JP6383194B2 - 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は記録ヘッドによってシートに記録を行う記録装置に関し、詳細にはシートを先行シートの一部と後続シートの一部が重なった状態で記録ヘッドと対向する記録領域に搬送する記録装置に関するものである。
特許文献1には、複数のシートを一枚ずつ分離して給送する給送手段と、シートに画像を形成する記録手段と、記録手段に対して、シートを搬送する搬送手段と、シートを検出する検出手段と、検出手段の信号に応じて給送手段を駆動制御する制御手段とを有し、先行シートの後端余白領域に後続シートの先端余白領域を重ねるよう制御する記録装置について記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載された装置では、後続シートの給送を開始する前に先行シートの後端余白量および後続シートの先端余白量が判明していないと、後続シートの給送を開始することができない。そのため、後続シートの給送を開始するまでに時間がかかるという技術的な課題がある。
先行シートの後端余白量および後続シートの先端余白量が判明していない場合でも後続シートの給送を開始することを考える。この場合、先行シートと後続シートは余白に関わらず重なるため、重ね状態を維持したまま、後続シートを記録手段と対向する位置に搬送するか否かを判定する判定手段があれば良い。
一方で、記録ヘッドの記録素子がシートの搬送方向と並列に配置されており、記録ヘッドをシートの搬送方向と直交する方向に移動させることで画像形成する記録装置がある。このような記録装置は、シートの斜行を矯正するために、搬送方向に対して直交する方向に配置された搬送ローラにシートを突き当てることで斜行矯正動作を行う。ここで、重ね状態を維持したまま後続シートを記録手段と対向する位置に搬送する場合、重ね状態を維持したまま斜行矯正動作を行う必要がある。より早く斜行矯正動作を完成させるためには、記録ヘッドの移動中に斜行矯正動作を完了することが望ましい。
特開2000−15881号公報
先行シートへの画像形成が完了する前に、搬送ローラに後続シートを突き当てると、後続シートが搬送ローラに突きあたった反動で先行シートが微小に動いてしまい、画像形成中の画像が乱れてしまう場合が生じ得る。この画像の乱れはわずかであり、先行シートの最終行で形成される画像と、最終行の前のキャリッジの移動で形成される画像に連続性がない場合には、画像の乱れが視認できない。しかしながら、画像に連続性がある場合は、画像の乱れが視認できるレベルで生じ得る。
本発明は、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作が可能か否かを判定し、判定結果に基づき使用する記録素子と、後続シートの斜行矯正を制御することが可能な記録装置を提供する。
本発明の一つの態様に係わる記録装置は、録シートを給送する給送手段と、
前記給送手段により給送された記録シートを搬送する搬送手段と、
前記記録シートの搬送方向に沿って複数配置されている記録素子を有し、前記記録素子を用いて前記搬送手段により搬送される記録シートに記録を行う記録手段と、
記録シートの先端部を前記搬送手段に突き当てることで前記記録シートの斜行を矯正する斜行矯正動作を行う斜行矯正手段と、
行シートと前記先行シートに給送される後続シートの先端部とが重なるように記録シートの搬送を制御可能な搬送制御手段と、
先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま前記後続シートに対する斜行矯正動作が可能であるか否かを所定条件に従い判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づき、使用する前記記録手段の記録素子と前記後続シートに対する斜行矯正動作とを制御する記録制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作が可能か否かを判定し、判定結果に基づき使用する記録素子と、後続シートの斜行矯正を制御することが可能な記録装置の提供が可能になる。
本発明によれば、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作を行った場合でも、先行シートの画像に生じ得る乱れを低減することが可能な記録装置の提供が可能になる。
本発明によれば、より後続シートの記録開始までに時間のかからない記録装置を提供することが可能になる。
一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 一実施形態の記録装置における重ね連送の動作を説明する図。 ピックアップローラの構成を説明する図。 一実施形態の記録装置のブロック図。 一実施形態における重ね連送動作のフローチャート。 先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図。 先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図。 一実施形態における後続シートの斜行矯正動作を説明するフローチャート。 一実施形態における記録動作と、使用する記録素子を変更した場合の装置の状態を説明する図。 一実施形態における記録動作と、使用する記録素子を変更した場合の装置の状態を説明する図。 後続シートの先端位置を算出する動作を説明するフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態に係る記録装置における重ね連送の動作を説明する断面図である。最初に、図1のST1で示す図を用いて本実施形態における記録装置の概略構成について説明する。
図1のST1において、1は記録シートである。複数枚の記録シート1は給送トレイ11(積載部)に積載されている。2は給送トレイ11に積載された最上位の記録シート1に当接してこの記録シートをピックアップするピックアップローラである。3はピックアップローラ2によってピックアップされた記録シート1をシート搬送方向の下流側へ給送するための給送ローラである。4は給送ローラ3へ付勢され給送ローラ3とともに記録シート1を挟持して給送する給送従動ローラである。
5は給送ローラ3及び給送従動ローラ4によって給送された記録シート1を記録ヘッド7と対向する位置へ搬送する搬送ローラである。6は搬送ローラ5へ付勢され搬送ローラ5とともに記録シートを挟持して搬送するピンチローラである。
7は搬送ローラ5及びピンチローラ6によって搬送された記録シート1に対して記録を行う記録ヘッドである。本実施形態では記録ヘッド7からインクを吐出して記録シート1に記録を行うインクジェット記録ヘッドであるとして説明する。8は記録ヘッド7と対向する位置で記録シート1の裏面を支持するプラテンである。10は記録ヘッド7を搭載してシート搬送方向と交差する方向へ移動するキャリッジである。
