JP7498252B2 - 医用画像診断装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
従来、X線CT装置(CT;Computed Tomography)やMRI装置(MRI;MagneticResonance Imaging)などの医用画像診断装置を用いた画像診断においては、患者の画像の収集、収集された画像の読影、レポートの作成、及び、レポートに基づく診断結果や治療方針の説明などの種々の作業が行われる。これらの作業は、担当医師や担当技師などの各専門家によって行われる。
例えば、担当医師は、患者との問診等に基づいて検査オーダを作成して、担当技師に伝える。担当技師は、担当医師から受け付けた検査オーダに基づいて、当該患者に対する所定の医用画像診断装置を用いた検査を実施して、患部に関する画像を収集する。その後、放射線科の読影医が、検査オーダに対応したレポートを作成する。ここで、読影医は、検査オーダに含まれる依頼内容や、前回検査のレポート及び画像等を参照して読影すべきポイントを確認してレポートを作成する。担当医師は、作成されたレポートを参照して、画像診断の結果を判断して、治療方針を決め、患者に対して説明を行う。
特開2012-179447号公報
本発明が解決しようとする課題は、画像診断を効率よく行うことを可能とする医用画像診断装置を提供することである。
実施形態の医用画像診断装置は、受付部と、表示制御部とを備える。受付部は、被検体に対する検査を選択するための操作を受け付ける。表示制御部は、前記受付部によって受け付けられた検査について、操作者による操作を含む前記検査を構成する要素を示す情報を時系列に並べて表示部に表示させる。
図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置の構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される認証画面の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される患者選択画面の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される検査プロトコルの選択画面の一例を示す図である。 図5Aは、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるスキャニング画面の例(1)を示す図である。 図5Bは、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるスキャニング画面の例(2)を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるスキャニング画面の例(3)を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるスキャニング画面の例(4)を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるスキャニング画面の例(5)を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される操作画面の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される画像レビュー画面の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示される終了オプション画面の一例を示す図である。 図12は、第1の実施形態に係るディスプレイによって表示されるイメージングの操作画面の一例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係るディスプレイによって表示される操作画面の一例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係るディスプレイによって表示される患者選択画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、医用画像診断装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下では、本願に係る医用画像診断装置として、X線CT(Computed Tomography)装置を例に挙げて説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るX線CT装置1の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを有する。ここで、X線CT装置1は、例えば、病院内に設置された院内LAN(Local Area Network)によって他の装置と接続され、直接的、又は間接的に相互に通信可能な状態となっている。例えば、X線CT装置1は、医用画像を記憶したり、医用画像を加工したりするPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバや、その他の医用画像診断装置、担当医師が画像を参照するための端末装置などと接続され、各装置は、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に則って、医用画像等を相互に送受信する。
また、上述した各装置を有するシステムにおいては、HIS(Hospital Information System)や、RIS(Radiology Information System)などが導入され、各種情報が管理される。例えば、上記したシステムにより端末装置によって作成された検査オーダが各医用画像診断装置などに送信される。各医用画像診断装置は、端末装置から直接受信した検査オーダ、或いは、検査オーダを受信したPACSサーバによって作成されたモダリティごとの患者リスト(モダリティワークリスト)から患者情報を取得する。
架台装置10は、被検体PにX線を照射し、被検体Pを透過したX線を検出して、コンソール装置30に出力する装置であり、X線照射制御回路11と、X線発生装置12と、検出器13と、データ収集回路14と、回転フレーム15と、架台駆動回路16とを有する。
回転フレーム15は、X線発生装置12と検出器13とを被検体Pを挟んで対向するように支持し、後述する架台駆動回路16によって被検体Pを中心とした円軌道にて高速に回転する円環状のフレームである。
X線照射制御回路11は、図示しない高電圧発生部を制御して、X線管12aに高電圧を供給させる。X線管12aは、X線照射制御回路11から供給される高電圧を用いてX線を発生する。X線照射制御回路11は、X線管12aに供給する管電圧や管電流を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線量を調整する。
また、X線照射制御回路11は、ウェッジ12bの切り替えを行なう。また、X線照射制御回路11は、コリメータ12cの開口度を調整することにより、X線の照射範囲(ファン角やコーン角)を調整する。なお、本実施形態は、複数種類のウェッジを、操作者が手動で切り替える場合であっても良い。
X線発生装置12は、X線を発生し、発生したX線を被検体Pへ照射する装置であり、X線管12aと、ウェッジ12bと、コリメータ12cとを有する。
