JP2022102561A - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022102561000001
【課題】先行シートと後続シートとを搬送する場合に、搬送ローラの速度を落とした場合でも後続シートの搬送ずれを抑制して搬送を行う。
【解決手段】シートを搬送する第一ローラと、第一ローラを駆動する第一モータと、第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、第二ローラを駆動する第二モータと、先行して搬送されるシートである先行シートの後端と先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、先行シートの後端と後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御部と、を備え、搬送制御部は、第二モータが昇温状態であることを示す情報に基づいて、第一の搬送動作を実行するか、第二の搬送動作を実行するかを制御する。
【選択図】 図7

Description

本発明は記録ヘッドによってシートに記録を行う記録装置に関し、詳細にはシートを先行シートの一部と後続シートの一部が重なった状態で記録ヘッドと対向する記録領域に搬送する記録装置に関するものである。
特許文献1には、複数の記録シートに対する連続記録のスループットを向上させるために、先行シートと後続シートの間に所定の間隔を空けて給送し、その後、先行シートに後続シートの先端を重ねる重ね動作を行って、後続シートを記録ヘッドと対向する位置に搬送する記録装置について記載されている。
また、特許文献2には、記録シートの印字中の搬送モータの昇温を検知して、搬送モータの速度を落とす記録装置について記載されている。
特開2015-168237号公報 特許04921055号公報
ここで、特許文献1の構成では、給送ローラによって搬送されている後続シートの先端が所定位置を通過すると、後続シートを先行シートの後端に重ねるために、先行シートの後端の位置に関わらず一律に給送ローラを高速駆動に切り替える。そのため、給送ローラの高速駆動が開始された後に、搬送モータの温度上昇等により先行シートを搬送する搬送モータの速度を落とすと、先行シートの後端に後続シートが衝突してしまう場合がある。速い速度で後続シートを搬送している状態で、速度が低下している先行シートとの衝突を避けようとすると、後続シートを搬送する給紙ローラが駆動と停止を繰り返すことになる。このとき、駆動部のバックラッシュの影響によって後続シートの搬送ずれが生じるという課題がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、先行シートと後続シートとを搬送する場合に、搬送ローラの速度を落とした場合でも後続シートの搬送ずれを抑制して搬送を行うことである。
本発明に係わる記録装置は、シートを搬送する第一ローラと、前記第一ローラを駆動する第一モータと、前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、前記第二ローラを駆動する第二モータと、先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御手段と、を備え、前記搬送制御手段は、前記第二モータが昇温状態であることを示す情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする。
また、本発明に係わる記録装置は、シートを搬送する第一ローラと、前記第一ローラを駆動する第一モータと、前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、前記第二ローラを駆動する第二モータと、先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御手段と、を備え、前記搬送制御手段は、前記第二モータの温度情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする。
本発明によれば、先行シートと後続シートとを搬送する場合に、搬送ローラの速度を落とした場合でも後続シートの搬送ずれを抑制して搬送を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 本発明の一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 本発明の一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 本発明の一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 ピックアップローラの構成を説明する図。 一実施形態の記録装置のブロック図。 一実施形態における重ね連送動作のフローチャート。 先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図。 先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図。 一実施形態における後続シートの斜行矯正動作を説明するフローチャート。 後続シートの先端位置を算出する動作を説明するフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図4は、本発明の一実施形態に係る記録装置における重ね連送の動作(先行シートの後端に後続シートの先端を重ねてシートを搬送する動作)を説明する断面図である。最初に、図1のST1で示す図を用いて本実施形態における重ね連送の動作を実行可能な記録装置の概略構成について説明する。
図1のST1において、1は記録シートである。複数枚の記録シート1は給送トレイ11(積載部)に積載されている。2は給送トレイ11に積載された最上位の記録シート1に当接してこの記録シートをピックアップするピックアップローラである。3はピックアップローラ2によってピックアップされた記録シート1をシート搬送方向の下流側へ給送するための給送ローラである。4は給送ローラ3へ付勢され給送ローラ3とともに記録シート1を挟持して給送する給送従動ローラである。
5は給送ローラ3及び給送従動ローラ4によって給送された記録シート1を記録ヘッド7と対向する位置へ搬送する搬送ローラである。6は搬送ローラ5へ付勢され搬送ローラ5とともに記録シートを挟持して搬送するピンチローラである。
