JP2021118249A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的な昇降機構を設けることなく、環状部材を昇降させること。【解決手段】環状部材は、円環状に形成され、基板の周囲に載置した際に下側となる環状の下面に、周方向に沿って螺旋状の第1のネジ溝が側面に形成された突部又は溝部が周方向に沿って設けられる。支持部は、環状部材が載置される載置面に、周方向に沿って螺旋状の第2のネジ溝が側面に形成された溝部又は突部が周方向に沿って、環状部材の突部又は溝部と嵌合するように設けられる。チャンバは、支持部が内部に配置される。圧力調整部は、環状部材を周方向に回転させる駆動力が得られるようチャンバ内の圧力を制御する。【選択図】図5

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。
特許文献1は、フォーカスリングが載置されたステージに上下に移動するプッシャーピンを設け、フォーカスリングの消耗に応じてプッシャーピンによりフォーカスリングを上昇させる技術を開示する。
特開2018−160666号公報
本開示は、機械的な昇降機構を設けることなく、環状部材を昇降させる技術を提供する。
本開示の一態様によるプラズマ処理装置は、環状部材と、支持部と、チャンバと、圧力調整部とを備える。環状部材は、円環状に形成され、基板の周囲に載置した際に下側となる環状の下面に、周方向に沿って螺旋状の第1のネジ溝が側面に形成された突部又は溝部が周方向に沿って設けられる。支持部は、環状部材が載置される載置面に、周方向に沿って螺旋状の第2のネジ溝が側面に形成された溝部又は突部が周方向に沿って、環状部材の突部又は溝部と嵌合するように設けられる。チャンバは、支持部が内部に配置される。圧力調整部は、環状部材を周方向に回転させる駆動力が得られるようチャンバ内の圧力を制御する。
本開示によれば、機械的な昇降機構を設けることなく、環状部材を昇降させることができる。
図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置の断面の一例を概略的に示す図である。 図2は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。 図3Aは、実施形態に係る環状部材に作用する力の説明する図である。 図3Bは、実施形態に係る環状部材に作用する力の説明する図である。 図3Cは、実施形態に係る環状部材に作用する力の説明する図である。 図4Aは、ネジ溝の加工を説明する図である。 図4Bは、本実施形態に係るネジ溝の加工の一例を説明する図である。 図4Cは、本実施形態に係るネジ溝の加工の一例を説明する図である 図5は、実施形態に係る環状部材を上昇させる一例を説明する図である。 図6は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。 図7は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。
以下、図面を参照して本願の開示するプラズマ処理装置の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態により、開示するプラズマ処理装置が限定されるものではない。
ところで、例えば、半導体ウェハ(以下「ウェハ」と呼ぶ。)などの基板に対してプラズマを用いてエッチング処理を行うプラズマ処理装置が知られている。プラズマ処理装置は、ウェハの周囲にフォーカスリングが配置される。また、プラズマ処理装置は、フォーカスリングの周囲にカバーリングが配置される場合がある。プラズマ処理装置は、ウェハの周囲にフォーカスリングやカバーリングなどの環状部材があることにより、ウェハ周辺のプラズマ状態が均一になるため、ウェハ全面のエッチング特性を均一化することができる。しかし、フォーカスリングやカバーリングなどの環状部材は、エッチングにより消耗して厚さが薄くなる。プラズマ処理装置は、環状部材の消耗に伴いウェハ外周のエッチング特性が悪化する。
そこで、特許文献1では、フォーカスリングが載置されたステージに上下に移動するプッシャーピンを設け、フォーカスリングの消耗に応じてプッシャーピンによりフォーカスリングを上昇させる。
しかし、プラズマ処理装置は、環状部材を昇降させるためにプッシャーピンなどの機械的な昇降機構を設けた場合、構成が複雑になる。
そこで、機械的な昇降機構を設けることなく、環状部材を昇降させる技術が期待されている。
[プラズマ処理装置の構成]
