JP2021066465A - 洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用寿命の低下を抑制すること。【解決手段】カップCに対して飲料供給経路27等を通じて飲料を供給する飲料供給装置1に適用され、洗浄指令が与えられた場合に、洗浄原液収納部65,66に収納されたアルカリ性洗浄原液と酸性洗浄原液とを別個に湯とともに飲料供給経路27等に供給して洗浄する洗浄部(洗浄装置)60であって、アルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給管62と、アルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とのいずれかが洗浄原液供給管62を通過することを許容する切換バルブ62aと、駆動する場合に、切換バルブ62aにより選択された洗浄原液を飲料供給経路27等に供給する洗浄原液供給ポンプ62bと、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブ62aの開閉状態を制御して、洗浄原液供給ポンプ62bにアルカリ性の洗浄原液が残留することを規制する制御部100とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、洗浄装置に関し、より詳細には、容器に対して飲料供給経路を通じて飲料を供給する飲料供給装置に適用され、かつ飲料供給経路を洗浄するための洗浄装置に関するものである。
従来、容器に対して飲料供給経路を通じて飲料を供給する飲料供給装置に適用され、かつ飲料供給経路を洗浄するための洗浄装置が、例えば特許文献1に提案されている。
この洗浄装置では、洗浄指令が与えられた場合に、まず第1洗浄原液供給ポンプを駆動させて洗浄原液収納部に収納されたアルカリ性の洗浄原液と、飲料を構成する加圧蒸気を生成する湯を貯留する貯湯部から供給された湯である洗浄湯とを混合容器にて混合してアルカリ性の洗浄液を生成している。そして、混合容器と飲料供給経路とを連通状態にさせ、該飲料供給経路に対してアルカリ性の洗浄液を供給し、その後に貯湯部から供給された湯をリンス湯として飲料供給経路に供給している。
次に、洗浄装置は、第2洗浄原液供給ポンプを駆動させて洗浄原液収納部に収納された酸性の洗浄原液と洗浄湯とを混合容器にて混合して酸性の洗浄液を生成している。そして、混合容器と飲料供給経路とを連通状態にさせ、該飲料供給経路に対して酸性の洗浄液を供給し、その後に貯湯部から供給された湯をリンス湯として飲料供給経路に供給している。
ところで、上述した洗浄装置では、第1洗浄原液供給ポンプを駆動させてアルカリ性の洗浄原液を供給し、第2洗浄原液供給ポンプを駆動させて酸性の洗浄原液を供給しているので、アルカリ性の洗浄原液の供給と、酸性の洗浄原液の供給とは、別個のルートにて行われている。そのため、第1洗浄原液供給ポンプにはアルカリ性の洗浄原液が残留することになってしまう。
アルカリ性の洗浄原液は、酸性の洗浄原液に比べて腐食性等が高いのが一般的であり、該アルカリ性の洗浄原液が残留する第1洗浄原液供給ポンプでは、フッ素系ゴム等のゴム材が比較的早期に劣化してしまい、結果的に、使用寿命の低下を招来する虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、使用寿命の低下を抑制することができる洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る洗浄装置は、容器に対して飲料供給経路を通じて飲料を供給する飲料供給装置に適用され、かつ洗浄指令が与えられた場合に、洗浄原液収納部に収納されたアルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とを別個に貯湯部に貯留された湯とともに前記飲料供給経路に供給することにより、該飲料供給経路を洗浄する洗浄装置であって、前記アルカリ性の洗浄原液と、前記酸性の洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給経路と、前記洗浄原液供給経路に設けられ、かつ前記アルカリ性の洗浄原液と前記酸性の洗浄原液とのいずれかが前記洗浄原液供給経路を通過することを許容する切換バルブと、前記洗浄原液供給経路に設けられ、駆動する場合に、前記切換バルブにより選択された洗浄原液を前記飲料供給経路に供給する供給ポンプと、前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記供給ポンプに前記アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制する制御部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記洗浄装置において、前記制御部は、前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記アルカリ性の洗浄原液を供給させた後に前記酸性の洗浄原液を供給させることにより該供給ポンプに該アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することを特徴とする。
