JP2022020323A - 光学式プラネタリウム及びそれを有するプラネタリウムシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022020323000001
【課題】光学式プラネタリウムにおいて、装置をコンパクトにしつつ多様な星空を適切に再現する。
【解決手段】光学式プラネタリウム10は、星の像を投影する投影機12と、投影機12が日周軸81周りに回転可能となるように構成された日周軸支持機構21と、投影機12が日周軸81と直交する緯度軸82周りに回転可能となるように構成された緯度軸支持機構23と、投影機12が鉛直に設けられた方位軸83周りに回転可能となるように構成された方位軸支持機構25と、緯度軸82と水平面とのなす角を所定の範囲内で変更可能とするように構成された緯度軸傾斜角変更機構40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学式プラネタリウム及びそれを有するプラネタリウムシステムに関する。
1.モダン3軸式
現在最も普及している代表的な光学式プラネタリウムの構成を図6に示す。光学式プラネタリウム110には、恒星を投影するための投影機112として、それぞれ半球状の北天用投影機111aと南天用投影機111bとがそれぞれ正対して設けられている。これを恒星球111と呼ぶ。恒星球111は、日周軸181を中心に回転可能となっている。この恒星球111は、架台フォーク122上に、日周軸181と直交する、水平に設けられた緯度軸182を中心に回転可能に支持されている。この緯度軸182周りに恒星球111を回転させることで、日周軸181と水平面との傾斜角が自在に変更可能となっている。
日周軸181が現在の天の北極及び天の南極を指すように、恒星球111から投影される星は、地球の自転軸を基準とする赤道座標に基づいた座標で配置されている。したがって、恒星球111を日周軸181周りに回転させることでドームスクリーンには星の日周運動が再現される。また恒星球111を緯度軸182周りに回転させることで、光学式プラネタリウム110は、地球上の任意の緯度の観測地の星空を再現できる。
近年のプラネタリウムでは、旧来のように観客席をドーム中心に向けて同心円状に配置する方式ではなく、観客席を一方向に向けて配置する方式が主流になっている。このような配置によって、解説者の目線と観客の目線とを同じ向きに合わせやすいため、解説者は、すべての観客に天体の解説を正しく伝えやすい。一方で、特定の方位を正面とするために、正面と反対側は見にくくなる。例えば南側を正面とした場合、北側の天体を説明するには、解説者も観客も真後ろを振り返らねばならなくなる。それでは不便であるから、光学式プラネタリウム110は、その全体を水平方向に回転させる方位軸183を備える。このように正面の方位を自在に変更可能にする方式が普及している。以上のように、近年では、恒星などの天体の運行を再現するために日周軸181、緯度軸182、方位軸183の3軸を有する光学式プラネタリウム110が一般的である。このような光学式プラネタリウム110の方式を、モダン3軸式と呼ぶことにする。
2.クラシカル4軸式
旧来は、歳差運動と呼ぶ長年にわたる自転軸の変化を再現するために、図7に示すような、日周軸281と緯度軸282とに加えて歳差軸285を備えた光学式プラネタリウム210が一般的であった。このような光学式プラネタリウム210の方式を、クラシカル3軸式と呼ぶことにする。北天用の恒星球211aと南天用の恒星球211bとは、地球の自転軸ではなく、地球の公転軌道面を基準とする黄道座標に基づいた星空を投影するように構成されており、これらが歳差軸285を中心に回転可能に構成されている。この歳差軸285が、歳差軸ホルダ291によって保持されており、歳差軸ホルダ291全体が日周軸281を中心に回転可能となっている。この歳差軸ホルダ291は、日周軸281と歳差軸285とのなす角を、およそ23.4°で保持している。この角度は、地球の赤道の、黄道面に対する傾斜角である。日周軸281は、緯度軸282により保持されており、緯度軸282を回転させることで任意の緯度の観測地の星空を再現できることは、モダン3軸式の場合と変わらない。クラシカル3軸式の光学式プラネタリウム210は、歳差軸285を回転させることで、現在の北極星(こぐま座α星:ポラリス)が北極星となる現在の星の動きだけでなく、例えば現在から11,000年後の未来のこと座のヴェガ星が北極星となる星の動きをも再現することができる。