7は搬送ローラ5及びピンチローラ6によって搬送された記録シート1に対して記録を行う記録ヘッドである。本実施形態では記録ヘッドからインクを吐出して記録シート1に記録を行うインクジェット記録ヘッドであるとして説明する。8は記録ヘッド7と対向する位置で記録シート1の裏面を支持するプラテンである。10は記録ヘッド7を搭載してシート搬送方向と交差する方向へ移動するキャリッジである。
9は記録ヘッド7によって記録が行われた記録シートを装置外に排出するための排出ローラである。12,13は記録ヘッド7によって記録が行われた記録シートの記録面と接触して回転する拍車である。ここで下流側にある拍車13は排出ローラ9へ付勢されており、上流側にある拍車12は対向する位置に排出ローラ9が配されていない。拍車12は記録シート1の浮き上がりを防止するためのものであり押え拍車とも呼ぶ。
給送ローラ3及び給送従動ローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5及びピンチローラ6で形成される搬送ニップ部との間では、記録シート1は搬送ガイド15によって案内される。16及び18は記録シート1の先端及び後端を検知するためのシート検知センサである。第一のシート検知センサ16はシート搬送方向において給送ローラ3の下流側近傍に配置され、第二のシート検知センサ18はシート搬送方向において搬送ローラ5の上流側近傍に配置されている。17は後続シートの先端部を先行シートの後端部に重ねるためのシート押えレバーである。シート押えレバー17は回転軸17bの回りに図中反時計回り方向にバネで付勢されている。
図5はピックアップローラ2の構成を説明する図である。前述のようにピックアップローラ2は給送トレイ11に積載されている最上位の記録シートに当接して当該記録シートをピックアップする。19は後述する給送モータの駆動をピックアップローラ2に伝達するための駆動軸である。記録シートをピックアップするときに、駆動軸19及びピックアップローラ2は図中矢印A方向に回転する。駆動軸19には突起19aが設けられている。ピックアップローラ2には突起19aが嵌まり込む凹部2cが形成されている。図5(a)に示すように、突起19aがピックアップローラ2の凹部2cの第1の面2aに当接している場合は、駆動軸19の駆動がピックアップローラ2に伝達され、駆動軸19を駆動するとピックアップローラ2も回転される。一方、図5(b)に示すように、突起19aがピックアップローラ2の凹部2cの第2の面2bに当接している場合は、駆動軸19の駆動がピックアップローラ2に伝達されず、駆動軸19を駆動してもピックアップローラ2は回転されない。突起19aが第1の面2a及び第2の面2bのいずれにも当接せず、第1の面2aと第2の面2bの間にある場合も、駆動軸19を駆動してもピックアップローラ2は回転されない。
図6は、本実施形態の記録装置のブロック図である。201は、各部動作やデータの処理などを制御するMPUである。MPU201は、後述するように、先行する記録シートの後端部と後続シートの先端部とが重なるように記録シートの搬送を制御可能な搬送制御手段としても機能する。202は、MPU201によって実行されるプログラムやデータを格納するROMである。203は、MPU201によって実行される処理データ及びホストコンピュータ214から受信したデータを一時的に記憶するRAMである。
記録ヘッド7は記録ヘッドドライバ207によって制御される。キャリッジ10を駆動するキャリッジモータ204は、キャリッジモータドライバ208によって制御される。搬送ローラ5及び排出ローラ9は搬送モータ205によって駆動される。搬送モータ205は搬送モータドライバ209によって制御される。ピックアップローラ2及び給送ローラ3は給送モータ206によって駆動される。給送モータ206は給送モータドライバ210によって制御される。
キャリッジモータ204、搬送モータ205、給送モータ206はDCモータである。これらのモータはPWM制御によって駆動される。各ドライバに出力されるPWM信号はデューティー値(ハイレベルとロウレベルの比、オンとオフの比)で表される。デューティー値の範囲は0%から100%である。デューティー値が大きいほどモータに供給される電力は大きくなる。
ここで、本実施形態では、搬送モータ205の温度上昇を抑制するために、搬送モータ205が昇温状態か否かを判定している。搬送モータ205の昇温状態は、後述する記録動作において搬送モータ205が駆動される際のPWM値の情報から判定する。具体的には、搬送モータ205を駆動中のPWM値が閾値を超えた場合の回数をカウントし、この回数が所定回数以上であれば「昇温状態」であると判定し、所定回数未満であれば「非昇温状態」と判定する。搬送モータ205が昇温状態と判定された場合、記録動作における搬送モータ205の速度を低速駆動に切り替える。これによって搬送モータの温度上昇を抑える。なお、搬送モータ205の昇温判定は記録動作において搬送モータ205を駆動するたびに行う。なお、ここでは、モータの昇温状態をPWM値の情報に基づいて判定しているが、モータの温度を検出する温度センサを別に設け、その温度情報が所定の温度以上の場合に昇温状態と判定してもよい。
ホストコンピュータ214には、使用者によって記録動作の実行が命令された場合に、記録画像や記録画像品位等の記録情報を取りまとめて記録装置と通信するためのプリンタドライバ2141が設けられている。MPU201は、I/F部213を介してホストコンピュータ214と記録画像等のやり取りを実行する。
図1のST1から図4のST10を用いて重ね連送の動作(先行シートの後端に後続シートの先端を重ねてシートを搬送する動作)について説明する。ホストコンピュータ214からI/F部213を介して記録データが送信されると、記録データは、MPU201で処理された後、RAM203に展開される。MPU201が展開されたデータに基づいて記録動作を開始する。
図1のST1を参照して説明する。最初に、給送モータドライバ210によって給送モータ206が低速駆動される。これにより、ピックアップローラ2は7.6inch/secで回転される。ピックアップローラ2が回転すると、給送トレイ11に積載された最上位の記録シート(先行シート1-A)がピックアップされる。ピックアップローラ2によってピックアップされた先行シート1-Aは、ピックアップローラ2と同方向に回転している給送ローラ3によって搬送される。給送ローラ3も給送モータ206によって駆動される。本実施形態は、ピックアップローラ2及び給送ローラ3を備える構成で説明する。しかしながら、積載部に積載された記録シートを給送する給送ローラのみ備える構成であってもよい。
