JP2021154906A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗り型車両において、車両の斜め後方からのテールライトの視認性を向上する。【解決手段】車体の後部に取り付けられるテールライト36を備える鞍乗り型車両において、テールライト36に上方から重なる化粧部材141が設けられ、上面視で、テールライト36の発光面360は、化粧部材141に対し車幅方向外側に突出する突出発光面363を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、鞍乗り型車両においてテールライトの良好な視認性を確保するために、リヤカウルに設けられた開口から露出するテールライトを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、リヤカウル上面の左右の端が切り欠かれ、テールライトはリヤカウルの切欠部を介して上方に露出する上部投光面を一体に備えている。
特開2015−67084号公報
しかしながら、上記の構成では斜め後方からの視認性を向上することは困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両において、テールライトの斜め後方への視認性を向上することを目的とする。
鞍乗り型車両は、車体(1)の後部に取り付けられるテールライト(36)を備え、前記テールライト(36)に上方から重なる化粧部材(141)が設けられ、上面視で、前記テールライト(36)の発光面(360)は、前記化粧部材(141)に対し車幅方向外側に突出する突出発光面(363)を備えることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記突出発光面(363)は、車両前後方向の長さ(L1)が車幅方向の長さ(L2)よりも大きくてもよい。
また、上述の構成において、車両側面視で、前記化粧部材(141)は、前記テールライト(36)の前記発光面(360)に側方から重ならない構成としてもよい。
また、上述の構成において、前記化粧部材(141)は前記テールライト(36)よりも車両後方に延出してもよい。
また、上述の構成において、前記テールライト(36)の前記発光面(360)の上面(364)と前記化粧部材(141)の下面(142)との間に空隙(143)が設けられてもよい。
また、上述の構成において、前記テールライト(36)の前記発光面(360)の上面(364)と前記化粧部材(141)の下面(142)との間に形成される空隙(143)は、車両側面視で、車両前後方向に細長くてもよい。
また、上述の構成において、前記車体(1)の前記後部の左右に設けられるリヤカウル(41)を備え、前記リヤカウル(41)は、前記テールライト(36)の一部に車幅方向外側から重なり、車両側面視で、前記発光面(360)は、前記リヤカウル(41)の上縁(411)から上方に露出してもよい。
また、上述の構成において、前記リヤカウル(41)は、前記テールライト(36)を下方から支持する設置面(413)を左右に備え、左右の前記設置面(413)は、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していてもよい。
また、上述の構成において、車両側面視で、前記発光面(360)は、前記リヤカウル(41)の下縁(412)から下方に露出してもよい。
また、上述の構成において、ライセンスプレート支持体(37)が前記テールライト(36)に下方から重なってもよい。
また、上述の構成において、前記化粧部材(141)は、乗員用のシート(14)によって構成されてもよい。
また、上記の構成において、上面視で、前記テールライト(36)の前記発光面(360)は車幅方向に連続し、前記発光面(360)の車幅方向の両端部が前記突出発光面(363)であってもよい。
鞍乗り型車両は、車体の後部に取り付けられるテールライトを備え、テールライトに上方から重なる化粧部材が設けられ、上面視で、テールライトの発光面は、化粧部材に対し車幅方向外側に突出する突出発光面を備える。
この構成によれば、テールライトが化粧部材の車体側方外側から上面視で露出することで、テールライトの斜め後方の車両への視認性が向上する。
また、上述の構成において、突出発光面は、車両前後方向の長さが車幅方向の長さよりも大きくてもよい。
この構成によれば、テールライトを車幅方向に広げることなく、斜め後方の車両に対するテールライトの視認性を向上できる。
また、上述の構成において、車両側面視で、化粧部材は、テールライトの発光面に側方から重ならない構成としてもよい。
この構成によれば、化粧部材は車体側方へのテールライトの光を遮らない。これにより、斜め後方の車両へのテールライトの視認性が向上する。
また、上述の構成において、化粧部材はテールライトよりも車両後方に延出してもよい。
この構成によれば、化粧部材によってテールライトが雨滴などの上方からの飛散物と接触することを抑制できる。
また、上述の構成において、テールライトの発光面の上面と化粧部材の下面との間に空隙が設けられてもよい。