さらにクラシカル3軸式に、その全体を水平に回転させる方位軸283を備えた光学式プラネタリウム210も知られている。このような光学式プラネタリウム210の方式を、クラシカル4軸式と呼ぶことにする。
クラシカル3軸式及びクラシカル4軸式の光学式プラネタリウム210では、歳差軸ホルダ291に北天用の恒星球211a及び南天用の恒星球211bが傾斜して設置されるため、装置のサイズが大きくなってしまう。大きな光学式プラネタリウム210は、観客の視界を妨げることがある。このため近年では、クラシカル3軸式及びクラシカル4軸式の光学式プラネタリウム210はあまり用いられず、モダン3軸式の光学式プラネタリウム110を用いることが主流になっている。モダン3軸式によれば、恒星球111をコンパクトにまとめることができ、光学式プラネタリウム110が観客の視界を妨げることがない。
以上のような従来型の光学式プラネタリウムが、例えば特許文献1に開示されている。
3.多軸合成制御
モダン3軸式の光学式プラネタリウム110では、歳差運動などを一つの軸周りの回転などでは再現できない。このため、3つの軸周りの角度をコンピューターで制御し、3軸合成運動で仮想的に歳差運動などを再現することが行われる。日周軸181、緯度軸182及び方位軸183の3軸周りの回転の組合せにより、恒星球111は理論上あらゆる姿勢角を取ることができる。このため、これら3軸周りの角度を的確に制御することで、歳差運動のみならず、天球上の任意の点を中心にした回転運動が再現されるので、例えば地球以外の惑星から見上げた星空なども再現され得る。
特開平4-204586号公報
モダン3軸式を用いた多軸合成制御において、日周軸181が方位軸183と重なるなど、二軸が近づくと、運動の自由度が低下し、星空の再現が適切に行えない場合がある。クラシカル4軸式による4軸の合成運動によれば、このような運動の自由度の低下は防がれ、高い精度で星空の再現が行われ得る。しかしながら、クラシカル4軸式では、モダン3軸式と比較して、光学式プラネタリウム210が複雑化及び大型化する。
本発明は、光学式プラネタリウムにおいて、装置をコンパクトにしつつ多様な星空を適切に再現することを目的とする。
本発明の一態様によれば、光学式プラネタリウムは、星の像を投影する投影機と、前記投影機が日周軸周りに回転可能となるように構成された日周軸支持機構と、前記投影機が前記日周軸と直交する緯度軸周りに回転可能となるように構成された緯度軸支持機構と、前記投影機が鉛直に設けられた方位軸周りに回転可能となるように構成された方位軸支持機構と、前記緯度軸と水平面とのなす角を所定の範囲内で変更可能とするように構成された緯度軸傾斜角変更機構とを備える。
本発明によれば、光学式プラネタリウムにおいて、装置をコンパクトにしつつ多様な星空を適切に再現できる。
図1は、一実施形態に係る光学式プラネタリウムの構成例の概略を示す斜視図である。 図2は、一実施形態に係るプラネタリウムシステムの構成例の概略を示す模式図である。 図3は、現在から11,000年後の未来の星空の日周運動を再現する場合について説明するための図である。 図4は、一実施形態に係る光学式プラネタリウムの制御例を示すフローチャートである。 図5Aは、モダン3軸式の光学式プラネタリウムを用いて現在から11,000年後の未来の星空の日周運動を再現する場合の、日周軸、緯度軸及び方位軸周りの角度の変化の一例を示す図である。 図5Bは、一実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウムを用いて現在から11,000年後の未来の星空の日周運動を再現する場合の、日周軸、緯度軸、方位軸及び揺動軸周りの角度の変化の一例を示す図である。 図6は、モダン3軸式の光学式プラネタリウムの構成例の概略を示す斜視図である。 図7は、クラシカル4軸式の光学式プラネタリウムの構成例の概略を示す斜視図である。
[光学式プラネタリウムの構成]
一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る光学式プラネタリウムは、モダン3軸式の光学式プラネタリウムに、緯度軸を一定の範囲内で傾けるための揺動軸を設けて、4軸の投影機としたものである。4軸を有することで、歳差運動や地球以外の惑星から見上げた星空など天球上の任意の点を中心にした回転運動も適切に再現できる。また、本実施形態に係る構成によれば、装置をコンパクトにすることができる。本実施形態に係る光学式プラネタリウムの方式を新4軸式と称することにする。
