JP2021171399A - X線診断装置、医用画像処理装置、医用画像診断装置及び医用画像処理プログラム - Google Patents

X線診断装置、医用画像処理装置、医用画像診断装置及び医用画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】治療レポートの作成を支援すること。【解決手段】実施形態に係るX線診断装置は、情報生成部と、保存制御部とを備える。情報生成部は、被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する。保存制御部は、状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する。【選択図】図2

Description

本明細書等に開示の実施形態は、X線診断装置、医用画像処理装置、医用画像診断装置及び医用画像処理プログラムに関する。
Interventional Radiology(IVR)では、医用画像診断装置(X線透視装置、超音波診断装置、X線コンピュータ断層撮像装置、磁気共鳴イメージング装置等)を用いて体内の状態をリアルタイムに観察しながら、体内においてカテーテルや穿刺針をすすめ、対象部位の治療が行われる。IVRにおける治療手技終了後には、治療レポートが作成される。一般的に、治療レポートに添付される画像は、例えばX線診断装置を用いる場合であれば、撮影及び透視によって取得された複数の画像の中から事後的に選び出されている。
しかしながら、従来の治療レポート作成においては、例えば以下の問題がある。
まず、ユーザは、治療終了後に自身の記憶を辿りながら、治療レポートに添付する画像の選択、施術上の留意すべきポイントの記述等を行っている。また、治療手技中に保存した画像が多く存在する場合には、それらの画像を見返して治療レポート用の画像を選択する必要がある。従って、多大な人為的作業及び作業時間が必要とされるため、ユーザにとっての負担が大きい。
また、従来の基準で治療中に自動保存される画像、又はエビデンスとして残すことを意図して積極的に保存した画像以外は画像データが残されていない。このため、治療レポートに利用できる画像を十分に確保することがでない。
特開2019−220014号公報
本明細書等に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、治療レポートの作成を支援することである。
実施形態に係るX線診断装置は、情報生成部と、保存制御部とを備える。前記情報生成部は、被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する。前記保存制御部は、前記状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する。
図1は、実施形態に係るX線診断装置の構成例を示す図である。 図2は、情報生成機能によって生成される状況情報の一例を説明するための図である。 図3は、記憶回路に記憶された複数の基準情報(又は基準進捗情報)の一例を説明するための図である。 図4は、特徴情報と時間情報とに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。 図5は、特徴情報と時間情報とに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する他の例を説明するための図である。 図6は、時間情報を含まない基準情報を用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。 図7は、治療手技中に取得した医用画像の特徴情報のみを用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。 図8は、透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理の流れを示したフローチャートである。 図9は、特徴情報と基準情報に含まれるフラグに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。 図10は、時間情報を含まない基準情報を用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。 図11は、透視画像が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の一例を説明するための図である。 図12は、透視画像が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の一例を説明するための図である。 図13は、透視画像が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の他の例を説明するための図である。 図14は、透視画像が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の他の例を説明するための図である。 図15は、撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理の流れを示したフローチャートである。 図16は、超音波画像を対象とした基準情報作成処理の流れを示したフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら、実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置1の構成の一例を示す図である。なお、以下においては、説明を具体的にするため、X線診断装置1は循環器用X線診断装置である場合を例として説明する。
X線診断装置1は、撮像部3と、寝台5と、駆動部7と、操作部9と、X線高電圧装置11と、処理回路21と、記憶回路23と、表示部25と、入力インターフェース27とを備える。なお、処理回路21、記憶回路23、入力インターフェース27は、例えばコンソール装置10に内蔵される。撮像部3は、被検体PにX線を照射するX線管13、X線を検出するX線検出器17、X線絞り15、保持装置19を備える。撮像部3は、支持アームをさらに備える。寝台5には、撮像部3および寝台5を動作させるための操作部9が設けられる。撮像部3および寝台5を駆動する駆動部7は、撮像系移動駆動部71と、天板移動駆動部73とを備える。
X線高電圧装置11は、変圧器(トランス)及び整流器等の電気回路と、高電圧発生装置と、X線制御装置とを有する。高電圧発生装置は、X線管13に印加する高電圧及びX線管13に供給するフィラメント電流を発生する機能を有する。X線制御装置は、X線管13が照射するX線に応じた出力電圧の制御を行う。高電圧発生装置は、変圧器方式であってもよいし、インバータ方式であっても構わない。なお、X線高電圧装置11は、保持装置19に設けられてもよい。
X線管13は、X線高電圧装置11からの高電圧の印加及びフィラメント電流の供給により、陰極(フィラメント)から陽極(ターゲット)に向けて熱電子を照射することでX線を発生する真空管である。熱電子がターゲットに衝突することによりX線が発生される。X線管13には、例えば、回転する陽極に熱電子を照射することでX線を発生させる回転陽極型のX線管がある。なお、X線管13の型式は、回転陽極型に限定されず、任意の型式のX線管が適用可能である。