また本発明は、上記洗浄装置において、前記切換バルブは、前記アルカリ性の洗浄原液、前記酸性の洗浄原液及び水のいずれかが前記洗浄原液供給経路を通過することを許容するものであり、前記制御部は、前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記アルカリ性の洗浄原液を供給させた後に前記酸性の洗浄原液を供給させ、その後に前記水を供給させることで、該供給ポンプに該アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することを特徴とする。
本発明によれば、アルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給経路に設けられた切換バルブが、アルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とのいずれかが洗浄原液供給経路を通過することを許容し、洗浄原液供給経路に設けられた供給ポンプが、駆動する場合に、切換バルブにより選択された洗浄原液を飲料供給経路に供給し、制御部が、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブの開閉状態を制御して、供給ポンプにアルカリ性の洗浄原液が残留することを規制するので、供給ポンプを構成する例えばフッ素系ゴム等のゴム材が比較的早期に劣化してしまうことを防止することができ、使用寿命の低下を抑制することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る洗浄装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である洗浄装置が適用された飲料供給装置の構成を模式的に示す模式図である。ここで例示する飲料供給装置1は、乳飲料である牛乳を泡立たせた状態で容器であるカップCに供給するもので、蒸気供給部20、原液供給部30、空気供給部40、ミキシング部50、フォーミング部52、ノズル部54及び洗浄部(洗浄装置)60を備えて構成してある。
蒸気供給部20は、蒸気タンク21、第1蒸気供給管22及び第2蒸気供給管23を備えて構成してある。蒸気タンク21は、湯供給管24を通じて湯タンク25に接続してある。ここで湯タンク25は、湯を貯留するための貯湯部であり、図示せぬ水供給手段から供給された水を加熱して湯として貯留している。湯供給管24は、一端が湯タンク25に接続され、他端が蒸気タンク21に接続されており、湯タンク25と蒸気タンク21とを接続するものである。この湯供給管24の途中には、給湯ポンプ24aが設けてある。給湯ポンプ24aは、制御部100から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に湯タンク25から蒸気タンク21に湯を供給するものである。ここで制御部100は、図示せぬメモリに記憶されたプログラムやデータに従って、洗浄部60を含む飲料供給装置1の各部の動作を統括的に制御するものである。
そして、蒸気タンク21は、湯供給管24を通じて湯タンク25より供給された湯を加熱して加圧蒸気を生成するものである。これにより、湯タンク25は、加圧蒸気を生成する湯を貯留している。
第1蒸気供給管22は、一端が蒸気タンク21に接続され、他端がミキシング部50に接続されており、蒸気タンク21とミキシング部50とを接続するものである。この第1蒸気供給管22の途中には、第1蒸気供給弁22a及び第1蒸気逆止弁22bが配設してある。この第1蒸気供給弁22aは、制御部100から与えられる指令により開閉するものである。第1蒸気供給弁22aは、開成する場合には、第1蒸気供給管22を加圧蒸気が通過することを許容するものである。また第1蒸気供給弁22aは、閉成する場合には、第1蒸気供給管22を加圧蒸気が通過することを規制するものである。第1蒸気逆止弁22bは、蒸気タンク21からミキシング部50への流体(加圧蒸気)の通過を許容する一方、ミキシングから蒸気タンク21への流体の通過を規制するものである。
第2蒸気供給管23は、一端が蒸気タンク21に接続され、他端が原液供給部30や洗浄部60と接続可能な第1接続部26に接続されており、蒸気タンク21と第1接続部26とを接続するものである。ここで第1接続部26は、ミキシング部50に接続された液供給管27の一端に取り付けてある。この液供給管27には、液逆止弁27aが設けてある。液逆止弁27aは、第1接続部26からミキシング部50への流体の通過を許容する一方、ミキシング部50から第1接続部26への流体の通過を規制するものである。
上記第2蒸気供給管23の途中には、第2蒸気供給弁23a及び第2蒸気逆止弁23bが配設してある。この第2蒸気供給弁23aは、制御部100から与えられる指令により開閉するものである。第2蒸気供給弁23aは、開成する場合には、第2蒸気供給管23を加圧蒸気が通過することを許容するものである。また第2蒸気供給弁23aは、閉成する場合には、第2蒸気供給管23を加圧蒸気が通過することを規制するものである。第2蒸気逆止弁23bは、蒸気タンク21から第1接続部26への流体(加圧蒸気)の通過を許容する一方、第1接続部26から蒸気タンク21への流体の通過を規制するものである。