本実施形態に係る光学式プラネタリウム10の構成例の概略を図1に示す。図1に示すように、本実施形態に係る光学式プラネタリウム10は、従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110と同様に、星の像を投影するための投影機12を備える。図1に示す例では、投影機12は、それぞれ半球状であり正対して取り付けられた、北天用投影機11aと南天用投影機11bとを含む恒星球11を備える。恒星球11は、日周軸支持機構21によって、日周軸81を中心に回転可能に支持されている。日周軸支持機構21は、例えば、日周軸81に沿った軸部材、それを受ける軸受け、軸部材を回転させるためのモーター及び減速機、回転角度を検出するためのエンコーダーなどを備える。日周軸支持機構21の構成は、これに限らずにどのようなものでもよい。例えば、日周軸支持機構21は、円環状のレールと、レールに対してスライドする円板の周縁部に設けられたスライダーとを用いて形成されているなどであってもよい。
恒星球11は、日周軸81と直交する緯度軸82周りに回転可能なように、緯度軸支持機構23によって架台フォーク22上に支持されている。緯度軸支持機構23も、種々の構成を採り得るが、例えば、軸部材、軸受け、モーター、減速機、エンコーダーなどを備える。光学式プラネタリウム10は、恒星球11が緯度軸82周りに回転することで、日周軸81と水平面との傾斜角が自在に変更できるように構成されている。
従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110と同様に、恒星球11から投影される星は、地球の自転軸を基準とする赤道座標に基づいた座標で配置されている。恒星球11が日周軸81周りに回転することで、ドームスクリーンには星の日周運動が再現される。また、恒星球11が水平な緯度軸82周りに回転することで、地球上の任意の緯度の観測地の星空が再現される。
また、光学式プラネタリウム10は、その全体を水平方向に回転させるように、鉛直に設けられた方位軸83周りに回転するように構成されている。すなわち、架台フォーク22は、地面に固定された台座27に対して、方位軸83周りに回転可能なように、方位軸支持機構25によって支持されている。方位軸支持機構25も、種々の構成を採り得るが、例えば、軸部材、軸受け、モーター、減速機、エンコーダーなどを備える。架台フォーク22が方位軸83周りに回転することで、正面の方位は自在に変更され得る。日周軸81、緯度軸82及び方位軸83は、恒星球11の中心において交差するように設けられている。
本実施形態に係る光学式プラネタリウム10は、さらに、緯度軸82と水平面とのなす角を所定の範囲内で変更可能とするように構成された緯度軸傾斜角変更機構40を備える。特に、本実施形態に係る光学式プラネタリウム10には、緯度軸82がその周りに回転するように揺動軸84が設けられている。揺動軸84は、恒星球11の中心において方位軸83及び緯度軸82と直交するように設けられている。
緯度軸82が揺動軸84周りに回転できるように、本実施形態の架台フォーク22は、恒星球11の中心を中心とした円弧状の形状を有している。方位軸支持機構25の上に設けられた方位軸83周りに回転する支持部26には、恒星球11の中心を中心とした円弧状のレール41が設けられている。架台フォーク22は、このレール41上をスライドするスライダー43を有している。架台フォーク22は、レール41とスライダー43とを介して、方位軸支持機構25上の支持部26に支持されている。レール41及びスライダー43の部分には、クロスローラベアリングが設けられていることが好ましい。架台フォーク22には、円弧状のレール41及びスライダー43に沿って円弧状のラックギア45が設けられており、支持部26には、ラックギア45を駆動するピニオンギア47が設けられている。ピニオンギア47は、揺動軸モーター49によって駆動される。架台フォーク22の傾斜角は、揺動軸モーター49の動作によって自在に制御される。ここで説明した緯度軸傾斜角変更機構40の構成は一例であり、同様の機能を有していれば、緯度軸傾斜角変更機構40には他の構造が用いられてもよい。架台フォーク22の揺動軸84周りの可動範囲は、これに限らないが、例えば±30°である。この場合、恒星球11は、恒星球11の中心を通る揺動軸84周りに±30°の範囲で回転することができる。
