JP2022038769A - 車両用シート - Google Patents

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克史 佐野川
Katsushi Sanogawa
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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Abstract

【課題】部品点数を抑えつつ、クッションフレームの剛性を高める。【解決手段】車両用シート1は、乗員が着座するシートクッションと、シートクッションの後端部に連結されて起立状態に支持されるシートバック30とを備える。シートクッションを構成するクッションフレーム2は、枠体4と第1補強部材5と第2補強部材6とを備える。第1補強部材5は、枠体4の後方で左右方向に沿って延在する中間部が枠体4と間隔をあけて配置されるとともに、中間部から前方に延出した左右の端部が枠体4に結合される。第2補強部材6は、枠体4と第1補強部材5の中間部との間に配置されて枠体4と第1補強部材5とを互いに連結し、シートベルト81のガイドを兼ねる。【選択図】図3

Description

本件は、シートベルト装置が設けられる車両用シートに関する。
従来、車両用シートにシートベルト装置を組み付ける種々の構造が提案されている。例えば特許文献1には、幼児専用車の三名掛けのシートにおいて、シートベルトの先端に取り付けられたタングと、タングが差し込まれるバックルとの双方を、シートクッションから引き出し可能に設けた構造が開示されている。
特開2019-151208号公報
ところで、車両の急ブレーキ時には、乗員が前方に移動する力により、乗員に装着されたシートベルトが前方に引っ張られる。これにより、シートベルトを巻き取るリトラクタ(巻取装置)や、タングが係合したバックルにも大きな力が作用する。このため、車両用シートにおいてリトラクタやバックルが固定されるクッションフレームには、急ブレーキ時の力に耐えうる剛性が求められる。一方で、クッションフレームの剛性を高めるために単に補強部材を追加すれば、部品点数の増加を招く。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、部品点数を抑えつつ、クッションフレームの剛性を高めることを目的の一つとする。
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
本適用例に係る車両用シートは、乗員が着座するシートクッションと、前記シートクッションの後端部に連結されて起立状態に支持されるシートバックとを備え、前記シートクッションを構成するクッションフレームは、枠体と、前記枠体の後方で左右方向に沿って延在する中間部が前記枠体と間隔をあけて配置されるとともに、前記中間部から前方に延出した左右の端部が前記枠体に結合された第1補強部材と、前記枠体と前記第1補強部材の前記中間部との間に配置されて前記枠体と前記第1補強部材とを互いに連結し、シートベルトのガイドを兼ねる第2補強部材とを備えている。
このように、枠体に連結された第1補強部材と、枠体及び第1補強部材を互いに連結する第2補強部材とが設けられたクッションフレームによれば、枠体のみで構成されるクッションフレームと比べて剛性が向上する。また、第2補強部材は、剛性を高める補強材とシートベルトのガイドとを兼ねるため、シートベルトのガイドとなる部品を第2補強部材とは別に設ける場合と比べて、部品点数が抑えられる。
本件によれば、部品点数を抑えつつ、クッションフレームの剛性を高められる。
実施形態に係る車両用シートの側面図である。 図1の車両用シートを前斜め上方向から視た斜視図であり、クッションフレームを露出させているとともにシートベルト装置を省略している。 図2の車両用シートにシートベルト装置を追加した図である。
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
[1.構成]
図1に示すように、本実施形態の車両用シート1は、車室内において車両前方(FR)を向くように配置され、車両フロア(床面)11と車両側面12(本実施形態では車両右側〔RH〕の側面)とに固定されている。ここでは、車両用シート1が幼児送迎用のバスに適用された三名掛けのベンチシートである例を示す。
車両用シート1は、乗員が着座するシートクッション20と、シートクッション20に着座した乗員の背もたれ部として機能するシートバック30とを備えている。本実施形態のシートクッション20は、左右方向に長い略直方体形状であり、三名分の座部をなす。シートバック30は、シートクッション20の後端部に連結され、起立状態に支持されている。本実施形態のシートバック30は、三名分の背もたれ部をなす。