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を説明する。本実施形態では、プラズマ処理装置が、基板にプラズマ処理としてプラズマエッチングを実施する場合を例に説明する。また、基板は、ウェハとする。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置10の断面の一例を概略的に示す図である。図1に示すプラズマ処理装置10は、容量結合型プラズマ処理装置である。
プラズマ処理装置10は、チャンバ12を備える。チャンバ12は、略円筒形状とされ、例えばアルミニウム等からなり、気密に構成されている。チャンバ12は、その内部空間を、プラズマ処理を実施する処理空間12cとして提供している。チャンバ12は、耐プラズマ性を有する被膜が内壁面に形成されている。この被膜は、アルマイト膜、又は、酸化イットリウムから形成された膜であり得る。チャンバ12は、接地されている。チャンバ12の側壁には、開口12gが形成されている。チャンバ12の外部から処理空間12cへのウェハWの搬入時、及び、処理空間12cからチャンバ12の外部へのウェハWの搬出時に、ウェハWは、開口12gを通過する。チャンバ12の側壁には、開口12gの開閉のために、ゲートバルブ14が取り付けられている。
チャンバ12は、内部の中央付近にウェハWを支持する支持台13が配置されている。支持台13は、支持部材15とステージ16と含んで構成されている。支持部材15は、略円筒形状とされ、チャンバ12の底部上に設けられている。支持部材15は、例えば、絶縁材料から構成されている。支持部材15は、チャンバ12内において、チャンバ12の底部から上方に延在している。処理空間12c内には、ステージ16が設けられている。ステージ16は、支持部材15によって支持されている。
ステージ16は、その上に載置されたウェハWを保持するように構成されている。ステージ16は、下部電極18及び静電チャック20を有している。下部電極18は、第1プレート18a及び第2プレート18bを含んでいる。第1プレート18a及び第2プレート18bは、例えばアルミニウムといった金属から構成されており、略円盤形状を有している。第2プレート18bは、第1プレート18a上に設けられており、第1プレート18aに電気的に接続されている。
静電チャック20は、第2プレート18b上に設けられている。静電チャック20は、絶縁層、及び、当該絶縁層内に設けられた膜状の電極を有している。静電チャック20の電極には、直流電源22がスイッチ23を介して電気的に接続されている。静電チャック20の電極には、直流電源22から直流電圧が印加される。静電チャック20の電極に直流電圧が印加されると、静電チャック20は、静電引力を発生して、ウェハWを当該静電チャック20に引き付けて、当該ウェハWを保持する。なお、静電チャック20内には、ヒータが内蔵されていてもよく、当該ヒータには、チャンバ12の外部に設けられたヒータ電源が接続されていてもよい。
プラズマ処理装置10は、円環状に形成された環状部材がウェハWの周囲に配置される。本実施形態では、プラズマ処理装置10は、環状部材として、フォーカスリング24及びカバーリング25が配置される。第2プレート18bの周縁部上には、フォーカスリング24が配置される。フォーカスリング24は、略環状の板である。フォーカスリング24は、ウェハWのエッジ及び静電チャック20を囲むように配置される。フォーカスリング24は、エッチングの均一性を向上させるために設けられている。フォーカスリング24は、例えば、シリコン(Si)、炭化ケイ素(SiC)、石英といった材料から形成され得る。また、フォーカスリング24の周囲には、フォーカスリング24の側面を保護するカバーリング25が配置される。カバーリング25は、フォーカスリング24の外径よりも内径が大きい略環状の板である。カバーリング25は、フォーカスリング24を囲むように配置される。フォーカスリング24は、例えば、石英といった材料から形成され得る。
第2プレート18bの内部には、流路18fが設けられている。流路18fには、チャンバ12の外部に設けられているチラーユニットから、配管26aを介して温調流体が供給される。流路18fに供給された温調流体は、配管26bを介してチラーユニットに戻される。即ち、流路18fとチラーユニットとの間では、温調流体が循環される。この温調流体の温度を制御することにより、ステージ16(又は静電チャック20)の温度及びウェハWの温度が調整される。なお、温調流体としては、例えばガルデン(登録商標)が例示される。
プラズマ処理装置10には、ガス供給ライン28が設けられている。ガス供給ライン28は、伝熱ガス供給機構からの伝熱ガス、例えばHeガスを、静電チャック20の上面とウェハWの裏面との間に供給する。
