JP2022021142A - バルブハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧製品の開封時に生じる大小さまざまな破片に対応可能なバルブハウジングを提供する。【解決手段】バルブ機構Bを収容する収容部24aと、収容部24aよりも下方に突出し、加圧製品11aの蓋体15を押し込んで開封する開封部27と、開封部27の外周に設けられた複数の防護壁30fと、防護壁30fの間で開口し、加圧製品11a内と収容部24a内とを連通する連通路30eと、連通路30eとバルブ機構Bとの間に設けられたフィルタ部31とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品に取り付けられる吐出部材のバルブハウジングに関し、特にフィルタ機能付きのバルブハウジングに関する。
特許文献1には、容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、加圧製品を開封し原液を吐出する吐出部材とを備えた吐出装置が開示されている。加圧製品は、外側から押圧することで内側に入り込むようにして開封される閉鎖部を備えており、吐出部材は、その閉鎖部を押圧する開封部を備えている。吐出装置の使用に際しては、加圧製品に吐出部材を取り付けることで閉鎖部を押圧、開封し、原液を吐出させる。吐出部材はバルブ機構を備えており、原液の吐出、停止を切り替え可能となっている。また、このバルブ機構は、開封部を有するバルブハウジングに収容されている。
特許文献2には、エアゾール内容物に混入した固形物を除去して、エアゾール装置の目詰まりを防止するためのフィルタを備えたバルブハウジングが開示されている。
特開2020-19570号公報 特許第3889842号公報
ところで、特許文献1の加圧製品では、閉鎖部を開封すると、開封時の衝撃で大小さまざまな破片が生じることが分かった。破片は、バルブ機構に入り込み、原液の吐出を不安定にすることがある。
特許文献2のバルブハウジングはフィルタを備えているが、フィルタの流路を構成する流通小孔の径が0.1~0.3mmと小さく、数mm程度の大きな異物によって一度に多くの流通小孔が塞がれてしまう虞がある。
そこで本発明は、加圧製品の開封時に生じる大小さまざまな破片に対応可能なバルブハウジングの提供を技術課題としている。
本発明のバルブハウジングは、バルブ機構Bを収容する収容部24aと、収容部24aよりも下方に突出し、加圧製品11aの蓋体15を押し込んで開封する開封部27と、開封部27の外周に設けられた複数の防護壁30fと、防護壁30fの間で開口し、加圧製品11a内と収容部24a内とを連通する連通路30eと、連通路30eとバルブ機構Bとの間に設けられたフィルタ部31とを備えていることを特徴としている。
このようなバルブハウジングは、フィルタ部31が、部材同士を組み合わせることで部材間に生じる隙間によって形成されていることが好ましい。
特に、収容部24aを有する本体部材29と、開封部27を有する開封部材30とに分かれており、本体部材29に、収容部24a内に連通する挿入孔29aが設けられ、開封部材30に、挿入孔29aに挿入される挿入部30aが設けられており、挿入孔29aの内周面と挿入部30aの外周面との間に生じた隙間によってフィルタ部31が形成されていることが好ましい。
また、挿入部30aの挿入方向が、開封部27による蓋体15の開封方向と平行であることが好ましい。
または、収容部24a内に挿入されるフィルタ部材32を備え、フィルタ部31が、収容部24aの内周面とフィルタ部材32の外周面との間に生じた隙間によって形成されていることが好ましい。さらに、フィルタ部材32が、バルブ機構Bによって固定されていることが好ましい。
本発明のバルブハウジングは、大きな破片が連通路に入り込んでフィルタ部を塞いだり、連通路の加圧製品側の開口を塞ぐことを防護壁によって抑制することができる。また、フィルタ部によって小さな破片を捕らえることができ、バルブ機構への破片の侵入を抑制することができる。
上記バルブハウジングにおいて、フィルタ部が、部材同士を組み合わせることで生じる隙間によって形成されている場合、部材に孔を開けてフィルタ部を形成する場合に比べて精度良く形成することができ、小さな破片を確実に捕捉することができる。
