JP2022082221A - 車載充電器及び車載充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低電圧バッテリが上がるといった異常が生じていても一般的な外部電力供給システムによりAC普通充電可能な車載充電器を提供する。【解決手段】EV100Aの車載充電器10Aでは、AC電源1のAC電圧を低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3の電圧値未満又は超過する予備用DC電圧DC4に変換するAC/DC変換・制御電力供給回路22から供給された予備用DC電力で制御電力供給回路15が起動する。制御電力供給回路15は、マイクロコントローラユニット16に電力を供給し、マイクロコントローラユニット16による駆動回路17の制御で駆動される電力変換電圧生成部がAC電圧をDC電圧DC1に変換してから高電圧印加用のDC高電圧DC2に変換する。これにより、低電圧バッテリ12の充電状態に依らず、電力変換電圧生成部からのDC高電圧DC2で高電圧バッテリ11を充電できる。【選択図】図2

Description

本発明は、高電圧バッテリ及び低電圧バッテリを備えた電気自動車(以下、EVとする)やPHEV(プラグインハイブリッド車両)等の電動車両に搭載される車載充電器及び車載充電システムに関する。
従来、この種の電動車両は、走行用動力源のモータを駆動するためのDC(直流)高電圧用蓄電池の高電圧バッテリと、補機類を作動させるためのDC低電圧用蓄電池の低電圧バッテリと、を備える。
高電圧バッテリは車両が走行することで電力を消費し充電率が低下する。高電圧バッテリは、車載充電器により外部電力供給システムから供給されるAC(交流)電源からのAC電圧を用いて高電圧バッテリへの充電が可能となっている。この外部電力供給システムから供給されるAC電源による高電圧バッテリの充電動作を一般的にAC普通充電と言う。
また、低電圧バッテリが動作させる補機類は種々の機器を動作させるがその中には事故が起きた際に、高電圧バッテリによる感電を防ぐために動作する接触器といった安全面において重要な機器も含まれる。よって低電圧バッテリも高電圧バッテリと同様に充電する必要がある。電動車両において、低電圧バッテリの充電は高電圧バッテリに充電されている電力を変換し充電される。
車載充電器の制御に用いる電力は、低電圧バッテリから供給される。そのため、電動車両が長期間使用されずに放置され、高電圧バッテリ及び低電圧バッテリの双方の充電率が低下し高電圧バッテリ、低電圧バッテリ共にバッテリ上りの状態となった場合、低電圧バッテリから電力供給できないため車載充電器を動作することができず、AC普通充電ができない。よって、高電圧バッテリが上がっている状態を解消できない。また、高電圧バッテリが上がっている状態を解消できないため低電圧バッテリを充電することができない。
よって高電圧バッテリ及び低電圧バッテリの双方がバッテリ上りの状態となった場合、高電圧バッテリ及び低電圧バッテリが上がっている状態を車載充電器により解消することができない。
このような場合には、一般的なエンジン自動車の場合と同様に、低電圧バッテリを交換するか、或いは外部からブースターケーブルを使用して低電圧バッテリを充電している。
尚、バッテリ上がり状態の低電圧バッテリへの充電に関連する周知技術として、バッテリ上がりした補機用バッテリを充電できる「電動車両のバッテリ充電制御装置」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開2019-170129号公報
上述した特許文献1に係る技術の場合、補機用バッテリが働かないときに、電動車両に充電コネクタが接続されたことを検知するコネクタ接続信号線を用いて充電ボックスから充電コネクタを介し、車載充電器を制御するための電力を供給する。しかし、特許文献1で開示されている充電コネクタおよび充電ボックスは一般的な充電コネクタおよび充電ボックスの電気仕様と異なる。よって特許文献1に係る技術の場合、専用の外部電力供給システムが必要となるといった問題がある。尚、ここでの補機用バッテリは低電圧バッテリを示す。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、低電圧バッテリが上がるといった異常が生じていても一般的な外部電力供給システムによりAC普通充電可能な車載充電器及び車載充電システムを提供することにある。
上記目的を達成するための一態様に係る車載充電器は、車載された高電圧バッテリを充電する車載充電器であって、自動車外部のAC電源の電力を、前記高電圧バッテリを充電するための第1電力に変換する第1電力変換部と、前記外部電源の電力を、前記第1電力変換部を制御するための第2電力に変換する第2電力変換部と、前記第2電力もしくは低電圧バッテリから出力される電力の何れかを、前記第1電力変換部の制御部に供給する選択部と、を備える車載充電器である。
また、前記第2電力の電圧は、前記低電圧バッテリから出力される電力の電圧未満または超過しても良い。
