JP2004278997A - 加熱調理器 - Google Patents

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Kazuyoshi Teramoto
和良 寺本
Osamu Murakami
治 村上
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】この発明は、組立工数を簡素化できる等の加熱調理器を得る。
【解決手段】この発明の加熱調理器は、内部に加熱コイル1が設けられた本体3と、この本体3上に設けられ調理容器が表面に載置されるトッププレート4とを備え、このトッププレート4の裏面に本体3の第1の凹部11と係合する第1の凸部12が設けられ、トッププレート4を本体3に当接することでトッププレート4と本体3とは一体化されるようになっている。また、トッププレート4は、保護プレート部7と、耐熱プレート部10とから構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内部に加熱部が設けられた本体と、この本体上に設けられ鍋等が載置されるトッププレートとを備えた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、加熱調理器として、内部に加熱部が設けられた本体と、この本体上に設けられ鍋等が表面に載置されるトッププレートとがねじにより固定されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、加熱調理器として、4辺が保護部材で接着固定されたトッププレートを本体の上面に接着剤で固定したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−42682号公報(図2)
【特許文献2】
特開平8−243016号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の加熱調理器では、トッププレートをねじにより本体に固定する等の面倒な作業があり、組立に手間がかかる上、部品点数も多く、製造コストが嵩むという問題点があった。
また、上記特許文献2の加熱調理器についても、トッププレートの4辺を、保護部材で接着固定し、その後このトッププレートを本体に接着しなければならず、特許文献1のものと同様に組立に手間がかかる等の問題点があった。
【0005】
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、組立工数を簡素化できる等の加熱調理器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る加熱調理器は、内部に加熱部が設けられた本体と、この本体上に設けられ調理容器が表面に載置されるトッププレートとを備え、このトッププレートの裏面に前記本体の被係合部と係合する係合部が設けられ、トッププレートを本体に当接することでトッププレートと本体とは一体化されるようになっている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施の形態について説明するが、同一、相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1の加熱調理器について説明する。
図1は流し台2に組み込まれた加熱調理器の斜視図、図2は図1のII−II線に沿った断面図である。
この加熱調理器は、内部に加熱部である加熱コイル1、加熱コイル1よりも加熱温度が高い加熱部である加熱ヒータ(図示せず)が設けられた本体3と、この本体3上に設けられ調理容器である鍋、やかん等が載置されるトッププレート4とを備えている。
本体3は、その前面にロースター5およびパネル6が設けられている。
例えば550mm×400mm寸法のトッププレート4は、加熱コイル1、加熱ヒータに対向した箇所に孔7aを有し、孔7aの内周縁に係止部である受け部8が全周にわたって形成された保護プレート部7と、孔7aに接着部9を介して接着された耐熱プレート部10とから構成されている。また、保護プレート部7の下面には係合部である第1の凸部12が一定間隔をおいて設けられている。
【0008】
前記保護プレート部7は、厚さ5.5mmのフェノール樹脂である耐熱性熱硬化型樹脂で構成されている。なお、フェノール樹脂の代わりに繊維強化エポキシ樹脂等の耐熱性熱硬化型樹脂でもよい。これらの樹脂を用いた場合、保護プレート部7は150℃〜200℃で加熱成形される。なお、ガラス繊維添加のポリフェニレンサルファイド等の熱可塑性樹脂も耐熱性の点で使用可能であるが、長期耐熱使用では耐熱性熱硬化型樹脂の方がよい。また、この保護プレート部7の厚みは5.5mm〜6mmでよく、また樹脂製であるので表面への印刷が簡単にできる。
【0009】