9は記録ヘッド7によって記録が行われた記録シートを装置外に排出するための排出ローラである。12,13は記録ヘッド7によって記録が行われた記録シートの記録面と接触して回転する拍車である。ここで下流側にある拍車13は排出ローラ9へ付勢されており、上流側にある拍車12は対向する位置に排出ローラ9が配されていない。拍車12は記録シート1の浮き上がりを防止するためのものであり押え拍車とも呼ぶ。
給送ローラ3及び給送従動ローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5及びピンチローラ6で形成される搬送ニップ部との間では、記録シート1は搬送ガイド15によって案内される。16は記録シート1の先端及び後端を検知するためのシート検知センサである。シート検知センサ16はシート搬送方向において給送ローラ3の下流に設けられている。17は後続シートの先端部を先行シートの後端部に重ねるためのシート押えレバーである。シート押えレバー17は回転軸17bの回りに図中反時計回り方向にバネで付勢されている。
図4はピックアップローラ2の構成を説明する図である。前述のようにピックアップローラ2は給送トレイ11に積載されている最上位の記録シートに当接して当該記録シートをピックアップする。19は後述する給送モータの駆動をピックアップローラ2に伝達するための駆動軸である。記録シートをピックアップするときに、駆動軸19及びピックアップローラ2は図中矢印A方向に回転する。駆動軸19には突起19aが設けられている。ピックアップローラ2には突起19aが嵌まり込む凹部2cが形成されている。図4(a)に示すように、突起19aがピックアップローラ2の凹部2cの第1の面2aに当接している場合は、駆動軸19の駆動がピックアップローラ2に伝達され、駆動軸19を駆動するとピックアップローラ2も回転される。一方、図4(b)に示すように、突起19aがピックアップローラ2の凹部2cの第2の面2bに当接している場合は、駆動軸19の駆動がピックアップローラ2に伝達されず、駆動軸19を駆動してもピックアップローラ2は回転されない。突起19aが第1の面2a及び第2の面2bのいずれにも当接せず、第1の面2aと第2の面2bの間にある場合も、駆動軸19を駆動してもピックアップローラ2は回転されない。
図5は、本実施形態の記録装置のブロック図である。201は、各部動作やデータの処理などを制御するMPUである。MPU201は、後述するように、先行する記録シートの後端部と後続シートの先端部とが重なるように記録シートの搬送を制御可能な搬送制御手段としても機能する。202は、MPU201によって実行されるプログラムやデータを格納するROMである。203は、MPU201によって実行される処理データ及びホストコンピュータ214から受信したデータを一時的に記憶するRAMである。
記録ヘッド7は記録ヘッドドライバ207によって制御される。キャリッジ10を駆動するキャリッジモータ204は、キャリッジモータドライバ208によって制御される。搬送ローラ5及び排出ローラ9は搬送モータ205によって駆動される。搬送モータ205は搬送モータドライバ209によって制御される。ピックアップローラ2及び給送ローラ3は給送モータ206によって駆動される。給送モータ206は給送モータドライバ210によって制御される。
ホストコンピュータ214には、使用者によって記録動作の実行が命令された場合に、記録画像や記録画像品位等の記録情報を取りまとめて記録装置と通信するためのプリンタドライバ2141が設けられている。MPU201は、I/F部213を介してホストコンピュータ214と記録画像等のやり取りを実行する。
図1のST1から図3のST9を用いて重ね連送の動作について時系列に説明する。ホストコンピュータ214からI/F部213を介して記録データが送信されると、MPU201で処理された後、RAM203に展開される。MPU201が展開されたデータに基づいて記録動作を開始する。
図1のST1を参照して説明する。最初に、給送モータドライバ210によって給送モータ206が低速駆動される。これにより、ピックアップローラ2は7.6inch/secで回転される。ピックアップローラ2が回転すると、給送トレイ11に積載された最上位の記録シート(先行シート1−A)がピックアップされる。ピックアップローラ2によってピックアップされた先行シート1−Aは、ピックアップローラ2と同方向に回転している給送ローラ3によって搬送される。給送ローラ3も給送モータ206によって駆動される。本実施形態は、ピックアップローラ2及び給送ローラ3を備える構成で説明する。しかしながら、積載部に積載された記録シートを給送する給送ローラのみ備える構成であってもよい。
給送ローラ3の下流側に設けられたシート検知センサ16によって先行シート1−Aの先端が検知されると、給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。
図1のST2を参照して説明する。給送ローラ3を回転し続けることによって先行シート1−Aの先端は、バネの付勢力に抗してシート押えレバー17を回転軸17bの回りに時計回り方向に回転させる。さらに給送ローラ3を回転し続けると、先行シート1−Aの先端は搬送ローラ5とピンチローラ6で形成される搬送ニップ部に突き当たる。このとき搬送ローラ5は停止状態である。先行シート1−Aの先端が搬送ニップ部に突き当たった後も給送ローラ3を所定量回転させることによって、先行シート1−Aの先端が搬送ニップ部に突き当たった状態で整列し斜行が矯正される。斜行矯正動作をレジ取り動作ともいう。
図1のST3を参照して説明する。先行シート1−Aの斜行矯正動作が終了すると、搬送モータ205が駆動されることによって搬送ローラ5が回転を開始する。搬送ローラ5は15inch/secでシートを搬送する。先行シート1−Aは記録ヘッド7と対向する位置まで頭出しされた後に、記録データに基づいて記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作が行われる。なお、頭出し動作は、記録シートの先端が搬送ニップ部に突き当てられることにより搬送ローラ5の位置に一旦位置決めされ、その後、搬送ローラ5の位置を基準として搬送ローラ5の回転量を制御することにより行われる。
本実施形態の記録装置は、記録ヘッド7がキャリッジ10に搭載されているシリアルタイプの記録装置である。搬送ローラ5によって記録シートを所定量ずつ間欠搬送する搬送動作と、搬送ローラ5が停止しているときに記録ヘッド7を搭載したキャリッジ10を移動させながら記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作と、を繰り返すことによって記録シートに対する記録動作が行われる。
先行シート1−Aが頭出しされると、給送モータ206を低速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで回転する。搬送ローラ5によって記録シートを所定量ずつ間欠搬送しているときに、給送モータ206によって給送ローラ3も間欠駆動される。すなわち搬送ローラ5が回転しているときは給送ローラ3も回転し、搬送ローラ5が停止しているときは給送ローラ3も停止している。搬送ローラ5の回転速度に対して、給送ローラ3の回転速度は小さい。そのため、搬送ローラ5と給送ローラ3の間でシートは張った状態になる。また、給送ローラ3は搬送ローラ5によって搬送される記録シートによって連れ回りさせられる。