この構成によれば、テールライトの光が、テールライトと化粧部材との間から漏れることで、テールライトの視認性が向上する。
また、上述の構成において、テールライトの発光面の上面と化粧部材の下面との間に形成される空隙は、車両側面視で、車両前後方向に細長くてもよい。
この構成によれば、テールライトの明かりが、車両前後方向に細長く延びるので、テールライトの意匠性を向上できる。
また、上述の構成において、車体の後部の左右に設けられるリヤカウルを備え、リヤカウルは、テールライトの一部に車幅方向外側から重なり、車両側面視で、発光面は、リヤカウルの上縁から上方に露出してもよい。
この構成によれば、テールライトの斜め後方からの視認性を向上できる。
また、上述の構成において、リヤカウルは、テールライトを下方から支持する設置面を左右に備え、左右の設置面は、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していてもよい。
この構成によれば、テールライトがリヤカウルに安定した状態で設置される。
また、上述の構成において、車両側面視で、発光面は、リヤカウルの下縁から下方に露出してもよい。
この構成によれば、車高の低い車両の運転者からのテールライトの視認性を向上できる。
また、上述の構成において、ライセンスプレート支持体がテールライトに下方から重なってもよい。
この構成によれば、ライセンスプレート支持体によって、テールライトと飛び石などの下方からの飛散物との接触を抑制できる。
また、上述の構成において、化粧部材は、乗員用のシートによって構成されてもよい。
この構成によれば、シートの形状によって、テールライトに上方から重なる化粧部材を容易に構成できる。
また、上記の構成において、上面視で、テールライトの発光面は車幅方向に連続し、発光面の車幅方向の両端部が突出発光面であってもよい。
この構成によれば、1つのテールライトによって、車幅方向の両端部に突出発光面を設けることができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の後部の上面図である。 自動二輪車の後部の側面図である。 自動二輪車の後部の底面図である。 リヤカウルの上面図である。 図3におけるVI矢視図である。 図2におけるVII矢視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ(不図示)と、このヘッドパイプから後方に延びるメインフレーム16と、メインフレーム16の後部16aに接続されるサブフレーム17と、サブフレーム17の下方に配置される左右一対のセンターフレーム18とを備える。
サブフレーム17は、メインフレーム16の後部16aから自動二輪車1の後端側まで後方に延びる。
センターフレーム18は、メインフレーム16に対し直接接続されておらず、メインフレーム16に対し後下方に離間して配置される。
また、センターフレーム18は、サブフレーム17に対し直接接続されておらず、サブフレーム17に対し下方に離間して配置される。
サブフレーム17は、センターフレーム18に対し上方に離間した位置で、メインフレーム16の後部16aから後輪3の上方の位置まで延びる。シート14は、サブフレーム17の後部の上面に配置される。
フロントフォーク12は、上記ヘッドパイプによって左右に操舵自在に支持される。
前輪2は、フロントフォーク12の下端部に支持される。操舵用のハンドル20は、フロントフォーク12の上端部に取り付けられる。
エンジン11は、クランク軸25を支持するクランクケース26と、クランクケース26の前部から上方に延びるシリンダー部27とを備える。クランクケース26の後部26aは、変速機(不図示)を収納する変速機ケース部である。エンジン11の出力は、スイングアーム13に沿って前後に延びる駆動力伝達部材24によって後輪3に伝達される。
メインフレーム16の下部は、クランクケース26の前部の上部に接続される。
左右のセンターフレーム18は、クランクケース26の後部26aの外側方にそれぞれ配置され、後部26aに固定される。
自動二輪車1は、左右のセンターフレーム18を車幅方向に接続するピボット軸28を備える。スイングアーム13の前端部は、ピボット軸28に支持され、スイングアーム13は、ピボット軸28を中心に上下に揺動可能である。後輪3は、スイングアーム13の後端部に支持される。
リアサスペンション29は、クランクケース26の後部26aとスイングアーム13の前部との間に掛け渡される。
自動二輪車1は、フロントフォーク12の上部及び上記ヘッドパイプを前方側から覆うフロントカバー30と、フロントカバー30の下方で車体を側方から覆うサイドカバー31とを備える。
フロントフェンダー32は、フロントフォーク12に支持される。
車速等の情報を表示するメーター33は、フロントカバー30の後方且つハンドル20の前方に配置される。
左右一対のミラー装置35は、フロントカバー30に取り付けられる。
