のサイズを複数定義し、荷物のサイズごとに評価マップデータを生成する。図5(B)は、第二の実施形態におけるマップデータ102Dの例である。荷物のサイズは、例えば、小型、中型、大型のように区分けされていてもよいし、さらに細分化されていてもよい。例えば、三辺を合計した長さによってサイズ区分を決定することもできる。
第二の実施形態では、サーバ装置100が、荷物のサイズに関するデータを取得可能に構成される。荷物のサイズに関するデータは、例えば、配車リクエストに含ませることができる。この場合、図9Aに示した画面に、荷物のサイズを指定するインタフェースを追加してもよい。本実施形態では、図10のステップS132において、荷物のサイズに対応する評価マップデータを参照し、地点の抽出を行う。
また、本実施形態では、図15のステップS371において、派遣地点を取得するとともに、荷物のサイズに関する情報を取得する。荷物のサイズは、フィードバックデータに含まれる一連番号をキーとして、記憶部202に記憶されたデータを検索することで特定することができる。
また、本実施形態では、ステップS373において、荷物のサイズに対応する評価マップデータを更新の対象とする。
また、本実施形態では、ステップS373において、荷物のサイズに対応する評価マップデータを更新の対象とする。
このように、第二の実施形態によると、荷物のサイズごとに派遣地点の評価を行うことが可能になる。これにより、荷物の属性ごとに適切な派遣地点を決定することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
(第三の実施形態)
第二の実施形態では、預け入れられる荷物の属性に基づいて派遣地点の評価を行った。これに対し、第三の実施形態は、荷物の預け入れを行うユーザの属性(以下、ユーザ属性)に基づいて派遣地点を評価する実施形態である。
第二の実施形態では、預け入れられる荷物の属性に基づいて派遣地点の評価を行った。これに対し、第三の実施形態は、荷物の預け入れを行うユーザの属性(以下、ユーザ属性)に基づいて派遣地点を評価する実施形態である。
例えば、歩行障害を持っているユーザが、ガードレール越しに荷物を預け入れることは困難であるように、ユーザ属性によっては、荷物の出し入れが他者と同様に行えない場合がある。そこで、第三の実施形態では、配車リクエストに、ユーザ属性に関する情報をさらに含ませ、サーバ装置100が、当該ユーザ属性に基づいて、車両の派遣地点を評価する。ユーザ属性に関する情報とは、例えば、ユーザの年齢、性別、身長、障害(例えば、歩行障害、起立障害)の有無などとすることができる。
第三の実施形態では、評価マップデータとして、例えば、「歩行障害のあるユーザが荷物の預け入れを行う際の評価値を表したマップ」といったように、所定の属性を有するユーザに対応する評価マップを利用する。第三の実施形態における評価マップデータは、複数のユーザ属性に対応する複数の評価マップを含んでいてもよい。
第三の実施形態では、ステップS132において、サービスを利用するユーザに関連付いたユーザ属性に適合する評価マップデータを選択したうえで、選択した評価マップデータを用いて派遣地点を決定する。サービスを利用するユーザに関連付いたユーザ属性は、サーバ装置100が予め保持していてもよいし、ユーザ端末200から送信されてもよい
。
第三の実施形態では、ステップS132において、サービスを利用するユーザに関連付いたユーザ属性に適合する評価マップデータを選択したうえで、選択した評価マップデータを用いて派遣地点を決定する。サービスを利用するユーザに関連付いたユーザ属性は、サーバ装置100が予め保持していてもよいし、ユーザ端末200から送信されてもよい
。
また、本実施形態では、ステップS371において、派遣地点を取得するとともに、ユーザの属性に関する情報を取得する。ユーザ属性は、フィードバックデータに含まれるユーザIDに基づいて識別することができる。また、ステップS373において、ユーザ属性に対応する評価マップデータを更新の対象とする。
このように、第三の実施形態によると、サービスを利用するユーザの属性ごとに派遣地点の評価を行うことが可能になる。これにより、ユーザ属性を考慮して、より適切な派遣地点を決定することができるようになる。
このように、第三の実施形態によると、サービスを利用するユーザの属性ごとに派遣地点の評価を行うことが可能になる。これにより、ユーザ属性を考慮して、より適切な派遣地点を決定することができるようになる。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
100・・・サーバ装置
101,201・・・制御部
102,202・・・記憶部
103,203,303・・・通信部
204・・・入出力部
200・・・ユーザ端末
300・・・車両
301・・・制御装置
302・・・センサ
304・・・駆動部
305・・・位置情報取得部
400・・・格納装置
101,201・・・制御部
102,202・・・記憶部
103,203,303・・・通信部
204・・・入出力部
200・・・ユーザ端末
300・・・車両
301・・・制御装置
302・・・センサ
304・・・駆動部
305・・・位置情報取得部
400・・・格納装置
Claims (20)
- 格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、前記サービスに関するフィードバックデータを受信することと、
前記フィードバックデータを送信した前記第一のユーザに対してインセンティブを付与することと、を実行する制御部を有する、
