JP2021085421A - 車両用トランスファ - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受を潤滑する潤滑油が不充分となる可能性を抑制することができる車両用トランスファを提供する。【解決手段】リングギヤ14によって潤滑油室Sa内に掻き上げられた潤滑油Oの一部が副ブリーザ室Scと連通穴28hとを通してブリーザ室Sbに供給されると、ブリーザ室Sbに供給された潤滑油Oがオイル供給油路28iを通って第1軸受20に供給される。これによって、リングギヤ14によって潤滑油室Saに掻き上げられた潤滑油Oが直接第1軸受20に供給される一方、オイル供給油路28iを通ってブリーザ室Sbから供給された潤滑油Oが第1軸受20に供給されるので、第1軸受20に供給される潤滑油Oが不充分となる可能性を抑制することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、リングギヤにより掻き上げられた潤滑油で軸受が潤滑される車両用トランスファに関して、前記軸受を潤滑する前記潤滑油の不足を抑制するものである。
トランスファケース内に、前記トランスファケースに形成された嵌合穴に嵌め入れられた軸受を介して回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸に支持されたリングギヤと、潤滑油と、を収容する潤滑油室を有し、前記リングギヤにより掻き上げられた前記潤滑油で前記軸受が潤滑される車両用トランスファがよく知られている。例えば、特許文献1に記載された車両用トランスファがそれである。
特開平10−291423号公報
ところで、上述した特許文献1の車両用トランスファでは、前記車両用トランスファを小型化するために、前記リングギヤの径を小径化することが考えられる。しかしながら、前記リングギヤの径を小径化すると、前記リングギヤの歯に噛み合うドリブンピニオンの径も小径化する必要があるので、前記リングギヤの歯と前記ドリブンピニオンの歯とが噛み合う位置が前記ドリブンピニオンの回転軸線に接近して、前記リングギヤの歯と前記軸受との間の距離が遠くなってしまうことがあった。これによって、前記リングギヤの歯によって掻き上げられた潤滑油が前記軸受に供給され難い傾向となるので、前記軸受を潤滑する前記潤滑油が不充分となる可能性があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、軸受を潤滑する潤滑油が不充分となる可能性を抑制することができる車両用トランスファを提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)トランスファケース本体の開口に、前記開口を油密に覆うようにトランスファカバーが締結されたトランスファケース内に、前記トランスファカバーに形成された嵌合穴に嵌め入れられた軸受を介して回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸に支持されたリングギヤと、潤滑油と、を収容する潤滑油室を有し、前記リングギヤにより掻き上げられた前記潤滑油で前記軸受が潤滑される車両用トランスファであって、(b)前記トランスファカバーのうち前記潤滑油室よりも鉛直方向の上方側に位置する部分に形成され、連通穴を通して前記潤滑油室と連通させられたブリーザ室と、(c)前記トランスファカバーに形成され、前記ブリーザ室に開口する流入口と前記嵌合穴内に開口する流出口とを有し、前記流入口に流入した前記潤滑油を前記嵌合穴内に導く油路とを、含むことにある。
第1発明の車両用トランスファによれば、(b)前記トランスファカバーのうち前記潤滑油室よりも鉛直方向の上方側に位置する部分に形成され、連通穴を通して前記潤滑油室と連通させられたブリーザ室と、(c)前記トランスファカバーに形成され、前記ブリーザ室に開口する流入口と前記嵌合穴内に開口する流出口とを有し、前記流入口に流入した前記潤滑油を前記嵌合穴内に導く油路とを、含む。このため、前記リングギヤによって前記潤滑油室内に掻き上げられた前記潤滑油の一部が前記連通穴を通して前記ブリーザ室に供給されると、前記ブリーザ室に供給された前記潤滑油が前記油路を通って前記軸受に供給される。これによって、前記リングギヤによって前記潤滑油室に掻き上げられた前記潤滑油が直接前記軸受に供給される一方、前記油路を通って前記ブリーザ室から供給された前記潤滑油が前記軸受に供給されるので、前記軸受に供給される前記潤滑油が不充分となる可能性を抑制することができる。
