JP2022165675A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動投入用のタンクにおける洗濯処理剤の残量を一目でわかるようにした洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機における、外箱の天面部に開口を有し、その開口から覗く処理剤ケースと処理剤タンクとが前記外箱の奥行き方向又は幅方向に並べて配置される収容部であって、前記処理剤タンクが前記処理剤ケースよりも前記奥行き方向の奥側又は前記幅方向の外側に配置される収容部を備え、前記処理剤タンクは、前記収容部における前記処理剤ケースの上端越しに、当該処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明又は半透明材料を用いて形成されている。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は洗濯機に関する。
従来より、例えばドラム式の洗濯機においては、外箱の上側前部に引出し式の洗剤ケースを設けており、その洗剤ケースに洗濯1回分の洗剤や柔軟仕上剤を手動で収容しておくことで、洗濯運転時にそれらが給水と共に水槽内へ供給される。また近年では、ユーザの利便性向上の要望に応えるため、手動用の洗剤ケースに加えて、洗剤や柔軟仕上剤等の洗濯処理剤をタンク内に予め複数回分貯留しておき、洗濯運転中に、ポンプの駆動により必要量をタンクから自動的に水槽内へ投入する自動投入装置を設けたものが考えられている。
この種の洗濯機では、タンク内の洗濯処理剤の残量を検出するためのセンサを設け、そのセンサにより検出された残量をユーザに知らせるようにしたものがある。例えば特許文献1では、送信電極及び受信電極からなる静電容量センサを、タンクにおける液面の高さ方向に4段或いは5段に配列した構成が開示されている。係る静電容量センサの配列により、タンク内の洗濯処理剤の残量が半分のときの1/2の液位や、1/4の液位等、4段階或いは5段階で残量を検出することができる。
上記の静電容量センサは、その電極の配列を増加させることで、より緻密に残量を正確に把握することができる反面、個々の電極が高価でこれを組付けるのに必用な工数も増加する。また仮に、タンク内の残量の検出を、比較的安価な1つのセンサで行うものとしても、そのセンサにより検出される液位まで残量が減少しない限り、これをユーザに知らせることができない。
なお、上記のタンクは、外箱のタンク収容部に着脱可能に収容されており、洗濯処理剤の補充時等に取外すことができるが、タンク内の残量を正確に把握するには、タンクを取外した上で、明るい場所でタンクの補給口を開けて内部を覗き込む必要があり、面倒である。
なお、上記のタンクは、外箱のタンク収容部に着脱可能に収容されており、洗濯処理剤の補充時等に取外すことができるが、タンク内の残量を正確に把握するには、タンクを取外した上で、明るい場所でタンクの補給口を開けて内部を覗き込む必要があり、面倒である。
そこで、自動投入用のタンクにおける洗濯処理剤の残量を一目でわかるようにした洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、外箱と、前記外箱の内部に設けられた水槽と、洗濯1回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤ケースを有し、その処理剤ケース内に手動で貯留された洗濯処理剤の全量を、洗濯運転中に前記水槽内へ投入する手動投入装置と、洗濯複数回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、洗濯運転中に前記処理剤タンク内の洗濯処理剤のうちの所定量を自動で前記水槽内へ投入するために駆動される駆動手段とを有する自動投入装置と、前記外箱の天面部に開口を有し、その開口から覗く前記処理剤ケースと前記処理剤タンクとが前記外箱の奥行き方向又は幅方向に並べて配置される収容部であって、前記処理剤タンクが前記処理剤ケースよりも前記奥行き方向の奥側又は前記幅方向の外側に配置される収容部と、を備え、前記処理剤タンクは、前記収容部における前記処理剤ケースの上端越しに、当該処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明又は半透明材料を用いて形成されている。
以下、本発明を具体化した複数の実施形態について、図面に基づき説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付す等して説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態について図1~図5を参照しながら説明する。本実施形態の洗濯機1は、洗濯物たる衣類に対する所定の処理、この場合少なくとも、洗い処理、すすぎ処理、及び脱水処理を含む洗濯運転の実行が可能な洗濯機を例とする。また、図1に示すように、洗濯機1は、回転槽4の回転中心軸が水平方向に延び或は水平方向に対して傾斜する方向に延びる、所謂横軸型のドラム式洗濯機とする。
<第1実施形態>
第1実施形態について図1~図5を参照しながら説明する。本実施形態の洗濯機1は、洗濯物たる衣類に対する所定の処理、この場合少なくとも、洗い処理、すすぎ処理、及び脱水処理を含む洗濯運転の実行が可能な洗濯機を例とする。また、図1に示すように、洗濯機1は、回転槽4の回転中心軸が水平方向に延び或は水平方向に対して傾斜する方向に延びる、所謂横軸型のドラム式洗濯機とする。
洗濯機1において、その外郭を構成する外箱2は矩形箱状をなしている。外箱2の前面部2aは、やや前下がりの傾斜状に形成されており、この前面部2aには、図示しない洗濯物出入口を開閉する扉3が設けられている。なお、本実施形態では、外箱2の扉3側たる洗濯機1の手前側をユーザ側とし、その反対側を奥側とする。つまり、洗濯機1を正面から見た場合の前後方向を外箱2の奥行方向とし、左右方向を外箱2の幅方向として説明する。
図1、図2に示すように、外箱2の内部には、前記回転槽4と、この回転槽4を収容する水槽5とが設けられている。図示は省略するが、回転槽4は、内部に洗濯物を収容することが可能な有底円筒状をなすドラムであり、その内周面には、洗濯物をかき上げるための周知のバッフルが設けられている。水槽5は、水を溜めることが可能な有底円筒状をなす槽であり、図示しないサスペンションによって弾性的に支持されている。
水槽5の背面側には、例えばDCブラシレスモータからなる洗濯機モータ6が設けられている。洗濯機モータ6の回転軸は、水槽5の背面を貫通して回転槽4の背面に連結されており、回転槽4は、洗濯機モータ6により直接回転駆動される。
また、図2に示すように、洗濯機1は、水槽5内に水を供給するための給水経路7aを含む給水機構7、及び水槽5内の水を機外に排水するための排水経路8aを含む排水装置8を備えている。給水機構7は、例えば水道などの水源(図示略)から水槽5に延びる給水経路7aの途中に、後述する給水弁7bなどを備えた構成となっている。また、排水装置8は、水槽5の底部から機外に延びる排水経路8aの途中に、排水弁8bなどを備えた構成となっている。
また、図2に示すように、洗濯機1は、水槽5内に水を供給するための給水経路7aを含む給水機構7、及び水槽5内の水を機外に排水するための排水経路8aを含む排水装置8を備えている。給水機構7は、例えば水道などの水源(図示略)から水槽5に延びる給水経路7aの途中に、後述する給水弁7bなどを備えた構成となっている。また、排水装置8は、水槽5の底部から機外に延びる排水経路8aの途中に、排水弁8bなどを備えた構成となっている。
図1に示す外箱2上面部の前側部分には、操作パネル9が設けられている。操作パネル9は、電源スイッチやスタートキーを含み、洗濯運転のコースの設定・指示を行うための操作部並びにユーザに対する各種の表示を行う表示部を有する。