X線管12aは、図示しない高電圧発生部により供給される高電圧により被検体PにX線ビームを照射する真空管であり、回転フレーム15の回転にともなって、X線ビームを被検体Pに対して照射する。X線管12aは、ファン角及びコーン角を持って広がるX線ビームを発生する。例えば、X線照射制御回路11の制御により、X線管12aは、フル再構成用に被検体Pの全周囲でX線を連続曝射したり、ハーフ再構成用にハーフ再構成可能な曝射範囲(180度+ファン角)でX線を連続曝射したりすることが可能である。また、X線照射制御回路11の制御により、X線管12aは、予め設定された位置(管球位置)でX線(パルスX線)を間欠曝射したりすることが可能である。また、X線照射制御回路11は、X線管12aから曝射されるX線の強度を変調させることも可能である。例えば、X線照射制御回路11は、特定の管球位置では、X線管12aから曝射されるX線の強度を強くし、特定の管球位置以外の範囲では、X線管12aから曝射されるX線の強度を弱くする。
ウェッジ12bは、X線管12aから曝射されたX線のX線量を調節するためのX線フィルタである。具体的には、ウェッジ12bは、X線管12aから被検体Pへ照射されるX線が、予め定められた分布になるように、X線管12aから曝射されたX線を透過して減衰するフィルタである。例えば、ウェッジ12bは、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したフィルタである。なお、ウェッジは、ウェッジフィルタ(wedge filter)や、ボウタイフィルタ(bow-tie filter)とも呼ばれる。
コリメータ12cは、後述するX線照射制御回路11の制御により、ウェッジ12bによってX線量が調節されたX線の照射範囲を絞り込むためのスリットである。
架台駆動回路16は、回転フレーム15を回転駆動させることによって、被検体Pを中心とした円軌道上でX線発生装置12と検出器13とを旋回させる。
検出器13は、被検体Pを透過したX線を検出する2次元アレイ型検出器(面検出器)であり、複数チャンネル分のX線検出素子を配してなる検出素子列が被検体Pの体軸方向(図1に示すZ軸方向)に沿って複数列配列されている。具体的には、第1の実施形態における検出器13は、被検体Pの体軸方向に沿って320列など多列に配列されたX線検出素子を有し、例えば、被検体Pの肺や心臓を含む範囲など、広範囲に被検体Pを透過したX線を検出することが可能である。
データ収集回路14は、DAS(Data Acquisition System)であり、検出器13が検出したX線の検出データから、投影データを収集する。例えば、データ収集回路14は、検出器13により検出されたX線強度分布データに対して、増幅処理やA/D変換処理、チャンネル間の感度補正処理等を行なって投影データを生成し、生成した投影データを後述するコンソール装置30に送信する。例えば、回転フレームの回転中に、X線管12aからX線が連続曝射されている場合、データ収集回路14は、全周囲分(360度分)の投影データ群を収集する。また、データ収集回路14は、収集した各投影データに管球位置を対応付けて、後述するコンソール装置30に送信する。管球位置は、投影データの投影方向を示す情報となる。なお、チャンネル間の感度補正処理は、後述する前処理回路34が行なっても良い。
寝台装置20は、被検体Pを載せる装置であり、図1に示すように、寝台駆動装置21と、天板22とを有する。寝台駆動装置21は、天板22をZ軸方向へ移動して、被検体Pを回転フレーム15内に移動させる。天板22は、被検体Pが載置される板である。
なお、架台装置10は、例えば、天板22を移動させながら回転フレーム15を回転させて被検体Pをらせん状にスキャンするヘリカルスキャンを実行する。または、架台装置10は、天板22を移動させた後に被検体Pの位置を固定したままで回転フレーム15を回転させて被検体Pを円軌道にてスキャンするコンベンショナルスキャンを実行する。または、架台装置10は、天板22の位置を一定間隔で移動させてコンベンショナルスキャンを複数のスキャンエリアで行なうステップアンドシュート方式を実行する。
コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置の操作を受け付けるとともに、架台装置10によって収集された投影データを用いてX線CT画像データを再構成する装置である。コンソール装置30は、図1に示すように、入力回路31と、ディスプレイ32と、スキャン制御回路33と、前処理回路34と、投影データ記憶回路35と、画像再構成回路36と、画像記憶回路37と、制御回路38とを有する。
入力回路31は、X線CT装置1の操作者が各種指示や各種設定の入力に用いるマウスやキーボード等を有し、操作者から受け付けた指示や設定の情報を、制御回路38に転送する。例えば、入力回路31は、操作者から、X線CT画像データの撮影条件や、X線CT画像データを再構成する際の再構成条件、X線CT画像データに対する画像処理条件等を受け付ける。また、入力回路31は、被検体に対する検査を選択するための操作を受け付ける。また、入力回路31は、時系列に並べて表示されたスキャンを示す情報を選択するための操作をさらに受け付ける。
ディスプレイ32は、操作者によって参照されるモニタであり、制御回路38による制御のもと、X線CT画像データを操作者に表示したり、入力回路31を介して操作者から各種指示や各種設定等を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示したりする。また、ディスプレイ32は、スキャン計画の計画画面や、スキャン中の画面などを表示する。なお、スキャン計画の計画画面や、スキャン中の画面の詳細については後述する。
スキャン制御回路33は、後述する制御回路38の制御のもと、X線照射制御回路11、架台駆動回路16、データ収集回路14及び寝台駆動装置21の動作を制御することで、架台装置10における投影データの収集処理を制御する。
前処理回路34は、データ収集回路14によって生成された投影データに対して、対数変換処理と、オフセット補正、感度補正及びビームハードニング補正等の補正処理とを行なって、補正済みの投影データを生成する。
投影データ記憶回路35は、前処理回路34により生成された投影データを記憶する。画像再構成回路36は、投影データ記憶回路35が記憶する投影データを用いてX線CT画像データを再構成する。再構成方法としては、種々の方法があり、例えば、逆投影処理が挙げられる。また、逆投影処理としては、例えば、FBP(Filtered Back Projection)法による逆投影処理が挙げられる。或いは、画像再構成回路36は、逐次近似法を用いて、X線CT画像データを再構成しても良い。
また、画像再構成回路36は、X線CT画像データに対して各種画像処理を行なうことで、画像データを生成する。そして、画像再構成回路36は、再構成したX線CT画像データや、各種画像処理により生成した画像データを画像記憶回路37に格納する。画像記憶回路37は、画像再構成回路36によって生成された画像データを記憶する。
制御回路38は、架台装置10、寝台装置20及びコンソール装置30の動作を制御することによって、X線CT装置1の全体制御を行う。具体的には、制御回路38は、スキャン制御回路33を制御することで、架台装置10で行なわれるCTスキャンを制御する。また、制御回路38は、前処理回路34を制御することで、投影データの生成を制御する。また、制御回路38は、画像再構成回路36を制御することで、コンソール装置30における画像再構成処理や画像生成処理を制御する。また、制御回路38は、画像記憶回路37が記憶する各種画像データを、ディスプレイ32に表示するように制御する。