原液供給部30は、バッグ・イン・ボックス(以下、BIBともいう)31、チューブポンプ32及び第2接続部33を備えて構成してある。
BIB31は、カップCに供給する乳飲料(泡立たせた状態の牛乳)の原液(以下、牛乳原液ともいう)を封入した袋状容器を箱状容器に収容して構成されるものである。このBIB31は、飲料供給装置1の保冷庫(図示せず)に配置してある。ここで保冷庫は、飲料供給装置1の装置本体10aの内部に設けられた断熱構造の室である。
チューブポンプ32は、保冷庫の内部において、BIB31の下方側に設けてある。このチューブポンプ32は、制御部100から与えられる指令により駆動するもので、駆動する場合には、BIB31に接続されたチューブ34を複数のローラ等で押し潰すようにして、BIB31の牛乳原液を汲み出すものである。第2接続部33は、BIB31に接続されたチューブ34の先端部に取り付けられるもので、第1接続部26と接続可能なコネクタである。
空気供給部40は、空気供給管41を備えて構成してある。空気供給管41は、一端がエアポンプ42に接続され、他端がミキシング部50に接続されており、エアポンプ42とミキシング部50とを接続するものである。エアポンプ42は、制御部100から与えられる指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合に、空気を圧縮して空気供給管41を通じて圧縮空気を送出するものである。
上記空気供給管41の途中には、空気逆止弁41aが配設してある。空気逆止弁41aは、エアポンプ42からミキシング部50への流体(圧縮空気)の通過を許容する一方、ミキシング部50からエアポンプ42への流体の通過を規制するものである。
ミキシング部50は、第1蒸気供給管22を通じて供給された加圧蒸気と、液供給管27を通じて供給された牛乳原液とを混合させて牛乳原液を加熱し、更に空気供給管41を通じて供給された圧縮空気を混合させることにより僅かに泡立たされた状態の牛乳飲料を生成するものである。
フォーミング部52は、飲料送出管51を介してミキシング部50に接続してある。このフォーミング部52は、飲料送出管51を通じてミキシング部50から送出された牛乳飲料を泡立たせるものである。
ノズル部54は、図示せぬ飲料導出通路を介してフォーミング部52に接続してある。このノズル部54は、飲料導出通路を通じてフォーミング部52から送出された牛乳飲料(泡立たされた状態の牛乳飲料)をカップCに供給するものである。
このように本実施の形態においては、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54が乳飲料を供給する飲料供給経路を構成している。
洗浄部60は、拡散部61、洗浄原液供給管62、洗浄供給管63及び洗浄湯供給管64を備えて構成してあり、これらの一部が装置本体10aとは別個の保管庫10bに設けてある。
図2は、図1に示した拡散部61を示す縦断面図である。この図2を適宜用いて拡散部61について説明する。拡散部61は、有底円筒状の形態を成しており、円筒状の側部611と、下方に向かうに連れてその横断面積が漸次小さくなる態様で中央部分が最下位となる円錐状の形態を成す底部612とを有している。尚、拡散部61の上面開口611aは蓋体613により閉塞されている。
洗浄原液供給管62は、一端が2つに分岐しており、一方がアルカリ性の洗浄原液(以下、アルカリ性洗浄原液ともいう)を収納する第1洗浄原液収納部65に接続され、他方が酸性の洗浄原液(以下、酸性洗浄原液ともいう)を収納する第2洗浄原液収納部66に接続されている。
また洗浄原液供給管62は、いわゆるダックビルバルブと称される洗浄原液逆止弁70が取り付けられた他端が拡散部61の側部611に接続されている。より詳細には、洗浄原液供給管62は、他端に取り付けられた洗浄原液逆止弁70が拡散部61の側部611より該拡散部61の中心軸Lに向けて突出する態様で他端が該側部611に接続されている。ここで洗浄原液逆止弁70は、図3に示すように、常態においては吐出開口71を構成する構成要素72の弾性復元力により該吐出開口71が閉成しており、洗浄原液供給管62を洗浄原液が流通する場合に、図4に示すように、吐出開口71を構成する構成要素72が弾性変形して該吐出開口71が開成して洗浄原液を吐出するものである。
上記洗浄原液供給管62の途中には、切換バルブ62a及び洗浄原液供給ポンプ62bが配設してある。切換バルブ62aは、洗浄原液供給管62における分岐点に設けてあり、制御部100から与えられる指令に応じて、アルカリ性洗浄原液及び酸性洗浄原液のいずれか一方が該洗浄原液供給管62を通過することを許容する選択手段である。
洗浄原液供給ポンプ62bは、制御部100から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に、切換バルブ62aにより選択された洗浄原液を拡散部61に向けて供給するものである。このように洗浄原液供給管62は、アルカリ性洗浄原液と酸性洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給経路を構成している。