給送モータ206を間欠的に駆動するため、駆動軸19も駆動される。前述のように、ピックアップローラ2の回転速度は搬送ローラ5の回転速度よりも小さい。そのため、ピックアップローラ2は搬送ローラ5で搬送される記録シートによって連れ回りさせられる。すなわち、ピックアップローラ2は駆動軸19に対して先回りした状態になっている。具体的には、駆動軸19の突起19aは第1の面2aから離間し第2の面2bに当接した状態になっている。したがって、先行シート1−Aの後端がピックアップローラ2を通過しても2枚目の記録シート(後続シート1−B)はすぐにピックアップされない。駆動軸19が所定時間駆動されると、突起19aが第1の面2aと当接するようになり、ピックアップローラ2が回転を開始する。
図2のST4を参照して説明する。ピックアップローラ2が回転を開始し、後続シート1−Bをピックアップした状態を示す。シート検知センサ16は、センサの応答性等の要因により記録シートの端部を検知するためにはシート間に所定以上の間隔が必要になる。すなわち、シート検知センサ16によって先行シート1−Aの後端を検知した後、後続シート1−Bの先端を検知するまでに所定の時間間隔をもたせるために、先行シート1−Aの後端部と後続シート1−Bの先端部との間を所定距離離す必要がある。そのために、ピックアップローラ2の凹部2cは約70度に設定されている。
図2のST5を参照して説明する。ピックアップローラ2によってピックアップされた後続シート1−Bは、給送ローラ3によって搬送される。このときに、先行シート1−Aは、記録データに基づいて記録ヘッド7によって画像形成動作が行われている。シート検知センサ16によって後続シート1−Bの先端が検知されると、給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。
図2のST6を参照して説明する。先行シート1−Aの後端部は、図2のST5に示すようにシート押えレバー17によって下方に押し下げられている。記録ヘッド7による記録動作によって先行シート1−Aが下流に移動する速度に対して、後続シート1−Bを高速に移動させることによって先行シート1−Aの後端部の上に後続シート1−Bの先端部が重なった状態を形成することができる(図2のST6)。先行シート1−Aは記録データに基づいて記録動作が行われているため、先行シート1−Aは搬送ローラ5によって間欠搬送される。一方、後続シート1−Bはシート検知センサ16によって先端が検知された後、給送ローラ3を20inch/secで連続的に回転させることによって先行シート1−Aに追いつくことができる。
図3のST7を参照して説明する。先行シート1−Aの後端部の上に後続シート1−Bの先端部が重なった重なり状態を形成した後、後続シート1−Bは先端が搬送ニップの上流の所定位置で停止するまで給送ローラ3によって搬送される。後続シート1−Bの先端の位置は、後続シート1−Bの先端がシート検知センサ16によって検知されてからの給送ローラ3の回転量から算出され、この算出結果に基づいて制御される。このとき、先行シート1−Aは、記録データに基づいて記録ヘッド7によって画像形成動作が行われている。
図3のST8を参照して説明する。先行シート1−Aの最終行の画像形成動作(インク吐出動作)を行うために搬送ローラ5が停止しているときに、給送ローラ3を駆動することによって後続シート1−Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1−Bの斜行矯正動作を行う。
図3のST9を参照して説明する。先行シート1−Aの最終行の画像形成動作が終了すると、搬送ローラ5を所定量回転させることによって先行シート1−Aの上に後続シート1−Bが重なった状態を維持して後続シート1−Bの頭出しを行うことができる。後続シート1−Bには、記録データに基づいて記録ヘッド7によって記録動作が行われる。後続シート1−Bが記録動作のために間欠搬送されると、先行シート1−Aも間欠搬送され、やがて先行シート1−Aは排出ローラ9によって記録装置外に排出される。
後続シート1−Bが頭出しされると、給送モータ206を低速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで回転する。後続シート1−Bの後にも記録データがある場合は、図2のST4に戻り3枚目のピックアップ動作が行われる。
図6は、本実施形態における重ね連送動作のフローチャートである。ステップS1で、I/F部213を介してホストコンピュータ214から記録データが送信されると記録動作を開始する。ステップS2で先行シート1−Aの給送動作を開始する。具体的には、給送モータ206を低速駆動する。ピックアップローラ2は7.6inch/secで回転する。ピックアップローラ2によって先行シート1−Aをピックアップし、給送ローラ3によって先行シート1−Aを記録ヘッド7に向けて給送する。
ステップS3で、シート検知センサ16によって先行シート1−Aの先端が検知される。シート検知センサ16によって先行シート1−Aの先端が検知されると、ステップS4で給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。シート検知センサ16によって先行シート1−Aの先端が検知された後の給送ローラ3の回転量を制御することによって、ステップS5で先行シート1−Aの先端を搬送ニップ部に突き当てて先行シート1−Aの斜行矯正動作を行う。
ステップS6で記録データに基づいて先行シート1−Aを頭出しする。すなわち、搬送ローラ5の回転量を制御することによって、記録データに基づいた搬送ローラ5の位置を基準とした記録開始位置まで先行シート1−Aを搬送する。ステップS7で給送モータ206を低速駆動に切り替える。ステップS8で先行シート1−Aに対して記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作を開始する。具体的には、搬送ローラ5によって先行シート1−Aを間欠搬送する搬送動作と、キャリッジ10を移動させて記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作(インク吐出動作)とを繰り返すことによって、先行シート1−Aに対する記録動作を行う。搬送ローラ5によって先行シート1−Aを間欠搬送する動作と同期して、給送モータ206を間欠的に低速駆動する。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで間欠的に回転する。
ステップS9で次ページの記録データがあるか判定する。次ページの記録データが無い場合はステップS25に進む。ステップS25で先行シート1−Aに対する記録動作が完了したら、ステップS26で先行シート1−Aを排出し記録動作を終了する。