また、自動二輪車1の車体後部には、テールライト36が取り付けられる。テールライト36は、車体後部において、後方に向かうにつれて上方に延びるサブフレーム17に取り付けられる。テールライト36は、後輪3の上方において、サブフレーム17の後端部に取り付けられる。なお、自動二輪車1からミラー装置35を除いた部分は、自動二輪車1の車体の一例に対応する。
シート14は運転者用の前側シート14aと、前側シート14aの後方に配置される後側シート14bとを備える。後側シート14bは、前側シート14aに対し、段状に高く形成される。後側シート14bには荷物を載せても良く、また、同乗者が着座しても良い。なお、後述の化粧部材141は後側シート14bによって構成される。
シート14を載置するサブフレーム17の後部には、リヤカウル41が一体的に設けられる。リヤカウル41はテールライト36の左右側面に沿って後方に延びるように形成される。
サブフレーム17の後部であって、テールライト36の下方には、ライセンスプレート支持体37が取り付けられる。ライセンスプレート支持体37は、サブフレーム17から後輪3の上方を通って後方に延びる。ライセンスプレート支持体37は、車体の後部において、ウインカーランプ38及びライセンスプレート39を支持する。ウインカーランプ38はライセンスプレート支持体37の左右側部の各々に取り付けられる。ライセンスプレート39は、ライセンスプレート支持体37の後端部に取り付けられる。
図2は、自動二輪車1の後部の上面図である。図3は自動二輪車1の後部の側面図である。
自動二輪車1の後部には、テールライト36を上方から覆う化粧部材141が後側シート14bによって構成される。化粧部材141はテールライト36よりも後方に延出される。化粧部材141は、上面視で、略三角の平板状であって、後方向に向かうに従い車幅方向の長さが短くなる形状に構成される。
化粧部材141の下方には、リヤカウル41が配置される。リヤカウル41は、車体の左右に設けられる。リヤカウル41は、上面視において、後方に延びると共に車幅方向外側から車幅方向内側に向かって延びるように形成される。また、車両側面視でリヤカウル41の上縁411は略水平であり、リヤカウル41の下縁412は後方に向かうほど上方に位置するように傾斜する。左右のリヤカウル41の間には、テールライト36が配置される。
テールライト36は、上面視において、後方に向けて車幅方向の長さが短くなる略三角形状に形成される。テールライト36の一部には、リヤカウル41が車幅方向外側から重なる。
テールライト36は、光源(不図示)を支持するハウジング(不図示)と光源を覆うレンズを備える。レンズは発光面360を形成する。テールライト36のリヤカウル41から露出する部分は発光面360である。テールライト36の内部の光源が発光することにより、発光面360が発光する。発光面360は、上面視で略三角形状の上部発光面361、及び底面視で略四角形状の下部発光面362により構成される。
上部発光面361は、車両側面視でリヤカウル41の上縁411から上方に露出する。上部発光面361は、左右のリヤカウル41間において、車幅方向に連続するように形成される。上部発光面361は上方を向いた略平面状に形成される。
上部発光面361には、化粧部材141が上方から重なる位置に配置されることによって、上面視で、化粧部材141に対し車幅方向外側に突出する突出発光面363が形成される。上部発光面361の前部361aの車幅方向における最大の幅W1は、上面視において、上部発光面361と重なる位置に配置される化粧部材141の車幅方向の長さよりも長く構成される。
化粧部材141は、上面視において、上部発光面361の中央部を通って前後方向に延びる。化粧部材141の左右の側縁144は、各々後方に向かうほど車幅方向内側に延びる。前部361aにおいて幅W1が、上面視で前部361aに重なる化粧部材141よりも車幅方向に広く形成されており、上部発光面361の車幅方向に対する左右の側縁366の傾き角度が化粧部材141の傾き角度に比べて大きく形成される。このため、上面視で、上部発光面361の後部361bでは化粧部材141に上部発光面361が隠れ、突出発光面363が、化粧部材141の側縁144から突出した上部発光面361の車幅方向の両端部に形成される。突出発光面363は上面視において、後方に向けて車幅方向の長さが小さくなる略三角形状に形成される。また、突出発光面363は、車両前後方向の長さL1が車幅方向の長さL2よりも大きく形成される。
また、上面視で、リヤカウル41は突出発光面363よりも車幅方向外側に形成されている。
化粧部材141は、図3に示すように、車両側面視で上部発光面361に重ならない位置に設けられる。
化粧部材141と上部発光面361との間には、空隙143が設けられる。空隙143は、化粧部材141の下面142と、上部発光面361の上面364との間に設けられる。
化粧部材141の下面142と、上部発光面361の上面364とは、略平行に構成される。このため、空隙143は、上面364と下面142との間に所定の距離d1で設けられる。なお、上部発光面361の車両前後方向の長さL3は、空隙143の上下方向の長さL4よりも十分に大きく、空隙143は車両側面視で車両前後方向に細長く形成される。なお、長さL4は、上縁411から上面364までの高さに対応する。