洗浄供給管63は、一端が拡散部61に接続され、他端が第3接続部68に接続されており、拡散部61と第3接続部68とを接続するものである。ここで洗浄供給管63の一端は、図2に示したように、拡散部61の底部612に設けられた吐出口612aに連通する態様で該拡散部61に接続されている。第3接続部68は、第1接続部26と接続可能なコネクタである。
上記洗浄供給管63の途中には、洗浄逆止弁63aが配設してある。洗浄逆止弁63aは、拡散部61から第3接続部68への流体の通過を許容する一方、第3接続部68から拡散部61への流体の通過を規制するものである。
洗浄湯供給管64は、一端が給湯ポンプ24aよりも上流側の湯供給管24に接続されている。また洗浄湯供給管64は、他端が拡散部61の蓋体613に設けられた給湯口613aに連通する態様で該拡散部61に接続されている。尚、給湯口613aは、上記吐出口612aと同様に、拡散部61の中心軸Lに設けてある。
上記洗浄湯供給管64の途中には、洗浄湯ポンプ64aが配設してある。洗浄湯ポンプ64aは、制御部100から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に湯タンク25から拡散部61に湯を供給するものである。
以上のような構成を有する飲料供給装置1においては、次のようにして牛乳を泡立たせた状態にてカップCに供給することができる。
制御部100により第1蒸気供給弁22aが開成されるとともに、チューブポンプ32及びエアポンプ42が駆動されるものとする。尚、第2蒸気供給弁23aは閉成されている。また、第1接続部26と第2接続部33とが接続されており、第3接続部68は第1接続部26から切り離されているものとする。
このようにチューブポンプ32が駆動されることで、原液供給部30では、BIB31の牛乳原液が汲み出される。BIB31から汲み出された牛乳原液は、チューブ34を通過した後に液供給管27を通過する。この液供給管27を通過する牛乳原液は、ミキシング部50に至る。
ところで、第1蒸気供給弁22aが開成されていることで蒸気タンク21で生成された加圧蒸気は、第1蒸気供給管22を通過してミキシング部50に至る。また、エアポンプ42が駆動されることで、圧縮空気が空気供給管41を通過してミキシング部50に至る。
ミキシング部50においては、加圧蒸気により牛乳原液が加熱される。またこのミキシング部50においては、圧縮空気が進入することで加圧蒸気に加熱された牛乳原液と混合されて牛乳飲料が生成される。ここで生成された牛乳飲料は圧縮空気により僅かに泡立たせされた状態となる。このようにしてミキシング部50にて生成された牛乳飲料は、飲料送出管51を通過してフォーミング部52に至る。
フォーミング部52においては、牛乳飲料が壁面等に当接することで牛乳飲料の泡立ち量が増大されて泡立たされることになる。このように泡立たされた牛乳飲料は、飲料導出通路を通過してノズル部54に送出され、ノズル部54よりカップCに吐出されることで牛乳飲料が供給される。
次に、図2に示したように第2接続部33を第1接続部26から切り離して第3接続部68を第1接続部26に接続させた状態で、利用者により所定の入力手段(図示せず)を通じて入力操作が行われる結果、制御部100に洗浄指令が与えられた場合、制御部100は洗浄制御処理を実施する。尚、以下においては、各弁は閉成しているとともに、各ポンプは駆動停止しているものとする。
図5は、制御部100が実施する洗浄制御処理の処理内容を示すフローチャートである。この洗浄制御処理において、制御部100はプレリンス処理を実施する(ステップS100)。
図6は、図5に示すプレリンス処理の処理内容を示すフローチャートである。このプレリンス処理において制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動指令を送出することで洗浄湯ポンプ64aを駆動させ(ステップS101)、内蔵する時計部(図示せず)を通じて時間の計測を開始し、予め設定された駆動時間の経過待ちとなる(ステップS102)。
これにより湯タンク25より洗浄湯供給管64を通じて湯が洗浄湯として拡散部61に供給される。拡散部61に供給された湯は、拡散部61の内部を該拡散部61の中心軸Lに沿って上方から下方に向けて流れ、吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過する。洗浄供給管63を通過した湯は、洗浄湯として、飲料供給経路を構成する第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過する。
駆動時間が経過した場合(ステップS102:Yes)、制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動停止指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動停止にさせ(ステップS103)、第2蒸気供給弁23aに開指令を与えて第2蒸気供給弁23aを開にさせる(ステップS104)。このように第2蒸気供給弁23aを開にさせた制御部100は、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された開時間の経過待ちとなる(ステップS105)。