以上、第1の実施形態に係るX線CT装置1の全体構成について説明した。かかる構成のもと、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、画像診断を効率よく行なうことを可能とする。ここで、従来技術において、画像診断を効率よく行えない場合について説明する。上述したように、X線CT装置などの医用画像診断装置を用いた画像診断においては、医用画像診断装置を操作する操作者(例えば、担当技師や、放射線科医など)が、担当医師から送られた検査オーダに基づいて検査内容を決定して、検査を実施する。
例えば、X線CT装置を用いた画像診断においては、予め設定された複数の検査プロトコルの中から検査オーダに沿った検査プロトコルが操作者によって選択され、選択された検査プロトコルに含まれるスキャンが実行される。ここで、検査プロトコルには、例えば、位置決め用のスキャンや、部位ごとの非造影スキャン、或いは、部位ごとの造影スキャンなどが含まれる。すなわち、1つの検査プロトコルに基づいてX線CT画像データが収集される場合、複数回のスキャンが実行されて各スキャンに対応するX線CT画像データが収集される。なお、1回のスキャンによって収集されるX線CT画像データは、シリーズデータとも呼ばれる。
ここで、上述したような検査プロトコルによって検査が実施される場合、従来のX線CT装置においては、X線CT画像データを収集する際の詳細なパラメータ情報がディスプレイにて表示される。例えば、従来のX線CT装置においては、スキャン条件や再構成条件、各条件の編集画面などがディスプレイにて表示される。すなわち、従来のX線CT装置においては、各スキャンに関するパラメータ情報が羅列されているだけのため、操作者が、検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などを容易に把握することができず、画像診断を効率よく行うことができない場合があった。そこで、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、以下、詳細に説明する制御回路38の制御により、検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などの把握を容易にして、画像診断を効率よく行うことを可能とする。
具体的には、第1の実施形態に係るX線CT装置1における制御回路38は、検査を構成する要素を示す情報を時系列に並べて表示することによって、検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などを一目で把握させ、画像診断を効率よく行うことを可能にする。以下、第1の実施形態に係るX線CT装置1によるX線CT画像データの収集の一例について、図2~図12を用いて順に説明する。
まず、X線CT装置1は、X線CT画像データの収集に際して、操作者の認証を行う。具体的には、制御回路38が、操作者の認証を行うための認証画面をディスプレイ32に表示させる。そして、入力回路31が、操作者の認証情報の入力操作を受け付け、受け付けた認証情報を制御回路38に送信する。制御回路38は、入力回路31から受信した認証情報を予め登録された操作者情報と比較して、現時点で操作している操作者が自装置の操作を許可された人物であるか否かを判定する。ここで、入力された認証情報が予め登録された操作者情報に含まれている場合に、制御回路38は、現時点で操作している操作者が自装置の操作を許可された人物であると判定する。一方、入力された認証情報が予め登録された操作者情報に含まれていない場合に、制御回路38は、現時点で操作している操作者が自装置の操作を許可された人物ではないと判定する。
図2は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される認証画面の一例を示す図である。例えば、制御回路38は、図2の(A)に示すように、操作者にユーザ名を入力させる「Enter your username」や、パスワードを入力させる「Password」、役割を選択させる「Role」などの領域をディスプレイ32に表示させる。また、制御回路38は、各情報を入力された後に認証処理を開始させるための「Login」ボタンをディスプレイ32に表示させる。
図2の(A)に示された認証画面(ログイン画面)に対して、操作者は、入力回路31を介して各情報の入力操作及び選択操作を行う。例えば、操作者は、図2の(B)に示すように、「Enter your username」の領域に「ユーザA」を入力し、「Password」の領域に「12345678」を入力する。そして、操作者は、「Role」の領域において、自身の役割を選択する。ここで、「Role」の領域において選択される役割とは、例えば、図2の(B)に示すように、「Day duty(昼間勤務)」や「Night duty(夜間勤務)」などの勤務時間帯や、「Prof. Mike(マイク教授)」などの特定個人、「Research(研究)」などの用途などが含まれる。なお、図2の(B)に示す「Role」の選択肢はあくまでも一例であり、選択肢として表示される役割は任意に設定することができる。例えば、「放射線技師」などの職種が設定される場合であってもよく、「サービスメンテナンス」などが設定される場合であってもよい。
このように、制御回路38は、ログイン画面において、ユーザ認証のためのユーザ名及びパスワードの入力領域とともに、操作者の役割を選択させることで、以後ディスプレイ32に表示させる情報を選択された役割に基づいて変化させることが可能になる。なお、ディスプレイ32に表示させる情報を選択された役割に基づいて変化させる例については、後述する。
図2に示すようなログイン画面において、操作者がユーザ名、パスワードなどの認証情報を入力すると、制御回路38は、入力された情報を予め登録された操作者情報と比較して、認証を行う。ここで、認証に成功すると、制御回路38は、自装置を操作させるための各種設定などを行うためのGUIを含む画面をディスプレイ32に表示させる。具体的には、制御回路38は、X線CT画像データを収集するスキャンに関するGUIや、収集したX線CT画像データから生成された画像データを表示させたり、加工したりするためのイメージングに関するGUIなどを含む画面をディスプレイ32に表示させる。
例えば、制御回路38は、スキャンに関するGUIとして、図3に示す患者選択画面をディスプレイ32に表示させる。図3は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される患者選択画面の一例を示す図である。例えば、第1の実施形態に係る制御回路38は、図3に示すように、患者名「Name」、患者ID「Patient ID」、検査日「Exam Date」、患部「Organ」、アクセスナンバー「Accession Number」、誕生日「DOB」、年齢「Age」、体重「Weight」、身長「Height」、性別「Gender」などを患者ごとに表示した患者選択画像をディスプレイ32に表示させる。
ここで、図3に示す患者選択画面(患者リスト)の情報は、例えば、検査オーダに基づいて作成されたモダリティワークリスト(MWM)から取得される。すなわち、制御回路38が、操作者の認証後にPACSサーバにアクセスして、現時点のモダリティワークリストから情報を取得して、患者選択画面をディスプレイ32に表示させる。なお、直接受信した検査オーダに基づいて患者選択画面を表示させる場合であってもよい。
また、第1の実施形態に係る制御回路38は、例えば、図3に示すように、ディスプレイ32に表示させる画面内に、X線CT画像データを収集するスキャンに関する画面を表示させる「Scan」タブ51と、画像データの表示や加工を行うイメージングに関する画面を表示させる「Imaging」タブ52とを表示させる。これにより、操作者は、タブを選択することにより、スキャンに関する操作画面とイメージングに関する操作画面とを容易に切り替えることができ、入力操作を簡便に行うことができる。
