JP2021191700A - エレベータ制御装置、エレベータ制御システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】フルDCSあるいはハイブリッドDCSのセミダブル運転状況下においても上下かご間の誤乗車を防止する。【解決手段】同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御装置において、乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、一つ又は複数のエレベータの複数の乗りかご中から一つを選択し前記行先呼びを割り当てる割当制御部と、行先呼びの割り当て後に、連結された他方の乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する割当変更制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

実施形態は、エレベータ制御装置、エレベータ制御システム、方法及びプログラムに関する。
従来、エレベータ装置として、同一昇降路内で上下に配置された二つのかごを有するダブルデッキエレベータが知られている。
このダブルデッキエレベータの運転制御として、ダブル運転制御およびセミダブル運転制御がある。
ダブル運転制御は、乗車階および行先階に関して二つのかごの一方に偶数階を分担させ、他方のかごに奇数階を分担させる運転制御である。
一方、セミダブル運転制御は、最上階及び最下階を除く中間階でかごの分担を制限しない運転制御である。
国際公開2013/164882号
ダブルデッキエレベータにおいて、乗場において利用者の行先階を登録可能な乗場行先階登録装置(HDC:Hall Destination Controller)を用いた行先階制御システム(DCS:Destination Control System)を適用した場合、奇数階と偶数階との移動に制限を設けないセミダブル運転においては、上下のかご間で乗り間違ってしまうことで行先階へ行けないケースが発生する虞があった。
また、特定階にのみ乗場行先階登録装置が設置され、かご内に行先釦が設定されるシステムであるフルDCSあるいはハイブリッドDCSにおいては、利用客がかご内行先釦で行先階(停止階)を追加指示することで、当該行先階における他の利用客の誤乗込を誘発する停止予定を追加してしまうことがあった。
例えば、呼出階(発生階)を9階(特定階)として行先階を15階とする登録が乗場行先階登録装置によってなされ、当該呼出を下かごに割り当てした場合に、上かごの乗客により行先階として9階が追加されると、上かごが先に9階に到着してしまうため、行先階呼びを行った9階の乗客が誤って上かごに乗車してしまう可能性があった。
そこで、本提案は、フルDCSあるいはハイブリッドDCSのセミダブル運転状況下においても上下かご間の誤乗車を防止することを目的としている。
実施形態のエレベータ制御装置は、同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御装置において、乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、行先呼びを一のエレベータ二つの乗りかごのうち一方の乗りかごに割り当てる割当制御部と、行先呼びの割り当て後に、他方の乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する割当変更制御部と、を備える。
実施形態のエレベータ制御システムの構成例説明図である。 実施形態の動作処理タイミングチャートである。 割当変更判断処理の処理フローチャートである。
以下、実施形態のエレベータ制御システムを、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施形態のエレベータ制御システムの構成例説明図である。
エレベータ制御システム10は、大別すると、複数(図1の例では、3台)のダブルデッキエレベータ11と、ダブルデッキエレベータ11の群管理制御を行う群管理装置12と、群管理装置12の制御下で各ダブルデッキエレベータ11をそれぞれ制御する複数の単体制御装置13と、ダブルデッキエレベータ11が設けられた建物の特定階の乗場に設けられた行先階登録装置14と、ダブルデッキエレベータ11が設けられた建物の一般階(特定階以外の階)の乗場に設けられたかご呼びボタン15U、15Dのうち少なくともいずれか一方を有するかご呼び装置15と、を備えている。
以下の説明において各ダブルデッキエレベータ11を識別する必要がある場合には、それぞれ、ダブルデッキエレベータ11A(A号機)、ダブルデッキエレベータ11B(B号機)及びダブルデッキエレベータ11C(C号機)と表記するものとする。
各ダブルデッキエレベータ11は、同一昇降路21内に上下に配置された上かご22及び下かご23を備えている。
ここで、上かご22及び下かご23には、それぞれ各種アナウンスを行うアナウンス装置31と、乗客が希望する行先階を指定するための行先ボタンが設けられたかご内行先階指示装置32と、がそれぞれ設けられている。