収容部を有する本体部材と、開封部を有する開封部材とに分かれており、本体部材に、収容部内に連通する挿入孔が設けられ、開封部材に、挿入孔に挿入される挿入部が設けられており、挿入孔に挿入部を挿入することで生じる隙間によってフィルタ部が形成されている場合、原液がフィルタ部を流れることで開封部材に大きな抵抗が加わったとしても、その力の方向は挿入部の挿入孔への挿入方向と同じであるため、開封部材が本体部材から外れてしまうといったことは無く、フィルタ機能を維持することができる。
挿入部の挿入方向が、開封部による蓋体の開封方向と平行である場合、蓋体の開封によって開封部材が本体部材から外れてしまうといったことが無く、フィルタ機能を維持することができる。
また、収容部内に挿入されるフィルタ部材を備え、フィルタ部が、収容部内にフィルタ部材を挿入することで生じる隙間によって形成されている場合も、部材に孔を開けてフィルタ部を形成する場合に比べて精度良く形成することができ、小さな破片を確実に捕捉することができる。
フィルタ部材が、バルブ機構によって固定されている場合、原液がフィルタ部を流れることでフィルタ部材に大きな抵抗が加わったとしても、フィルタ部材の移動を抑制することができ、フィルタ機能を維持することができる。
図1Aは本発明のバルブハウジングを備えた吐出装置の断面図、図1Bは吐出装置で用いる容器本体の断面図である。 図2Aは図1Aの吐出部材の要部断面図、図2Bは加圧製品の要部断面図である。 図3Aは本体部材の断面図、図3Bは開封部材の断面図、図3Cは開封部材の平面図、図3Dはバルブハウジングの断面図、図3EはII-II線端面図である。 バルブハウジングで閉鎖部を開封した状態を示す要部断面図である。 本発明の他のバルブハウジングの、図5Aはフィルタ部材の断面図、図5Bは本体部材の断面図、図5Cはフィルタ部材の平面図、図5Dは本体部材にフィルタ部材を挿入した状態で下から見上げた図である。 図5に示すバルブハウジングを備えた吐出部材の要部断面図である。
図1Aに示す吐出装置10は、二重加圧容器(容器)11と、吐出部材12と、二重加圧容器11に充填された原液(内容物)Cおよび加圧剤Pとからなる。本発明のバルブハウジング24は吐出部材12を構成する一部品である。二重加圧容器11に原液Cと加圧剤Pを充填したものが加圧製品11aである。加圧製品11aと吐出部材12は組み立て前のセット品として(図1A参照)、あるいは半分組み立てた未開封の状態で販売される。加圧製品11aは吐出部材12と共に販売されるほか、交換用として単独でも販売される。従って、加圧製品11aは、吐出部材12を取り付けるまで(吐出部材12によって開封されるまで)は、充填された原液Cや加圧剤Pが漏れ出さないよう密閉されている。吐出部材12についても単独で販売されることがある。
前記二重加圧容器11は、外部容器13と、その内部に収容されている可撓性を有する内部容器14と、外部容器13と内部容器14を封止する蓋体(封盤)15とからなる。バルブやポンプは備えていない。外部容器13と内部容器14を組み合わせたものは容器本体16である(図1B参照)。内部容器14の内部は原液Cを充填する原液収容室Scであり、外部容器13と内部容器14の隙間の空間は加圧剤Pを充填する加圧剤収容室Spである。それらは蓋体15によって封止されている。すなわち、この二重加圧容器11は、原液Cと噴射剤Pを分離して収容し、原液Cのみ吐出できるようにしており、それにより圧縮ガスなどの加圧剤Pの漏出を防止できる。
図1Bに示すように、外部容器13は底部13aと、円筒状の胴部13bと、肩部13cと、円筒状の首部13dとからなる。首部13dの外周には雄ねじ13eが形成されている。首部13dの上端面13fは蓋体15を固着できるように略平坦にしている。この実施形態では、外部容器13の底部13aが、下向きに突出する環状の接地面13a1と、その中央に設けられる上向きに突出するドーム部13a2とを備えている。それにより、耐圧性が向上し、落下時などの耐衝撃性も向上する。そのため、単品での流通や宅配便による配送時にも安全である。また、接地面13a1を有するので、平坦な台などの上にそのまま安定して載置することができる。ただし球面状の底面としてもよい。