次ページの記録データがある場合は、ステップS10で後続シート1−Bの給送動作を開始する。具体的には、ピックアップローラ2によって後続シート1−Bをピックアップし、給送ローラ3によって後続シート1−Bを記録ヘッド7に向けて給送する。ピックアップローラ2は7.6inch/secで回転する。前述のように、駆動軸19の突起19aに対して、ピックアップローラ2の凹部2cが大きく設けられているため、後続シート1−Bは先行シート1−Aの後端と所定の間隔をもった状態で給送される。
ステップS11で、シート検知センサ16によって後続シート1−Bの先端が検知される。シート検知センサ16によって後続シート1−Bの先端が検知されると、ステップS12で給送モータ206を高速駆動に切り替える。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は20inch/secで回転する。シート検知センサ16によって後続シート1−Bの先端が検知された後の給送ローラ3の回転量を制御することによって、ステップS13で後続シート1−Bの先端が搬送ニップ部の所定量手前の位置となるように後続シート1−Bを搬送する。先行シート1−Aは記録データに基づいて間欠搬送される。後続シート1−Bは給送モータ206を連続的に高速駆動することによって、先行シート1−Aの後端部の上に後続シート1−Bの先端部が重なる重ね状態が形成される。
ステップS14で後述する所定条件を満たしているか判定する。所定条件を満たしている場合は、ステップS15で先行シート1−Aの画像形成動作が開始されたかを判定する。画像形成動作が開始された場合にはステップS16に進み、開始されていない場合には開始されるまで待機する。ステップS16で重ね状態を維持したまま後続シート1−Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1−Bの斜行矯正動作を行う。そして、ステップS17で先行シート1−Aの最終行の画像形成動作が終了したと判定した場合は、ステップS18で重ね状態を維持したまま後続シート1−Bを頭出しする。
ステップS14で所定条件を満たしていない場合は、重ね状態を解消して後続シート1−Bを頭出しする。具体的には、ステップS27で先行シート1−Aの最終行の画像形成動作が終了するとステップS28で先行シート1−Aの排出動作を行う。この間、給送モータ206は駆動されないため、後続シート1−Bはその先端が搬送ニップ部の所定量手前の位置のまま停止している。先行シート1−Aは排出されるため、重ね状態は解消する。ステップS29で後続シート1−Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて後続シート1−Bの斜行矯正動作を行う。そして、ステップS18で後続シート1−Bを頭出しする。
ステップS19で給送モータ206を低速駆動に切り替える。ステップS20で後続シート1−Bに対して記録ヘッド7からインクを吐出することによって記録動作を開始する。具体的には、搬送ローラ5によって後続シート1−Bを間欠搬送する搬送動作と、キャリッジ10を移動させて記録ヘッド7からインクを吐出する画像形成動作(インク吐出動作)とを繰り返すことによって、後続シート1−Bに対する記録動作を行う。搬送ローラ5によって後続シート1−Bを間欠搬送する動作と同期して、給送モータ206を間欠的に低速駆動する。すなわち、ピックアップローラ2及び給送ローラ3は7.6inch/secで間欠的に回転する。
ステップS21で次ページの記録データがあるか判定する。次ページの記録データが有る場合はステップS10に戻る。次ページの記録データが無い場合は、ステップS22で後続シート1−Bの画像形成動作が完了するとステップS23で後続シート1−Bの排出動作を行い、ステップS24で記録動作を終了する。
図7、図8は、本実施形態における先行シートに後続シートを重ねる動作を説明する図である。図6のS12、S13で説明した、先行シートの後端部の上に後続シートの先端部を重ねる重ね状態を形成する動作について説明する。
図7、図8は、給送ローラ3と給送従動ローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5とピンチローラ6で形成される搬送ニップ部の間の拡大図である。
搬送ローラ5、給送ローラ3により記録シートが搬送される過程を、3つの状態として順に説明する。後続シートが先行シートを追いかける動作を行う第1の状態を図7のST1、ST2を参照して説明する。後続シートを先行シートに重ねる動作を行う第2の状態を図8のST3、ST4を参照して説明する。重ね状態を維持して後続シートの斜行矯正動作を行うか判定する第3の状態を図8のST5を参照して説明する。
図7のST1では、給送ローラ3を制御し後続シート1−Bを搬送し、シート検知センサ16で後続シート1−Bの先端を検知する。シート検知センサ16から後続シート1−Bを先行シート1−Aの上に重ねることが可能となる位置P1までを第1の区間A1と定義する。第1の区間A1において、後続シート1−Bの先端が先行シート1−Aの後端を追いかける動作を行う。P1は、機構の構成により決定されるものである。
第1の状態では、第1の区間A1において、追いかける動作を停止する場合が存在する。図7のST2のように、後続シート1−Bの先端が、P1より手前で先行シート1−Aの後端を追い越してしまう場合は、後続シートを先行シートに重ねる動作を行わない。
図8のST3において、前述のP1からシート押えレバー17が設けられた位置P2までを第2の区間A2と定義する。第2の区間A2において、後続シート1−Bを先行シート1−Aに重ねる動作を行う。
第2の状態では、第2の区間A2において、後続シートを先行シートに重ねる動作を停止する場合が存在する。図8のST4のように、第2の区間A2内で後続シート1−Bの先端が先行シート1−Aの後端に追いつくことができない場合は、後続シートに先行シートを重ねる動作ができない。
図8のST5において、前述のP2からP3までを第3の区間A3と定義する。P3は図6のステップS13で後続シートが停止したときの先端の位置である。後続シート1−Bを先行シート1−Aに重ねた状態で、後続シート1−Bの先端がP3に到達するまで搬送する。第3の区間A3において、重ね状態を維持したまま後続シート1−Bを搬送ニップ部に突き当てて頭出しをするか否かを判定する。すなわち、重ね状態を維持して斜行矯正動作を行い頭出しをするか、重ね状態を解除して斜行矯正動作を行い頭出しをするかの判定を行う。
図9は、本実施形態における後続シートの斜行矯正動作を説明するフローチャートである。図6のS14で説明した所定条件を満たしているかの判定について詳細に説明する。MPU201は、所定条件を満たしているかの判定を行う判定部としても機能する。
先行シート1−Aと後続シート1−Bの重ね状態を維持したまま後続シート1−Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行うか、先行シート1−Aと後続シート1−Bの重ね状態を解除してから後続シート1−Bの先端を搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行うかの判定動作について説明する。