前記受け部8は、高さ4mm、幅2.5mmの寸法を有している。また、前記接着部9は、室温湿気硬化型シリコーン系の接着剤で構成されている。
なお、受け部8は、例えば結晶化ガラスが厚さ4mmの場合、高さ4.0mm〜4.5mm、幅2.5mm〜3.0mmあればよい。
【0010】
本体3の上端面には被係合部である第1の凹部11が形成されている。この第1の凹部11には第1の凸部12がバネ16を介して挿着される。また、保護プレート部7の下面側の外周縁部を囲って第2の凸部14が形成され、またこの頂面には溝13が形成されている。この溝13にパッキン15が装着された第2の凸部14は、流し台2に当接している。
第1の凸部12は高さ45mm、幅30mm、厚さ4mmであり、第2の凸部14は高さ4mm、幅9mmである。溝13は深さ3mm、幅5mmであり、この溝13内に熱可塑性エラストマー製のパッキン15が装着されている。なお、バネ16については、第1の凸部12が第1の凹部11に固定するものであればよいのであって、これに限定されない。
【0011】
なお、第1の凸部12は、例えば高さ40mm〜50mm、幅30mm〜35mm、厚さ3mm〜5mmあればよく、第2の凸部14は、例えば高さ4mm〜5mm、幅8mm〜9mm、および溝13は、例えば深さ2.5mm〜3mm、幅5mm〜6mmあればよい。
また、パッキン15は、スチレン系等の熱可塑性エラストマー成形物なので、200℃で自在形状に成形できて、自着性があり、接着剤なしでも溝13内に簡単に接着できる。勿論このものに限定されるものではなく、例えばゴム製であってもよい。
【0012】
また、耐熱プレート部10は、直径207mm、厚さ4mmの結晶化ガラスで構成されている。このプレート部10の形状は、直径200mmの加熱コイル1よりも径が大きい円形であるが、四角形状であってもよい。四角形状にすることでガラスの加工コストが低下する利点がある。
【0013】
上記構成の加熱調理器によれば、保護プレート部7の下面の複数の第1の凸部12を本体3の第1の凹部11に挿入することで、トッププレート4は本体3に簡単に結合され、取り付け金具等が不要となり、組立工数が簡素化されるとともに、部品点数の削減により、製造コストが低減される。しかも、第1の凸部12と第1の凹部11との間にバネ16が介在しているので、トッププレート4は本体3に確実、強固に結合される。
また、第2の凸部14の表面に溝13を形成し、この溝13にパッキン15が設けられているので、流し台2と本体3との間の耐水シール機能は確保されている。
また、トッププレート4では、コストが嵩む、結晶化ガラスで構成された耐熱プレート部10を加熱コイル1、加熱ヒータと対向した領域に限定して設けており、トッププレート4自体のコストが低減される。
【0014】
また、耐熱プレート部10は保護プレート部7の受け部8で係止されているので、鍋等の荷重は受け部8で受け止められ、接着部9に対する荷重は軽減される。
【0015】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2の加熱調理器の要部断面図であり、保護プレート部7の上面側外周縁部の全周に、保護プレート部7上の液体のオーバフローを防止する高さ1.5mm、幅15mmの壁部20が一体に形成されている。なお、壁部20は、例えば高さ1.5mm〜2.0mmで、幅12mm〜20mmあればよい。
この構成の加熱調理器によれば、保護プレート部とは別部品であるオーバフロー防止用の外枠部品を設けることなく、トッププレート4上にこぼれた水のオーバフロー防止や鍋のすべり止め防止もできる。
【0016】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3の加熱調理器の要部断面図あり、実施の形態1、2のものと比較して、トッププレート4を鉛直方向に沿って視たときに、耐熱プレート部10の径と加熱ヒータ21の径との差が大きい点、および接着部の材料が異なる点にある。
即ち、直径130mmの加熱ヒータ21に対向した直径140mm、厚さ4mmの耐熱プレート部10が、厚み5.5mmの保護プレート部7の孔7aに接着部22により接着されている。この孔7aの内壁面には高さ4mm、幅2.5mmの係止部である受け部8が形成されている。接着部22は室温硬化型ニ液エポキシ系樹脂で構成されている。
【0017】
この加熱調理器によれば、接着部22は、トッププレート4を鉛直方向に沿って視たときに加熱ヒータ21の外周部から全周にわたって5mmの幅で離れており、実施の形態1および2のものと比較して、その幅が大きくなっており、加熱ヒータ21の真上の耐熱プレート部10の温度が300℃以上であっても、接着部22の箇所では100℃程度であり、シリコーン系接着剤に比べて耐熱性が低いエポキシ系接着剤を接着部22に用いることが可能となる。