これにより、第2蒸気供給弁23aを開時間が経過するまで開にさせることにより、第2蒸気供給管23を通過した加圧蒸気が、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過して上記ステップS101で供給した湯をブローすることができる。
開時間が経過した場合(ステップS105:Yes)、制御部100は、第2蒸気供給弁23aに閉指令を送出して第2蒸気供給弁23aを閉にさせ(ステップS106)、その後に手順をリターンさせて今回のプレリンス処理を終了する。
このようにしてプレリンス処理を実施した制御部100は、アルカリ洗浄処理を実施する(ステップS200)。
図7は、図5に示すアルカリ洗浄処理の処理内容を示すフローチャートである。このアルカリ洗浄処理において制御部100は、切換バルブ62aに指令を送出することでアルカリ性洗浄原液が洗浄原液供給管62を通過するように切換バルブ62aを制御し(ステップS201)、洗浄湯ポンプ64aに駆動指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動させる(ステップS202)。
これにより湯タンク25より洗浄湯供給管64を通じて湯が洗浄湯として拡散部61に供給される。拡散部61に供給された湯は、拡散部61の内部を該拡散部61の中心軸Lに沿って上方から下方に向けて流れ、吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過する。
その後に制御部100は、洗浄原液供給ポンプ62bに対して駆動指令を断続的に送出することで洗浄原液供給ポンプ62bを間欠駆動させ(ステップS203)、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された駆動時間の経過待ちとなる(ステップS204)。
これによりアルカリ性洗浄原液は、洗浄原液供給管62を通過した後に洗浄原液逆止弁70の吐出開口71より間欠的に拡散部61の内部に吐出されることで、該拡散部61に間欠的に供給される。このようにして拡散部61に間欠的に供給されたアルカリ性洗浄原液は、該拡散部61の内部を上方から下方に向けて流れる湯に衝突して該湯に拡散された状態となる。これにより、アルカリ性洗浄原液は、湯に拡散された状態で吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過した後、飲料供給経路を構成する第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過する。
駆動時間が経過した場合(ステップS204:Yes)、制御部100は、洗浄原液供給ポンプ62bに駆動停止指令を送出して洗浄原液供給ポンプ62bを駆動停止にさせるとともに(ステップS205)、洗浄湯ポンプ64aに駆動停止指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動停止にさせ(ステップS206)、第2蒸気供給弁23aに開指令を与えて第2蒸気供給弁23aを開にさせる(ステップS207)。このように第2蒸気供給弁23aを開にさせた制御部100は、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された開時間の経過待ちとなる(ステップS208)。
これにより、第2蒸気供給弁23aを開時間が経過するまで開にさせることにより、第2蒸気供給管23を通過した加圧蒸気が、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過して上記ステップS201〜ステップS206で供給したアルカリ性洗浄原液が拡散された湯をブローすることができる。
開時間が経過した場合(ステップS208:Yes)、制御部100は、第2蒸気供給弁23aに閉指令を送出して第2蒸気供給弁23aを閉にさせ(ステップS209)、その後に手順をリターンさせて今回のアルカリ洗浄処理を終了する。
このようにしてアルカリ洗浄処理を実施した制御部100は、アルカリ洗浄リンス処理を実施する(ステップS300)。
図8は、図5に示すアルカリ洗浄リンス処理の処理内容を示すフローチャートである。このアルカリ洗浄リンス処理において制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動指令を送出することで洗浄湯ポンプ64aを駆動させ(ステップS301)、内蔵する時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された駆動時間の経過待ちとなる(ステップS302)。