本発明が好適に適用されたトランスファの構成を説明する断面図である。 図1のトランスファの斜視図である。 図1のトランスファのトランスファケースに設けられたトランスファカバーを説明する図であり、車両前進時又は車両後進時においてリングギヤによって掻き上げられた潤滑油の流れを示す図である。 図3のトランスファカバーを矢印A方向から見た斜視図である。 図3のトランスファカバーを矢印B方向から見た斜視図である。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が好適に適用されたトランスファ(車両用トランスファ)10の構成を説明する断面図である。図1に示すように、トランスファ10は、略円筒状の駆動軸12と、駆動軸12に支持されたリングギヤ14と、リングギヤ14に噛み合うドリブンピニオン16と、例えば駆動軸12、リングギヤ14、及びドリブンピニオン16等を収容するトランスファケース18と、を備えている。なお、駆動軸12は、図示しないが、例えば前輪用差動装置のデフケース、自動変速機等を介して駆動力源であるエンジンに動力伝達可能に連結されている。又、リングギヤ14は、回転軸線Cまわりに回転する駆動軸12に対して回転軸線Cまわりの相対回転が不能且つ駆動軸12に対して回転軸線C方向の相対移動が不能に駆動軸12に支持されている。又、ドリブンピニオン16は、図示しないが、例えばプロペラシャフト、後輪用差動装置等を介して後輪に動力伝達可能に連結されている。このため、トランスファ10は、前記エンジンからの駆動力の一部を前記後輪に分配する。なお、トランスファ10を備える車両では、前記エンジンからの駆動力が前記前輪用差動装置を介して前輪に伝達されると共に、前記エンジンからの駆動力の一部が前記後輪へ伝達されるようになっている。
リングギヤ14は、図1に示すように、例えば斜歯又はハイポイドギヤが形成された傘歯車である。なお、リングギヤ14は、トランスファケース18内に設けられた一対の第1軸受(軸受)20及び第2軸受22を介してトランスファケース18により駆動軸12が支持されることによって回転軸線Cまわりに回転可能に支持されている。又、円筒状の駆動軸12の内側にドライブシャフト24が配設されている。
トランスファケース18は、図1及び図2に示すように、トランスファケース本体26とトランスファカバー28とを備えている。トランスファケース18では、図1に示すように、トランスファケース本体26の開口26aに、開口26aを油密に覆うようにトランスファカバー28が締結ボルト30によって締結されている。なお、トランスファケース本体26とトランスファカバー28とが締結ボルト30によって一体的に締結されることによって、トランスファケース18内には、潤滑油室Saと、ブリーザ室Sbと、副ブリーザ室Scと、が形成されるようになっている。
潤滑油室Saは、図1に示すように、トランスファケース18内において、例えば駆動軸12とリングギヤ14と一対の第1軸受20及び第2軸受22等とを収容する収容空間である。なお、潤滑油室Saには、図3に示すように、潤滑油Oが貯留されている。潤滑油室Saでは、リングギヤ14が回転軸線Cまわりに回転することによって掻き上げられた潤滑油Oが供給されるようになっており、リングギヤ14により掻き上げられた潤滑油Oで例えば一対の第1軸受20及びと第2軸受22等が潤滑されるようになっている。
トランスファケース18には、図2及び図3に示すように、ブリーザプラグ32が備えられており、トランスファケース18には、ブリーザプラグ32をトランスファケース18に装着する装着穴26bが形成されている。なお、図3においてブリーザプラグ32及び装着穴26bを示す一点鎖線は、仮想線であって、ブリーザプラグ32は、トランスファケース18のトランスファケース本体26に装着されており、装着穴26bは、トランスファケース18のトランスファケース本体26に形成されている。又、ブリーザプラグ32は、ブリーザ室Sb内の膨張気体をトランスファケース18の外に排気して、ブリーザ室Sbの内圧すなわちトランスファケース18内の内圧を調整する。又、装着穴26bは、ブリーザ室Sbとトランスファケース18の外の空間とを連通する穴である。又、ブリーザ室Sbは、図3に示すように、トランスファカバー28のトランスファケース本体26との組合せ面のうち潤滑油室Saよりも鉛直方向の上方側に位置する部分28aの凹み28lによって形成されている。このため、ブリーザ室Sbは、潤滑油室Saよりも鉛直方向の上方側に配置されている。なお、図3に示す矢印F1は、トランスファカバー28が車両に取り付けられた状態における鉛直方向の上方側を示す矢印であり、図3に示す矢印F2は、トランスファカバー28が車両に取り付けられた状態における鉛直方向の下方側を示す矢印である。