図2Bに示すように、外部容器13の首部13dの上端面13fには、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして溶解しやすくし、蓋体15と一体にするための溶着部をつくる環状突起13gが形成されている。蓋体15側に環状突起を設けてもよく、両方に設けてもよい。外部容器13の首部13dの外周には、搬送時や溶着時に吊り持ちする環状のサポート部13d1が設けられている。
図1Bに戻って、内部容器14も外部容器13と同様に、底部14a、胴部14b、肩部14cおよび首部14dからなる。内部容器14の底部14aにも下向きに突出する環状のくぼみ部14a1と、その中央に設けられる上向きに突出するドーム部14a2が形成されている。この底部14aは外部容器13の底部13aと当接しており、加圧剤を充填するときや蓋体15を固着するときなど、内部容器14が下がらないように支持される。首部14dは、図2Bに示すように、円筒状の上部14d1と、それより下に向かって細くなるテーパー部14d2と、その下端から下方に延びる下垂部14d3とからなる。下垂部14d3の下端は肩部14cに連続している。すなわち、内部容器14の首部14dのテーパー部14d2、下垂部14d3および肩部14cの上部は、くびれ部を形成している。なお、このくびれ部は、後述する蓋体15の封止部15aの外周面とほぼ密接する形状とされている。そのため、内部容器14に原液Cを充填したとき、気相部(ヘッドスペース)が小さくなる。上部14d1の外面は外部容器13の首部13dの内面との間にわずかな隙間を有している。上部14d1の内面は滑らかな円筒面である。
内部容器14の首部14dの上端面14eは外部容器13の上端面13fより突出しており、その突出している部位に外部容器13の上端面13fと係合するフランジ14fが形成されている。フランジ14fの厚さ(半径方向の寸法)は、外部容器13の首部13dの厚さの1/3~1/2程度である。そのため、フランジ14fを外部容器13の首部13dの上端面13fに係合させたとき、外部容器13の首部13dの上端面13fは外側の部分が覆われずに残る。前記外部容器13の上端の環状突起13gは、その外側の部分に設けられている。内部容器14の首部14dの上端面14eにも、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして蓋体15との溶着部をつくるための環状突起14gが形成されている。
内部容器14のフランジ14fの下面には、半径方向に延びる加圧剤充填用の横溝14hが等間隔で4カ所に形成されている。さらに内部容器14の首部14dの外周面には、その横溝14hと連通する縦溝14iが形成されている。縦溝14iは上部14d1に設けられており、加圧剤Pを加圧剤収容室Sp内に充填しやすくする。
外部容器13および内部容器14はいずれもポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂製である。これらは、たとえば外部容器用のプリフォームの中に内部容器用のプリフォームを入れ、首部13d、14dの下端より下側を同時にブロー成形することにより製造することができる。とくに所定形状のプリフォームをインジェクション成形し、ついでブロー成形するインジェクション・ブロー成形法が好ましい。また、ドーム部13a2を成形する際に底部13aを上方に突き上げることにより、内部容器の環状のくぼみ部14a1を延伸して強度を上げることができ、軽量化することができる。
前記蓋体15は、内部容器14の首部14d内に挿入される略円筒状の封止部15aと、その上端に連続する環状のフランジ15bとからなる。封止部15aの内側には嵌合筒部15a1が同心状に設けられている。嵌合筒部15a1は封止部15aの底部の中央部から上向きに立ち上がり、上端で開口している。そして封止部15aの上部は略円筒状であり、下部15a3は下に向かって細くなるテーパー状である。ただし上部から下部にかけて円筒状であってもよい。