群管理装置12は、ダブルデッキエレベータ11を構成している上かご22及び下かご23のうち、一方のかごに行先呼びの割り当てがなされた後に、他方のかご内に設置されたかご内行先階指示装置により行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更するための指示を行う割当変更制御部41と、待ち時間、乗車時間、定員、行先呼びの種類に基づく運行予測評価結果である割当評価あるいは割当変更制御部41からの変更指示に基づいて実際に停止させるかごを選定する割当制御部42と、を備えている。
単体制御装置13は、対応するいずれか一つのダブルデッキエレベータ11の上かご22および下かご23の走行および戸開閉を制御する。またダブルデッキエレベータ11が上かご22と下かご23との間の距離を停止階間の距離に合わせて調整する階間調整機能を有するエレベータである場合には、階間調整を制御する。
行先階登録装置14は、ダブルデッキエレベータ11の特定階の乗場に設置され、入力された行先階を登録して行先呼びを発生させる。
より詳細には、行先階登録装置14は、ダブルデッキエレベータ11の特定階の乗場に少なくとも一つずつ設置されている。行先階登録装置14には、乗客が行先階を登録するための複数の登録ボタンが配置された登録ボタンパネル14Aと、車椅子の利用者が車椅子対応ダブルデッキエレベータを呼ぶための車椅子ボタン14Bと、各種情報を表示するためのディスプレイパネル14Cと、が設けられている。
乗客は、登録ボタンパネル14Aの各階の登録ボタンを操作して偶数階および奇数階のいずれであっても所望の行先階として登録することができる。そして、行先階が登録されると、その行先階を示す行先呼び信号が行先階登録装置14から群管理装置12に対して送出される。
これらの登録情報については、ディスプレイパネル14Cに表示される。
かご呼び装置15は、ダブルデッキエレベータ11の特定階以外の一般階に少なくとも一つずつ設置されている。かご呼び装置15には、当該かご呼び装置15が設けられた階よりも上の階に向かうダブルデッキエレベータを呼ぶための上呼びボタン15U及び当該かご呼び装置15が設けられた階よりも下の階に向かうダブルデッキエレベータを呼ぶための下呼びボタン15Dのうち、少なくともいずれか一方が設けられている。
次に実施形態の動作を説明する。
図2は、実施形態の動作処理タイミングチャートである。
いずれかの特定階の乗場においては、乗客が、登録ボタンパネル14Aを構成している各階の登録ボタンを用いて偶数階および奇数階のいずれであっても所定の行先階について登録することが可能となっている。
そこで乗客が登録ボタンパネル14Aを構成している各階の登録ボタンを用いて行先階の登録を行うと(ステップS11)、当該行先階を示す行先呼び信号が行先階登録装置14から群管理装置12の割当制御部42に対して送出される(ステップS12)。
行先呼び信号を受けた割当制御部42は、待ち時間、乗車時間、定員、行先呼びの種類に基づく運行予測評価結果である割当評価に基づいて実際に停止させるかごを選定し、行先呼びの割り当てを行う(ステップS13)。
より詳細には、割当制御部42は、当該行先呼びをダブルデッキエレベータ11A〜11Cのうち、いずれか一のダブルデッキエレベータの二つのかご22,23のうち一方のかごに行先呼びを割り当てる。
すなわち、割当制御部42は、乗場に設置された行先階登録装置14により行先呼びがなされた場合に、複数のダブルデッキエレベータ11A〜11Cの複数のかご22,23の中から一つを選択し行先呼びを割り当てる。なお、ダブルデッキエレベータが一つの場合には、当該ダブルデッキエレベータのかご22,23いずれか一方を選択し行先呼びを割り当てることとなる。
以下においては、割当制御部42によりダブルデッキエレベータ11Aの上かご22に行先呼びが割り当てられた場合を例として説明を行うものとする。
割当制御部42によりダブルデッキエレベータ11Aの上かご22に行先呼びが割り当てられた状態において、ダブルデッキエレベータ11Aの下かご23のかご内行先階指示装置32により行先階が指定されると(ステップS14)、割当変更制御部41は、当該ダブルデッキエレベータ11Aの上かご22あるいは下かご23の停止予定階への減速が開始されたか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15の判断において、未だ減速が開始されていない場合には(ステップS15;No)、割当変更制御部41は、待機状態となる。
ステップS15の判断において、減速が開始された場合には(ステップS15;Yes)、割当変更判断を行うべきタイミングであるとして上かご22に割り当てられた行先呼びの割当変更を行う必要があるか否かの判断を行う(ステップS16)。
ここで、行先呼びの割当変更を行う必要があるか否かの判断について詳細に説明する。
図3は、割当変更判断処理の処理フローチャートである。
まず、割当変更制御部41は、ダブルデッキエレベータ11の一方のかごとしての上かご22に行先呼びの割り当てがなされた後に、他方のかごである下かご23内に設置されたかご内行先階指示装置32の行先ボタンの操作により上かご22に割り当てられた行先呼びに対応する行先階と同じ階が行先階として指示されたか否かを判断する(ステップS21)。
ステップS21の判断において、下かご23内のかご内行先階指示装置32において、上かご22に割り当てられた行先呼びに対応する行先階と同じ階が、未だ行先階として指示されていない場合には(ステップS21;No)、割当変更制御部41は、割当変更判断処理を終了し、処理をステップS17に移行する。