空隙143が設けられることによって、上部発光面361からの光が空隙143を通って車両側方に照射されるため、テールライト36の視認性が向上する。
下部発光面362は、側面視において、リヤカウル41の下縁412より下方に露出する。下部発光面362は、底面視において略四角形状に形成され、リヤカウル41に隠れることなく車幅方向、及び車両前後方向に連続するように構成される。下縁412は、側面視において、後方に向かうにつれ上方に延びるように形成される。下部発光面362は、側面視において、下縁412に沿って形成される。このため、下部発光面362は後斜め下方に面しており、車高の低い車両の運転者から下部発光面362の発光を直接的に視認することができる。
さらに、下縁412は、側面視において、後方に向かうにつれて上方に延びるように形成される。車高の低い車両の運転者からは、目の高さもしくは目の高さよりも上方に、下部発光面362が視認されるため、下部発光面362が視認しやすい形状に構成される。
図4は自動二輪車の後部の底面図である。
テールライト36の下方には、ライセンスプレート支持体37が配置される。ライセンスプレート支持体37は車幅方向中心に設けられている。ライセンスプレート支持体37の前部は、サブフレーム17の後部であって、テールライト36の前方下方に設けられた取付部171に取り付けられる。ライセンスプレート支持体37は、底面視において、テールライト36と重なる位置に設けられる。
図5はリヤカウルの上面図である。
リヤカウル41の内側には、テールライト36を取り付ける設置面413が設けられる。設置面413は、第1設置面414と、第1設置面414の車幅方向外側に形成される第2設置面415とにより構成される。第1設置面414、及び第2設置面415は、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜する。第1設置面414の車幅方向に対する傾斜は、第2設置面415の車幅方向に対する傾斜よりも緩やかに構成される。第2設置面415は、上面視において車幅方向外側に突出した略円弧状に形成される。
設置面413は、左右のリヤカウル41の各々に設けられる。車幅方向に間隔を空けて設けられた設置面413にテールライト36が載置されることにより、リヤカウル41からテールライト36の中央部分を露出させた状態で、リヤカウル41によってテールライト36を安定して保持することができる。設置面413は、第1設置面414によって主にテールライト36の下方への荷重を受け、第2設置面415によって車幅方向への荷重を受けることによって、テールライト36を安定して保持することができる。
本実施形態においては、設置面413はリヤカウル41の内側の形状により構成されるが、リヤカウル41と別体の板部材を車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜して配置することにより、設置面413を構成してもよい。
図6は図3におけるVI矢視図である。図7は図2におけるVII矢視図である。
自動二輪車1が後方から視認される場合について、図6を用いて説明する。自動二輪車1が後方から視認される場合に、リヤカウル41から露出した下部発光面362が視認されると共に、突出発光面363に加えて空隙143から上部発光面361が視認される。図6において、左右のリヤカウル41は車幅方向内側に向けて対向するように延びる。また、左右のリヤカウル41の間に上部発光面361の後部361b、及び下部発光面362の上部が位置する。化粧部材141は下方に向けて突出する形状となり、化粧部材141によって上部発光面361の中央部分が覆われる。しかし、左右の突出発光面363、及び上下方向に延びる下部発光面362は、化粧部材141から露出する。このため、自動二輪車1が後方から左右突出発光面363、及び下部発光面362が視認される。
これにより、テールライト36の上部発光面361を化粧部材141によって保護すると共に、後方の車両に対するテールライト36の視認性を向上できる。また、上部発光面361と下部発光面362とが連続した状態で視認されるため、テールライト36の視認される面積が大きくなり、後方からのテールライト36の視認性が向上する。
自動二輪車1が斜め後方から視認される場合について、図7を用いて説明する。自動二輪車1が斜め後方から視認される場合に、化粧部材141の側縁144が、車両前後方向と略平行に延びる形状となる。また、リヤカウル41が側縁144と略平行に延びる形状となる。化粧部材141とリヤカウル41との間の空隙143において、突出発光面363を車両前後方向の前端として、側縁144に沿うように、上部発光面361が前部361aから後部361bに亘って連続的に露出する。下部発光面362は、上部発光面361の後部361bから前方に向けて斜め下方に延びる形状となる。