この蓋体15は、下部15a3の下端15a4と、嵌合筒部15a1から下方に延びる下部筒部15a5の下端とが連結部15a6で繋がっている。また、下部筒部15a5の下端よりいくらか上を閉じるようにして底部15cが設けられている。そのため、蓋体15の上面にホーンを押し当てて超音波溶着をするとき、ホーンの振動は封止部15aを通り、その下端15a4から原液C側に流れやすい。また、後述する閉鎖部15dは連結部15a6よりも上に位置するため、振動が閉鎖部15dに伝わりにくい。したがって後述する弱め線15fの溶解や貫通などが防止される。
底部15cには、周囲に比して厚肉にされた受圧部15d1を備えた閉鎖部(被開封部)15dが設けられている。閉鎖部15dは通常は平面視円形である。ただし矩形など、他の形状を採用することもできる。閉鎖部15dの周囲は環状溝などの破断容易な薄肉部(破断部、弱め線)15fで囲まれている。受圧部15d1は閉鎖部15dの上面の略全体に設けられ、薄肉部15fは底部15cの上面に形成されている。なお、薄肉部15fは下面に形成してもよい。薄肉部15fはたとえばV溝からなる。薄肉部15fは閉鎖部15dが開封された際にちぎり取られるように連続しているが、破断が可能であれば不連続であってもよい。開封後に閉鎖部15dの脱落、遊離を防ぐため、弱め線15fを横切るように半径方向に延びる補強部を設けてもよい。
封止部15aの外周面は、内部容器14の首部14dの内面との間で、蓋体15を内部容器の首部14dに装着する際に内部容器14内の空気を排出することができ、かつ、内部容器14内の原液Cを液封できる嵌合状態であることが好ましい。また、嵌合筒部15a1の内周面は、閉鎖部15dを開封する際にバルブ21のシール部材28と密接して原液Cが漏出しないように下に向かって縮径されるテーパー状としている。ただ、円筒状としてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、原液Cや加圧剤Pの充填後、超音波溶着、レーザー溶着、高周波溶着などの溶着によって外部容器13の首部13dの上端面13fおよび内部容器14の首部14dの上端面14eに溶着され、封止される。この実施形態では、内部容器14の上端面14eに環状突起14gが形成され、外部容器13の上端面13fにも環状突起13gが形成されているので、溶着後のシールが確実である。また、気密性を高くするなどの目的で接着してもよい。
嵌合筒部15a1の底部15cを嵌合筒部15a1の下端より少し上に設けているのは、底部15cの剛性を高めて薄肉部15fの破断を容易にするためでもある。また、底部15cの下面に、具体的には下部筒部15a5の内面と底部15cの下面とに跨るようにして補強リブ15gを設け、底部15cの剛性をより高めて薄肉部15fの破断を確実にするためでもある。なお、補強リブ15gは弱め線15fを囲うように、等角度で複数個所に設けることが好ましい。嵌合筒部15a1の径を封止部15aの下部15a3の径より小さくしているのは、嵌合筒部15a1の内面の成形精度を高めるためと、吐出部材12のシール部材28で囲まれる内圧を受ける面積を小さくして蓋体15に加わる上向きの力を弱くするためである。さらに下向きに突出するバルブ保持部18aを収容するスペースを確保するためである。嵌合筒部15a1の下端の連結部15a6は円筒状でもよいが、下部筒部15a5と底部15cの間に気体が溜まらないように横溝で連通させてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、封止部15aの上端から半径方向外向きに拡がる環状円板部17と、その環状円板部17の外縁から下向きに延びる外筒部17aとからなる。環状円板部17の下面は内部容器14の首部14dの上端面14eと当接して溶着部を形成し、シールする部位で、外筒部17aの下面は外部容器13の首部13dの上端面13fと当接して溶着部を形成し、シールする部位である。
蓋体15の材料は外部容器13や内部容器14との熱接合性が高い熱可塑性樹脂が用いられ、溶着強度を高くするため、外部容器13や内部容器14と同じ材料を用いることが好ましい。図1Aに示すように、蓋体15で原液収容室Scと加圧剤収容室Spを封止すると共に、内部容器14または外部容器13のいずれか、あるいは両方に固着することにより、内容物(原液C、加圧剤P)を長期間安全に、漏れないように保管しておくことができる。薄肉部15fは未開封では充分なシール機能があり、かつ、容易に破断できる形状とする。