また、制御回路38は、患者リストを「All/Today」でフィルタリングするためのGUIを表示する。すなわち、制御回路38は、現時点で登録されているすべての被検者(患者)の情報が記載された「All」の患者リストと、本日検査を受ける被検体(患者)のみの情報が記載された「Today」の患者リストとを切り替えるためのGUIを表示する。これにより、操作者は、検査当日の情報のみに集中して検査を実施することができる。
さらに、制御回路38は、患者名「Name」、患者ID「Patient ID」、検査日「Exam Date」、患部「Organ」、アクセスナンバー「Accession Number」、誕生日「DOB」、年齢「Age」、体重「Weight」、身長「Height」、性別「Gender」などによってソートするためのGUIや、キーワードによって検索するためのGUI、緊急時にショートカットするための「Emergency」ボタンや、リストにない新しい患者を登録するための「New Patient」ボタンなどを画面に表示する。
操作者は、入力回路31を介して、患者選択画面に表示された各GUIを用いて、次に検査する患者を選択する。例えば、操作者は、患者選択画面の中から次に検査する患者として「WILLIAMS Zachary Edward」を選択して、右下に配置された「Next」ボタンを押下する。なお、画面左下の「Close」ボタンは、患者選択の画面を閉じる場合に押下される。制御回路38は、以後、操作者による操作に応じた画面をディスプレイ32に表示させる。
なお、制御回路38は、図3の領域53に示すように、検査中のフローを画面内に表示させる。例えば、制御回路38は、図3に示すように、患者登録「Patient Registration」、プロトコル選択「Protocol Selection」、スキャニング「Scanning」、画像レビュー「Image Review」、終了オプション「Finishing Options」などを含む検査フローを画面内に表示させる。ここで、制御回路38は、検査フローにおける現時点の処理を強調して表示させる。例えば、患者選択を行う図3の画面では、制御回路38は、患者登録「Patient Registration」の部分を他の部分と比較して強調するように表示させる。
図3に示す患者選択画面において、次に検査される患者が選択されると、制御回路38は、検査プロトコルを選択するための選択画面をディスプレイ32に表示させる。図4は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される検査プロトコルの選択画面の一例を示す図である。例えば、図3に示す患者選択画面にて患者が選択され、「Next」ボタンが押下されると、制御回路38は、図4に示す検査プロトコルの選択画面をディスプレイ32に表示させる。なお、検査プロトコルの選択画面においては、制御回路38は、図4の矢印54に示すように、「Protocol Selection」領域を強調表示させる。
例えば、制御回路38は、図4の(A)に示すように、検査プロトコルの選択画面内に、プリセットされた検査プロトコルの中から実施される検査プロトコルを選択する選択領域「Preset Protocols」を表示させる。操作者は、ディスプレイ32に表示された検査プロトコルの選択画面において、現時点の患者(例えば、WILLIAMS Zachary Edward)に対して実施する検査の検査プロトコルを選択する。一例を挙げると、操作者は、入力回路31を介して、図4の(B)に示すように、検査プロトコル「Chest and Abdomen CE」を選択する。
操作者によって検査プロトコルが選択されると、制御回路38は、図4の(B)に示すように、選択された検査プロトコル「Chest and Abdomen CE」に含まれるスキャン情報「3D Scano」、「Sure Start」、「Arterial Chest」及び「Portal Abdomen」をディスプレイ32に表示させる。これにより、操作者は、自身が選択した検査プロトコルの内容を確認することができる。なお、ここで表示される検査プロトコルは、検査の内容に応じて最適なスキャンが行えるように、予め設定され、登録されたものである。また、これら検査プロトコルは、許可された操作者が任意に設定して、登録することが可能である。
さらに、検査プロトコルの選択画面において表示される検査プロトコルの選択肢は、操作者の役割によって変化させる場合であってもよい。すなわち、制御回路38は、ログイン画面において選択された操作者の役割に応じて、検査プロトコルを選択する選択領域「Preset Protocols」をクリックすることで表示される選択肢を変えることができる。例えば、操作者によって選択された役割が「昼間勤務(Day duty)」であった場合、制御回路38は、検査オーダに含まれる患部に対応するすべての検査プロトコルを選択肢として表示させる。一方、操作者によって選択された役割が「夜間勤務(Night duty)」であった場合、制御回路38は、検査オーダに含まれる患部に対応する検査プロトコルのうち、主に選択される検査プロトコルを選択肢として表示させる。
このようにすることで、装置を使い慣れた「昼間勤務(Day duty)」の操作者に対してはすべての選択肢を表示させ、その中から最適な検査プロトコルを選択させ、装置をあまり使い慣れていない可能性がある「夜間勤務(Night Duty)」の操作者に対しては、検査プロトコルの選択に不要な時間がかからぬように、主要に用いられる検査プロトコルの中から実施する検査プロトコルを選択させることができる。なお、検査プロトコルの選択画面において表示される検査プロトコルの選択肢は、その他、特定の個人用や、研究用、サービスメンテナンス用など、各役割に対して任意に設定することができる。
このように、検査プロトコルの選択画面にて実施される検査プロトコルが選択され、「Next」ボタンが押下されると、制御回路38は、スキャニングに関する画面をディスプレイ32に表示させる。ここで、第1の実施形態に係る制御回路38は、被検体(患者)に対して実施される検査を構成する要素を示す情報を時系列に並べてディスプレイ32に表示させることで、検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などを一目で把握させ、画像診断を効率よく行うことを可能にする。
図5Aは、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるスキャニング画面の例(1)を示す図である。例えば、制御回路38は、入力回路31によって受け付けられた検査プロトコルについて、操作者による操作を含む前記検査を構成する要素を示す情報を時系列に並べてディスプレイ32に表示させる。ここで、制御回路38は、操作者による操作を示す情報と、検査を構成する要素に含まれるスキャンを示す情報とを区別してディスプレイ32に表示させる。
一例を挙げると、制御回路38は、図5Aに示すように、操作者による操作である曝射スイッチのON操作を示すアイコン55と、選択された検査プロトコル「Chest and Abdomen CE」に含まれるスキャン「3D Scano」、「Sure Start」、「Arterial Chest」及び「Portal Abdomen」を示すアイコン56とを、時系列順に並べて表示する。このとき、制御回路38は、図5Aに示すように、アイコン55とアイコン56とをそれぞれ異なる形で表示させることで、操作者による操作を示す情報とスキャンを示す情報とを区別させる。なお、図5Aにおいては、操作者による操作を示す情報を円形のアイコンで示し、スキャンを示す情報を矩形のアイコンで示しているが、実施形態はこれに限定されるものではなく、各情報を任意の形状で示すことができる。
