JP2021141023A - 加熱調理器 - Google Patents

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【課題】調理の多様化に対応し、使用者の利便性を向上させることができる加熱調理器を提供することを目的とする。【解決手段】加熱調理器において、第1トッププレート、第2トッププレートおよび第3トッププレートからなるトッププレートと、第1トッププレートの下方に配置され、第1トッププレート上に載置される被加熱物を加熱する第1機能部と、第2トッププレートの下方に配置され、第2トッププレート上に載置される物を温調する第2機能部と、を備え、第1トッププレート、第2トッププレートおよび第3トッププレートは、それぞれ異なる材質で構成され、第2トッププレートは、第3トッププレートに保持される構成とした。【選択図】図1

Description

本開示は、複数の機能を搭載した加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器では、上面に加熱口を複数個設けることで使用者の利便性を向上し、上面に静電容量方式の操作部を設け、トッププレートをガラス板の一面構成とすることで、意匠性と清掃性を向上させていた。一方で、上面の操作部にあえて段差を設けることで、高齢者または視覚障害者等の使い勝手を向上させる加熱調理器も提案されている。また、複数種類の加熱源を備え、各加熱源に対応するトッププレートを備える加熱調理器も知られている。特許文献1には、トッププレートの下方に輻射式のヒーターと誘導加熱コイルを備えた調理器が開示されている。特許文献1では、加熱コイル上のトッププレートをガラスエポキシ樹脂で構成し、ヒーター上のトッププレートを結晶化ガラスで構成することで、安全性および熱効率を改善させることが提案されている。
実開昭55−124796号公報
近年、家族構成の多様化が進み、核家族または単身者が増加している。また、個人の生活リズムも異なってきていることから、大人数が同時に食事を食べる機会が減っている。そのため、大量の食事を同時に調理する機会が減り、特許文献1のように3口以上の加熱口の需要が少なくなっている。一方で、中食、作り置き、または下ごしらえ済材料の利用が増え、食材および調理の方法が多種多様化している。また、様々なサポート調理家電も提案されているが、加熱調理器の上面のスペースは限られているため、調理家電の置き場または電源に困るといった問題がある。
本開示は、上記のような課題を解決するためのものであり、調理の多様化に対応し、使用者の利便性を向上させることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本開示に係る加熱調理器は、第1トッププレート、第2トッププレートおよび第3トッププレートからなるトッププレートと、第1トッププレートの下方に配置され、第1トッププレート上に載置される被加熱物を加熱する第1機能部と、第2トッププレートの下方に配置され、第2トッププレート上に載置される物を温調する第2機能部と、を備え、第1トッププレート、第2トッププレートおよび第3トッププレートは、それぞれ異なる材質で構成され、第2トッププレートは、第3トッププレートに保持される。
本開示における加熱調理器によれば、トッププレートに材質が異なる複数の領域が構成されることで、使用者の用途に応じた多様な機能を最適なトッププレート下で実現することが可能になり、使用者の利便性が向上する。
実施の形態1に係る加熱調理器の概略斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の設置例である。 実施の形態1に係る加熱調理器の断面模式図である。 実施の形態1に係る冷却装置の断面模式図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の加熱動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る加熱調理器の冷却動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る加熱調理器の冷却動作の別の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る加熱調理器におけるデマンド制御の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る加熱調理器における連携動作の一例を示すフローチャートである。 変形例1−1に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−2に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−3に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−4に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−5に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−6に係る加熱調理器の概略斜視図である。 変形例1−7に係る加熱調理器の断面模式図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の概略斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の断面模式図である。 実施の形態3に係る加熱調理器の概略斜視図である。 実施の形態3に係る加熱調理器の断面模式図である。 実施の形態4に係る加熱調理器の冷却ユニットの断面模式図である。 実施の形態4に係る加熱調理器の冷却ユニットの断面模式図である。 実施の形態4に係る冷却ユニットの筐体の概略斜視図である。 変形例4−1に係る冷却ユニットの断面模式図である。 変形例4−1に係る冷却ユニットの断面模式図である。 変形例4−2に係る冷却ユニットの断面模式図である。 変形例4−3に係る冷却ユニットの断面模式図である。 変形例4−3に係る冷却ユニットの断面模式図である。 実施の形態5に係る加熱調理器の概略斜視図である。
以下、加熱調理器の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、図面に示す加熱調理器は一例であり、図面に示された加熱調理器によって適用機器が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、実施の形態を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器100の概略斜視図である。図2は、実施の形態1に係る加熱調理器100の上面図である。図1に示すように、加熱調理器100は、本体1およびトッププレート2を備える。トッププレート2は、金属の枠体であるフレーム21で保持され、本体1の上面に設置されている。図1および図2に示すように、本実施の形態のトッププレート2は、同一平面上に配置された第1トッププレート3と、第2トッププレート4と、第3トッププレート5とから構成される。なお、ここで言う「同一平面上」とは、加熱調理器100の上面を構成し、トッププレート2として機能するものであればよく、厳密に同一の平面を構成するものだけでなく若干の段差を有するものも含むものとする。第1トッププレート3と、第2トッププレート4と、第3トッププレート5とは、それぞれ異なる材質で構成される。
第1トッププレート3は、第3トッププレート5と前後方向に隣接し、トッププレート2の手前側に配置される。第1トッププレート3は、トッププレート2の全領域の3分の1以上の大きさを有する。第1トッププレート3は、上方に載置される調理容器を誘導加熱方式で加熱可能な材質で構成される。例えば、第1トッププレート3は、耐熱強化ガラスまたは結晶化ガラスで構成される。