給送ローラ3の下流側近傍に設けられた第一のシート検知センサ16によって先行シート1-Aの先端が検知されると、給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。
図1のST2を参照して説明する。給送ローラ3を回転し続けることによって先行シート1-Aの先端は、バネの付勢力に抗してシート押えレバー17を回転軸17bの回りに時計回り方向に回転させる。さらに給送ローラ3を回転し続けると、先行シート1-Aの先端は第二のシート検知センサ18によって検知された後、搬送ローラ5とピンチローラ6で形成される搬送ニップ部に突き当たる。このとき搬送ローラ5は停止状態である。先行シート1-Aの先端が搬送ニップ部に突き当たった後も給送ローラ3を第一のシート検知センサ16を基準として所定量回転させることによって、先行シート1-Aの先端が搬送ニップ部に突き当たった状態で整列し、斜行が矯正される。斜行矯正動作をレジ取り動作ともいう。
図1のST3を参照して説明する。先行シート1-Aの斜行矯正動作が終了すると、搬送モータ205が駆動されることによって搬送ローラ5が回転を開始する。搬送ローラ5は15inch/secでシートを搬送する。先行シート1-Aは記録ヘッド7と対向する位置まで頭出しされた後に、記録データに基づいて記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作が行われる。なお、頭出し動作は、記録シートの先端が搬送ニップ部に突き当てられることにより搬送ローラ5の位置に一旦位置決めされ、その後搬送ローラ5の位置を基準として搬送ローラ5の回転量を制御することにより行われる。
本実施形態の記録装置は、記録ヘッド7がキャリッジ10に搭載されているシリアルタイプの記録装置である。搬送モータ205を間欠駆動して搬送ローラ5によって記録シートを所定量ずつ間欠搬送する搬送動作と、搬送ローラ5が停止しているときに記録ヘッド7を搭載したキャリッジ10を移動させながら記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作と、を繰り返すことによって記録シートに対する記録動作が行われる。搬送モータ205が間欠駆動するたびに、搬送モータ205の昇温判定を行う。搬送モータ205が昇温状態と判定された場合、次の駆動から搬送モータ205を低速駆動に切り替え、10inch/secでシートを搬送する。
先行シート1-Aが頭出しされると、給送モータ206を低速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで回転する。搬送ローラ5によって記録シートを所定量ずつ間欠搬送しているときに、給送モータ206によって給送ローラ3も間欠駆動される。すなわち搬送ローラ5が回転しているときは給送ローラ3も回転し、搬送ローラ5が停止しているときは給送ローラ3も停止している。搬送ローラ5の回転速度に対して、給送ローラ3の回転速度は小さい。そのため、搬送ローラ5と給送ローラ3の間でシートは張った状態になる。また、給送ローラ3は搬送ローラ5によって搬送される記録シートによって連れ回りさせられる。
給送モータ206を間欠的に駆動するため、駆動軸19も駆動される。前述のように、ピックアップローラ2の回転速度は搬送ローラ5の回転速度よりも小さい。そのため、ピックアップローラ2は搬送ローラ5で搬送される記録シートによって連れ回りさせられる。すなわち、ピックアップローラ2は駆動軸19に対して先回りした状態になっている。具体的には、駆動軸19の突起19aは第1の面2aから離間し第2の面2bに当接した状態になっている。したがって、先行シート1-Aの後端がピックアップローラ2を通過しても2枚目の記録シート(後続シート1-B)はすぐにピックアップされない。駆動軸19が所定時間駆動されると、突起19aが第1の面2aと当接するようになり、ピックアップローラ2が回転を開始する。
図2のST4を参照して説明する。ピックアップローラ2が回転を開始し、後続シート1-Bをピックアップした状態を示す。第一のシート検知センサ16は、センサの応答性等の要因により記録シートの端部を検知するためにはシート間に所定以上の間隔が必要になる。すなわち、第一のシート検知センサ16によって先行シート1-Aの後端を検知した後、後続シート1-Bの先端を検知するまでに所定の時間間隔をもたせるために、先行シート1-Aの後端部と後続シート1-Bの先端部との間を所定距離離す必要がある。そのために、ピックアップローラ2の凹部2cは約70度に設定されている。
図2のST5を参照して説明する。ピックアップローラ2によってピックアップされた後続シート1-Bは、給送ローラ3によって搬送される。このときに、先行シート1-Aは、記録データに基づいて記録ヘッド7によって画像形成動作が行われている。第一のシート検知センサ16によって後続シート1-Bの先端が検知されると、本実施形態では、搬送モータ205の昇温状態に応じて給送モータ206の速度を切り替える。
ここで、本実施形態では、搬送モータ205が昇温状態の場合、搬送モータ205の温度上昇を抑制するために搬送モータ205の回転速度を落とし、また重ね連送動作を実施しない。つまり先行シート1-Aの後端に後続シート1-Bの先端を重ねる動作を行わない。具体的には、搬送モータ205を通常の15inch/secの搬送速度から低速駆動である10inch/secの搬送速度に切り替える。また、給送モータ206の速度は低速駆動(7.6inch/sec)のまま変更せずに搬送モータ205と同期して駆動する。搬送モータ205の回転速度が給送モータ206の回転速度よりも速く、且つ搬送モータ205と給送モータ206が同期駆動されるため、後続シート1-Bが先行シート1-Aに追いつくことはなく、重なり状態は形成されない。
図4のST10は先行シート1-Aへの記録動作が終了した状態を表す。上述のようなモータ駆動により先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端が重ならないため、第二のシート検知センサ18で後続シート1-Bの先端を検知することができる。つまり、後続シート1-Bの先端位置は、第一のシート検知センサ16の位置ではなく、第二のシート検知センサ18の位置を基準として給送ローラ3の回転量から算出することができる。そのため、第二のシート検知センサ18を基準とした斜行矯正搬送量だけ給送ローラ3を駆動して後続シート1-Bの斜行矯正動作を行うことができ、斜行矯正動作を正確に行うことができる。第二のシート検知センサ18は、第一のシート検知センサ16よりも搬送ローラ5の搬送ニップ部に近いため、その位置(検知結果)を基準にすれば、第一のシート検知センサ16の位置を基準にするよりも、後続シート1-Bの先端位置を正確に制御できる。