図5Aに示すように、制御回路38は、曝射スイッチのON操作を示すアイコン55とスキャンを示すアイコン56とを実行される順に左から右へ並べて表示させる。この画面を参照することにより、操作者は、検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などを一目で把握することができ、画像診断を効率よく行うことを可能にする。なお、検査プロトコルが選択され、スキャニング画面が表示されると、図5Aの矢印54に示すように、検査フローにおける「Scanning」領域が強調表示される。
ここで、図5Aにおいては、検査を構成する要素として、曝射スイッチのON操作とスキャンとを表示させる場合を例に挙げて説明したが、実施形態はこれに限定されるものではなく、その他の要素を時系列順に並べて表示したり、種々の情報をスキャニング画面に表示したりする場合であってもよい。図5Bは、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるスキャニング画面の例(2)を示す図である。
例えば、制御回路38は、図5Bに示すように、曝射スイッチのON操作を示すアイコン55及びスキャンを示すアイコン56に加えて、待機時間を示すアイコン57や、2回目の曝射スイッチが押下されてから各スキャンが開始されるまでの時間を示すアイコン58や、造影剤の注入を示すアイコン59などを時系列に並べてスキャニング画面に表示する。
図5Bに示すスキャニング画面を参照することで、操作者は、現在実行されている検査プロトコルでは、まず、自身が曝射ボタンを押下することでスキャンの位置決め画像(スキャノグラム)を収集するための「3D Scano」のスキャンが「6秒(6sec)」実施され、収集されたスキャノグラムに基づいて位置決めが実行された後、再度曝射ボタンを押下することで、患部のスキャンが開始されることが一目で把握できる。さらに、操作者は、図5Bに示すスキャニング画像を参照することで、2回目の曝射スイッチの押下と同一のタイミングで造影剤を注入し、「10秒(10.0S)」後に造影剤の流れを確認するためのスキャン「Sure Start」が「40.25秒(40.25sec)」実施され、さらに「10秒(10.0S)」後、「4.5秒(4.5sec)」の胸部動脈スキャン「Arterial Chest」と、「7.3秒(7.3sec)」の腹部門脈スキャン「Portal Abdomen」とが順に実施されることが一目でわかる。
またさらに、図5Bに示すスキャニング画像では、曝射スイッチが押下されてから各スキャンが開始されるまでの時間を示すアイコン58を参照することで、各スキャンが開始されるまでの時間を視覚的に把握することが可能である。そして、制御回路38は、現時点で実行されているスキャンを他のスキャンとは異なる状態で表示させる。例えば、制御回路38は、図5Bに示すように、「3D Scano」のスキャンを示すアイコン56を強調表示させる。これにより、操作者は現時点の状態を一目で把握できる。
なお、上述した例はあくまでも一例であり、その他の情報を時系列に並べて表示する場合であってもよい。例えば、スキャンの開始時及び終了時などに装置から発生される音声を示す情報を時系列に並べて表示してもよい。また、各アイコン内に種々の情報(例えば、ヘリカルスキャンなどのスキャン方法など)を含めて表示する場合であってもよい。
また、スキャニング画面においては、上述した検査を構成する要素の他にも、制御回路38は、図5Bに示すように、人体モデル上にスキャン範囲を示した情報や、被検体の位置情報(Patient Position)、現時点で実行されているスキャンの詳細情報(Scan Details)などを同時に表示させることができる。またさらに、制御回路38は、図5Bの矢印60に示す被検体の心電波形や、矢印61に示す被曝線量情報をスキャニング画面に表示させることができる。このようなスキャニング画面を参照することにより、操作者は、検査の進行状況及び自身の操作に関する情報に加えて、スキャンの詳細や被検体の状態などを総合的に確認しながら検査を実施することができる。
さらに、制御回路38は、スキャニング画面にスキャンによって収集した画像やスキャン結果などを表示させることもできる。図6は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるスキャニング画面の例(3)を示す図である。例えば、スキャン「Sure Start」が実施されている際に、制御回路38は、図6に示すように、スキャニング画面の上段に「3D Scano」によって収集した3次元のX線CT画像データから生成した画像データを表示させ、画像データ上に「Sure Start」においてCT値の状態を観察するROI1の位置を表示させる。そして、制御回路38は、図6に示すように、ROI1内のCT値の時間変化を示すTDC(Time Density Curve)62をアイコン56の隣に表示させる。
また、制御回路38は、検査プロトコルに含まれる各スキャンに対応するパラメータ情報をそれぞれ表示させることができる。具体的には、入力回路31が、時系列に並べて表示されたスキャンを示す情報(例えば、アイコンなど)を選択するための操作をさらに受け付ける。制御回路38は、時系列に並べた情報とともに、入力回路31によって選択された情報に対応するスキャンの条件及びスキャンの編集を行うための情報をディスプレイ32に表示させる。すなわち、制御回路38は、検査を構成する要素(検査に含まれる内容)を時系列順に表示させた状態で、選択されたスキャンの詳細なパラメータ情報をディスプレイ32に表示させる。
図7は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるスキャニング画面の例(4)を示す図である。例えば、制御回路38は、図7に示すように、時系列順に並べた情報とともに、スキャンのパラメータ情報63をスキャニング画面に表示させる。一例を挙げると、時系列順に並べられた各スキャンのアイコンが押下ボタンとして構成され、入力回路31が、各スキャンの押下ボタンに対する押下操作を受け付ける。制御回路38は、押下操作を受け付けたスキャンに対応するパラメータ情報をスキャニング画面に表示させる。例えば、図7に示すように、現時点で実行されているスキャン「Arterial Chest」のボタンが押下されると、制御回路38は、現時点で実行されているスキャン「Arterial Chest」の「Scan」、「Adv. Scan」、「Reconstruction」及び「Adv. Reconstruction」について、パラメータ情報を表示させる。
このとき、制御回路38は、図7に示すように、時系列順に並べた検査の構成要素の表示を維持した状態で、パラメータ情報を表示させる。これにより、操作者は、検査の進行状況とともに、各スキャンのパラメータを確認することができる。また、操作者は、詳細なパラメータについて、編集することも可能である。
また、制御回路38は、検査を構成する要素を時系列順に並べた表示情報とともに、各スキャンにおけるX線量と実行時間に関する情報を表示させることができる。図8は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるスキャニング画面の例(5)を示す図である。例えば、制御回路38は、図8に示すように、実時間(秒)を横軸にとり、X線量(mA)を縦軸にとったグラフ上に、検査プロトコル「Chest and Abdomen CE」に含まれるスキャン「3D Scano」、「Sure Start」、「Arterial Chest」及び「Portal Abdomen」それぞれのX線量と実行時間に関する情報をそれぞれ表示させる。