プラズマ処理装置10は、シャワーヘッド30を更に備えている。シャワーヘッド30は、ステージ16の上方に設けられている。シャワーヘッド30は、絶縁部材32を介して、チャンバ12の上部に支持されている。シャワーヘッド30は、電極板34及び支持体36を含み得る。電極板34の下面は、処理空間12cに面している。電極板34には、複数のガス吐出孔34aが設けられている。この電極板34は、シリコン又は酸化シリコンといった材料から形成され得る。
支持体36は、電極板34を着脱自在に支持するものであり、アルミニウムといった導電性材料から形成されている。支持体36の内部には、ガス拡散室36aが設けられている。ガス拡散室36aからは、ガス吐出孔34aに連通する複数のガス通流孔36bが下方に延びている。支持体36には、ガス拡散室36aにガスを導くガス導入口36cが形成されている。ガス導入口36cには、ガス供給管38が接続されている。
ガス供給管38には、バルブ群42及び流量制御器群44を介して、ガスソース群40が接続されている。ガスソース群40は、プラズマエッチングに用いる各種のガスのガスソースを含んでいる。バルブ群42は、複数のバルブを含んでいる。流量制御器群44は、マスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器といった複数の流量制御器を含んでいる。ガスソース群40の複数のガスソースは、それぞれバルブ群42の対応のバルブ及び流量制御器群44の対応の流量制御器を介して、ガス供給管38に接続されている。ガスソース群40は、ガス供給管38を介して、プラズマエッチングのための各種のガスを支持体36のガス拡散室36aに供給する。ガス拡散室36aに供給されたガスは、ガス拡散室36aからガス吐出孔34a及びガス通流孔36bを介して、チャンバ12内にシャワー状に分散されて供給される。
下部電極18には、整合器63を介して第1の高周波電源62が接続されている。また、下部電極18には、整合器65を介して第2の高周波電源64が接続されている。第1の高周波電源62は、プラズマ発生用の高周波電力を発生する電源である。第1の高周波電源62は、プラズマ処理の際、27〜100MHzの範囲の所定の周波数、一例においては40MHzの周波数の高周波電力をステージ16の下部電極18に供給する。第2の高周波電源64は、イオン引き込み用(バイアス用)の高周波電力を発生する電源である。第2の高周波電源64は、プラズマ処理の際、第1の高周波電源62より低い、400kHz〜13.56MHzの範囲の所定の周波数、一例においては3MHzの高周波電力をステージ16の下部電極18に供給する。このように、ステージ16は、第1の高周波電源62及び第2の高周波電源64から周波数の異なる2つの高周波電力の印加が可能に構成されている。シャワーヘッド30とステージ16は、一対の電極(上部電極と下部電極)として機能する。
シャワーヘッド30の支持体36には、ローパスフィルタ(LPF)66を介して可変直流電源68が接続されている。可変直流電源68は、オン・オフスイッチ67により給電のオン・オフが可能に構成されている。可変直流電源68の電流・電圧ならびにオン・オフスイッチ67のオン・オフは、後述する制御部70によって制御される。なお、第1の高周波電源62、第2の高周波電源64から高周波がステージ16に印加されて処理空間にプラズマが発生する際には、必要に応じて制御部70によりオン・オフスイッチ67がオンとされ、支持体36に所定の直流電圧が印加される。
チャンバ12の支持台13の側方の底部には、排気口51が設けられている。排気口51は、排気管52を介して排気装置50が接続されている。排気装置50は、圧力調整弁といった圧力制御器、及び、ターボ分子ポンプといった真空ポンプを有している。排気装置50は、排気口51及び排気管52を介してチャンバ12内を排気することで、チャンバ12内を所望の圧力に減圧することができる。
チャンバ12は、排気口51への排気の流れに対して排気口51よりも上流側にバッフル板48が設けられている。バッフル板48は、支持台13とチャンバ12の内側面の間に、支持台13の周囲を囲むように配置されている。バッフル板48は、例えば、板状の部材であり、アルミニウム製の母材の表面にY等のセラミックスを被覆することにより形成され得る。バッフル板48は、多数のスリットが形成された部材や、メッシュ部材、多数のパンチング孔を有する部材により形成されており、排気が通過可能とされている。チャンバ12は、内部空間がバッフル板48により、ウェハWに対してプラズマ処理を行う処理空間12cと、排気管52及び排気装置50などのチャンバ12内を排気する排気系に繋がる排気空間に分かれる。