情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第一のユーザによって、前記車両への前記荷物の預け入れ、または、前記車両からの前記荷物の取り出しが行われた場合に、前記第一のユーザに関連付いた端末に、前記フィードバックデータの送信を依頼するためのリクエストを送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第一のユーザからのリクエストに応じて、前記車両への前記荷物の預け入れ、または、前記車両からの前記荷物の取り出しを行う第一の地点を決定し、前記車両を前記第一の地点に派遣する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記フィードバックデータは、前記制御部が決定した前記第一の地点に対する評価を含む、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記車両の過去の運行履歴に基づいて、評価対象である前記第一の地点を特定する、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記フィードバックデータに基づいて、前記第一の地点に対する、前記荷物の預け入れまたは取り出しを行う地点としての評価値を算出する、
請求項3から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記算出した評価値に基づいて、第二のユーザに前記サービスを提供する際の前記第一の地点を決定する、
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記フィードバックデータは、前記荷物の属性に関するデータを含む、
請求項6または7に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第一の地点に対する前記評価値を、前記荷物の属性ごとに算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記フィードバックデータは、前記第一のユーザのユーザ属性に関するデータを含む、
請求項6から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第一の地点に対する前記評価値を、前記ユーザ属性ごとに算出する、
請求項10に記載の情報処理装置。 - 格納装置を搭載した車両による荷物の預かりサービスを利用した第一のユーザから、前記サービスに関するフィードバックデータを受信するステップと、
前記フィードバックデータを送信した前記第一のユーザに対してインセンティブを付与するステップと、
を含む、情報処理方法。 - 前記第一のユーザによって、前記車両への前記荷物の預け入れ、または、前記車両からの前記荷物の取り出しが行われた場合に、前記第一のユーザに関連付いた端末に、前記フィードバックデータの送信を依頼するためのリクエストを送信するステップをさらに含む、
請求項12に記載の情報処理方法。 - 前記第一のユーザからのリクエストに応じて、前記車両への前記荷物の預け入れ、または、前記車両からの前記荷物の取り出しを行う第一の地点を決定し、前記車両を前記第一の地点に派遣するステップをさらに含む、
請求項12または13に記載の情報処理方法。 - 前記フィードバックデータは、前記決定された前記第一の地点に対する評価を含む、
請求項14に記載の情報処理方法。 - 前記車両の過去の運行履歴に基づいて、評価対象である前記第一の地点を特定するステップをさらに含む、
請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記フィードバックデータに基づいて、前記第一の地点に対する、前記荷物の預け入れまたは取り出しを行う地点としての評価値を算出するステップをさらに含む、
請求項14から16のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記算出した評価値に基づいて、第二のユーザに前記サービスを提供する際の前記第一の地点を決定する、
請求項17に記載の情報処理方法。 - 前記フィードバックデータは、前記荷物の属性に関するデータを含み、
前記第一の地点に対する前記評価値を、前記荷物の属性ごとに算出する、
請求項17または18に記載の情報処理方法。 - 前記フィードバックデータは、前記第一のユーザのユーザ属性に関するデータを含み、
前記第一の地点に対する前記評価値を、前記ユーザ属性ごとに算出する、
請求項17から19のいずれか1項に記載の情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021169853A JP2023059698A (ja) | 2021-10-15 | 2021-10-15 | 情報処理装置および情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021169853A JP2023059698A (ja) | 2021-10-15 | 2021-10-15 | 情報処理装置および情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023059698A true JP2023059698A (ja) | 2023-04-27 |
Family
ID=86096339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021169853A Pending JP2023059698A (ja) | 2021-10-15 | 2021-10-15 | 情報処理装置および情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023059698A (ja) |
-
2021
- 2021-10-15 JP JP2021169853A patent/JP2023059698A/ja active Pending
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