JP2022037203A5

JP2022037203A5 -

Info

Publication number: JP2022037203A5
Application number: JP2021211767A
Authority: JP
Filing date: 2021-12-27
Publication date: 2022-08-23
Anticipated expiration: 2036-11-21

Claims

薬剤送達デバイス（１０）であって：
注射針ホルダ（３９）を固定できるカートリッジホルダ（１４）であって、注射針ホルダ（３９）は、近位端（４２）および遠位端（４３）を有する注射針（１７）を保持し、近位端（４２）は、注射針ホルダ（３９）に取外し可能に連結される内側注射針キャップ（４０）により保護され、カートリッジホルダ（１４）は、ハウジング（１１）に取り付けられ、かつ薬剤のカートリッジ（１５）を受け入れるように構成される、カートリッジホルダと；
ハウジング（１１）に取外し可能に連結されるキャップ組立体（１２）と；
該キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、内側注射針キャップ（４０）を注射針ホルダ（３９）から外すように構成された把持機構（８６）と
を含み、
外側針キャップ（４１）は、内側針キャップ（４０）の上に位置し、またキャップ組立体は停止部材（８１）を含み、該停止部材（８１）は、キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、外側針キャップ（４１）の遠位セクション（５６）に係合して、内側針キャップ（４０）を注射針ホルダ（３９）から取り外す前に、外側針キャップ（４１）を内側針キャップ（４０）から取り外すように構成される、前記薬剤送達デバイス。
キャップ組立体（１２）は、該キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、内側注射針キャップ（４０）を、ハウジング（１１）の長手方向軸（Ｘ）に沿って軸方向に注射針ホルダ（３９）から引き離すように構成される、請求項１に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
把持機構（８６）は、少なくとも１つの把持部材（８７）を含み、該把持部材は、後退位置から、把持部材（８７）が内側注射針キャップ（４０）に係合する係合位置に向かって可動であり、把持部材（８７）は、キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、後退位置から係合位置に向かって動き、好ましくは、前記少
なくとも１つの把持部材（８７）は、後退位置から係合位置に向かってキャップ組立体（１２）に対して可動である、請求項１または２に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
把持機構（８６）は、自由端（８９）をそれぞれが有する複数のばねアーム（８７）を含み、該ばねアーム（８７）は、キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、自由端（８９）が、内側注射針キャップ（４０）上に折れ曲がり、かつ締め付けるように構成される、請求項３に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
後退位置では、各ばねアーム（８７）の自由端（８９）は、カートリッジホルダ（１４）上に載っており、係合位置では、各ばねアーム（８７）の自由端（８９）は、内側注射針キャップ（４０）を締め付ける、請求項４に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
ばねアーム（８７）は互いに向かって付勢される、請求項４または５に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
キャップ組立体は、内側キャップ（７０）と、該内側キャップ（７０）に連結された外側キャップ（６９）とを含み、ばねアーム（８７）は、自由端（８９）とは反対の第１の端部（８８）を有し、各第１の端部（８８）は、内側キャップ（７０）に固定される、請求項４～６のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
停止部材（８１）は、内側キャップ（７０）の遠位端から延びる、請求項７に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
互いに向き合っている１対のばねアーム（８７）を含む、請求項４～８のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
各ばねアーム（８７）の第１の端部（８８）は、停止部材（８１）に固定される、請求項４～９のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
外側針キャップ（４１）の遠位セクション（５６）は、肩部（６２）を含み、停止部材（８１）は、肩部（６２）に係合するように構成される、請求項１～１０のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
把持機構（８６）は、内側注射針キャップ（４０）を保持するように構成された留め具（８６）であって、キャップ組立体（１２）がカートリッジホルダ（１４）から引き離されたとき、内側注射針キャップ（４０）を注射針ホルダ（３９）から取り外すように構成された留め具を含む、請求項１～１１のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
注射針（１７）が固定される注射針ホルダ（３９）を含み、注射針（１７）は、近位端（４２）および遠位端（４３）を有し、近位端（４２）は、注射針ホルダ（３９）に取外し可能に連結された内側注射針キャップ（４０）により保護される、請求項１～１２のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
薬剤のカートリッジ（１５）を含み、該カートリッジ（１５）は、カートリッジホルダ（１４）内に受け入れられる、請求項１～１３のいずれか１項に記載の薬剤送達デバイス（１０）。
薬剤送達デバイス（１０）において、注射針（１７）から内側注射針キャップ（４０）を取り外す方法であって、薬剤送達デバイス（１０）のキャップ組立体（１２）を所定の
距離だけ近位方向に動き、キャップ組立体（１２）および内側注射針キャップ（４０）をデバイス（１０）から取り外す工程を含み、外側針キャップ（４１）は、内側針キャップ（４０）の上に位置し、キャップ組立体（１２）を所定の距離だけ動くことにより、外側針キャップ（４１）が内側注射針キャップ（４０）から外れるようにする、前記方法。