また、前記制御部は、前記第2電力変換部に停止信号を入力し、前記第2電力変換部は、前記停止信号が入力されるまで起動しても良い。
また、前記制御部は、前記低電圧バッテリから前記制御部に出力される電力の電圧が、第1の所定電圧以下であれば、前記第2電力を用いて前記第1電力変換部を動作させても良い。
また、前記制御部は、前記第2電力の電圧が、第2の所定電圧でなければ、
前記第2電力変換部に前記停止信号を入力し、前記低電圧バッテリから前記制御部に出力される電力を用いて、前記第1電力変換部を動作させても良い。
また、前記制御部は、通常モードか定期診断モードであるかを判定し、通常モードであれば、前記第2電力変換部に前記停止信号を入力し、前記低電圧バッテリから前記制御部に出力される電力を用いて、前記第1電力変換部を動作させても良い。
上記目的を達成するための一態様に係る車載充電システムは、前記第2電力の電圧が前記低電圧バッテリから出力される電力を超過する電圧となる、前記車載充電器において、前記車載充電器の外部から前記第2電力変換部が起動する信号を入力する起動信号入力部を備える。
本発明の一態様又は他の態様に係る車載充電器は、外部AC電源のAC電圧を低電圧バッテリの電圧値未満か、或いは低電圧バッテリの電圧値を超過する第2電力に変換し制御部へ供給する。これにより、低電圧バッテリに状態が生じても、第2電力により起動した制御部により高電圧バッテリへの充電が可能になる。この結果、低電圧バッテリが異常状態でも、高電圧バッテリへの充電が可能になり、その後に低電圧バッテリへの充電も実行することができるため、低電圧バッテリの導電線との冗長化が可能になる。また、上記別の態様に係る車載充電器の充電システムにおいても、同様な作用効果が得られる。
一般的な車載充電器を搭載したEVの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係る車載充電器を搭載したEVの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。 本発明の実施形態2に係る車載充電器を搭載したEVの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。 本発明の実施形態3に係る車載充電器を搭載したEVの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。 図4に示すEVの各部を起動させての充電に係る動作処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の車載充電器及び車載充電器のシステムについて、幾つかの実施形態を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の車載充電器の技術的要旨の理解を助けるため、周知の一般的な車載充電器の基本的な構成及び機能について、EVに搭載された場合を想定して説明する。
図1は、一般的な車載充電器10を搭載したEV100の基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。
図1を参照すれば、このEV100は、外部に面した箇所において、外部の周辺構成であるAC電源1に接続された充電器2を接続するための車外充電ケーブル接続部3を有する。AC電源1は、家庭等に設置される場合を例示できる。充電器2は、地上に設置される充電ステーションとみなして良い。なお、AC電源1、充電器2、車外充電ケーブル接続部3から構成される充電設備は一般的な外部電力供給システムの一例である。また、EV100は、DC高電圧用の高電圧バッテリ11と、DC低電圧用の低電圧バッテリ12と、を備え、後述する車載充電器10によって、AC電源1のAC電圧を用いて高電圧バッテリ11への充電が可能となっている。尚、AC電源1からのAC電圧は、充電器2及び車外充電ケーブル接続部3を経由してEV100の内部に取り込まれる。
車載充電器10は、制御電力供給回路15と、マイクロコントローラユニット(MCU)16と、駆動回路(ドライバ)17と、AC/DC変換器(AC/DC1)19と、DC/DC変換器(DC1/DC2)18と、を備える。即ち、図1に示すEV100では、制御電力供給回路15、マイクロコントローラユニット16、駆動回路17、DC/DC変換器18、及びAC/DC変換器19によって車載充電器10を構成する。このうち、制御電力供給回路15、マイクロコントローラユニット16、駆動回路17は、高電圧バッテリ11への充電を制御する制御部とみなすことができる。EV100は、低電圧バッテリ12によるDC低電圧によって駆動されるエレクトロニックコントロールユニット(ECU1)13、(ECU2)14と、DC/DC変換器(DC2/DC3)20と、車載充電器10とを備える。このうち、エレクトロニックコントロールユニット(ECU1)13、(ECU2)14の数は、例示した場合に限定されず、多数備えられていても良い。また、DC/DC変換器20は、高電圧バッテリ11とDC/DC変換器18とに接続されている。更に、DC/DC変換器18は、車外充電ケーブル接続部3とAC/DC変換器19とに接続されている。車載充電器10では、制御電力供給回路15が低電圧バッテリ12によるDC低電圧で駆動される。尚、DC/DC変換器20は、高電圧バッテリ11の電力で低電圧バッテリ12を充電することができる。