また、操作パネル9では、洗濯運転の実行に際して、後述する自動投入装置11により自動で洗濯処理剤を投入するか、又は手動投入装置10により手動で1回分の洗濯処理剤を投入するかについて、ユーザによる選択的な設定操作が可能とされている。
また、操作パネル9では、洗濯運転の実行に際して、後述する自動投入装置11により自動で洗濯処理剤を投入するか、又は手動投入装置10により手動で1回分の洗濯処理剤を投入するかについて、ユーザによる選択的な設定操作が可能とされている。
給水機構7は、例えば外箱2内における水槽5の上方左部に設けられた給水経路7aと、この給水経路7aを開閉する給水弁7bとを備える。給水経路7aは、図1に示す外箱2の天面部2bにて前記水源に接続されるホース接続口7cと、図2に示す水槽5の上部に接続される接続口5aとを有し、水源からの水を水槽5内へ供給する。給水弁7bは、洗濯機1全体の制御を司る図示しない制御装置により駆動制御され、給水経路7aを開閉する。
図2に示すように、給水経路7aの途中には、給水弁7bの下流側に位置させて、第1供給部7d及び第2供給部7eが設けられている。第1供給部7dは、手動投入装置10により洗濯処理剤が供給される部分であり、第2供給部7eは、自動投入装置11により洗濯処理剤が供給される部分である。
図2に示すように、給水経路7aの途中には、給水弁7bの下流側に位置させて、第1供給部7d及び第2供給部7eが設けられている。第1供給部7dは、手動投入装置10により洗濯処理剤が供給される部分であり、第2供給部7eは、自動投入装置11により洗濯処理剤が供給される部分である。
このように、手動投入装置10及び自動投入装置11は、何れも給水経路7aを流れる水に洗濯処理剤を含ませて水槽5内に供給する処理剤投入装置12として構成されている。なお、本実施形態の洗濯処理剤は、液体又は粉末の洗剤、柔軟仕上げ剤、香り付け剤など、洗濯運転に使用される各種の処理剤を称するものである。また、本実施形態の手動投入装置10と自動投入装置11は、何れも共通する収容部13を有して構成されていることから、それら投入装置10,11の総称を処理剤投入装置12として説明する。
図2に示すように、処理剤投入装置12は、手動投入装置10の処理剤ケース20と、自動投入装置11の処理剤タンク30及び投入ポンプ40と、処理剤ケース20並びに処理剤タンク30に共通の収容部13と、カバー14とを備える。
図1~図3に示すように、収容部13は例えば、外箱2内における天面部2b側の左部に設けられている。収容部13は、その天面部2bの開口13aに臨み、当該収容部13の上面が開口した矩形箱状をなしている。
図2に示すように、収容部13は、その外側上部にて、給水弁7bの出口側と連通接続されている。また、収容部13は、その底部側に配設された第1供給部7d及び第2供給部7eと連通接続されることにより、給水経路7aの一部を構成している。
図2に示すように、収容部13は、その外側上部にて、給水弁7bの出口側と連通接続されている。また、収容部13は、その底部側に配設された第1供給部7d及び第2供給部7eと連通接続されることにより、給水経路7aの一部を構成している。
処理剤ケース20は、洗濯1回分の洗濯処理剤を貯留可能なケースである。本実施形態の処理剤ケース20は例えば、図3、図4に示すように2つの容器が並ぶように連ねられた別々のケース20D,20Sで構成されており、このうち一方の処理剤ケース20Dは、洗濯1回分の洗剤を貯留し、他方の処理剤ケース20Sは、洗濯1回分の柔軟仕上げ剤を貯留する。
詳しくは後述するように、処理剤ケース20D,20Sは、前後方向又は左右方向に長い矩形状で且つ上面側が開口した容器状をなしている。処理剤ケース20Dの上面開口は投入口21Dとされ、処理剤ケース20Sの上面開口は投入口21Sとされている。処理剤ケース20D,20Sにおいて、洗濯1回分の洗剤或いは柔軟仕上げ剤は、投入口21D,21Sの別に、ユーザにより投入され、貯留される。
詳しくは後述するように、処理剤ケース20D,20Sは、前後方向又は左右方向に長い矩形状で且つ上面側が開口した容器状をなしている。処理剤ケース20Dの上面開口は投入口21Dとされ、処理剤ケース20Sの上面開口は投入口21Sとされている。処理剤ケース20D,20Sにおいて、洗濯1回分の洗剤或いは柔軟仕上げ剤は、投入口21D,21Sの別に、ユーザにより投入され、貯留される。
図2に示すように、処理剤ケース20Dの底壁には連通穴22Dが形成され、処理剤ケース20Sの底部には連通穴22Sが形成されている。洗濯運転において、処理剤ケース20D,20Sは、給水経路7aを通って収容部13内に供給された水を受ける。このとき、処理剤ケース20D,20S内に洗剤或いは柔軟仕上げ剤が投入されていれば、その洗濯処理剤は全部、処理剤ケース20D,20Sに供給された水とともに底部の連通穴22D或いは連通穴22Sから第1供給部7d側へと流し落とされて水槽5内に供給される。
なお、処理剤ケース20D,20Sは、図3に例示するように前後で対をなす略同様の構成を採用していることから、図2の模式図では便宜上、「処理剤ケース20D(20S)」として1つの処理剤ケース20Dを示している。
上記した処理剤ケース20D,20S、収容部13、給水機構7の給水経路7a及び給水弁7bは、処理剤ケース20D,20S内に手動で貯留された洗濯1回分の洗剤或いは柔軟仕上げ剤について、その全量を洗濯運転中に水槽5内へ投入するための手動投入装置10を構成する。
上記した処理剤ケース20D,20S、収容部13、給水機構7の給水経路7a及び給水弁7bは、処理剤ケース20D,20S内に手動で貯留された洗濯1回分の洗剤或いは柔軟仕上げ剤について、その全量を洗濯運転中に水槽5内へ投入するための手動投入装置10を構成する。
これに対し、自動投入装置11の処理剤タンク30は、洗濯複数回分の洗濯処理剤を貯留可能なタンクである。本実施形態の処理剤タンク30は例えば、図3に示す2つの容器で別個に構成されており、このうち一方の処理剤タンク30Dは、洗濯複数回分の液体洗剤を貯留し、他方の処理剤タンク30Sは、洗濯複数回分の柔軟仕上げ剤を貯留する。
詳しくは後述するように、処理剤タンク30D,30Sは、例えば透明材料を用いて形成されており、前後方向又は左右方向に長い矩形容器状をなしている。また、処理剤タンク30D,30Sは、複数回の洗濯運転で使用する液体洗剤や柔軟仕上げ剤を夫々貯留するために、例えば少なくとも数百mL~2L程度の容量を夫々有する。
なお、一般的な洗濯運転においては、洗剤の消費量が柔軟仕上げ剤の消費量よりも多いことから、液体洗剤用の処理剤タンク30Dを、柔軟仕上げ剤用の処理剤タンク30Sよりも容量を大きくしてもよい。何れにしても、処理剤タンク30D,30Sの容量は、処理剤ケース20D,20Sの容量よりも大きくなるように設定されている。
なお、一般的な洗濯運転においては、洗剤の消費量が柔軟仕上げ剤の消費量よりも多いことから、液体洗剤用の処理剤タンク30Dを、柔軟仕上げ剤用の処理剤タンク30Sよりも容量を大きくしてもよい。何れにしても、処理剤タンク30D,30Sの容量は、処理剤ケース20D,20Sの容量よりも大きくなるように設定されている。
投入ポンプ40は、各処理剤タンク30D,30Sに対応した数のポンプ40D,40Sで構成されている(図2参照)。
本実施形態において、処理剤タンク30D,30S及び投入ポンプ40D,40Sは、夫々左右で対をなす略同様の構成を採用していることから、図2では便宜上「処理剤タンク30D(30S)」及び「投入ポンプ40D(40S)」として各々1つずつ示している。
本実施形態において、処理剤タンク30D,30S及び投入ポンプ40D,40Sは、夫々左右で対をなす略同様の構成を採用していることから、図2では便宜上「処理剤タンク30D(30S)」及び「投入ポンプ40D(40S)」として各々1つずつ示している。