車両用シート1には、丸パイプで形成されたシートフレーム40が設けられている。シートフレーム40は、シートクッション20を構成するクッションフレーム2と、シートバック30を構成するバックフレーム3とに大別される。クッションフレーム2とバックフレーム3とは、互いに連結されている。
本実施形態のクッションフレーム2は、複数の脚部13を介して車両フロア11に固定されているとともに、支持ブラケット14を介して車両側面12にも固定されている。これにより、車両用シート1は、車両フロア11と車両側面12との双方に支持されている。また、クッションフレーム2の車両側面12と反対側である通路側(本実施形態では車両左側)には、手すり15が取り付けられている。
図2に示すように、クッションフレーム2は、シートクッション20の前側に配置された枠体4と、枠体4の後方に配置されて枠体4を補強する第1補強部材5及び第2補強部材6とを備えている。図2では、クッションフレーム2を見やすくするために、クッションフレーム2上に載置されるシートクッション20のクッション部を二点鎖線で示し、クッションフレーム2を露出させているとともに、後述のシートベルト装置8を省略している。
本実施形態の枠体4は、両端部43を後方に向けたコ字状の第一丸パイプ41と、左右方向に沿ってまっすぐに延びた第二丸パイプ42とが組み合わされて構成されている。枠体4は、左右方向に長い長方形状をなす。なお、第一丸パイプ41の両端部43は、第二パイプ42よりも後方に延設され、バックフレーム3(図1参照)と接続されている。
第1補強部材5は、枠体4に後方から連結され、枠体4の剛性を高める。本実施形態の第1補強部材5は、両端部52を前方に向けたコ字状の丸パイプで形成されている。第1補強部材5の中間部51は、枠体4の後方で左右方向に沿って延在し、枠体4と間隔をあけて配置される。また、第1補強部材5の左右の端部52は、中間部51から前方に延出
し、枠体4に結合されている。ここでは、第一丸パイプ41の両端部43間に配置され、左右の端部52が第二丸パイプ42に後方から結合された第1補強部材5を例示する。第1補強部材5は、第二丸パイプ42と共に枠状をなす。
第2補強部材6は、枠体4と第1補強部材5の中間部51との間に配置され、枠体4と第1補強部材5とを互いに連結する。第2補強部材6は、枠体4及び第1補強部材5の剛性を高めるととともに後述のシートベルト81のガイドを兼ねる。
本実施形態の第2補強部材6はいずれも、前後方向に延びた丸パイプ又は角パイプで形成されている。ここでは、互いに隣接する座席間に対応する各位置に、一対の第2補強部材6が配置された例を示す。
具体的には、支持ブラケット14側の座席と中央の座席との間に対応する位置に、いずれも丸パイプで形成された一対の第2補強部材6が配置されている。また、手すり15側の座席と中央の座席との間に対応する位置に、角パイプと丸パイプとでそれぞれ形成された一対の第2補強部材6が配置されている。
角パイプで形成された第2補強部材6は、シートベルト81のガイドに加え、後述のバックル82を固定するための座面も兼ねる。
本実施形態のクッションフレーム2は、枠体4の内部に配置されて枠体4に固定された第3補強部材7を更に備えている。第3補強部材7は、枠体4の剛性を高めるとともに後述のリトラクタ(巻取装置)83を固定するためのブラケットを兼ねる。
本実施形態の第3補強部材7は、前後方向に延びた角パイプで形成されている。ここでは、枠体4の左右両端部と、手すり15側の座席に対応する位置との三箇所に、第3補強部材7が設けられた例を示す。
なお、枠体4の第一丸パイプ41及び第二丸パイプ42、第1補強部材5、第2補強部材6、第3補強部材7を連結(結合)する手法としては、例えば溶接が適用される。
図3に示すように、車両用シート1の各座席には、シートベルト装置8が設けられる。シートベルト装置8は、図示しないタングが先端に取り付けられたシートベルト81と、タングが差し込まれて係合するバックル82と、タングがバックル82から解放されている場合にシートベルト81を巻き取るリトラクタ83とを備える。図3には、各シートベルト81のタングがバックル82に係合した状態(装着状態)のシートベルト装置8を例示する。
各シートベルト81は、タングの取り付けられた端部と反対側の端部がリトラクタ83に接続されており、一対の第2補強部材6の間に通されたうえでシートクッション20の上方に引き出されている。より具体的にいえば、支持ブラケット14側の座席と中央の座席用の各シートベルト81は、いずれも丸パイプで形成された一対の第2補強部材6間に挿通されている。また、手すり15側の座席用のシートベルト81は、角パイプと丸パイプとでそれぞれ形成された一対の第2補強部材6間に挿通されている。シートベルト81は、装着状態で乗員を車両用シート1に拘束する。
バックル82は、タングを差込可能な箱型の部品であって、図示しないブラケット及びベルトを介してクッションフレーム2に固定されている。本実施形態では、第一丸パイプ41の両端部43と、角パイプで形成された第2補強部材6とにそれぞれ固定された三つのバックル82を例示する。