このEV100では、低電圧バッテリ12が正常であれば、車載充電器10において、低電圧バッテリ12によりDC低電圧DC3が印加され制御電力供給回路15が起動する。そして、制御電力供給回路15は、マイクロコントローラユニット16に電力を供給して制御を働かせ、高電圧バッテリ11を充電する。このとき、マイクロコントローラユニット16は、駆動回路17を制御し、駆動回路17により駆動されたAC/DC変換器19が外部のAC電源1からのAC電圧をDC電圧DC1に変換する。
また、マイクロコントローラユニット16は、駆動回路17を制御し、駆動回路17により駆動されたDC/DC変換器18がDC電圧DC1を高電圧印加用のDC高電圧DC2に変換する。そして、高電圧印加用のDC高電圧DC2を用いて高電圧バッテリ11を充電する。ここでのAC/DC変換器19及びDC/DC変換器18は、AC電圧をDC電圧DC1に変換すると共に、DC電圧DC1をDC高電圧DC2に変換する電力変換電圧生成部として機能する。即ち、AC/DC変換器19がAC電圧からDC電圧DC1を生成し、DC/DC変換器18がDC電圧DC1からDC高電圧DC2を生成する。
ところが、このEV100の場合、課題として問題提起したように、低電圧バッテリ12が異常により働かないときにバックアップ用の予備機能を持たないため、車外充電ケーブル接続部3と車載充電器10を接続しても低電圧バッテリ12からマイクロコントローラユニット16へ電力が供給されず車載充電器10を起動することができない。よって、図1の構成では低電圧バッテリ12が異常状態で働かないときに高電圧バッテリ11を充電することができない。また、以上のことから図1のようなバックアップ用の予備機能を持たない構成は、低電圧バッテリ12の導電線との冗長化が十分に図られていないと云える。
(実施形態1)
図2に本発明の第1の実施形態を示す。図2を参照すれば、本発明のEV100Aは図1に示した従来のEV100と同じく、外部に面した箇所において、外部の周辺構成であるAC電源1に接続された充電器2を接続するための車外充電ケーブル接続部3を有する。なお、AC電源1と充電器2と車外充電ケーブル接続部3から構成される外部電力供給システムが請求項における外部電源の一例である。なお、外部電力供給システムは上述した一般的な外部電力供給システムと同様である。また、EV100Aは従来のEV100と同じく、DC高電圧用の高電圧バッテリ11と、DC低電圧用の低電圧バッテリ12と、を備え、後述する車載充電器10Aによって、AC電源1を用いて高電圧バッテリ11への充電が可能となっている。
本発明である図2の車載充電器10Aは、従来の車載充電器10と同じく、制御電力供給回路15と、マイクロコントローラユニット(MCU)16と、駆動回路(ドライバ)17と、AC/DC変換器(AC/DC1)19と、DC/DC変換器(DC1/DC2)18と、を備えさらに、AC/DC変換・制御電力供給回路(AC/DC4)22、およびダイオードD1、D2を備えた構成となっている。
本発明の車載充電器10Aにおいて、制御電力供給回路15、マイクロコントローラユニット(MCU)16、駆動回路(ドライバ)17、AC/DC変換器(AC/DC1)19、DC/DC変換器(DC1/DC2)18から構成される回路は、従来の車載充電器10と同様に制御電力供給回路15から電力の供給を受けたマイクロコントローラユニット(MCU)16と、駆動回路(ドライバ)17によってAC/DC変換器(AC/DC1)19と、DC/DC変換器(DC1/DC2)18を制御し、車外充電ケーブル接続部3から車載充電器10Aに印加されるAC電源1の電圧をDC高電圧DC2に変換し高電圧バッテリ11を充電する電力変換器を構成する。なお、制御電力供給回路15、マイクロコントローラユニット(MCU)16、駆動回路(ドライバ)17、AC/DC変換器(AC/DC1)19、DC/DC変換器(DC1/DC2)18から構成される電力変換器は請求項における第1電力変換部の一例である。また、制御電力供給回路15、マイクロコントローラユニット(MCU)16、駆動回路(ドライバ)17から構成される回路は請求項における制御部の一例である。
本発明の車載充電器10Aにおいて従来の車載充電器10との差異であるAC/DC変換・制御電力供給回路22は、低電圧バッテリ12の状態によらず車外充電ケーブル接続部3から車載充電器10Aに印加されるAC電源1の電圧を予備用DC電圧DC4に変換する。また、AC/DC変換・制御電力供給回路22は、低電圧バッテリ12に異常が生じた場合に、予備用DC電圧DC4を、ダイオードD1を介し、制御電力供給回路15に印加し、予備用DC電力を制御電力供給回路15に供給する回路である。なお、AC/DC変換・制御電力供給回路22は請求項における第2電力変換部の一例であり、予備用DC電力は請求項における第2電力の一例である。