これにより湯タンク25より洗浄湯供給管64を通じて湯がリンス湯として拡散部61に供給される。拡散部61に供給された湯は、拡散部61の内部を該拡散部61の中心軸Lに沿って上方から下方に向けて流れ、吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過する。洗浄供給管63を通過した湯は、リンス湯として、飲料供給経路を構成する第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過する。
駆動時間が経過した場合(ステップS302:Yes)、制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動停止指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動停止にさせ(ステップS303)、第2蒸気供給弁23aに開指令を与えて第2蒸気供給弁23aを開にさせる(ステップS304)。このように第2蒸気供給弁23aを開にさせた制御部100は、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された開時間の経過待ちとなる(ステップS305)。
これにより、第2蒸気供給弁23aを開時間が経過するまで開にさせることにより、第2蒸気供給管23を通過した加圧蒸気が、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過して上記ステップS301で供給した湯(リンス湯)をブローすることができる。
開時間が経過した場合(ステップS305:Yes)、制御部100は、第2蒸気供給弁23aに閉指令を送出して第2蒸気供給弁23aを閉にさせ(ステップS306)、その後に手順をリターンさせて今回のアルカリ洗浄リンス処理を終了する。
このようにしてアルカリ洗浄リンス処理を実施した制御部100は、酸洗浄処理を実施する(ステップS400)。
図9は、図5に示す酸洗浄処理の処理内容を示すフローチャートである。この酸洗浄処理において制御部100は、切換バルブ62aに指令を送出することで酸性洗浄原液が洗浄原液供給管62を通過するように切換バルブ62aを制御し(ステップS401)、洗浄湯ポンプ64aに駆動指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動させる(ステップS402)。
これにより湯タンク25より洗浄湯供給管64を通じて湯が洗浄湯として拡散部61に供給される。拡散部61に供給された湯は、拡散部61の内部を該拡散部61の中心軸Lに沿って上方から下方に向けて流れ、吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過する。
その後に制御部100は、洗浄原液供給ポンプ62bに対して駆動指令を断続的に送出することで洗浄原液供給ポンプ62bを間欠駆動させ(ステップS403)、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された駆動時間の経過待ちとなる(ステップS404)。
これにより酸性洗浄原液は、洗浄原液供給管62を通過した後に洗浄原液逆止弁70の吐出開口71より間欠的に拡散部61の内部に吐出されることで、該拡散部61に間欠的に供給される。このようにして拡散部61に間欠的に供給された酸性洗浄原液は、該拡散部61の内部を上方から下方に向けて流れる湯に衝突して該湯に拡散された状態となる。これにより、酸性洗浄原液は、湯に拡散された状態で吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過した後、飲料供給経路を構成する第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過する。
駆動時間が経過した場合(ステップS404:Yes)、制御部100は、洗浄原液供給ポンプ62bに駆動停止指令を送出して洗浄原液供給ポンプ62bを駆動停止にさせるとともに(ステップS405)、洗浄湯ポンプ64aに駆動停止指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動停止にさせ(ステップS406)、第2蒸気供給弁23aに開指令を与えて第2蒸気供給弁23aを開にさせる(ステップS407)。このように第2蒸気供給弁23aを開にさせた制御部100は、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された開時間の経過待ちとなる(ステップS408)。
これにより、第2蒸気供給弁23aを開時間が経過するまで開にさせることにより、第2蒸気供給管23を通過した加圧蒸気が、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過して上記ステップS401〜ステップS406で供給した酸性洗浄原液が拡散された湯をブローすることができる。
開時間が経過した場合(ステップS408:Yes)、制御部100は、第2蒸気供給弁23aに閉指令を送出して第2蒸気供給弁23aを閉にさせ(ステップS409)、その後に手順をリターンさせて今回の酸洗浄処理を終了する。
このようにして酸洗浄処理を実施した制御部100は、酸洗浄リンス処理を実施する(ステップS500)。