ここで、これらの情報は、時系列順に並べた表示情報と連動して表示される。一例を挙げると、制御回路38は、時系列順に並べた表示情報においては、現時点で実行されているスキャンの情報(例えば、アイコン)を強調表示させるとともに、X線量と実行時間に関する情報においては、現時点で実行されているスキャンのX線量を強調して表示させる。
なお、時系列順に並べた表示情報とX線量と実行時間に関する情報とは、図8の矢印64に示したボタンによって切り替えることができる。例えば、時系列順に並べた表示情報が表示されている際に、入力回路31を介して、矢印64によって指示されたグラフを示すボタンが押下されると、制御回路38は、図8に示すように、X線量と実行時間に関する情報をスキャニング画面に表示させる。一方、X線量と実行時間に関する情報が表示されている際に、入力回路31を介して、矢印64によって指示されたグラフを示すボタンの上にある矩形のボタンが押下されると、制御回路38は、例えば、図5Bに示すように、時系列順に並べた表示情報をスキャニング画面に表示させる。
ここで、時系列順に並べた表示情報及びX線量と実行時間に関する情報の表示形態は、図8に示すような切替表示だけではなく、同一画面上に並べて表示させる場合であってもよい。例えば、時系列順に並べた表示情報の下にX線量と実行時間に関する情報を表示させる場合であってもよい。また、例えば、X線量と実行時間に関する情報における各スキャンのグラフの上側にそれぞれ対応するアイコンを表示させる場合であってもよい。
また、時系列順に並べた表示情報とX線量と実行時間に関する情報とは、実施される検査プロトコル(或いは、スキャンの種類)に応じて、自動で切り替わる場合であってもよい。かかる場合には、予め検査プロトコル及びスキャンの種類ごとに、時系列順に並べた表示情報を表示するか、又は、X線量と実行時間に関する情報を表示するかを対応付けて画像記憶回路37に記憶させておき、制御回路38が、記憶された情報に基づいて表示する情報を自動で切り替える。一例を挙げると、制御回路38は、脳のパフュージョン解析のためのスキャンを行う場合に、X線量と実行時間に関する情報を表示させる。
上述したように、第1の実施形態に係る制御回路38は、検査を構成する要素を示すアイコンを時系列順に並べて表示するとともに、種々の情報を併せて表示させることができる。ここで、上述した実施形態では、最初に選択された検査プロトコルに含まれるスキャンや、その際に操作者によって実行される操作を時系列順に表示する場合について説明したが、第1の実施形態に係るX線CT装置1においては、スキャニング中に検査プロトコルの追加や、スキャンの追加を行うことも可能である。かかる場合には、制御回路38は、追加された検査プロトコルについても上記した例と同様に、検査を構成する要素の示す情報を時系列順に並べて表示させる。また、制御回路38は、現時点で実行されている検査プロトコルを示す時系列順の表示情報に、追加されたスキャンに対応するアイコンをさらに追加して表示させる。
そして、選択された検査プロトコルによるスキャンがすべて終了すると、制御回路38は、スキャンを継続するか、或いは、次の処理に進むかを選択するための操作画面を表示する。図9は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される操作画面の一例を示す図である。例えば、制御回路38は、図9に示すように、終了した検査プロトコルの時系列順の情報の最後尾にスキャンを継続するための押下ボタン65を表示する。
ここで、さらにスキャンを行う場合には、操作者は、入力回路31を介して押下ボタン65を押下する。操作者によって押下ボタン65が押下されると、制御回路38は、例えば、図4に示す検査プロトコルの選択画面をディスプレイ32に表示させる。そして、追加の検査プロトコルが選択されると、制御回路38は、選択された検査プロトコルについて、上記した例と同様にスキャンを実行する。
一方、スキャンを終了する場合には、操作者は、入力回路31を介して、スキャニング画面の右下に配置された「Next」ボタンを押下する。操作者によって「Next」ボタンが押下されると、制御回路38は、ここまで実行してきた検査プロトコルのスキャンによって収集されたX線CT画像データから画像データを生成してディスプレイ32に表示させる。図10は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される画像レビュー画面の一例を示す図である。
例えば、制御回路38は、画像再構成回路36を制御して、収集した投影データからX線CT画像データを再構成させ、X線CT画像データに対して種々の画像処理を実行させることにより、表示用の画像データを生成させる。例えば、制御回路38は、図10に示すように、種々の画像データをディスプレイ32に表示させる。ここで、制御回路38は、操作者又は担当医師の属性情報(役割)や、患部、選択された検査プロトコルに基づいて、画像データの種類を自動で選択して生成する。
例えば、特定の個人や、患部及び検査プロトコルそれぞれに対して、画像データを生成するためのアプリケーションを予め対応付けた対応情報を画像記憶回路37に記憶させる。制御回路38は、スキャンが終了すると、画像記憶回路37に記憶された対応情報を参照して、いままで実行されていたスキャンを行った人物(操作者又は検査オーダを出した担当医師)の属性情報や、患部、検査プロトコルに対応するアプリケーションの情報を取得して、当該アプリケーションを用いて画像データを生成するように画像再構成回路36を制御する。
そして、制御回路38は、画像再構成回路36によって生成された種々の画像データをディスプレイ32に表示させる。このとき、制御回路38は、図10の左端に示すように、同一患者の過去に収集した画像データをシリーズデータごとに選択可能に表示することもできる。操作者は、ディスプレイ32に表示された画像レビューや過去のシリーズデータなどを観察して、今回収集した画像データを確認する。なお、画像レビュー画面が表示されると、図10の矢印66に示すように、検査フローにおける「Image Review」領域が強調表示される。
画像レビューが終了すると、制御回路38は、スキャン終了前のオプション画面をディスプレイ32に表示させる。図11は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される終了オプション画面の一例を示す図である。例えば、制御回路38は、図11の矢印67に示すように、検査フローにおける「Finishing Options」領域を強調表示させるとともに、その後の処理の選択肢を表示する。例えば、制御回路38は、図11に示すように、現在の患者に対して別のスキャンを実行するための押下ボタン「Perform Another Scan for the Current Patient」や、現在の患者をイメージングに追加して、新しい患者をスキャンするための押下ボタン「Add Current Patient to Imaging(and Scan a New Patient)」、新しい患者をスキャンするための押下ボタン「Scan a New Patient」及びスキャンを終了するための押下ボタン「Finish Scanning」などを表示する。