X線絞り15は、X線管13におけるX線放射窓の前面に設けられる。X線絞り15は、例えば、鉛などの金属板で構成された4枚の絞り羽根を有する。絞り羽根は、操作部9や入力インターフェース27を介して操作者により入力された関心領域に応じて、図示しない駆動装置により駆動される。X線絞り15は、駆動装置によりこれらの絞り羽根をスライドさせることで、X線が遮蔽される領域を任意のサイズに調節する。調整された絞り羽根により、X線絞り15は、開口領域外のX線を遮蔽する。これにより、X線絞り15は、X線管13が発生したX線を、被検体Pの関心領域に照射されるように絞り込む。
X線検出器17は、X線管13により発生されたX線を検出する。X線検出器17は、例えば、フラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:以下、FPDと呼ぶ)である。FPDは、複数の半導体検出素子を有する。半導体検出素子にはX線を直接的に電気信号に変換する直接変換形と、X線を蛍光体で光に変換し、その光を電気信号に変換する間接変換形とがある。FPDには、いずれの形式が用いられてもよい。X線の入射に伴って複数の半導体検出素子で発生された電気信号は、図示していないアナログディジタル変換器(Analog to Digital converter:以下、A/D変換器と呼ぶ)に出力される。A/D変換器は、電気信号をディジタルデータに変換する。A/D変換器は、ディジタルデータを、処理回路21に出力する。なお、X線検出器17として、イメージインテンシファイア(Image Intensifier)が用いられてもよい。
処理回路21は、操作部9または入力インターフェース27から出力される入力操作の電気信号に応じて、X線診断装置1全体の動作を制御する。例えば、処理回路21は、ハードウェア資源として、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサとROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリとを有する。
処理回路21において実行される各種処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路23へ記憶されている。処理回路21は、記憶回路23からプログラムを読み出して実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の各回路は、読み出したプログラムに対応する機能を有することとなる。
具体的には、処理回路21は、メモリに展開されたプログラムを実行するプロセッサにより、動作制御機能211、画像生成機能212、情報生成機能213、保存制御機能215を実行する。また、情報生成機能213、保存制御機能215をそれぞれ実行する処理回路21は、情報生成部、保存制御部に相当する。なお、動作制御機能211、画像生成機能212、情報生成機能213、保存制御機能215は、単一の処理回路で実現される場合に限らない。複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより動作制御機能211、画像生成機能212、情報生成機能213、保存制御機能215を実現するものとしても構わない。
また、処理回路21は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)やフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)、他の複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)などのプロセッサにより実現されてもよい。
処理回路21は、動作制御機能211により、操作部9または入力インターフェース27を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、駆動部7、X線高電圧装置11、X線絞り15、記憶回路23、表示部25、画像生成機能212、情報生成機能213、保存制御機能215等を制御する。具体的には、動作制御機能211は、記憶回路23に記憶されている制御プログラムを読み出して処理回路21内のメモリ上に展開し、展開された制御プログラムに従ってX線診断装置1の各部を制御する。
処理回路21は、画像生成機能212により、X線検出器17からの出力に基づいて画像データを生成する。具体的には、処理回路21は、X線検出器17からに出力に基づいて投影データを生成する。次いで、処理回路21は、操作部9または入力インターフェース27からの入力信号を受けて、投影データに対してフィルタリング処理等の画像処理を行なって画像データを生成する。画像データは、被検体Pに関する透視画像や撮影画像を含む医用画像のデータに相当する。処理回路21は、画像データを用いて合成処理や減算(サブトラクション)処理等を行なう。処理回路21は、生成された画像データを、記憶回路23や表示部25に出力する。
処理回路21は、例えば、情報生成機能213と保存制御機能215とにより、後述する治療レポート作成支援処理を実現する。ここで、治療レポートとは、治療手技終了後に、術前・術後の代表的な画像を添付の上で施術の状況を記したレポートである。治療レポートは、治療担当医師等によって作成され、例えば施術記録として電子カルテサーバ等に保存され管理される。なお、以下においては、説明を具体的にするため、カテーテルを用いる治療手技に関する治療レポートの作成支援処理を例とする。しかしながら、これはあくまでも一例であり、X線診断装置1による画像診断を伴う治療手技であれば、どの様な治療手技であっても作成支援処理の対象とすることができる。
情報生成機能213は、被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する。
ここで、治療手技に関する状況情報(以下、単に「状況情報」と呼ぶ。)とは、当該治療手技中において、X線診断装置1によって画像を取得した各時点における状況を示した情報であり、X線診断装置1によって画像が取得される度に自動的に生成される。状況情報は、例えば、治療手技中においてX線診断装置1によって取得された医用画像に関する特徴情報を少なくとも含む情報である。
医用画像に関する特徴情報とは、当該医用画像において、何が、何処に、どの様に映っているのかを示す情報である。この様な医用画像に関する特徴情報は、例えば、物体認識処理、セマンティックセグメンテーション処理等を用いて取得することができる。すなわち、情報生成機能213は、医用画像を入力とした物体認識処理、セマンティックセグメンテーション処理を実行し、特徴情報を出力するディープニューラルネットワーク等のAI(Artificial Intelligence)モデルを含むものである。