プラズマ処理装置10は、制御部70を更に備える。制御部70は、例えば、プロセッサ、記憶部、入力装置、表示装置等を備えるコンピュータである。制御部70は、プラズマ処理装置10の各部を制御する。制御部70では、入力装置を用いて、オペレータがプラズマ処理装置10を管理するためにコマンドの入力操作等を行うことができる。また、制御部70では、表示装置により、プラズマ処理装置10の稼働状況を可視化して表示することができる。さらに、制御部70の記憶部には、プラズマ処理装置10で実行される各種処理をプロセッサにより制御するための制御プログラム、及び、レシピデータが格納されている。制御部70のプロセッサが制御プログラムを実行して、レシピデータに従ってプラズマ処理装置10の各部を制御することにより、所望の処理がプラズマ処理装置10で実行される。
ここで、上述のように、フォーカスリング24やカバーリング25などの環状部材は、エッチングにより消耗して厚さが薄くなる。プラズマ処理装置10は、環状部材の消耗に伴いウェハW外周のエッチング特性が悪化する。
そこで、プラズマ処理装置10は、環状部材を次のような構造としている。図2は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。図2では、環状部材としてフォーカスリング24及びカバーリング25が示されている。フォーカスリング24及びカバーリング25は、円環状に形成されている。フォーカスリング24は、ウェハWの周囲を囲むように支持台13に載置される。カバーリング25は、フォーカスリング24の周囲を囲むように支持台13に載置される。
フォーカスリング24は、支持台13に載置した際に下側となる環状の下面24aに、周方向に沿って突部24bが形成されている。図2では、下面24aの外縁に沿って突部24bが形成されている。なお、突部24bは、下面24aの中央付近や内縁に沿って形成されてもよい。突部24bには、周方向に沿って螺旋状のネジ溝24cが側面に形成されている。図2では、突部24bの内側の側面にネジ溝24cが形成されている。
カバーリング25は、支持台13に載置した際に下側となる環状の下面25aに、周方向に沿って突部25bが形成されている。図2では、下面25aの外縁に沿って突部25bが形成されている。なお、突部25bは、下面25aの中央付近や内縁に沿って形成されてもよい。突部25bには、周方向に沿って螺旋状のネジ溝25cが側面に形成されている。図2では、突部25bの内側の側面にネジ溝24cが形成されている。
支持台13は、フォーカスリング24及びカバーリング25が載置面13aに載置される。支持台13は、載置面13aのフォーカスリング24の下となる領域に、周方向に沿って溝部13bが設けられている。溝部13bは、周方向に沿って螺旋状のネジ溝13cが側面に形成されている。図2では、溝部13bの内側の側面にネジ溝13cが形成されている。
また、支持台13は、載置面13aのカバーリング25の下となる領域に、周方向に沿って溝部13dが設けられている。溝部13dは、周方向に沿って螺旋状のネジ溝13eが側面に形成されている。図2では、溝部13dの内側の側面にネジ溝13eが形成されている。
フォーカスリング24は、突部24bを支持台13の溝部13bに嵌合させて配置される。例えば、フォーカスリング24は、周方向に回転させて、突部24bのネジ溝24cを支持台13の溝部13bのネジ溝13cに嵌合させて配置される。カバーリング25は、突部25bを支持台13の溝部13dに嵌合させて配置される。例えば、カバーリング25は、周方向に回転させて、突部25bのネジ溝25cを支持台13の溝部13dのネジ溝13eに嵌合させて配置される。
なお、図1、2に示したプラズマ処理装置10では、フォーカスリング24及びカバーリング25の下面24a、25aに突部24b、25bを設け、支持台13の載置面13aに溝部13b、13dを設けた場合を説明した。しかし、プラズマ処理装置10は、フォーカスリング24及びカバーリング25の下面24a、25aにネジ溝が側面に形成された溝部を設けてもよい。また、プラズマ処理装置10は、支持台13の載置面13aに、ネジ溝が側面に形成された突部をフォーカスリング24及びカバーリング25の溝部と嵌合するように設けてもよい。