原液Cとしては、洗顔剤、洗浄剤、入浴剤、保湿剤、クレンジング剤、日焼け止め、化粧水、シェービング剤、脱毛剤、制汗剤、殺菌消毒剤、害虫忌避剤などの皮膚用品、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤などの頭髪用品などの人体用品、ホイップクリーム、オリーブオイルなどの食品、消臭剤、芳香剤、殺虫剤、防虫剤、花粉除去剤、殺菌消毒剤、洗浄剤などの家庭用品、潤滑剤などの工業用品などである。但し、これらの用途に限られるわけではない。
加圧剤Pとしては窒素ガス、圧縮空気、炭酸ガスなどの圧縮ガスが好ましい。加圧剤により二重加圧容器11内の圧力を0.1~1.0MPa(25℃、ゲージ圧)、とくに0.3~0.8MPa(25℃、ゲージ圧)にするのが好ましい。また、外部容器13の容量は30~500mlであることが好ましい。内部容器(原液収容室Sc)14の容量は20~300ml程度が好ましい。加圧剤収容室Spの容量は10~200ml程度が好ましい。
上記のように、二重加圧容器11は部品数が少なく、バルブなどの作動部がないので、安価に製造することができる。そして消費者が持ち運んだり、流通業者が配送したりするときに安全である。また、万一、外部容器13にひびが入っても、加圧剤Pが漏れるだけで内部容器14内の原液Cは漏れない。そのため一層安全である。
また、この加圧製品11aは外部容器13と内部容器14が合成樹脂製であり、内部容器14は加圧剤Pで囲まれ、さらに外部容器13で囲まれているので、加圧製品11aの弾力性が高く、落としても割れにくい。また、閉鎖部15dが内部にあるので、誤って閉鎖部15dが破断されるおそれが少なく、一層安全である。
図1Aに示すように、前記吐出部材12は、外部容器13の首部13dの雄ねじ13eと螺合するキャップ(装着部)20と、そのキャップ20に覆われたバルブ21と、バルブ21のステム22に装着される、吐出ノズルを備えた操作ボタン23とからなる。
図2Aに示すようにキャップ20は有底筒状であって、上底20aを備えている。キャップ20の内周面には外部容器13の雄ねじ13eと螺合する雌ねじ20cが形成されている。キャップ20の上底20aの中央には、ステム22を通し、操作ボタン23の基部を通す開口20bが形成されている。操作ボタン23を装着していないキャップ20とバルブ21とは、バルブユニットないしバルブアッセンブリとして扱われる。
バルブ21は、キャップ20によって覆われている。このバルブ21は、有底筒状のバルブハウジング24と、バルブハウジング24の内部に上下移動自在に収容される前述のステム22と、そのステム22を上向きに付勢するバネ25と、ステムラバー26と、バルブハウジング24の上部を保持する筒状のバルブ保持部18aを備えたバルブホルダ18とからなり、原液Cの吐出通路を構成する。ステム22と、バネ25と、ステムラバー26とで、原液Cの吐出状態と非吐出状態とを切り替えるバルブ機構Bが構成されており、このバルブ機構Bが、バルブハウジング24の内側に設けられた収容部24aに収容されている。バルブホルダ18は収容部24aに蓋をし、バルブハウジング24からのバルブ機構Bの抜け出しを規制している。
バルブハウジング24の下端には、閉鎖部15dを開封するための開封部27が設けられている。開封部27の底面27aは、受圧部15d1の上面と当接するように平坦にされている。また、薄肉部15fで囲む範囲の径と同じ、もしくはいくらか小さい。また、バルブハウジング24の下部外周にはOリングなどのシール部材28が装着されている。このシール部材28は、開封時および開封後に蓋体15の嵌合筒部15a1の内周面とバルブハウジング24の間をシールするものである。
ところで、バルブハウジング24は、図3Aと図3Bに示すように、収容部24aを有する本体部材29と、開封部27を有する開封部材30とに分かれている。