操作者は、ディスプレイ32に表示された押下ボタンを押下して以後の処理を行う。なお、図11に示す終了オプション画面に表示される選択肢はあくまでも一例であり、実施形態はこれに限定されるものではない。すなわち、終了オプション画面に表示される選択肢は、操作者によって任意に設定することができる。
以上、X線CT画像データを収集するスキャンに関するGUIを表示する例について説明した。次に、イメージングに関するGUIなどを含む画面をディスプレイ32に表示させる場合について説明する。例えば、操作者が、入力回路31を介して「Imaging」タブ52を押下すると、制御回路38は、イメージングに関する操作画面をディスプレイ32に表示させる。図12は、第1の実施形態に係るディスプレイ32によって表示されるイメージングの操作画面の一例を示す図である。
例えば、制御回路38は、図12に示すように、「Imaging」タブ52に種々の画像データを表示させた操作画面を表示させる。ここで、制御回路38は、図12に示すように、「Imaging」タブ52上で患者選択を行うための選択領域68を表示させる。操作者は、入力回路31を介して選択領域68を操作して、画像データを表示させる患者を選択することができる。制御回路38は、操作者によって選択された患者の画像データをディスプレイ32に表示させる。
上述したように、第1の実施形態によれば、入力回路31は、被検体に対する検査を選択するための操作を受け付ける。制御回路38は、入力回路31によって受け付けられた検査について、操作者による操作を含む前記検査を構成する要素を示す情報を時系列に並べてディスプレイ32に表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、操作者に検査の流れや、現時点の状態、次に行う操作などを容易に把握させることができ、画像診断を効率よく行うことを可能とする。
また、第1の実施形態によれば、制御回路38は、操作者による操作を示す情報と、検査を構成する要素に含まれるスキャンを示す情報とを区別してディスプレイ32に表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、検査における操作者の操作(アクション)を一目で把握させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、制御回路38は、検査を構成する要素を示す情報として、待機時間をさらに表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、操作者が効率よく検査を行うことを可能にする。例えば、操作者は、待機時間を正確に把握することができ、待機時間が長い場合などに、収集済みのX線CT画像データから画像データを生成して確認作業を行うことも可能である。
また、第1の実施形態によれば、操作者による操作を示す情報は、操作者にボタンを押下させることを示す情報及び操作者に造影剤を注入させることを示す情報を含む。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、操作者に操作のタイミングを把握させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、制御回路38は、時系列に並べて表示したスキャンを示す情報のうち、現時点で実行されているスキャンを示す情報を他のスキャンを示す情報と比較して強調して表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、現在実行されているスキャンを一目で把握させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、入力回路31は、時系列に並べて表示されたスキャンを示す情報を選択するための操作をさらに受け付ける。制御回路38は、時系列に並べた情報とともに、入力回路31によって選択された情報に対応するスキャンの条件及びスキャンの編集を行うための情報をディスプレイ32に表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、スキャンの詳細な情報を同時に確認することを可能にする。
制御回路38は、各スキャンにおけるX線量と実行時間に関する情報を、検査を構成する要素を示す情報に連動させてディスプレイ32にさらに表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線CT装置1は、経時的なX線量の情報を同時に確認することを可能にする。
(第2の実施形態)
さて、これまで第1の実施形態について説明したが、上記した第1の実施形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
上述した実施形態では、画面の左下及び右下に画面遷移にかかるボタン(例えば、「Back」ボタンや「Next」ボタンなど)を表示する例を示した。これらのボタンは、画面が遷移した場合にも略同一位置に配置されているため、操作者がボタンを探すなどの手間がかからないように設計される。従って、ディスプレイ32によって表示される操作画面に慣れた場合、操作者は自然とボタンの位置を見ることになる。そこで、画面の左下及び右下に表示されるものは画面遷移にかかるボタンだけではなく、その他のものを表示する場合であってもよい。
図13は、第2の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される操作画面の一例を示す図である。例えば、第2の実施形態に係る制御回路38は、図13に示すように、画面右下の位置にメッセージ領域69を表示して、メッセージ領域69内に種々のメッセージを表示する。なお、メッセージ領域に表示されるメッセージは任意に設定される。例えば、操作画面の種類(ログイン画面、プロトコル選択画面、スキャニング画面など)ごとに、特定のメッセージが設定され、表示される場合であってもよい。
また、上述した第1の実施形態では、患者選択画面において、患者のリストのみを表示する場合について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではなく、例えば、各患者に対応付けて種々の情報が表示される場合であってもよい。図14は、第2の実施形態に係るディスプレイ32によって表示される患者選択画面の一例を示す図である。例えば、操作者が入力回路31を介して患者を選択すると、第2の実施形態に係る制御回路38は、図14に示すように、選択された患者が過去に収集したシリーズデータのサムネイルを同時に表示させる。操作者は、シリーズデータのサムネイルを選択することで、対応する画像データを表示させることができる。操作者は、過去に収集したシリーズデータを参照することで、今回実施する検査に最適な検査プロトコルの選択を容易に行うことができる。
ここで、図14に示すシリーズデータのサムネイルは、サムネイルの状態でデータを参照することができる。例えば、左端のサムネイルで示されたシリーズデータは、胸部から腹部にかけて収集された600枚の画像データを含む。操作者は、左端のサムネイル上でマウス操作を行うことにより、600枚の画像を順次サムネイルの状態で表示させることができる。すなわち、制御回路38は、入力回路31としてのマウスの操作情報に基づいて、胸部から腹部にかけての断面画像を順次表示させる。換言すると、制御回路38は、マウスの操作情報に基づいて、異なる位置の画像データをサムネイルの状態で順次表示させる。