また、状況情報は、必要に応じて、当該治療手技の基準時点からの進捗状況を示す時間情報(第2の時間情報の一例)、特徴情報に対応する画像の視野サイズ、特徴情報に対応する画像を取得したX線診断装置1の保持装置角度情報(第1の設定情報の一例)を含むこともできる。なお、複数の状況情報を、進捗状況を示す時間情報の順序に並べたものを、以下の説明においては状況進捗情報と呼ぶ。
図2は、情報生成機能213によって生成される状況情報の一例を説明するための図である。図2に示す様に、治療手技の進行に伴ってX線診断装置1により医用画像IM1、IM2、IM3、IM4、IM5が取得されると、それぞれに対応する状況情報IV1、IV2、IV3、IV3−1、IV4、IV5が生成される。なお、図2では、状況情報IV1〜IV5の5つを例示したが、状況情報は、治療手技においてX線診断装置1により医用画像が取得されている間は、並行して対応する状況情報が自動生成される。
状況情報IV1〜IV5のそれぞれは、特徴情報30、基準時点t0からの進捗状況を示す時間情報31、保持装置角度情報32を含む。ここで、基準時点t0は、例えばユーザが時間計測開始のスタートボタンを押した時点、最初の透視のためのX線照射が開始された時点等である。しかしながら、当該例に限定されず、時間情報31は、例えば「○月○日○時○分○秒」といった通常の時間情報であってもよい。
なお、情報生成機能213は、基準時点t0からの進捗状況を示す時間情報31(すなわち、絶対的時間情報)に加えて、特徴情報によって基準情報(後述)と状況情報とが対応付された直近の時点から現在時点までの時間差(すなわち、相対的時間情報)についても計測するものとする。
また、情報生成機能213は、状況情報を評価する。この評価処理は、状況情報が生成される都度(従って、X線診断装置1によって医用画像が取得される都度)、自動的に実行される。ここで、状況情報の評価とは、治療レポートに用いるために、対象とする状況が医用画像にフラグを付けて保存すべき状況であるか否かを判定する処理である。
例えば、情報生成機能213は、例えば、各状況情報に含まれる特徴情報30を用いて状況情報を評価する。また、情報生成機能213は、例えば、各状況情報に含まれる特徴情報30と時間情報31とを用いて状況情報を評価する。
また、情報生成機能213は、例えば、基準情報に含まれる特徴情報40と、状況情報に含まれる特徴情報30とを用いて、状況情報を評価する。また、情報生成機能213は、例えば、基準情報に含まれる特徴情報40及び状況情報に含まれる特徴情報30と、基準情報に含まれる時間情報41及び状況情報に含まれる時間情報31とを用いて、状況情報を評価する。情報生成機能213は、例えば、基準情報に含まれる保持装置角度情報42と、状況情報に含まれる保持装置角度情報32とを用いて、状況情報を評価する。また、情報生成機能213は、例えば、特徴情報と基準情報との類似度を計算し、類似度に基づいて状況情報を評価する。さらに、情報生成機能213は、例えば、特徴情報と基準情報との類似度を計算し、基準情報に含まれる時間情報41及び状況情報に含まれる時間情報31に基づく時間差を計算し、類似度及び時間差に基づいて状況情報を評価する。
なお、情報生成機能213によって実行される状況情報の評価についても、例えば、医用画像を入力とし、評価結果を出力するAIモデル、或いは状況情報、状況情報及び基本情報を入力とし、評価結果を出力するAIモデルを含むものである。また、情報生成機能213によって実行される状況情報の評価の具体例については、後で詳しく説明する。
保存制御機能215は、情報生成機能213によって生成された状況情報に基づいて、画像保存に関する処理(保存制御処理)を実行する。具体的には、保存制御機能215は、情報生成機能213による状況情報の評価の結果に応じて、保存制御処理を実行する。ここで、「保存制御処理」とは、記憶回路23が有する一次保存用のストレージ、長期保存用のストレージを用いた医用画像のフラグ付け保存、消去に関する処理である。ここで、本実施形態においては、医用画像にフラグを付け保存することは、医用画像に栞又はタグを付けて保存することを含むものとする。なお、一次保存用のストレージとは、撮影によって取得される医用画像を逐次的に一次保存する記憶回路である。長期保存用のストレージとは、一次保存用のストレージに比して長期間に亘り医用画像を保存する記憶回路である。例えば、保存制御処理は、一次保存用のストレージに保存された複数の医用画像のうち、長期保存の対象と判定された医用画像を長期保存用のストレージに逐次的に(リアルタイムに)、又は設定時間が経過した後に複製(コピー)する形態を含むことができる。また、保存制御処理は、例えば、一次保存用のストレージに保存された複数の医用画像のうち、消去の対象と判定された医用画像を、例えばリアルタイムに、又は設定時間が経過した後に消去する形態を含むことができる。また、保存制御処理は、例えば、長期保存用のストレージに保存された複数の医用画像のうち、消去の対象と判定された医用画像を消去する形態を含むことができる。
また、例えば、保存制御機能215は、情報生成機能213により特徴情報の類似度に基づいて関連付けされた複数の医用画像を、フラグを付けて記憶回路23に保存する。また、例えば、保存制御機能215は、情報生成機能213により時間情報に基づいて関連付けされた複数の医用画像を、フラグを付けて記憶回路23に保存する。
なお、保存制御機能215によって実行される保存制御処理の具体例については、後で詳しく説明する。
記憶回路(メモリ)23は、種々の情報を記憶するHDD(Hard disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置であり、又は、これらの記憶装置を複数組み合わせた回路である。記憶回路23は、例えば、一次保存用のストレージと、長期保存用のストレージとを有する。なお、一次保存用のストレージに逐次的に一次保存される医用画像は、例えば一定の周期で更新される。一次保存用のストレージ、長期保存用のストレージは、それぞれ第1のメモリと第2のメモリの一例である。また、記憶回路23は、例えば、投影データや画像データ、処理回路21によって読み出されて実行される各種機能に対応するプログラムを記憶する。記憶回路23は、HDDやSSD等以外にも、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、フラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体や、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリ素子等との間で種々の情報を読み書きする駆動装置であってもよい。また、記憶回路23は、ネットワークで接続された外部記憶装置内にあってもよい。さらに、記憶回路23は、複数の記憶装置を含む場合にあっては、その一部がネットワークネットワークを介して接続された記憶装置であっても良い。
また、記憶回路23は、治療手技の状況情報の評価に用いられる基準情報を記憶する。ここで、基準情報とは、治療手技の種々の状況において、手技の基準となる情報であり、例えばガイドライン等に基づいて予め作成される。また、基準情報は、当該病院における過去の実績等を用いて、治療手技毎に別途生成或いは改訂されたものであってもよい。基準情報は、例えば、手技の手本とすべき画像から生成された特徴情報を少なくとも含む情報である。