本体部材29は有底筒状であって、本体部材29の底中央には、収容部24a内と連通する挿入孔29aが設けられている。挿入孔29aの断面形状は円である。本体部材29の下部外周には、シール部材28を装着するためのシール溝29bが設けられている。本体部材29の上端には、ステムラバー26を囲むための枠部29cと、ステムラバー26と接触してシールを形成するシール突起29dが設けられている。
開封部材30は側面から見ると下向きの矢印状であって、矢の軸(シャフト)に相当する部分が、挿入孔29aに挿入される挿入部30aである。挿入部30aは略円柱状であるが、外周面には軸方向と平行に凹溝30bが設けられている。この凹溝30bは、図3Eに示すように、挿入孔29aに挿入部30aを挿入することで挿入孔29aの内周面と挿入部30aの外周面との間にフィルタ部31として機能する隙間を形成するためのもの、要は部材間の隙間でフィルタ部31を形成するためのものである。凹溝30bは、図3C、図3Eに示すように周方向に等間隔に複数設けられている。ただ、等間隔に設ける必要は無く、また1つだけであってもよい。凹溝30bの溝深さは捕捉すべき破片の大きさにより選定される。例えば0.05~1mm、好ましくは0.1~0.5mmである。
挿入部30aは開封部27の延長線上に設けられており、挿入部30aと開封部27とで1本の略円柱状の部品を構成しているともいえる。また、挿入部30aの挿入孔29aへの挿入方向と、開封部27による蓋体15の閉鎖部15dの開封方向とは平行である。さらに言えば、挿入部30aと開封部27とは同一線上に位置している。挿入部30aの外周面には、僅かに径外方向に膨出し、挿入孔29aからの抜けを防止するための抜け止め部30cが設けられている。また、挿入部30aの外側には、挿入部30aを挿入孔29aに挿入した際、本体部材29の底と当接する当接部30dが設けられている。当接部30dは環状(ドーナッツ状)であって、その内周面と挿入部30aの外周面との間には隙間が形成されている。なお、この隙間が加圧製品11a内と収容部24a内とを連通する連通路30eとなる。開封部27の外周面からは当接部30dに向かって複数(図3Cにおいては5枚)の防護壁30fが設けられており、この防護壁30fによって当接部30dが支持されている。防護壁30fは板状もしくは棒状であって、開封部27から当接部30dに向かって斜めに且つ周方向に等間隔に複数設けられることで、開封部材30を矢印状たらしめている。防護壁30fは少なくとも2枚設けることが好ましい。連通路30eは、上流側に複数の防護壁30fが設けられているため、2つの防護壁30fの間で開口した状態となる。
開封部27の底面27aの高さ方向の位置は、キャップ20を外部容器13の雄ねじ13eに1~2回程度螺合させたときに受圧部15d1と当接する位置である。したがって出荷時、流通時にはキャップ20を緩く螺合させて閉鎖部15dを破断せず、シール状態のまま吐出部材12と二重加圧容器11とを仮に結合させておくことができる。
バルブホルダ18は、図2Aに示すように、バルブ保持部18aと、バルブ保持部18aの上端から内側に延びる環状のラバー押さえ18bと、外側に拡がるフランジ18cとを備えており、ラバー押さえ18bの中央にステム22を通す孔18dが形成されている。
次に、加圧製品11aへの吐出部材12の取り付けについて説明する。使用者が購入した吐出装置10を使用する場合、まずキャップ20を外部容器13の雄ねじ13eにねじ込む。それによりキャップ20全体およびバルブ21が下降し、開封部27の底面27aが閉鎖部15dを押し下げる(下方に押し込む)。それにより薄肉部15fが破断され、閉鎖部15dは嵌合筒部15a1からちぎり取られ、底部15cから分離されて脱落する。そして開封部27が嵌合筒部15a1の底部15cを突き破り、ハウジング24内と内部容器14内である原液収容室Scとを連通させる(図4参照)。脱落した閉鎖部15dは、内部容器14の底に落ち込む。
なお、キャップ20は外部容器13に螺着されるため、キャップ20の操作量に対するバルブ21の降下量は小さい。そのため開封部27の底面27aは閉鎖部15dの受圧部15d1を徐々に押圧する。蓋体15は合成樹脂製であるため、徐々に押圧されるとその伸張性により閉鎖部15dは伸びやすく破断されにくい。しかし、閉鎖部15dが環状の薄肉部15fで囲まれており、受圧部15d1が突出しているため、薄肉部15fへの応力集中が増大しスムーズに破断することができる。また、開封部27の底面27aは平坦であるので、開封操作により変形しにくく、吐出部材12を繰り返し使用することができる。