図10は、図5に示す酸洗浄リンス処理の処理内容を示すフローチャートである。この酸洗浄リンス処理において制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動指令を送出することで洗浄湯ポンプ64aを駆動させ(ステップS501)、内蔵する時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された駆動時間の経過待ちとなる(ステップS502)。
これにより湯タンク25より洗浄湯供給管64を通じて湯がリンス湯として拡散部61に供給される。拡散部61に供給された湯は、拡散部61の内部を該拡散部61の中心軸Lに沿って上方から下方に向けて流れ、吐出口612aより洗浄供給管63に吐出され、洗浄供給管63を通過する。洗浄供給管63を通過した湯は、リンス湯として、飲料供給経路を構成する第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過する。
駆動時間が経過した場合(ステップS502:Yes)、制御部100は、洗浄湯ポンプ64aに駆動停止指令を送出して洗浄湯ポンプ64aを駆動停止にさせ(ステップS503)、第2蒸気供給弁23aに開指令を与えて第2蒸気供給弁23aを開にさせる(ステップS504)。このように第2蒸気供給弁23aを開にさせた制御部100は、時計部を通じて時間の計測を開始し、予め設定された開時間の経過待ちとなる(ステップS505)。
これにより、第2蒸気供給弁23aを開時間が経過するまで開にさせることにより、第2蒸気供給管23を通過した加圧蒸気が、第1接続部26、液供給管27、ミキシング部50、飲料送出管51、フォーミング部52、飲料導出通路及びノズル部54を通過して上記ステップS501で供給した湯(リンス湯)をブローすることができる。
開時間が経過した場合(ステップS505:Yes)、制御部100は、第2蒸気供給弁23aに閉指令を送出して第2蒸気供給弁23aを閉にさせ(ステップS506)、洗浄湯ポンプ64aの駆動回数が予め設定された所定回数であるm回数に達したか否かを確認する(ステップS507)。
洗浄湯ポンプ64aの駆動回数がm回数に達していない場合(ステップS507:No)、制御部100は、上述したステップS501〜ステップS506の処理を繰り返す。その一方、洗浄湯ポンプ64aの駆動回数がm回数に達している場合(ステップS507:Yes)、制御部100は、図示せぬ上位機器、あるいは図示せぬ表示部に洗浄完了信号を送出し(ステップS508)、その後に手順をリターンさせて今回の酸洗浄リンス処理を終了する。このようにして酸洗浄リンス処理を実施することで、上記洗浄制御処理の処理の手順をリターンさせて今回の洗浄制御処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態である洗浄部60によれば、制御部100が、洗浄指令が与えられた場合に、湯タンク25から飲料供給経路に湯を供給するとともに、洗浄原液収納部65,66に収納された洗浄原液(アルカリ性洗浄原液、酸性洗浄原液)を間欠的に供給することで該洗浄原液を該湯に拡散させた状態で飲料供給経路に供給するので、洗浄原液と洗浄湯とを混合させる容器を必要とせず、しかも洗浄原液と洗浄湯とを混合させて洗浄液を生成する時間を必要としない。従って、洗浄時間の短縮化を図りつつ、装置全体の大型化を抑制することができる。
特に拡散部61は、円筒状の側部611と、下方に向かうに連れてその横断面積が漸次小さくなる態様で中央部分が最下位となる円錐状の形態を成す底部612とを有しており、該底部612に吐出口612aが設けられているので、洗浄湯に洗浄原液を良好に拡散させることができる。
上記洗浄部60によれば、アルカリ性洗浄原液と酸性洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給経路である洗浄原液供給管62に設けられた切換バルブ62aが、アルカリ性洗浄原液と酸性洗浄原液とのいずれかが洗浄原液供給管62を通過することを許容するもので、制御部100が、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブ62aの開閉状態を制御して、アルカリ性洗浄原液を供給させた後に酸性洗浄原液を供給させるので、洗浄原液供給管62に設けられた洗浄原液供給ポンプ62bに該アルカリ性洗浄原液が残留することを規制することができ、これにより、洗浄原液供給ポンプ62bを構成する例えばフッ素系ゴム等のゴム材が比較的早期に劣化してしまうことを防止することができ、使用寿命の低下を抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、牛乳を乳飲料の一例として用いていたが、本発明においては、豆乳等の乳飲料を用いても構わない。
上述した実施の形態では、第1接続部26と第2接続部33とを切り離して第3接続部68を第1接続部26と接続させてから飲料供給経路の洗浄を行うようにしたが、本発明においては、第1接続部26と、第2接続部33及び第3接続部68とが互いに接続された状態で飲料供給経路の洗浄を行ってもよい。これによれば、第2接続部33を第1接続部26から切り離して第3接続部68を第1接続部26に接続させる必要がなく、飲料供給経路の洗浄をより簡単に行うことができる。