第1トッププレート3の下方には、第1機能部である加熱装置30が配置される。第1トッププレート3の上面には、加熱装置30の加熱範囲を示す加熱口31が形成される。本実施の形態の加熱調理器100は、2つの加熱装置30を備え、第1トッププレート3上には、対応する2つの加熱口31が形成される。加熱口31は、第1トッププレート3に印刷または塗布される。加熱口31の形状は、加熱装置30を構成する加熱コイルの外形と同じ形状か、または、加熱コイルの外形よりも若干大きい形状に形成される。本実施の形態では、加熱口31は上面視で円形状に形成されている。なお、加熱口31および加熱装置30の数および形状は、図1および図2に示す例に限定されるものではない。
第1トッププレート3の手前側には、加熱調理器100の電源のON/OFF、または火力等の加熱設定のための操作を受け付ける操作部6と、加熱調理器100の状態を表示する表示部7とが設けられる。
操作部6は、例えば複数の発光ダイオード(LED)を有する表示画面と、静電容量式のタッチセンサとを備える。操作部6は、タッチセンサを用いて、加熱調理器100の主電源のON/OFF、ならびに加熱装置30、冷却装置40および給電装置50の機能設定の入力を受け付ける。機能設定は、加熱装置30の火力、温度、および調理モード、冷却装置40の温度および冷却モード、ならびに給電装置50による給電のON/OFFなどを含む。操作部6は、メンブレンシートを用いた接点ボタンにより構成され、使用者により接点ボタンが押下されることにより、入力操作を検知するものでもよい。
表示部7は、例えば、液晶(LCD)または各種発光素子(LEDなど)、有機電界発光(Electro Luminescence:EL)素子などにより構成される。表示部7は、第1トッププレート3の左右方向の中央部に配置された中央表示部と、左側の加熱口31の手前側の左表示部と、右側の加熱口31の手前側の右表示部とを備える。各表示部には、投入火力、通電条件、制御状況、設定情報、モードの選択表示、進行状況、警告情報など、加熱調理器100の各機能部の設定状態および動作状態に関する情報などが表示される。
具体的には、表示部7の左表示部と右表示部には、加熱装置30の加熱機能における選択された調理モード、自動調理の進行状況および加熱口31に載置された調理容器の温度が表示される。表示部7の中央表示部には、冷却装置40の冷却機能における冷却モード、設定温度、第2トッププレート4上に載置された調理容器の温度、および第3トッププレート5上に配置された受電機器への給電状況などが表示される。または、表示部7は、第3トッププレート5上に配置される受電機器と通信して受信した受電機器の稼働状況等を表示してもよい。
第2トッププレート4は、第3トッププレート5の領域内に配置される。第2トッププレート4は、第1トッププレート3および第3トッププレート5とは、熱伝導率、透過特性、耐熱性、または耐湿性等の特性が異なる材質で構成される。例えば、第2トッププレート4は、第1トッププレート3よりも熱電率が高いアルミニウムまたは銅等の単一金属、ステンレス、窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウム(アルミナ)等の合金、もしくはシリコン等の合成高分子化合物等で構成される。
第2トッププレート4の下方には、第2機能部である冷却装置40が配置される。第2トッププレート4の上面には、冷却装置40の冷却範囲を示す冷却口が設けられてもよい。なお、冷却口は、冷却口と第2トッププレート4とが同じ大きさの場合は、不要とすることができ、製造コストを低減できる。
第3トッププレート5は、第1トッププレート3と前後方向に隣接し、トッププレート2の奥側に配置される。第3トッププレート5は、第1トッププレート3および第2トッププレート4とは異なる材質であって、熱伝導率が低く、耐熱温度、断熱、絶縁性および成形性に優れた材質で構成される。例えば、第3トッププレート5は、エポキシ樹脂等の耐熱性および耐湿性を有する樹脂で構成される。第3トッププレート5をエポキシ樹脂とすることで、第1トッププレート3と第2トッププレート4との間の断熱材および絶縁材が不要となる。また、第3トッププレート5を樹脂で構成することで成形性が向上し、様々な形状に加工することが容易となる。
第3トッププレート5の下方には、第3機能部である給電装置50が配置される。第3トッププレート5の上面には、給電装置50の給電範囲を示す給電口が形成されてもよい。本実施の形態の加熱調理器100は、2つの給電装置50を備え、第3トッププレート5上には、対応する2つの給電口が形成される。2つの給電装置50は、冷却装置40を挟んで左右に配置される。また、第3トッププレート5の奥側には、本体1への吸気と本体1からの排気を行う吸排気口8が設けられる。吸排気口8には、通気性を有するカバーが設けられ、本体1内部への埃または異物侵入を防止している。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器100の設置例である。図3は、加熱調理器100を側方から見た図である。図3に示すように、加熱調理器100は、システムキッチン300の手前側に配置され、加熱調理器100の本体1とトッププレート2でシステムキッチン300の天板301を挟み込むように設置される。システムキッチン300の前面には、加熱調理器100とシステムキッチン300との下方空間を隠す化粧板が貼付される。または、該下方空間に収納、またはその他の家電が配置されてもよい。また、図3に示すように、第1トッププレート3の上に調理容器200aが載置され、第2トッププレート4の上に調理容器200bが載置され、第3トッププレート5の上に受電機器200cが載置される。
図4は、実施の形態1に係る加熱調理器100の断面模式図である。図4は、加熱調理器100を図2のA−A断面で切断した状態を示す。図4に示すように、本体1の内部には、第1トッププレート3の下方に配置される加熱装置30と、第2トッププレート4の下方に配置される冷却装置40と、第3トッププレート5の下方に配置される給電装置50とが設けられる。また、本体1の内部には、加熱装置30と、冷却装置40と、給電装置50とを駆動する第1駆動回路32、第2駆動回路42、第3駆動回路52(図6)が実装された基板10が設けられる。なお、第1駆動回路32、第2駆動回路42、第3駆動回路52は、別々の基板に実装されてもよい。
加熱装置30は、第1トッププレート3に設けられた加熱口31の下方に配置される。加熱装置30は、例えば銅線またはアルミ線などの導線が巻回してなる円形の加熱コイルであり、高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生する。加熱装置30は、例えば第1コイル、第2コイルに分割された、二重環状のコイルである。また、第1コイル、第2コイルは、電気的に接続され、同一の駆動回路によって駆動される。なお、加熱装置30の形状および駆動回路の構成は、これに限定されるものではない。例えば、加熱装置30の形状は楕円でもよい。また、加熱装置30の構成は、三重環状以上の環状であってもよく、または、複数のコイルが組み合わされて構成されてもよい。また、分割されるコイルは、電気的に接続されていなくてもよく、複数の駆動回路によってそれぞれ独立して駆動されてもよい。また、第1機能部の加熱装置30として、加熱コイルに替えて、輻射熱方式加熱源とである電気ヒーター(例えばニクロム線またはハロゲンヒーター、ラジエントヒーター)を用いてもよい。または、加熱コイルと電気ヒーターとを組み合わせて用いてもよい。