図2に示すように、本実施形態のプラネタリウムシステム1において、上述のような光学式プラネタリウム10は、内面がスクリーン2となっている半球状のドーム3の中央に配置される。光学式プラネタリウム10は、ドーム3の内面のスクリーン2に恒星の像を投影する。この投影のための光学式プラネタリウム10の動作は、制御装置4によって制御される。この制御には、日周軸81、緯度軸82、方位軸83、揺動軸84周りの恒星球11の回転も含まれる。制御装置4は、コンピューターを備える。制御装置4は、Central Processing Unit(CPU)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、又はField Programmable Gate Array(FPGA)等の集積回路を備える。また、制御装置4は、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)、ストレージ、入力装置、表示装置、各種インターフェースなどを備える。制御装置4は、プログラム又はハードウェアに従って動作する。
[光学式プラネタリウムの動作]
本実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウム10の動作について、図6を参照して説明した従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110の動作と比較しながら説明する。
本実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウム10の恒星球11においても、従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110の恒星球111においても、星の配置は、現在の地球の自転軸を基準とする赤道座標に基づいた座標で配置されている。すなわち、例えば、北天用投影機11aの日周軸81上には、現在の天の北極にある星が配置されている。具体的には、1°弱のずれがあるものの、天の北極の近く、すなわち、北天用投影機11aの日周軸81の近くには、北極星(こぐま座α星:ポラリス)が配置されている。
一例として、現在から11,000年後の未来の星空の日周運動を再現する場合を想定する。このとき、北の空では、完全に天の北極に一致するわけではないが、こと座ヴェガ星が天の北極付近に位置する。北緯37°付近の地点から見た場合、図3に示すように、ヴェガ911は北の空でほぼ高度37°付近に見えてほとんど動かない。ポラリス912は、ポラリス912とヴェガ911とがおよそ52°離れているため、北東の空から昇り、天頂913付近の天頂より1°ほど北側を通過することになる。他の星も、ヴェガ911を中心とした日周運動をすることになる。
実際には、ポラリスは現代でも天の北極に完全に一致するわけでないし、ヴェガも11,000年後の未来において天の北極に完全に一致するわけではないが、ここでは、説明のため、現代においてポラリスは天の北極に一致し、11,000年後の未来においてヴェガは天の北極に一致して、ポラリスは天頂付近を通過するものとする。
11,000年後の未来の北緯37°地点の星空の動きを、従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110を用いて、3軸の合成運動で再現する場合を考える。このとき、光学式プラネタリウム110の日周軸181の向きがポラリス912の方向を指し示し、方位軸183周りの角度は、ポラリス912の方向に追従して変化する。ポラリス912が天頂913から十分離れているときは、方位軸183周りの角速度は小さく、問題は発生しない。
しかしながら、日周運動の速さはさほど速くないにもかかわらず、ポラリス912が天頂913付近を通過するときには、図3に矢印で示すように、ポラリス912の方位角が急激に変化するため、方位軸183周りの回転も同様に高速とならねばならなくなる。ポラリス912が完全に天頂913を通過する場合はその速度は瞬間的に無限大となる。これを特異点と呼ぶことにする。ポラリス912が天頂913に近づくことは、日周軸181と方位軸183とのなす角が小さくなることを意味する。ポラリス912の地平高度をa°としたときに日周軸181と方位軸183のなす角は、(90-a)°となる。言い換えれば、特異点で生じる現象は、方位軸183と日周軸181とが重なり、運動の自由度が下がることによって起きる。この現象は、いわゆるジンバルロックの状態と同等である。実際の光学式プラネタリウム110の動作においては、回転軸周りの回転の最大速度や最大加速度に限界があるため、光学式プラネタリウム110は、理想的な動きに正確に追従することができずに、不自然な動きが起きてしまうことになる。