フォーカスリング24及びカバーリング25と支持台13との間には、若干の空間がある。排気装置50によりチャンバ12内の圧力が変更すると、フォーカスリング24及びカバーリング25と支持台13との間の空間の圧力と、チャンバ12内の圧力との差圧により、フォーカスリング24及びカバーリング25には、上下方向に力が発生する。本実施形態に係るプラズマ処理装置10は、フォーカスリング24及びカバーリング25を周方向に回転させる駆動力が得られるようチャンバ12内の圧力を排気装置50により制御する。
ここで、フォーカスリング24及びカバーリング25などの環状部材に作用する力について説明する。図3A及び図3Bは、実施形態に係る環状部材に作用する力の説明する図である。図3Aには、第1部材81と、第2部材82が示されている。第1部材81は、フォーカスリング24及びカバーリング25などの環状部材を簡略化したものである。第2部材82は、支持台13を簡略化したものである。
第1部材81は、円環状に形成され、下面81aに凹部81bが形成されている。凹部81bには、周方向に沿って螺旋状のネジ溝81cが側面に形成されている。第2部材82は、上面82aの第1部材81の凹部81bに対応する位置に凸部82bが形成されている。凸部82bには、ネジ溝81cと嵌合するように、周方向に沿って螺旋状のネジ溝82cが側面に形成されている。第1部材81は、周方向に回転させて、ネジ溝81cを第2部材82にネジ溝82cに嵌合させて配置される。
図3Bには、ネジ溝81c及びネジ溝82cの溝の軌跡を示す螺旋状のつる巻き線85が示されている。ネジ溝81c及びネジ溝82cは、リード角をθとし、リードをLとする。リード角θは、つる巻き線85の回転軸に直角な平面と、つる巻き線85とがなす角度である。リードは、つる巻き線85に沿って一周した際に上昇する距離である。
図3Bには、つる巻き線85を直線状にした直線86が示されている。図3Aに示す第1部材81は、重力mgが下向きに作用する。重力mgは、図3Bに示すように、直線86に沿った方向の重力成分1と、直線86に垂直な方向の重力成分2に分けられる。重力成分1は、mg・sinθとなる。重力成分2は、mg・cosθとなる。
また、図3Aに示すように、第1部材81と第2部材82の間には、空間83がある。プラズマ処理装置10は、排気装置50によりチャンバ12内の圧力を変更している場合、空間83の圧力と、チャンバ12内の圧力との差圧により、上下方向に力が第1部材81に発生する。例えば、チャンバ12内の圧力を減圧している場合、第1部材81には、上方向に力が発生する。図3Bには、差圧により発生する力を圧力Pとして示している。
圧力Pは、直線86に沿った方向のP・sinθと、直線86に垂直な方向のP・cosθに分けられる。直線86に沿った方向のP・sinθは、第1部材81をつる巻き線85に沿って持ち上げる力である。
また、第1部材81と第2部材82は、ネジ溝81cとネジ溝82cが嵌合していることで摩擦発生する。摩擦は、ネジ溝81cとネジ溝82cの間の抗力をNとし、摩擦係数をμとした場合、N・μとなる。
抗力Nは、直線86に垂直な方向に対する重力mg及び圧力Pの成分から、P・cosθ−mg・cosθと求まる。よって、摩擦は、μ(P・cosθ−mg・cosθ)と求まる。
第1部材81が上昇するには、第1部材81がつる巻き線85に沿って回転する必要がある。第1部材81は、以下の式(1)に示すように、圧力Pによる直線86に沿った方向が、摩擦と重力成分1よりも大きい場合、回転する。
P・sinθ > μ(P・cosθ−mg・cosθ)+mg・sinθ (1)
式(1)は、以下の式(2)のように変換できる。
μ < sinθ/cosθ = tanθ (2)
すなわち、ネジ溝81c及びネジ溝82cは、式(2)を満たすようなリード角θで形成することにより、第1部材81を回転させて昇降させることが可能となる。例えば、チャンバ12内の圧力に対する空間83の圧力の差圧による力が第1部材81に作用する重力よりも大きくなるようにチャンバ12の内部を減圧することにより、第1部材81は、回転して上昇する。
なお、第1部材81のネジ溝81cと第2部材82のネジ溝82cとが嵌合して締め付けられている場合、第1部材81と第2部材82の間に作用する軸力をさらに考慮してもよい。図3Cは、実施形態に係る環状部材に作用する力の説明する図である。第1部材81は、第2部材82に締め付けて取り付けられたことにより、軸力が発生している。第1部材81を上昇させるためには、軸力以上の力が必要となる。ネジ溝81cとネジ溝81cの有効断面積をAsとし、軸力をFとした場合、差圧により発生する圧力Pは、以下の式(3)を満たす必要がある。
P > F/As (3)
なお、式(3)では、軸力に対して第1部材81に作用する重力mgが小さいものとして省略している。第1部材81に作用する重力mgが大きい場合、差圧により発生する圧力Pは、以下の式(4)を満たす必要がある。