一方、搬送モータが非昇温状態の場合は、給送モータ206を高速駆動に切り替え、重ね連送動作を実施する。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。
図2のST6を参照して説明する。先行シート1-Aの後端部は、図2のST5に示すようにシート押えレバー17によって下方に押し下げられ、第二のシート検知センサ18により先行シート1-Aが検知されている状態である。先行シート1-Aは記録データに基づいて記録動作が行われているため、先行シート1-Aは搬送ローラ5によって通常の回転速度である15inch/secで間欠搬送される。一方、給送ローラ3を高速で連続駆動して後続シート1-Bを搬送することにより、先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端の距離が小さくなっていく。搬送モータが非昇温状態のままであれば、給送ローラ3を連続で駆動させつづけることにより、先行シート1-Aの後端部の上に後続シート1-Bの先端部が重なった状態を形成することができる(図2のST6)。
給送ローラ3の高速駆動中においても、搬送モータ205は記録動作のために間欠駆動され、駆動のたびに昇温判定が行われる。搬送モータ205が昇温状態になった場合、高速駆動を開始してからの給紙ローラ3の回転量が第一のシート検知センサ16と第二のシート検知センサ18の間の距離よりも短ければ、給送ローラ3の駆動を停止して、重ね連送動作を中止する。この場合も、先行シート1-Aへの記録動作が終了した時点では、図4のST10に示すような状態となる。
このように先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端が重ならないようにすることで、第二のシート検知センサ18で後続シート1-Bの先端を検知することができる。そのため、すでに説明したように、第二のシート検知センサ18を基準とした斜行矯正搬送量だけ給送ローラ3を駆動することにより、後続シート1-Bの斜行矯正動作を正確に行うことができる。
図3のST7を参照して説明する。先行シート1-Aの後端部の上に後続シート1-Bの先端部が重なった重なり状態を形成した後、後続シート1-Bは先端が搬送ニップの上流の所定位置で停止するまで給送ローラ3によって搬送される。重なり状態が形成されていると、第二のシート検知センサ18は先行シート1-Aを検出するため、第二のシート検知センサ18で後続シート1-Bの先端を検知することができない。そのため、後続シート1-Bの先端の位置は、後続シート1-Bの先端が第一のシート検知センサ16によって検知されてからの給送ローラ3の回転量から算出され、この算出結果に基づいて制御される。このとき、先行シート1-Aは、記録データに基づいて記録ヘッド7によって画像形成動作が行われている。
図3のST8を参照して説明する。先行シート1-Aの最終行の画像形成動作(インク吐出動作)を行うために搬送ローラ5が停止しているときに、給送ローラ3を駆動することによって後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1-Bの斜行矯正動作を行う。この時、すでに説明したように、第二のシート検知センサ18は先行シート1-Aを検知している状態なので、後続シート1-Bの先端を検知することはできない。そのため、後続シート1-Bの斜行矯正動作のための給送モータ206の駆動量は、第一のシート検知センサ16を基準とした所定量となる。
図3のST9を参照して説明する。先行シート1-Aの最終行の画像形成動作が終了すると、搬送ローラ5を所定量回転させることによって先行シート1-Aの上に後続シート1-Bが重なった状態を維持して後続シート1-Bの頭出しを行うことができる。後続シート1-Bには、記録データに基づいて記録ヘッド7によって記録動作が行われる。後続シート1-Bが記録動作のために間欠搬送されると、先行シート1-Aも間欠搬送され、やがて先行シート1-Aは排出ローラ9によって記録装置外に排出される。
なお、後続シート1-Bが頭出しされるとき、後続シート1-Bの記録動作に備えて、給送モータ206を低速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで回転する。後続シート1-Bの後にも記録データがある場合は、図2のST4に戻り3枚目のピックアップ動作が行われる。
図7は、本実施形態における重ね連送動作のフローチャートである。ステップS1で、I/F部213を介してホストコンピュータ214から記録データが送信されると記録動作を開始する。ステップS2で先行シート1-Aの給送動作を開始する。具体的には、給送モータ206を低速駆動する。ピックアップローラ2と給送ローラ3は、7.6inch/secで回転する。ピックアップローラ2によって先行シート1-Aをピックアップし、給送ローラ3によって先行シート1-Aを記録ヘッド7に向けて給送する。
ステップS3で、第一のシート検知センサ16によって先行シート1-Aの先端が検知される。第一のシート検知センサ16によって先行シート1-Aの先端が検知されると、ステップS4で給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。その後、第二のシート検知センサ18によって先行シート1-Aの先端が検知される。第二のシート検知センサ18により先行シート1-Aの先端が検知された後は、先行シート1-Aの先端位置は、第二のシート検知センサ18の位置を基準とした給送ローラ3の回転量により制御される。ステップS5では、この先端位置の制御により、先行シート1-Aの先端を搬送ニップ部に突き当てて先行シート1-Aの斜行矯正動作を行う。
ステップS6で記録データに基づいて先行シート1-Aを頭出しする。すなわち、搬送ローラ5の回転量を制御することによって、記録データに基づいた搬送ローラ5の位置を基準とした記録開始位置まで先行シート1-Aを搬送する。ステップS7で給送モータ206を低速駆動(7.6inch/sec)に切り替える。ステップS8で先行シート1-Aに対して記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作を開始する。具体的には、搬送ローラ5によって先行シート1-Aを通常の速度である15inch/secの搬送速度で間欠搬送する搬送動作と、キャリッジ10を移動させて記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作(インク吐出動作)とを繰り返す。これにより、先行シート1-Aに対する記録動作を行う。搬送ローラ5によって先行シート1-Aを間欠搬送する動作と同期して、給送モータ206を間欠的に低速駆動する。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで間欠的に回転する。