投入ポンプ40Dは、例えばモータやソレノイドなどのアクチュエータによってピストンを駆動することにより液体を吸引して送出する構成のポンプである。投入ポンプ40Dは、流入側にポンプ接続部41Dを有しており、そのポンプ接続部41Dを介して処理剤タンク30Dに接続されている。これにより、投入ポンプ40Dは、処理剤タンク30D内から所定量の液体洗剤を吸引し、その吸引した液体洗剤を、給水経路7aの第2供給部7e側へ吐出する。
投入ポンプ40Sは、投入ポンプ40Dと同様のポンプで構成されており、ポンプ接続部41Sを介して処理剤タンク30Sに接続されている。これにより、投入ポンプ40Sは、処理剤タンク30D内から所定量の柔軟仕上げ剤を吸引し、その吸引した液体洗剤を、給水経路7aの第2供給部7e側へ吐出する。投入ポンプ40D,40Sは駆動手段として、前記制御装置により洗濯処理剤の種類に応じた所定量を投入するように駆動制御される。
各処理剤タンク30D,30Sは、図3に示すようにカバー14を開放した状態で、収容部13に対して開口13aから着脱することができる。
また、各処理剤タンク30D,30Sは、収容部13に収容されるようにして取付けられることに伴い、対応するポンプ接続部41D,41Sに接続され、嵌合する(図2参照)。この状態で、給水弁7bが開放されると、ホース接続口7cから供給された水道水が給水経路7aに流入し第2供給部7eを通る。
また、各処理剤タンク30D,30Sは、収容部13に収容されるようにして取付けられることに伴い、対応するポンプ接続部41D,41Sに接続され、嵌合する(図2参照)。この状態で、給水弁7bが開放されると、ホース接続口7cから供給された水道水が給水経路7aに流入し第2供給部7eを通る。
第2供給部7eには、投入ポンプ40D或いは投入ポンプ40Sの駆動により、所定量の液体洗剤或いは柔軟仕上げ剤が自動的に供給される。第2供給部7eに供給された液体洗剤或いは柔軟仕上げ剤は、給水弁7bにより供給される水によって給水経路7aを経由して、水槽5内に供給される。
上記した処理剤タンク30D,30S、投入ポンプ40D,40S、収容部13、給水機構7の給水経路7a及び給水弁7b並びに前記制御装置は、洗濯運転に際して、所定量の洗濯処理剤を水槽5内に自動で投入するための自動投入装置11を構成する。
上記した処理剤タンク30D,30S、投入ポンプ40D,40S、収容部13、給水機構7の給水経路7a及び給水弁7b並びに前記制御装置は、洗濯運転に際して、所定量の洗濯処理剤を水槽5内に自動で投入するための自動投入装置11を構成する。
さて、本実施形態の処理剤タンク30D,30Sは、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、当該処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤或いは柔軟仕上げ剤の残量が見えるように透明材料を用いて形成されている。係る処理剤タンク30D,30Sの構成について、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの配置構成も含め、図4も参照しながら詳述する。ここで、図4は、収容部13における処理剤タンク30D,30Sと処理剤ケース20D,20Sの所定の配置形態を縦断側面図で模式的に示している。
図3,図4に示すように、収容部13は例えば、処理剤タンク30D,30Sと処理剤ケース20D,20Sとを外箱2の奥行き方向たる前後方向に並べて収容可能な大きさに形成されており、収容部13の開口13aも、処理剤タンク30D,30Sと処理剤ケース20D,20Sの配列に合わせて、やや前後方向に長い矩形の開放面となっている。
このうち、処理剤ケース20D,20Sは、処理剤タンク30D,30Sに対して手前側つまりユーザ側となるように、まとめて配置される。また、処理剤ケース20D,20Sは、図3に示すように全体として横長の形状をなしており、前後に並べて配置される。
本実施形態の処理剤ケース20D,20Sは例えば、その全部が不透明性の合成樹脂材料で形成されている。この場合、処理剤ケース20D,20Sは樹脂成形により、別個に成形することができるが、それらケース20D,20Sの一体成形品として形成されるものとする。
本実施形態の処理剤ケース20D,20Sは例えば、その全部が不透明性の合成樹脂材料で形成されている。この場合、処理剤ケース20D,20Sは樹脂成形により、別個に成形することができるが、それらケース20D,20Sの一体成形品として形成されるものとする。
これにより、処理剤ケース20D,20Sは、図4に示す底壁23aと、周壁23b~23dとしての前壁23b、後壁23c、及び左右の側壁23dと、隔壁23eと、を一体に有し、その隔壁23eにより前後方向中央部分で前後に仕切るような前記の配置形態とすることができる。
ここで、処理剤ケース20D,20Sは、処理剤タンク30D,30Sの高さ寸法H2よりも小さい高さ寸法H1に設定され(H1<H2)、比較的浅底な形態をなしている。また、処理剤ケース20D,20Sは、収容部13において、外箱2の天面部2bよりも下方の位置に、処理剤ケース20D,20Sの上端面よりも段落ちした配置形態となるように収容される。
ここで、処理剤ケース20D,20Sは、処理剤タンク30D,30Sの高さ寸法H2よりも小さい高さ寸法H1に設定され(H1<H2)、比較的浅底な形態をなしている。また、処理剤ケース20D,20Sは、収容部13において、外箱2の天面部2bよりも下方の位置に、処理剤ケース20D,20Sの上端面よりも段落ちした配置形態となるように収容される。
これに対し、処理剤タンク30D,30Sは、処理剤ケース20Dに隣接させて収容部13の奥側たる後側に配置される。また、処理剤タンク30D,30Sは、図3に示す左右方向に幅狭な形状をなしており、左右に並べて配置される。上記のように、本実施形態において処理剤タンク30D,30Sは左右で対をなす略同様の構成を採用していることから、以下では液体洗剤用の処理剤タンク30Dの構成を中心に説明する。
図3,図4に示すように、処理剤タンク30Dは、上面開口33を有するタンク本体31と、上面開口33を覆うタンクカバー32と、の組み合わせで構成されている。
タンク本体31は、図4に示す底壁31aと、周壁31b~31dとしての前壁31b、後壁31c、及び左右の側壁31dと、を有し、上記の如く上面側が開口した前後方向に長い矩形容器状をなしている。
タンク本体31は、図4に示す底壁31aと、周壁31b~31dとしての前壁31b、後壁31c、及び左右の側壁31dと、を有し、上記の如く上面側が開口した前後方向に長い矩形容器状をなしている。
そして、本実施形態のタンク本体31は例えば、その全部が透明性の合成樹脂材料であるポリプロピレン(PP)で形成されている。透明性の合成樹脂材料は「透明材料cl」、不透明性の合成樹脂材は「不透明材料Ncl」とも称し、図4において透明材料clからなる構成要素には符号「cl」、不透明材料Nclからなる構成要素には符号「Ncl」を付して、両者cl,Nclを区別する。
タンク本体31には、その前壁31bの上端部に位置させて、手掛部34(図3にのみ図示)が前方へ張出すように設けられている。手掛部34は、同図3に示すように、上方から見て枠形状をなしており、段落ちした処理剤ケース20D,20Sの上方の空きスペース側へ張出している。
手掛部34は透明材料clからなり、タンク本体31の前壁31bと一体成形されていることから、手掛部34を透かしてタンク本体31内の液体洗剤を視認することができる。また、手掛部34の内側から手指を掛けて、処理剤タンク30Dを上方へ引上げるようにして収容部13から取外すことができる。