ステップS21の判断において、下かご23内のかご内行先階指示装置32において、上かご22に割り当てられた行先呼びに対応する行先階と同じ階が行先階として指示された場合には(ステップS21;Yes)、割当変更制御部41は、割当変更対象の行先呼びの行先階が、割当変更先である下かご23ではサービスを提供できない階(停止禁止階あるいは停止不能階)であるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22の判断において、割当変更対象の行先呼びの行先階が、割当変更先である下かご23ではサービスを提供できる階である場合には(ステップS22;No)、割当変更先である下かご23が満員等の一時的な理由により行先呼びがなされた階において乗車ができない状態であるか否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24の判断において、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合には(ステップS24;No)、割当変更制御部41は、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごである下かごに変更する設定として(ステップS26)、割当変更判断処理を終了し、処理をステップS17に移行する。
以上の説明では、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合には割り当て変更を行うものとして説明したが、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合に、さらにかご内行先階指示装置32により上かご22及び下かご23共停止予定であった場合には、行先呼びの割当かごが進行方向後方のかごであれば変更を行うようにしてもよい。
このように構成することにより、行き先呼びがなされた階において、先に到着するかごに行き先呼びの割り当てがなされるので、行き先呼びが割り当てされたかごに行き先呼びを行った乗客を乗車させることができ、上下かご間の誤乗車を確実に防止することが可能となる。
ステップS24の判断において、割当変更先である下かご23が満員等の一時的な理由により行先呼びがなされた階において乗車ができない状態である場合には(ステップS24;Yes)、割当変更制御部41は、かご内行先階指示装置32においては、特定階を行先階として指示が行えないように制御上の理由により設定しているのを一時的に解除して上かご22及び下かごの双方を連続して行先呼びがなされた階に停止させるように、割当制御部42に対して指示を行い(ステップS25)、割当変更判断処理を終了し、処理をステップS16に移行する。
この場合において、かご内行先階指示装置32においては、特定階を行先階として指示が行えないようにしているのは、運転効率向上等の制御上の理由によるものであり、物理的には行先階として設定することが可能だからである。
ステップS22の判断において、割当変更対象の行先呼びの行先階が、割当変更先である他方のかごとしての下かご23ではサービスできない階(停止禁止階あるいは停止不能階)である場合には(ステップS22;Yes)、当該行先階が停止禁止階であり、かつ、当該停止禁止が一時的に解除可能な階であるか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23の判断において、当該行先階が停止禁止階であり、かつ、当該停止禁止が一時的に解除可能な階である場合には(ステップS23;Yes)、割当変更先である下かご23が満員等の一時的な理由により行先呼びがなされた階において乗車ができない状態であるか否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24の判断において、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合には(ステップS24;No)、割当変更制御部41は、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごである下かごに変更する設定として(ステップS26)、割当変更判断処理を終了し、処理をステップS17に移行する。
以上の説明では、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合には割り当て変更を行うものとして説明したが、割当変更先である下かご23が行先呼びがなされた階において乗車ができる状態である場合に、さらにかご内行先階指示装置32により上かご22及び下かご23共停止予定であった場合には、行先呼びの割当かごが進行方向後方のかごであれば変更を行うようにしてもよい。
このように構成することにより、行き先呼びがなされた階において、先に到着するかごに行き先呼びの割り当てがなされるので、行き先呼びが割り当てされたかごに行き先呼びを行った乗客を乗車させることができ、上下かご間の誤乗車を確実に防止することが可能となる。
ステップS24の判断において、割当変更先である下かご23が満員等の一時的な理由により行先呼びがなされた階において乗車ができない状態である場合には(ステップS24;Yes)、割当変更制御部41は、かご内行先階指示装置32においては、特定階を行先階として指示が行えないように制御上の理由により設定しているのを一時的に解除して上かご22及び下かごの双方を連続して行先呼びがなされた階に停止させる設定として(ステップS25)、割当変更判断処理を終了し、処理をステップS17に移行する。