ステップS101で開始する。ステップS102において、後続シート1−Bの先端が判定位置(図8ST5のP3)まで到達しているかを判定する。ここで到達していない場合(ステップS102:NO)、所定量の搬送で後続シート1−Bの先端が搬送ニップ部に突き当たるか不明であるため、後続シートのみの斜行矯正動作に決定し(ステップS103)、判定動作は終了する(ステップS104)。すなわち、先行シート1−Aの後端が搬送ニップ部を通過した後に、後続シート1−Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後、後続シート1−Bのみの状態で頭出しをする。
一方、後続シート1−Bの先端が判定位置P3まで到達している場合(ステップS102:YES)、先行シート1−Aの後端が搬送ニップ部を通過したかの判定を行う(ステップS105)。ここで通過したと判定された場合(ステップS105:YES)、先行シートと後続シートは重なっていないため、後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS106)。すなわち、後続シート1−Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後、後続シート1−Bのみの状態で頭出しをする。
一方、先行シート1−Aの後端が搬送ニップ部を通過していないと判定された場合(ステップS105:NO)、先行シート1−Aの後端部と後続シート1−Bの先端部の重なり量が閾値より小さいかの判定を行う(ステップS107)。先行シート1−Aの後端の位置は、先行シート1−Aに対する記録動作にともなって更新していく。また、後続シート1−Bの先端の位置は、前述の判定位置にある。すなわち、重なり量は、先行シート1−Aの記録動作にともなって減少していく。重なり量が閾値より小さいと判定された場合(ステップS107:YES)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS108)。すなわち、先行シート1−Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1−Bを先行シート1−Aとともに搬送しない。具体的には、搬送モータ205によって搬送ローラ5を駆動して先行シート1−Aを搬送する。しかしながら、給送ローラ3は駆動しない。したがって、重ね状態は解除される。さらに、後続シート1−Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後、後続シート1−Bのみの状態で頭出しをする。
重なり量が閾値以上と判定された場合(ステップS107:NO)、後続シート1−Bを頭出ししたときに後続シート1−Bが押え拍車12まで到達するかの判定を行う(ステップS109)。後続シート1−Bが押え拍車12まで到達しないと判定された場合(ステップS109:NO)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS110)。すなわち、先行シート1−Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1−Bを先行シート1−Aとともに搬送しない。具体的には、搬送モータ205によって搬送ローラ5を駆動して先行シート1−Aを搬送する。しかしながら、給送ローラ3は駆動しない。したがって、重ね状態は解除される。さらに、後続シート1−Bのみを搬送ニップ部に突き当てて斜行矯正動作を行い、その後、後続シート1−Bのみの状態で頭出しをする。
後続シート1−Bが押え拍車12まで到達すると判定された場合(ステップS109:YES)、先行シートの最終行と当該最終行の前行との間に隙間があるかの判定を行う(ステップS111)。隙間がないと判定された場合(ステップS111:NO)、重ね状態を解除して後続シートのみの斜行矯正動作に決定する(ステップS112)。隙間があると判定された場合(ステップS111:YES)、重ね状態を維持したまま後続シート1−Bの斜行矯正動作を行い、その後頭出しをする。すなわち、先行シート1−Aの画像形成動作が終了した後に、後続シート1−Bを先行シート1−Aと重なった状態のまま搬送ニップ部に突き当てる。具体的には、搬送モータ205と同時に給送モータ206を駆動することによって搬送ローラ5及び給送ローラ3を回転させる。斜行矯正動作の後に、後続シート1−Bを先行シート1−Aと重なった状態のまま頭出しをする。
このように、先行シート1−Aと後続シート1−Bの重ね状態を維持するか解除するかの判定動作を行う。ここで、図9のステップS111は、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作が可能であるか否かの判定処理となる。図9のS111の所定条件を満たさない場合において、MPU201は、所定条件の判定結果が変わるように、使用する記録素子を変更した場合に、後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作が可能であるか判定し、判定結果に応じて記録を制御する。
MPU201は、記録制御部として機能し、ステップS111の所定条件が満たされない場合、所定条件を満たすように、記録ヘッド7において使用する記録素子20を変更し、後続シートに対する斜行矯正動作を制御することが可能である。例えば、MPU201は、ステップS111の所定条件を満たすように、先行シートの空白のある位置で記録動作を分割するように、使用する記録ヘッド7の記録素子20を制御することが可能である。
また、MPU201は、判定部として機能し、使用する記録素子を変更した場合に、先行シートへの記録ヘッドの移動回数が変わるか否かを判定する。記録ヘッドの移動回数が変わらない場合、MPU201は先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま後続シートの斜行矯正動作が可能と判定する。一方、記録ヘッドの移動回数が変わる場合、MPU201は、後続シートの重ね状態を維持したまま後続シートの斜行矯正動作を行わないと判定する。MPU201は、記録ヘッドの移動回数が変わる場合、後続シートの重ね状態を解除して後続シートの斜行矯正動作を行うと判定する。
先行シートへの記録ヘッドの移動回数が変わるか否かの判定は、先行シートの記録において、空白のある位置で記録動作を分割した場合に、記録ヘッド7の記録素子列により最終行の記録動作が可能であるか否かにより判定される。最終行の記録動作が可能である場合に、MPU201は記録ヘッドの移動回数が変わらないと判定する。一方、記録ヘッド7の記録素子列により最終行の記録動作を行うことができない場合(例えば、記録動作を更に分割しなければ最終行の画像を記録することができない場合)、MPU201は記録ヘッドの移動回数が変わると判定する。