車載充電器10Aにおいて従来の車載充電器10との差異であるダイオードD1、D2の、それぞれのカソードは共に制御電力供給回路15に接続されており、それぞれのアノードはAC/DC変換・制御電力供給回路22から予備用DC電圧DC4を制御電力供給回路15に印加する導電線と、低電圧バッテリ12から制御電力供給回路15にDC低電圧DC3を印加する導電線とに接続されている。このように接続することで、それぞれの給電経路に電圧が逆印加されることを防ぐ以外に、制御電力供給回路15に電力を供給する電源を低電圧バッテリ12またはAC/DC変換・制御電力供給回路22へ切替えることができる。つまり、ダイオードD1、D2は請求項における選択部の一例である。なお、選択部はダイオードに限定するものではなく、電流の逆流を防止することができる素子であればよい。より選択部により電力損失を低減させるために、ORING MOSFET等を使用してもよい。
本発明のEV100Aは、車載充電器10A、高電圧バッテリ11、低電圧バッテリ12に加え従来のEV100と同様に、エレクトロニックコントロールユニット(ECU1)13、(ECU2)14、DC/DC変換器(DC2/DC3)20を備える。これらの機器は従来のEV100と同様の機器であるため説明は割愛する。
上記内容をまとめると、本発明のEV100Aと従来のEV100は車載充電器にAC/DC変換・制御電力供給回路22とダイオードD1、D2を備える点で相違する。この相違により、低電圧バッテリ12に異常が生じ、制御電力供給回路15へ電力が供給できない状態であっても、AC/DC変換・制御電力供給回路22から制御電力供給回路15へ電力が供給されるため、高電圧バッテリ11の充電が可能となる。以下に本発明の、高電圧バッテリ11の充電方法を記す。
まず、本発明であるEV100AのAC電源1を用いた高電圧バッテリ11の充電動作において低電圧バッテリ12が正常な場合の動作につて説明する。なお、実施例1において予備用DC電圧DC4は低電圧バッテリ12が制御電力供給回路15に印加する電圧(DC低電圧DC3)よりも低くなっている。
この本発明であるEV100Aでは、低電圧バッテリ12が正常であれば、低電圧バッテリ12によりDC低電圧DC3がダイオードD2を介し制御電力供給回路15に印加され、制御電力供給回路15に電力が供給される。低電圧バッテリ12から電力の供給を受けた制御電力供給回路15は起動し、マイクロコントローラユニット16に電力を供給する。制御電力供給回路15からの電力供給を受け起動したマイクロコントローラユニット16は、駆動回路17とAC/DC変換器19およびDC/DC変換器18を制御し、外部電源AC1の電圧をDC高電圧DC2に変換する。そして、マイクロコントローラユニット16は、高圧電圧印加用のDC高電圧DC2を用いて高電圧バッテリ11を充電する。
このとき、AC/DC変換・制御電力供給回路22は起動状態であるが、予備用DC電圧DC4はDC低電圧DC3よりも低いため、ダイオードD1がオフする。そのためAC/DC変換・制御電力供給回路22から制御電力供給回路15への電力の供給は発生しない。
つまり、実施例1において低電圧バッテリ12が正常な場合は、低電圧バッテリ12から制御電力供給回路15に電力を供給する際にダイオードD2を介する以外は従来のEV100と同じ動作となる。
次にEV100AのAC電源1を用いた高電圧バッテリ11の充電動作において低電圧バッテリ12の異常な場合の動作につて説明する。なお、実施例1において予備用DC電圧DC4は正常な低電圧バッテリ12が制御電力供給回路15に印加する電圧(DC低電圧DC3)よりも低くなっている。
車載充電器10Aでは、低電圧バッテリ12に異常が生じDC低電圧DC3が低下していると、予備用DC電圧DC4がDC低電圧DC3を上回り、ダイオードD1がオン、ダイオードD2がオフとなる。よってAC/DC変換・制御電力供給回路22からダイオードD1を経て供給された予備用DC電力により制御電力供給回路15が起動し、マイクロコントローラユニット16に電力を供給する。制御電力供給回路15からの電力供給を受け起動したマイクロコントローラユニット16は、駆動回路17とAC/DC変換器19およびDC/DC変換器18を制御し、外部電源AC1の電圧をDC高電圧DC2に変換する。そして、マイクロコントローラユニット16は、高圧電圧印加用のDC高電圧DC2を用いて高電圧バッテリ11を充電する。この結果、低電圧バッテリ12が異常状態でも、起動されたマイクロコントローラユニット16の制御によって高電圧バッテリ11への充電が可能になる。