湿気硬化タイプで、室温湿気硬化型シリコーン系樹脂の場合硬化時間に24hr以上必要とするのに対して、この接着剤を用いた場合、耐熱性が低いものの、その分については、耐熱プレート部10の径と加熱ヒータ21の径との差を大きくすることで、接着部22の加熱温度を低減させることで補っている。従って、実用強度硬化時間は1hr程度と室温湿気硬化型シリコーン系樹脂と比較して大幅に短縮され、接着工程の短時間化を図ることができ、製造コストが低減できる。
【0018】
なお、上記の各実施の形態では、係合部は第1の凸部12であり、被係合部は第1の凹部11であるが、保護プレート部に凹部を形成し、本体に凸部を形成するようにしてもよい。また、係合部、被係合部の形状については、凸部および凹部の形状に限定されるものではない。
また、トッププレート4は、保護プレート部7および耐熱プレート部10とから構成されているが、同一材料で一体的に形成されていてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る加熱調理器によれば、内部に加熱部が設けられた本体と、この本体上に設けられ調理容器が表面に載置されるトッププレートとを備え、このトッププレートの裏面に前記本体の被係合部と係合する係合部が設けられ、トッププレートを本体に当接することでトッププレートと本体とは一体化されるようになっているので、トッププレートは本体に簡単に結合され、組立工数が簡素化されるとともに、部品点数の削減により、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の加熱調理器の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】この発明の実施の形態2の加熱調理器の要部断面図である。
【図4】この発明の実施の形態3の加熱調理器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 加熱コイル(加熱部)、3 本体、4 トッププレート、7 保護プレート部、8 受け部(係止部)、9 接着部、10 耐熱プレート部、11 第1の凹部(被係合部)、12 第1の凸部(係合部)、13 溝、14 第2の凸部。

Claims (7)

  1. 内部に加熱部が設けられた本体と、この本体上に設けられ調理容器が表面に載置されるトッププレートとを備え、このトッププレートの裏面に前記本体の被係合部と係合する係合部が設けられ、トッププレートを本体に当接することでトッププレートと本体とは一体化されるようになっている加熱調理器。
  2. 前記トッププレートは、前記加熱部に対向した箇所に孔を有するとともに孔の内周縁に係止部が形成された保護プレート部と、前記孔の前記係止部に係止されるとともに接着部を介して接着された耐熱プレート部とから構成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記係合部は、前記保護プレート部に設けられた第1の凸部であり、前記被係合部は、本体の上端面に設けられ前記第1の凸部が挿着された第1の凹部である請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記保護プレート部は、その下面側の外周縁部の全周に沿って第2の凸部が設けられているとともに、この第2の凸部の頂面に形成された溝にパッキンが装着されており、前記第2の凸部が流し台に当接するようになっている請求項1ないし請求項3の何れかに記載の加熱調理器。
  5. 前記保護プレート部は、その上面側の外周縁部に、前記保護プレート部上の液体のオーバフローを防止する壁部が一体形成されている請求項1ないし請求項4の何れかに記載の加熱調理器。
  6. 前記保護プレート部は、その孔の内径が前記加熱部の外径よりも大きい請求項1ないし請求項5の何れかに記載の加熱調理器。
  7. 前記保護プレート部は、樹脂材料で構成され、耐熱プレート部は、結晶化ガラスで構成されている請求項1ないし請求項6の何れかに記載の加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266465A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Panasonic Corp 組込み型誘導加熱調理器
JP2009293822A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Toyo Aluminum Ekco Products Kk コンロ用パッキン
JP2010218725A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電磁誘導加熱調理器
JP2021141023A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱電機株式会社 加熱調理器

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