冷却装置40は、第2トッププレート4を下面から冷却することで、第2トッププレート4上に載置された調理容器200bを冷却する。図5は、実施の形態1に係る冷却装置40の断面模式図である。冷却装置40は、ペルチェ素子401および放熱手段402からなる。ペルチェ素子401は、複数のP型熱電半導体と複数のN型熱電半導体と複数の電極を、セラミックなどの絶縁性材料で構成された一対の平面板で挟み込むように構成される。P型熱電半導体とN型熱電半導体は、交互に配置され、電極は隣り合って配置されるP型熱電半導体とN型熱電半導体を電気的に接続する。端部に配置された電極は、リード線で基板10に実装される第2駆動回路42に接続され、第2駆動回路42からの直流電圧が印加される。電極に直流電流が流れると、P型熱電半導体およびN型熱電半導体と電極との接触面で、発熱または吸熱が起きる。これにより、ペルチェ素子401の一対の平面上の絶縁部材の一方が冷却され、他方が加熱される。ペルチェ素子401の冷却される側の絶縁部材を、第2トッププレート4の下面に密着して配置することで、第2トッププレート4を冷却できる。
放熱手段402は、ペルチェ素子401の加熱される側の絶縁部材に密着して配置される。放熱手段402は、例えば放熱フィンによって構成され、放熱手段402が加熱調理器100の送風装置15(図6)から供給される冷却風によって冷却されることによって、ペルチェ素子401の絶縁部材の熱が放熱される。この時、ペルチェ素子401の絶縁部材と第2トッププレート4の接合面、およびペルチェ素子401の絶縁部材と放熱手段402の接合面には、サーマルグリースまたは接着剤等を塗布し、密着性を高めることが望ましい。これにより、冷却効率および放熱効率の低下となる空気層の介在を抑制することができる。なお、放熱手段402の近傍に、放熱手段402を冷却するための専用の送風装置を配置してもよい。
なお、冷却装置40は、ペルチェ素子401を含むものに限らず、第2トッププレート4に載置された調理容器200bを冷却するものであればよい。例えば、冷却装置40は、圧縮機を用いた冷媒回路、ヒートパイプ、またはベイパーチャンバー等を用いたものであってもよい。また、図5に示すように、第2トッププレート4の下方には、第2トッププレート4の上方に載置される調理容器200bの温度を検出する第2温度センサ43が配置される。
図4に戻って、給電装置50は、第3トッププレート5の下方に配置される、電磁誘導方式の非接触給電装置である。給電装置50は、例えば銅線またはアルミ線などの導線が巻回してなる円形の給電コイルであり、高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生する。給電装置50に発生した高周波磁界により、第3トッププレート5上に載置された受電機器200cの受電コイルに電流が流れ、受電機器200cが充電され、動作可能となる。電磁誘導方式では、給電装置50の給電コイルの中心と受電コイルの中心との位置が一致することで充電効率が上がるため、第3トッププレート5に受電機器200cの載置位置を表示してもよい。これにより、受電コイルが給電装置50の給電コイル上に確実に配置され、充電効率が向上する。
また、第3機能部の給電装置50の非接触給電方式は、電磁誘導方式に限定されない。例えば、給電装置50は、給電側と受電側にコイルとコンデンサを埋め込み、それぞれの共振器を磁界共鳴させて電力を伝送する磁界共鳴方式であってもよい。または、給電装置50は、給電側と受電側にそれぞれ電極を設置し、電極が近接したときに発生する電界を利用してエネルギーを伝送する電界結合方式等であってもよい。
また、図4に示すように、第3トッププレート5は、第1トッププレート3を保持する第1保持部501を有する。第1保持部501は、第3トッププレート5の手前側の端部に設けられた切り欠きである。第1トッププレート3の奥側の端部が第1保持部501に嵌め込まれることで、第1トッププレート3が、第3トッププレート5と同一平面上に保持される。また、第1保持部501には、耐熱性および絶縁性のある接着剤が塗布され、これにより第1トッププレート3が第3トッププレート5に固定される。
さらに、第3トッププレート5は、下方に冷却装置40が配置される開口502と、第2トッププレート4を保持する第2保持部503とを有する。開口502は、冷却装置40の大きさおよび形状に対応する大きさおよび形状を有する。第2保持部503は、開口502の周縁に設けられた切り欠きである。第2トッププレート4が第2保持部503に嵌め込まれることで、第2トッププレート4が、第3トッププレート5と同一平面上に保持される。また、第2保持部503には、耐熱性および絶縁性のある接着剤が塗布され、これにより第2トッププレート4が第3トッププレート5に固定される。
第1トッププレート3、第2トッププレート4および第3トッププレート5で構成されるトッププレート2の外周は、フレーム21に挟み込まれ、本体1の筐体101とネジ等により固定される。本実施の形態では、トッププレート2の外周を構成する第1トッププレート3と第3トッププレート5とがフレーム21に挟み込まれる。これにより、トッププレート2の結合性および可搬性が向上する。なお、第3トッププレート5の第1保持部501および第2保持部503の形状および固定方法は、上記に限定されるものではなく、第1トッププレート3と第2トッププレート4とを第3トッププレート5と同一平面上に接合できる構成であればよい。
図6は、実施の形態1に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。加熱調理器100の本体1の内部には、さらに、制御部11と、電源部12と、通信部13と、報知部14と、送風装置15と、第1駆動回路32と、第2駆動回路42と、第3駆動回路52と、第1温度センサ33と、第2温度センサ43と、が設けられる。
制御部11は、加熱調理器100全体の動作を制御する。制御部11は、その機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、またはマイコン等の演算装置とその上で実行されるソフトウェアとで構成される。また、制御部11は、操作部6を介して入力される設定と、第1温度センサ33によって検出された調理容器200aの温度とに基づいて第1駆動回路32を制御し、加熱装置30の加熱制御を行う。制御部11は、操作部6を介して入力される設定と、第2温度センサ43によって検出された調理容器200bの温度とに基づいて第2駆動回路42を制御し、冷却装置40の冷却制御を行う。制御部11は、操作部6を介して入力される設定に基づいて、第3駆動回路52を制御し、給電装置50の給電制御を行う。また、制御部11は、加熱調理器100の加熱状況等を表示部7に表示させる。
電源部12は、商用電源に接続され、操作部6における主電源のON/OFF操作に基づいて、加熱調理器100の各部への電力の供給を開始または停止する。
通信部13は、外部機器と赤外線通信、Bluetooth(登録商標)等の無線通信、または家庭内LAN(Local Area Network)を介して通信を行う。外部機器は、スマートフォンなどの情報通信端末、または第3トッププレート5上に配置された受電機器200cである。
報知部14は、例えばスピーカであり、加熱調理器100の設定内容、加熱状況、冷却状況、または給電状況等を音声にて報知する。なお、制御部11は、報知部14にて報知する内容を外部機器に送信し、外部機器から報知させてもよい。この場合は、加熱調理器100の報知部14を省略することができる。
送風装置15は、加熱調理器100の外部の空気を、吸排気口8から加熱調理器100本体1の内部に吸気し、本体1の内部に冷却用の風を送風する。本体1の内部に送風された冷却風は、本体1の内部の第1駆動回路32、第2駆動回路42、第3駆動回路52、加熱装置30、冷却装置40、および給電装置50を冷却した後、吸排気口8から加熱調理器100の外部に排気される。
第1駆動回路32は、電源部12から供給される交流電流を20〜100kHz程度の高周波電流に変換して、加熱装置30へ供給するインバータ回路である。加熱装置30は、第1駆動回路32から高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生し、調理容器200aを誘導加熱する。