記録ヘッドの移動回数が変わるか否かの判定は、例えば、先行シート1−Aの最終行の記録動作で形成する搬送方向における画像のサイズを示す情報と、記録ヘッド7の搬送方向の記録素子列のサイズとを比較することにより行われる。MPU201は、この比較の結果に基づき、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま斜行矯正動作を行うか否かを判定する。
以下に説明する図10では、先行シートの最終行の記録動作で形成する画像(画像21−Bおよび画像21−C)の搬送方向におけるサイズ(L1)が、搬送方向における記録ヘッド7の記録素子列のサイズ以下(L2)となる場合(L1≦L2)を説明する。この場合は、最終行の記録動作が可能であり、記録ヘッドの移動回数が変わらない場合となる。 図10は、図9のステップS111の判定条件を満たさない場合において、判定結果が変わるように、使用する記録素子を変更した場合の、先行シート1−Aに対する最終行の画像形成を行う記録装置の状態を示した図である。記録素子20は、記録ヘッド7にシートの搬送方向に沿って並列に複数配置されている。記録ヘッド7は、キャリッジ10によってシートの搬送方向に対して垂直方向に1回以上移動しながら、記録素子20の一部からインクを吐出することで、シート上に画像を形成する。
図10において、ST1、ST2は、先行シート1−Aに対して、使用する記録素子を変更しないで、最終行の1つ前の行の画像形成と最終行の画像形成とを行う場合の記録装置の状態を示している。ST1、ST2に示す例において、MPU201は、可能な限り多くの画像形成を1回の記録ヘッドの移動で行うよう使用する記録素子を変更しない記録制御を行う。
図10のST1は、先行シート1−Aの最終行の1つ前の行の画像形成時の記録装置の状態を示した図である。記録素子20の全てからインクを吐出し、シート1−A上に空白21−Xを含む画像21−A、画像21−Bを1回の記録動作で同時に画像形成している。画像21−Cは、次の行(最終行)で形成する画像であり、ST1の記録動作が完了した時点では、まだ記録されていない画像である。
図10のST2は、先行シート1−Aの最終行における画像形成時の記録装置の状態を示している。ST2においては、画像21−Cを最終行で画像形成する。ST2に示す例で、MPU201は、1回の記録ヘッドの移動でより多くの画像を形成するように、シートの搬送を制御している。従って、記録素子20のうち、よりシート搬送方向において下流側の記録素子を使用して画像21−Cを形成する。このとき、最終行の画像21−Cと前行の画像21−Bとの間には空白がないため、先行シート1−Aの最終行と最終行の前行との間に隙間がないと判定される(図9のステップS111:NO)。
この状態で後続シート1−Bを搬送ローラ5及びピンチローラ6に突き当てて斜行矯正動作を行うと、後続シート1−Bが搬送ローラ5及びピンチローラ6に突きあたった反動で先行シート1−Aが微小に動く場合が生じ得る。この場合、画像21−Bと画像21−Cの境界部が乱れ、画像形成中の画像が乱れてしまう場合が生じ得る。そのような画像の乱れを避けるため、判定部として機能するMPU201は、重ね状態を解除して斜行矯正を行うよう判定する(図9のステップS112)。
図10のST3、ST4は、ST1、ST2に対して使用する記録素子を変更した場合の記録装置の状態の一例を示している。この例では、MPU201は、空白のある位置で記録動作を分割するように制御を行う。
図10のST3は、先行シート1−Aの最終行の1つ前の行の画像形成時の記録装置の状態を示した図である。ST3に示す例では、空白21−Xよりも搬送方向に対して先行シート1−Aの先端側の画像21−Aのみを画像形成する。MPU201は、記録素子20のうち、よりシート搬送方向において下流側の記録素子を使用して画像21−Aを形成するように記録制御を行う。画像21−B、画像21−Cは、この時点では画像形成されない。
図10のST4は、先行シート1−Aの最終行における画像形成時の記録装置の状態を示している。ST4において、MPU201は、記録素子を制御して、画像21−B、画像21−Cが最終行の記録動作により同時に画像形成される。ST4の状態において、MPU201は、画像21−B、画像21−Cを同時に画像形成するために、ST2の場合に比べて少ない搬送量で記録動作を行うように制御する。このとき、1つ前の行で画像形成された画像21−Aと、最終行で画像形成された画像21−Bとの間には空白21−Xがある。このため、図9のステップS111の判定処理では、先行シート1−Aの最終行と当該最終行の前行との間に隙間があると判定される(図9のステップ111:YES)。このとき、後続シート1−Bを搬送ローラ5及びピンチローラ6に突き当てて斜行矯正動作を行い、先行シート1−Aに微小な動きが生じた場合でも、画像21−Aと画像21−Bとの境界部に空白21−Xがある。このため、境界部における画像の乱れは、空白21−Xによって視認できないレベルの乱れとなる。ST3、ST4の場合では、空白のある位置で記録動作を分割しても、記録素子列により最終行の記録動作が可能であり、記録ヘッドの移動回数は変わらないため、先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま後続シートの斜行矯正動作が可能である。ST3、ST4のように使用する記録素子を変更し、変更した記録素子に合わせて搬送量を制御することで、重ね状態を維持して斜行矯正を行う処理(S113)に向けて、図9のステップS111の判定処理の結果を変更することができる。
図11は、図10と同様に所定条件の判定結果が変わるように、使用する記録素子を変更した場合の、先行シート1−Aに対する最終行の画像形成を行う記録装置の別の状態の例を示す図である。図11では、先行シートの最終行の記録動作で形成する画像(画像21−E及び画像21−F)のサイズ(L3)が、記録素子列のサイズ(L2)より大きくなり(L2<L3)、記録動作を更に分割しなければ最終行の画像を記録できない場合を説明する。図11に示す例は、記録ヘッドの移動回数が変わる場合となる。
図11において、ST5、ST6は、先行シート1−Aに対して、使用する記録素子を変更しないで、最終行の1つ前の行の画像形成と最終行の画像形成とを行う場合の記録装置の状態を示している。ST 5、ST6に示す例において、MPU201は、図10のST1、ST2と同様に、可能な限り多くの画像形成を1回の記録ヘッドの移動で行うよう使用する記録素子を変更しない記録制御を行う。
図11のST5は、先行シート1−Aの最終行の1つ前の行の画像形成時の記録装置の状態を示した図である。記録素子20の全てからインクを吐出し、シート1−A上に空白21−Yを含む画像21−D、21−Eを1回の記録動作で同時に画像形成している。最終行の1つ前の行であるST5において、空白21−Yを含む画像21−D、画像21−Eを1回の記録動作で同時に画像形成している。画像21−Fは、次の行(最終行)で形成する画像であり、ST5の記録動作が完了した時点では、まだ記録されていない画像である。