また、基準情報は、必要に応じて、対応する治療手技の基準時点からの標準的な進捗状況を示す時間情報(第1の時間情報の一例)、特徴情報に対応する画像の視野サイズ、特徴情報に対応する画像を取得した医用画像診断装置(本実施形態ではX線診断装置)の保持装置角度情報(第2の設定情報の一例)を含むこともできる。なお、複数の基準情報を標準的な進捗状況を示す時間情報の順序に並べたものを、以下の説明においては基準進捗情報(又は標準手技進捗表)と呼ぶ。
図3は、記憶回路23に記憶された複数の基準情報(又は基準進捗情報)の一例を説明するための図である。図3に示す様に、基準情報IA1、IA2、IA3、IA3−1、IA4、IA5、IB4、IB5・・・のそれぞれは、特徴情報40、基準時点ta0からの進捗状況を示す時間情報41、保持装置角度情報42を含む。なお、基準情報IA3−1は、当該治療手技において条件判断が発生し、以降の基準情報が基準情報IA4と基準情報IA4とに分岐することを示すフラグ44をさらに含んでいる。また、基準情報IA3は、当該基準情報IA3に含まれる特徴情報40と類似度が高い医用画像を記録対象とすべき記録対象フラグ43をさらに含んでいる。これらの基準情報は、後述する治療レポート作成支援処理において、状況情報を評価する際の基準とされる。
また、記憶回路23は、X線診断装置1の透視又は撮影によって取得される画像を記憶する。ここで、「透視」とは、X線管13から連続してX線を照射し、被検体内に関する画像(典型的には動画)をリアルタイムに取得する撮影手法である。また、「撮影」とは、透視に比して高い強度のX線を照射し、被検体内に関してより詳細な画像(静止画像)を取得する撮影手法である。なお、本実施形態においては、透視によって取得された画像を「透視画像」、撮影によって取得された画像を「撮影画像」と呼ぶことにする。
また、記憶回路23は、保存制御機能215の制御に従って、情報生成機能213によってフラグ付き保存の対象とされた透視画像にフラグを付けて保存する。さらに、記憶回路23は、保存制御機能215の制御に従って、既に記憶した撮影画像のうち、情報生成機能213によってフラグ付き保存の対象とされた撮影画像にフラグを付ける。
図1に戻り、表示部25は、医用画像g1などを表示するディスプレイ251と、ディスプレイ251に表示用の信号を供給する内部回路、ディスプレイ251と内部回路とをつなぐコネクタやケーブルなどの周辺回路から構成されている。内部回路は、画像データに被検体情報や投影データ生成条件等の付帯情報を重畳して表示データを生成する。次いで、内部回路は、得られた表示データに対してD/A変換とTVフォーマット変換を行なう。内部回路は、これらの変換が実行された表示データを、医用画像としてディスプレイ251に表示する。これに加え、表示部25は、操作者からの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を表示する。
ディスプレイ251としては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro Luminescence Display)、プラズマディスプレイ又は他の任意のディスプレイが、適宜、使用可能となっている。また、ディスプレイ251は、デスクトップ型でもよいし、処理回路21と無線通信可能なタブレット端末等で構成されることにしても構わない。
入力インターフェース27は、操作者からの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路21に出力する。例えば、入力インターフェース27は、撮像部3と寝台5とのうち少なくとも一つを動作させるための操作、X線の発生に関するX線条件、画像生成機能212により実行される画像処理に関する条件等を操作者から受け付ける。入力インターフェース27としては、例えば、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、フットスイッチ、タッチパッド及びタッチパネルディスプレイ等が適宜、使用可能となっている。入力インターフェース27は、例えば、検査室とは異なる操作室に設置されたコンソール装置10に搭載される。
なお、本実施形態において、入力インターフェース27は、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパッド及びタッチパネルディスプレイ等の物理的な操作部品を備えるものに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を処理回路21へ出力する電気信号の処理回路も入力インターフェース27の例に含まれる。なお、入力インターフェース27は、処理回路21と無線通信可能なタブレット端末等で構成されることにしても構わない。
[治療レポート作成支援処理]
次に、X線診断装置1によって実行される治療レポート作成支援処理について説明する。治療レポート作成支援処理は、大きく「透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理」と「撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理」とに分類することができる。
実際の治療手技においては、透視によるライブ映像を観察しながら、任意のタイミングで撮影が実行される。従って、以下に説明する「透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理」及び「撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理」のそれぞれは、治療手技において透視及び撮影が実行される都度並行して実行されるものである。
(透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理)
まず、透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理について説明する。なお、本実施形態においては、X線診断装置1によって取得される全ての透視画像は、一旦記憶回路23に一時的に保存されるものとする。
図4は、特徴情報と時間情報とに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。図4示した例では、時間t1の手技に手間取った後、時間t2における手技に移行した場合を想定している。
情報生成機能213は、図4の破線で示す様に、状況情報IV2に含まれる特徴情報30と類似する(例えば、類似度が閾値以上である)特徴情報40を基準進捗情報の中から特定する。このとき、保持装置角度情報32と保持装置角度情報42との類似度が閾値以上であることも利用することができる。情報生成機能213は、類似する特徴情報40を含む基準情報IA2の時間情報41を参照し、状況情報IV2の時間情報31(時間t2)と基準情報IA2の時間情報41(時間ta2)との時間差を計算する。