図7を参照して説明したクラシカル4軸式の光学式プラネタリウム210によれば、4軸の合成運動によりこの問題を解消し得る。しかしながら、クラシカル4軸式の光学式プラネタリウム210は、サイズが大きくなってしまい、光学式プラネタリウム210が観客の視界を妨げることなどが生じてしまう。
これに対して、本実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウム10では、日周軸81、緯度軸82、方位軸83及び揺動軸84の4軸周りの回転を制御することで、日周軸81と方位軸83とが近づきすぎることを回避して、従来のモダン3軸式で生じる上述の問題を回避することができる。
本実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウム10は、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとの2つの制御モードを有する。揺動軸固定モードでは、揺動軸84周りの角度が所定の値に固定され、日周軸81、緯度軸82及び方位軸83の各軸周りの角度が算出され、恒星球11の姿勢が制御される。揺動軸84周りの角度が0°であり緯度軸82が水平になっているとき、これは従来のモダン3軸式の場合と同等となる。方位軸固定モードでは、方位軸83が所定の値に固定され、日周軸81、緯度軸82及び揺動軸84の各軸周りの角度が算出され、恒星球11の姿勢が制御される。それぞれのモードにおいて、各軸周りの角度は、行列計算などを用いて数学的に算出できることが既知である。ここでは、この算出についての説明は省略する。
通常は、揺動軸84周りの角度を初期値である0°に固定した揺動軸固定モードで制御される。一方、例えばポラリス912の高度が70°を超える場合等、日周軸81と方位軸83とが所定範囲よりも近付くような状態では、制御モードが、方位軸固定モードに切り替えられる。また、方位軸固定モードにおいて再び例えばポラリス912の高度が70°を下回る場合等、日周軸81と方位軸83とが所定範囲よりも遠ざかるような状態では、制御モードが、揺動軸固定モードに切り替えられる。
揺動軸固定モードと方位軸固定モードとの切り替えは、日周軸81と方位軸83とのなす角を基準として行うに限らない。例えば、日周軸81周り又は方位軸83周りの回転の角速度又は角加速度が所定値未満となるように、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとの切り替えが行われてもよい。また、日周軸81と方位軸83とのなす角と、日周軸81周り又は方位軸83周りの回転の角速度又は角加速度との両方を用いて、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとの切り替えが行われてもよい。
このモードの切り替えは、スムースに行われるように、揺動軸固定モードから方位軸固定モードに切り替えられるときには、方位軸83周りの角速度を徐々に減速させるように、また、方位軸固定モードから揺動軸固定モードに切り替えられるときには、揺動軸84周りの角速度を徐々に減速させるように、方位軸83と揺動軸84との両方について角速度を有する遷移モードが設けられることが好ましい。また、方位軸固定モードから揺動軸固定モードに切り替えられたときには、揺動軸84周りの角度は、ゆるやかに初期値である0°に戻されることが好ましい。また、制御の状態によっては揺動軸84周りの取るべき角度が、装置の限界である例えば±30°を超える場合があり得る。その場合は、揺動軸84周りの角度はその最大値で固定され、制御モードが揺動軸固定モードに切替えられる。この場合も、±30°に達する前に、揺動軸84周りの角速度を徐々に低下させて回転を止めることが好ましい。
本実施形態の制御の一例について、図4に示すフローチャート参照して説明する。
ステップS1において、制御装置4は、光学式プラネタリウム10の動作を揺動軸固定モードで制御する。すなわち、制御装置4は、揺動軸84周りの角度を固定し、目標とする星空を再現するための、日周軸81、緯度軸82及び方位軸83周りの角度を算出する。制御装置4は、得られた値に基づいて、日周軸81、緯度軸82及び方位軸83周りの回転を制御する。