図11のST6は、先行シート1−Aの最終行における画像形成時の記録装置の状態を示している。ST6においては、画像21−Fを最終行で画像形成する。ST6に示す例で、MPU201は、一度の記録動作でより多くの画像を形成するように、シートの搬送を制御している。従って、記録素子20のうち、よりシートの先端に近い記録素子(シート搬送方向において下流側の記録素子)を使用して画像21−Fを形成する。このとき、最終行の画像21−Fと前行の画像21−Eとの間には空白がないため、先行シート1−Aの最終行と最終行の前行との間に隙間がないと判定される(図9のステップS111:NO)。
この状態で後続シート1−Bを搬送ローラ5及びピンチローラ6に突き当てて斜行矯正動作を行うと、後続シート1−Bが搬送ローラ5及びピンチローラ6に突きあたった反動で先行シート1−Aが微小に動く場合が生じ得る。この場合、画像21−Eと画像21−Fの境界部が乱れ、画像形成中の画像が乱れてしまう場合が生じ得る。そのような画像の乱れを避けるため、MPU201は、重ね状態を解除して斜行矯正を行うよう判定する(図9のステップS112)。
図11のST7、ST8は、ST5、ST6に対して使用する記録素子を変更した場合の記録装置の状態の一例を示している。この例では、図10と同様に、MPU201は空白のある位置で記録動作を分割するように制御している。
図11のST7は、先行シート1−Aの最終行の1つ前の行の画像形成時の記録装置の状態を示した図である。ST7に示す例では、空白21−Yよりも搬送方向に対して先行シート1−Aの先端側の画像21−Dのみを画像形成する。MPU201は、記録素子20のうち、よりシートの先端に近い記録素子(シート搬送方向において下流側の記録素子)を使用して画像21−Dを形成するように記録制御を行う。画像21−E、画像21−Fは、この時点では画像形成されない。
図11のST8は、先行シート1−Aの最終行における画像形成時の記録装置の状態を示している。ST8において、MPU201は、記録素子を制御して、画像21−E、画像21−Fが最終行の記録動作により同時に画像形成される。ST8の状態において、MPU201は、画像21−E、画像21−Fを同時に画像形成するために、ST6の場合に比べて少ない搬送量で記録動作を行うように制御する。1つ前の行で画像形成された画像21−Dと、最終行で画像形成された画像21−Eとの間には空白21−Yがある。このため、図9のステップS111の判定処理では、先行シート1−Aの最終行と当該最終行の前行との間に隙間があると判定される(図9のステップ111:YES)。このとき、後続シート1−Bを搬送ローラ5及びピンチローラ6に突き当てて斜行矯正動作を行い、先行シート1−Aに微小な動きが生じた場合でも、画像21−Dと画像21−Eとの境界部に空白21−Yがある。このため、後続シートの斜行矯正動作を行った場合に境界部における画像の乱れは、空白21−Yによって視認できないレベルの乱れとなる。
しかしながら、先行シートの最終行の記録動作で形成する画像21−Eおよび画像21−Fのサイズ(L3)が、記録素子列のサイズ(L2)より大きくなる場合(L2<L3)、最終行の記録動作により画像21−Eおよび画像21−Fの全てを形成できない。すなわち、画像21−Eと画像21−Fにより構成される画像のサイズは、記録ヘッド7の記録素子列のサイズよりも大きいため、画像21−Fの一部は同一の記録ヘッドの移動で画像形成できず、記録動作を更に分割しなければ最終行の画像を記録することができない。画像形成できない画像21−Fの一部の画像を分割した場合、記録ヘッドの移動回数は増えることになる。
このように、先行シート1−Aの最終行の記録動作で形成する画像のサイズが、記録素子列のサイズより大きくなる場合、記録動作を空白のある位置で分割せず、重ね状態を解除して斜行矯正を行うよう判定する(図9のステップS112)。
図12は、本実施形態における後続シートの頭出し後の先端位置を算出する構成を説明するフローチャートである。
ステップS201で開始する。ステップS202で、シートサイズの記録可能領域を読み込む。最先端で記録可能な位置、すなわち上端マージンが特定されるため、記録可能領域の上端マージンを先端位置に設定する(ステップS203)。ここで、先端位置は、搬送ニップ部からの距離で定義される。
次に、最初の記録データを読み込む(ステップS204)。これにより、最初の記録データがシート先端からどの位置になるかが特定される(非記録領域の検出)ため、シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置より大きいか否かの判定を行う(ステップS205)。シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置より大きい場合(ステップS205:YES)、先端位置をシート先端から最初の記録データまでの距離に更新する(ステップS206)。シート先端から最初の記録データまでの距離が先に設定した先端位置以下の場合(ステップS205:NO)は、ステップS207へ進む。
次に最初のキャリッジ移動命令を作成する(ステップS207)。次に最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置より大きいか否かの判定を行う(ステップS208)。最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置より大きい場合(ステップS208:YES)、先端位置を最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量に更新する(ステップS209)。最初のキャリッジ移動のためのシート搬送量が先に設定した先端位置以下の場合(ステップS208:NO)は、先端位置を更新しない。以上のように、後続シート1−Bの先端位置が確定し(ステップS210)、終了する(ステップS211)。確定した先端位置に基づいて、後続シート1−Bを頭出ししたときに後続シート1−Bが押え拍車12まで到達するかの判定(図9:ステップS109)を行うことができる。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、先行シートの後端部1−Aに後続シート1−Bの先端部を重ねる場合に、重ね状態を維持したまま後続シートを記録ヘッド7と対向する位置に搬送するか否かを判定することにより、先行シートの後端余白量および後続シートの先端余白量が判明していなくても後続シートの給送を開始することが可能となる。
また、記録ヘッド7によって先行シート1−Aに記録動作を行う際に、シート検知センサ16によって後続シート1−Bの先端が検知される前は給送モータ206を搬送モータ205と同期して駆動させ、シート検知センサ16によって後続シートの先端が検知された後は給送モータ206を連続駆動させることにより、先行シートに後続シートを重ねるための追いかけ動作を行うことが可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 記録シート、2 ピックアップローラ、3 給送ローラ、5 搬送ローラ、7 記録ヘッド、16 シート検知センサ

Claims (16)