トランスファカバー28には、図3乃至図5に示すように、嵌合穴28bと、第1壁部28cと、第2壁部28dと、が形成されている。なお、嵌合穴28bは、第1軸受20の外輪20aを嵌め入れる穴である。又、第1壁部28cは、嵌合穴28bの外周側に立設された、円弧状の壁である。又、第2壁部28dは、第1壁部28cとの間に所定の径方向の間隔を有するように、第1壁部28cの外周側に立設された、円弧状の壁である。第1壁部28cには、一対の第1突起28e及び第2突起28fと、切欠28gと、が形成されている。なお、一対の第1突起28e及び第2突起28fは、それぞれ、第1壁部28cから一体的に第2壁部28d側へ突き出している。切欠28gは、第1突起28eよりも矢印F4方向(図3参照)側において第1壁部28cに切り欠かれた切り欠きである。又、第2壁部28dには、連通穴28hが形成されている。なお、連通穴28hは、第2壁部28dのうちの第1突起28eと第2突起28fとの間に対応する部分に切り欠かれた切り欠きである。
副ブリーザ室Scは、回転軸線C方向においては、リングギヤ14の背面14aとトランスファカバー28との間に形成され、径方向においては、図3乃至図5に示すように、トランスファカバー28に形成された第1壁部28cと第2壁部28dとの間に形成された空間である。なお、副ブリーザ室Scは、潤滑油室Sa内においてリングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oが直接ブリーザ室Sbへ流入することを防止し且つ潤滑油Oがブリーザ室Sbに過剰に供給されるのを抑えるために、トランスファケース18内に形成された空間である。つまり、副ブリーザ室Scでは、リングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oが、第1突起28e又は第2突起28fに当たることで、ブリーザ室Sbからトランスファケース18の外に漏れない程度の潤滑油Oを連通穴28hを通してブリーザ室Sbへ供給する。なお、図3は、車両前進時又は車両後進時においてリングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oの流れを示す図である。又、図4は、図3を矢印A方向から見た斜視図である。又、図5は、図3を矢印B方向から見た斜視図である。図3乃至図5において実線で示す矢印FAは、車両前進時においてリングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oの流れを示す矢印である。なお、車両前進時には、リングギヤ14は回転軸線Cまわり矢印F3方向(図3参照)へ回転するようになっている。又、図3において破線で示す矢印FBは、車両後進時においてリングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oの流れを示す矢印である。なお、車両後進時には、リングギヤ14は回転軸線Cまわり矢印F4方向(図3参照)へ回転するようになっている。
例えば、車両前進時には、図3乃至図5に示すように、リングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oは、第1壁部28cに形成された切欠28gを通って第1突起28eに当たる。そして、第1突起28eを越えた少量の潤滑油Oが、第2突起28fに受け止められ連通穴28hを通ってブリーザ室Sbに供給されるようになっている。なお、車両前進時において、第1突起28eは、リングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oがブリーザ室Sbに流入することを抑制する突起として機能し、第2突起28fは、第1突起28eを越えた少量の潤滑油Oをブリーザ室Sbへ案内する突起として機能する。
又、例えば、車両後進時には、図3に示すように、リングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oは、第1壁部28cを越えて第2突起28fに当たる。そして、第2突起28fを越えた少量の潤滑油Oが、第1突起28eに受け止められ連通穴28hを通ってブリーザ室Sbに供給されるようになっている。なお、車両後進時おいて、第2突起28fは、リングギヤ14によって掻き上げられた潤滑油Oがブリーザ室Sbに流入することを抑制する突起として機能し、第1突起28eは、第2突起28fを越えた少量の潤滑油Oをブリーザ室Sbへ案内する突起として機能する。又、第2壁部28dに形成された連通穴28hは、回転軸線Cまわりにおいて第1突起28eと第2突起28fとの間に配設されている。