閉鎖部15dは、蓋体15の中心軸上に設けられた、上部に厚く略円形の受圧部15d1を有し、さらに開封部27の円形の底面27aと当接しているので、底面27aにより加圧されると、閉鎖部15dはまっすぐ押し込まれ、薄肉部15fに沿って破断し、破断された閉鎖部15dは脱落し、内部容器14の底に落ち込む。ただし受圧部15d1または開封部27の底面27aを傾斜させ、薄肉部15fが一方から他方に向かって順に破断されていくようにしてもよい。また、閉鎖部15dが脱落せず、薄肉部15f等を介してつながったままであってよい。
閉鎖部15dが破られたとき、底部15cの内周と開封部27の外周の隙間から原液Cが漏れる場合がある。しかし嵌合筒部15a1とハウジング24の間はシール部材28でシールされているので、原液Cは嵌合筒部15a1内に留まり、外部に漏れることがない。また、破断時の反力および破断後の内圧がハウジング24を押し上げるように作用するが、キャップ20と外部容器13とが螺合しており、キャップ20の上底20aとバルブホルダ18が二重で支えているため、吐出部材12の飛び出しが抑制される。この状態は、キャップ20によってバルブ21が取り付けられているといえる。また、キャップ20の上底20aの変形が抑制される。
吐出部材12を装着した後、使用者がステム22に取り付けた操作ボタン23を押すと、ステム22が下降してステムラバー26が撓み、ステム孔が開く。原液収容室Sc内の原液Cは内部容器14を介して加圧剤Pによって加圧されているので、防護壁30fの間、連通路30e、フィルタ部31、収容部24a、バルブ機構B、操作ボタン23を経由して外部に吐出される。このように、本発明のバルブハウジング24は、連通路30eの上流側に防護壁30fを設けているため、閉鎖部15dの開封時に大きな破片が生じたとしても、その破片が連通路30eに至る前に防護壁30fで濾し取ることができ、連通路30eが破片によって閉鎖されるのを抑制することができる。また、連通路30eとバルブ機構Bとの間にフィルタ部31を備えているため、防護壁30fや連通路30eを通過した小さな破片をも濾し取ることができ、破片がバルブ機構Bに入り込むことで生じる不具合、例えばステム孔の詰まりやステムラバー26への付着によるシール破綻を抑制することができ、所望の吐出状態を維持し続けることができる。特に、フィルタ部31が挿入部30aの外周に複数設けられている(環状に散らばって設けられている)ことから、比較的大きな破片が流れてきても、塞がれるフィルタ部31の数を少なくすることができ、一か所にフィルタ部をまとめて設ける場合に比べて長期にわたって安定した吐出を実現できる。
なお、操作ボタン23から指を離せばステム22が上昇し、吐出が停止する。加圧剤Pを充填している加圧剤収容室Spは蓋体15によって閉じられており、外部や原液収容室Scと連通していないので、吐出操作によって加圧剤Pは外部に漏れることはない。
図5、図6は、別のバルブハウジング24Aを示している。このバルブハウジング24Aは、フィルタ部31を形成するためにフィルタ部材32を用いている。具体的には、図5A、図5Cに示すように、外周面に波形の凹溝30bが複数設けられ、平面視歯車状とされたフィルタ部材32を収容部24a内に挿入することで、収容部24aの内周面とフィルタ部材32の外周面との間にフィルタ部31として機能する隙間を形成している(図5D、図6参照)。フィルタ部材32は、バルブ機構Bのばね25によって上から押圧された状態であり、収容部24a内に固定されている。そのため、吐出時に原液Cから上向きの力を加えられても、上方向(下流側)への移動は抑制される。なお、フィルタ部材32を固定するにあたっては、フィルタ部材32の外径を収容部24aの内径よりも大として圧入したり、接着や溶着により固定してもよい。防護壁30fは4つ設けられており、連通路30eを4分割している。