これらの結果、割当変更制御部41は、割当変更が必要となったか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17の判断において、割当変更が必要である場合には(ステップS17;Yes)、割当変更制御部41は、割当変更判断処理(ステップS16)における設定結果に基づいて割当制御部42に対して指示を行う(ステップS18)。
これにより、割当制御部42は、行く先呼び割当変更処理を行う(ステップS18)。
ステップS16の判断において、割当変更が必要ない場合には(ステップS16;No)、割当変更制御部41は、待機状態となる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、ダブルデッキフルDCSあるいはダブルデッキハイブリッドDCSにおけるセミダブル運転状況下において、ダブルデッキエレベータを構成している一対のかごの一方のかごに行先呼び登録装置により設定された行先階と同一の階が、他方のかごのかご内行先階指示装置32において行先階として指示がなされた場合であっても、割当変更を適宜行うことで上下かご間の誤乗車を防止することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、以上の説明においては、割当変更制御部41の割当変更判断処理(ステップS16)の開始タイミングを停止予定階への減速開始タイミングとしていた。
しかしながら、かご内行先呼び指示装置32により新規に行先階が指示されたタイミング、又は、階間調節機能を有するダブルデッキエレベータにおいては、減速開始タイミング及び階間調節の変更タイミング(及び変更に要する時間)を考慮したタイミングとするように構成することも可能である。
また、以上の説明においては、割当変更対象の行先呼びに対応する行先階画割当変更先のかご(上述の例の場合、下かご23)によりサービスできない階(停止禁止階あるいは停止不能階)であり、かつ、当該停止禁止が解除できない階である場合には、割当変更を行わないものとしていた。
しかしながら、このような場合にも割当変更を行うともに、割当変更先のかごが、サービス可能な階であって、行先呼びに対応する行先階の最寄りの階を行先階とする割当変更を行うようにすることも可能である。この場合において、さらにアナウンス装置31により行先呼びに対応する行先階の最寄りの階を行先階として停止する旨を乗客にアナウンス(報知)するように構成することも可能である。
あるいは、通常ハイブリッドDCSでは、行き先呼び登録装置の設置されている特定階においては、かご内行先階指示装置32は、登録制限状態(使用無効状態)とされているが、かご内行先階指示装置32の登録制限を一時的に解除するようにしてもよい。この場合において、さらにアナウンス装置31によりかご内行先階指示装置32の登録制限が一時的に解除された旨を乗客にアナウンス(報知)するように構成することも可能である。
また、以上の説明においては、乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされて、行先呼びの割り当て後に、他方の乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する構成としていたが、かご呼び装置によりかご呼びがなされた場合に、同様にかご呼びの割り当て後に、他方の乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置によりかご呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、かご呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更するように構成することも可能である。
これにより上下のかご間の誤乗車防止を行うことができる。
これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 エレベータ制御システム
11、11A〜11C ダブルデッキエレベータ
12 群管理装置
13 単体制御装置
14 行先階登録装置
14A 登録ボタンパネル
14B 車椅子ボタン
14C ディスプレイパネル
15 装置
15D 下呼びボタン
15U 上呼びボタン
21 同一昇降路
22 上かご
23 下かご
31 アナウンス装置
32 かご内行先階指示装置
41 割当変更制御部
42 割当制御部

Claims (11)

  1. 同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御装置において、
    乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、一つ又は複数のエレベータの複数の乗りかご中から一つを選択し前記行先呼びを割り当てる割当制御部と、
    前記行先呼びの割り当て後に、連結された他方の前記乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により前記行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、前記行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する割当変更制御部と、
