JP2021086882A - 半導体装置および放熱フィンの製造方法 - Google Patents

半導体装置および放熱フィンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体パッケージと放熱フィンとを備えた半導体装置において、磁力により半導体パッケージと放熱フィンとを吸着させて固定する場合に、半導体パッケージと放熱フィンとの吸着力の低下を抑制できる技術を提供することを目的とする。【解決手段】半導体装置100は、半導体パッケージ1と、半導体パッケージ1の上面のうち外周部よりも内側に位置する絶縁基板3と、半導体パッケージ1の上面に配置された放熱フィン10と、半導体パッケージ1の上面の外周部に位置し、半導体パッケージ1と一体に形成された磁性体4およびボンド磁石11の一方からなる第1の固定部と、放熱フィン10の下面における第1の固定部に対向する箇所に位置し、放熱フィン10と一体に形成された磁性体4およびボンド磁石11の他方からなる第2の固定部とを備え、第1の固定部と第2の固定部との間に発生する磁力により、半導体パッケージ1と放熱フィン10は吸着している。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置および放熱フィンの製造方法に関するものである。
従来、半導体装置における半導体パッケージの放熱フィンへの取り付け方法として、ねじ締めによる方法が一般的に知られている。しかし、ねじ締めによる取り付け方法では、半導体パッケージと放熱フィンとの界面における熱膨張差によって発生する応力により、ねじ締結部が劣化して破損する場合がある。
このような問題の解決方法として、例えば特許文献1には、磁力による吸着現象を用いた取り付け方法が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、下面にLSIが取り付けられた金属板の両肩部を下方から支持するセラミックスの外周近傍の上部に磁石取付穴が設けられ、その中に上面がセラミックスの表面と同一の高さになるようにした磁石が埋設されて、接着剤によって固定されている。また、放熱フィンの下面において磁石と対向する位置に接着剤によって磁性体が取り付けられている。セラミックスに埋設された磁石の上面と、放熱フィンに取り付けられた磁性体の下面とが吸着することで、セラミックスを備える基部が、放熱フィンを備えるヒートシンク部に取り付けられる。
特開平9−283675号公報
上記のように、特許文献1に記載の技術では、磁石と磁性体は、接着剤を用いてそれぞれセラミックスと放熱フィンに接着されている。しかし、接着剤を用いた製造方法の場合、接着剤の厚みばらつきの管理が重要となる。接着剤の厚みばらつきの管理を精度良く行うことができない場合、セラミックスの上面に対する磁石の上面の高さ位置、および放熱フィンの下面に対する磁性体の下面の高さ位置がばらつく。その結果、セラミックスと放熱フィンの吸着面の高さ位置に差異が生じて、セラミックスと放熱フィンとの吸着力が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、半導体パッケージと放熱フィンとを備えた半導体装置において、磁力により半導体パッケージと放熱フィンとを吸着させて固定する場合に、半導体パッケージと放熱フィンとの吸着力の低下を抑制できる技術を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、半導体パッケージと、前記半導体パッケージの上面のうち外周部よりも内側に位置する絶縁基板と、前記半導体パッケージの前記上面に配置された放熱フィンと、前記半導体パッケージの前記上面の前記外周部に位置し、前記半導体パッケージと一体に形成された磁性体およびボンド磁石の一方からなる第1の固定部と、前記放熱フィンの下面における前記第1の固定部に対向する箇所に位置し、前記放熱フィンと一体に形成された前記磁性体および前記ボンド磁石の他方からなる第2の固定部とを備え、前記第1の固定部と前記第2の固定部との間に発生する磁力により、前記半導体パッケージと前記放熱フィンは吸着するものである。