第2駆動回路42は、直流電源回路を含み、電源部12から供給される交流電流を任意の直流電流に変換して、冷却装置40へ出力する。冷却装置40は、第2駆動回路42から直流電流が供給されることで、発熱および吸熱し、調理容器200bを冷却する。
第3駆動回路52は、電源部12から供給される交流電流を20〜100kHz程度の高周波電流に変換して、給電装置50へ供給するインバータ回路である。給電装置50は、第3駆動回路52から高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生し、受電機器200cの非接触給電を行う。
第1温度センサ33は、加熱装置30の近傍に配置され、第1トッププレート3上に載置された調理容器200aの温度を検出する。第1温度センサ33は、第1トッププレート3の透過窓(図示せず)を介して、調理容器200aが放射する赤外線を検出する赤外線センサなどの非接触式センサ、または第1トッププレート3の裏面に貼りつけられたサーミスタなどの接触式センサである。もしくは、第1温度センサ33は、非接触式センサと接触式センサとの組み合わせであってもよい。
第2温度センサ43は、図5に示すように、第2トッププレート4の下方に配置され、第2トッププレート4の上方に載置される調理容器200bの温度を検出する。第2温度センサ43は、第2トッププレート4の透過窓(図示せず)を介して、調理容器200bが放射する赤外線を検出する赤外線センサなどの非接触式センサ、または第2トッププレート4の裏面に貼りつけられたサーミスタなどの接触式センサである。もしくは、第2温度センサ43は、非接触式センサと接触式センサとの組み合わせであってもよい。
(加熱調理器の動作)
次に、本実施の形態の加熱調理器100の動作について説明する。図7は、実施の形態1に係る加熱調理器100の加熱動作の一例を示すフローチャートである。加熱動作は、加熱装置30が制御部11により制御されて実行される。まず、使用者により加熱調理器100の主電源がONにされると、制御部11が起動され、各種データの初期化が行われ、使用者による指示待ちの状態となる(S101)。そして、操作部6を介して加熱装置30の加熱設定が入力される(S102)。加熱装置30の加熱設定としては、温度、火力、加熱時間、または調理メニューの設定などがある。制御部11は、入力された加熱設定を、表示部7に表示する。
続いて、加熱を開始するか否かが判断される(S103)。制御部11は、使用者により、操作部6を介して加熱開始の指示が入力された場合に、加熱を開始すると判断する。そして、加熱を開始すると判断されると(S103:YES)、加熱装置30が駆動される(S104)。詳しくは、使用者によって入力された加熱設定に基づいて、加熱装置30を駆動するように、制御部11によって第1駆動回路32が制御され、第1駆動回路32から加熱装置30に所定の周波数の高周波電流が供給される。加熱装置30の加熱コイルに高周波電流が流れることで高周波磁束が発生し、第1トッププレート3上に載置された調理容器200aの底面に磁束変化を打ち消す方向に渦電流が流れる。その渦電流と調理容器200aの材質の抵抗とによって、調理容器200aの底面が加熱される。
そして、加熱を終了するか否かが判断される(S105)。制御部11は、使用者により操作部6を介して加熱の停止が指示された場合、または加熱設定で選択された自動調理メニューが終了した場合などに、加熱を終了すると判断する。加熱を終了すると判断された場合(S105:YES)、制御部11によって第1駆動回路32が停止され、加熱装置30への電流供給が遮断される(S106)。
図8は、実施の形態1に係る加熱調理器100の冷却動作の一例を示すフローチャートである。冷却動作は、冷却装置40が制御部11により制御されて実行される。まず、使用者により加熱調理器100の主電源がONにされると、制御部11が起動され、各種データの初期化が行われ、使用者による指示待ちの状態となる(S201)。そして、操作部6を介して冷却装置40の冷却設定が入力される(S202)。冷却装置40の冷却設定は、冷却装置40への投入電力、加熱設定における火力に相当する冷却強さ、または冷却時間等である。制御部11は、入力された冷却設定を、表示部7に表示する。
続いて、冷却を開始するか否かが判断される(S203)。制御部11は、使用者により、操作部6を介して冷却開始の指示が入力された場合に、冷却を開始すると判断する。そして、冷却を開始すると判断されると(S203:YES)、冷却装置40が駆動される(S204)。詳しくは、使用者によって入力された冷却設定に基づいて、冷却装置40を駆動するように、制御部11によって第2駆動回路42が制御される。例えば、制御部11は、設定された冷却強さに応じて、冷却装置40に供給する直流電力のON/OFFを制御する。具体的には、設定された冷却強さが強い程、ON時間が長くなるように、直流電力のON状態とOFF状態とを周期的に切り替える。冷却装置40に直流電力が供給されると、ペルチェ素子401の絶縁部材が冷却され、密着している第2トッププレート4が冷却されることで、第2トッププレート4に載置される調理容器200bが冷却される。
そして、冷却を終了するか否かが判断される(S205)。制御部11は、使用者により操作部6を介して冷却の停止が指示された場合、または冷却設定で設定された冷却時間が経過した場合などに、冷却を終了すると判断する。冷却を終了すると判断された場合(S205:YES)、制御部11によって第2駆動回路42が停止され、冷却装置40への電流供給が遮断される(S206)。
図9は、実施の形態1に係る加熱調理器100の冷却動作の別の例を示すフローチャートである。図9は、調理容器200bの温度と設定温度とに基づくフィードバック制御を行う場合の例を示す。まず、使用者により加熱調理器100の主電源がONにされると、制御部11が起動され、各種データの初期化が行われ、使用者による指示待ちの状態となる(S211)。そして、操作部6を介して冷却装置40の冷却設定が入力される(S212)。冷却装置40の冷却設定は、冷却装置40への投入電力、加熱設定における火力に相当する冷却強さ、冷却時間、または調理容器200bの設定温度等である。制御部11は、入力された冷却設定を、表示部7に表示する。
続いて、冷却を開始するか否かが判断される(S213)。制御部11は、使用者により、操作部6を介して冷却開始の指示が入力された場合に、冷却を開始すると判断する。そして、冷却を開始すると判断されると(S213:YES)、冷却装置40が駆動される(S214)。詳しくは、使用者によって入力された冷却設定に基づいて、冷却装置40を駆動するように、制御部11によって第2駆動回路42が制御され、冷却装置40が冷却される。そして、冷却装置40に密着している第2トッププレート4が冷却されることで、第2トッププレート4に載置される調理容器200bが冷却される。
そして、第2温度センサ43により調理容器200bの温度Tが検出され(S215)、検出された温度Tが、入力された設定温度よりも低いか否かが判断される(S216)。検出された調理容器200bの温度Tが設定温度より低い場合は(S216:YES)、冷却装置40が停止される(S218)。一方、検出された調理容器200bの温度Tが設定温度以上の場合は(S216:YES)、冷却を終了するか否かが判断され(S217)、冷却を終了しない場合は(S217:NO)、ステップS215へ戻る。
そして、冷却を終了すると判断された場合(S217:YES)、制御部11によって第2駆動回路42が停止され、冷却装置40への電流供給が遮断される(S218)。図9の例では、制御部11は、使用者により操作部6を介して冷却の停止が指示された場合等に加え、調理容器200bの温度Tが設定温度に達した場合にも冷却を終了する。
本実施の形態の加熱調理器100は、2つの加熱装置30と、冷却装置40と、2つの給電装置50とを同時に駆動できる構成であってもよいし、使用電力に制限値を設けてデマンド制御を行う構成であってもよい。図10は、実施の形態1に係る加熱調理器100におけるデマンド制御の一例を示すフローチャートである。デマンド制御は、制御部11により実行される。図10の説明においては、2つの加熱装置30、冷却装置40および2つの給電装置50を一般化するため、これらを「機能部」と称する。