ステップS9で次ページの記録データがあるか判断する。次ページの記録データが無い場合はステップS28に進む。ステップS28で先行シート1-Aに対する記録動作が完了したら、ステップS29で先行シート1-Aを排出し記録動作を終了する。
ステップS9で次ページの記録データがある場合は、ステップS10で後続シート1-Bの給送動作を開始する。具体的には、ピックアップローラ2によって後続シート1-Bをピックアップし、給送ローラ3によって後続シート1-Bを記録ヘッド7に向けて給送する。ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで回転する。前述のように、駆動軸19の突起19aに対して、ピックアップローラ2の凹部2cが大きく設けられているため、後続シート1-Bは先行シート1-Aの後端と所定の間隔をもった状態で給送される。
ステップS11で、記録ヘッド7により、先行シート1-Aへの記録動作が継続される。
ステップS12で、第一のシート検知センサ16によって後続シート1-Bの先端が検知されると、ステップS13で搬送モータ205の昇温状態を判定して、給送モータ206の駆動方法を切り替える。搬送モータ205が非昇温状態であれば、重ね連送動作を継続してステップS14で給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。先行シート1-Aは記録データに基づいて、15inch/secの速度で間欠搬送され、記録が継続される。搬送モータ205を間欠駆動するたびに昇温判定が行われる。
ステップS15で搬送モータ205の昇温状態と給送ローラ3の回転量とから重ね連送動作を継続するかを判断する。給送ローラの高速駆動の途中で、搬送モータ205が昇温状態と判定された場合、高速駆動を開始してからの給送ローラ3の回転量が第一のシート検知センサ16と第二のシート検知センサ18の間の距離よりも短ければ、重ね連送動作を中止してステップ39に進む。そうでなければ、重ね連送動作を継続してステップS16に進む。
ステップS16では、第一のシート検知センサ16によって後続シート1-Bの先端が検知された後の給送ローラ3の回転量を制御することによって、後続シート1-Bの先端が搬送ニップ部の所定量手前の位置となるように後続シート1-Bを搬送する。先行シート1-Aは記録データに基づいて、15inch/secの速度で間欠搬送される。後続シート1-Bは給送モータ206が連続的に20inch/secで高速駆動されることによって先行シート1-Aに追いつき、先行シート1-Aの後端部の上に後続シート1-Bの先端部が重なる重ね状態が形成される。
ステップS17で後述する所定条件を満たしているか判断する。所定条件を満たしている場合は、ステップS18で先行シート1-Aの最終行の画像形成動作が開始されたかを判断する。最終行の画像形成動作が開始された場合にはステップS19に進み、開始されていない場合には開始されるまで待機する。ステップS19で重ね状態を維持したまま後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1-Bの斜行矯正動作を行う。そして、ステップS20で先行シート1-Aの最終行の画像形成動作が終了したと判断した場合は、ステップS21で重ね状態を維持したまま後続シート1-Bを頭出しする。
ステップS17で所定条件を満たしていない場合は、重ね状態を解消して後続シート1-Bを頭出しする。具体的には、ステップS30で先行シート1-Aの最終行の画像形成動作が終了するとステップS31で先行シート1-Aの排出動作を行う。この間、給送モータ206は駆動されないため、後続シート1-Bはその先端が搬送ニップ部の所定量手前の位置のまま停止している。先行シート1-Aは排出されるため、重ね状態は解消する。ステップS32で後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1-Bの斜行矯正動作を行う。そして、ステップS21で後続シート1-Bを頭出しする。
ステップS22で給送モータ206を低速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は、7.6inch/secで回転する。
一方、ステップS13で搬送モータ205が昇温状態であった場合、重ね連送動作を実施せずにステップS33に進む。搬送モータ205を低速駆動である10inch/secの搬送速度に切り替え、給送モータ206の速度は低速駆動(7.6inch/sec)のまま変えずに、搬送モータ205と同期して駆動する。ステップS34で先行シート1-Aの記録動作が完了した後、ステップS35で先行シート1-Aを排出する。
ステップS15で重ね連送動作を中止すると判断された場合は、ステップS39に進む。ステップS39では、搬送モータ205を低速駆動(10inch/sec)に切り替えて先行シート1-Aの記録動作を継続する。それとともに、給送モータ206は停止して後続シート1-Bの搬送を停止する。ステップS40で先行シート1-Aの記録動作が完了した後、ステップ41で先行シート1-Aを排出する。
ステップS36で後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1-Bの斜行矯正動作を行う。この時、先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端は重なっていないため、第二のシート検知センサ18で後続シート1-Bの先端を検知可能である。そのため、第二のシート検知センサ18を基準とした斜行矯正搬送量だけ給送モータ206を駆動して、後続シート1-Bの斜行矯正動作を行う。ステップS37で後続シート1-Bを頭出しする。
ステップS23で後続シート1-Bに対して記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作を開始する。具体的には、搬送ローラ5によって後続シート1-Bを間欠搬送する搬送動作と、キャリッジ10を移動させて記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作(インク吐出動作)とを繰り返すことによって、後続シート1-Bに対する記録動作を行う。搬送ローラ5によって後続シート1-Bを15inch/secの速度で間欠搬送する動作と同期して、給送モータ206を間欠的に低速駆動する。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで間欠的に回転する。