本発明によれば、半導体パッケージおよび放熱フィンの一方に設けられる磁石としてボンド磁石が用いられるため、半導体素パッケージおよび放熱フィンの一方とボンド磁石との一体形成が可能となる。また、半導体パッケージおよび放熱フィンの他方にこれと磁性体が一体形成される。半導体パッケージおよび放熱フィンの一方とボンド磁石との固定と、半導体パッケージおよび放熱フィンの他方と磁性体との固定に関し接着剤が用いられないため、半導体パッケージおよび放熱フィンの吸着面の高さ位置を管理する必要がなくなる。その結果、半導体パッケージと放熱フィンの吸着面の高さ位置の管理が容易になるため、半導体パッケージと放熱フィンとの吸着力の低下を抑制できる。
実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。 押出加工工程を説明するための断面図である。 溶融射出工程を説明するための断面図である。 冷却工程を説明するための断面図である。 着磁工程を説明するための断面図である。 表面研磨工程を説明するための断面図である。 フィン部接合工程を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の断面図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体装置100の断面図である。
図1に示すように、半導体装置100は、半導体パッケージ1、絶縁基板3、放熱フィン10、磁性体4、およびボンド磁石11を備えている。
半導体パッケージ1は、電子基板(図示省略)に接続するために下端部に設けられたリード端子2を備えている。半導体パッケージ1の上面のうち外周部よりも内側には下方に凹む凹部5が形成されている。絶縁基板3は凹部5に収容された状態で、図示しない半導体チップが搭載され電気的に接続されたリード端子とともにモールド封止されている。絶縁基板3の上面は、半導体パッケージ1の上面のうち外周部よりも内側に位置しており、放熱フィン10の下面と接触している。
半導体パッケージ1の上部の外周部には、絶縁基板3を囲むように下方に凹む凹部6が矩形枠状に形成されている。磁性体4も凹部6に対応して矩形枠状に形成されており、磁性体4は凹部6に収容された状態で、一体に形成されている。磁性体4の上面は、半導体パッケージ1の上面の外周部に位置しており、放熱フィン10の下面に位置するボンド磁石11の下面と接触している。
放熱フィン10は、半導体パッケージ1の上面に配置されており、絶縁基板3を介して伝えられた半導体パッケージ1の熱を外部に放熱する。
放熱フィン10は、本体部10a、フィン部10b、および一対のガイドレール12を備えている。本体部10aは、半導体パッケージ1の上面、具体的には、半導体パッケージ1に埋設された絶縁基板3の上面と接触する平板状の部材である。フィン部10bは、複数の突起を有し、本体部10aの上面に接合されている。
一対のガイドレール12は、本体部10aの下面の外端に設けられ、半導体パッケージ1に対する放熱フィン10の位置を規制する。一対のガイドレール12は、半導体パッケージ1に対する放熱フィン10の位置ずれ、換言すると、放熱フィン10に対する半導体パッケージ1の位置ずれを抑制するために設けられている。また、放熱フィン10と半導体パッケージ1との熱膨張差によって発生する応力を緩和するために、一対のガイドレール12と半導体パッケージ1における横方向の外端との間に予め定められた隙間を有している。
本体部10aにおける磁性体4に対向する位置に上方に凹む矩形枠状の凹部13が形成されており、凹部13に矩形枠状のボンド磁石11が収容された状態で本体部10aとボンド磁石11が一体形成されている。ボンド磁石11の下面は、放熱フィン10の下面における磁性体4に対向する箇所に位置しており、半導体パッケージ1の上面に位置する磁性体4の上面と接触している。ここで、磁性体4が第1の固定部に相当し、ボンド磁石11が第2の固定部に相当する。
次に、図2〜図7を用いて、放熱フィン10の製造方法について説明する。図2は、押出加工工程を説明するための断面図である。図3は、溶融射出工程を説明するための断面図である。図4は、冷却工程を説明するための断面図である。図5は、着磁工程を説明するための断面図である。図6は、表面研磨工程を説明するための断面図である。図7は、フィン部取り付け工程を説明するための断面図である。
最初に、図2に示すように、放熱フィン10の本体部10aに対して押出加工を実施し、ボンド磁石11が形成される凹部13を形成する。次に、図3に示すように、ディスペンサー20により凹部13に磁石片と熱可塑性樹脂を含む混錬材21を溶融射出する。なお、磁石片とは、微小な磁石粒または磁石粉末である。