まず何れかの機能部の開始が指示されると(S301:YES)、現在動作中の機能部の使用電力と、開始が指示された機能部の使用電力との合計である合計電力が、加熱調理器100の使用電力の制限値以内であるか否かが判断される(S302)。そして、合計電力が制限値以内である場合は(S302:YES)、開始が指示された機能部の動作が開始される(S307)。
一方、合計電力が制限値を超える場合は(S302:NO)、動作中の機能部または開始が指示された機能部の設定が変更可能な範囲であるか否かが判断される(S303)。ここでは、合計電力が制限値以内となるように動作中の機能部または開始が指示された機能部の設定を変更しても、各機能部の機能に支障がない場合、変更可能な範囲であると判断される。例えば、動作している機能部が加熱装置30であって、使用電力を削減するために火力を弱めても調理に支障がない場合、または開始が指示された機能部が給電装置50であって、供給電力を削減しても充電に支障がない場合、変更範囲内であると判断される。そして、変更可能な範囲である場合は(S303:YES)、制御部11により自動的に設定が変更され(S304)、開始が指示された機能部の動作が開始される(S307)。なお、別の例として、変更可能な範囲である場合は、制御部11にて自動的に設定変更を行うのではなく、表示部7または報知部14から報知を行い、使用者に設定変更の判断を仰いでもよい。また、設定変更を行った際には、表示部7または報知部14から報知を行い、使用者に設定変更を報知してもよい。
一方、変更可能な範囲でない場合は(S303:NO)、動作中の機能部を停止させるか否かが判断される(S305)。ここで、制御部11は、表示部7または報知部14を介して動作中の機能部の何れかを停止させるか、または開始が指示された機能部の開始を取りやめるかを使用者に問い合わせる。そして、制御部11は、操作部6を介して入力される使用者の指示に応じて、動作中の機能部を停止させるか否かを判断する。または、制御部11は、各機能部の優先順位を予め設定し、開始が指示された機能部よりも優先順位の低い機能部が動作中の場合、当該機能部の動作を停止させると判断してもよい。動作中の機能部を停止させる場合は(S305:YES)、動作中の機能部を停止させ(S306)、開始が指示された機能部の動作が開始される(S307)。一方、動作中の機能部を停止させない場合は(S305:NO)、開始が指示された機能部が駆動されることなく、ステップS301へ移行する。
また、本実施の形態の加熱調理器100は、加熱装置30と、冷却装置40と、給電装置50とを個別に動作させる構成であってもよいし、これらの連携動作を行う構成であってもよい。図11は、実施の形態1に係る加熱調理器100における連携動作の一例を示すフローチャートである。連携動作は、制御部11により実行される。図11では、ハンバーグを作る際の玉ねぎの下ごしらえなど、加熱調理後に冷却して粗熱をとる作業を行う場合を例に説明する。
まず、加熱装置30が駆動され、調理容器200aが加熱される(S401)。そして、予め定められた時間T1が経過したか否かが判断される(S402)。時間T1は、加熱開始から加熱終了までの時間から、予め設定された時間を引いた時間である。加熱開始から加熱終了までの時間は、設定された調理メニューに応じて推定される。そして、時間T1が経過していない場合は(S402:NO)、時間T1が経過するまで加熱装置30による加熱が継続される。一方、時間T1が経過した場合は(S402:YES)、冷却装置40が駆動される(S403)。ここでは、加熱終了前に、冷却装置40による予冷動作が行われる。
続いて、加熱装置30が停止したか否かが判断される(S404)。ここでは、加熱装置30の停止により、調理容器200aが第2トッププレート4に移動され、冷却が開始されると判断する。そして、加熱装置30が停止した場合(S404:YES)、自動的に給電装置50が駆動される(S405)。ここで、第3トッププレート5には、非接触受電機能を有する受電機器200cとして、送風装置が載置されている。そして、給電装置50が駆動されることで、送風装置に電力が供給され、送風装置が駆動される。送風装置は、第2トッププレート4上に載置され、冷却装置40により冷却されている調理容器200aに送風を行う。これにより、調理容器200aを効率的に冷やすことができる。
そして、調理容器200aの温度が、予め設定された閾値より低いか否かが判断される(S406)。調理容器200aの温度は、第2温度センサ43により検出される。閾値は、粗熱が取れたことを示す温度である。調理容器200aの温度が閾値以上の場合(S406:NO)。冷却装置40および送風装置による冷却が継続される。一方、調理容器200aの温度が閾値より低くなった場合(S406:YES)。冷却装置40および給電装置50が停止される(S407)。
これにより、使用者が各機能部に対する指示を個別に行うことなく、複数の機能を実行することができるため、利便性が向上する。なお、第3トッププレート5の上には、送風装置に替えてモニタまたは情報端末を載置し、調理の進行に応じた調理工程の動画を再生するなど、その他の機能を提供してもよい。
以上のように、本実施の形態では、加熱調理器100の上面を材質が異なる第1トッププレート3、第2トッププレート4および第3トッププレート5で構成することで、使用者の用途に応じた多様な機能を最適なトッププレート下で実現することが可能になる。これにより、調理の多様化に対応することができ、使用者の利便性を向上させることができる。また、調理容器200aを温調する加熱装置30および冷却装置40に対応する第1トッププレート3および第2トッププレート4を、材質の異なる第3トッププレート5で保持することで、第3トッププレート5の上を温調以外に用いることができる。また、第3トッププレート5を樹脂で構成したことで、第1トッププレート3および第2トッププレート4からの熱伝導を抑制し、第3トッププレート5上に載置される物の温度変化を抑制することができる。これにより、第3トッププレート5上を調理スペースとして利用することができる。
なお、加熱調理器100の第1トッププレート3、第2トッププレート4および第3トッププレート5の構成は、図1および図2に示すものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
(変形例1−1)
図12は、変形例1−1に係る加熱調理器100Aの概略斜視図である。図12に示すように、第3トッププレート5を加熱調理器100Aの上面の全面に形成し、第3トッププレート5の領域内に第1トッププレート3が配置される構成としてもよい。この場合、第3トッププレート5の外周がトッププレート2の外周となり、第3トッププレート5の外周がフレーム21に覆われる。
また、本変形例の第3トッププレート5は、下方に加熱装置30が配置される第1開口511を有し、切り欠きからなる第1保持部501は、第1開口511の周縁に設けられる。第1トッププレート3は、第1保持部501に嵌め込まれることで、第3トッププレート5と同一平面上に保持される。また、第1保持部501には、耐熱性および絶縁性のある接着剤が塗布され、これにより第1トッププレート3が第3トッププレート5に固定される。第2トッププレート4の保持機構は、実施の形態1と同じである。
本変形例のような構成とすることで、トッププレート2の外周を同一部材、すなわち第3トッププレート5で構成される。これにより、第1トッププレート3および第2トッププレート4と、フレーム21との接合部での材料による熱影響(膨張または収縮)の違いを考慮する必要がなくなり、フレーム21との接合部の耐久性が向上する。
(変形例1−2)