ステップS24で次ページの記録データがあるか判断する。次ページの記録データが有る場合はステップS10に戻る。次ページの記録データが無い場合は、ステップS25で後続シート1-Bの画像形成動作が完了するとステップS26で後続シート1-Bの排出動作を行い、ステップS27で記録動作を終了する。
図8、図9は、本実施形態における先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図である。図7のステップS16で説明した、先行シートの後端部の上に後続シートの先端部を重ねる重ね状態を形成する動作について説明する。
図8、図9は、給送ローラ3と給送ピンチローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5とピンチローラ6で形成される搬送ニップ部の間の拡大図である。
搬送ローラ5、給送ローラ3により記録シートが搬送される過程を、3つの状態として順に説明する。後続シートが先行シートを追いかける動作を行う第1の状態を図8のST1、ST2を参照して説明する。後続シートを先行シートに重ねる動作を行う第2の状態を図9のST3、ST4を参照して説明する。重ね状態を維持して後続シートの斜行矯正動作を行うか判定する第3の状態を図9のST5を参照して説明する。
図8のST1では、給送ローラ3を制御して後続シート1-Bを搬送し、第一のシート検知センサ16で後続シート1-Bの先端を検知する。第一のシート検知センサ16から後続シート1-Bを先行シート1-Aの上に重ねることが可能となる位置P1までを第1の区間A1と定義する。第1の区間A1において、後続シート1-Bの先端が先行シート1-Aの後端を追いかける動作を行う。具体的には、先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端の距離が10mmになるように後続シート1-Bの搬送制御が行われる。P1は、機構の構成により決定されるものである。
第1の状態では、第1の区間A1において、給送モータ206の駆動を停止して後続シート1-Bの搬送を停止する場合が存在する。つまり、追いかける動作を停止する場合が存在する。これにより図8のST2のように、後続シート1-Bの先端が、P1より手前で先行シート1-Aの後端を追い越してしまうことを防ぐ。給送モータ206の駆動を停止後、先行シート1-Aの後端と後続シート1-Bの先端が10mm以上開くと、給送モータ206の駆動を再開して、後続シート1-Bの搬送を再開する。このように後続シート1-Bの先端が第1の区間A1を搬送されている間、給送モータ206が駆動と停止を繰り返すことがある。
図9のST3において、前述の位置P1からシート押えレバー17が設けられた位置P2までを第2の区間A2と定義する。第2の区間A2において、後続シート1-Bを先行シート1-Aに重ねる動作を行う。
第2の状態では、第2の区間A2において、後続シートを先行シートに重ねる動作を停止する場合が存在する。図9のST4のように、第2の区間A2内で後続シート1-Bの先端が先行シート1-Aの後端に追いつくことができない場合は、後続シートに先行シートを重ねる動作ができない。
図9のST5において、前述のP2からP3までを第3の区間A3と定義する。P3は図7のステップS16で後続シートが停止したときの先端の位置である。後続シート1-Bを先行シート1-Aに重ねた状態で、後続シート1-Bの先端がP3に到達するまで搬送する。第3の区間A3において、重ね状態を維持したまま後続シート1-Bを搬送ニップ部に突き当てて頭出しをするか否かを判断する。すなわち、重ね状態を維持して斜行矯正動作を行い頭出しをするか、重ね状態を解除して斜行矯正動作を行い頭出しをするかの判定を行う。
図10は、本実施形態における後続シートの斜行矯正動作を説明するフローチャートである。図7のS17で説明した所定条件を満たしているかの判断について詳細に説明する。
先行シート1-Aと後続シート1-Bの重ね状態を維持したまま後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行うか、先行シート1-Aと後続シート1-Bの重ね状態を解除してから後続シート1-Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行うかの判定動作について説明する。
ステップS101で開始する。ステップS102において、後続シート1-Bの先端が判定位置(図9ST5のP3)まで到達しているかを判定する。ここで到達していない場合(ステップS102:NO)、所定量の搬送で後続シート1-Bの先端が搬送ニップ部に突き当たるか不明であるため、後続シートのみの斜行矯正動作に決定し(ステップS103)、判定動作は終了する(ステップS104)。すなわち、先行シート1-Aの後端が搬送ニップ部を通過した後に、後続シート1-Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後後続シート1-Bのみの状態で頭出しをする。
一方、後続シート1-Bの先端が判定位置P3まで到達している場合(ステップS102:YES)、先行シート1-Aの後端が搬送ニップ部を通過したかの判定を行う(ステップS105)。ここで通過したと判定された場合(ステップS105:YES)、先行シートと後続シートは重なっていないため、後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS106)。すなわち、後続シート1-Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後後続シート1-Bのみの状態で頭出しをする。
一方、先行シート1-Aの後端が搬送ニップ部を通過していないと判定された場合(ステップS105:NO)、先行シート1-Aの後端部と後続シート1-Bの先端部の重なり量が閾値より小さいかの判定を行う(ステップS107)。先行シート1-Aの後端の位置は、先行シート1-Aに対する記録動作にともなって更新していく。また、後続シート1-Bの先端の位置は、前述の判定位置にある。すなわち、重なり量は、先行シート1-Aの記録動作にともなって減少していく。重なり量が閾値より小さいと判定された場合(ステップS107:YES)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS108)。すなわち、先行シート1-Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1-Bを先行シート1-Aとともに搬送しない。具体的には、搬送モータ205によって搬送ローラ5を駆動して先行シート1-Aを搬送する。しかしながら、給送ローラ3は駆動しない。したがって、重ね状態は解除される。さらに、後続シート1-Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後後続シート1-Bのみの状態で頭出しをする。