以上から、車載充電器10Aでは、低電圧バッテリ12が異常状態でも、高電圧バッテリ11への充電が可能になり、その後に低電圧バッテリ12への充電も実行することができる。このため、低電圧バッテリ12の導電線との冗長化が可能になる。低電圧バッテリ12への充電は、充電された高電圧バッテリ11からDC高電圧DC2が印加されるDC/DC変換器20が動作することによって実行される。このとき、DC/DC変換器20は、DC/DC変換器18からのDC高電圧DC2を低電圧印加用のDC低電圧DC3に変換し、そのDC低電圧DC3で低電圧バッテリ12を充電する。
ところで、車載充電器10AにおけるAC/DC変換・制御電力供給回路22は、AC電圧をDC低電圧DC3の電圧値を超過する予備用DC電圧DC4に変換するようにしても良い。こうした場合、低電圧バッテリ12の状態に依らず、AC/DC変換・制御電力供給回路22からダイオードD1を経て供給された予備用DC電力により制御電力供給回路15が起動することとなる。なお、高電圧バッテリ11を充電する動作、及びその後の低電圧バッテリ12を充電する動作は同様に行われ、作用効果もほぼ同等となるため、説明を省略する。
要するに、AC/DC変換・制御電力供給回路22が変換する予備用DC電圧DC4、及びその変換で得られる予備用DC電力は、制御電力供給回路15を起動させることが可能であれば良い。何れにしても、車載充電器10Aでは、車載充電器10の場合と異なり、低電圧バッテリ12が働かなくても、高電圧バッテリ11を充電することができるという格別な長所を奏する。
なお、上述したとおり、DC低電圧DC3に対し予備用DC電源DC4を低く設定することで、低電圧バッテリ12が正常な場合、制御電力供給回路15にAC/DC変換・制御電力供給回路22からの電力供給を無くすことができる。つまり、AC/DC変換・制御電力供給回路22で発生する電力損失を抑制することができ、高電圧バッテリ11を充電する際の電力損失を低減することができる。また、AC/DC変換・制御電力供給回路22の使用頻度、使用期間を短くすることができるため、安価な部品を採用することができ、低コストな回路にすることが期待できる。
これに対し、DC低電圧DC3に対して予備用DC電圧DC4を高く設定した場合を想定する。この場合、低電圧バッテリ12が正常な場合にも制御電力供給回路15にAC/DC変換・制御電力供給回路22からの電力供給が発生してしまい、DC低電圧DC3に対して予備用DC電圧DC4が低くい設定と比べ、電力損失が増加する。しかし、多機能化への応用が可能となる。こうした構成は、以下に幾つかの実施形態を挙げて具体例に説明する。
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2に係る車載充電器10Bを搭載したEV100Bの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。
図3を参照すれば、EV100Bは、上記EV100Aと比べ、予備用DC電圧DC4は低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3に対して高く設定されている他に、車載充電器の構成が一部相違している。即ち、EV100Bの車載充電器10Bは、上記EV100Aの車載充電器10Aと比べると、車載充電器10B内のAC/DC変換・制御電力供給回路22と接続されて車両(EV100B)の外部に配置されたスイッチSWが引き出されている点で相違する。このスイッチSWは、AC/DC変換・制御電力供給回路22の動作のオン・オフを切り替え操作可能なものである。その他の構成は、車載充電器10Aの場合と同様になっている。なお、スイッチSWは請求項における起動信号入力部の一例である。
上述したようにEV100Bにおいて、予備用DC電圧DC4はDC低電圧DC3に対して高く設定されている。このような設定でスイッチSWをオン状態にすると、予備用DC電圧DC4がDC低電圧DC3よりも高い電圧であるため、ダイオードD1がオン、ダイオードD2がオフとなる。これにより、低電圧バッテリ12が正常であってもAC/DC変換・制御電力供給回路22から制御電力供給回路15に電力が供給される。よって、低電圧バッテリ12の状態によらず、スイッチSWをオン状態にした場合はAC/DC変換・制御電力供給回路22から制御電力供給回路15に電力が供給され、マイクロコントローラユニット16が起動し、AC電圧から生成されたDC高電圧DC2で高電圧バッテリ11を充電する。
なお、EV100Bにおいては高電圧バッテリ11及び低電圧バッテリ12の充電を済ませた後には、スイッチSWをオフ操作してAC/DC変換・制御電力供給回路22を動作させないように設定することが好ましい。これは、制御電力供給回路15に電力を供給するために電力変換が必要となるAC/DC変換・制御電力供給回路22を経由するよりも、低電圧バッテリ12から電力変換せずに電力を供給する方が電力損失を抑制することができるためである。このため、EV100Bでは、充電時以外でスイッチSWのオン操作が継続されていれば、これを検知して通知(アラーム表示等)させることが好ましい。