図13は、変形例1−2に係る加熱調理器100Bの概略斜視図である。図13に示すように、第3トッププレート5を変形例1−1と同様に加熱調理器100Bの上面の全面に形成し、第1トッププレート3を加熱口31ごとに分割して設けてもよい。この場合は、第1トッププレート3の形状は、加熱口31に対応した円形となる。また、第3トッププレート5は、下方に加熱装置30が配置される2つの第1開口511を有し、切り欠きからなる第1保持部501は、第1開口511の周縁に設けられる。
第1トッププレート3は、第1保持部501に嵌め込まれることで、第3トッププレート5と同一平面上に保持される。また、第1保持部501には、耐熱性および絶縁性のある接着剤が塗布され、これにより第1トッププレート3が第3トッププレート5に固定される。第2トッププレート4の保持機構は、実施の形態1と同じである。また、本変形例では、操作部6および表示部7は、第3トッププレート5上に設けられる。
本変形例のような構成とすることで、第3トッププレート5の面積が増え、耐久性が向上する。また、第1トッププレート3を小型化することで、高価な耐熱強化ガラスの分量を削減でき、コスト削減が可能になる。また、トッププレート2の重量を低減できることから、施工性および可搬性が向上する。
(変形例1−3)
図14は、変形例1−3に係る加熱調理器100Cの概略斜視図である。図14に示すように、第1トッププレート3と第3トッププレート5を左右方向に隣接して配置してもよい。この場合、加熱装置30に対応する操作部6および表示部7は、第1トッププレート3上に設けられ、冷却装置40および給電装置50に対応する操作部6および表示部7は、第3トッププレート5上に設けられる。
本変形例のような構成とすることで、操作部6と対応する機能部が紐づけされやすく、誤操作を抑制でき、利便性が向上する。なお、図14では、第2トッププレート4が、第3トッププレート5の手前側に保持される場合を示しているが、第2トッププレート4が、第3トッププレート5の中央または奥側に保持されてもよい。また、図13では、一つの給電装置50を備える構成としたが、2つ以上の給電装置50を備えてもよい。
(変形例1−4)
図15は、変形例1−4に係る加熱調理器100Dの概略斜視図である。図15に示すように、吸排気口8Aの形状を上面視でL字形状とし、第3トッププレート5の角部に配置してもよい。本変形例のような構成とすることで、吸排気口8Aの大きさを維持しつつ、第2トッププレート4の面積を拡張することができる。これにより、第2トッププレート4上に載置可能な調理容器200bのサイズを大きくすることができ、利便性が向上する。この場合は、第3トッププレート5を2つに分割し、第2トッププレート4が第3トッププレート5とフレーム21とに保持される構成としてもよい。
(変形例1−5)
図16は、変形例1−5に係る加熱調理器100Eの概略斜視図である。図16に示すように、第3トッププレート5に電源コンセント55を設けてもよい。この場合、電源コンセント55が配置される第3トッププレート5の下には、給電装置50は設けられず、電源コンセント55は、電源部12に接続される。これにより、非接触給電に対応していない機器を充電して動作させることができ、利便性が向上する。また、第3トッププレート5は、樹脂で構成されているため、電源コンセント55を形成するための加工も容易となる。
(変形例1−6)
図17は、変形例1−6に係る加熱調理器100Fの概略斜視図である。実施の形態1では、第3トッププレート5の下方に、第3機能部として給電装置50を設ける構成としたが、第3トッププレート5の下方に第3機能部を設けなくてもよい。この場合は、図17に示すように、第3トッププレート5の上を、食材または料理本などの物を置くスペースとして利用することができ、利便性が向上する。
(変形例1−7)
図18は、変形例1−7に係る加熱調理器100Gの断面模式図である。図18は、加熱調理器100Gを図2のA−A断面に相当する断面で切断した状態を示す。図18に示すように、第2トッププレート4の材質をステンレスなどの磁性体とした場合には、第2トッププレート4と給電装置50との間に防磁部材45を備えてもよい。これにより、第2トッププレート4が給電装置50の給電コイルによる磁束の影響を受けることを抑制できる。
実施の形態2.
実施の形態2について以下に説明する。図19は、実施の形態2に係る加熱調理器100Hの概略斜視図であり、図20は、実施の形態2に係る加熱調理器100Hの断面模式図である。図20は、加熱調理器100Hを図2のA−A断面に相当する断面で切断した状態を示す。図19に示すように、実施の形態2の加熱調理器100Hは、第1トッププレート3と第3トッププレート5とが、フレーム21と中間フレーム21Aとにより独立して保持される点において、実施の形態1と相違する。加熱調理器100Hのその他の構成および制御については、実施の形態1と同じである。
中間フレーム21Aは、第1トッププレート3と第3トッププレート5との間に配置され、第1トッププレート3および第3トッププレート5をそれぞれ挟み込むように構成される金属のフレームである。第1トッププレート3および第3トッププレート5は、フレーム21と中間フレーム21Aとにより、それぞれ独立して保持される。そのため、本実施の形態の第3トッププレート5は、第1保持部501を有していない。中間フレーム21Aは、長手方向の端部がトッププレート2の外周を囲むフレーム21と接合される。
また、図20に示すように、中間フレーム21Aは、中間フレーム21Aの上面と、第1トッププレート3の上面および第3トッププレート5の上面とをそれぞれつなぐ傾斜面210を有する。言い換えると、中間フレーム21Aのトッププレート2側の断面の形状は、台形になっている。このような構成とすることで、中間フレーム21Aと第1トッププレート3および第3トッププレート5との接触部にゴミがたまることを抑制し、清掃性が向上する。また、第1トッププレート3と第3トッププレート5との間の調理容器200aの移動がスムーズになる。
以上のように、本実施の形態のような構成とすることで、第1トッププレート3と第3トッププレート5とを固定する接着剤が不要になる。これにより、第1トッププレート3と第3トッププレート5との接合部における接着剤の劣化による影響がなくなり、耐久性が向上する。また、調理容器200aからの吹きこぼれ等の液体(水分または油等)が、第1トッププレート3と第3トッププレート5の接合部へ流れ込むことがなくなる。その結果、加熱調理器100H内部への液体の浸透または第3トッププレート5への液体の浸食を防止できる。
実施の形態3.
実施の形態3について以下に説明する。図21は、実施の形態3に係る加熱調理器100Jの概略斜視図であり、図22は、実施の形態3に係る加熱調理器100Jの断面模式図である。図22は、加熱調理器100Jを図2のA−A断面に相当する断面で切断した状態を示す。図21に示すように、実施の形態3の加熱調理器100Jは、フレーム21を備えない点において、実施の形態1と相違する。加熱調理器100Jのその他の構成および制御については、実施の形態1と同じである。
図21に示すように、本実施の形態の第3トッププレート5は、加熱調理器100Jの上面の全面に形成され、第3トッププレート5に第1トッププレート3と第2トッププレート4とが保持される。第3トッププレート5における第1トッププレート3と第2トッププレート4の保持機構は、変形例1−1と同じである。
図22に示すように、第3トッププレート5の下面であって、システムキッチン300の天板301と接触する面には、本体1の筐体101のフランジ111が配置される凹部520が形成される。第3トッププレート5は、筐体101のフランジ111を挟んで、システムキッチン300の天板301と、ネジ等で接合される。
本実施の形態のような構成とすることで、トッププレート2の端部の凹凸部がなくなり、清掃性が向上すると共に、意匠性も向上する。また、フレーム21が不要になることで、材料費、製造コストおよび製造負荷を低減できる。
実施の形態4.