次に、図4に示すように、本体部10aを冷却器22にセットして、凹部13に溶融射出された混錬材21を冷却し硬化させることで、本体部10aにボンド磁石11が一体形成される。冷却器22から本体部10aを取り出して、図5に示すように、着磁用電源24に接続された磁界発生用コイル23に本体部10aをセットする。そして、本体部10aに一体形成されたボンド磁石11を着磁する。
着磁が完了すると、磁界発生用コイル23から本体部10aを取り出し、図6に示すように、本体部10aの表面を研磨し平坦化する。次に、図7に示すように、放熱フィン10の放熱性能を向上させるために、本体部10aにフィン部10bが例えばろう付けにより接合される。なお、放熱フィン10の放熱性能を向上させる必要がない場合、この工程は省略可能である。
なお、製造工程の容易性を考慮すると、本実施の形態のようにボンド磁石11は放熱フィン10と一体形成されている態様が望ましいが、製造工程の容易性を考慮しなくても良い場合、ボンド磁石11は半導体パッケージ1と一体形成されていてもよい。この場合、対向する磁性体4は放熱フィン10と一体に形成される。ここでは、ボンド磁石11が第1の固定部に相当し、磁性体4が第2の固定部に相当する。
また、本実施の形態では、ボンド磁石11と磁性体4は矩形枠状であると説明したが、絶縁基板3の各辺に対応する位置に設けられた直線状の部材で構成されていてもよい。または、絶縁基板3の各辺に対応する位置に設けられた複数の直方体状の部材で構成されていてもよい。これらの場合、凹部6,13はボンド磁石11と磁性体4の形状に合わせて形成される。
以上のように、実施の形態1に係る半導体装置100は、半導体パッケージ1と、半導体パッケージ1の上面のうち外周部よりも内側に位置する絶縁基板3と、半導体パッケージ1の上面に配置された放熱フィン10と、半導体パッケージ1の上面の外周部に位置し、半導体パッケージ1と一体に形成された磁性体4およびボンド磁石11の一方からなる第1の固定部と、放熱フィン10の下面における第1の固定部に対向する箇所に位置し、放熱フィン10と一体に形成された磁性体4およびボンド磁石11の他方からなる第2の固定部とを備え、第1の固定部と第2の固定部との間に発生する磁力により、半導体パッケージ1と放熱フィン10は吸着している。
半導体パッケージ1および放熱フィン10の一方に設けられる磁石としてボンド磁石11が用いられるため、半導体パッケージ1および放熱フィン10の一方とボンド磁石11との一体形成が可能となる。また、半導体パッケージ1および放熱フィン10の他方にこれと磁性体4が一体形成される。半導体パッケージ1および放熱フィン10の一方とボンド磁石11との固定と、半導体パッケージ1および放熱フィン10の他方と磁性体4との固定に関し接着剤が用いられないため、半導体パッケージ1および放熱フィン10の吸着面の高さ位置を管理する必要がなくなる。その結果、半導体パッケージ1と放熱フィン10の吸着面の高さ位置の管理が容易になるため、半導体パッケージ1と放熱フィン10との吸着力の低下を抑制できる。
また、半導体パッケージ1および放熱フィン10の一方とボンド磁石11とが一体形成されるとともに、半導体パッケージ1および放熱フィン10の他方と磁性体4とが一体形成されることで、半導体装置100の製造工程における接着剤の使用量が減るため、原材料の減量化を図ることが可能となる。
また、第1の固定部は磁性体4からなり、第2の固定部はボンド磁石11からなる。この場合の放熱フィン10の製造方法は、放熱フィン10の本体部10aに対して押出加工を実施し、ボンド磁石11が形成される凹部13を形成する工程(a)と、凹部13に磁石片と熱可塑性樹脂を含む混錬材21を溶融射出する工程(b)と、凹部13に溶融射出された混錬材21を冷却し硬化させることで本体部10aにボンド磁石11を一体形成する工程(c)と、本体部10aに一体形成されたボンド磁石11を着磁する工程(d)とを備えている。