    を備えたエレベータ制御装置。
  2. 前記割当変更制御部は、割当変更対象の前記行先呼びの行先階が、割当変更後の前記他方の乗りかごでは、行先階として設定できない階である場合には、行先階を設定可能な最寄りの階とする、
    請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記割当変更制御部は、割当変更対象の行先呼びの行先階が、割当変更後の前記他方の乗りかごにおいて前記かご内行先階指示装置による指示が解除可能に禁止された階である場合に、前記行先階登録装置の設置階を行先階とする指示の禁止を一時的に解除する、
    請求項1又は請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記かご内行先階指示装置は、前記行先階登録装置の設置階を行先階とする指示が解除可能に禁止されており、
    前記割当変更制御部は、割当変更先の乗りかごが満員等により乗車できないと判断した場合に、前記かご内行先階指示装置における前記指示の禁止を一時的に解除するとともに、前記二つの乗りかごを連続して同一の乗場に停止させる、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記割当変更制御部は、前記行先呼びの割当変更の可否の判断を、前記乗りかごの停止前の所定タイミングおいて行う、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記所定タイミングは、前記乗りかごの減速開始タイミングとされている、
    請求項5に記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記二つの乗りかごの間隔を調整可能な階間調整装置を有し、
    前記所定タイミングは、前記乗りかごの減速開始タイミング及び前記間隔を調整するのに要する時間を考慮したタイミングとされている、
    請求項5に記載のエレベータ制御装置。
  8. 前記割当変更制御部は、前記かご内行先階指示装置により上下に連結された二つの乗りかごが共に停止予定であった場合、行先呼びの割当られた前記乗りかごが進行方向後方の乗りかごであれば、前記行先呼びの割当先を進行方向前方の乗りかごに変更する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  9. 同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御システムにおいて、
    各エレベータの運転制御を行う複数の単体制御装置と、
    前記単体制御装置を介して前記複数のエレベータの群管理を行う群管理装置と、
    所定の乗場に設置された一又は複数の行先階登録装置と、を備え、
    前記群管理装置は、前記行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、一つ又は複数のエレベータの複数の乗りかご中から一つを選択し前記行先呼びを割り当てる割当制御部と、
    前記行先呼びの割り当て後に、連結された他方の前記乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により前記行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、前記行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する割当変更制御部と、を備えた、
    エレベータ制御システム。
  10. 同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御装置で実行される方法であって、
    乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、一つ又は複数のエレベータの複数の乗りかご中から一つを選択し前記行先呼びを割り当てる過程と、
    前記行先呼びの割り当て後に、連結された他方の前記乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により前記行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、前記行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する過程と、
    を備えた方法。
  11. 同一の昇降路内に上下に連結された二つの乗りかごを有する一又は複数のエレベータの運転を制御するエレベータ制御装置をコンピュータにより制御するプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    乗場に設置された行先階登録装置により行先呼びがなされた場合に、前記行先呼びを一の前記エレベータの前記二つの乗りかごのうち一方の乗りかごに割り当てる手段と、
    前記行先呼びの割り当て後に、他方の前記乗りかご内に設置されたかご内行先階指示装置により前記行先呼びがなされた階が行先階として指示された場合に、前記行先呼びの割当先を当該他方の乗りかごに変更する手段と、
    して機能させるプログラム。
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