手掛部34は透明材料clからなり、タンク本体31の前壁31bと一体成形されていることから、手掛部34を透かしてタンク本体31内の液体洗剤を視認することができる。また、手掛部34の内側から手指を掛けて、処理剤タンク30Dを上方へ引上げるようにして収容部13から取外すことができる。
タンクカバー32は不透明材料Nclからなり、前後方向に長い矩形板状に形成されている。タンクカバー32は、タンク本体31の上端に取付けられて上面開口33を閉塞し、処理剤タンク30Dの上端面となる。また、タンクカバー32は、その処理剤タンク30Dが収容部13に収容された状態で、開口13a側に臨み且つ天面部2bより若干下方の位置となる。
この場合、処理剤タンク30Dは、図4に示す収容部13において処理剤ケース20D,20Sが段落ちしたΔHの分、当該処理剤ケース20D,20Sよりも高い寸法H2となるように設定されている。換言すれば、処理剤タンク30Dは、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、当該処理剤タンク30D内の液体洗剤の残量が周壁23b、23dから見えるように高さ寸法H2を設定している(H2=ΔH+H1)。
タンクカバー32の前部には、補給口35を覆う蓋36が設けられている。蓋36も不透明材料Nclからなり、その基端側のヒンジ36aにより軸支され、補給口35を開閉する。これにより、ユーザは、処理剤タンク30Dにおけるタンクカバー32の補給口35の蓋36を開いて液体洗剤を補給口35から補給し、貯留させておくことができる。
タンクカバー32の前部には、補給口35を覆う蓋36が設けられている。蓋36も不透明材料Nclからなり、その基端側のヒンジ36aにより軸支され、補給口35を開閉する。これにより、ユーザは、処理剤タンク30Dにおけるタンクカバー32の補給口35の蓋36を開いて液体洗剤を補給口35から補給し、貯留させておくことができる。
図示は省略するが、処理剤タンク30D内には、タンク本体31における後側下部に位置させて、投入ポンプ40Dの接続部41Dに接続される被接続部が設けられている。被接続部は、透明材料clからなるタンク本体31と一体成形されており、処理剤タンク30D内の液体洗剤を、底壁31a側から吐出させるパイプ状をなしている。
また、図示は省略するが、前記被接続部には漏出防止弁が設けられている。漏出防止弁は、被接続部に投入ポンプ40Dの接続部41Dが接続されていない場合、処理剤タンク30D内の液体洗剤が外部へ漏れ出ることを防止する一方、被接続部に投入ポンプ40Dの接続部41Dが接続されている場合、投入ポンプ40Dにより、処理剤タンク30D内の液体洗剤を被接続部を通じて導出し、吸い出すことが可能になる。
また、図示は省略するが、前記被接続部には漏出防止弁が設けられている。漏出防止弁は、被接続部に投入ポンプ40Dの接続部41Dが接続されていない場合、処理剤タンク30D内の液体洗剤が外部へ漏れ出ることを防止する一方、被接続部に投入ポンプ40Dの接続部41Dが接続されている場合、投入ポンプ40Dにより、処理剤タンク30D内の液体洗剤を被接続部を通じて導出し、吸い出すことが可能になる。
図4に示すように、処理剤タンク30D内には、フィルタ部材37が配置されている。フィルタ部材37は、タンク本体31内において前記被接続部の存する後側下部の空間と、その余の空間とに仕切るように傾斜配置で設けられている。フィルタ部材37は、液体洗剤中に含まれていたごみ等の異物を投入ポンプ40D側へ流さないように捕捉する網状体で構成されている。
具体的には、図5の拡大図で示すように、フィルタ部材37は例えば不透明材料Nclからなり、そのフィルタ面たる主面側からみて矩形板状をなしている。フィルタ部材37は、その略全域にわたって多数の小孔37aが網目状に縦横に配列されることにより、格子状をなしている。
この場合、多数の小孔37aは、図5に例示するように左右方向に7つずつ、上下方向には9つずつ等間隔で並ぶ配列で、フィルタ部材37を板厚方向に貫通する小正方形の孔で構成されている。これにより、多数の小孔37aは、洗濯処理剤の通過を許容するが異物の透過を阻害する。なお、フィルタ部材37については、小孔37aの数や配列を増減させたり、小孔37aのないエリアを形成することができるが、詳しくは後述する。
また、図5に示すように、フィルタ部材37の主面には例えば、その下半部に位置させて5つの直線状部38a~38eが設けられている。直線状部38a~38eは、何れもフィルタ部材37の格子状部分に一体成形された凸条のリブで構成されており、フィルタ部材37の左右両端にわたって水平方向に延在する。
直線状部38a~38eは、下から1番目の小孔37aの列と2番目の小孔37aの列との間の第1直線状部38a、下から2番目の小孔37aの列と3番目の小孔37aの列との間の第2直線状部38b、下から3番目の小孔37aの列と4番目の小孔37aの列との間の第3直線状部38c、下から4番目の小孔37aの列と5番目の小孔37aの列との間の第4直線状部38d、下から5番目の小孔37aの列と6番目の小孔37aの列との間の第5直線状部38eで構成され、小孔37aの上下方向の配列に対応して、上下方向のピッチが等間隔となっている。
直線状部38a~38eは、下から1番目の小孔37aの列と2番目の小孔37aの列との間の第1直線状部38a、下から2番目の小孔37aの列と3番目の小孔37aの列との間の第2直線状部38b、下から3番目の小孔37aの列と4番目の小孔37aの列との間の第3直線状部38c、下から4番目の小孔37aの列と5番目の小孔37aの列との間の第4直線状部38d、下から5番目の小孔37aの列と6番目の小孔37aの列との間の第5直線状部38eで構成され、小孔37aの上下方向の配列に対応して、上下方向のピッチが等間隔となっている。
図5に示すように、フィルタ部材37の上辺部と下辺部は、タンク本体31の上側係止部39aと下側係止部39bにより係止される。上側係止部39aは、タンク本体31における後壁31cの上下方向中間部に一体成形された凸状のリブであり、下側係止部39bは、底壁31aの前後方向中間部に凹状に形成された溝である(図4参照)。これにより、フィルタ部材37は、直線状部38a~38eの存する主面を手前側に向けた傾斜配置で、両係止部39a,39bにより着脱可能に係止されている。
これにより、フィルタ部材37は処理剤タンク30Dの奥行き方向の奥側に位置し、直線状部38a~38eは、液体洗剤の残量の指標となる。即ち、直線状部38a~38eは、処理剤タンク30D内の液体洗剤の残量が例えば1/3程度(或いは1/4程度)になった以降の液位を5段階で表わす目印部乃至目盛部として見ることができる。
この場合、直線状部38a~38eのうち、最上段の第5直線状部38eは、処理剤タンク30D内の液体洗剤の残量が1/3程度のときの液位に対応するように設定され、最下段の第1直線状部38aは、液体洗剤の補給が推奨される液位として、残量が自動投入1回分しか残っていないときの液位に対応するように設定されている。また、第4直線状部38d、第3直線状部38c及び第2直線状部38cは、処理剤タンク30D内の液体洗剤の液面の高さが、第5直線状部38eの液位から第1直線状部38aの液位に低下するまでの間の、液位を等分した夫々の位置に対応するように設定されている。
また、フィルタ部材37の下辺部には、切欠き部37bが形成されている。切欠き部37bは、第1直線状部38aの下側の小孔37aよりも更に下側にあって、タンク本体31内の液体洗剤の残量が僅かでも、その底壁31a側の液体洗剤を前記被接続部側へ透過させる孔となる。
なお、詳しい図示は省略するが、処理剤タンク30Sについても、上記した処理剤タンク30Dと同様、透明材料clからなるタンク本体31と、不透明材料Nclからなるタンクカバー32との組み合わせで構成され、内部にはフィルタ部材37が設けられるものとする。