したがって、従来は必要であった放熱フィンと磁石との接着工程が不要となることで、半導体装置100の生産性が向上するとともに、放熱フィン10とボンド磁石11との固定に関し接着剤が不要となることで、接着剤の厚みばらつき、および放熱フィン10の吸着面の高さ位置のばらつきの管理も不要となる。これにより、半導体パッケージ1と放熱フィン10の吸着面の高さ位置を容易に均一化することができるため、ボンド磁石11と磁性体4との間で磁力が効率良く作用し半導体パッケージ1と放熱フィン10との吸着力が向上する。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体装置100Aについて説明する。図8は、実施の形態2に係る半導体装置100Aの断面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図8に示すように、実施の形態2では、半導体装置100Aは、放熱フィン10におけるボンド磁石11の周囲に配置されたヨーク14をさらに備えている。
ヨーク14は、ボンド磁石11における下面の除く部分を覆うように断面視にてコの字状であり、かつ、ボンド磁石11の延在方向に沿って延びており、ボンド磁石11と磁性体4との間で発生する磁力線の拡散を抑制する。ヨーク14の材質として、主に鉄、ニッケル、コバルト、パーマロイ、およびケイ素銅等の軟磁性体が用いられる。
次に、放熱フィン10の製造方法について説明する。ここでは、実施の形態1の場合と異なっている溶融射出工程についてのみ説明し、他の工程については実施の形態1の場合と同じであるため説明を省略する。
溶融射出工程では、ヨーク14が凹部13に嵌合などにより接着剤を用いることなく固定された後、ヨーク14に混錬材21を溶融射出することで、ボンド磁石11はヨーク14に一体形成される。その結果、放熱フィン10、ヨーク14およびボンド磁石11は、接着剤を用いることなく固定される。
以上のように、実施の形態2に係る半導体装置100Aは、放熱フィン10におけるボンド磁石11の周囲に配置されたヨーク14をさらに備えている。
したがって、ボンド磁石11と磁性体4との間で発生する磁力線の拡散を抑制することで、半導体装置100Aの周囲に電気的な影響が及ぶことを抑制するとともに、半導体パッケージ1と放熱フィン10との間でさらに強い吸着力を得ることが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半導体パッケージ、3 絶縁基板、4 磁性体、10 放熱フィン、10a 本体部、11 ボンド磁石、12 ガイドレール、13 凹部、14 ヨーク、21 混錬材、100,100A 半導体装置。

Claims (5)

  1. 半導体パッケージと、
    前記半導体パッケージの上面のうち外周部よりも内側に位置する絶縁基板と、
    前記半導体パッケージの前記上面に配置された放熱フィンと、
    前記半導体パッケージの前記上面の前記外周部に位置し、前記半導体パッケージと一体に形成された磁性体およびボンド磁石の一方からなる第1の固定部と、
    前記放熱フィンの下面における前記第1の固定部に対向する箇所に位置し、前記放熱フィンと一体に形成された前記磁性体および前記ボンド磁石の他方からなる第2の固定部と、を備え、
    前記第1の固定部と前記第2の固定部との間に発生する磁力により、前記半導体パッケージと前記放熱フィンは吸着する、半導体装置。
  2. 前記第1の固定部は前記磁性体からなり、前記第2の固定部は前記ボンド磁石からなる、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記放熱フィンは、前記半導体パッケージに対する前記放熱フィンの位置を規制する一対のガイドレールを備え、
    一対の前記ガイドレールと前記半導体パッケージにおける横方向の外端との間に予め定められた隙間を有する、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記放熱フィンにおける前記ボンド磁石の周囲に配置されたヨークをさらに備えた、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 請求項2に記載の半導体装置が備える前記放熱フィンを製造する方法であって、
    (a)前記放熱フィンの本体部に対して押出加工を実施し、前記ボンド磁石が形成される凹部を形成する工程と、
    (b)前記凹部に磁石片と熱可塑性樹脂を含む混錬材を溶融射出する工程と、
    (c)前記凹部に溶融射出された前記混錬材を冷却し硬化させることで前記本体部に前記ボンド磁石を一体形成する工程と、
    (d)前記本体部に一体形成された前記ボンド磁石を着磁する工程と、
    を備えた、放熱フィンの製造方法。
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