化粧部材141により上部発光面361を覆うことによって、上部発光面361から上方への不必要な照射面積を抑えることができる。自動二輪車1が走行する斜線と隣接する車線を走行する車両は、自動二輪車1の斜め後方において自動二輪車1の車体後部に近接する。この場合に、テールライト36の斜め後方への光量が、化粧部材141、及びリヤカウル41によって抑えられるため、斜め後方の車両に対するテールライト36の光量が適度な光量となる。
また、上面視で化粧部材141から突出発光面363が露出するため、トラック等の運転座席の座面が高い車両が自動二輪車1の近くを走行する場合にも、テールライト36の視認性が向上する。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、車体の後部に取り付けられるテールライト36を備え、テールライト36に上方から重なる化粧部材141が設けられ、上面視で、テールライト36の発光面360は、化粧部材141に対し車幅方向外側に突出する突出発光面363を備えることを特徴とする。
この構成によれば、テールライト36が化粧部材141の車体側方外側から上面視で露出することで、テールライト36の斜め後方の車両への視認性が向上する。また、テールライト36の上部発光面361が上方及び側方に光を照射する場合には、化粧部材141によって、上方及び側方に照射する光の量を低減できる。
また、突出発光面363は、車両前後方向の長さL1が車幅方向の長さL2よりも大きく構成される。
この構成によれば、テールライト36を車幅方向に広げることなく、斜め後方の車両に対するテールライト36の視認性を向上できる。また、突出発光面363を車両前後方向に長く形成することによって、斜め後方からのテールライト36の視認性を向上できる。
また、車両側面視で、化粧部材141は、テールライト36の発光面360に側方から重ならない。
この構成によれば、化粧部材141は車体側方へのテールライト36の光を遮らない。これにより、斜め後方の車両へのテールライトの視認性が向上する。
また、化粧部材141はテールライト36よりも車両後方に延出する。
この構成によれば、化粧部材141によって、テールライト36が雨滴などの上方からの飛散物との接触することを抑制できる。また、化粧部材141によって、テールライト36が後方から近接するものと接触することを抑制できる。
また、テールライト36の発光面360の上面364と化粧部材141の下面142との間に空隙143が設けられる。
この構成によれば、テールライト36の光が、テールライト36と化粧部材141との間から漏れることで、テールライト36の視認性が向上する。
また、テールライト36の発光面360の上面364と化粧部材141の下面142との間に形成される空隙143は、車両側面視で、車両前後方向に細長い。
この構成によれば、テールライト36と化粧部材141との間から漏れる明かりが、車両前後方向に細長く延びるので、テールライト36の意匠性を向上できる。また、斜め後方の車両に対するテールライト36の視認性が向上する。
また、自動二輪車1の後部の左右に設けられるリヤカウル41を備え、リヤカウル41は、テールライト36の一部に車幅方向外側から重なり、車両側面視で、発光面360は、リヤカウル41の上縁411から上方に露出する。
この構成によれば、車両側面視でテールライト36がリヤカウル41と重ならずに車両側方に露出する場合と比較して、テールライト36から直接的に車両側方に照射される光を低減できる。これによって、トラックなど座面の高い車両の運転者に対して、テールライト36の斜め後方からの視認性を向上できる。
また、リヤカウル41は、テールライト36を下方から支持する設置面413を左右に備え、左右の設置面413は、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜する。
この構成によれば、テールライト36が互いに車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜する設置面413に設置されるため、テールライト36がリヤカウル41に安定した状態で設置される。
また、車両側面視で、発光面360は、リヤカウル41の下縁412から下方に露出する。
この構成によれば、乗用車などの座面が低い車両の運転者に対して、テールライト36の視認性を向上できる。
また、ライセンスプレート支持体37がテールライト36に下方から重なる。
この構成によれば、ライセンスプレート支持体37によって、テールライト36と飛び石などの下方からの飛散物との接触を抑制できる。
また、化粧部材141は、乗員用のシート14によって構成される。
この構成によれば、シート14を後部が後方に延びた形状とすることによって、テールライト36に上方から重なる化粧部材141を容易に構成できる。
また、上面視で、テールライト36の発光面360は車幅方向に連続し、発光面360の車幅方向の両端部が突出発光面363である。