実施の形態4について以下に説明する。実施の形態4の加熱調理器100は、第2トッププレート4と冷却装置40とをユニット化した冷却ユニット400を備える点において、実施の形態1と相違する。加熱調理器100のその他の構成および制御については、実施の形態1と同じである。
図23および図24は、実施の形態4に係る加熱調理器100の冷却ユニット400の断面模式図である。図23は、冷却ユニット400を加熱調理器100から取り外した状態を示し、図24は、冷却ユニット400を加熱調理器100に取り付けた状態を示す。図23に示すように、冷却ユニット400は、第2トッププレート4と、冷却装置40と、第2温度センサ43と、筐体410と、接続端子420とを備える。筐体410は、第2トッププレート4の下方に取り付けられる。筐体410の内部には、冷却装置40と、第2温度センサ43と、接続端子420とが収容される。接続端子420は、ペルチェ素子401の電極に接続されたリード線と電気的に接続され、筐体410に配置される。
図23および図24に示すように、冷却ユニット400は、筐体410が第3トッププレート5の開口502に嵌め込まれ、第2トッププレート4の外周部が第3トッププレート5の第2保持部503に保持されることで、加熱調理器100に取り付けられる。冷却ユニット400は、第3トッププレート5に接着剤等で固定されてもよいし、ネジ止めなどの着脱可能な構成で取り付けられてもよい。図24に示すように、冷却ユニット400が加熱調理器100に取り付けられた状態で、接続端子420は、本体1内の第2駆動回路42に接続された端子と接続される。
筐体410は、加熱調理器100の送風装置15からの冷却風を内部に取り込むための開口411を有する。開口411は、冷却風の風路に直交する面と、その面に対向する面とに複数設けられる。図25は、実施の形態4に係る冷却ユニット400の筐体410の概略斜視図である。図25に示すように、筐体410は、冷却風の風路に直交する面と、その面に対向する面とにそれぞれ3つの開口411を有する。また、接続端子420は、冷却風の影響が小さくなるよう、筐体410の風上側の側面であって、開口411が形成される側面に設けられる。
本実施の形態のような構成とすることで、使用者の需要に応じて、第2機能部を付け替えることが可能になり、利便性が向上する。また、冷却装置40に不具合が生じた場合でも冷却装置40だけを交換することが可能になる。なお、冷却ユニット400は、一例であり、第2機能ユニットとして、第2トッププレート4と、その他の機能部とをユニット化してもよい。
また、上記実施の形態では、第2機能部である冷却装置40をユニット化する構成について説明したが、第1機能部または第3機能部をユニット化し、加熱調理器100から着脱可能な構成としてもよい。例えば、トッププレート2がさらに第4トッププレートを有する構成とし、給電装置50と第3トッププレート5とからなる第3機能ユニットを第4トッププレートに着脱する構成としてもよい。
(変形例4−1)
冷却ユニット400の構成は、図23および図24に示すものに限定されない。図26および図27は、変形例4−1に係る冷却ユニット400Aの断面模式図である。図26は、冷却ユニット400Aを加熱調理器100から取り外した状態を示し、図27は、冷却ユニット400Aを加熱調理器100に取り付けた状態を示す。図26および図27に示すように、冷却ユニット400Aの第2トッププレート4を第3トッププレート5の上面上に載置してもよい。この場合、第3トッププレート5の開口502の周囲の上面が第2保持部503となる。また、第2トッププレート4の上面側の断面形状は、台形となるように構成されるとよい。
本変形例のような構成とすることで、第2トッププレート4と第3トッププレート5の接合部への液体の流入を抑制することができる。第2トッププレート4と第3トッププレート5との接合部の清掃性が向上する。また、第2トッププレート4と第3トッププレート5との間の調理容器200aの移動がスムーズになる。
(変形例4−2)
図28は、変形例4−2に係る冷却ユニット400Bの断面模式図である。図28は、冷却ユニット400Bを加熱調理器100に取り付けた状態を示す。図28に示すように、筐体410の底面を傾斜させ、傾斜の最下部に排水口412を設けてもよい。この場合、筐体410の底面は、風上側が風下側よりも上方に位置するよう傾斜する。すなわち、排水口412は、筐体410の風下側の底面に設けられる。接続端子420は、排水口412と対向する側面に配置される。
本変形例のような構成とすることで、筐体410の内部に発生する凝縮水(結露)を素早く回収し排出できる。この時、加熱調理器100の本体1の内部にも、凝縮水の排水路を設けることで、凝縮水が加熱調理器100内部に漏出することを抑制することができる。
(変形例4−3)
図29および図30は、変形例4−3に係る冷却ユニット400Cの断面模式図である。図29は、冷却ユニット400Cを加熱調理器100から取り外した状態を示し、図30は、冷却ユニット400Cを加熱調理器100に取り付けた状態を示す。図29および図30に示すように、冷却ユニット400Cが冷却装置40を駆動する第2駆動回路42を備える構成としてもよい。この場合、接続端子420は、第2駆動回路42に接続され、本体1内の電源部12に接続された端子と接続される。
本変形例のような構成とすることで、冷却ユニット400Cを加熱調理器100Cとは別体で駆動することも可能となり、利便性が向上する。
実施の形態5.
実施の形態5について以下に説明する。図31は、実施の形態5に係る加熱調理器100Kの概略斜視図である。図31に示すように、実施の形態5の加熱調理器100Kは、加熱調理器100Kの本体1Aの内部に加熱庫9を備える点において、実施の形態1と相違する。加熱調理器100Kのその他の構成および制御については、実施の形態1と同じである。
加熱庫9には、加熱庫9内に配置された被加熱物を加熱するための加熱源が設けられる。加熱庫9の加熱源は、上部および下部に設けられるシーズヒーター等の輻射式電気加熱源、電磁誘導式加熱源、マイクロ波式加熱源、または熱風によるコンベクション方式加熱源である。または、加熱庫9に複数種類の加熱源を上下に組み合わせて配置してもよい。また、加熱庫9の庫内上下にそれぞれヒーターを設置し、さらにマイクロ波を発信するアンテナを庫内壁面に配置してもよい。
加熱庫9の前面には扉90が設けられる。扉90には加熱庫9の内部を視認できるよう視認窓を設けてもよい。また、扉90の最前面には使い勝手の良いように把持部91が設けられる。また、加熱庫9の内部において加熱時に排出される煙等の排気風は、吸排気口8から排気されてもよいし、本体1Aの奥部に別途設けた排気口より排気されてもよい。
本実施の形態のような構成とすることで、加熱調理器100Kの本体1Aを大きくすることができ、本体1Aの内部に配置される各装置および駆動回路の配置の自由度が向上する。なお、加熱調理器100Kが加熱庫9を備える場合、図10に示すデマンド制御では、加熱庫9の使用電力も含めた制御が行われる。
以上が実施の形態の説明であるが、上記の実施の形態は、種々に変形することが可能である。また、各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成を任意に組合せることも可能である。例えば、第2機能部は、冷却装置40に限定されるものではなく、第2トッププレート4に載置された調理容器200bを温調する機能を有するものであればよい。例えば、第2機能部として、冷却装置40に替えてニクロム線を渦巻状にしたラジエントヒーターを設けてもよい。これにより、誘導加熱できない耐熱ホーロー鍋、超耐熱ガラス鍋、土鍋等を第2トッププレート4上で加熱することができる。この場合、第2トッププレート4の材質は、温調機能に応じた材質とすることで、より効率的に調理容器200bの温度調整が可能になる。また、この場合は、第3トッププレート5の材質は、第2機能部の加熱能力に応じて耐熱性のある樹脂、セラミックまたはガラスなどの材質が用いられる。