情報生成機能213は、計算された時間差が閾値以上である場合には、時間t2に至るまでの状況を示す医用画像に、基準となる時間を超えた時間が実際必要であったことを意味する「難航」フラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、情報生成機能213の評価結果に基づいて、時間t2の前段の時間t1に対応する画像IM1に、基準となる時間を超えた時間が実際必要であったことを意味する「難航」フラグを付けて、当該透視画像を記憶回路23に保存する。一方、保存制御機能215によって何らのフラグも付されなかった他の透視画像は、記憶回路23から消去される。なお、保存制御機能215によるフラグ付けされた透視画像の保存、フラグ付けされなかった透視画像の消去は、上述した「保存制御処理」のいずれの形態であってもよい。
なお、情報生成機能213は、時間t2以降においても、特徴情報と時間情報とに基づいて状況情報を逐次評価する。このとき、時間t2までの治療手技の遅れを以降の評価に含まないようにするために、時間t2以降においては、相対的時間情報(すなわち、特徴情報によって基準情報と状況情報とが対応付された直近の時点から現在時点までの時間差)を用いて評価を実行する。
図5は、特徴情報と時間情報とに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する他の例を説明するための図である。図5示した例では、時間t4の手技において判断分岐が必要とされる場合を想定している。ここで、判断分岐とは、治療手技において幾つかの選択肢の中からいずれかの手法を選択するかの判断が必要とされる分岐を意味する。
係る場合、情報生成機能213は、図5の破線で示す様に、状況情報IV4に含まれる特徴情報30と類似する特徴情報40aを、基準進捗情報の中から特定する。このとき、保持装置角度情報32と保持装置角度情報42aとの類似度が閾値以上であることも利用することができる。情報生成機能213は、特定された特徴情報40aを含む基準情報IA4は、基準情報IA5との分岐の一方であることから、時間t4において取得された医用画像IM5に、「分岐判断」を意味するフラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、時間t4に対応する画像IM4に「分岐判断」を意味するフラグを付けて、当該透視画像を記憶回路23に保存する。一方、保存制御機能215によって何らのフラグも付されなかった他の透視画像は、記憶回路23から消去される。なお、保存制御機能215によるフラグ付けされた透視画像の保存、フラグ付けされなかった透視画像の消去は、上述した「保存制御処理」のいずれの形態であってもよい。
図6は、時間情報を含まない基準情報を用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。図6示した例では、時間情報を含まず、特徴情報のみで構成されている基準情報を用いる場合を想定している。なお、この様な複数の複数の基準情報IA1〜IA4等は、時間情報を持たないことから基準進捗情報を構成しない。
情報生成機能213は、状況情報IV4に含まれる特徴情報30が基準情報IA4に含まれる特徴情報40と類似すると判定する。情報生成機能213は、図6の破線で示した様に、特定された特徴情報40は、条件判断フラグ45が付されていることから、時間t4における医用画像に、「条件判断」を意味するフラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、時間t4に対応する画像IM4に「条件判断」を意味するフラグを付けて、当該透視画像を記憶回路23に保存する。一方、保存制御機能215によって何らのフラグも付されなかった他の透視画像は、記憶回路23から消去される。なお、保存制御機能215によるフラグ付けされた透視画像の保存、フラグ付けされなかった透視画像の消去は、上述した「保存制御処理」のいずれの形態であってもよい。
図7は、治療手技中に取得した医用画像の特徴情報のみを用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。図7示した例では、例えば時間t2、t3において取得された医用画像の特徴情報に、「ステント有り」との情報が含まれた場合を想定している。
情報生成機能213は、治療手技中に取得した医用画像の特徴情報を、例えばリアルタイムに逐次的に評価する。すなわち、情報生成機能213は、図7の破線で示した様に、時間t2、t3において取得された状況情報IV2、IV3に含まれる特徴情報30に、「ステント有り」との情報が含まれていると判定する。情報生成機能213は、時間t2、t3に対応する医用画像に、「ステント有り」を意味するフラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、時間t2、t3に対応する画像IM2、IM3に「ステント有り」を意味するフラグを付けて、それぞれの透視画像を記憶回路23に保存する。一方、保存制御機能215によって何らのフラグも付されなかった他の透視画像は、記憶回路23から消去される。なお、保存制御機能215によるフラグ付けされた透視画像の保存、フラグ付けされなかった透視画像の消去は、上述した「保存制御処理」のいずれの形態であってもよい。
図8は、透視画像を対象とした治療レポート作成支援処理の流れを示したフローチャートである。図8に示した様に、まず、治療手技において、動作制御機能211は、入力インターフェース27からの指示に応答して、透視画像の取得を開始する。また、情報生成機能213は、時間計測を開始する(ステップS1)。
動作制御機能211は、透視画像を連続的に取得する。取得された透視画像は、記憶回路23に一時的に保存される(ステップS2)。
情報生成機能213は、連続的に取得される透視画像のそれぞれについて、特徴情報、角度情報、時間情報を含む状況情報を生成し、記憶回路23に一時的に保存する(ステップS3)。
情報生成機能213は、例えば、生成した状況情報と、記憶回路23に記憶されている複数の基準情報(又は基準進捗情報)とを用いて、各医用画像に関する状況情報を評価する(ステップS4)。すなわち、当該ステップS4においては、図4〜図7を用いて説明した評価処理が実行される。
保存制御機能215は、情報生成機能213による評価結果に応じて、透視画像に対して画像保存に関する保存制御処理を実行する(ステップS5)。すなわち、当該ステップS5においては、図4〜図7を用いて説明した保存制御処理が実行される。
(撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理)
次に、撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理について説明する。なお、本実施形態においては、X線診断装置1によって取得される撮影画像は、例えば、全て記憶回路23の長期保存用ストレージに保存されるものとする。
図9は、特徴情報と基準情報に含まれるフラグに基づいて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。図9で示した例では、時間ta3に対応する基準情報に記録対象フラグ43が含まれている場合を想定している。