EV100Bの場合、予備用DC電圧DC4の電圧値をDC低電圧DC3の電圧値よりも十分に高く設定しておけば、低電圧バッテリ12に異常が無くてもAC/DC変換・制御電力供給回路22を使用できる。特に外部のスイッチSWの操作でAC/DC変換・制御電力供給回路22の動作の可否を選択できるので、必要とする時期にAC/DC変換・制御電力供給回路22が使用可能であることを確認することができる。即ち、車両(EV100B)の運転手等の人手によるAC/DC変換・制御電力供給回路22の定期診断を行うことができる。定期診断は、例えば運転手による日常点検の他、業者による12ヶ月点検や車検時点検等が挙げられる。
実施形態2のEV100Bにおいても、低電圧バッテリ12に異常が生じても、高電圧バッテリ11への充電が可能になり、その後に低電圧バッテリ12への充電も実行できる。このため、低電圧バッテリ12の導電線との冗長化が可能になる。車載充電器10Bの場合には、上述のように人手によるAC/DC変換・制御電力供給回路22の定期診断を行うことができるので、この点がEV100Aと相違する特色となっている。
(実施形態3)
図4は、本発明の実施形態3に係る車載充電器10Cを搭載したEV100Cの基本構成について、周辺構成を含めて示したブロック図である。
図4を参照すれば、EV100Cは、上記EV100A比べ、予備用DC電圧DC4が正常な場合の低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3に対して高く設定されている他に、マイクロコントローラユニット(MCU)16がAC/DC変換・制御電力供給回路22に印加する予備用DC電圧DC4をオン・オフする機能を有する点で相違する。これにより、通常充電動作、定期診断動作、AC/DC変換・制御電力供給回路22の異常検出及び低電圧バッテリ異常時充電動作の切り替えが可能になっている。
図5は、EV100Cの各部を起動させての充電に係る動作処理を示したフローチャートである。但し、EV100Cにおける車載充電器10Cでは、AC/DC変換・制御電力供給回路22の予備用DC電圧DC4が低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3よりも十分に高く設計されている。尚、ここでの動作処理は、マイクロコントローラユニット16が自律的に判定して実施される。
図5を参照すれば、充電開始されると、ステップS501において、マイクロコントローラユニット16のソフトウェアプログラム上のデフォルト(初期設定値)として、DC4EN=ON(デフォルト)が採択される。このDC4EN=ONは、車載充電器10CのAC/DC変換・制御電力供給回路22を起動させる意味を示すものである。このようにAC/DC変換・制御電力供給回路22のデフォルト状態をONとすることで低電圧バッテリ12の状態によらず、マイクロコントローラユニット16を起動することができる。なお、AC/DC変換・制御電力供給回路22に異常が生じており予備用DC電圧DC4が出力できない場合は、低電圧バッテリ12から電力を供給しマイクロコントローラユニット16を起動する。
ステップS502において、AC/DC変換・制御電力供給回路22の動作がオンとなることを示すAC/DC4 ONの状態に移行する。これにより、制御電力供給回路15が動作するとマイクロコントローラユニット16へ制御電力が供給され、ステップS503において、マイクロコントローラユニット16が起動する。
動作したマイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3の電圧レベルを検知し、ステップS504において、DC低電圧DC3の電圧レベルが規定された下限電圧値VLOWよりも高いか否かを判定する。即ち、この判定は、DC3>VLOWであるか否かを判定するものである。尚、低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3に係る電圧レベルは、外部のエレクトロニックコントロールユニット用の電源でもあるため、CAN情報から収集して検知することも可能である。また、専用に低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3の電圧レベルを検出するセンサが設けられる場合には、そのセンサから情報取得しても良い。
上記判定の結果、DC低電圧DC3の電圧レベルが下限電圧値VLOW未満であれば、マイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12のDC低電圧DC3は出力異常状態で、AC/DC変換・制御電力供給回路22は正常動作状態とみなす。そこで、ステップS505において、高電圧バッテリ11のAC普通充電開始とする。なお、下限電圧値VLOWは請求項における第1の所定電圧の一例である。