また、第2トッププレート4と第2機能部の配置位置は、上記実施の形態に限定されず、加熱調理器100の左右どちらかの片側に配置してもよい。また、第1機能部、第2機能部および第3機能部の数は任意であり、第1トッププレート3、第2トッププレート4、第3トッププレート5の下に、それぞれ複数の機能部が配置されてもよい。
また、上記実施の形態において、第1温度センサ33は、第1トッププレート3上に載置された調理容器200aの温度を検出するものとしたが、第1トッププレート3の温度を検出するものであってもよい。この場合は、制御部11において、第1温度センサ33によって検出された第1トッププレート3の温度から、調理容器200aの温度が算出される。この場合、上記の説明における「第1温度センサ33によって検出された調理容器200aの温度」との記載は、「第1温度センサ33の検出結果から算出された調理容器200aの温度」と読み替えるものとする。
また、上記実施の形態において、第2温度センサ43は、第2トッププレート4上に載置された調理容器200bの温度を検出するものとしたが、第2トッププレート4の温度を検出するものであってもよい。この場合は、制御部11において、第2温度センサ43によって検出された第2トッププレート4の温度から、調理容器200bの温度が算出される。この場合、上記の説明における「第2温度センサ43によって検出された調理容器200bの温度」との記載は、「第2温度センサ43の検出結果から算出された調理容器200bの温度」と読み替えるものとする。
また、加熱調理器100は、第3トッププレート5の温度を検出する第3温度センサを備えてもよい。この場合、制御部11は、第3温度センサの検出結果から、第3トッププレート5上に高温の調理容器200aが載置されたことを検知することができる。そして、第3トッププレート5が高温であることを報知部14から報知することができ、安全性をさらに向上させることができる。また、第2機能部が加熱装置の場合、第2トッププレート4からの熱伝導により第3トッププレート5の温度が高くなることがある。この場合は、制御部11により第2機能部の停止または火力の低下などの制御を行うことで、第3トッププレート5の温度が耐熱温度を超えることを抑制できる。また、第1温度センサ33、第2温度センサ43および第3温度センサは、それぞれ複数個設けられてもよい。これらのセンサを複数個設けることで、温度検出精度を向上させることができる。
1、1A 本体、2 トッププレート、3 第1トッププレート、4 第2トッププレート、5 第3トッププレート、6 操作部、7 表示部、8、8A 吸排気口、9 加熱庫、10 基板、11 制御部、12 電源部、13 通信部、14 報知部、15 送風装置、21 フレーム、21A 中間フレーム、30 加熱装置、31 加熱口、32 第1駆動回路、33 第1温度センサ、40 冷却装置、42 第2駆動回路、43 第2温度センサ、45 防磁部材、50 給電装置、52 第3駆動回路、55 電源コンセント、90 扉、91 把持部、100、100A、100B、100C、100D、100E、100F、100G、100H、100J、100K 加熱調理器、101 筐体、111 フランジ、200a、200b 調理容器、200c 受電機器、210 傾斜面、300 システムキッチン、301 天板、400、400A、400B、400C 冷却ユニット、401 ペルチェ素子、402 放熱手段、410 筐体、411 開口、412 排水口、420 接続端子、501 第1保持部、502 開口、503 第2保持部、511 第1開口、520 凹部。

Claims (19)

  1. 第1トッププレート、第2トッププレートおよび第3トッププレートからなるトッププレートと、
    前記第1トッププレートの下方に配置され、前記第1トッププレート上に載置される被加熱物を加熱する第1機能部と、
    前記第2トッププレートの下方に配置され、前記第2トッププレート上に載置される物を温調する第2機能部と、を備え、
    前記第1トッププレート、前記第2トッププレートおよび前記第3トッププレートは、それぞれ異なる材質で構成され、
    前記第2トッププレートは、前記第3トッププレートに保持される加熱調理器。
  2. 前記第1トッププレートと前記第3トッププレートは、前後方向または左右方向に隣接して配置される請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1トッププレートと前記第3トッププレートとを保持し、前記トッププレートの外周を覆う金属のフレームをさらに備える請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第3トッププレートは、
    下方に前記第2機能部が配置される開口と、
    前記開口の周縁に設けられ、前記第2トッププレートを保持する保持部と、
    を有する請求項1〜3の何れか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記第3トッププレートは、上面視でL字形状の吸排気口を有する請求項1〜4の何れか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記第3トッププレートは、
    下方に前記第1機能部が配置される第1開口と、
    前記第1開口の周縁に設けられ、前記第1トッププレートを保持する第1保持部と、
    を有する請求項1〜5の何れか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記第1トッププレートと前記第3トッププレートの間に配置され、前記第1トッププレートおよび前記第3トッププレートを保持する中間フレームをさらに備える請求項1〜5の何れか一項に記載の加熱調理器。
  8. 前記中間フレームの上面と、前記第1トッププレートまたは前記第3トッププレートの上面は、傾斜面により接続される請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 前記第1トッププレートは、前記被加熱物を誘導加熱方式で加熱可能な材質で構成される請求項1〜8の何れか一項に記載の加熱調理器。
  10. 前記第1トッププレートは、前記トッププレートの全領域の3分の1以上の大きさを有する請求項1〜9の何れか一項に記載の加熱調理器。
  11. 前記第2トッププレートは、前記第1トッププレートよりも熱伝導率が高い材質で構成される請求項1〜10の何れか一項に記載の加熱調理器。
  12. 前記第3トッププレートは、前記第1トッププレートおよび前記第2トッププレートより熱伝導率が低い材質で構成される請求項1〜11の何れか一項に記載の加熱調理器。
  13. 前記第3トッププレートは、耐熱性および耐湿性を有する樹脂で構成される請求項12に記載の加熱調理器。
  14. 前記第1機能部および前記第2機能部を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1機能部および前記第2機能部を、独立してまたは連携して制御する請求項1〜13の何れか一項に記載の加熱調理器。
  15. 前記第2機能部は、加熱装置または冷却装置である請求項1〜14の何れか一項に記載の加熱調理器。
  16. 前記第3トッププレートの下方に配置され、前記第1機能部および前記第2機能部と異なる機能を実施する第3機能部をさらに備える請求項1〜15の何れか一項に記載の加熱調理器。
  17. 前記第3機能部は、前記第3トッププレート上に載置された機器に電力を供給する給電装置である請求項16に記載の加熱調理器。
  18. 前記第2トッププレートと、
    前記第2機能部と、
    前記第2機能部を収容し、前記第2トッププレートの下方に取り付けられる筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記第2機能部に電気的に接続された接続端子と、
    を有する機能ユニットをさらに備える請求項1〜17の何れか一項に記載の加熱調理器。
  19. 前記機能ユニットは、前記筐体内に収容され、前記第2機能部を駆動する駆動回路をさらに備える請求項18に記載の加熱調理器。
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