JP2021062725A - 車両用空調装置 - Google Patents

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翔 江川
Sho Egawa
翔 江川
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Abstract

【課題】車両用空調装置において、エアミックスダンパ機構の大型化を防止する。【解決手段】空気が案内される空気流路が形成されるケース2と、前記空気流路に設けられ前記空気を冷却する冷却器3と、前記冷却器3の下流側に設けられ空気を加熱する加熱器4と、車室内への吹出口を切り替えるモードダンパ6とを備える車両用空調装置1において、前記冷却器3及び前記加熱器4が、前記空気が通過する前記冷却器3の面と前記加熱器4の面とが直交するように配置され、前記冷却器3と前記加熱器4の下流側かつ前記モードダンパ6の上流側に、前記冷却器3のみを通過した前記空気と前記加熱器4を通過した前記空気との混合割合を調節するスライドダンパ5aを有するエアミックスダンパ機構5を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、エバポレータとヒータコアとを有する車両用空調装置が開示されている。この特許文献1においては、ヒータコアがエバポレータに対して角度直交になるように配置されている。さらに、ヒータコア及びエバポレータと吹出口を切り替える回転軸を中心として遮蔽面が円軌道で動作するロータリー形状のモードダンパとの間には、冷却流路と加熱流路とを切り替えるためにモードダンパと同軸を中心として動作するロータリー形状のエアミックスダンパが配置されている。
特開2017−128219号公報
上記のように、ヒータコアとエバポレータとが角度を形成するような配置は、ヒータコアとエバポレータとが平行に配置されるレイアウトと比較して、ヒータコア下流側における空気の流れが蛇行せず、圧力損失が低い傾向がある。しかしながら、エバポレータ及びヒータコアとモードダンパとの間にモードダンパと同軸のロータリー形状のエアミックスダンパを設けると、エアミックスダンパの軌道がモードダンパの軌道の同心円状となり、最適な配風が可能な軌道でエアミックスダンパ動作させることができないうえ円軌道のロータリーダンパの軌道を収めるため車両の前後方向において大型化する傾向がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、車両用空調装置において、エアミックスダンパ機構の大型化を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、空気が案内される空気流路が形成されるケースと、前記空気流路に設けられ前記空気を冷却する冷却器と、前記冷却器の下流側に設けられ空気を加熱する加熱器と、車室内への吹出口を切り替えるモードダンパとを備える車両用空調装置において、前記冷却器及び前記加熱器が、前記空気が通過する前記冷却器の面と前記加熱器の面とが直交するように配置され、前記冷却器及び前記加熱器の下流側かつ前記モードダンパの上流側に、前記冷却器のみを通過した前記空気と前記加熱器を通過した前記空気との混合割合を調節するスライドダンパを有するエアミックスダンパ機構を備える、という構成を採用する。
本発明によれば、送風が通過する冷却器の面と加熱器の面との空気の流れとが直交するように配置された場合において、冷却器と加熱器の下流側かつモードダンパの上流側にスライドダンパを配置する。これにより、モードダンパの軌跡に限定されることなくスライドダンパを冷却器と加熱器とのモードダンパとの間に配置することができる。すなわち、冷却器及び加熱器とモードドアとの間にロータリーダンパのモードドアを配置する場合と比較して、圧力損失の低減を維持しつつ車両の前後方向における必要スペースを低減かつ、最適な配風を達成することができる。したがって、エアミックスダンパ機構の大型化を防止できる。
本発明の一実施形態における車両用空調装置の概略構成を模式的に示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空調装置の一実施形態について説明する。
本実施形態の車両用空調装置1は、図1に示すように、ケース2と、エバポレータ(冷却器)3と、ヒータコア(加熱器)4と、エアミックスダンパ機構5と、モードダンパ6とを備えている。
ケース2は、本実施形態の車両用空調装置1の外形を形作り、エバポレータ3及びヒータコア4等を内部に収容している。このケース2の内部には、空気流路として、エバポレータ3が設置される冷却流路R1と、ヒータコア4が設置される加熱流路R2とが形成されている。また、ケース2は、車両の窓ガラス等に向けて供給する調和空気を吐出するデフロスタ開口Kaと、乗員の顔付近に向けて供給する調和空気を吐出するフェイス開口Kbと、乗員の足元に向けて供給する調和空気を吐出するフット開口Kcとが設けられている。なお、デフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcには、それぞれの開口の開閉を行う不図示のバタフライダンパが設けられている。
エバポレータ3は、車両に搭載される冷凍サイクルの一部であり、ケース2の冷却流路の内部に配置されている。このエバポレータ3は、不図示の送風機により冷却流路R1内に供給された空気を冷却して冷風を生成する。
ヒータコア4は、ケース2の加熱流路R2の内部に配置されており、エバポレータ3で生成された冷風の一部あるいは全部を加熱することによって暖風を生成するものである。このようなヒータコア4は、エバポレータ3の吹き出し口に対して、吹き出し口が角度を形成するように配置されている。すなわち、ヒータコア4は、エバポレータ3に対して略直交するように配置されることで、加熱流路(ヒータコア4を通過する空気の流れ方向)が冷却流路(エバポレータ3を通過する空気の流れ方向)に対して交差するように設定されている。