電力変換電圧生成部の具体例は、上述した車載充電器10、10A、10Bの場合と同様にDC/DC変換器18及びAC/DC変換器19による機能構成である。ここでは、マイクロコントローラユニット16が駆動回路17を制御し、駆動回路17により駆動されたAC/DC変換器19が外部のAC電源1からのAC電圧をDC電圧DC1に変換する。また、マイクロコントローラユニット16が駆動回路17を制御し、駆動回路17により駆動されたDC/DC変換器18がDC電圧DC1をDC高電圧DC2に変換する。そして、マイクロコントローラユニット16は、高圧電圧印加用のDC高電圧DC2を用いて高電圧バッテリ11を充電する。
高電圧バッテリ11の充電後、マイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12の異常、及びAC/DC変換・制御電力供給回路22の正常動作状態を記録する。尚、低電圧バッテリ12の異常記録のタイミングは、ステップS504の判定結果がNOを選択したタイミングでも良い。また、必要に応じてDC/DC変換器20を動作させ、DC/DC変換器20によりDC低電圧DC3で低電圧バッテリ12を充電する。ここで、低電圧バッテリ12の電圧レベルの異常状態を記録しておき、使用者向けに表示を行えば、低電圧バッテリ12に異常が生じていることを使用者に通知することができる。
これに対し、上記ステップS504の判定の結果、DC低電圧DC3の電圧レベルが下限電圧値VLOWよりも高ければ、マイクロコントローラユニット16は、電圧レベルが正常であるため、引き続いてステップS506の判定を行う。ステップS506は、予備用DC電圧DC4が正常に出力されているかを判定するステップである。本実施例においてAC/DC変換・制御電力供給回路22は、回路コストを下げるために自身の出力電圧、つまりダイオードD1のアノード端子に印加される電圧を検出するための電圧センサを有さない。よって、AC/DC変換・制御電力供給回路22の出力電圧である予備用DC電圧DC4が正常であるかの判定には、制御電力供給回路15の入力電圧となる制御電力供給回路入力電圧DC5を利用する。マイクロコントローラユニット16は、DC5の電圧値と予めマイクロコントローラユニット16に記録されたDC4の正常値を表す電圧であるDC4aと等しいか判定する。なお、DC4aは請求項における第2の所定電圧の一例である。
ステップS506の判定の結果、DC5=DC4aでなければ、車載充電器10CをDC低電圧DC3で起動中に制御電力供給回路15が正常動作状態でもAC/DC変換・制御電力供給回路22が出力異常状態になっているとみなす。そこで、ステップS507において、マイクロコントローラユニット16は、DC4EN=OFFとしAC/DC変換・制御電力供給回路22に動作を停止させる信号を入力する。なお、AC/DC変換・制御電力供給回路22を停止させる信号は請求項における停止信号の一例である。なお、AC/DC変換・制御電力供給回路22を構成する部品のばらつきや入力電圧の変動を考慮し、DC4の正常値を表す電圧であるDC4aにはマージンを持たせても良い。
次に、ステップS508のAC/DC変換・制御電力供給回路22の動作停止を示す。AC/DC4 OFFの時点で予備用DC電圧DC4が低電圧バッテリDC3の電圧値を超過しておれば、マイクロコントローラユニット16への電力供給は低電圧バッテリ12に切り替わる。また、予備用DC電圧DC4が低電圧バッテリDC3を超過していなければAC/DC4 OFF以前からマイクロコントローラユニット16への電力供給は低電圧バッテリ12から行われていたと考えられるが、安全のためAC/DC変換・制御電力供給回路22を停止させる。
AC/DC変換・制御電力供給回路22を停止後、マイクロコントローラユニット16は、ステップS505において、高電圧バッテリ11のAC普通充電開始とする。また、必要に応じてDC/DC変換器20を動作させ、DC/DC変換器20によりDC低電圧DC3で低電圧バッテリ12を充電する。
なお、高電圧バッテリ11の充電後、マイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12の正常動作状態、及びAC/DC変換・制御電力供給回路22の出力異常状態を記録する。なお、AC/DC変換・制御電力供給回路22の出力異常状態の記録は、ステップS506のDC5=DC4aでないことを検出したタイミングでも良いし、ステップS507のDC4EN=OFFとしたタイミングでも良いし、ステップS508のAC/DC4 OFFのタイミングでも良い。
更に、ステップS506の判定の結果、DC5=DC4aであれば、マイクロコントローラユニット16は、引き続いてステップS509に移行する。ステップS509ではマイクロコントローラユニット16は、通常モードであるか、定期診断モードであるかを判定する。判定の結果が定期診断モードであれば、マイクロコントローラユニット16は、ステップS505において、AC/DC変換・制御電力供給回路22から電力の供給を受けた状態で、電力変換電圧生成部を制御してAC電圧から生成されたDC高電圧DC2で高電圧バッテリ11のAC普通充電開始とする。