ステップS2において、制御装置4は、日周軸81と水平面とのなす角が、例えば70°といった所定の第1の値よりも大きいか否かを判定する。日周軸81と水平面とのなす角が第1の値よりも大きくないとき、処理はステップS1に戻り、揺動軸固定モードでの制御が継続される。一方、日周軸81と水平面とのなす角が第1の値よりも大きいとき、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、制御装置4は、光学式プラネタリウム10の動作の制御を方位軸固定モードに移すために、光学式プラネタリウム10の動作を遷移モードで制御する。すなわち、制御装置4は、方位軸83周りの回転の角速度を徐々に減少させるように方位軸83周りの角度を決定し、この方位軸83周りの角度に基づき、目標とする星空を再現するための、日周軸81、緯度軸82及び揺動軸84周りの角度を算出する。制御装置4は、得られた値に基づいて、日周軸81、緯度軸82、方位軸83及び揺動軸84周りの回転を制御する。
ステップS4において、制御装置4は、方位軸83周りの回転の角速度が0になったか、すなわち、方位軸83周りの回転が止まったか否かを判定する。方位軸83周りの回転が止まっていないとき、処理はステップS3に戻り、遷移モードでの制御が継続される。一方、方位軸83周りの回転が停止したとき、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、制御装置4は、光学式プラネタリウム10の動作を方位軸固定モードで制御する。すなわち、制御装置4は、方位軸83周りの回転が停止した状態でその角度を固定し、目標とする星空を再現するための、日周軸81、緯度軸82及び揺動軸84周りの角度を算出する。制御装置4は、得られた値に基づいて、日周軸81、緯度軸82及び揺動軸84周りの回転を制御する。
ステップS6において、制御装置4は、揺動軸84周りの回転を制限するか否かに関する決定を行う。揺動軸84周りには、例えば±30°しか回転できないという制限がある。このため、揺動軸84周りの角度が例えば±30°に達してしまいそうな場合には、方位軸固定モードを継続できないので、揺動軸固定モードに遷移しなければならない。そこで、制御装置4は、揺動軸84周りの角度が例えば±30°に達してしまいそうか否かを判断する。例えば、制御装置4は、現在の揺動軸84周りの角速度が速いほど絶対値が小さい値に設定されるリミット値と現在の揺動軸84周りの角度とを比較し、現在の揺動軸84周りの角度がリミット値を超えるとき、揺動軸84周りの回転を制限すると決定する。
ステップS7において、制御装置4は、ステップS6でなされた決定に基づいて、揺動軸84周りの回転を制限するか否かを判定する。揺動軸84周りの回転を制限するとき、処理はステップS9に進む。一方、揺動軸84周りの回転を制限しないとき、処理はステップS8に進む。
ステップS8において、制御装置4は、日周軸81と水平面とのなす角が、例えば70°といった所定の第2の値よりも小さいか否かを判定する。日周軸81と水平面とのなす角が第2の値よりも小さくないとき、処理はステップS5に戻り、方位軸固定モードでの制御が継続される。一方、日周軸81と水平面とのなす角が第2の値よりも小さいとき、処理はステップS9に進む。なお、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとが細かく繰り返し切り替わらないように、第2の値は第1の値よりも小さい値に設定されてもよい。
ステップS9において、制御装置4は、光学式プラネタリウム10の動作の制御を揺動軸固定モードに移すために、光学式プラネタリウム10の動作を遷移モードで制御する。すなわち、制御装置4は、揺動軸84周りの角度を目標値に向かわせつつ、揺動軸84周りの回転の角速度を徐々に減少させるように揺動軸84周りの角度を決定し、この揺動軸84周りの角度に基づき、目標とする星空を再現するための、日周軸81、緯度軸82及び方位軸83周りの角度を算出する。制御装置4は、得られた値に基づいて、日周軸81、緯度軸82、方位軸83及び揺動軸84周りの回転を制御する。ここで、揺動軸84周りの角度の目標値は、ステップS7で揺動軸84周りの回転が限界に達しそうと判定された場合には、その限界値となり、例えば±30°となる。一方、ステップS8において、日周軸81と水平面とのなす角が第2の値よりも小さいと判定された場合には、揺動軸84周りの角度の目標値は、初期状態の0°となる。