エアミックスダンパ機構5は、エバポレータ3の吹き出し口(下流側)と、ヒータコア4の吹き出し口(下流側)との双方の近傍に配置されている。このようなエアミックスダンパ機構5は、スライドダンパ5aと、駆動ギア5bとを有している。スライドダンパ5aは、断面において円弧状とされる曲面状の板部材である。このスライドダンパ5aは、駆動ギア5bにより円弧状にスライド可能とされている。駆動ギア5bは、スライドダンパ5aの図1における上側に配置され、スライドダンパ5aに噛合されている。そして、駆動ギア5bは、外部の動力により回転されることで、スライドダンパ5aを移動させる。このようなエアミックスダンパ機構5は、外部から伝達される動力によって、スライドダンパ5aの姿勢を調整することで、冷却流路R1と加熱流路R2との開口割合を調整し、エバポレータ3のみを通過した空気とヒータコア4を通過した空気との混合割合を調節する。
モードダンパ6は、デフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcに対応して設けられる回転部材である。モードダンパ6は、回転されることにより、デフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcの各々の開口度合を変更可能としている。
このような車両用空調装置1の動作を説明する。
ベントモードにおいては、図1の実線で示すように、スライドダンパ5aがヒータコア4の吹き出し口を閉鎖する姿勢とされる。この状態では、エバポレータ3の吹き出し口が完全に開放された状態となる。すなわち、冷却流路R1が開放状態かつ加熱流路R2が閉鎖状態となり、低温の空気がデフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcから放出される。
ヒートモードにおいては、図1の2点鎖線で示すように、スライドダンパ5aがエバポレータ3の吹き出し口を閉鎖する姿勢とされる。この状態では、ヒータコア4の吹き出し口が完全に開放された状態となる。すなわち、冷却流路R1が閉鎖状態かつ加熱流路R2が開放状態となり、高温の空気がデフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcから放出される。
このような本実施形態に係る車両用空調装置1によれば、送風が通過するエバポレータ3の面とヒータコア4の面との空気の流れとが直交するように配置された場合において、エバポレータ3とヒータコア4の下流側かつモードダンパ6の上流側にスライドダンパ5aを配置する。これにより、モードダンパ6の軌跡に限定されることなくスライドダンパ5aをエバポレータ3とヒータコア4とのモードダンパ6との間に配置することができる。すなわち、エバポレータ3及びヒータコア4とモードドアとの間にロータリーダンパのモードドアを配置する場合と比較して、圧力損失の低減を維持しつつ車両の前後方向における必要スペースを低減しつつ、最適な配風を達成することができる。したがって、エアミックスダンパ機構5の大型化を防止できる。
また、本実施形態に係る車両用空調装置1によれば、エバポレータ3の流れ方向とヒータコア4の流れ方向とが角度を形成するように配置され、さらに、スライドダンパ5aがヒータコア4の下流側に配置されている。これにより、加熱流路R2の流れが蛇行せずに直線状となり、加熱流路R2における圧力損失を低減することが可能である。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
上記実施形態においては、駆動ギア5bは、スライドダンパ5aの上側に配置されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、駆動ギア5bは、スライドダンパ5aの下側(すなわち、ヒータコア4とスライドダンパ5aとの間)に配置されるものとしてもよい。この場合、スライドダンパ5aの下流側の空間をより広く形成することが可能である。したがって、スライドダンパ5aの下流側における加熱空気と冷却空気の混合が促進されると共に、通気抵抗が低減される。
なお、本実施の形態ではモードダンパ6は円軌道で遮蔽面が動くロータリーダンパを用いているが、それに限定されることなく、ガイドレール上を動くスライドダンパ等を用いても良い。
1 車両用空調装置
3 エバポレータ
4 ヒータコア
5 エアミックスダンパ機構
5a スライドダンパ
6 モードダンパ

Claims (1)

  1. 空気が案内される空気流路が形成されるケースと、前記空気流路に設けられ前記空気を冷却する冷却器と、前記冷却器の下流側に設けられ空気を加熱する加熱器と、車室内への吹出口を切り替えるモードダンパとを備える車両用空調装置において、
    前記冷却器及び前記加熱器が、前記空気が通過する前記冷却器の面と前記加熱器の面とが直交するように配置され、
    前記冷却器及び前記加熱器の下流側かつ前記モードダンパの上流側に、前記冷却器のみを通過した前記空気と前記加熱器を通過した前記空気との混合割合を調節するスライドダンパを有するエアミックスダンパ機構を備える
    ことを特徴とする車両用空調装置。
JP2019188040A 2019-10-11 2019-10-11 車両用空調装置 Pending JP2021062725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4282677A1 (en) 2022-05-27 2023-11-29 Valeo Systemes Thermiques Vehicular air conditioner

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