情報生成機能213は、各医用画像に対応する状況情報を逐次生成する。例えば、情報生成機能213は、各特徴情報30が生成される都度、時間的に対応する(或いは時間的に近い)基準情報の特徴情報40との類似度を計算し、類似度が閾値以上となるか否かを判定する。このとき、保持装置角度情報32間の類似度が閾値以上であることも利用することができる。
図9の破線で示した様に、記録対象フラグ43が含まれた基準情報IA3の特徴情報40と、時間t3に対応する状況情報IV3に含まれる特徴情報30とが類似する。このことから、情報生成機能213は、時間t3に対応する医用画像IM3に、「記録対象」を意味するフラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、記憶回路23に保存された時間t3に対応する撮影画像IM3に対し、「記録対象」のフラグ(栞)を付ける。
図10は、時間情報を含まない基準情報を用いて状況情報を評価し、その評価の結果に応じて保存制御処理を実行する例を説明するための図である。図10で示した例では、図6で示した例と同様に、時間情報を含まず、特徴情報のみで構成されている基準情報を用いている。また、図10で示した例では、図9で示した例と同様に、時間ta3に対応する基準情報に記録対象フラグ43が含まれている場合を想定している。
情報生成機能213は、各医用画像に対応する特徴情報を含む状況情報を逐次生成する。例えば、情報生成機能213は、特徴情報30が生成される都度、基準情報IA3の特徴情報40との類似度を計算し、類似度が閾値以上となった特徴情報40を特定する。
図10の破線で示した様に、記録対象フラグ43が含まれた基準情報IA3の特徴情報40と、時間t3に対応する状況情報IV3に含まれる特徴情報30とが類似する。このことから、情報生成機能213は、情報生成機能213は、時間t3に対応する医用画像IM3に、「記録対象」を意味するフラグを付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、記憶回路23に保存された時間t3に対応する撮影画像IM3に対し、「記録対象」のフラグ(栞)を付ける。
なお、図9、図10に示した各例において、仮に時間t3に対応する画像IM3が透視画像である場合には、保存制御機能215は、時間t3に対応する透視画像IM3に「記録対象」を意味するフラグを付けて、当該透視画像IM3を記憶回路23に保存する。一方、保存制御機能215によって何らのフラグも付されなかった他の透視画像は、記憶回路23から消去される。なお、保存制御機能215によるフラグ付けされた透視画像の保存、フラグ付けされなかった透視画像の消去は、上述した「保存制御処理」のいずれの形態であってもよい。
図11、図12は、透視画像IM20が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の一例を説明するための図である。
例えば、図11の点線で示した時間t20の特徴情報30を有する透視画像IM20が、設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合を想定する。係る場合、情報生成機能213は、図12に示した様に、時間t20より以前及び以後に取得される各特徴情報30のうち、時間t20の特徴情報30と類似度が閾値以上であるものを特定する。このとき、保持装置角度情報32間の類似度が閾値以上であることも利用することができる。情報生成機能213は、特定された特徴情報30に対応する撮影画像(図12では、撮影画像IM11、IM28を例示)に、フラグ(栞)を付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、記憶回路23に保存された時間t11に対応する撮影画像IM11、時間t28に対応する撮影画像IM28のそれぞれに対しフラグ(栞)を付ける。
図13は、透視画像IM20が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の他の例を説明するための図である。図12の例と比較した場合、図13の例では、フラグ付き保存の対象であると評価する場合に時間情報を利用しない点が相違する。
例えば、図13において、時間t20の特徴情報30を有する透視画像IM20が、設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合を想定する。係る場合、情報生成機能213は、図13に示した様に、時間情報に関わらず、記憶回路23に保存された全ての撮影画像についての特徴情報30の中から、時間t20の特徴情報30と類似度が閾値以上であるものを特定する。このとき、保持装置角度情報32間の類似度が閾値以上であることも利用することができる。情報生成機能213は、特定された特徴情報30に対応する撮影画像(図13では、撮影画像IM11、IM28を例示)に、フラグ(栞)を付けて保存すべき状況であると評価する。
保存制御機能215は、記憶回路23に保存された時間t11に対応する撮影画像IM11、時間t28に対応する撮影画像IM28のそれぞれに対しフラグ(栞)を付ける。
図14は、透視画像IM20が設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合における撮影画像の治療レポート作成支援処理の他の例を説明するための図である。図12、図13の例と比較した場合、図14の例では、フラグ付き保存の対象であると評価する場合に他の撮影画像の特徴情報を利用しない点が相違する。
例えば、図14において、時間t20の特徴情報30を有する透視画像IM20が、設定された閾値としての時間を超えて連続的に取得されていた場合を想定する。係る場合、情報生成機能213は、図14に示した様に、他の撮影画像の特徴情報の類似度を計算することなく、時間t20を基準として前後に設定された期間(図14においては、左側の時間軸の破線領域内に含まれる期間T。以下、「フラグ付き保存対象期間T」と呼ぶ。)において取得された全ての撮影画像が、フラグ付き保存の対象であると評価する。
保存制御機能215は、記憶回路23に保存された撮影画像のうち、フラグ付き保存対象期間Tに含まれる全ての撮影画像に対しフラグ(栞)を付ける。
図15は、撮影画像を対象とした治療レポート作成支援処理の流れを示したフローチャートである。図15に示した様に、まず、治療手技において、動作制御機能211は、入力インターフェース27からの指示に応答して、撮影画像の取得を開始する。また、情報生成機能213は、時間計測を開始する(ステップS11)。
動作制御機能211は、撮影画像を取得する。取得された撮影画像は、記憶回路23に保存される(ステップS12)。
情報生成機能213は、撮影画像について、特徴情報、角度情報、時間情報を含む状況情報を生成し、記憶回路23に保存する(ステップS13)。
情報生成機能213は、例えば、生成した状況情報と、記憶回路23に記憶されている複数の基準情報(又は基準進捗情報)とを用いて、各医用画像に関する状況情報を評価する(ステップS14)。すなわち、当該ステップS4においては、図9〜図14を用いて説明した評価処理が実行される。