リトラクタ83は、シートベルト81を引っ張る方向に付勢する箱型の装置であって、クッションフレーム2に固定されている。本実施形態のリトラクタ83は、図示しないボルトにより、三つの第3補強部材7の下面に装着されている。
[2.作用及び効果]
上記のクッションフレーム2には、枠体4に連結された第1補強部材5と、枠体4及び第1補強部材5を互いに連結する第2補強部材6とが設けられるため、例えば枠体4のみが設けられる場合と比べて、クッションフレーム2の剛性を高められる。特に、第1補強部材5及び第2補強部材6が複合的に連結されることで、クッションフレーム2の剛性を効果的に高められる。また、第2補強部材6は、剛性を高める補強材とシートベルト81のガイドとを兼ねるため、シートベルト81のガイドとなる部品を第2補強部材とは別に設ける場合と比べて、部品点数を抑えられる。したがって、車両用シート1によれば、部品点数を抑えつつ、クッションフレーム2の剛性を高められる。
本実施形態の第1補強部材5は丸パイプで形成されているため、例えば角パイプが適用される場合と比べて、エッジの無い形状により乗員の保護性能を高められる。
また、丸パイプで形成された第2補強部材6によれば、シートベルト81を滑らかに案内できるため、シートベルト81のガイドとしての機能をより効果的に発揮できる。
一方、角パイプで形成された第2補強部材6によれば、外面が平面状をなすため、バックル82の固定用の座面としての機能をより効果的に発揮できる。さらに、バックル82が固定された第2補強部材6は、剛性を高める補強材及びシートベルト81のガイドに加えてバックル82の固定用の座面をも兼ねるため、バックル82の固定用のブラケットを第2補強部材6とは別に設ける場合と比べて、部品点数を抑えられる。
本実施形態のクッションフレーム2には、枠体4に連結された第3補強部材7が更に設けられるため、剛性をより高められる。また、リトラクタ83が装着される第3補強部材7は、剛性を高める補強材とリトラクタ83の固定用のブラケットとを兼ねるため、リトラクタ83の固定用のブラケットを第3補強部材とは別に設ける場合と比べて、部品点数を抑えられる。さらに、リトラクタ83を第3補強部材7の下面に固定する構造によれば、リトラクタ83の後付けが容易となる。よって、クッションフレーム2に対するシートベルト装置8の組付け性を高められる。
また、本実施形態では、枠体4を補強する第1補強部材5、第2補強部材6、及び第3補強部材7がいずれも丸パイプや角パイプといった汎用のパイプで形成されるため、資材コストの低減を図れる。
[3.変形例]
車両用シート1は、幼児送迎用のバス以外の車両に適用されてもよい。また、車両用シート1は、三人掛けのベンチシートに限定されず、一人掛けや二人掛けのシートであってもよい。さらに、車両用シート1は、車両フロア11のみに固定されてもよいし、車両側面12のみに固定されてもよい。
補強部材5~7は、丸パイプや角パイプ以外の部材で形成されてもよい。また、車両用シート1に設けられる補強部材5~7の個数は特に限定されない。ただし、シートベルト81のガイドとなる第2補強部材6は、シートベルト81を左右の両側から挟み込むように一対で設けられることが好ましい。第2補強部材6をこのような配置とすることで、シートベルト81のバタつきを左右の両側から抑えられる。よって、シートベルトのガイドとしての機能をより効果的に発揮できる。
なお、第3補強部材7は、クッションフレーム2から省略されてもよい。
1 車両用シート
2 クッションフレーム
3 バックフレーム
4 枠体
5 第1補強部材
6 第2補強部材
7 第3補強部材
8 シートベルト装置
11 車両フロア
12 車両側面
13 脚部
14 支持ブラケット
15 手すり
20 シートクッション
30 シートバック
40 シートフレーム
41 第一丸パイプ
42 第二丸パイプ
43 端部
51 中間部
52 端部
81 シートベルト
82 バックル
83 リトラクタ

Claims (1)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションの後端部に連結されて起立状態に支持されるシートバックとを備え、
    前記シートクッションを構成するクッションフレームは、
    枠体と、
    前記枠体の後方で左右方向に沿って延在する中間部が前記枠体と間隔をあけて配置されるとともに、前記中間部から前方に延出した左右の端部が前記枠体に結合された第1補強部材と、
    前記枠体と前記第1補強部材の前記中間部との間に配置されて前記枠体と前記第1補強部材とを互いに連結し、シートベルトのガイドを兼ねる第2補強部材とを備えた
    ことを特徴とする車両用シート。
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