  1. 録シートを給送する給送手段と、
    前記給送手段により給送された記録シートを搬送する搬送手段と、
    前記記録シートの搬送方向に沿って複数配置されている記録素子を有し、前記記録素子を用いて前記搬送手段により搬送される記録シートに記録を行う記録手段と、
    記録シートの先端部を前記搬送手段に突き当てることで前記記録シートの斜行を矯正する斜行矯正動作を行う斜行矯正手段と、
    行シートと前記先行シートに給送される後続シートの先端部とが重なるように記録シートの搬送を制御可能な搬送制御手段と、
    先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま前記後続シートに対する斜行矯正動作が可能であるか否かを所定条件に従い判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づき、使用する前記記録手段の記録素子と前記後続シートに対する斜行矯正動作とを制御する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記判定手段により前記所定条件が満たされないと判定される場合、前記記録制御手段は、前記所定条件を満たすように前記記録手段において使用する前記記録素子を変更することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記先行シートの画像形成において含まれる空白の位置で記録動作を分割するように、使用する前記記録素子を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記記録制御手段は、使用する前記記録素子を変更した場合に、前記先行シートへの記録ヘッドの移動回数が変わらないときは前記重ね状態を維持したまま前記後続シートの斜行矯正動作を行い、前記移動回数が変わるときは前記重ね状態を解除して前記後続シートの斜行矯正動作を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記記録制御手段は、前記先行シートの最終行の記録動作で形成する画像のサイズが記録素子列のサイズ以下のときは前記移動回数が変わらないと判定し、前記最終行の画像のサイズが前記記録素子列のサイズより大きいときは前記移動回数が変わると判定することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記搬送制御手段は、前記記録制御手段により使用する前記記録素子が変更された場合、前記変更された記録素子に応じて前記先行シートの搬送量を変更することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 録シートを給送する給送手段と、前記給送手段により給送された記録シートを搬送する搬送手段と、前記記録シートの搬送方向に沿って複数配置されている記録素子を有し前記記録素子を用いて前記搬送手段により搬送される記録シートに記録を行う記録手段と、記録シートの先端部を前記搬送手段に突き当てることで前記記録シートの斜行を矯正する斜行矯正動作を行う斜行矯正手段と、を有する記録装置の制御方法であって、
    行シートと前記先行シートに給送される後続シートの先端部とが重なるように記録シートの搬送を制御する搬送制御工程と、
    先行シートの記録中に後続シートの重ね状態を維持したまま前記後続シートの斜行矯正動作が可能であるか否かを所定条件に従い判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づき、使用する前記記録手段の記録素子と前記後続シートに対する斜行矯正動作とを制御する記録制御工程と、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  8. 前記判定工程において前記所定条件が満たされないと判定される場合、前記記録制御工程は、前記所定条件を満たすように前記記録手段において使用する前記記録素子を変更することを特徴とする請求項7に記載の記録装置の制御方法。
  9. 前記記録制御工程において使用する前記記録素子を変更した場合、前記先行シートへの記録ヘッドの移動回数が変わらないときは前記重ね状態を維持したまま前記後続シートの斜行矯正動作を行い、前記移動回数が変わるときは前記重ね状態を解除して前記後続シートの斜行矯正動作を行うことを特徴とする請求項8に記載の記録装置の制御方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. シートを給送する給送ローラと、
    前記給送ローラにより給送されるシートを搬送する搬送ローラ対と、
    シートの搬送方向に沿って複数配置されている記録素子を有し、記録データに基づいて決定される記録素子を用いて前記搬送ローラ対により搬送されるシートに記録動作を行う記録手段と、
    前記搬送方向における前記搬送ローラ対の上流側において後続シートの先端部が先行シートに重なっている重ね状態を形成する搬送制御手段と、
    前記搬送ローラ対にシートの先端を突き当てることによって斜行矯正動作を行う斜行矯正手段と、
    を備える記録装置において、
    前記重ね状態を維持して前記後続シートの前記斜行矯正動作をすることが可能か判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記重ね状態を維持して前記後続シートの前記斜行矯正動作をすることができないと判定した場合、前記先行シートの最終行で記録する画像及び前記最終行の前行で記録する画像を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
  13. 前記判定手段は、前記記録データに基づいて決定される前記先行シートの最終行の画像と前記前行の画像の間に隙間がある場合は前記重ね状態を維持して前記後続シートの前記斜行矯正動作をすることが可能と判定し、隙間がない場合は前記重ね状態を維持して前記後続シートの前記斜行矯正動作をすることができないと判定することを特徴とする請求項12に記載の記録装置。
  14. 前記搬送制御手段は、前記先行シートの後端と前記後続シートの先端の間に間隔を設けた状態で、前記給送ローラにより前記後続シートの給送を開始することを特徴とする請求項12または13に記載の記録装置。
  15. 前記搬送制御手段は、前記給送ローラと前記搬送ローラ対の間において前記重ね状態を形成することを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
  16. 前記搬送制御手段は、前記後続シートが前記先行シートに追いつくように、前記先行シートを搬送する前記搬送ローラ対が間欠的に回転しているときに、前記後続シートを給送する前記給送ローラを連続的に回転させることを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
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