重なり量が閾値以上と判定された場合(ステップS107:NO)、後続シート1-Bを頭出ししたときに後続シート1-Bが押え拍車12まで到達するかの判定を行う(ステップS109)。後続シート1-Bが押え拍車12まで到達しないと判定された場合(ステップS109:NO)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS110)。すなわち、先行シート1-Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1-Bを先行シート1-Aとともに搬送しない。具体的には、搬送モータ205によって搬送ローラ5を駆動して先行シート1-Aを搬送する。しかしながら、給送ローラ3は駆動しない。したがって、重ね状態は解除される。さらに、後続シート1-Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後後続シート1-Bのみの状態で頭出しをする。
後続シート1-Bが押え拍車12まで到達すると判定された場合(ステップS109:YES)、先行シートの最終行と当該最終行の前行との間に隙間があるかの判定を行う(ステップS111)。隙間がないと判定された場合(ステップS111:NO)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS112)。隙間があると判定された場合(ステップS111:YES)、重ね状態を維持したまま後続シート1-Bの斜行矯正動作を行い、その後頭出しをする。すなわち、先行シート1-Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1-Bを先行シート1-Aと重なった状態のまま搬送ニップ部に突き当てる。具体的には、搬送モータ205と同時に給送モータ206を駆動することによって搬送ローラ5及び給送ローラ3を回転させる。斜行矯正動作の後に、後続シート1-Bを先行シート1-Aと重なった状態のまま頭出しをする。
このようにして、先行シート1-Aと後続シート1-Bの重ね状態を維持するか解除するかの判定動作を行う。
図11は、本実施形態における後続シートの頭出し後の先端位置を算出する構成を説明するフローチャートである。
ステップS201で開始する。ステップS202で、シートサイズの記録可能領域を読み込む。最先端で記録可能な位置、すなわち上端マージンが特定されるため、記録可能領域の上端マージンを先端位置に設定する(ステップS203)。ここで、先端位置は、搬送ニップ部からの距離で定義される。
次に、最初の記録データを読み込む(ステップS204)。これにより、最初の記録データがシート先端からどの位置になるかが特定される(非記録領域の検出)ため、シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置より大きいか否かの判定を行う(ステップS205)。シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置より大きい場合(ステップS205:YES)、先端位置をシート先端から最初の記録データまでの距離に更新する(ステップS206)。シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置以下の場合(ステップS205:NO)は、ステップS207へ進む。
次に最初のキャリッジ移動命令を作成する(ステップS207)。次に最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置より大きいか否かの判定を行う(ステップS208)。最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置より大きい場合(ステップS208:YES)、先端位置を最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量に更新する(ステップS209)。最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置以下の場合(ステップS208:NO)は、先端位置を更新しない。以上のように、後続シート1-Bの先端位置が確定し(ステップS210)、終了する(ステップS211)。確定した先端位置に基づいて、後続シート1-Bを頭出ししたときに後続シート1-Bが押え拍車12まで到達するかの判定(図10:ステップS109)を行うことができる。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、重ね連送を実施中に搬送モータ205が昇温して駆動速度を落とした場合に、重ね連送動作を中止するとともに、後続シート1-Bの先端を第二のシート検知センサ18で検知することにより、後続シート1-Bの良好な斜行矯正を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態に係わる記録装置について説明する。第1の実施形態では、搬送モータ205が昇温状態になると重ね連送動作を行わない記録装置について説明した。第2の実施形態では、給送モータ206についても昇温判定を行う。重ね連送を実施中に給送モータ206が昇温状態と判定された場合、給送モータ206の給紙速度アップを行わず、重ね連送動作を実施しない。さらに、後続シート1-Bの先端を第二のシート検知センサ18で検知して斜行矯正を行う。これにより、搬送モータ205および給送モータ206の温度上昇を抑えるとともに、後続シート1-Bの良好な斜行矯正を行うことが可能となる。
1:記録シート、2:ピックアップローラ、3:給送ローラ、5:搬送ローラ、7記録ヘッド、16:第一のシート検知センサ、18:第二のシート検知センサ

Claims (16)

  1. シートを搬送する第一ローラと、
    前記第一ローラを駆動する第一モータと、
    前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、
    前記第二ローラを駆動する第二モータと、