P > F/As+mg (4)
式(3)又は式(4)を満たす圧力Pが発生するようにチャンバ12内の圧力を制御することで、第1部材81を周方向に回転させる駆動力が得られる。
ところで、ネジ溝81cとネジ溝81cの間の摩擦係数μが低いほど昇降しやすくなるが、摩擦係数が低くなると、重力の作用によって第1部材81が下降する場合がある。
そこで、ネジ溝81c及びネジ溝81cは、溝を構成する2つのフランク面の摩擦係数を異ならせてもよい。例えば、ネジ溝81c及びネジ溝81cは、支持台13に載置した際に上側のフランク面の摩擦係数よりも下側のフランク面の摩擦係数が大きくなるように加工してもよい。
図4Aは、ネジ溝の加工を説明する図である。図4Aには、未加工のネジ溝90が示されている。ネジ溝90の各溝91は、山の頂と谷底とを連絡する2つのフランク面92a、92bにより形成されている。図4Aでは、支持台13に載置した際にフランク面92aが上側となり、フランク面92bが下側となるものとする。図4Bは、本実施形態に係るネジ溝90の加工の一例を説明する図である。図4Bでは、支持台13に載置した際に下側となるフランク面92bの面粗度を、上側となるフランク面92aの面粗度よりも大きくして、上側のフランク面92aよりも下側のフランク面92bの摩擦係数が大きくなるようにしている。図4Cは、本実施形態に係るネジ溝90の加工の一例を説明する図である。図4Cでは、支持台13に載置した際に下側となるフランク面92bに縦溝93を設ける加工をして、上側のフランク面92aよりも下側のフランク面92bの摩擦係数が大きくなるようにしている。これにより、第1部材81を安定して上昇させることができる。
図1、2に示したプラズマ処理装置10では、フォーカスリング24及びカバーリング25について、ネジ溝24cとネジ溝13c、及びネジ溝25cとネジ溝13eのそれぞれのリード角θを、式(2)を満たすように形成する。また、ネジ溝24cとネジ溝13c、及びネジ溝25cとネジ溝13eについて、支持台13に載置した際に上側のフランク面の摩擦係数よりも下側のフランク面の摩擦係数が大きくなるように加工する。例えば、下側のフランク面は、プラズマ処理装置10がウェハWに対してプラズマ処理を実施する際のチャンバ12内の圧力変化(加圧変化)で第1部材81が低下しない摩擦係数となるように加工する。上側のフランク面は、プラズマ処理装置10がウェハWに対してプラズマ処理を実施する際のチャンバ12内の圧力変化(減圧変化)で第1部材81が上昇する摩擦係数となるように加工する。また、フォーカスリング24及びカバーリング25に作用する軸力Fから式(3)又は式(4)を満たす圧力Pをそれぞれ求める。プラズマ処理装置10は、求めた圧力Pのうち、大きい方の圧力Pが発生するように排気装置50によりチャンバ12内の圧力を制御する。これにより、プラズマ処理装置10では、フォーカスリング24及びカバーリング25を周方向に回転させる駆動力が得られる。
プラズマ処理装置10は、圧力Pを発生させる時間やリード角θ、摩擦係数μを調整することで、1回での上昇量を制御できる。また、プラズマ処理装置10は、繰り返し圧力Pを発生させることで、フォーカスリング24及びカバーリング25を所望の上昇量に上昇させることができる。
図5は、実施形態に係る環状部材を上昇させる一例を説明する図である。図5の上側には、上昇前のフォーカスリング24及びカバーリング25とウェハWが示されている。フォーカスリング24及びカバーリング25は、ウェハWと上面が等しい高さとなされている。プラズマ処理装置10は、ウェハWへのエッチングなどのプラズマ処理を繰り返すことによりフォーカスリング24及びカバーリング25が上面から消耗する。図5の下側には、フォーカスリング24及びカバーリング25の消耗した部分が破線で示されている。プラズマ処理装置10は、フォーカスリング24及びカバーリング25の消耗に応じて、排気装置50によりチャンバ12内の圧力を制御して、圧力Pを発生させることで、フォーカスリング24及びカバーリング25を消耗分上昇させる。これにより、プラズマ処理装置10は、フォーカスリング24及びカバーリング25の消耗に伴いウェハW外周のエッチング特性が悪化することを抑制できる。