保存制御機能215は、情報生成機能213による評価結果に応じて、画像保存に関する保存制御処理を実行する(ステップS15)。すなわち、当該ステップS15においては、図9〜図14を用いて説明した保存制御処理が実行される。
以上述べた様に、実施形態に係るX線診断装置1は、情報生成部としての情報生成機能213、保存制御部としての保存制御機能215を備える。情報生成機能213は、被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する。保存制御機能215は、状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する。
具体的には、情報生成機能213は、医用画像に関する特徴情報を少なくとも含む状況情報を生成し、治療手技に関する基準情報と特徴情報とを用いて状況情報を評価する。保存制御機能215は、評価の結果に応じて、画像保存に関する処理を実行する。
従って、情報生成機能213は、例えば治療手技に関する特徴情報等を用いて、例えば「治療手技遂行に手間取った状況」、「分岐判断となった状況」、「予め記録することが予定されている状況」等の状況情報から、その状況に応じてフラグ付き保存の対象とすべき医用画像を特定することができる。保存制御機能215は、情報生成機能213によって特定された医用画像にフラグを付けて保存するための保存制御処理を実行する。従って、治療手技中において記録された複数の画像中で、レポート作成時に利用されると推測される画像を、他の画像と区別して明示的に残すことができる。特に、治療中に自動保存される画像、又はエビデンスとして残すことを意図して積極的に保存した画像以外の有用な画像についても、漏れなく保存することができる。
ユーザは、治療手技中において取得され保存された多くの透視画像、撮影画像のうち、フラグが付された画像を対象として治療レポートを作成することができる。従って、治療レポート作成におけるユーザの作業負担を軽減することができる。また、各医用画像から生成された状況情報を評価し、治療手技中において重要と推定される状況で取得された各医用画像は、自動的にフラグが付された画像として保存される。このため、治療手技中において、ユーザが行う画像保存のための作業負担を軽減させることができる。
また、この様にして自動的にフラグ付き保存された多くの画像は、医学的に重要であると推定された状況において取得された画像となっている。このため、治療レポートに利用できる画像を十分に確保することができ、治療レポートの質の向上に寄与することができる。また、これらの画像は、教育的、研究的価値も高く、カンファレンス、学会等への報告書、治療手技に関するデータベースとして利用することもできる。従って、治療レポートの利用価値を広げることができ、治療レポートの作成時間の短縮に貢献することができる。その結果、治療レポートの作成を支援することができる。
また、保存制御機能215は、情報生成機能213の評価に基づいて保存制御処理を実行する。例えば、保存制御機能215は、記憶回路23の一次保存用のストレージに保存された複数の透視画像のうち、長期保存の対象と判定された透視画像を記憶回路23の長期保存用のストレージにリアルタイムにコピーする。また、例えば、保存制御機能215は、記憶回路23の一次保存用のストレージに保存された複数の透視画像のうち、消去の対象と判定された透視画像を、リアルタイムに消去する。従って、記憶回路23のメモリ領域を圧迫することなく、治療レポート作成において有効な画像を確実に保存することができる。
(変形例1)
上記実施形態においては、X線診断装置1が上述した治療レポート支援処理を実行する場合を例示した。これに対し、医用ワークステーション等の医用画像処理装置により、上述した治療レポート支援処理を実行するようにしてもよい。この様な医用画像処理装置は、X線診断装置1や医用画像管理サーバ装置と例えば院内ネットワーク、クラウドネットワーク等のネットワークを介して通信可能な状況であれば、どの様な環境であっても利用することが可能である。
(変形例2)
上記実施形態においては、治療手技中においてリアルタイムに治療レポート支援処理を実行する場合を例とした。これに対し、例えば治療手技中において取得した透視画像、撮影画像を全て保存しておき、これらを用いて治療手技が終わった後(事後的)に治療レポート支援処理を実現することも可能である。この場合、保存対象とならなかった透視画像は、例えば記憶回路23の長期保存用のストレージから事後的に消去することもできる。
(変形例3)
上記実施形態においては、循環器用X線診断装置を例として説明した。これに対し、上述した治療レポート作成支援機能は、循環器用以外のX線診断装置、例えば、気管支鏡を用いた肺の検査治療や消化器の治療等において使用されるX線TV装置に対しても適用可能である。また、X線診断装置に限らず、治療手技において用いられる医用画像診断装置であれば、どのようなものにも適用可能である。治療手技において用いられる医用画像診断装置としては、超音波診断装置(例えば、経食道超音波診断装置、血管内超音波診断装置)、内視鏡システム、X線コンピュータ断層撮像装置、磁気共鳴イメージング装置等を挙げることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るX線診断装置1について説明する。第2の実施形態は、治療手技において、複数の医用画像診断装置を組み合わせて用いる場合に、各装置間に跨る治療レポート作成支援処理を適用する例である。説明を具体的にするために、本実施形態においては、治療手技として、僧帽弁に対するMitraClip(登録商標)の留置作業を行う場合において、循環器用X線診断装置と経食道超音波診断装置とを組み合わせた医用画像診断システムを用いる場合を例とする。
MitraClip(登録商標)の留置作業を含む治療は、例えば大きく以下の三段階によって実行される。すなわち、第1段階として、循環器用X線診断装置による撮像(透視、撮影)が行われる。その後の第2段階として、例えば経食道超音波診断装置による観察の下で、MitraClip(登録商標)を先端に搭載したクリップデリバリーシステムをカテーテルの中から挿入し、の留置作業が行われる。第3段階として、留置後の観察を目的として、X線診断装置による僧房弁の透視、撮影が再度行われる。
この様な治療において、例えば第2段階において取得される複数の超音波画像を用いて、特徴情報、時間情報を含む状況情報を生成し、これを基準情報として第1段階及び第3段階において取得されたX線画像を対象として、上述した治療レポート作成支援処理を実行してもよい。
さらに、第2段階において、経食道超音波診断装置による観察と並行して、循環器用X線診断装置による撮像を実行してもよい。この場合においても、経食道超音波診断装置によって取得される複数の超音波画像を用いて、特徴情報、時間情報を含む状況情報を生成し、これを基準情報として、循環器用X線診断装置によって取得されたX線画像を対象として、上述した治療レポート作成支援処理を実行することもできる。
図16は、超音波画像を対象とした基準情報作成処理の流れを示したフローチャートである。図16に示した様に、まず、例えば経食道超音波診断装置により、超音波画像が取得され保存される(ステップS21)。