この構成によれば、1つのテールライト36によって、車幅方向の両端部に突出発光面363を設けることができる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、化粧部材141はシート14であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、化粧部材141を、サブフレーム17の後部に取り付けられテールライト36に上方から重なるように後方に延びた板状の部材により構成してもよい。テールライト36に上方から重なるように後方に延びた板状の部材は車体カバーにより構成されても良い。また、化粧部材141をサブフレーム17に設けられるカウルにより構成してもよい。
また、上記実施の形態では、サブフレーム17と、リヤカウル41とを一体的に形成するものとしたが、リヤカウル41をサブフレーム17に対して取外し自在の部材により構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、設置面413をリヤカウル41に形成したが、第1設置面414、及び第2設置面415を形成し、設置面413構成する部材をサブフレーム17に取り付けてもよい。
また、上記実施の形態では、自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪、又は後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
1 自動二輪車(車体)
14 シート
36 テールライト
37 ライセンスプレート支持体
41 リヤカウル
141 化粧部材
142 下面
143 空隙
360 発光面
363 突出発光面
364 上面
411 上縁
413 設置面
412 下縁
L1 車両前後方向の長さ
L2 車幅方向の長さ

Claims (12)

  1. 車体(1)の後部に取り付けられるテールライト(36)を備える鞍乗り型車両において、
    前記テールライト(36)に上方から重なる化粧部材(141)が設けられ、
    上面視で、前記テールライト(36)の発光面(360)は、前記化粧部材(141)に対し車幅方向外側に突出する突出発光面(363)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記突出発光面(363)は、車両前後方向の長さ(L1)が車幅方向の長さ(L2)よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車両側面視で、前記化粧部材(141)は、前記テールライト(36)の前記発光面(360)に側方から重ならないことを特徴とする請求項1、又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記化粧部材(141)は前記テールライト(36)よりも車両後方に延出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記テールライト(36)の前記発光面(360)の上面(364)と前記化粧部材(141)の下面(142)との間に空隙(143)が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記テールライト(36)の前記発光面(360)の上面(364)と前記化粧部材(141)の下面(142)との間に形成される空隙(143)は、車両側面視で、車両前後方向に細長いことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記車体(1)の前記後部の左右に設けられるリヤカウル(41)を備え、
    前記リヤカウル(41)は、前記テールライト(36)の一部に車幅方向外側から重なり、
    車両側面視で、前記発光面(360)は、前記リヤカウル(41)の上縁(411)から上方に露出することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記リヤカウル(41)は、前記テールライト(36)を下方から支持する設置面(413)を左右に備え、左右の前記設置面(413)は、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。
  9. 車両側面視で、前記発光面(360)は、前記リヤカウル(41)の下縁(412)から下方に露出することを特徴とする請求項7又は8に記載の鞍乗り型車両。
  10. ライセンスプレート支持体(37)が前記テールライト(36)に下方から重なることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  11. 前記化粧部材(141)は、乗員用のシート(14)によって構成されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  12. 上面視で、前記テールライト(36)の前記発光面(360)は車幅方向に連続し、前記発光面(360)の車幅方向の両端部が前記突出発光面(363)であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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