高電圧バッテリ11の充電後、マイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12の正常動作電圧値、及びAC/DC変換・制御電力供給回路22の正常動作状態を診断結果として記録する。また、必要に応じてDC/DC変換器20を動作させ、DC/DC変換器20によりDC低電圧DC3で低電圧バッテリ12を充電する。
また、ステップS509の判定の結果、通常モードと判定すると、マイクロコントローラユニット16は、ステップS510において、AC/DC変換・制御電力供給回路22の動作オフを示すAC/DC4=OFFの状態に移行する。そして、ステップS511のAC/DC変換・制御電力供給回路22の動作停止を示す。AC/DC4 OFFの時点で、マイクロコントローラユニット16への電力供給は低電圧バッテリ12へ切り替わる。その後、ステップS505において、マイクロコントローラユニット16は高電圧バッテリ11のAC普通充電開始とする。
高電圧バッテリ11の充電後、マイクロコントローラユニット16は、低電圧バッテリ12の正常動作状態、及びAC/DC変換・制御電力供給回路22の正常動作電圧値を記録する。また、必要に応じてDC/DC変換器20を動作させ、DC/DC変換器20によりDC低電圧DC3で低電圧バッテリ12を充電する。
係る車載充電器10Cの場合も、予備用DC電圧DC4の電圧値をDC低電圧DC3の電圧値よりも十分に高く設定すると、低電圧バッテリ12に異常が無くてもAC/DC変換・制御電力供給回路22を使用できる。特にAC/DC変換・制御電力供給回路22の実負荷で動作可能か否かを定期健診できる。
実施形態3の車載充電器10Cの場合も、低電圧バッテリ12が上がり等の異常状態でも、高電圧バッテリ11への充電が可能になり、その後に低電圧バッテリ12への充電も実行できる。このため、低電圧バッテリ12の導電線との冗長化が可能になる。車載充電器10Cの場合、実負荷でAC/DC変換・制御電力供給回路22の定期診断が可能である他、低電圧バッテリ12の劣化も通知可能なため、電動車両用として、車載充電器10Bよりも多機能化させての利便性で優れた特色を有している。
1 AC電源
2 充電器
3 車外充電ケーブル接続部
10、10A、10B、10C 車載充電器
11 高電圧バッテリ
12 低電圧バッテリ
13 エレクトロニックコントロールユニット(ECU1)
14 エレクトロニックコントロールユニット(ECU2)
15 制御電力供給回路
16 マイクロコントローラユニット(MCU)
17 駆動回路(ドライバ)
18 DC/DC変換器(DC1/DC2)
19 AC/DC変換器(AC/DC1)
20 DC/DC変換器(DC2/DC3)
22 AC/DC変換・制御電力供給回路(AC/DC4)
100、100A、100B、100C EV

Claims (8)

  1. 車載された高電圧バッテリを充電する車載充電器であって、
    外部電源の電力を、前記高電圧バッテリを充電するための第1電力に変換する第1電力変換部と、
    前記外部電源の電力を、前記第1電力変換部を制御するための第2電力に変換する第2電力変換部と、
    前記第2電力もしくは低電圧バッテリから出力される電力の何れかを、前記第1電力変換部の制御部に供給する選択部と、
    を備える車載充電器。
  2. 前記第2電力の電圧は、
    前記低電圧バッテリから出力される電圧よりも低い
    請求項1に記載の車載充電器。
  3. 前記第2電力の電圧は、
    前記低電圧バッテリから出力される電圧よりも高い
    請求項1に記載の車載充電器。
  4. 前記制御部は、
    前記第2電力変換部に停止信号を入力し、
    前記第2電力変換部は、
    前記停止信号が入力されるまで起動する
    請求項3に記載の車載充電器。
  5. 前記制御部は、
    前記低電圧バッテリから前記制御部に出力される電力の電圧が、
    第1の所定電圧以下であれば、
    前記第2電力を用いて前記第1電力変換部を動作させる
    請求項4に記載の車載充電器。
  6. 前記制御部は、
    前記第2電力の電圧が、
    第2の所定電圧でなければ、
    前記第2電力変換部に前記停止信号を入力し、
    前記低電圧バッテリから前記制御部に出力される電力を用いて、
    前記第1電力変換部を動作させる
    請求項5に記載の車載充電器。
  7. 前記制御部は、
    通常モードか定期診断モードであるかを判定し、
    通常モードであれば、
    前記第2電力変換部に前記停止信号を入力し、
    前記低電圧バッテリから前記制御部に入力される電力を用いて、
    前記第1電力変換部を動作させる
    請求項6に記載の車載充電器。
  8. 請求項3に記載の車載充電器を備え、
    さらに、前記車載充電器の外部から前記第2電力変換部が起動する信号を入力する
    起動信号入力部を備えた
    車載充電システム。
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