トランスファカバー28には、図4に示すように、ブリーザ室Sbに供給された潤滑油Oを第1軸受20へ供給するオイル供給油路(油路)28iが形成されている。オイル供給油路28iは、ブリーザ室Sbの内周側に開口すなわちブリーザ室Sbの鉛直方向の下方側に開口する流入口28j(図3乃至図5参照)と、嵌合穴28bの内周面28m及び底面28nに開口する流出口28k(図3及び図4参照)と、を有している。又、図3に示すように、オイル供給油路28iにおいて、流入口28jは、流出口28kよりも鉛直方向の上方側に配置されている。このため、流入口28jに流入した潤滑油Oは、潤滑油Oの自重によって流出口28kへ流出される。すなわち、オイル供給油路28iは、流入口28jに流入した潤滑油Oを嵌合穴28b内に導く油路である。
以上のように構成されたトランスファ10では、リングギヤ14によって潤滑油Oが掻き上げられると、潤滑油室Sa内で掻き上げられた潤滑油Oが例えば一対の第1軸受20及び第2軸受22等に供給される。さらに、潤滑油室Sa内で掻き上げられた潤滑油Oの一部が副ブリーザ室Scと連通穴28hとを通ってブリーザ室Sbに供給されると、ブリーザ室Sbに供給された潤滑油Oがオイル供給油路28iを通って第1軸受20の外輪20aの内側へ供給される。
上述のように、本実施例のトランスファ10によれば、トランスファカバー28のうち潤滑油室Saよりも鉛直方向の上方側に位置する部分28aに形成され、連通穴28hと副ブリーザ室Scとを通して潤滑油室Saと連通させられたブリーザ室Sbと、トランスファカバー28に形成され、ブリーザ室Sbに開口する流入口28jと嵌合穴28b内に開口する流出口28kとを有し、流入口28jに流入した潤滑油Oを嵌合穴28b内に導くオイル供給油路28iとを、含む。このため、リングギヤ14によって潤滑油室Sa内に掻き上げられた潤滑油Oの一部が副ブリーザ室Scと連通穴28hとを通してブリーザ室Sbに供給されると、ブリーザ室Sbに供給された潤滑油Oがオイル供給油路28iを通って第1軸受20に供給される。これによって、リングギヤ14によって潤滑油室Saに掻き上げられた潤滑油Oが直接第1軸受20に供給される一方、オイル供給油路28iを通ってブリーザ室Sbから供給された潤滑油Oが第1軸受20に供給されるので、第1軸受20に供給される潤滑油Oが不充分となる可能性を抑制することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例において、トランスファケース18内には、副ブリーザ室Scが形成されていたが、必ずしもトランスファケース18内に副ブリーザ室Scを形成させる必要はない。すなわち、ブリーザ室Sbが連通穴28hを通して潤滑油室Saと連通させられていても良い。なお、副ブリーザ室Scがトランスファケース18内に形成されていない場合には、潤滑油室Saからブリーザ室Sbに過剰に潤滑油Oが供給されないように連通穴28hの大きさを小さくして潤滑油室Saからブリーザ室Sbに供給される潤滑油Oの量を調整しても良い。
尚、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:トランスファ(車両用トランスファ)
12:駆動軸
14:リングギヤ
18:トランスファケース
20:第1軸受(軸受)
26:トランスファケース本体
26a:開口
28:トランスファカバー
28a:部分
28b:嵌合穴
28h:連通穴
28i:オイル供給油路(油路)
28j:流入口
28k:流出口
O:潤滑油
Sa:潤滑油室
Sb:ブリーザ室

Claims (1)

  1. トランスファケース本体の開口に、前記開口を油密に覆うようにトランスファカバーが締結されたトランスファケース内に、前記トランスファカバーに形成された嵌合穴に嵌め入れられた軸受を介して回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸に支持されたリングギヤと、潤滑油と、を収容する潤滑油室を有し、前記リングギヤにより掻き上げられた前記潤滑油で前記軸受が潤滑される車両用トランスファであって、
    前記トランスファカバーのうち前記潤滑油室よりも鉛直方向の上方側に位置する部分に形成され、連通穴を通して前記潤滑油室と連通させられたブリーザ室と、
    前記トランスファカバーに形成され、前記ブリーザ室に開口する流入口と前記嵌合穴内に開口する流出口とを有し、前記流入口に流入した前記潤滑油を前記嵌合穴内に導く油路とを、含む
    ことを特徴とする車両用トランスファ。
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