ステップS10において、制御装置4は、揺動軸84周りの回転の角速度が0かつ揺動軸84周りの角度が目標値になったか、すなわち、揺動軸84周りの回転が目標値で停止したか否かを判定する。揺動軸84周りの回転が目標値で停止していないとき、処理はステップS9に戻り、遷移モードでの制御が継続される。一方、揺動軸84周りの回転が目標値で停止したとき、処理はステップS1に戻り、再び揺動軸固定モードでの制御が行われる。なお、揺動軸84周りの角度が例えば±30°で固定されて揺動軸固定モードで制御されている場合において、日周軸81と水平面とのなす角が十分に小さくなったとき、揺動軸84周りの角度は徐々に0°に戻される。以上の動作が繰り返される。
ここでは、日周軸81と水平面とのなす角が所定値よりも大きくなることを避けるように、すなわち、日周軸81と方位軸83とのなす角が所定値よりも小さくなることを避けるように制御する例を示したが、制御方法はこれに限らない。同様に、日周軸81又は方位軸83周りの回転の角速度又は角加速度を所定値未満に抑えるように、日周軸81、緯度軸82、方位軸83及び揺動軸84周りの角度が制御されてもよい。すなわち、日周軸81又は方位軸83周りの回転の角速度又は角加速度に応じて、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとが切り替えられてもよい。この場合も同様の効果が得られる。
図3を参照して説明した現在から11,000年後の未来の星空の日周運動を再現する場合の、従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110の挙動と、本実施形態に係る新4軸式の光学式プラネタリウム10の挙動とについて説明する。
図5Aは、従来のモダン3軸式の光学式プラネタリウム110を用いてこの日周運動を再現する場合の、経過時間に対する日周軸181周り、緯度軸182周り、及び方位軸183周りの角度を示す図である。緯度軸182周りの角度が90°近くとなっている140秒付近が、ポラリス912が天頂913付近を通過するときである。ポラリス912が天頂913付近を通過する付近において、日周軸181周りの回転及び方位軸183周りの回転が急激に速くなっていることがわかる。
一方、図5Bは、本実施形態の新4軸式の光学式プラネタリウム10を用いて同様の日周運動を再現する場合の、経過時間に対する日周軸81周り、緯度軸82周り、方位軸83周り、及び揺動軸84周りの角度を示す図である。図5Aの場合と同じく140秒付近が、ポラリス912が天頂913付近を通過するときである。本実施形態の新4軸式の光学式プラネタリウム10によれば、ポラリス912が天頂913付近を通過する状況においても、日周軸81周りの回転及び方位軸83周りの回転が急激に速くなるようなことはなく、その他の状況においても各軸周りの回転は滑らかであることがわかる。
以上のように、本実施形態に係る新4軸方式の光学式プラネタリウム10は、揺動軸固定モードと方位軸固定モードとの2つのモードで動作することができる。そして、方位軸固定モードによれば、光学式プラネタリウム10は、揺動軸84周りの回転と緯度軸82周りの回転との組合せにより、無理なくポラリスを天頂付近で移動させることができ、特異点にまつわる問題を起こすことがない。これにより、揺動軸固定モードのみでは生じ得るような、日周軸81又は方位軸83などの軸周りの回転速度が急激に上昇するようなことを引き起こすことなく、光学式プラネタリウム10は、星々の動きを滑らかに適切に再現することができる。
どのような星空をも滑らかに適切に再現できるようにするには、回転可能な軸の数を増やせばよいので、クラシカル4軸式でも類似の効果が得られることは上述のとおりである。一方で、上述のとおり、クラシカル4軸式の光学式プラネタリウム210では、装置のサイズが大きくなってしまう。これに対して、本実施形態に係る新4軸方式の光学式プラネタリウム10において、揺動軸84の追加は、架台フォーク22を円弧状の形状にし、円弧状のレールに沿ってローラーベアリングを取り付ける事で行える。したがって、光学式プラネタリウム10全体の大型化を招く事がない。本実施形態によれば、4軸式であるにも関わらずモダン3軸式の場合と同様に、小型軽量の光学式プラネタリウム10を実現することができる。