プラズマ処理装置10は、圧力Pを安定して発生させるため、環状部材の下面及び環状部材を支持する支持部の載置面の少なくとも一方に、周方向に沿って凹部が形成されてもよい。図6は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。図6では、環状部材としてフォーカスリング24やカバーリング25が示されている。フォーカスリング24及びカバーリング25は、円環状に形成されている。フォーカスリング24は、下面24aに周方向に沿って凹部24dが形成されている。カバーリング25は、下面25aに周方向に沿って凹部25dが形成されている。このように凹部24d、25dを形成することで、凹部24d、25d内の空間の圧力と、チャンバ12内の圧力との差圧により、圧力Pを安定して発生させることができる。
フォーカスリング24及びカバーリング25は、突部24b、25bが周方向に沿って間隔を空けて部分的に設けられてもよい。図7は、実施形態に係る環状部材の構造の一例を説明する図である。図7では、環状部材としてフォーカスリング24やカバーリング25が示されている。フォーカスリング24及びカバーリング25は、突部24b、25bを4方向や3方向などにすることで見かけの摩擦係数を制御することができる。図7では、フォーカスリング24の4方向に突部24bを設けた場合を示している。
以上のように、本実施形態に係るプラズマ処理装置10は、環状部材(フォーカスリング24及びカバーリング25)と、支持部(支持台13)と、チャンバ12と、圧力調整部(排気装置50)とを備える。環状部材は、円環状に形成され、基板(ウェハW)の周囲に載置した際に下側となる環状の下面(下面24a、下面25a)に、周方向に沿って螺旋状の第1のネジ溝(ネジ溝24c、25c)が側面に形成された突部(突部24b、25b)又は溝部が周方向に沿って設けられている。支持部は、環状部材が載置される載置面(載置面13a)に、周方向に沿って螺旋状の第2のネジ溝(ネジ溝13c、13e)が側面に形成された溝部(溝部13b、13d)又は突部が周方向に沿って、環状部材の突部又は溝部と嵌合するように設けられている。チャンバ12は、支持部が内部に配置されている。圧力調整部は、環状部材を周方向に回転させる駆動力が得られるようチャンバ12内の圧力を制御する。これにより、プラズマ処理装置10は、機械的な昇降機構を設けることなく、環状部材を昇降させることができる。
また、プラズマ処理装置10は、圧力調整部が、支持部に対して環状部材を上昇させる場合、チャンバ12内を減圧し、支持部に対して環状部材を下降させる場合、チャンバ12内を減圧状態から加圧する。このように、プラズマ処理装置10は、チャンバ12内の圧力を変化させることで、簡単に環状部材を昇降させることができる。
また、プラズマ処理装置10は、圧力調整部が、支持部に対して環状部材を上昇させる場合、チャンバ12内の圧力に対する環状部材と支持部間の圧力の差圧による力が環状部材に作用する軸力又は当該軸力と重力との合計よりも大きくなるようにチャンバ12の内部を減圧する。これにより、プラズマ処理装置10は、環状部材を上昇させることができる。
また、環状部材の第1のネジ溝及び支持部の第2のネジ溝は、第1のネジ溝及び第2のネジ溝のリード角をθとし、第1のネジ溝と第2のネジ溝との間の摩擦係数をμとした場合、tanθ>μを満たすリード角θで形成される。これにより、プラズマ処理装置10は、環状部材を上昇させることができる。
また、環状部材の第1のネジ溝及び支持部の第2のネジ溝は、支持部に載置した際に上側のフランク面(フランク面92a)の摩擦係数よりも下側のフランク面(フランク面92b)の摩擦係数が大きくなるように形成される。これにより、プラズマ処理装置10は、環状部材を安定して上昇させることができる。
また、環状部材の下面及び支持部の載置面の少なくとも一方は、周方向に沿って凹部(凹部24d、25d)が形成されている。これにより、プラズマ処理装置10は、チャンバ12内の圧力を変化させることで、圧力Pを安定して発生させることができる。
また、環状部材は、下面に突部が周方向に沿って間隔を空けて部分的に設けられる。支持部は、載置面に溝部が周方向に沿って1周設けられる。これにより、プラズマ処理装置10は、環状部材と支持部の摩擦が減るため、環状部材をスムーズに昇降させることができる。
以上、実施形態について説明してきたが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上述した実施形態は、多様な形態で具現され得る。また、上述した実施形態は、請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上述した実施形態では、環状部材をフォーカスリング24、カバーリング25とした場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。環状部材は、基板の周囲に載置され、昇降させる必要があるものでれば何れでもよい。