このバルブハウジング24Aは、本体部材29と開封部材30とに分離されておらず、収容部24aと開封部27が本体部材29Aとして一体となっている他は、図3のバルブハウジング24と同様であることから同符号を付し、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形を行うことができる。例えば、図3のバルブハウジング24では、開封部材30に凹溝30bを設けていたが、本体部材29に凹溝30bを設けてもよいし、両方に凹溝30bを設けてもよい。同じように、図5のバルブハウジング24Aでは、フィルタ部材32に凹溝30bを設けていたが、収容部24aの内周面に凹溝30bを設けてもよく、両方に凹溝30bを設けてもよい。要は、部材同士を組み合わせることで部材間にフィルタ部31として機能する隙間が形成されればよい。また、容器11として二重加圧容器を用いていたが、一重の容器を用いてもよい。すなわち、内部容器14を設けず、外部容器13内に原液Cと加圧剤Pとを充填したものを加圧製品としてもよい。
10 吐出装置
11 二重加圧容器
11a 加圧製品
12 吐出部材
C 原液
P 加圧剤
13 外部容器
13a 底部
13a1 接地面
13a2 ドーム部
13b 胴部
13c 肩部
13d 首部
13d1 サポート部
13e 雄ねじ
13f 首部の上端面
13g 環状突起
14 内部容器
Sc 原液収容室
Sp 加圧剤収容室
14a 底部
14a1 くぼみ部
14a2 ドーム部
14b 胴部
14c 肩部
14d 首部
14d1 上部
14d2 テーパー部
14d3 下垂部
14e 上端面
14f フランジ
14g 環状突起
14h 横溝
14i 縦溝
15 蓋体
15a 封止部
15a1 嵌合筒部
15a3 下部
15a4 下端
15a5 下部筒部
15a6 連結部
15b フランジ
15c 底部
15d 閉鎖部
15d1 受圧部
15f 薄肉部(破断部)
15g 補強リブ
16 容器本体
17 環状円板部
17a 外筒部
18 バルブホルダ
18a バルブ保持部
18b ラバー押さえ
18c フランジ
18d (ステムを通す)孔
20 キャップ(装着部)
20a 上底
20b 開口
20c 雌ねじ
21 バルブ
22 ステム
23 操作ボタン
24、24A バルブハウジング
24a 収容部
25 バネ
26 ステムラバー
27 開封部
27a (開封部の)底面
28 シール部材
29、29A 本体部材
29a 挿入孔
29b シール溝
29c 枠部
29d シール突起
30 開封部材
30a 挿入部
30b 凹溝
30c 抜け止め部
30d 当接部
30e 連通路
30f 防護壁
31 フィルタ部
32 フィルタ部材
B バルブ機構

Claims (6)

  1. バルブ機構を収容する収容部と、
    収容部よりも下方に突出し、加圧製品の蓋体を押し込んで開封する開封部と、
    開封部の外周に設けられた複数の防護壁と、
    防護壁の間で開口し、加圧製品内と収容部内とを連通する連通路と、
    連通路とバルブ機構との間に設けられたフィルタ部とを備えている、バルブハウジング。
  2. フィルタ部が、部材同士を組み合わせることで部材間に生じる隙間によって形成されている、請求項1記載のバルブハウジング。
  3. 収容部を有する本体部材と、
    開封部を有する開封部材とに分かれており、
    本体部材に、収容部内に連通する挿入孔が設けられ、
    開封部材に、挿入孔に挿入される挿入部が設けられており、
    挿入孔の内周面と挿入部の外周面との間に生じた隙間によってフィルタ部が形成されている、請求項1又は2記載のバルブハウジング。
  4. 挿入部の挿入方向が、開封部による蓋体の開封方向と平行である、請求項3記載のバルブハウジング。
  5. 収容部内に挿入されるフィルタ部材を備え、
    フィルタ部が、収容部の内周面とフィルタ部材の外周面との間に生じた隙間によって形成されている、請求項1又は2記載のバルブハウジング。
  6. フィルタ部材が、バルブ機構によって固定されている、請求項5記載のバルブハウジング。
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