なお、詳しい図示は省略するが、処理剤タンク30Sについても、上記した処理剤タンク30Dと同様、透明材料clからなるタンク本体31と、不透明材料Nclからなるタンクカバー32との組み合わせで構成され、内部にはフィルタ部材37が設けられるものとする。
前記カバー14は、不透明材料Nclからなり、収容部13の開口13aに合わさる前後方向に長い矩形板状に形成されている。カバー14は、開口13aの後縁部に設けられた支持軸14a(図1、図2参照)により回動可能に軸支されている。これにより、カバー14は、開口13aに合わさり収容部13を閉じる閉位置(図1参照)と、収容部13の開口13aを開放して後方に倒れた開位置(図3、図4参照)との間で回動する。
カバー14の裏面側には、図3に示す二点鎖線で囲った領域に、処理剤ケース20D,20Sや処理剤タンク30D,30Sの別、或いは洗濯処理剤の種類を識別するための文字M1~M4が表示されている。例えば、文字M1は「洗剤1回分」、文字M2は「柔軟剤1回分」、文字M3は「洗剤用タンク」、文字M2は「仕上げ剤用タンク」を表示する。
また、二点鎖線で囲ったM1,M2,M3,M4の領域は、処理剤ケース20D、処理剤ケース20S、処理剤タンク30D,処理剤タンク30Sに夫々対応するように設けられている。つまり、カバー14の閉位置において、M1~M4の領域は、対応する処理剤ケース20D、20Sや処理剤タンク30D,30Sの上面側に位置する。
これらの文字M1~M4や領域は、樹脂成形により刻印文字の如く窪ませた凹みによって表現したり、刻印や印刷により表現することができ、処理剤ケース20D、20Sや処理剤タンク30D,30Sの収容スペースを減殺させることなく、それらの配置や洗濯処理剤の種類をユーザに示すことができる。
これらの文字M1~M4や領域は、樹脂成形により刻印文字の如く窪ませた凹みによって表現したり、刻印や印刷により表現することができ、処理剤ケース20D、20Sや処理剤タンク30D,30Sの収容スペースを減殺させることなく、それらの配置や洗濯処理剤の種類をユーザに示すことができる。
続いて、上記構成の作用について説明する。
ユーザは、洗濯1回分の洗濯処理剤を手動で投入する際、先ずカバー14を閉位置から開位置に回動させて、収容部13を開放する。このとき、図3に示すようにカバー14の裏面には、洗濯処理剤の種類を表す文字M1、M2が、処理剤ケース20D、20Sと対応する位置に表示されているため、洗濯処理剤の投入口21D,21Sの間違いを抑制することができる。また、処理剤ケース20D,20Sは、収容部13の手前側に配置されているため、ユーザにとって洗濯処理剤を投入しやすいものといえる。
ユーザは、洗濯1回分の洗濯処理剤を手動で投入する際、先ずカバー14を閉位置から開位置に回動させて、収容部13を開放する。このとき、図3に示すようにカバー14の裏面には、洗濯処理剤の種類を表す文字M1、M2が、処理剤ケース20D、20Sと対応する位置に表示されているため、洗濯処理剤の投入口21D,21Sの間違いを抑制することができる。また、処理剤ケース20D,20Sは、収容部13の手前側に配置されているため、ユーザにとって洗濯処理剤を投入しやすいものといえる。
他方、収容部13の奥側に配置される処理剤タンク30D,30Sは、上記の如く液体洗剤或いは柔軟仕上げ剤を対応する補給口35から別々に補給し、貯留させておくことができる。このように、洗濯処理剤を補給する場合或いは収容部13に対して処理剤タンク30D,30Sを着脱する場合でも、カバー14における文字M3,M4の表示により、洗濯処理剤の補給口35や処理剤タンク30D,30Sの着脱位置の間違いを抑制することができる。
そして、ユーザが処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤或いは柔軟仕上げ剤の残量を確認する際には、カバー14を開位置へ回動させて収容部13を開放すれば足り、処理剤タンク30D,30Sの着脱や夫々の補給口35の蓋36を開く必要はない。
即ち、処理剤タンク30D,30Sは、何れもタンクカバー32とフィルタ部材37を除き、透明材料clを用いて形成されている。このため、図4の矢印で示すユーザの視点で、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、処理剤タンク30D,30Sの前壁31b側からタンクカバー32の下方の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量を視認することができる。
なお、図示は省略するが、処理剤タンク30D,30Sにおける、夫々の後壁23cの上端に切欠きを設けるようにしてもよい。この場合、当該処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、処理剤タンク30D,30Sの液体洗剤や柔軟仕上げ剤の夫々の残量を視認しやすくすることができる。
即ち、処理剤タンク30D,30Sは、何れもタンクカバー32とフィルタ部材37を除き、透明材料clを用いて形成されている。このため、図4の矢印で示すユーザの視点で、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、処理剤タンク30D,30Sの前壁31b側からタンクカバー32の下方の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量を視認することができる。
なお、図示は省略するが、処理剤タンク30D,30Sにおける、夫々の後壁23cの上端に切欠きを設けるようにしてもよい。この場合、当該処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、処理剤タンク30D,30Sの液体洗剤や柔軟仕上げ剤の夫々の残量を視認しやすくすることができる。
また、このとき視認されるフィルタ部材37は、ユーザと向かい合うように処理剤タンク30D,30S内の奥行き方向の奥側下部に夫々傾斜配置されているため、液体洗剤や柔軟仕上げ剤の夫々の液面の高さを、図5の直線状部38a~38eとの比較による液位として一目で把握することができる。例えば、処理剤タンク30D内における液体洗剤の液面の高さが第5直線状部38eと略合致していれば、その液体洗剤の残量が1/3程度であることが分かり、第1直線状部38aと略合致していれば、その液体洗剤の残量が自動投入1回分程度で、液体洗剤の補給が推奨される液位にあることが分かる。
なお、上記した「1/3」等の残量を特定する数字や「液体洗剤の補給が推奨される」旨を、フィルタ部材37における後述のエリア371,372(図9参照)に指標部として樹脂成形してもよく、又、直線状部38a~38eを含め印刷により形成してもよい。
なお、上記した「1/3」等の残量を特定する数字や「液体洗剤の補給が推奨される」旨を、フィルタ部材37における後述のエリア371,372(図9参照)に指標部として樹脂成形してもよく、又、直線状部38a~38eを含め印刷により形成してもよい。
以上説明したように、本第実施形態の洗濯機1は、外箱2における天面部2bの開口13aから覗く処理剤ケース20D,20Sと処理剤タンク30D,30Sとが外箱2の奥行き方向に並べて配置される収容部13であって、処理剤タンク30D,30Sが処理剤ケース20D,20Sよりも前記奥行き方向の奥側に配置される収容部13を備え、処理剤タンク30D,30Sは、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、当該処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明材料clを用いて形成されている。
これによれば、ユーザの視点が外箱2の天面部2bよりも上方にあるとき、収容部13における処理剤ケース20D,20Sの上端越しに、処理剤タンク30D,30Sの透明材料clを透かして、内部の洗濯処理剤が見える形態とすることができ、その残量を一目で把握することが可能となる。