情報生成機能213により、取得された超音波画像のそれぞれについて、特徴情報、時間情報を含む状況情報が生成され保存される(ステップS22)。保存された状況情報は、第1段階及び第3段階におけるX線画像を対象とする治療レポート作成支援処理の基準情報として保存される(ステップS23)。
なお、超音波画像を用いて生成された特徴情報等を用いて、状況情報の評価を行うことも可能である。このとき、物体認識処理又はセマンティックセグメンテーション処理によって超音波画像から生成された特徴情報を利用してもよいし、超音波画像の撮像手法に応じて他の手法を採用することもできる。
例えば、ドプラ法により算出された僧帽弁における逆流量を含む特徴情報を生成する。この様な特徴情報において、逆流量が閾時間以上にわたって閾値を下回らないといった特徴情報に対応する超音波画像については、フラグ付保存の対象とするといった状況情報の評価手法を採用することができる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態によれば、治療レポートの作成を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線診断装置
2 X線TV装置
3 撮像部
5 寝台
7 駆動部
9 操作部
10 コンソール装置
11 X線高電圧装置
13 X線管
15 X線絞り
17 X線検出器
19 保持装置
21 処理回路
23 記憶回路(メモリ)
25 表示部
27 入力インターフェース
71 撮像系移動駆動部
73 天板移動駆動部
211 動作制御機能
212 画像生成機能
213 情報生成機能
215 保存制御機能
251 ディスプレイ

Claims (16)

  1. 被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する情報生成部と、
    前記状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する保存制御部と、
    を備えたX線診断装置。
  2. 前記情報生成部は、前記医用画像に関する特徴情報を少なくとも含む前記状況情報を生成し、前記特徴情報を用いて前記状況情報を評価し、
    前記保存制御部は、前記評価の結果に応じて、前記画像保存に関する処理を実行する、
    請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記情報生成部は、前記被検体の前記治療手技の進捗に関する第1の時間情報と対応付された前記特徴情報を含む前記状況情報を生成し、前記第1の時間情報を用いて前記状況情報を評価する、請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記情報生成部は、前記治療手技に関する基準情報と前記特徴情報とを用いて前記状況情報を評価する、請求項2に記載のX線診断装置。
  5. 前記基準情報は、前記治療手技の進捗に関する第2の時間情報と対応付けされており、
    前記情報生成部は、前記被検体の前記治療手技の進捗に関する第1の時間情報と対応付された前記特徴情報を含む前記状況情報を生成し、前記第1の時間情報と前記第2の時間情報とを用いて前記状況情報を評価する、請求項4に記載のX線診断装置。
  6. 前記基準情報は、医用画像診断装置の設定に関する第2の設定情報と対応付けされており、
    前記情報生成部は、前記医用画像の取得に用いる医用画像診断装置の設定に関する第1の設定情報と対応付された前記特徴情報を含む前記状況情報を生成し、前記第1の設定情報と前記第2の設定情報とを用いて前記状況情報を評価する、
    請求項5に記載のX線診断装置。
  7. 前記情報生成部は、前記特徴情報と前記基準情報との類似度を計算し、前記類似度に基づいて前記状況情報を評価する、請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  8. 前記情報生成部は、前記特徴情報と前記基準情報との類似度を計算し、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報とに基づく時間差を計算し、前記類似度及び前記時間差に基づいて前記状況情報を評価する、請求項5又は6に記載のX線診断装置。
  9. 前記情報生成部は、物体認識処理又はセマンティックセグメンテーション処理を用いて前記特徴情報を生成する請求項2乃至8のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  10. 前記情報生成部は、前記医用画像の前記特徴情報に基づいて、当該医用画像と少なくとも一つの他の医用画像とを関連付けし、
    前記保存制御部は、前記医用画像と当該医用画像と関連付された前記他の医用画像とを、関連付けて保存する請求項2乃至9のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  11. 前記情報生成部は、前記医用画像の時間情報に基づいて、当該医用画像と少なくとも一つの他の医用画像とを関連付けし、
    前記保存制御部は、前記医用画像と当該医用画像と関連付された前記他の医用画像とを、関連付けて保存する請求項2乃至10のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  12. 前記情報生成部は、前記評価において、逐次取得される複数の前記医用画像のそれぞれについて、保存するか消去するかを逐次判定し、
    前記保存制御部は、記憶回路に記憶された複数の前記医用画像のうち、消去すると判定された画像を逐次消去する、請求項2乃至11のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  13. 前記保存制御部は、第1の記憶回路に記憶された複数の前記医用画像のうち、保存すると判定された医用画像を第2の記憶回路へ逐次保存する、請求項12に記載のX線診断装置。
  14. 被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する情報生成部と、
    前記状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する保存制御部と、
    を備えた医用画像処理装置。
  15. 被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する情報生成部と、
    前記状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する保存制御部と、
    を備えた医用画像診断装置。
  16. コンピュータに、
    被検体に対する治療手技において取得される医用画像に基づいて、当該治療手技に関する状況情報を生成する情報生成機能と、
    前記状況情報に基づいて、画像保存に関する処理を実行する保存制御機能と、
    を実現させる医用画像処理プログラム。
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