また、上述した実施形態では、プラズマ処理装置10を容量結合型のプラズマ処理装置とした場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。本実施形態に係るプラズマ処理方法は、任意のプラズマ処理装置に採用され得る。例えば、プラズマ処理装置10は、誘導結合型のプラズマ処理装置、マイクロ波といった表面波によってガスを励起させるプラズマ処理装置のように、任意のタイプのプラズマ処理装置であってもよい。
また、上述したプラズマ処理装置10は、プラズマ処理としてエッチングを行うプラズマ処理装置であったが、任意のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置に採用され得る。例えば、プラズマ処理装置10は、化学気層成長(CVD)、原子層堆積(ALD)、物理気層成長(PVD)などを行う枚葉式堆積装置であってもよく、プラズマアニール、プラズマインプランテーションなどを行うプラズマ処理装置であってもよい。
また、上述した実施形態では、基板を半導体ウェハとした場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。基板は、ガラス基板など、他の基板であってもよい。
10 プラズマ処理装置
12 チャンバ
13 支持台
13a 載置面
13c、13e ネジ溝
13b、13d 溝部
24 フォーカスリング
24a 下面
24b 突部
24c ネジ溝
25 カバーリング
25a 下面
25b 突部
25c ネジ溝
24d、25d 凹部
50 排気装置
51 排気口
92a、92b フランク面
W ウェハ

Claims (7)

  1. 円環状に形成され、基板の周囲に載置した際に下側となる環状の下面に、周方向に沿って螺旋状の第1のネジ溝が側面に形成された突部又は溝部が前記周方向に沿って設けられた環状部材と、
    前記環状部材が載置される載置面に、前記周方向に沿って螺旋状の第2のネジ溝が側面に形成された溝部又は突部が前記周方向に沿って、前記環状部材の突部又は溝部と嵌合するように設けられた支持部と、
    前記支持部が内部に配置されたチャンバと、
    前記環状部材を前記周方向に回転させる駆動力が得られるよう前記チャンバ内の圧力を制御する圧力調整部と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  2. 前記圧力調整部は、前記支持部に対して前記環状部材を上昇させる場合、前記チャンバ内を減圧し、前記支持部に対して前記環状部材を下降させる場合、前記チャンバ内を減圧状態から加圧する
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記圧力調整部は、前記支持部に対して前記環状部材を上昇させる場合、前記チャンバ内の圧力に対する前記環状部材と前記支持部間の圧力の差圧による力が前記環状部材に作用する軸力又は当該軸力と重力との合計よりも大きくなるように前記チャンバの内部を減圧する
    請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記環状部材の前記第1のネジ溝及び前記支持部の前記第2のネジ溝は、前記第1のネジ溝及び前記第2のネジ溝のリード角をθとし、前記第1のネジ溝と前記第2のネジ溝との間の摩擦係数をμとした場合、tanθ>μを満たすリード角θで形成された
    請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記環状部材の前記第1のネジ溝及び前記支持部の前記第2のネジ溝は、支持部に載置した際に上側のフランク面の摩擦係数よりも下側のフランク面の摩擦係数が大きくなるように形成された
    請求項1〜4の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記環状部材の前記下面及び前記支持部の前記載置面の少なくとも一方は、前記周方向に沿って凹部が形成された
    請求項1〜5の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記環状部材は、前記下面に前記突部が前記周方向に沿って間隔を空けて部分的に設けられ、
    前記支持部は、前記載置面に前記溝部が前記周方向に沿って1周設けられた
    請求項1〜6の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
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