また、これによれば、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の残量を検出するための、別途のセンサを不要とすることができ、安価で簡単な構成とすることができる。
また、これによれば、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の残量を検出するための、別途のセンサを不要とすることができ、安価で簡単な構成とすることができる。
前記フィルタ部材37には、洗濯処理剤の残量の指標となる指標部が設けられている。これによれば、処理剤タンク30D,30Sに透明材料clが用いられていても、フィルタ部材37を利用して例えば直線状部38a~38eのような指標部を識別可能に設けることができ、洗濯処理剤の残量を見定めるときの指標とすることができる。
なお、指標部は、フィルタ部材37におけるリブとして比較的安価で簡単に形成することができ、又、凸条のリブとすることにより補強リブとして機能させることができる。
なお、指標部は、フィルタ部材37におけるリブとして比較的安価で簡単に形成することができ、又、凸条のリブとすることにより補強リブとして機能させることができる。
前記処理剤タンク30D,30S内には、前記奥行き方向の奥側に位置させて洗濯処理剤の残量の指標となる前記指標部が設けられている。
これによれば、例えば処理剤タンク30D,30S内の奥行き方向の奥側のフィルタ部材37を利用して指標部を識別可能に設けることができ、又、ユーザにとって指標部を見易い位置に設けることができる。
これによれば、例えば処理剤タンク30D,30S内の奥行き方向の奥側のフィルタ部材37を利用して指標部を識別可能に設けることができ、又、ユーザにとって指標部を見易い位置に設けることができる。
前記指標部は、水平方向に延びる1つ以上の直線状部38a~38eを含んで構成されている。
これによれば、処理剤タンクタンク30D,30S内の洗濯処理剤の液面の高さを、直線状部38a~38eとの比較による液位として、一目で把握することができる。また、複数の直線状部38a~38eを設けた場合、目盛部として見ることができる。
これによれば、処理剤タンクタンク30D,30S内の洗濯処理剤の液面の高さを、直線状部38a~38eとの比較による液位として、一目で把握することができる。また、複数の直線状部38a~38eを設けた場合、目盛部として見ることができる。
前記指標部は、洗濯処理剤の補給が推奨される液位を示す目印部を含んで構成されている。
これによれば、例えば直線状部38aのような目印部で、洗濯処理剤の補給の必要があるか否かが直ぐに分かり、ユーザにとって利便性のよいものとすることができる。
これによれば、例えば直線状部38aのような目印部で、洗濯処理剤の補給の必要があるか否かが直ぐに分かり、ユーザにとって利便性のよいものとすることができる。
<その他の実施形態>
図6~図9は、本発明の第2~第5実施形態を示している。以下では、既述した実施形態と実質的に異なる点について述べることとする。
図6~図9は、本発明の第2~第5実施形態を示している。以下では、既述した実施形態と実質的に異なる点について述べることとする。
図6に示す第2実施形態の処理剤ケース20D´,20S´は、第1実施形態の処理剤ケース20D,20Sと次の点で相違する。即ち、図6と図4との対比から明らかなように、処理剤ケース20D´,20S´は、その高さ寸法H1´が比較的大きく(H1´>H1)、処理剤タンク30D,30Sに対する段差ΔH´が比較的小さくなるように収容配置されている(ΔH´<ΔH)。
そして、本第2実施形態の処理剤ケース20D´,20S´は、その全部が透明材料clから形成されている。よって、図6に示す収容部13における、処理剤タンク30D,30Sの段差ΔH´部分からタンクカバー32の下方の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見えることはもとより、同図の矢印で示すように、処理剤ケース20D´,20S´を透かして処理剤タンク30D,30Sの段差ΔH´部分よりも下方の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見える。
以上のように本第2実施形態の洗濯機1は、外箱2における天面部2bの開口13aから覗く処理剤ケース20D´,20S´と処理剤タンク30D,30Sとが外箱2の奥行き方向に並べて配置される収容部13であって、処理剤タンク30D,30Sが処理剤ケース20D´,20S´よりも前記奥行き方向の奥側に配置される収容部13を備え、処理剤ケース20D´,20S´の全部及び処理剤タンク30D,30Sの一部(例えば本体31部分)が透明材料clを用いて形成されることにより、収容部13における処理剤ケース20D´,20S´を透かして、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成されている。
これによれば、ユーザの視点が外箱2の天面部2bよりも上方にあるとき、収容部13における処理剤ケース20D´,20S´及び処理剤タンク30D,30Sの夫々の透明材料clを透かして、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤が見える形態とすることができ、処理剤ケース20D´,20S´と処理剤タンク30D,30Sとの間に段差ΔH´を設けなくても残量を一目で把握することが可能となる。
なお、処理剤ケース20D´,20S´及び処理剤タンク30D,30Sは、何れも一部又は全部が透明材料clを用いて形成されていればよい。例えば、以下の第3実施形態で述べるように、タンクカバー32´を含む処理剤タンク30D,30S全体を透明材料clを用いて形成してもよいし、一対の処理剤ケースのうち奥側の部分(処理剤ケース20D´の後壁23c)のみ透明材料clを用いて形成してもよい。
図7に示す第3実施形態の処理剤タンク30D,30Sは、夫々のタンクカバー32´も含め、全体が透明材料clから形成されている。
処理剤タンク30D,30Sは、タンクカバー32´の蓋36´やそのヒンジ36a´も透明材料clから形成されている。よって、図6の矢印で示したように収容部13における、処理剤ケース20D´,20S´を透かして処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見えることはもとより、図7の矢印で示すようにタンクカバー32´を透かして当該液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見えるようになっている。
処理剤タンク30D,30Sは、タンクカバー32´の蓋36´やそのヒンジ36a´も透明材料clから形成されている。よって、図6の矢印で示したように収容部13における、処理剤ケース20D´,20S´を透かして処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見えることはもとより、図7の矢印で示すようにタンクカバー32´を透かして当該液体洗剤と柔軟仕上げ剤の夫々の残量が見えるようになっている。
このように、本第3実施形態の処理剤タンク30D,30Sは、上記実施形態と同様、収容部13の開口13aから覗くようにして収容配置されるが、当該処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の残量が見えるように、少なくとも開口13a側に臨む一面(例えばタンクカバー32´)が透明材料clを用いて形成されているため、タンクカバー32´側からの洗濯処理剤の視認性を確保することができる。