さらに、サムネイルの状態で表示させる画像の範囲を任意に設定することも可能である。例えば、図14に示すサムネイルの脇に範囲を設定するためのバーを表示させる。操作者は、入力回路31を介してバーを操作することで画像の範囲を設定することもできる。一例を挙げると、入力回路31は、図14の左端のサムネイルで示されたシリーズデータに含まれる600枚の画像データに対して100枚目から500枚目までの範囲を設定するための操作を受け付ける。その後、左端のサムネイル上でマウス操作された場合に、制御回路38は、100枚目から500枚目までの画像データをサムネイルの状態で表示させる。
上述した範囲設定は、サムネイルごとにそれぞれ別々に実行することもでき、所望のサムネイルに対して一括で範囲設定することもできる。例えば、左端のサムネイルに対して100枚目から500枚目までの範囲が設定された後、左から2番目のサムネイルと左から3番目のサムネイルが選択され、それらに対して範囲の適用が実行されることにより、2番目及び3番目のサムネイルにおいても100枚目から500枚目までの範囲が設定される。上述した範囲の適用は、専用の押下ボタンが設けられ、それが押下されることによって実行される場合であってもよく、或いは、マウス操作によって実行される場合であってもよい。
上述した実施形態においては、医用画像診断装置としてX線CT装置を用いる場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、MRI装置や、PET装置、SPECT装置、X線診断装置、超音波診断装置に適用される場合であってもよい。すなわち、各医用画像診断装置の制御回路が、上述した制御回路38と同様の制御を実行する。
また、第1の実施形態で図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、第1の実施形態で説明した制御方法は、予め用意された制御プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。この制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。また、この制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上、説明したとおり、各実施形態によれば、画像診断を効率よく行なうことを可能とする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
31 入力回路
32 ディスプレイ
38 制御回路

Claims (9)

  1. 検査プロトコルを選択するための検査プロトコル選択画面と、スキャンを実行時のスキャン実行画面と、前記スキャンによって収集された医用画像を表示するための表示画面と、複数のスキャンを実行した後の操作画面とを表示部に表示させる表示制御部と、
    少なくとも前記検査プロトコル選択画面と前記複数のスキャンを実行した後の操作画面において操作者からの操作を受け付ける受付部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記検査プロトコル選択画面において前記受付部が検査プロトコルの選択を受け付けた場合に、選択された検査プロトコルに含まれる複数のスキャンを並べて表示させ、
    前記複数のスキャンが表示された状態で前記受付部が前記検査プロトコル選択画面に表示された画面遷移ボタンの押下を受け付けた場合に、前記複数のスキャンの夫々を示すスキャンアイコンをスキャンの実行順に左から右へ並べ、各スキャンの開始条件を示す開始条件アイコンを、前記スキャンアイコンとは異なる表示形態かつ前記スキャンアイコンと結合させた状態で、前記スキャンアイコンとともに並べた前記スキャン実行画面を表示させ、
    前記受付部が前記複数のスキャンを実行した後の操作画面に表示されたスキャン継続ボタンの押下を受け付けた場合に、前記検査プロトコル選択画面を再表示させ、
    前記受付部が前記複数のスキャンを実行した後の操作画面に表示されたスキャン終了ボタンの押下を受け付けた場合に、前記スキャン実行画面にて実行されたスキャンによって収集された医用画像を表示させる、医用画像診断装置。
  2. 前記表示制御部は、前記開始条件アイコンとして、前記操作者による操作を示すアイコンを表示させる、請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記表示制御部は、前記開始条件アイコンとして、待機時間を示すアイコンを表示させる、請求項1又は2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記表示制御部は、前記操作者に造影剤を注入させることを示すアイコンをさらに表示させる、請求項1~3のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記表示制御部は、被検体の心電波形を前記スキャン実行画面にさらに表示させる、請求項1~4のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記表示制御部は、実行順に並べて表示したスキャンアイコンのうち、現時点で実行されているスキャンを示すスキャンアイコンを他のスキャンを示すスキャンアイコンと比較して強調して表示させる、請求項1~5のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記受付部は、実行順に並べて表示されたスキャンアイコンを選択するための操作をさらに受け付け、
    前記表示制御部は、前記実行順に並べたスキャンアイコンとともに、前記受付部によって選択されたスキャンアイコンに対応するスキャンの条件及び前記スキャンの編集を行うための情報を前記表示部に表示させる、請求項1~6のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記表示制御部は、各スキャンにおけるX線量と実行時間に関する情報を、前記実行順に並べたスキャンアイコンに連動させて前記表示部にさらに表示させる、請求項1~7のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  9. 検査プロトコルを選択するための検査プロトコル選択画面と、スキャンを実行時のスキャン実行画面と、前記スキャンによって収集された医用画像を表示するための表示画面と、複数のスキャンを実行した後の操作画面とのうち、少なくとも前記検査プロトコル選択画面と前記複数のスキャンを実行した後の操作画面において操作者からの操作を受け、
    前記検査プロトコル選択画面において検査プロトコルの選択を受け付けた場合に、選択された検査プロトコルに含まれる複数のスキャンを並べて表示させ、
    前記複数のスキャンが表示された状態で前記検査プロトコル選択画面に表示された画面遷移ボタンの押下を受け付けた場合に、前記複数のスキャンの夫々を示すスキャンアイコンをスキャンの実行順に左から右へ並べ、各スキャンの開始条件を示す開始条件アイコンを、前記スキャンアイコンとは異なる表示形態かつ前記スキャンアイコンと結合させた状態で、前記スキャンアイコンとともに並べた前記スキャン実行画面を表示させ、
    前記複数のスキャンを実行した後の操作画面に表示されたスキャン継続ボタンの押下を受け付けた場合に、前記検査プロトコル選択画面を再表示させ、
    前記複数のスキャンを実行した後の操作画面に表示されたスキャン終了ボタンの押下を受け付けた場合に、前記スキャン実行画面にて実行されたスキャンによって収集された医用画像を表示させる、
    ことを含む、方法。
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