モダン3軸式の光学式プラネタリウムにおいて、一軸を追加する方法として、他の方法も考えられる。例えば、台座から上の全体を傾けて方位軸を揺動できるように一軸を追加することも考えられる。しかしながら、このような構成では、台座に方位軸傾斜角変更機構を設けることとなり、装置が大型化することになる。そこで、本実施形態では、方位軸を鉛直に固定し、緯度軸を傾斜可能とすることで装置を4軸式としている。特に、上述の実施形態のとおり、緯度軸傾斜角変更機構40は、次のような構成を有することが装置の小型化において好ましい。すなわち、緯度軸82がその周りに回転する揺動軸84は、方位軸83及び緯度軸82と直交して恒星球11の中心を通るように設けられる。恒星球11を緯度軸82周りに回転可能に支持する架台フォーク22は、緯度軸82及び方位軸83を含む面に設けられる。緯度軸傾斜角変更機構40は、揺動軸84を中心とした円弧状に設けられたレール41の上をスライドするスライダー43が、架台フォーク22に設けられた構成を有する。
ここでは、11,000年後の北緯37°の地点の星空を再現する場合を例に挙げて説明したが、他の天体の動きを再現するときも同様である。すなわち、日周軸近くに配置されたポラリスが天頂付近を通過するとき、あるいは真下を通過するとき、モダン3軸方式では同様の問題が発生する一方、本実施形態の新4軸方式ではこの問題を回避することができる。本実施形態の新4軸方式の光学式プラネタリウム10は、例えば、宇宙から見た星空を投影する場合など、様々な条件においても同様に動作し、これらの場合においても常に適切な星空の投影を実現することができる。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
1 プラネタリウムシステム
2 スクリーン
3 ドーム
4 制御装置
10 光学式プラネタリウム
11 恒星球
11a 北天用投影機
11b 南天用投影機
12 投影機
21 日周軸支持機構
22 架台フォーク
23 緯度軸支持機構
25 方位軸支持機構
26 支持部
27 台座
40 緯度軸傾斜角変更機構
41 レール
43 スライダー
45 ラックギア
47 ピニオンギア
49 揺動軸モーター
81 日周軸
82 緯度軸
83 方位軸
84 揺動軸

Claims (9)

  1. 星の像を投影する投影機と、
    前記投影機が日周軸周りに回転可能となるように構成された日周軸支持機構と、
    前記投影機が前記日周軸と直交する緯度軸周りに回転可能となるように構成された緯度軸支持機構と、
    前記投影機が鉛直に設けられた方位軸周りに回転可能となるように構成された方位軸支持機構と、
    前記緯度軸と水平面とのなす角を所定の範囲内で変更可能とするように構成された緯度軸傾斜角変更機構と
    を備える光学式プラネタリウム。
  2. 前記緯度軸傾斜角変更機構は、前記方位軸及び前記緯度軸と直交する揺動軸周りに前記緯度軸が回転可能となるように構成されている、請求項1に記載の光学式プラネタリウム。
  3. 前記揺動軸は、前記投影機の中心を通る、請求項2に記載の光学式プラネタリウム。
  4. 前記緯度軸傾斜角変更機構は、
    前記揺動軸を中心とした円弧状に設けられたレールと、
    前記レールの上をスライドするスライダーと
    を備える、請求項2又は3に記載の光学式プラネタリウム。
  5. 請求項2~4の何れかに記載の光学式プラネタリウムと、
    前記日周軸、前記緯度軸、前記方位軸及び前記揺動軸周りの角度を制御する制御装置と
    を備えるプラネタリウムシステム。
  6. 前記制御装置は、
    前記揺動軸周りの角度を指定して、前記日周軸、前記緯度軸及び前記方位軸周りの角度を算出する、揺動軸固定モードと、
    前記方位軸周りの角度を指定して、前記日周軸、前記緯度軸及び前記揺動軸周りの角度を算出する、方位軸固定モードと
    の制御モードを有し、前記揺動軸固定モードと前記方位軸固定モードとを切り替えて前記光学式プラネタリウムの動作を制御する、
    請求項5に記載のプラネタリウムシステム。
  7. 前記制御装置は、前記方位軸固定モードにおいて、前記揺動軸周りの角度を所定の範囲内に制限し、前記揺動軸周りの角度が前記所定の範囲を超える前に、前記制御モードを前記揺動軸固定モードに切り替える、請求項6に記載のプラネタリウムシステム。
  8. 前記制御装置は、前記日周軸と前記方位軸とのなす角が所定値より大きくなるように、前記日周軸、前記緯度軸、前記方位軸及び前記揺動軸周りの角度を制御する、請求項5~7の何れかに記載のプラネタリウムシステム。
  9. 前記制御装置は、前記日周軸又は前記方位軸周りの回転の角速度又は角加速度が所定値未満となるように、前記日周軸、前記緯度軸、前記方位軸及び前記揺動軸周りの角度を制御する、請求項5~8の何れかに記載のプラネタリウムシステム。
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