また、本第3実施形態の処理剤タンク30D,30S及び処理剤ケース20D´,20S´は、それらの全部が透明材料clを用いて形成されているため、洗濯処理剤の視認性をより向上させることができる。更には、手前側の処理剤ケース20D´,20S´が視認性を阻害することもなく、第2実施形態と同様の効果を奏する。
また、本第3実施形態の処理剤タンク30D,30S及び処理剤ケース20D´,20S´は、それらの全部が透明材料clを用いて形成されているため、洗濯処理剤の視認性をより向上させることができる。更には、手前側の処理剤ケース20D´,20S´が視認性を阻害することもなく、第2実施形態と同様の効果を奏する。
図8に示す第4実施形態においては、収容部13のカバー14´の全部を透明材料clを用いて形成している点で第1実施形態と相違する。
従って、処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤や柔軟仕上げ剤の残量を確認する際に、カバー14´を開位置に回動させて収容部13を開放する必要はない。図8の矢印で例示するユーザの視点からは、カバー14の前半部だけ透明材料clとしてもよく、この場合でも、閉位置のカバー14を透かして、処理剤ケース20D,20S内の液体洗剤や柔軟仕上げ剤の残量を見ることができる。
従って、処理剤タンク30D,30S内の液体洗剤や柔軟仕上げ剤の残量を確認する際に、カバー14´を開位置に回動させて収容部13を開放する必要はない。図8の矢印で例示するユーザの視点からは、カバー14の前半部だけ透明材料clとしてもよく、この場合でも、閉位置のカバー14を透かして、処理剤ケース20D,20S内の液体洗剤や柔軟仕上げ剤の残量を見ることができる。
このように、本第4実施形態のカバー14´は、その一部または全部が透明材料clを用いて形成されているため、カバー14´を開くことなく、処理剤ケース20D,20S内の洗濯処理剤の残量を見ることができる。
なお、カバー14´の一部を構成する透明材料、或いは処理剤ケース20D,20Sや処理剤タンク30D,30Sの一部を透明材料とするときの材料は、前記ポリプロピレンに代えて透明ガラスを用いてもよい。この場合、透明ガラスと合成樹脂材料との接合は、両者をインサート成型により一体的に成形することにより、或いは両面テープにより接着することにより行うことができる。
また、図示は省略するが、第1~第3実施形態のカバー14や第4実施形態のカバー14´を省略してもよく、この場合でも、実質的に第4実施形態と同様の効果を奏する。
また、図示は省略するが、第1~第3実施形態のカバー14や第4実施形態のカバー14´を省略してもよく、この場合でも、実質的に第4実施形態と同様の効果を奏する。
図9は、第5実施形態のフィルタ部材37を示している。同図に示すように、本第5実施形態のフィルタ部材37には、図5で示した直線状部38a~38eが省略される一方、小孔37aのないエリア371,372が設けられる一方、
このうち、フィルタ部材37の下部に位置する第1エリア371は、第1直線状部38aと第2直線状部38bに対応する上下方向の位置にある。また、第1エリア371は、小孔37aの非形成領域とすることで、水平方向に延びる帯状部となっており、洗濯処理剤の補給が推奨される液位を示す目印部となる。従ってまた、第1エリア371は、その部分に「液体洗剤の補給が推奨される」旨を刻印等で形成してもよく、洗濯処理剤の残量の指標となる。
フィルタ部材37における上下方向中央部の第2エリア372は、第5直線状部38eの上側の位置に対応する部分を小孔37aの非形成領域として、水平方向に延びる帯状部となっている。従って、第2エリア372は、処理剤タンク30D,30S洗濯処理剤の残量が1/3程度のときの液位に対応する目印部となり、指標部となる。
フィルタ部材37における上下方向中央部の第2エリア372は、第5直線状部38eの上側の位置に対応する部分を小孔37aの非形成領域として、水平方向に延びる帯状部となっている。従って、第2エリア372は、処理剤タンク30D,30S洗濯処理剤の残量が1/3程度のときの液位に対応する目印部となり、指標部となる。
このように、本第5実施形態のフィルタ部材37における指標部は、水平方向に延びる1つ以上の帯状部として、例えば小孔37aのないエリア371,372で構成されている。
これによれば、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の液面の高さを、帯状部との比較による液位として、一目で把握することができる。また、エリア371,372の如く複数の帯状部を設けた場合、目盛部として見ることができる等、上記した直線状部38a~38eと同様の効果を奏する。
これによれば、処理剤タンク30D,30S内の洗濯処理剤の液面の高さを、帯状部との比較による液位として、一目で把握することができる。また、エリア371,372の如く複数の帯状部を設けた場合、目盛部として見ることができる等、上記した直線状部38a~38eと同様の効果を奏する。
上記した各実施形態について、図示しない縦軸型の洗濯機にも適用しうることは勿論である。また、各実施形態を組み合わせたり、各実施形態に記載の変更形態を組み合わせて実施することもできる。
例えば収容部において、処理剤ケースと処理剤タンクとを外箱2の幅方向たる左右方向に並べて収容配置する構成であって、その処理剤タンクを処理剤ケースよりも幅方向の外側に配置してもよい。
この配置構成においても、収容部における処理剤ケースの上端越しに、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明材料を用いて構成した場合には、第1実施形態等と同様の効果を得ることができる。また、処理剤ケース及び処理剤タンクについて、何れも一部又は全部が透明材料を用いて形成されることにより、収容部における処理剤ケースを透かして、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成した場合には、第2実施形態等と同様の効果を得ることができる。
なお、外箱2の「幅方向の外側」とは、ユーザから見て幅方向の奥側となる位置を称するものである。従って具体的には、外箱2の左側に位置する収容部13において、当該左側たる奥側に処理剤タンク、その右側に処理剤ケースを配置するようにしてもよい。また、当該奥側の処理剤タンクにおいて、フィルタ部材37を当該処理剤タンク内の奥側に配置した場合でも、上記した実施形態と同様の効果を奏する。
更には、処理剤タンクや処理剤ケース並びにカバー14については、何れも前記透明材料に代えて半透明材料を用いて形成してもよい。つまり、処理剤タンク、処理剤ケース並びにカバー14について、何れも透明又は半透明材料を用いて形成することにより、夫々の透明又は半透明材料の部分を透かして、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成することができる。
この配置構成においても、収容部における処理剤ケースの上端越しに、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明材料を用いて構成した場合には、第1実施形態等と同様の効果を得ることができる。また、処理剤ケース及び処理剤タンクについて、何れも一部又は全部が透明材料を用いて形成されることにより、収容部における処理剤ケースを透かして、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成した場合には、第2実施形態等と同様の効果を得ることができる。
なお、外箱2の「幅方向の外側」とは、ユーザから見て幅方向の奥側となる位置を称するものである。従って具体的には、外箱2の左側に位置する収容部13において、当該左側たる奥側に処理剤タンク、その右側に処理剤ケースを配置するようにしてもよい。また、当該奥側の処理剤タンクにおいて、フィルタ部材37を当該処理剤タンク内の奥側に配置した場合でも、上記した実施形態と同様の効果を奏する。