上述した実施の形態では、制御部100が、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブ62aの開閉状態を制御して、アルカリ性洗浄原液を供給させた後に酸性洗浄原液を供給させることにより、洗浄原液供給ポンプ62bに該アルカリ性洗浄原液が残留することを規制していたが、本発明においては、制御部が、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブの開閉状態を制御して、洗浄原液供給経路に配設された供給ポンプ(洗浄原液供給ポンプ62b)にアルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することができれば、種々の構成を採用することができる。
すなわち、図11に示すように、洗浄原液供給管62′は、一端が3つに分岐しており、一つが第1洗浄原液収納部65に接続され、それとは異なる1つが第2洗浄原液収納部66に接続され、最後の1つが水を収納する水収納部67に接続されている。この洗浄原液供給管62′は、上述した洗浄原液供給管62と同様に、図には明示しないが、他端が拡散部61の側部611に接続されている。そのような洗浄原液供給管62′の途中に設けられた切換バルブ62cは、洗浄原液供給管62′における分岐点に設けてあり、制御部100から与えられる指令に応じて、アルカリ性の洗浄原液、酸性の洗浄原液及び水のいずれか一方が該洗浄原液供給管62′を通過することを許容する選択手段である。これによれば、制御部100が、洗浄指令が与えられた場合に、切換バルブ62cの開閉状態を制御して、アルカリ性の洗浄原液を供給させた後に酸性の洗浄原液を供給させ、その後に水を供給させることで、洗浄原液供給ポンプ62bに該アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することができる。
上述した実施の形態では、拡散部61にて湯に対して洗浄原液(アルカリ性洗浄原液、酸性洗浄原液)を拡散させたが、本発明においては、湯に対して洗浄原液を混合させて洗浄液を生成し、該洗浄液を飲料供給経路に供給して洗浄を行ってもよい。
1…飲料供給装置、20…蒸気供給部、21…蒸気タンク、24…湯供給管、25…湯タンク、26…第1接続部、27…液供給管、30…原液供給部、40…空気供給部、50…ミキシング部、51…飲料送出管、52…フォーミング部、54…ノズル部、60…洗浄部(洗浄装置)、61…拡散部、62…洗浄原液供給管、62a…切換バルブ、62b…洗浄原液供給ポンプ、63…洗浄供給管、63a…洗浄逆止弁、64…洗浄湯供給管、64a…洗浄湯ポンプ、65…第1洗浄原液収納部、66…第2洗浄原液収納部、100…制御部、C…カップ。
Claims (3)
- 容器に対して飲料供給経路を通じて飲料を供給する飲料供給装置に適用され、かつ洗浄指令が与えられた場合に、洗浄原液収納部に収納されたアルカリ性の洗浄原液と酸性の洗浄原液とを別個に貯湯部に貯留された湯とともに前記飲料供給経路に供給することにより、該飲料供給経路を洗浄する洗浄装置であって、
前記アルカリ性の洗浄原液と、前記酸性の洗浄原液とを供給するための共通の洗浄原液供給経路と、
前記洗浄原液供給経路に設けられ、かつ前記アルカリ性の洗浄原液と前記酸性の洗浄原液とのいずれかが前記洗浄原液供給経路を通過することを許容する切換バルブと、
前記洗浄原液供給経路に設けられ、駆動する場合に、前記切換バルブにより選択された洗浄原液を前記飲料供給経路に供給する供給ポンプと、
前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記供給ポンプに前記アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制する制御部と
を備えたことを特徴とする洗浄装置。 - 前記制御部は、前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記アルカリ性の洗浄原液を供給させた後に前記酸性の洗浄原液を供給させることにより該供給ポンプに該アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
- 前記切換バルブは、前記アルカリ性の洗浄原液、前記酸性の洗浄原液及び水のいずれかが前記洗浄原液供給経路を通過することを許容するものであり、
前記制御部は、前記洗浄指令が与えられた場合に、前記切換バルブの開閉状態を制御して、前記アルカリ性の洗浄原液を供給させた後に前記酸性の洗浄原液を供給させ、その後に前記水を供給させることで、該供給ポンプに該アルカリ性の洗浄原液が残留することを規制することを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
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