    先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御手段と、を備え、
    前記搬送制御手段は、前記第二モータが昇温状態であることを示す情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする記録装置。
  2. シートを搬送する第一ローラと、
    前記第一ローラを駆動する第一モータと、
    前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、
    前記第二ローラを駆動する第二モータと、
    先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御手段と、を備え、
    前記搬送制御手段は、前記第二モータの温度情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする記録装置。
  3. 前記第一モータまたは第二モータの温度を検出する温度センサをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記搬送制御手段は、前記第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度である場合 、前記第二の搬送動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記搬送制御手段は、前記第一モータの昇温状態にさらに基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  6. 前記搬送制御手段は、前記第一モータまたは第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度である場合、前記第二の搬送動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記搬送制御手段は、前記第一モータまたは第二モータが駆動される際のPWM制御の情報に基づいて、前記昇温状態を判定することを特徴とする請求項5または6に記載の記録装置。
  8. 前記搬送制御手段は、前記第一モータまたは第二モータが駆動される際のPWM制御のデューティー値に基づいて、前記昇温状態を判定することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 前記搬送制御手段は、前記第一の搬送動作を行う途中で前記第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度であると判定された場合、前記後続シートの搬送を停止させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. シートを検知する第一のシート検知手段と、
    前記第一のシート検知手段に対してシートの搬送方向の下流側に配置され、シートを検知する第二のシート検知手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記搬送制御手段は、前記第一の搬送動作を行う途中で前記第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度であると判定され、且つ前記後続シートが前記第二のシート検知手段の位置に到達していない場合に、前記後続シートの搬送を停止させることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
  12. 前記第一ローラにより搬送されたシートを前記第二ローラに突き当てることによって、シートの斜行を矯正する斜行矯正手段をさらに備え、
    前記搬送制御手段は、前記第二モータの昇温状態に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御し、
    前記斜行矯正手段は、前記第一の搬送動作が実行される場合、前記第一のシート検知手段または前記第二のシート検知手段による検知結果に基づいて、前記後続シートの斜行を矯正し、前記第二の搬送動作が実行される場合、第二のシート検知手段による検知結果に基づいて前記後続シートの斜行を矯正することを特徴とする請求項10または11に記載の記録装置。
  13. 前記搬送制御手段は、前記第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度である場合、前記第二モータの回転速度を落とすことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の記録装置。
  14. 前記搬送制御手段は、前記第二モータの温度情報が示す温度が昇温状態の温度である場合、前記第一モータの回転速度を前記第二モータの回転速度よりも低くし、且つ前記第二モータと同期駆動することを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
  15. シートを搬送する第一ローラと、前記第一ローラを駆動する第一モータと、前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、前記第二ローラを駆動する第二モータと、を備える記録装置を制御する方法であって、
    先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御工程を有し、、
    前記搬送制御工程では、前記第二モータが昇温状態であることを示す情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする記録装置の制御方法。
  16. シートを搬送する第一ローラと、前記第一ローラを駆動する第一モータと、前記第一ローラにより搬送されたシートを搬送する第二ローラと、前記第二ローラを駆動する第二モータと、を備える記録装置を制御する方法であって、
    先行して搬送されるシートである先行シートの後端と該先行シートの次に搬送されるシートである後続シートの先端が重なるようにシートを搬送する第一の搬送動作と、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けてシートを搬送する第二の搬送動作と、を実行可能な搬送制御工程を有し、
    前記搬送制御工程では、前記第二モータの温度情報に基づいて、前記第一の搬送動作を実行するか、前記第二の搬送動作を実行するかを制御することを特徴とする記録装置の制御方法。
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