更には、処理剤タンクや処理剤ケース並びにカバー14については、何れも前記透明材料に代えて半透明材料を用いて形成してもよい。つまり、処理剤タンク、処理剤ケース並びにカバー14について、何れも透明又は半透明材料を用いて形成することにより、夫々の透明又は半透明材料の部分を透かして、処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示
したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は
、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の
範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含
まれる。
したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は
、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の
範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含
まれる。
図面中、1は洗濯機、2は外箱、5は水槽、10は手動投入装置、11は自動投入装置、13は収容部、13aは開口、14はカバー、20,20D,20S,20D´,20S´は処理剤ケース、30,30D,30Sは処理剤タンク、37はフィルタ部材、38a~38bは直線状部(指標部、目印部)、40D,40Sは投入ポンプ(駆動手段)、371,372はエリア(指標部、帯状部、目印部)、を示す。
Claims (9)
- 外箱と、
前記外箱の内部に設けられた水槽と、
洗濯1回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤ケースを有し、その処理剤ケース内に手動で貯留された洗濯処理剤の全量を、洗濯運転中に前記水槽内へ投入する手動投入装置と、
洗濯複数回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、洗濯運転中に前記処理剤タンク内の洗濯処理剤のうちの所定量を自動で前記水槽内へ投入するために駆動される駆動手段とを有する自動投入装置と、
前記外箱の天面部に開口を有し、その開口から覗く前記処理剤ケースと前記処理剤タンクとが前記外箱の奥行き方向又は幅方向に並べて配置される収容部であって、前記処理剤タンクが前記処理剤ケースよりも前記奥行き方向の奥側又は前記幅方向の外側に配置される収容部と、を備え、
前記処理剤タンクは、前記収容部における前記処理剤ケースの上端越しに、当該処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように透明又は半透明材料を用いて形成されている洗濯機。 - 外箱と、
前記外箱の内部に設けられた水槽と、
洗濯1回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤ケースを有し、その処理剤ケース内に手動で貯留された洗濯処理剤の全量を、洗濯運転中に前記水槽内へ投入する手動投入装置と、
洗濯複数回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、洗濯運転中に前記処理剤タンク内の洗濯処理剤のうちの所定量を自動で前記水槽内へ投入するために駆動される駆動手段とを有する自動投入装置と、
前記外箱の天面部に開口を有し、その開口から覗く前記処理剤ケースと前記処理剤タンクとが前記外箱の奥行き方向又は幅方向に並べて配置される収容部であって、前記処理剤タンクが前記処理剤ケースよりも前記奥行き方向の奥側又は前記幅方向の外側に配置される収容部と、を備え、
前記処理剤ケース及び前記処理剤タンクは、何れも一部又は全部が透明又は半透明材料を用いて形成されることにより、前記収容部における前記処理剤ケースを透かして、前記処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように構成されている洗濯機。 - 外箱と、
前記外箱の内部に設けられた水槽と、
洗濯1回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤ケースを有し、その処理剤ケース内に手動で貯留された洗濯処理剤の全量を、洗濯運転中に前記水槽内へ投入する手動投入装置と、
洗濯複数回分の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、洗濯運転中に前記処理剤タンク内の洗濯処理剤のうちの所定量を自動で前記水槽内へ投入するために駆動される駆動手段とを有する自動投入装置と、
前記外箱に形成された開口を有し、前記処理剤ケースと前記処理剤タンクとのうち少なくとも前記処理剤タンクが前記開口から覗くようにして収容される収容部と、を備え、
前記処理剤タンクは、前記収容部における当該処理剤タンク内の洗濯処理剤の残量が見えるように、少なくとも前記開口側に臨む一面が透明又は半透明材料を用いて形成されている洗濯機。 - 前記処理剤タンク内に配置され、洗濯処理剤中の異物を捕捉するフィルタ部材を備え、
前記フィルタ部材には、前記洗濯処理剤の残量の指標となる指標部が設けられている請求項1から3の何れか一項記載の洗濯機。 - 前記処理剤タンク内には、前記奥行き方向の奥側又は前記幅方向の外側に位置させて前記洗濯処理剤の残量の指標となる指標部が設けられている請求項1から3の何れか一項記載の洗濯機。
- 前記指標部は、水平方向に延びる1つ以上の直線状部又は帯状部を含んで構成されている請求項4又は5一項記載の洗濯機。
- 前記指標部は、洗濯処理剤の補給が推奨される液位を示す目印部を含んで構成されている請求項4から6の何れか一項記載の洗濯機。
- 前記フィルタ部材には、多数の小孔が網目状に配列され、
前記指標部は、前記フィルタ部材において小孔のないエリアが前記指標として形成されている請求項4記載の洗濯機。 - 前記外箱には、前記収容部の前記開口を開閉するカバーが設けられ、
前記カバーは、その一部または全部が透明又は半透明材料を用いて形成されている請求項1から8の何れか一項記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021071109A JP2022165675A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021071109A JP2022165675A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 洗濯機 |
Publications (1)
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---|---|
JP2022165675A true JP2022165675A (ja) | 2022-11-01 |
Family
ID=83851154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021071109A Pending JP2022165675A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022165675A (ja) |
-
2021
- 2021-04-20 JP JP2021071109A patent/JP2022165675A/ja active Pending
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